JPH0476343A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0476343A
JPH0476343A JP2188455A JP18845590A JPH0476343A JP H0476343 A JPH0476343 A JP H0476343A JP 2188455 A JP2188455 A JP 2188455A JP 18845590 A JP18845590 A JP 18845590A JP H0476343 A JPH0476343 A JP H0476343A
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JP
Japan
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indoor
unit
indoor unit
check
temperature
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JP2188455A
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English (en)
Inventor
Norihisa Hasegawa
徳久 長谷川
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、1台の室外ユニットおよび複数台の室内ユ
ニットからなるマルチタイプの空気調和機に関する。
(従来の技術) 空気調和機として、1台の室外ユニットおよび複数台の
室内ユニットからなり、各室内ユニットからの指令信号
に基づいて各室内ユニットの単独運転または並列運転を
実行するものがある。−例を第4図に示す。
図中、Aは室外ユニットで、能力可変圧縮機および室外
熱交換器を有している。この室外ユニットAに分岐ユニ
ットBを介して複数台の室内ユニットC,,C2、C3
を配管接続およ□び信号線接続(渡り線接続とも称す)
している。これら室内ユニー/ )CI 、C2、C3
はそれぞれ室内熱交換器を有している。
室内ユニットc、I  c21  c3は、運転条件等
の指令信号を分岐ユニットBへ送るとともに、それぞれ
の空調負荷に応じた要求能力を周波数設定信号fl+ 
 f2+  f3として分岐ユニットBへ送る機能を有
する。
分岐ユニットBは、送られてくる指令信号に基づく運転
制御指令を室外ユニットAに送るとともに、送られてく
る周波数設定信号fl、f2゜f3から各室内ユニット
の要求能力を求め、その総和に対応する周波数設定信号
fOを室外ユニットAに送る機能を有する。
室外ユニットAは、送られてくる運転制御指令に応じて
、かつ送られてくる周波数設定信号f。
に応じて各圧縮機の運転台数および運転周波数を制御す
る。
(発明が解決しようとする課題) 一般に、空気調和機は、建物への据え付は時に配管接続
および信号線接続を施すのが普通である。
このため、上記のように複数台の室内ユニットを有する
マルチタイプの空気調和機では、据え付は時の配管接続
および信号線接続にうっかり誤りを生じることがある。
このような誤接続を起こしたままでは、当然ながら適正
な運転が困難である。
そこで、据え付は完了後、作業員は各室内ユニットのリ
モコンを操作して各室内ユニットを単独運転させ、配管
接続および信号線接続の正誤をチエツクする作業が必要
となる。
しかしながら、上記のチエツクでは、作業員は各室内ユ
ニットの据え付は場所まで何度も出向かなければならず
、チエツクに長い時間と手間がかかるという不具合があ
る。
この発明は上記の事情を考慮したもので、その目的とす
るところは、室外ユニットに対する各室内ユニットの接
続に誤りがあるかどうかを的確にしかも自動的に捕らえ
て知らせることができ、据え付は時の作業能率の向上を
可能とする空気調和機を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、能力可変圧縮機を有する1台の室外ユニッ
トに分岐ユニットを介して複数台の室内ユニットを配管
接続および信号線接続し、各室内ユニットの単独運転ま
たは並列運転を実行する空気調和機において、前記各室
内ユニットにそれぞれ設けた複数の温度センサと、チェ
ックモードを設定する手段と、このチェックモードの設
定時に前記能力可変圧縮機を所定能力で運転し且つ各室
内ユニットに所定量の冷媒を一定時間ずつ順次に流す手
段と、前記チェックモードの設定時、前記各温度センサ
の検知温度の変化の有無を監視して前記室外ユニットに
対する各室内ユニットの接続が正常か否か判定する手段
と、前記チェックモードの設定時、前記各温度センサの
検知温度に変化が無ければ前記能力可変圧縮機の能力を
変更し且つ各室内ユニットに流す冷媒の量を変更して前
記判定を繰り返す手段と、前記判定結果を報知する手段
とを備える。
(作用) チェックモードを設定すると、能力可変圧縮機が所定能
力で運転オンし、各室内ユニットに所定量の冷媒が一定
時間ずつ順次に流れる。このとき、各室内ユニットに設
けた温度センサの検知温度の変化の有無を監視し、各室
内ユニットの接続が正常か否か判定する。仮に、各温度
センサの検知温度に変化が無ければ、能力可変圧縮機の
能力を変更し且つ各室内ユニットに流す冷媒の量を変更
し、判定を繰り返す。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。なお、図面において第4図と同一部分には同一符
号を付し、その説明は省略する。
第1図に示すように、室外ユニットAは2台の能力可変
圧縮機1.2を備えている。
この圧縮機1.2の吐出口に逆止弁3.4および四方弁
5を介して室外熱交換器6を接続する。
この室外熱交換器6に、暖房用膨張弁7と冷房サイクル
形成用逆止弁8の並列回路、リキッドタンり9、電動式
流量調整弁(パルスモータバルブ;以下、PMVと略称
する)11,21,31、冷房用膨張弁12,22.3
2と暖房サイクル形成用逆止弁1B、23.33の並列
回路を介し、室内熱交換器14,24.34をそれぞれ
接続する。
そして、室内熱交換器14,24.34を上記四方弁5
およびアキュームレータ10を介して圧縮機1.2の吸
込側に接続する。
こうして、ヒートポンプ式冷凍サイクルを構成している
。つまり、冷房運転時は図示実線矢印の方向に冷媒を流
して冷房サイクルを形成し、暖房運転時は四方弁5の切
換により図示破線矢印の方向に冷媒を流して暖房サイク
ルを形成する。
冷房用膨張弁12,22.32はそれぞれ感温筒12a
、22a、32aを有しており、これら感温筒を分岐ユ
ニットBのガス側分岐配管にそれぞれ取付ける。
上記室内熱交換器14,24.34に、温度センサ15
,25.35をそれぞれ取り付ける。
圧縮機1の吐出口と逆止弁3との間の吐出側配管にオイ
ルセパレータ41を設け、そのオイルセパレータ41か
ら圧縮機1の吸込側配管にかけてオイルバイパス42を
設ける。
圧縮機2の吐出口と逆止弁4との間の吐出側配管にオイ
ルセパレータ43を設け、そのオイルセパレータ43か
ら圧縮機2の吸込側配管にかけてオイルバイパス44を
設ける。
制御回路を第2図に示す。
室外ユニットAは、マイクロコンピュータおよびその周
辺回路からなる室外制御部50を備える。この室外制御
部50に、インバータ回路51゜52、チェックモード
を設定するためのチエツクスイッチ54、および報知手
段であるところの表示器55を接続する。
インバータ回路51.52は、交流電源53の電圧を整
流し、それを室外制御部50の指令に応じた所定周波数
(およびレベル)の交流電圧に変換し、圧縮機モータI
M、2Mにそれぞれ駆動電力として供給するものである
表示器55は、室内ユニットC1,C2,C3の接続が
正常である旨および誤りである旨をそれぞれ色違いで報
知する二種類の発光ダイオードを各室内ユニットごとに
対応して有する。
分岐ユニットBは、マイクロコンピュータおよびその周
辺回路からなるマルチ制御部60を備える。コノマルチ
制御部60に、PMVII、21゜31を接続する。
室内ユニットC1r  C2+  03は、それぞれマ
イクロコンピュータおよびその周辺回路からなる室内制
御部70,80.90を備える。これら室内制御部に、
リモートコントロール式の運転操作部(以下、リモコン
と略称する)71,81゜91、室内温度センサ72,
82,92、および上記温度センサ15,25.35を
それぞれ接続する。
そして、室内制御部70,80.90は、次の機能手段
を有している。
■操作部71.81.91の操作に基づく運転条件等の
指令信号を分岐ユニットBへ送る手段。
■操作部71,81.91で設定される設定室内温度と
室内温度センサ72,82.92の検知温度との差を空
調負荷として求める手段。
■空調負荷に対応する要求能力を周波数設定信号fl+
  f2+  f3として分岐ユニットBへ送る手段。
■接続されている温度センサ(15,25゜35)の検
知温度が設定値(たとえば−2℃)以下に下がると、室
内熱交換器の凍結防止のためのレリース信号をマルチ制
御部6oに送る手段。
マルチ制御部60は、次の機能手段を有している。
■室内ユニットCI +  c2+ C3からの指令信
号に基づく運転制御指令を室外ユニットAに送る手段。
■室内ユニットC1,C2,C3からの周波数設定信号
f、、f2.f、がら各室内ユニットの要求能力を求め
、その総和に対応する周波数設定信号f。を室外ユニッ
トAに送る手段。
■室内ユニットC1,C2,C3の要求能力にそれぞれ
応じてPMVII、21.31の開度を制御する手段。
■運転停止状態において、室外ユニットAからチエツク
指令信号を受けるとチェックモードを設定し、室外ユニ
ットAを運転オン(圧縮機1゜2の所定能力による冷房
運転)してPMVII。
21.31を一定時間ずつ順次に所定開度に開き、室内
ユニットC,,C2,c3に所定量の冷媒を順次に流す
手段。
■チェックモードの設定時、温度センサ15゜25.3
5の検知温度を監視し、その検知温度の変化の有無を監
視して室内ユニットC1+  C2。
C3の接続が正常か否か判定する手段。
■チェックモードの設定時、各温度センサ15゜25.
35の検知温度に変化が無ければ圧縮機1゜2の能力を
変更し、かつPMVll、21.31の開度(つまり室
内ユニットc、、c2.C3に流す冷媒の量)を変更し
、前記判定を所定時間だけ延長する手段。
■判定結果を室外制御部50に送る手段。
室外制御部50は、次の機能手段を有している。
■マルチ制御部60からの運転制御指令および周波数設
定信号f。に応じて圧縮機1,2の運転台数および運転
周波数F(インバータ回路51゜52の出力周波数)を
制御する手段。
■マルチ制御部60からの運転制御指令に応じて四方弁
5を切換制御する手段。
■運転停止時、チエツクスイッチ54のオン操作に応答
してチェックモードを設定し、圧縮機1゜2の所定能力
による運転を開始するとともに、マルチ制御部60にチ
エツク指令信号を送信する手段。
■運転中にチエツクスイッチ54がオン操作された場合
、内部の再起動防止タイマの作動による一定時間t。後
にチェックモードを設定し、圧縮機1.2の所定能力に
よる運転を開始するとともに、マルチ制御部60にチエ
ツク指令信号を送信する手段。
■チェックモードの設定時、マルチ制御部60から送ら
れてくる判定結果を報知するべく表示器55の各発光ダ
イオードを発光制御する手段。
■マルチ制御部60からのチエツク完了信号に応答して
チェックモードを解除し、圧縮機1,2の運転を終了す
る手段。
つぎに、上記の構成において第3図のフローチャートを
参照しながら作用を説明する。
運転中、室外ユニットAのチエツクスイッチ54をオン
すると、運転が停止され、再起動防止タイマの作動によ
る一定時間to後にチェックモードが設定される。
このチェックモードでは、圧縮機1.2の所定能力の運
転が開始されるとともに、マルチ制御部60にチエツク
指令信号が送信される。
マルチ制御部60は、チエツク指令信号に応答し、先ず
系統番号nが1番目のPMVIIを所定開度まで開く。
室外ユニットAに対する室内ユニットC1の配管接続お
よび信号線接続が正常ならば、上記PMVIIの開放に
際し、室内熱交換器14を通して冷媒が流れ、温度セン
サ15の検知温度Tlが変化する。この場合、室内ファ
ンが動作していないので、速度センサ15の検知温度T
、は凍結防止用の設定値を下回り、室内ユニットC1か
らレリース信号が発せられる。
仮に、室内ユニットC1の配管接続および信号線接続に
誤りがあれば、上記PMVIIの開放に際し、温度セン
サ15の検知温度Tlに変化はなく、別の温度センサ2
5の検知温度T2または温度センサ35の検知温度T3
に変化が生じる。この場合、室内ユニットC2,C3の
いずれかからレリース信号が発せられる。
マルチ制御部60は、タイマカウントt1に基づく一定
時間ts1分にわたってレリース信号の入力を監視して
おり、室内ユニットC1用の端子にレリース信号が入力
されれば、室外ユニッ)Aに対する室内ユニットC1の
配管接続および信号線接続が正常であると判定する。
ただし、室内ユニットC2用または室内ユニットC3の
いずれかの端子にレリース信号が入ると、室外ユニット
Aに対する室内ユニットC1の配管接続および信号線接
続が誤りであると判定する。
なお、一定時間ts1分にレリース信号の入力が無けれ
ば、圧縮機1,2の運転周波数Fを増大方向に所定量だ
け変更し、かつPMVIIの開度を増大方向に所定量だ
け変更し、タイマカウントt2に基づく一定時間ts2
分(>ts1分)だけ上記判定を延長する。つまり、圧
縮機1,2の能力を増大し、かつ室内熱交換器C1に流
れる冷媒の量を増大し、再度の判定を行なう。
この再度の判定は、室内ユニットC1の接続配管が長か
ったり、周囲の温度変化に基づく負荷変動が起こるなど
してレリース信号の発生に支障が生じ得ることを考慮し
たものである。
一定時間tsI分において、室内ユニットC1用の端子
にレリース信号が入力されれば、室外ユニットAに対す
る室内ユニットC1の配管接続および信号線接続が正常
であると判定する。
一定時間ts1分において、室内ユニットC2用または
室内ユニットC3のいずれかの端子にレリース信号が入
ると、室外ユニッ)Aに対する室内ユニットC1の配管
接続および信号線接続が誤りであると判定する。
たたし、一定時間ts1分においてもレリース信号の人
力が無い場合、室外ユニット八に対する室内ユニットC
1の配管接続および信号線接続が誤りであると判定する
室内ユニットC1の接続に関する判定および表示か完了
すると、圧縮機1.2の運転周波数Fを元に戻すととも
に、系統番号nが2番目のPMV21を所定開度まで開
き、その30秒後にPMVllを閉じる。
室外ユニットAに対する室内ユニットC2の配管接続お
よび信号線接続が正常ならば、上記PMV21の開放に
際し、室内熱交換器24を通して冷媒が流れ、温度セン
サ25の検知温度T2が変化する。この場合、室内ファ
ンが動作していないので、速度センサ25の検知温度T
2は凍結防止用の設定値を下回り、室内ユニットC2か
らレリース信号が発せられる。
仮に、室内ユニットC2の配管接続および信号線接続に
誤りがあれば、上記PMV21の開放に際し、温度セン
サ25の検知温度T2に変化はなく、別の温度センサ1
5の検知温度T1または温度センサ35の検知温度T3
に変化が生じる。この場合、室内ユニットCI r  
C3のいずれかからレリース信号が発せられる。
マルチ制御部60は、タイマカウントt1に基づく一定
時間ts1分にわたってレリース信号の入力を監視して
おり、室内ユニットC2用の端子にレリース信号が入力
されれば、室外ユニットAに対する室内ユニットC2の
配管接続および信号線接続が正常であると判定する。
ただし、室内ユニットC1用または室内ユニットC3の
いずれかの端子にレリース信号が入ると、室外ユニット
Aに対する室内ユニットC2の配管接続および信号線接
続が誤りであると判定する。
なお、一定時間tS1分にレリース信号の入力が無けれ
ば、圧縮機1,2の運転周波数Fを増大方向に所定量だ
け変更し、かつPMV21の開度を増大方向に所定量だ
け変更し、タイマカウントt2に基づく一定時間t15
2分(>ts□分)だけ上記判定を延長する。つまり、
圧縮機1.2の能力を増大し、かつ室内熱交換器C1に
流れる冷媒の量を増大し、再度の判定を行なう。
この再度の判定は、室内ユニットC2の接続配管が長か
ったり、周囲の温度変化に基づく負荷変動が起こるなど
してレリース信号の発生に支障が生じ得ることを考慮し
たものである。
一定時間tsI分において、室内ユニットC2用の端子
にレリース信号が入力されれば、室外ユニットAに対す
る室内ユニットC2の配管接続および信号線接続が正常
であると判定する。
一定時間ts1分において、室内ユニットC1用または
室内ユニットC3のいずれかの端子にレリース信号が入
ると、室外ユニットAに対する室内ユニットC2の配管
接続および信号線接続が誤りであると判定する。
ただし、一定時間ts1分においてもレリース信号の入
力が無い場合、室外ユニットAに対する室内ユニットC
2の配管接続および信号線接続が誤りであると判定する
室内ユニットC2の接続に関する判定および表示が完了
すると、圧縮機1.2の運転周波数Fを元に戻すととも
に、系統番号nが3番目のPMV31を所定開度まで開
き、その30秒後にPMV21を閉じる。
室外ユニットAに対する室内ユニットC3の配管接続お
よび信号線接続が正常ならば、上記PMV31の開放に
際し、室内熱交換器34を通して冷媒が流れ、温度セン
サ35の検知温度T3か変化する。この場合、室内ファ
ンが動作していないので、速度センサ35の検知温度T
3は凍結防止用の設定値を下回り、室内ユニットC3か
らレリース信号が発せられる。
仮に、室内ユニットC3の配管接続および信号線接続に
誤りがあれば、上記PMV31の開放に際し、温度セン
サ35の検知温度T3に変化はなく、別の温度センサ1
5の検知温度T1または温度センサ25の検知温度T2
に変化が生じる。この場合、室内ユニットC1,C2の
いずれかからレリース信号が発せられる。
マルチ制御部60は、タイマカウントt1に基づく一定
時間ts1分にわたってレリース信号の入力を監視して
おり、室内ユニットC3用の端子にレリース信号が入力
されれば、室外ユニットAに対する室内ユニットC3の
配管接続および信号線接続が正常であると判定する。
ただし、室内ユニットC1用または室内ユニットC2の
いずれかの端子にレリース信号が入ると、室外ユニット
Aに対する室内ユニットC3の配管接続および信号線接
続が誤りであると判定する。
なお、一定時間ts1分にレリース信号の入力が無けれ
ば、圧縮機1.2の運転周波数Fを増大方向に所定量だ
け変更し、かつPMV31の開度を増大方向に所定量だ
け変更し、タイマカウントt2に基づく一定時間ts2
分(>ts1分)だけ上記判定を延長する。つまり、圧
縮機1,2の能力を増大し、かつ室内熱交換器C3に流
れる冷媒の量を増大し、再度の判定を行なう。
この再度の判定は、室内ユニットC2の接続配管が長か
ったり、周囲の温度変化に基づく負荷変動が起こるなど
してレリース信号の発生に支障が生じ得ることを考慮し
たものである◇ 一定時間ts1分において、室内ユニットC3用の端子
にレリース信号が人力されれば、室外ユニットAに対す
る室内ユニットC3の配管接続および信号線接続が正常
であると判定する。
一定時間ts1分において、室内ユニットCI用または
室内ユニットC2のいずれかの端子にレリース信号が入
ると、室外ユニットAに対する室内ユニットC3の配管
接続および信号線接続が誤りであると判定する。
ただし、一定時間ts1分においてもレリース信号の入
力が無い場合、室外ユニットAに対する室内ユニットC
3の配管接続および信号線接続が誤りであると判定する
室内ユニットC3の接続に関する判定および表示が完了
すると、圧縮機1,2の運転を停止するとともに、PM
V31を閉じる。
全ての室内ユニットに対するチエツクが完了したら、マ
ルチ制御部60の判定結果であるところの“正常接続″
または“誤り接続“のデータを室外ユニット八に送り、
同データを表示器55て室内ユニット別に表示する。
したがって、建物への据え付けが完了したとき、作業員
はチエツクスイッチ54をオン操作するだけで、室外ユ
ニットAに対する室内ユニットC3C2,C3の配管接
続および信号線接続に誤りがあるかどうかを室外ユニッ
トAの据え付は場所に居ながらにして容易かつ迅速に確
認することができる。すなわち、作業員にとってはいち
いち室内ユニットC1,C2,C3の据え付は場所まで
出向く必要が無くなり、チエツクに要する時間が大幅に
短縮され、作業能率の向上が図れる。
特に、室内ユニットC1,C2,C3の接続配管の長さ
や、周囲の温度変化に基づく負荷変動を考慮した再チエ
ツク機能を有するので、チエツクに対する信頼性の向上
が図れる。
なお、上記実施例では、室内ユニットが3台、圧縮機の
台数が2台の場合を例に説明したが、それら台数に限定
はない。
また、報知手段として発光ダイオードによる発光表示を
採用したが、発光ダイオードに限らずランプによる点灯
表示、あるいは液晶の文字表示を採用してもよく、さら
にはブザーや音声発生装置の採用も可能である。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、能力可変圧縮機を
有する1台の室外ユニットに分岐ユニットを介して複数
台の室内ユニットを配管接続および信号線接続し、各室
内ユニットの単独運転または並列運転を実行する空気調
和機において、前記各室内ユニットにそれぞれ設けた複
数の温度センサと、チェックモードを設定する手段と、
このチェックモードの設定時に前記能力可変圧縮機を所
定能力で運転し且つ各室内ユニットに所定量の冷媒を一
定時間ずつ順次に流す手段と、前記チェックモードの設
定時、前記各温度センサの検知温度の変化の有無を監視
して前記室外ユニットに対する各室内ユニットの接続が
正常か否か判定する手段と、前記チェックモードの設定
時、前記各温度センサの検知温度に変化が無ければ前記
能力可変圧縮機の能力を変更し且つ各室内ユニットに流
す冷媒の量を変更して前記判定を繰り返す手段と、前記
判定結果を報知する手段とを備えたので、室外ユニット
に対する各室内ユニットの接続に誤りがあるかどうかを
的確にしかも自動的に捕らえて知らせることができ、据
え付は時の作業能率の向上を可能とする空気調和機を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の冷凍サイクルの構成を
示す図、第2図は同実施例の制御回路の構成を示す図、
第3図は同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト、第4図は従来の空気調和機の構成を概略的に示す図
である。 1.2・・・能力可変圧縮機、14,24.34・・・
室内熱交換器、15,25.35・・・温度センサ、5
0・・・室外制御部、55・・・表示器(報知手段)、
60・・・マルチ制御部、70,80.90・・・室内
制御部、A・・・室外ユニット、B・・・分岐ユニット
、CI *  02 +  C3・・・室内ユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 能力可変圧縮機を有する1台の室外ユニットに分岐ユニ
    ットを介して複数台の室内ユニットを配管接続および信
    号線接続し、各室内ユニットの単独運転または並列運転
    を実行する空気調和機において、前記各室内ユニットに
    それぞれ設けた複数の温度センサと、チェックモードを
    設定する手段と、このチェックモードの設定時に前記能
    力可変圧縮機を所定能力で運転し且つ各室内ユニットに
    所定量の冷媒を一定時間ずつ順次に流す手段と、前記チ
    ェックモードの設定時、前記各温度センサの検知温度の
    変化の有無を監視して前記室外ユニットに対する各室内
    ユニットの接続が正常か否か判定する手段と、前記チェ
    ックモードの設定時、前記各温度センサの検知温度に変
    化が無ければ前記能力可変圧縮機の能力を変更し且つ各
    室内ユニットに流す冷媒の量を変更して前記判定を繰り
    返す手段と、前記判定結果を報知する手段とを具備した
    ことを特徴とする空気調和機。
JP2188455A 1990-07-17 1990-07-17 空気調和機 Pending JPH0476343A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05141819A (ja) * 1991-11-25 1993-06-08 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
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