JPH09234233A - 寝たきり病人用等の身辺介護装置 - Google Patents

寝たきり病人用等の身辺介護装置

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JPH09234233A
JPH09234233A JP8044608A JP4460896A JPH09234233A JP H09234233 A JPH09234233 A JP H09234233A JP 8044608 A JP8044608 A JP 8044608A JP 4460896 A JP4460896 A JP 4460896A JP H09234233 A JPH09234233 A JP H09234233A
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    • A61G7/02Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons with toilet conveniences, or specially adapted for use with toilets
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に寝たきり病人においては、身の回りの世
話が大変で、看護人にも多大な負担をかけがちであり、
これらの双方の負う心理的、経済的負担を軽減させ、病
にあっても快適な生活を維持できる支援装置などの登場
が期待されていた。 【解決手段】 浮き上げ機構27により使用者12の腰
部や臀部12aを浮き上がらせて日常の世話を容易にな
し得て、寝台部2が浴槽1内で就寝位置から椅子形をな
す使用位置に下降変位することに伴い、擦れ吸収装置に
よるスライド枠により背中や臀部12aの寝台部2に対
する無理な擦れを軽減でき、使い勝手が良いとともに、
快適でさえあり、さらには天蓋部材98により入浴など
に際しては使用者12は幌布部材によって全体的に覆わ
れるので、湯気が漏れ出ることが極力防がれるととも
に、外部から見られにくく安心して用を足せるといった
有用な効果を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自力で身動きがで
きない状態でも最少の人手で用便や入浴が行われるよう
に改良した寝たきり病人用等の身辺介護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自力で身動きができない状態の寝たきり
病人においては、献身的な家庭や病院での行き届いた介
護も、患者の体位変換ができず、床ずれになりやすい。
また、用便や入浴に多大な労力を有し、長期に付き添い
を配することは費用的にはもちろん、闘病に伴う病人自
身も心理的に負担を感じ、家族が不愉快な毎日を送る結
果になる。現在、用便においては便器の差し込み、腰掛
便器までの移動、オムツカバ−の取り付け、入浴におい
ては看護人の抱きかかえ、担架、リフト等で行っている
が病人本人も移動、入浴に非常に不安を感じるとともに
看護人の肉体的労力は限界を越えている。これが為に毎
日清潔で爽快に過ごしたい病人も自ずと入浴の回数が減
り、寝たきり病人特有の悪臭に悩まされているのが実情
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、人手を借りず
に略自動的に随意に用が足せて、極力人手を借りずに用
便や入浴といった身の回りの世話を済ますことのできる
寝たきり病人用等の身辺介護装置の登場が望まれてい
る。この事情はやがて老齢化社会を迎えなければならな
い内外を巡る客観情勢を考慮すると、看過することので
きない緊迫した必要性がある。
【0004】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
ので、その目的はほとんど付き添い無しで必要最少限で
用を足せて、あわせて極力人手を借りずに用便や入浴と
いった身の回りの世話を済ますことができ、しかも看護
人の労力を省くのはもちろん、病人本人が多少の時間が
かかっても自分で随意に行いたい、他人に見られたくな
いという希望に適し、入浴を毎日してきれいな状態でい
ることによって余病の防止にもなるといった効果を有す
る寝たきり病人用等の身辺介護装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の手段)請求項1の寝たきり病人用等の身辺
介護装置では、浴槽の上面開口部に閉鎖状態に設けら
れ、少なくとも第1、第2および第3の寝台板部からな
り、これらの寝台板部はリンクにより支持され、各リン
クの選択的変位により駆動されて第1の寝台板部と第2
の寝台板部との間ならびに、第2の寝台板部と第3の寝
台板部との間で略水平状態の就寝位置と下方に変位して
椅子形をなす使用位置との間で移動可能に枢支されてい
る寝台部と、前記第1の寝台板に回動変位可能に設けら
れた押し上げ板部を回動させることにより前記就寝位置
にいる使用者の臀部を前記寝台板部から浮き上げて下着
の着脱に供するため軸方向に移動可能なロッドを有する
駆動装置と、前記第1および第2の寝台板部に互いに連
動関係に設けられ、前記寝台部が前記就寝位置から前記
使用位置に変位することに伴い、使用者の身長方向にわ
ずかに移動させることにより使用者と前記寝台部との間
の擦れを吸収するスライド部とを具備している。
【0006】(請求項1の手段の作用および効果)駆動
装置の作動により、第1の寝台の上方に回動して、就寝
位置にいる使用者の臀部を前記寝台板部から浮き上げら
れることから、この状態で下着の交換や用便等のときの
脱衣が容易にできる。このことは、とりわけ体重の嵩む
使用者の場合には至便である。さらには、第1および第
2の寝台板部上のスライド部が身長方向に微小変位する
ことにより、使用位置への移動に伴って背中や尻部が無
理に擦れることがなくなり、円滑な動作で位置換えが可
能となるため快適で使い勝手が良くなる。
【0007】(請求項2の手段)請求項2の寝たきり病
人用等の身辺介護装置では、前記第3の寝台板部には、
脚板部が回動変位可能に連結され、該脚板部には、前記
寝台部が前記就寝位置から前記使用位置に変位すること
に伴い、外方にわずかに移動するスライド部が設けられ
ていることを特徴とする。
【0008】(請求項2の手段の作用および効果)前記
寝台部が前記就寝位置から前記使用位置に変位すること
に伴い、脚板部が使用者の足を支えるとともに、この際
に外方にわずかに移動するので、寝台部が椅子形をなし
たときには、使用者の脚が座りやすい位置に変位し、こ
のため使用者が無力な場合であっても安心で違和感を与
えることがなくなり、使い勝手が良くなる。
【0009】(請求項3の手段)請求項3の寝たきり病
人用等の身辺介護装置では、前記浴槽の上面開口部の外
周縁部には、該外周縁部に枢支されて略水平なア−ム部
を有する複数の骨部と該骨部に取り付けられた幌布から
なる天蓋部材が設けられ、使用者の所望に応じて前記骨
部が互いに重なり合う位置から扇状に開く位置に回動変
位し、入浴者を覆うようになっていることを特徴とす
る。
【0010】(請求項3の手段の作用および効果)使用
者が入浴するときには、骨部を回動移動させて天蓋部材
により使用者を覆うことができるので、内部の様子を見
られることがなくなり、積極的に入浴の履行を図ること
ができる。また、この天蓋部材の使用により湯気を極力
内部に留めて外部に漏れることを避けることができる。
このため、本装置を室内に設置した場合には、室内が湯
気で充満するといったことが極力避けられ、好都合であ
る。
【0011】(請求項4の手段)請求項4の寝たきり病
人用等の身辺介護装置では、前記寝台部のうち少なくと
も前記第1の寝台板部と第2の寝台板部との相互の境界
部には、これら寝台板部に跨がって弾性シ−トが張り渡
され、前記寝台部の回動時に敷かれた布団が前記寝台板
部の間に挟まれないようにしていることを特徴とする。
【0012】(請求項4の手段の作用および効果)寝台
部が使用位置に変位することに伴い、例えば第1の寝台
板部が第2の寝台板部に対して回動して曲がり、これら
の境界部が狭くなるが、前記第1の寝台板部と第2の寝
台板部との境界部に設けられた弾性シ−トにより、寝台
部に敷かれた布団が寝台板部の間に挟まれるようなこと
が未然に防がれる。
【0013】(請求項5の手段)請求項5の寝たきり病
人用等の身辺介護装置では、前記第2の寝台板部には、
開閉可能な開口部が形成され、前記浴槽の底部には便器
が設置されており、前記寝台部が前記就寝位置から前記
使用位置に変位したときには、前記開口部が前記便器の
入口に合致するようになっている。
【0014】(請求項5の手段の作用および効果)寝台
部が就寝位置にあるときに、使用者の下着を脱衣してお
いた上で、開口部の蓋を取り外した状態で使用位置に変
位させれば、第2の寝台板部の開口部が便器の入口に自
動的に合致するので、そのまま用を済ますことができる
ので最小限の人手で用を足すことができ、看護人の負担
が軽減され,老齢化社会に優れて対応できるといった来
るべき、きめの細かい配慮の行き届いた身辺介護装置を
提供する目的に適う。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の寝たきり病人用等の身辺
介護装置の一実施例を図1および図2に基づき説明す
る。
【0016】[実施例の構成]図1ないし図3は、本発
明に関する身辺介護装置の全体的な概略図を示したもの
で、浴槽1は例えば矩形の枠組み構造1bにより囲まれ
て家屋の室内に設置されたもので、浴槽1の上面開口部
1aには、全体的には平坦な寝台部2が設置されてい
る。この寝台部2は第1、第2および第3の寝台板部
3、4、5からなり、これらの寝台板部3、4、5は互
いに隣接する境界部においてヒンジピン6,7により回
動可能に枢支されている。また、第3の寝台板部5に
は、脚板部8がヒンジピン9により回動可能に枢支され
ている。10は止め板で、第3の寝台板部5のヒンジピ
ン9の反対側にピン止めされており、寝台部2に敷かれ
使用者12が敷くための敷布団11の下端部に当たって
布団のずれを阻止している。13は浴槽1の上面開口部
1aを横切るように渡され回転可能に設けられた支軸
で、これには第1の寝台板部3が固定状態に支持されて
いる。第1の寝台板部3と第3の寝台板部5とは、リン
ク14によりピン14a、14bを介して連結されてい
るとともに、このリンク14はリンク15にピン15
a、15bおよびリンク16を介して脚板部8に連結さ
れている。また、第2の寝台板部4の下方に立設された
腕部17と第1の寝台板部3の下方に立設されリンク1
4に連結された腕部18との間には、リンク19がピン
19a、19bを介して連結されている。これらのリン
ク14、15、16、19とピン14a、14b、15
a、15b、19a、19bからなるリンク機構20に
より寝台部2が全体的に支軸13により片持状態となっ
て略水平状態の就寝位置に保持されている。なお、19
cはリンクアームで、これの一端部はリンク19のピン
19aに連結され、他端部は浴槽1の側面部にピン19
dにより連結され、これにより後述するように寝台部2
が就寝位置から使用位置に変わるとき、第2の寝台板部
4を支えることにより寝台部2の折れ曲がり移動を安定
化させている。
【0017】21は回転駆動装置で、これは浴槽1の側
面で枠組み構造1bに固定されており、駆動モータ22
と該駆動モータ22により軸方向に往復移動する雄ねじ
棒23を有している。この雄ねじ棒23の先端部はピン
24およびリンク25を介して支軸13に固定されてい
る。そして、駆動モータ22に通電されると、雄ねじ棒
23が矢印l方向に移動してリンク25および支軸13
を介して第1の寝台板部3が支軸13の周りに矢印m方
向に回動する。この回動に伴い、リンク機構20の連動
作用により第2の寝台板部4、第3の寝台板部5および
脚板部8がヒンジピン6、7、9を中心に回動するた
め、寝台部2は就寝位置から図3に示すようにヒンジピ
ン6、7、9の部分で折れ曲がって、寝台部2が全体的
に椅子形を呈する使用位置に変位する。この状態で、予
め敷布団11および着布団11aを取り除いておいた場
合には、浴槽1内へ湯が供給されるときには入浴でき、
湯の供給がない状態では浴槽1内の底部に設けられた便
器26により後述するように用便に供されるようになっ
ている。このため第2の寝台板部4には、使用者12の
臀部12aに対応する開口部4aが形成されており、敷
布団11の裏面には開口部4aを閉鎖する蓋部Fを有
し、入浴や用便に際して敷布団11を寝台部2から取り
外す動作に伴い、蓋部Fが自動的に開口部4aから外れ
て開放するようになっている。そして、リンク機構20
の共同作用により寝台部2は就寝位置から図3に示すよ
うにヒンジピン6、7、9の部分で折れ曲がって、椅子
形を呈する使用位置に変位した場合には、開口部4a
が、手動により予め開けられた便器26の入口26aに
合致するようになっている。なお、1fは入浴後に浴槽
1内に供給された湯を抜くための排出口である。
【0018】図4においては、使用者12が下着の交換
あるいは、用便に際して下着の脱衣をするにあたって使
用者12の臀部12aを寝台部2から浮き上げるための
浮き上げ装置27を示すもので、この浮き上げ装置27
は枠組み構造1bにコイルスプリング27aにより支軸
27bを中心に左右に揺動可能に枢支され、常に、浮き
上げ装置27を浴槽1側に近接方向に付勢している。そ
して、この浮き上げ装置27は、ラック28を上下方向
に往復駆動する駆動モータ29と該ラック28の先端に
固定されたフック部30を備えている。31は第1の寝
台板部3を構成する外枠32内に設けられた内枠であ
り、この内枠31の底部位には梁33を介して短寸で断
面コ字状のレ−ル部34が縦方向に取り付けられてい
る。35は支軸13に回動可能に枢支されたロッカーア
ームであり、この一端部にはレ−ル部34内を移動する
ローラ36が移動可能に連結され、他端部にはフック部
30に係合する係合ピン37が取り付けられている。そ
して、就寝位置にあって下着の交換や脱衣をしたい場合
には、例えば遠隔パネル(図示せず)を用いて、駆動モ
ータ29に通電すると、ラック28が矢印nで示すよう
に、下方に移動してフック部30が係合ピン37に係合
するためロッカーアーム35がローラ36をレ−ル部3
4に滑らせながら矢印o方向に回動する。これにより第
1の寝台板部3の内枠31が支軸13を中心に矢印o方
向に回動し、使用者12の臀部12aが図5に示すよう
に、寝台部2から浮き上がった取替位置に変位する。こ
の変位に伴い、下押片部40が下リミットスイッチ41
から離れるとともに、上押片部38が上リミットスイッ
チ39に当たって駆動モータ29が断電され、ラック2
8の下方移動が停止する。この状態では比較的小さい力
で着衣の交換等が可能となるので、看護人の負担が大幅
に軽減され本装置の有効性が発揮される。この場合、使
用者12が特に体重が嵩む者の場合では効果的である。
また、下着の交換や脱衣を終えた場合には、再び遠隔パ
ネルの操作により駆動モータ29に通電すると、ラック
28が矢印nとは反対方向に上方に移動してフック部3
0が係合ピン37に対する係合から離れる。このためロ
ッカーアーム35がローラ36をレ−ル部34に滑らせ
ながら矢印o方向とは反対方向に回動する。これにより
第1の寝台板部3の内枠31が支軸13を中心に矢印o
とは反対方向に回動し、使用者12の臀部12aが図5
に示す寝台部2から浮き上がった取替位置から図4に示
す元の水平状態の位置に復帰する。この変位に伴い、下
押片部40が下リミットスイッチ41に当接するととも
に、上押片部38が上リミットスイッチ39から離れて
駆動モータ29が断電され、ラック28の上方移動が停
止する。なお、42は一端が浮き上げ装置27の支軸2
7bに取り付けられ、他端がローラ43を有するストッ
パーで、フック部30が係合ピン37に対する係合から
離れるべくラック28が上方移動したとき、ラック28
の下方に取り付けられた中間押片部44の斜面をローラ
43に押しつけるものである。これにより浮き上げ装置
27がコイルスプリング27aの付勢力に抗して支軸2
7bの周りに矢印p方向に若干回動するため、フック部
30が係合ピン37から抜け出しやすくなるとともに、
フック部30が係合ピン37からの離間距離を確保で
き、これによりフック部30の係合ピン37に対する干
渉を除いている。
【0019】図6は、擦れ吸収機構45を示し、これは
第1の寝台板部3の内枠31の上面開口部1aに図の左
右方向にわずかに移動可能なスライド枠部46を有して
いる(図2参照)。この擦れ吸収機構45においては、
一対の滑動環47が支軸13に回動可能に嵌められ、こ
の滑動環47からは複数のリンク48、49、50を順
に介して浴槽1の上端外縁に固定されている。この滑動
環47のリンク48、49、50の反対側に位置する部
位には、支片51が固定され、この支片51はレバー5
2を介してスライド枠部46の右端下面部に連結されて
いる。すなわち、レバー52は、その一端をピン53を
介して支片51に連結され、他端をピン54を介してス
ライド枠部46の下面部に連結している。しかして、就
寝位置から使用位置に変位すべく寝台部2の第1の寝台
板部3が支軸13の周りに矢印q方向に回動すると、レ
バー52によりスライド枠部46はピン53を中心に回
動するようになるため、スライド枠部46は内枠31内
を図7の矢印rで示す図示上方向にわずかに移動する。
これは、ピン54と支軸13との間の距離sよりもピン
54、53同志間の距離tの方がわずかに長く設定され
ているためである。このため、スライド枠部46の内枠
31内での移動量は、距離s、tの寸法差如何により自
在に設定できるものである。このように、スライド枠部
46の内枠31内で矢印rの方向に移動するため、第1
の寝台板部3上に位置する使用者12の背中は、寝台部
2が椅子形位置に変位することに伴い、頭部の方向に微
動されるようになる。これにより寝台部2の椅子形位置
に回動する際に背中が下方に擦られるような感じがなく
なり、使い勝手の良さが発揮されるものである。
【0020】図8および図9は、寝台部2における第1
の寝台板部3と第2の寝台板部4との境界部分、すなわ
ちヒンジピン6により第1の寝台板部3と第2の寝台板
部4とが連結された部分の拡大断面図である。ヒンジピ
ン6を挟んでは、第1の寝台板部3と第2の寝台板部4
にかけて薄肉な弾性シート55が例えば接着剤により張
られている。この薄肉な弾性シート55は、ゴムを始め
各種可撓性に富む金属あるいはプラスチックにより形成
されている。しかして、寝台部2が図9に示す椅子形位
置をとってヒンジピン6を挟んで折れ曲がった場合に、
弾性シート55により敷布団11が挟まるといった不都
合が除かれ、使い勝手の良いものとなる。なお、56は
薄板部材であり、これはスライド枠部46上に内枠31
に掛かるように設置されたもので、スライド枠部46と
ともに移動するようになっている。
【0021】図10ないし図12は、第2の寝台板部4
に図示前後に一対設けられた擦れ吸収機構57を示すも
のである(図2参照)。この擦れ吸収機構57におい
て、58は第2の寝台板部4の外枠59の上面開口部に
設けたスライド枠であり、これは外枠59内を図示左右
方向にわずかに移動可能となるように設定されている。
60は回動レバーであり、これの一端は第3の寝台板部
5に立設されピン14bによりリンク14に連結された
腕部61に回動可能にボルト62により止められ、他端
はピン63により回動リンク64に連結されている。こ
の回動リンク64は、外枠59内に掛け渡された梁65
から横方向に延設された支持片66上にピン67を中心
に回転可能に枢支されている。また、スライド枠58に
は支持片66に対応する位置に連結片68が一体的に延
設され、その延設端には縦方向の長孔69を形成してい
る。回動リンク64のピン63とは反対側の端部には、
長孔69内に受け入れられた突出ピン80が立設されて
いる。しかして、寝台部2が図10の就寝位置から図1
2の使用位置に回動することに伴い、第3の寝台板部5
がヒンジピン7を中心にして下方に折れ曲がるため回動
レバー60が図11に矢印u方向で示すように移動し、
これにより回動リンク64がピン67を中心にして矢印
v方向に回動する。これに伴い、連結片68が突出ピン
80および長孔69を介して押されるためスライド枠5
8を矢印wで示す方向に移動させ図12に示す位置をと
る。これにより、第2の寝台板部4上に位置する臀部1
2aが図示右方に位置ずれされるため、寝台部2が椅子
形の使用位置に回動する際に、第2の寝台板部4上の臀
部12aが無理に擦れるといった不都合がなくなり、円
滑な動作で位置換えが可能となる。
【0022】図13は、寝台部2における第2の寝台板
部4と第3の寝台板部5との境界部分、すなわちヒンジ
ピン7により第2の寝台板部4と第3の寝台板部5とが
連結された部分の拡大断面図である。ヒンジピン7を挟
んでは、第2の寝台板部4と第3の寝台板部5にかけて
薄肉な弾性シート81が例えば接着剤により張られてい
る。この薄肉な弾性シート81は、番号55で示したも
のと同様で、ゴムを始め各種可撓性に富む金属あるいは
プラスチックにより形成されている。しかして、寝台部
2が図13に二点鎖線で示す椅子形位置をとって第2の
寝台板部4と第3の寝台板部5とがヒンジピン7を挟ん
で折れ曲がった場合に、弾性シート81により敷布団1
1が挟まるといった不都合が除かれ、使い勝手の良いも
のとなる。 なお、82は薄板部材であり、これはスラ
イド枠58上に外枠59に掛かるように設置されたもの
で、スライド枠58とともに移動するようになってお
り、該スライド枠58の往復移動量x相当の矢印で示し
ている。
【0023】図14ないし図16は、脚板部8に図示前
後に一対設けられた脚位置調整機構83を示すものであ
る(図2参照)。この脚位置調整機構83において、8
4は脚板部8の外枠85の上面開口部に設けたスライド
枠であり、これは外枠85内を図示左右方向にわずかに
移動可能となるように設定されている。86は回動レバ
ーであり、これの一端は第3の寝台板部5の左側下面部
に立設された腕部87に回動可能にボルト88により止
められ、他端はピン89により回動リンク90に連結さ
れている。この回動リンク90は、外枠85内に掛け渡
された梁91から横方向に延設された支持片92上にピ
ン93を中心に回転可能に枢支されている。また、スラ
イド枠84には支持片92に対応する位置に連結片94
が一体的に延設され、その延設端には縦方向の長孔95
を形成している。回動リンク90のピン89とは反対側
の端部には、長孔95内に回動可能に受け入れられた突
出ピン96が立設されている。しかして、寝台部2が図
14の就寝位置から図16の使用位置に回動することに
伴い、脚板部8がヒンジピン9を中心にして下方に折れ
曲がり、腕部87が内側に引き込まれるようになるた
め、回動レバー86が図15に矢印y方向で示すように
移動し、これにより回動リンク90がピン93を中心に
して矢印z方向に回動する。これに伴い、連結片94が
突出ピン96および長孔95を介して押されるためスラ
イド枠84を矢印dで示す方向に移動させ図16に示す
位置をとる。これにより、脚板部8上に位置する使用者
12の脚部が外側に位置ずれされるため、寝台部2が椅
子形の使用位置に回動する際に、使用者12の脚部が内
側に過剰に引き込まれるといった不都合がなくなり、円
滑な動作で位置換えが可能となる。なお、敷布団11の
後端部に当接して擦れ止めをするための止め板10は脚
板部8上にピン止めされているので、寝台部2が就寝位
置から使用位置に回動する過程で自重により図16に示
すように水平に倒れるようになっている。また、第2の
寝台板部5上にも薄板部材97が設置され、第1および
第2の寝台板部3、4と同様な仕様状態となっている。
【0024】図17ないし図21は、とりわけ入浴時に
使用者12を外部から見られないようにするための天蓋
部材98を示すものである。この天蓋部材98は、浴槽
1を囲む枠組み構造1bの一側面略中央に設けられたU
字状の固定部99と、固定部99を横切って貫く軸部1
00を備え、この軸部100は固定部99を貫き出た端
部にスプロケット101を嵌着している。このスプロケ
ット101は鎖102を介して減速モータ103の駆動
軸104に連結されている。そして、固定部99の軸部
100には、例えば強化プラスチックからなる4本の骨
部材105a、105b、105c、105dの下端部
が図18に示すように、互いに重なり合った状態で連結
されており、最も外側の骨部材105aが軸部100に
固定され、他の骨部材105b、105c、105dは
軸部100に自由回転可能に嵌め込まれている。そし
て、各骨部材105a、105b、105c、105d
の上端部には、図19に示すように略水平方向に延び、
浴槽1の幅寸法に略見合った長さの棒状の腕部106
a、106b、106c、106dがそれぞれ取り付け
られ全体的に逆L字状を呈している。これらの骨部材1
05a、105b、105c、105dおよび腕部10
6a、106b、106c、106dには、薄いプラス
チックシート等からなる幌布部材107が折り畳み可能
に取り付けられており、通常は図17に二点鎖線で示す
ように骨部材105a、105b、105c、105d
および腕部106a、106b、106c、106dは
浴槽1を囲むようにして水平方向に重なり合っている。
しかして、入浴あるいは用便時においては所望に応じて
天蓋部材98を使用すべく操作パネル等により減速モー
タ103に通電すると、鎖102によりスプロケット1
01が回転駆動されるため、軸部100を介して先ず骨
部材105aおよび腕部106aが軸部100を中心に
図17に矢印eで示す方向に回動される。この回動に伴
い、アコーディオン状に折り畳まれていた幌布部材10
7が伸びるため、これに取り付けられている骨部材10
5bが引かれて軸部100を自由回動し、図20および
図21に示す中間的過程をたどりつつ、ついで骨部材1
05c、105dおよび腕部106c、106dも同様
に順次引かれて図20および図21に実線で示すよう
に、全体的に扇形をなして浴槽1内の使用者12を覆う
ように位置する。このように、入浴あるいは用便時にお
いては、使用者12は天蓋部材98により覆われて外部
からは見え難くなるため、外部に気をとられることなく
プライバシーをもって安心して用を足すことができ、と
りわけ長患いで神経質な病人にとっては好適である。
【0025】以上のように本発明によれば、特に体重の
嵩む使用者12でも浮き上げ装置27により腰および臀
部12aを効果的に寝台部2から浮かせることができる
ので、介護の負担が効果的に軽減されるものである。ま
た、擦れ吸収機構45および57により使用者12の背
中や臀部12aが無理に寝台板部3、4、5に擦れるこ
とが無くなり、使い勝手の良いものとなる。さらには、
寝台板部3、4、5の境界部に弾性シート55、81を
着用させたことにより敷布団11が不用意に挟まれてし
まうことがなく、至便である。また、寝台部2が使用位
置に折れ曲がって変位する際には、使用者12の脚部が
外方に微移動するので、とりわけ脚の弱った者の場合に
は好適である。さらには、入浴に際しては湯気が天蓋部
材98により外部に漏れにくい利点を有し、入浴あるい
は用便時においては、所望により使用者12は天蓋部材
98により覆われて外部からは見え難くなるため、外部
に気をとられることなくプライバシーをもって安心して
用を足すことができ、なかでも長患いで神経質な病人に
とっては好適であり、きめの細かい行き届いた介護が可
能となるものである。
【0026】なお、天蓋部材98の骨部材105a、1
05b、105c、105dにおいては、4本には限ら
れず、その本数の増減は自由にできるものである。ま
た、これら骨部材105a、105b、105c、10
5dの角度間隔は等間隔あるいは、異っていてもよいも
のである。さらには、天蓋部材98の幌布部材107と
しては、アコーデオン状に折り畳みやすい薄手のシート
等が好ましく、ナイロンやポリエチレン、ポリエステル
等の合成繊維であってもよく、あるいは油等により浸漬
処理された撥水性の和紙を用いてもよい。また、天蓋部
材98の使用に当たっては、使用位置への変位に限ら
ず、所望に応じて稼動させるようにしてもよい。
【0027】その他、具体的な実施に当たっては,この
身辺介護装置の設置場所は、家庭は勿論、病院や診療所
等に限定されないことや、天蓋部材98は、浴槽1の両
側に設けてもよく、あるいは枠組み構造1bに着脱可能
で選択的に取り付けられるようにしてもよい等、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による身辺介護装置の概略的側面図であ
る。
【図2】身辺介護装置における寝台部の上面図である。
【図3】使用位置での作用を説明するための寝台部の横
断面図である。
【図4】寝台板部の浮き上げ装置による位置替えの作用
を示す部分断面図である。
【図5】寝台板部の浮き上げ装置による位置替えの態様
を示す部分断面図である。
【図6】第1の寝台板部における擦れ吸収機構を主に示
すための部分断面図である。
【図7】擦れ吸収機構の作用を示すための部分断面図で
ある。
【図8】就寝位置での弾性シートの作用を示すための拡
大断面図である。
【図9】使用位置での弾性シートの作用を示すための拡
大断面図である。
【図10】第2の寝台板部における擦れ吸収機構を主に
示すための部分断面図である。
【図11】第2の寝台板部における擦れ吸収機構を主に
示すための部分平面図である。
【図12】第2の寝台板部における擦れ吸収機構を主に
示すための部分断面図である。
【図13】就寝位置での弾性シートの作用を示すための
拡大断面図である。
【図14】脚位置調整機構の作用を示すための部分断面
図である。
【図15】脚位置調整機構の作用を示すための部分平面
図である。
【図16】使用位置での脚位置調整機構の作用を示すた
めの部分断面図である。
【図17】天蓋部材を示すための概略的正面図である。
【図18】天蓋部材における骨部材の支持部を示す拡大
断面図である。
【図19】天蓋部材の使用状態にあるときの縦断面図で
ある。
【図20】天蓋部材の開き始めるときの部分正面図であ
る。
【図21】天蓋部材の開き終わる直前の部分正面図であ
る。
【符号の説明】
1 浴槽 2 寝台部 3 第1の寝台板部 4 第2の寝台板部 5 第3の寝台板部 8 脚板部 26 便器 27 浮き上げ装置 45 擦れ吸収機構 46 スライド枠部(スライド部) 55 弾性シート 57 擦れ吸収機構 58 スライド枠(スライド部) 81 弾性シート 83 脚位置調整機構 84 スライド枠 98 天蓋部材 105a〜105d 骨部材(骨部) 106a〜106d 腕部 107 幌布部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の上面開口部に閉鎖状態に設けら
    れ、少なくとも第1、第2および第3の寝台板部からな
    り、これらの寝台板部はリンクにより支持され、各リン
    クの選択的変位により駆動されて第1の寝台板部と第2
    の寝台板部との間ならびに、第2の寝台板部と第3の寝
    台板部との間で略水平状態の就寝位置と下方に変位して
    椅子形をなす使用位置との間で移動可能に枢支されてい
    る寝台部と、 前記第1の寝台板に回動変位可能に設けられた押し上げ
    板部を回動させることにより前記就寝位置にいる使用者
    の臀部を前記寝台板部から浮き上げて下着の着脱に供す
    るため軸方向に移動可能なロッドを有する駆動装置と、 前記第1および第2の寝台板部に互いに連動関係に設け
    られ、前記寝台部が前記就寝位置から前記使用位置に変
    位することに伴い、使用者の身長方向にわずかに移動さ
    せることにより使用者と前記寝台部との間の擦れを吸収
    するスライド部とを具備してなる寝たきり病人用等の身
    辺介護装置。
  2. 【請求項2】 前記第3の寝台板部には、脚板部が回動
    変位可能に連結され、該脚板部には、前記寝台部が前記
    就寝位置から前記使用位置に変位することに伴い、外方
    にわずかに移動するスライド部が設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の寝たきり病人用等の身辺介
    護装置。
  3. 【請求項3】 前記浴槽の上面開口部の外周縁部には、
    該外周縁部に枢支されて略水平なア−ム部を有する複数
    の骨部と該骨部に取り付けられた幌布からなる天蓋部材
    が設けられ、使用者の所望に応じて前記骨部が互いに重
    なり合う位置から扇状に開く位置に回動変位し、入浴者
    を覆うようになっていることを特徴とする請求項1に記
    載の寝たきり病人用等の身辺介護装置。
  4. 【請求項4】 前記寝台部のうち少なくとも前記第1の
    寝台板部と第2の寝台板部との相互の境界部には、これ
    ら寝台板部に跨がって弾性シ−トが張り渡され、前記寝
    台部の回動時に敷かれた布団が前記寝台板部の間に挟ま
    れないようにしていることを特徴とする請求項1に記載
    の寝たきり病人用等の身辺介護装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の寝台板部には、開閉可能な開
    口部が形成され、前記浴槽の底部には便器が設置されて
    おり、前記寝台部が前記就寝位置から前記使用位置に変
    位したときには、前記開口部が前記便器の入口に合致す
    るようになっていることを特徴とする請求項1に記載の
    寝たきり病人用等の身辺介護装置。
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