JP4241871B2 - ベッド - Google Patents

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Description

本発明は、寝たきりの病人、高齢者、障害者など支援を必要とする要介護者の介護用ベッドの改良に関するものである。
人が生活する上で最も身近な行為が排泄の問題であり、健康的な生活を送る上で体を清潔に保つことも欠かすことができない。このような行為は、要介護者にとっては肉体的にも精神的にもかなりの負担であり、介護する側にとっても肉体的負担が大きく関わってくる。
要介護者の支援を目的とした介護用機器として種々の構造のものがある。例えば、便器や浴槽などの生活必需機器を組み込んだベッド、要介護者を生活必需機器に移送するリフトなどがある。また、特許文献1に開示されているように要介護者の移送時の負担を少なくしたベッドなども開発されている。
特開平11−056926号
日常生活に欠かせないトイレや入浴を目的とするためには、要介護者自身の移動行為が欠かせないものの、要介護者が移送手段に乗り移る行為自体が困難な場合が多い。反面、介護ベッド等に移送手段を組み込んだ構造では、要介護者はほとんど移動しなくてもよいが、ベッド本来の機能がスポイルされ、いきおい快適性が低下して使われなくなってしまうこととなる。
また、寝たきりの要介護者にとっては、床ずれ防止のための寝返り動作、身体の硬直化を防止するためのリハビリ運動なども欠かすことができず、介護者の負担も大きなものとなっている。さらに、要介護者にとって介護者の支援を受けている限りにおいては、プライバシーが全く無視されていることに繋がり、その精神的な苦痛を軽減することも考慮しなければならない課題といえる。
そこで、本発明は上記問題に永年取り組み研究した結果、本発明を成し得たものであり、その特徴とするところは、ベッドに臥床した要介護者の上布団の掛け外しを目的とするものであって、該上布団の4角付近に設置する布団支持用パイプ、該布団支持用パイプを上下動させる上下動作スライダー、該布団支持用パイプ内に挿通した細線ワイヤより構成し、該細線ワイヤの一端を該上布団に、他端を引張付勢装置に連結したこと。
或いは、要介護者の身体を筒状体で覆うことによって着用するもので、該筒状体の長手方向に沿って設けたスライドファスナのスライダの移動により少なくとも一部を展開して着脱可能としたものであって、該スライドファスナのスライダに無端状の開閉操作用線状体、及び該スライドファスナの側方に沿って該線状体を移動可能に支持するガイド、を備えたこと。
或いは、ベッドに臥床した要介護者を該ベッドから便器に移送することを目的とするベッドにおいて、該要介護者が臥床する主ベッド、該主ベッドと隣り合わせに配置し該主ベッドと一体的に上下動可能に支持した位置補正ベッド、該主ベッド下方に設け該要介護者を吊り下げた状態に支持するもので一体的に上下動する主ベッドと位置補正ベッドの上下動操作で上下動させる吊下げ用機材、さらにその下方に該主ベッドが該位置補正ベッドから離れるように上方に回動する待避スイング動作して該吊下げ用機材を載置した状態で該位置補正ベッドに隣接させる補助ベッド、該補助ベッドの下方に便器を配置した構成であって、該主ベッドと該位置補正ベッドには、該主ベッドに臥床した要介護者を該位置補正ベッドへ寝返り移送するもので、該主ベッドと該位置補正ベッドの隣接側に一端を固定した各敷きシーツの他端をそれぞれ固定バーに取り付けた各ベッドの隣接部近傍に回転軸を有する主ベッド側スイングアームと位置補正ベッド側スイングアーム、該補助ベッドには、位置補正ベッドに移送された要介護者を該位置補正ベッド側スイングアームと共に吊下げ用機材を載置した該補助ベッドに寝返り移送するための該位置補正ベッド側に上方にスイングする機能、及び主ベッドと位置補正ベッドの上昇による該吊下げ用機材に要介護者を吊り下げた状態で該便器に移送させるためのスライド待避機能、をそれぞれ設けたこと。
或いは、ベッドに臥床した要介護者を該ベッドから便器に移送する方法であって、該要介護者が臥床する主ベッド及び該主ベッドと隣り合わせに配置した位置補正ベッドの、各ベッドの隣接側に一端を固定した各敷きシーツの他端を取り付けた各ベッドの隣接部近傍に回転軸を有する主ベッド側スイングアームと位置補正ベッド側スイングアームをスイングさせることにより、要介護者を主ベッドから位置補正ベッドに寝返り移送した後、主ベッドをスイング動作により該位置補正ベッドから離れるように上方に回動させて待避させ、該主ベッド下方に設けた吊下げ用機材の下方から上下動可能に支持した補助ベッドを上昇させて該位置補正ベッドに隣接させると共に、該補助ベッドの位置補正ベッド側上方へのスイングと該位置補正ベッド側スイングアームのスイング動作により、要介護者を該位置補正ベッドから該吊下げ用機材が表面に位置する該補助ベッドに寝返り移送し、主ベッド及び位置補正ベッドの一体的な上昇動作とこれに伴う吊下げ用機材の吊下げ用ベルトの上昇により、要介護者を吊下げ用機材に吊り下げ支持した状態で、該補助ベッドをスライド待避させて、下方に配した便器に移送することにある。
ここで、本明細書中でいう「上下動作スライダー」とは、モータによるベルト駆動やエアシリンダなどを利用することにより、布団支持用パイプを上下動させる装置をいう。布団支持用パイプには細線ワイヤが挿通され、該細線ワイヤの一端を上布団の4隅に、他端を引張付勢装置に連結している。引張付勢装置は、上布団に連結した細線ワイヤを引っ張る方向に付勢するもので、錘やゼンマイによる巻き取りドラムなどである。これにより、ある程度の自由度をもって上布団を要介護者に被せることができる。上布団を取り外す場合は、要介護者が上布団を被っている状態から上下動作スライダーを上昇させる。この場合、ゼンマイによる引き出し限度までは、上布団が移動することなく布団支持用パイプのみが上昇する。さらに上昇させることにより要介護者から上布団が引き上げられて取り外される。この上下動作スライダーによる上布団の操作は、単に上布団の掛け外しだけでなく、上布団の位置ズレを修正する場合にも利用することができる。
「筒状体」とは、介護用寝衣においてからだや手足を包み込んで覆うように着用する部分であり、上衣の見頃や袖、ズボンやスカートなどを指す。上衣とズボンやスカートなどは、一体型でもよく別体でもよい。この筒状体部分の長手方向に沿ってスライドファスナを設けることにより、該筒状体を展開して着脱できる構造としている。この場合、スライドファスナを完全に開けてしまうと、閉じるときの操作がかなり難しくなるため、一部を残して展開する構造にするのが好ましい。
「線状体」とは、スライドファスナのスライダに設けることによって該スライダを往復移動させる無端状の部材をいう。線状体をスライドファスナの側方に沿って設けた「ガイド」に移動可能に支持することにより、該線状体を手繰る操作だけで手をあまり動かすことなく、ほぼ一定の位置でスライダをスライドファスナの全域に渡って移動させることが可能となる。
「ガイド」は、スライドファスナの側方にほぼ同じ長さに設けることで、線状体によるスライダの開閉移動を可能にする。例えば、スライドファスナを開けるときは、線状体をガイドから順次繰り出すようにして引き出すことで、スライダを開ける方向に引っ張ることができる。逆にスライドファスナを閉めるときは、線状体でスライダを直接引っ張ればよく、スライドファスナの全域に渡って手を移動させることなく開閉することができる。ガイドの形状は、パイプ状やフック状で、線状体をあまり露出させることなくガイドするものであればよい。
介護用寝衣に面ファスナを設けておくことで、脱いだ介護用寝衣をベッド上に保持することができる。介護用のベッドには、起き上がったり反転する構造のものがあるため、要介護者がトイレや入浴などで寝衣を脱いで移動した後、ベッドに戻って来たときに寝衣を同じ位置に保持しておくことで着用しやすくするためである。面ファスナを寝衣に設ける位置は特に限定するものではないが、スライドファスナを開いて寝衣が展開する箇所に設けることで、着用しやすくなり、しかも着用時に邪魔になりにくくなる。
「主ベッド」とは、要介護者が主として利用するベッドをいう。本発明に係るベッドは、この主ベッドに位置補正ベッドを併設した構造とする。各ベッドにはそれぞれ隣接側に一端を固定した敷きシーツを敷くと共に、該敷きシーツの他端をそれぞれ主ベッド側スイングアーム、位置補正ベッド側スイングアームに取り付けている。主ベッド側スイングアームと位置補正ベッド側スイングアームは、各ベッドの隣接部に回転軸を有し、該回転軸を中心に回動運動する。各スイングアームの回動運動により、敷きシーツがベッドから剥がされることとなり、この上に寝ている要介護者を他方のベッドに移送することができる。また、敷きシーツの他端側を取り付けている各スイングアームの固定バーを少し持ち上げた状態にしておくことで、ベッドの落下防止枠とすることも可能となる。
敷きシーツは、ファスナー、ボタン、ホックなどで取り付けることで、交換しやすくする。この場合、認知症などの要介護者が敷きシーツを剥がしてしまわないように、鍵付きファスナーなどを利用するのが好ましい。
「吊下げ用機材」とは、要介護者をベッドから吊り下げた状態に移送して支持するための装置をいう。要介護者を吊下げ用機材で吊り下げることにより、便器、浴槽、車いす、食事用テーブルやイスなどの生活必需機器に移送することができる。吊下げ用機材としては、ネット、布、プラスチックシートなどに要介護者を乗せ、これを吊り下げるようにして該要介護者をベッドから目的の機器(トイレ等)に移送させる。要介護者に負担をかけることなくベッドから吊下げ用機材へ乗り移すためには、前述した主ベッドと位置補正ベッドによる寝返り移動と、該吊下げ用機材の下方に設けた別体の補助ベッドの組み合わせによって行う。吊下げ用機材は、モータ等で上下動させる他、ゼンマイで付勢した巻き取りドラムに連結して、主ベッドや補助ベッドの上下動操作によって行うことも可能である。また、生活必需機器は床面に設置する他、補助ベッドをスライド及び上下動可能に支持するフレームに設けるようにしてもよい。この場合、折り畳み構造にすることでコンパクトに収納することができる。
「身体位置検出機構」とは、ベッドに設けることによって要介護者の存在の有無、ベッド上における位置等を把握するものであり、徘徊の監視や吊下げ用機材との位置合わせ等に供することを目的とする。この身体位置検出機構としては、例えばリミットスイッチや圧力センサなどの各種センサをベッドのクッションの下や中に設けることで、要介護者の重み、体温などを検知して位置情報を得る。
「スイッチボックス」とは、要介護者が自分自身で移動する際にベッド等を操作するものをいう。要介護者が移動しながら操作できることを目的とするため、一般的には赤外線などによるワイヤレススイッチを利用する。また、ケーブル式スイッチでもケーブルが弛んだりせず不用意な引き込みを防止するブレーキ機構を備えることにより、できるだけ要介護者の手の届く位置に保持できる構造であればよい。
本発明に係るベッドからの要介護者移送方法は、トイレや浴槽など種々の目的を有する生活必需機器への移動を自動で行う事により、寝たきり患者を持つ家族や患者自身の持つ多くの問題を軽減化し、介護現場のみならず、大きな社会問題になっている多くの点も改善され、実用上極めて有益な効果を有するものである。
本発明に係るベッドに併設する介護用上布団掛け外し装置の一実施例を示す側面図である。(実施例1) 介護用上布団掛け外し装置の他の実施例を示す側面図である。 主ベッドと位置補正ベッドの配置状態を示す平面図である。(実施例2) 上布団を外した状態の側面図である。 要介護者を位置補正ベッドに寝返り移動させた後、補助ベッドに移動させる状態を示す側面図である。 要介護者を吊下げ用ネットに移送させて補助ベッド上に支持した状態を示す側面図である。 図6に示した状態の斜視図である。 吊下げ用ネットで要介護者を吊下げ状態で、補助ベッドを待避させた状態を示す側面図である。 吊下げ用ベルトのコントローラを示す斜視図である。(実施例3) 主ベッド及び位置補正ベッドのスイング動作機構を示す斜視図である。(実施例4) 補助ベッドのスイング動作機構を示す側面図である。(実施例5) スイッチボックスのケーブルコントローラーを示す概略図である。(実施例6) ベッド周辺機器の配置及びベッド傾斜機構を示す斜視図である。(実施例7) 身体位置検出機構の一例を示す斜視図である。(実施例8) 要介護者が着用する介護用寝衣の参考例を示すもので、(a)(b)はそれぞれトイレ用及び入浴両用タイプのベッド専用寝間着を示す平面図である。(実施例9) スライドファスナの開閉状態を示す部分正面図である。 介護用寝衣の他の実施例を示すもので、(a)は正面図、(b)は背面図である。(実施例10) 要介護者を位置補正ベッドに寝返り移動させる状態を示す斜視図である。(実施例11) 要介護者を位置補正ベッドへ寝返り移動を完了した状態を示す斜視図である。 要介護者を位置補正ベッドへ寝返り移動させて主ベッドを待避移動させた状態を示す斜視図である。 要介護者を位置補正ベッドへ寝返り移動させて、補助ベッドレベルに下降させた状態を示す斜視図である。 要介護者を位置補正ベッドから補助ベッドへ移送させる状態を示す斜視図である。 要介護者を補助ベッドへ移送させた直後の状態を示す斜視図である。 要介護者を補助ベッドへ移送させて補正ベッド側スイングアームを復帰させた状態を示す斜視図である。 便器の全体を表す斜視図と、便器とベッドの位置関係を表す側面図である。 主ベッドと位置補正ベッドを上昇させて要介護者を吊り下げる状態を示す斜視図である。 補助ベッドを降下させて要介護者を完全に吊り下げた状態を示す斜視図である。 補助ベッドを側方に待避させて吊り下げた要介護者を便器上に位置させた状態を示す斜視図である。 便器をトイレ兼休憩椅子に組み立てた状態を示す斜視図である。 ベッドにおけるタワー形タンク等の配置を表す平面図である。 トイレ兼休憩椅子に吊り下げた要介護者を降ろした状態を示す斜視図である。 トイレ兼休憩椅子を起こして使用する状態を示す斜視図である。 浴槽を使用する場合において、補助ベッドを垂直状態にした状態を示す斜視図である。(実施例12) 浴槽を使用する場合において、補助ベッドを上昇させた状態を示す斜視図である。 浴槽を使用する場合において、補助ベッドを上昇させ便器を側方に待避させた状態を示す斜視図である。 浴槽を移動させることによって組み立てた状態を示す斜視図である。 組み立てた浴槽に吊り下げた要介護者を降ろした状態を示す斜視図である。 要介護者が浴槽を使用する状態を示す斜視図である。 浴槽の一実施例を示す横断面図である。 ベッドにおける便器と浴槽の配置状態を示す正面図である。 浴槽の組み立てを行う事前動作として、主及び補助ベッド全体を上昇させた状態の正面図である。 主及び補助ベッド全体を上昇させて便器を待避させた状態の正面図である。 浴槽を移動させることによって組み立てた状態の正面図である。 組み立てた浴槽を便器に並設させた状態の正面図である。 便器と浴槽の位置関係を表す斜視図である。 スイッチボックスの他の実施例を示す概略図である。(実施例13) 本発明に係るベッドのさらに他の例を示す斜視図である。(実施例14) 本発明に係るベッドのさらに他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 本発明に係るベッド
2 介護用上布団掛け外し装置
3 主ベッド
4 主ベッド側シーツ固定バー
5 主ベッド側スイングアーム
6 位置補正ベッド
7 補正ベッド側シーツ固定バー
8 補正ベッド側スイングアーム
9 吊下げ用ネット
10 吊下げ用ベルト
11 補助ベッド
19 主ベッド側敷きシーツ
20 補正ベッド側敷きシーツ
24 ベルトコントローラ
76 寝間着下
77 寝間着
112 組立式浴槽
113 便器
主ベッドとその横に配した身体位置補正ベッド及びその下に分離した状態の補助ベッドにより、寝返り動作による移動を繰り返しながら吊下げ用ネット上に身体を移動して行き、その下に用意した生活必需機器まで自動で搬送すること。また、吊下げ用ネットの吊下げベルトの操作により、吊下げネット上でのリハビリ運動についての支援も可能とする。
図1は、本発明に係るベッド1に併設する介護用上布団掛け外し装置2の一実施例を示す。寝たきり患者などの要介護者を介護する時、最初に行う上布団13の移動と元に戻す作業を自動で行う為の説明図である。要介護者が被る上布団13の四隅にはワイヤ15が取り付けられている。ワイヤ15は、支持パイプ14に挿通され、他端を引張付勢装置であるワイヤコントローラ16に連結している。支持パイプ14は上下スライダ17に設けられており、先ず該上下スライダ17を上昇させて行くと、該上下スライダ17のみが上昇し、上布団13は移動しない。これは、ワイヤコントローラ16としてゼンマイで付勢した巻き取りドラムより構成したことにより、該ゼンマイに抗してワイヤ15が引き出される限度まで、上布団13はそのままで、上下スライダ17に固定している支持パイプ14のみ移動するためである。この状態から支持パイプ14をさらに上昇させると、ワイヤ15により上布団13が持ち上げられ、図のように上布団13が最上の位置となる。スライダ17を下降させると、上布団13も下降し、下降完了時には上布団13位置は決められた位置に来る。このことは、要介護者が寝ている時に上布団13がずれても修正できることとなり、正しい位置で要介護者に掛けることが可能となる。
引張付勢装置としては、図2に示すように錘16aと滑車16bとによって構成することもできる。また、本例では上布団13を上昇位置に保持するための保持装置17aを設けている。この保持装置17aは、上記ワイヤコントローラ16と同様の構造で、定荷重ばねを上下スライダ17に連結している。これにより、モータ等で上下スライダ17を上昇位置に保持しておく必要がなくなり、省電力化の面や停電時においても有効となる。
図3は、本発明に係るベッド1の一実施例を示すもので、主ベッド3と位置補正ベッド6を示す平面図であり、要介護者が寝ている状態から、上記介護用上布団掛け外し装置2によって上布団13を待避移動させた後、後述するベッド専用寝間着77を操作して全裸になった時の状態である。主ベッド3及び位置補正ベッド6には、図4に示すように主ベッド側スイングアーム5と補正ベッド側スイングアーム8が設けられ、これらを少し持ち上げた状態にすることで、一般的ベッドにある落下防止用パイプ枠と同様な目的を持たせている。主ベッド3から床に直接降りる場合は、主ベッド側スイングアーム5をベッドレベルまで下降する事により、落下防止用パイプ枠を取り除いた状態と同じにする事が出来る。要介護者を主ベッド3から自動搬送する場合は、先ず身体を寝返り動作をさせることによって、一旦位置補正ベッド6にうつぶせ状態にする。このため、主ベッド側シーツ固定バー4を備えた主ベッド側スイングアーム5を上昇させて行くが、主ベッド側スイングアーム5のみでは、位置補正ベッド6上に身体が急激に転がる状態になる為、補正ベッド側スイングアーム8をあらかじめ、垂直附近まで起こした状態にしておく。そして、両スイングアーム5、8を連動させる事で、主ベッド側敷きシーツ19と補正ベッド側敷きシーツ20によるスムースな寝返り移動が可能となる。主ベッド側敷きシーツ19と補正ベッド側敷きシーツ20に設ける枕は、面ファスナー等で固定することにより脱落しないようにするのが好ましい。この場合、寝返り移動時に枕が邪魔になることがあるため、主ベッド側敷きシーツ19や補正ベッド側敷きシーツ20に、枕が入り込む膨出部やポケットなどを設けておくのが好ましい。これにより、シーツがベッド上にあるときは、通常の枕として機能させることができ、シーツがベッドから離れたときに枕が沈み込む状態となる。
図5が要介護者をさらに位置補正ベッド6から補助ベッド11への寝返り移動を説明する為の図である。主ベッド3を図のように待避スイング動作させながら若しくはさせた後、主ベッド3と位置補正ベッド6を降下させる。この場合、補助ベッド11を上昇させてもよく、補助ベッド11が吊下げ用機材である吊下げ用ネット9を載置した状態で位置補正ベッド6と並ぶ。この状態で補助ベッド11が身体の受け取り状態までスイング動作した後、位置補正ベッド側スイングアーム8と連動してネット9を挟み込む形で補助ベッド11上に要介護者を寝返り移動させる。主ベッド3と連結している位置補正ベッド6を上端まで上昇させるが、そのままではスイング動作している主ベッド3等がベッド上面カバー断熱シートに接触する為、図6の様にある上昇レベルでスイングアームやベッドを水平付近まで移動しておく。この時吊下げ用ベルト10はゼンマイによる微力の巻き取り力のみのフリー状態であり、ベッド3、6を上昇させていくとベルト10が引き出されて行き、図7のようにベッド3、6の下で要介護者が吊下げネット9に吊り下げられた状態に保持される。
図8は、吊下げ用ネット9のみで身体を支えた状態と補助ベッド11を主ベッド3と重ねる形で収納納した状態である。主ベッド3及び位置補正ベッド6全体が上端に移動した後、ベルトコントローラ24に於いて、ベルト10が引き出せないロック状態にして補助ベッド11を下降させる。身体がネット9で吊下げられ補助ベッド11と接触しない状態となった時、該補助ベッド11を側方端までスライド機構部12により移動させる。そして、補助ベッド11を垂直状態までスイング動作させて上昇させる。次に主ベッド3及び位置補正ベッド6全体を補助ベッドスライド機構12付近まで下降させるが、補助ベッド11と補正ベッド側スイングアーム8との衝突を避ける為、補正ベッド側スイングアーム8を主ベッド3側へスイングさせながら下降させる。
このようにして、補助ベッド11を位置補正ベッド6上にスイング動作させ、図のようにベッド全体がコンパクトに重ねた状態となる。この状態で主ベッド3及び位置補正ベッド6全体と補助ベッド11を連動させながら下降することで、目的の機器(トイレや浴槽等)まで自動搬送する事が出来る。その後ベルトコントローラ24をフリー状態にし、ベッド全体を上端まで上昇させる事で要介護者と上部ベッド間に広い空間が形成され、介護者等による介助作業を容易にすることが出来る。
また、寝たきりの要介護者で問題となる、床ずれと言った血行傷害や痴呆の進行を軽減化する対策として、日中は出来るだけ身体を起こした状態で生活する必要がある。この点、本発明に係るベッド1では全体の傾斜機能やベッド下に用意した車椅子や休憩椅子等への移動により、このような問題点の改善が図れる。
上記説明に於けるベルトコントローラ24の詳細立体図が図9であり、一般的にはモータが使用されるが、コスト及び小型化の面からベルト巻き取りにはゼンマイ33を利用し、引き出しは患者の体重に依存している。ベルト引き出し時は、ネット9上に患者がいる状態の時、ソレノイド32は正方向の電流を短時間供給すると、駆動レバー36がラチェット爪30を跳ね上げた状態で保持するマグネットラッチ動作タイプの為、ベルト10はゼンマイ33の弱い巻き取り力のみとなる。この状態で主ベッド3側、又は補助ベッド11側を上下させると、その動きに応じてベルト10が収納ケース28内に巻き取り、又は引き出される事になる。その動きや位置情報はポテンショメータ35によって収集する事ができる。
目的のベルト位置に於いて、ソレノイド32に上記と逆の電流を供給すると、跳ね上げ状態が解除され、爪30は押さえバネ31によりラチェットギア29にセットされる事になり、ベルト10は引き出せないロック状態となる。この状態で主ベッド3側を上昇、又は補助ベッド11側を下降すると吊下げ用機材による身体吊下げ状態となる。逆に、主ベッド3側を下降、又は補助ベッド11側を上昇すると、巻き取り力より爪押さえバネ31が大きい為、ベルト10は巻き取られる事はなく、弛んだ状態にする事が出来る。この動作は、目的の機器へ移動完了時にベルト巻き取り力が吊下げ用機材を介して身体に押し付けられる違和感を回避したい時や、車椅子で外出する場合の吊下げ用機材とベルト10との切り離し時等で行なう動作である。
ベルトコントローラ24として、例えば主ベッド3裏側左右にそれぞれ4個の計8個の吊下げ用ベルトコントローラ24を設置して、吊下げ用ネット9にて身体移動を行っている。この機能を利用して、補助ベッド11の上下動作と8個のベルトコントローラ24との連携により、腹筋動作や足関節の屈伸動作等、多くのリハビリ運動を介護者なしで行う事も可能となる。
図10は主ベッド3と位置補正ベッド6間での寝返り移動動作を行うスイング動作機構を表すもので、主ベッド側スイングアーム5を駆動パイプ軸37に取り付け、位置補正ベッド側スイングアーム8をパイプ軸37に通した軸38に取り付けているが、逆の取り付け方であっても良い。これにより、両アーム5、8の動作支点が同一となり、アーム同士での連携動作時、患者の負担を少くして安定した寝返り移動を行うことができる。また、各軸38及び39には、両端に於いて、ウォームホイルギア40、41を直接取り付ける事により、駆動系の簡略化と動作停止時の安定化を可能にしている。
図11は、補助ベッド11を位置補正ベッド側スイングアーム8による敷きシーツの動きと連動させる為のスイング駆動系を表す。位置補正ベッド6側駆動軸38の動作支点と出来るだけ近づける為、補助ベッド側動作支点42をベッド端にした上で、ベッド持ち上げ機構を図のように補助ベッド11裏面側に配している。補助ベッド11裏に取り付けたスライド機構であるスライダー44をウォームホイールギア46に固定したスイングアーム45の先端に取り付ける事により、アーム45の回動運動に応じてスライダー44が移動する。補助ベッド11は支点42を中心として、起き上がり動作をする事になり、位置補正ベッド6側との安定した寝返り連携動作が可能となる。
図12が要介護者自身で操作する手元のスイッチボックス25と位置補正ベッド6の下に設置したケーブルコントローラ27により、要介護者は目的機器までスイッチボックス25を手放す事なく移動することが可能となる。まず目的機器を切り替えスイッチ47で選択し、行きスイッチ48を握る形でオンすると、ケーブルブレーキ機構59が解除され、定荷重バネ54の弱い巻き取り力がケーブルにかかると共に身体移動動作を開始する。要介護者がボックス25を握った状態で移動して行く事でケーブル26は引き出される事になり、スライダー52はレール51上を左に移動する事で移動量の倍の長さのケーブル26を引き出す事が出来る。
目的機器への移動後スイッチボックス25を手放したい時や移動中に誤って手放した時等、患者の手の届かない所にボックス25が移動しない様にする為、押し付けローラ56でケーブル26を同期ローラ57に押し付け、ケーブル26の移動と同期して回転させる。この回転は羽付きのケーブルブレーキ機構59を高速回転させる為ギア58を介して伝達する事により、ボックス25の行きスイッチ48又は、帰りスイッチ49から手が離れた瞬間にブレーキ機構59が動作してケーブルが引き込まれない状態にすることができる。この場合、ブレーキ機構59は動作するまでの時間差をカバーする為、高速回転羽ね付き機構としている。つまりこの機構は、ケーブル26の引き込まれるスピードを遅くして、ケーブル26の移動量を最少にするためである。
図13はベッド周辺機器の配置とベッド3、6全体の傾斜機構部を表したもので、断熱シート等によるすき間風遮断形アコーデオンカーテンでカバーしているベッド内の環境改善と省電力化及び操作の自動化の為に、専用空調機器61と自動明るさ調整機能付き照明69を設置している。そして、足側上には上下及び傾き最適自動動作ケース62を設け、その中にテレビ兼モニター63とカメラ付き画像伝送機器64及び高指向性マイク65を設置することにより、娯楽やテレビ電話等による会話ができるようにしている。この時の姿勢は、傾斜用のリンク機構67等により、ベッド全体を傾斜し楽な姿勢で行う事が出来る。その他、休憩用椅子や車椅子等に移動した場合でも自動的に最適位置と角度に移動させる事が出来る。
障害があり、スイッチ操作が出来ない患者の場合は、介護者に依頼する事になるが、介護者はその場にいなくても足下側面に上下及び傾きを自動で最適状態に移動するテレビ63と共に設置されたカメラ64やマイク65により、遠隔地からでも患者の画像を見ながら操作することが可能となる。家族に寝たきりの要介護者がいる為、会社に行けないと言った問題にも対応する事が出来る。
上記で説明したリンク機構67の目的以外にジョイント機構66、68と合わせてベッド上下時の頭部側と足側駆動系との連動に対する同期条件を簡略化することができ、補助ベッド11についても同じ目的で同様な機構を採用してる。
図14は主ベッド3や補助ベッド11のクッション下に埋め込む身体位置検出機構の一例を示す。尻部と足部の位置を検出する事により、身体の概略位置を認識する事が出来るが、その目的は吊下げ用ネット9と身体位置とを合わせる事や、主ベッド3での身体位置ずれ修正を行う時等に必要となる身体位置情報を得る為である。又、痴呆の患者がベッドから離れた時などの緊急通報情報としても利用することができる。尻部の駆動棒70は、支持機構71と両端のリミットスイッチ72と共に、身体尻部に縦状に数組設置する。又、足部にも同様に駆動棒73、支持機構74及びリミットスイッチ75の組み合わせによる検出機構を横状に設置する。それぞれの駆動棒70、73に対して上から体重がかかると、棒のどの部分であってもどちらかのリミットスイッチ72、75が動作する事で身体の前後左右の位置情報を得る事が出来る。要介護者の身体の大きさにより、スイッチの入る場所が異なる為、ベッド1を利用する直前に正しい身体位置での情報を記憶させる事になる。
例えば、図3の状態で主ベッド3上で要介護者の身体が上に数cmずれている場合、まず位置補正ベッド6の位置をあらかじめ定位置より上に数cm移動させてから、図5で説明した動作にて補正ベッド6へ移動した後、定位置に補正ベッド6を戻した上で主ベッド3側へ逆移動動作を行う事で主ベッド3での身体位置を正しい位置に補正することができる。又、身体の位置ずれが大きい場合でも、上記動作を数回に分けて行えば位置修正は可能である。
図15が介護用寝衣として当ベッド専用の寝間着77[同図(a)]と寝間着下76[同図(b)]を表した図であり、手首及び足首までを開放出来る構造としている。各開放部には、ファスナー78、79、80とそのスライダー81を操作する細線ワイヤ82をガイド83に通して連結している。要介護者は図16のようにワイヤ82を操作するだけでスライダー81を移動させることができる。スライダー81を手首や足首まで移動させた後、寝間着77を開放し手と足を寝間着から引き抜くことで、寝間着77を脱ぐことができる。その後、目的の機器まで移動する事になるが、寝間着77や寝間着下76の数カ所に取り付けた面ファスナ84により、移動先から戻った時もその場にある為、移動前に行った寝間着77や寝間着下76を脱ぐ逆作業で装着する事が出来る。
介護用寝衣の他の例を示すもので、図17(b)のように寝間着77の尻部に排泄時に使用するファスナー80aを設けたものである。本例では、同図(a)のように前面側にゴムベルト80bを設けており、これを引き延ばして面ファスナ80cに結合することで寝間着77の前面側を引き寄せ、該ファスナー80aを開けたときに開口部が広がるようにしている。また、スライダー81、細線ワイヤ82及びガイド83は、寝間着77の内側に設けている。
前述した[実施例2]において、要介護者を主ベッド3から位置補正ベッド6へ寝返り移動させる状態は、図18のように行われる。これは、前述したように主ベッド側シーツ固定バー4を備えた主ベッド側スイングアーム5と、補正ベッド側シーツ固定バー7を備えた補正ベッド側スイングアーム8とを連動させた状態である。そして、スイングアーム5、8を元の位置に復帰させることで、図19のように要介護者にほとんど負担を掛けることなく主ベッド3から位置補正ベッド6へ寝返り移動させることができる。この場合、要介護者は位置補正ベッド6上でうつ伏せ状態となるため、補正ベッド側敷きシーツ20を通気性のよい素材で形成することで、息苦しさを軽減することができる。
要介護者を位置補正ベッド6へ寝返り移動させた後、図20のように補助ベッド11を位置補正ベッド6の下方にスライド移動させると共に、主ベッド3をスイング動作して待避させる。そして、図21のように位置補正ベッド6を補助ベッド11とほぼ同じレベルまで下降させる。この場合、補助ベッド11を位置補正ベッド6側にスライド移動させて隙間を少なく補正するのが好ましい。また、前述したように補助ベッド11側を位置補正ベッド6とほぼ同じレベルまで上昇させてもよい。本例では、位置補正ベッド6をスライド及び上下動可能に支持したフレーム111に組立式浴槽112を折り畳んだ状態に設けている。また、吊下げ用ネット9は排泄を目的として臀部に位置する部分に開口部を設けている。
以下、図22から図27迄が[実施例2]における図5から図7迄に対応する過程図である。本例では、図25のように主ベッド3のほぼ直下に、スライド待避移動可能とした便器113を設置した例を示している。
図26の要介護者がネット9を挟んで補助ベッド11上に静止している状態から、図27のように主ベッド3を定位置に戻すと共に、補助ベッド11を下降させる段階で、補助ベッド11が下端位置に達する手前でベルト10をベルトコントローラ24でロック状態にする。これにより、吊下げ用ネット9に吊り下げられた要介護者は下端位置に達した補助ベッド11から離れ、完全に吊り下げられた状態となる。この状態で、図28のように補助ベッド11を側方に移動させることで、吊り下げた要介護者を真下の便器113に移動させることができる。
本例の便器113は、トイレ兼休憩椅子とした構造で折り畳んだ状態で設置している。図25で示す軸114を支点として傾斜移動させると、図29のように背もたれ115と足受け部116が起き上がる。椅子兼便座カバー117をタンク118側にスライド移動させると便座が現れる。便器113には菌床材を使用することで、水蒸気と炭酸ガスに分解でき、汚物の処理作業を軽減することができる。水洗水を溜めておくタンク118は、図30のようにベッドの頭部側に設置したタワー形タンク128より水の補給が行われる。タワー形タンク128には、トイレや浴槽用の補給水タンクと共に入浴用の温水保温タンクをタワー状に設置している。そして、身体及び浴槽112や便器113の汚れを落とし易くする電解洗浄水の保管タンク129をタワー形タンク128に並べて設置している。この保管タンク129は水道水をタワー形タンク128へ補給するときに、自動的に配合する供給機能を備えている。また、ベッドの足部側には一般排水可能な浴槽用の汚水タンク130を設置すると共に、バイオタイプの便器113を使用しない場合は、排泄物用汚水タンク131を設ける必要がある。
便器113を組み立てた状態で、図31のように要介護者をその上に降ろす。そして、図32のように背もたれ115をさらに起こすことによって、休憩椅子として要介護者を座らせる。排泄する場合もこの状態で行う。吊下げ用ネット9には開口部を設けているため、そのままの姿勢で排泄できる。便座に洗浄・乾燥機能を設けることで、要介護者は何もすることなく排泄行為を完了することが可能となる。
組立式浴槽112を利用して入浴する場合も、要介護者を吊下げ用ネット9で完全に吊り下げた図28の状態まで同じ操作で行う。組立式浴槽112を使用する事前動作として、先ず補助ベッド11を図33のように水平から垂直にする。そして、図34のように組立式浴槽112と便器113が接触しない高さまで、補助ベッド11を設けたフレーム111を上昇させてから、図35のように便器113を側方に移動させる。
組立式浴槽112は、図36のように要介護者の真下に移動させる動作に連動して自動的に組み立てられる構造である。この組立式浴槽112には、浴槽内に頭部受け防水シート119や粗目のネット120を設けている。これは、スライド移動式の身体洗浄装置121を浴槽内の両側面に設けていることから、要介護者の体が浴槽の底や側面に接触しないようにするためである。このようにして組み立てられた組立式浴槽112の浴槽内に、図37のように要介護者を降ろす。この場合、頭部受け防水シート119を少し高くしておくことで、頭部が湯に浸からないようにしている。
要介護者を浴槽内に移動させた後は、ベルトコントローラ24により吊下げ用ベルト10をフリー状態にし、図38のように浴槽カバー122を両側面から中心に向かって移動させて蓋をする。浴槽カバー122の要介護者の顔面上に位置する部分には、呼吸が楽にできるように半円状の開口部123を設けている。身体洗浄時に顔や頭に湯がかからないように該半円状の開口部から防水シート124を垂らしている。
組立式浴槽112の構造を図39に示す。要介護者の身体洗浄動作として、まず浴槽の頭側を少し高くした状態にした後、浴槽内の両側面に配した身体洗浄装置121を作動させる。身体洗浄装置121は、温水兼圧空ノズル125と乾燥用の温風吹き出し口126を備え、パイプスライド機構127により移動させながら洗浄を行う。特に尻附近を集中的に反復動作させる。その時の浴槽内の温水には排泄物が混入している為、足側に設けた排水口よりトイレ部の菌床形処理槽に送る。その後の全身洗浄時の汚水は、足側に設けた汚水タンク130に回収する。身体洗浄時においては、汚水が胸部分までこないようにするため、浴槽を傾けた状態で行う。浴槽を傾けたことにより排水し易く、汚水の内容によって排水先を切り替えるようにしている。
組立式浴槽112本体は、バネ付き蝶番132により折り畳まれる構造であり、内部に防水シート133を設けている。浴槽カバー122はシート状でありゼンマイによる巻き取り機構134により巻き取られる。また、身体洗浄装置121は、下端部にローラ135が設けられ、折り畳むときに浴槽底部の上昇に伴い回転しながら移動させることで、ほぼ水平状態に傾斜させて収納させる構造としている。
身体洗浄が完了時、傾けた浴槽を水平にした後、頭側面部に設けたタワー形タンク128より太ホースによる高速補給されることで、一定温水量までの待ち時間を短くする事が出来る。以上の状態に於いてスイッチボックス25から手を離し、その後「帰り」スイッチ49を操作するまでが入浴時間となり、自由に時間を決める事が出来る。また、身体洗浄装置121の温水兼圧空ノズル125より圧縮空気を噴出させながら足先から首筋までスライド移動させることにより、泡風呂効果を楽しむこともできる。タワー形タンク128への供給や汚水タンク130内の処理は、ベッド内に設けた専用ホースにより、軽作業で処理することが出来る。
浴槽内で身体を支えるネット120上に搬送された状態以降は、浴槽側で全ての作業を自動で行うことになるが、途中での中止動作はスイッチボックス25の「帰り」スイッチ49を操作することで、入浴を含め全ての動作に於いて可能である。又、入浴途中でトイレに行きたい時などの様に目的変更も可能であり、この場合は操作ボックスの切り替えスイッチ47を「入浴」から「トイレ」に切り替え後、「行き」スイッチ48をオンすることにより、身体がぬれている場合は身体乾燥動作後に最短動作によりトイレへの移動を開始することになる。
組立式浴槽112の自動組立手順を次に説明する。
先ず、図40のように要介護者がベッド上で横になっている状態で、移動目的選択スイッチを「入浴」にして移動開始する。これに伴い、浴槽の組み立てを行う事前動作として、主及び補助ベッド全体を図41のように上昇させる。そして、図42のように便器113を側方にスライド移動させてから、浴槽112の手前側面を引き出し移動させることで組み立てが行われる。浴槽112が図43のように手前の所定位置に移動して定位置に達した時に組み立てが完了する。次に、フレーム111を下降させて図44のように浴槽112を便器113に並設させることで入浴前の準備動作が完了し、浴槽112までの身体搬送動作へと移行する。
組立式浴槽112と便器113の位置関係を図45に示す。これは、分かりやすくするために便器113を浴槽112の下に表しているが、実際は浴槽112を組み立てるときには便器113はベッドの側方に待避している。
図46はスイッチボックス25の他の実施例を示すもので、防水形とすると共に、イヤホン136やコンパクト型のヘッドホン137を設けた例を示している。これらに補聴器としての機能を持たせることでトイレや入浴時でも取り外さないで使用することが可能となる。
図47は、トイレ以外の目的である休憩時や対話及び食事等においては、補助ベッド11が障害となる場合もあるので、これを上昇させて待避させることで周辺に広い空間を得ることができる。
図48は、さらにトイレ兼休憩椅子を側方に待避させることにより、車椅子や治療用ベッド等への乗り移り等を容易にすることができる。ただ、治療用ベッドなどへ移動する時には、事前に吊下げ用ネット9から治療用ベッドシーツにワンタッチフックを操作して交換しておく必要がある。車椅子等に於いても外出する場合は、ネット9以外の適当なものに交換することで、外見的な問題を解消することが出来る。

Claims (1)

  1. ベッドに臥床した要介護者を該ベッドから便器に移送することを目的とするベッドにおいて、該要介護者が臥床する主ベッド、該主ベッドと隣り合わせに配置し該主ベッドと一体的に上下動可能に支持した位置補正ベッド、該主ベッド下方に設け該要介護者を吊り下げた状態に支持するもので一体的に上下動する主ベッドと位置補正ベッドの上下動操作で上下動させる吊下げ用機材、さらにその下方に該主ベッドが該位置補正ベッドから離れるように上方に回動する待避スイング動作して該吊下げ用機材を載置した状態で該位置補正ベッドに隣接させる補助ベッド、該補助ベッドの下方に便器を配置した構成であって、該主ベッドと該位置補正ベッドには、該主ベッドに臥床した要介護者を該位置補正ベッドへ寝返り移送するもので、該主ベッドと該位置補正ベッドの隣接側に一端を固定した各敷きシーツの他端をそれぞれ固定バーに取り付けた各ベッドの隣接部近傍に回転軸を有する主ベッド側スイングアームと位置補正ベッド側スイングアーム、該補助ベッドには、位置補正ベッドに移送された要介護者を該位置補正ベッド側スイングアームと共に吊下げ用機材を載置した該補助ベッドに寝返り移送するための該位置補正ベッド側に上方にスイングする機能、及び主ベッドと位置補正ベッドの上昇による該吊下げ用機材に要介護者を吊り下げた状態で該便器に移送させるためのスライド待避機能、をそれぞれ設けたことを特徴とするベッド。
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