JP3150311B2 - 入浴装置 - Google Patents

入浴装置

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JP3150311B2
JP3150311B2 JP06694099A JP6694099A JP3150311B2 JP 3150311 B2 JP3150311 B2 JP 3150311B2 JP 06694099 A JP06694099 A JP 06694099A JP 6694099 A JP6694099 A JP 6694099A JP 3150311 B2 JP3150311 B2 JP 3150311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寝た切り老人や身
体障害者のように身体の自由がきかない人の入浴を補助
するために使用する身体支持具、並びに入浴装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】寝た切り老人や身体障害者のように身体
の自由がきかない人が入浴する場合、何人かの介護者が
入浴者の身体に直接に手をかけて持ち上げて、ベッド又
は布団と浴槽との間に移動させるようにしている。しか
し、介護者は、無理な姿勢でしかも入浴者の身体に気を
つけながらかかえ上げなければならず、このため介護者
に大きな大きな負担がかかる一方、入浴者も気遣いをし
ていた。
【0003】また、健常者なら浴槽内で膝を曲げて座っ
た姿勢に身体を保持できるが、身体の自由がきかない人
の場合には通常の深さの浴槽では姿勢を保持しづらい問
題ががあった。この点については、例えば実開昭58-548
35号公報や実開昭61-115540号公報等に記載されている
ように、仰向けに寝た状態で湯につかることができる浅
い浴槽も提案されている。
【0004】しかし、このタイプの浴槽では頭が湯の中
に沈み込むような状態になるため、湯中に溺れるかのよ
うな不安感や恐怖心を入浴者に与えるという問題があっ
た(身体の自由がきかない人の場合、身体を起こして湯
から顔を上げることができないため、健常者にとっては
何でもないことでも大きな不安の要素となる)。
【0005】これらの問題に対して、一般家庭用浴槽と
同様の深さの浴槽内に、入浴者を腰掛けた姿勢または身
体を後傾させた状態に保持できる支持具を配置すること
が考えられている(例えば実開昭59-106494 号公報の第
13図、実開平4-111338号公報、実開平 5-91665号公報、
特開平4-224756号公報等参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記実開昭59-106494
号公報等のように、一般家庭用浴槽と同様の深さの浴槽
に支持具を設けると、入浴者は、不安感を受けることな
く安楽な状態で湯につかることができ、また、浴槽があ
る程度の深さであるとリラックスできる点で好ましい。
しかし、このものも、浴槽に出入りするに際して何人か
の介護者が身体をかかえ上げなければならない点は変わ
りないため、介護者の負担軽減という問題は殆ど解消で
きないのであった。
【0007】本発明は、このような実情を改善すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、寝た切り
老人や身体障害者のように身体の自由がきかない人が介
護者の補助を受けて入浴する状態を観察し、なぜ介護者
に多大の負担がかかっているのかという点や快適な入浴
姿勢等について研究した結果、浴槽への人(入浴者)の
出入りと浴槽内での姿勢の保持とを補助するための身体
支持具を備えた入浴装置を案出するに至った。
【0009】身体支持具は、布団又はベッドに寝た人を
浴槽に移動させて入浴させてから再び布団又はベッドに
戻すまでの間その人を支持し続ける持ち運び自在な担架
状のものである。
【0010】そして、この身体支持具は、仰向けに寝た
人の上半身が載る上半身支持部と、仰向けに寝た人の下
半身が載る下半身支持部とを備えており、これら上半身
支持部と下半身支持部とを、全体として平坦に延びる姿
勢と上半身支持部を上向きに起こした姿勢とに姿勢変更
し得るように屈曲可能又は湾曲可能な状態に一体化され
ており、更に、前記下半身支持部は、人の膝に対応した
部位を頂点にして側面視山形に屈曲又は湾曲させ得るよ
う2つの部分からなっている。
【0011】身体支持具は、網状のように表裏に通水自
由な構造であることが好ましい。また、身体支持具は頭
まで支持する長さであるのが好適であり、この場合、洗
髪の容易性のため、頭を支持する部分は着脱自在である
ことが望ましい。
【0012】更に、入浴装置は、上向きに開口した浴槽
と、前記身体支持具を浴槽の開口部と内部との間に昇降
させ得るように浴槽に設ける昇降装置とを備えている。
【0013】前記昇降装置は、身体支持具を姿勢変更さ
せながら昇降させる姿勢変更機構と、浴槽の開口縁に着
脱自在に載置される支持枠とを備えており、前記姿勢変
更機構は、浴槽の左右内側面に沿って配置されると共に
前記支持枠に取付けられており、この姿勢変更機構が浴
槽の内側面に沿った場所で駆動されることにより、前記
身体支持具が、上昇した状態では平坦状の姿勢に支持さ
れ、下降した状態ではその上半身支持部が上向きに起き
ると共に下半身支持部が側面視山形になるように、姿勢
変更しながら昇降するように設定されている。
【0014】請求項に係る発明の入浴装置では、前
浴槽は発泡樹脂製となっている。
【0015】なお昇降装置は動力式でも良いし、手動や
足踏み式のように人力で駆動するものでも良い(コスト
や軽量化の点からは、人力駆動式が好ましい)。
【0016】
【作用・効果】体支持具は、入浴者をベッド又は布団
と浴槽との間に移動させる機能と、浴槽内で入浴者の姿
勢を保持する機能とを併有しており、持ち運び自在な担
架状であるため、身体支持具を平坦状に延びた姿勢にす
ると、ベッドや布団と身体支持具との間に入浴者を簡単
にずらし移動させることができる。
【0017】そして、身体支持具に入浴者を寝かせた状
態で載せると、恰かも入浴者をタンカに載せたような状
態になるので、介護者は、直接に入浴者の身体に手をか
けてかかえ上げることなく、身体支持具を介して入浴者
をベッド又は布団と浴槽との間に移動させることができ
る。
【0018】この場合、身体支持具は全体として平坦な
状態になっているため、介護者が人力で移動させる場合
は、タンカで病人を運ぶような状態で、無理な姿勢をと
ることなく容易に移動させることができ、また、吊り上
げ式やスライド式等の移動装置を使用して移動させるこ
とも可能となる。
【0019】その結果、介護者の負担を従来に比べて格
段に軽減できると共に、入浴者に対する介護者の気遣い
も格段に軽減できる。また、身体支持具を布団又はベッ
ドに移動させて当該身体支持具に人を載せ下ろしするも
ので、入浴解除作業に際して介護者は入浴者に手をかけ
て大きく持ち上げる必要はないため、従来に比べて入浴
者の気苦労も著しく軽減できる。
【0020】そして、浴槽が通常の家庭用浴槽程度の深
さの浴槽であっても、身体支持具の上半身支持部を起こ
すことにより、入浴者は上半身を起こした姿勢で湯につ
かることができ、このため、湯に対する不安感を解消し
た状態でゆったりと湯につかることができる。
【0021】なお、入浴状態では、身体支持具の上半身
支持部は適当な角度で後傾した姿勢でも良いし、好みに
よっては直立状に起こしても良い。また、上半身支持部
の起こし角度を調節できるようにしても良い。更に、入
浴者は膝を曲げた状態で湯につかることができる。
【0022】上記のとおり、本発明の身体支持具を使用
すると、介護者の負担と気遣い、及び入浴者の気苦労を
格段に軽減することと、人が湯への不安感・恐怖心を受
けることなく気楽・安楽に入浴できることを同時に達成
きる。
【0023】更に、本発明の入浴装置においては、身体
支持具を下降させて人が浴槽に入るにおいて、人は、上
昇位置では身体を延ばして寝た状態で身体支持具に支持
されており、このため、人を安定した状態に保持して、
浴槽上への又は浴槽上からの人の移動を容易に行うこと
ができる。
【0024】そして、昇降装置の姿勢変更機構により、
人は少なくとも上半身が起きるように姿勢変更させつつ
浴槽の中に入り込んでいくため、すなわち、人は頭を上
にした状態で下半身が先にお湯につかっていくため、入
浴者に不安感を与えることはない。
【0025】また、請求項の構成にすると、浴槽を
量化できて移動を容易に行えると共に保温性に優れてお
り、更に、ハンマー等で破砕・破壊したり鋸等で切断し
たりすることを簡単にできるため、不要になった場合の
処分・廃棄を簡単に行える利点もある。
【0026】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0027】(1).第1実施形態(図1〜図8) 図1〜図8では第1実施形態を示している。このうち
1は、身体支持具1と浴槽2と昇降装置3とから成る入
浴装置全体の分離斜視図である。まず、図1及び図2に
基づいて身体支持具1を説明する。
【0028】 .身体支持具の構 図1に示すように、身体支持具1は、人(入浴者)の頭
を支持する第1支持部4と、人の背及び腰を支持する第
2支持部5と、人の膝から臀部までの部位を支持する第
3支持部6と、人の膝から下の部分を支持する第4支持
部7との4つの支持部を備えている。第1支持部4と第
2支持部5とが請求項に記載した上半身支持部に相当
し、第3支持部6と第4支持部7とが下半身支持部に相
当する。
【0029】各支持部4,5,6,7 はそれぞれ表裏に通水自
在な網目構造になっており、第1支持部4は第2支持部
5に対して着脱自在であり、また、第2〜第4支持部7
は一体に繋がっている。各支持部4,5,6,7 とも、金属製
や合成樹脂製等のフレーム(外枠)8に網状体9を装着
した構造になっている。
【0030】網状体9は、図2(A)(B) に示すように偏平
な帯状素材からなる構造でも良いし、図2(C)に示すよう
に、円形や楕円形等の素材からなる構造でも良い。この
場合、網状体9の素材は、化学繊維や天然繊維等の繊維
からなる成る芯材10を、高衝撃吸収材(ジェル)のよう
な肌触りがよくてしかも非透水性の素材かなら成る表面
材11で被覆した構造とするのが好ましい。
【0031】網状体9は繊維製には限らず、全体を合成
樹脂や金属板等の素材で一体成形しても良い。いずれに
しても、前記衝撃吸収ジェルやスポンジ状体のような表
面材11を被覆するのが好ましい。
【0032】図2(D)では、第2支持部5と第3支持部6
との連結構造の一例を示している。すなわち、この例で
は、両支持部5,6 における隣合った横長のフレーム8
を、当該フレーム8に嵌まる2本のピン12を備えた蝶番
13で連結することにより、両支持部5,6 を、平坦状に延
びる状態からく字状に曲がった姿勢まで自在に屈曲する
状態に連結している。第3支持部6と第4支持部7とも
同様の手段で連結されている。
【0033】隣合った支持部5,6,7 を屈曲自在に連結す
る手段としては、実施形態のようなピン式の蝶番9を使
用することには限らず、図2(E)の部分側面図に示すよう
に、可撓性を有する布状の蝶番10で連結するなど、様々
の手段を採用できる。
【0034】図2(F)に示すように、フレーム8を衝撃吸
収ジェルのような表面材11で被覆しても良いし、或い
は、図2(G)に示すように、隣合ったフレーム8にまたが
る状態で表面材11を被覆しても良い。このようにする
と、身体支持具1を屈曲させるに際しての肌の挟み込み
をなくして、かつ、肌触りも良い利点がある。なお、第
2〜第4支持部7の網状体9は一体に連続した状態に繋
がっていても良い。
【0035】図2(H)では、隣合った支持部を屈曲自在に
連結する手段として、一方のパイプ製フレーム8に、他
方の支持部の丸棒製フレーム8を挿入した例を示してい
る。図2(I)では、穴空き板製の支持部を蝶番14で連結し
た例を示している。
【0036】図2(J)では、第1支持部4を第2支持部5
に着脱自在に取付ける構造の例を示している。すなわ
ち、第1支持部4の縦フレーム8に設けたロッド15を第
2支持部5の縦フレーム8に抜き差しすることにより、
第1支持部4を第2支持部5に着脱自在に取付けてい
る。
【0037】第1支持部4を第2支持部5に着脱自在に
取付ける手段は他の構造でも良い。また、第1支持部4
を第2支持部5の裏側に折り畳む構造でも良い。なお、
身体支持具1は人の重量によってハンモック状に撓み変
形することは一向に差し支えない。
【0038】図1に示すように、第3支持部6と第4支
持部7並びに第2支持部5の一部には、人の手を入れる
ことができる程度の幅寸法の溝穴16を形成しており、人
の脚は、溝穴16を挟んだ両側において第3支持部6と第
4支持部7で支えられる。この溝穴16は、介護者(又は
入浴者本人)が下半身(特に臀部)を洗うことを容易に
するためのものである。なお、溝穴16は、第3支持部6
と第2支持部5とに設けるだけでも良い。
【0039】図1に一点鎖線で示すように、身体支持具
1をフラットに延びた状態に保持するため、各フレーム
8の側部が嵌まる添え部材17を着脱自在に設けても良
い。また、隣合った支持部の連接個所に、フラットに保
持されたロック状態と屈曲自在なロック解除状態とに自
在に切換えできるロック手段を設けても良く、このよう
にすると、人Mをより簡単に持ち上げできる利点があ
る。
【0040】なお、身体支持具1のうち第3支持部6と
第4支持部7との連接部は必ずしも屈曲自在(又は湾曲
自在)に構成する必要はない(この場合、人Mは浴槽2
内で上半身を後傾させて、膝を伸ばした状態になる)。
【0041】 .浴槽の構 次に、浴槽2について、前記図1に加えて図3及び図4
も参照して説明する。図3及び図4は縦断側面図であ
り、これらの図から容易に推測できるように、浴槽2は
一般家庭で使用されているものと同じ程度の深さであ
る。すなわち、成人が膝を曲げて座った状態で胸のあた
りまで湯につかる程度の深さである。
【0042】そして、浴槽2の内部のうち背面2aを後傾
状の傾斜面とすることにより、身体支持具1の第2支持
部5を後傾状に保持することを可能ならしめ、更に、第
3支持部6及び第4支持部7を側面視山形に屈曲した姿
勢に保持可能ならしめるため、底面に山形の凸部19を形
成している。
【0043】凸部19の左右中央部には、排水のための隙
間20を空けている。隙間20は、身体支持具1の溝穴16と
協働して、人Mの下半身を洗うことを容易ならしめる役
割も備えている。なお、排水だけの役割の点からは、隙
間20を左右側面との間に設けたり、或いは、凸部19に排
水穴を設けたりしても良い。
【0044】本実施形態では、凸部19は浴槽2に一体に
設けているが、浴槽2とは別体に形成したものを適当な
手段で固定又は載置しても良い。また、例えば、金網状
や板状の素材を山形に折り曲げたものを取付けるなどし
ても良い。
【0045】また、浴槽2の背面2aを鉛直状に形成し
て、第2支持部5を直接に立て掛けたり、或いは、金網
等の部材を立て掛けた状態に配置して、この部材で第2
支持部5を支持したりしても良い。本実施形態のように
背面2aを傾斜させたり中実の凸部19を設けたりすると、
湯の量を節約できる利点もある。人Mの保温効果の点か
らは、浴槽2の背面2aと第2支持部5との間に隙間を設
けるのが好ましい。
【0046】浴槽2には、それぞれコック付きの給湯口
21と排水口22とを設けており、それぞれ耐熱性の給湯ホ
ース23は排水ホース24とを接続している。給湯手段とし
ては、家庭用風呂の蛇口に給湯ホース23を接続するな
ど、様々な手段を採用できる。給湯口21及び排水口22は
必ずしも必要はなく、例えば、給湯ホース23を人手で持
って給湯したり、排水ポンプを使用して排水したりして
も良い。また、専用の給湯器を備え付けても良い。
【0047】浴槽2の外背面には材料節約及び軽量化の
ための凹所25が形成されている。そこで、浴槽2の背部
に給湯口21及び又は排水口22を設けて、凹所25に給湯コ
ック及び/又は排水コックを設けても良い。凹所25に給
湯コックや排水コックを設けると、コック類に物が触れ
て損傷することを抑制できる利点がある。浴槽2の開口
縁のうち後部を除いた部位には段26が形成されている。
【0048】浴槽2の素材及び加工形態は自由に選択で
きる。例えば発泡ウレタン(ポリウレタン)や発泡スチ
ロールのような軽量の発泡樹脂で一体成形しても良い。
この場合は、強度保持及び/又は遮水のため、ABS樹
脂等の非透水性樹脂をコーティングするなどの表面処理
を施すのが望ましい。
【0049】また、一般家庭用浴槽のように合成樹脂の
射出成形又は反応成形等の一体成形で製造したり、ステ
ンレスのような金属板で製造するなどしても良い。この
種の入浴装置は移動させて使用するものであるため、発
泡樹脂製にすると軽量化できて持ち運びが容易になり、
しかも、ハンマー等で破砕・破壊したり鋸等で切断した
りすることを簡単にできるため、不要になった場合の処
分・廃棄が頗る簡単である利点がある。
【0050】 .昇降装置3の構 次に、記述の図3及び図4に加えて図5〜図7を参照し
つつ昇降装置3を説明する。図5は昇降原理を示す概略
斜視図、図6のうち (A)は上昇状態での部分平面図、
(B)は分離平面図、図7のうち (A)は駆動構造を示す平
面図、 (B)は (A)のB-B 視断面図である。
【0051】昇降装置3は、浴槽2の左右側板と前側板
とに載る平面視コ字状の支持枠28を備えており、その内
側に、身体支持具1を姿勢変更させながら昇降させるリ
ンク機構29を配置している。図3や図4に示すように、
支持枠28は中空角形に形成されている。
【0052】図7に示すように、支持枠28の前部内には
油圧ポンプ30を内蔵しており、支持枠28の左右両側部は
それぞれ油圧シリンダ31が内蔵されている。油圧ポンプ
30はクランク式等のハンドル32の回転によって圧油を吐
出するもので、ポンプ30の圧油はパイプ等の管路33を介
して両油圧シリンダ31に送られ、両シリンダ31は同期し
て駆動される。
【0053】言うまでもないが、支持枠28の全部側面に
は、ハンドル32を油圧ポンプ30に着脱自在に差し込み係
合するための穴が空いている。また、油圧シリンダ31に
嵌まったピストンロッド34は手前に向いており、ピスト
ンロッド34にスライダー35を固着している。スライダー
35は、支持枠28に開けた長穴から浴槽2の段26に向けて
露出している。
【0054】例えば図4に示すように、スライダー35に
は、支持枠28の下面に当たるガイドローラ36を設けてい
る。図示していないが、スライダー35又はピストンロッ
ド34に、支持枠28の内底面に当接するガイドローラを設
けている(荷重でピストンロッド34が曲がるのを防止す
るためである)。
【0055】支持枠28は浴槽2に上から載せただけであ
り、このため、前後方向にずれることを防止するため、
支持枠28の前端と後部とにストッパー36,37 を設けてい
る。前ストッパー36は浴槽2に部分的に当たっている
が、後ストッパー37は浴槽2の横幅一杯に延びている。
支持枠28が左右方向にずれることは、前記スライダー35
やリンク機構29によって阻止される。
【0056】なお、スライダー35を移動可能とするため
に支持枠28に開けた穴は、ゴム板等からなるシール手段
により、スライダー35の移動を許容した状態でシールさ
れている。
【0057】図4〜6から容易に理解できるように、リ
ンク機構29は、身体支持具1の第12及び第2支持部5
に対応して略前後方向に延びる左右一対の第1リンク39
と、第3支持部6に対応して前後方向に延びる左右一対
の第2リンク40と、第4支持部7に対応して前後方向に
延びる左右一対の第3リンク41とを備えている。
【0058】隣合ったリンク39,40,41は、互いに回動す
るように端部がピン42で連結されており(蝶番で連結し
ても良い)、左右の第1リンク39の相互間、左右の第2
リンク40の相互間、左右の第3リンク41の相互間はそれ
ぞれ適当な本数の横バー43,44 で連結されている。
【0059】例えば図6から容易に理解できるように、
第3リンク41は、その外側に配置した第4リンク45にス
ペーサ46を介して固定されている。第4リンク45の前端
は第3リンク41の前端よりも後方に位置している。
【0060】また、第4リンク45の後端は第1リンク39
の途中まで延びており、この第4リンク45の後端に、そ
の後方において前後方向に延びる第5リンク47の前端を
ピン48で回動自在に連結している。第5リンク47の後端
は、支軸49によって第1リンク39の後端寄り部位に回動
自在に連結されている。支軸49は中空状の横バー44に貫
通している。
【0061】前記第4リンク45のうち中間部よりもやや
後部寄りの部位には下向きの第1ブラケット50を設けて
おり、この第1ブラケット50と前記スライダー35とを、
第6リンク51及びピン52で連結している。図6の符号53
はカラーである。
【0062】第4リンク45の後端と第5リンク47の前端
とは、支持枠28に設けた第2ブラケット54の上端部に前
記ピン48によって回動自在に取付けられている。第2ブ
ラケット54は支持枠28に固定しても良いし、その下端部
を支持枠28に回動自在に取付けても良い。第5リンク47
の後端は、第3ブラケット55及び第4ブラケット56を介
して支持枠28の後端部に回動自在に連結されている。
【0063】 .使用状態の説 油圧シリンダ31のピストンロッド34を前進させ切った上
昇状態では、図4に示すように、リンク機構29は側面視
で略一直線状に延びた状態になっており、各リンク39,4
0,・・は支持枠28の上面と略同一面状に揃っている。従
って、身体支持具1を平坦状に延びた姿勢にして、人M
をベッド等と昇降装置3との間に容易に移動させること
ができる。
【0064】第1リンク39と第2リンク40と第4リンク
45と第5リンク47が平行リンク機構を構成しているた
め、ピストンロッド34を後退させていくと、第4リンク
45の回動に連動して他のリンク39,40,・・も徐々に回動
していき、後退させ切ると、図4に示すように、第1リ
ンク39が浴槽2の背面2aに沿って延び、第2及び第3リ
ンク41が浴槽2の凸部19に沿って延びる状態になる。こ
れにより、人Mは、上半身を後傾させると共に膝を曲げ
た安全な姿勢で、身体を洗ってもらったりお湯につかっ
たりすることができる。
【0065】第1〜第3リンク41は、下降し切った状態
で、第4〜6リンク45,47,51を介して支持枠28に吊り下
げられた状態になっているが、下降し切ると浴槽2の内
面で支持される構成でも良い。
【0066】ハンドル32を回転操作して油圧シリンダ31
を駆動することにより、身体支持具1を徐々に変形させ
ながら昇降させることができるが、図示のように油圧シ
リンダ31を横向きに寝かせた場合、身体支持具1が上昇
限度に近づくほど、身体支持具1を上昇させるのに要す
る力が大きくなる。そこで、例えば図3や図4に大雑把
に示すように、支持枠28の左右内側面の前端寄り部位
に、第4リンク45の前端を上向きに起こすテコ式レバー
57を設けている。
【0067】このテコ式レバー57は横向きに突出する支
持ピン58を備えており、図4に示す姿勢で第4リンク45
が上下近くまで回動してからレバー57を矢印Aに示すよ
うに手前がわに大きく回動させると、支持ピン58が第4
リンク45の前端部下面に当接することにより、第4リン
ク45は支持枠28の平行に延びる姿勢に引き起こされ、し
かも、リンク機構29がロックされる。このため、人Mの
載せ下ろしを安全に行うことができる。
【0068】身体支持具1を下降させる場合は、レバー
57を図4の矢印と逆方向に倒すことによってリンク機構
29のロックを解除してから、ハンドル32を回転させてピ
ストンロッド34を徐々に後退させれば良い。このような
テコ式のレバー57を用いると、シリンダ31を支持枠28に
内蔵してコンパクト化した場合であっても、身体支持具
1の昇降を軽快かつ安全に昇降させることができる利点
がある。
【0069】図8では入浴者Mの洗髪をしている状態を
示している。本実施形態では、人Mの頭が浴槽2からは
み出た状態になっており、そこで、合成樹脂製等の洗髪
補助具59を浴槽2の後部に取付けている。洗髪補助具59
は上向き凹状に凹んでおり、排水ホース60を備えてい
る。洗髪補助具59の取付けを可能ならしめるため、左右
第1リンク39を連結する横バー43,44 のうち最後端の横
バー43は着脱式としている(最後部の横バー43は設けな
くても良い)。
【0070】入浴した後の人をベッド61や布団に戻すに
際して、身体支持具1が濡れており、このため、単に移
動させただけでは布団が濡れてしまう虞がある。この点
については、図9に示すように、ベッド61等に敷いた敷
布団62の上に、水分は吸い取るが滲み出しはしない吸水
マット62を敷いておき、いったん吸水マット62の上に人
を移してから吸水マット62を抜き外すようにすれば良
い。
【0071】この場合、身体支持具1及び人Mに付着し
ていた水分は吸水マット62に吸い取られるので、布団が
濡れることはない。なお、浴槽の周囲は非透水性カーテ
ンで覆うのが望ましく、また、床には遮水シートを敷く
のが望ましい。
【0072】(2).第2実施形態(図10〜図11) 図10〜図11では、ベッド61と浴槽2との間の人Mの移動
をより容易にするための第2実施形態を示している。す
なわちこの実施形態では、図10の正面図に示すように、
第1リンク39〜第3リンク41の連結箇所の横バー44に、
人Mの移動を容易ならしめるための移し換え補助手段の
一例として、復動式のレール64を横向き出没自在に内蔵
し、レール64に載せた状態で身体支持具1を移動させる
ようにしている。
【0073】レール64は、突出した状態のままで身体支
持具1を滑り移動させても良い。レール64の断面形状
は、図11(A) のような角形に形成したり、図11(B) のよ
うな円形に形成するなど、各種の形態に形成できる。キ
ャビネットの引出しの支持に使用されている復動式のサ
スペンションレールに類した構造にしても良い。なお、
身体支持具1の横長支持枠28をレール64で支持すること
が好ましい。
【0074】(3).第3実施形態(図12) 図12に示す第3実施形態は、昇降装置3の支持枠28とベ
ッド61との間に、エンドレスベルト65を備えた移送装置
66を掛け渡すことにより、人の移動を容易ならしめたも
のである。この移送装置66は浴槽2に着脱式としても良
いし、浴槽2の外側面に取付けても良い。また、エンド
レスベルト65は支持枠28の全長にわたって延びる大きさ
である必要はなく、適当な幅寸法のものを前後複数箇所
に配置すれば良い。
【0075】(4).第4実施形態(図13) 図13に示す第4実施形態では、ベッド61と浴槽2との間
に中間テーブル71を配置し、この中間テーブル71を介し
て人Mをベッド61と浴槽2とに移動させるようにしてい
る。この場合、ベッド61と浴槽2との高さは異なること
が多いので、中間テーブル71の高さを調節できる構造に
するのが好ましい。
【0076】(5).第5実施形態(図14) 図14に示すのは、人Mの移動手段及び浴槽1の別例であ
る第5実施形態である。この実施形態では、浴槽2の一
側面に板状又はアーム状の移載部材72を跳ね上げ回動自
在に取付け、移載部材72に、これを水平状に保持するた
めの脚73を設けている。
【0077】そして、リフター74をベッド61の下方に挿
入し(ベッド61を昇降式の構造にしても良い)、ベッド
61を浴槽2の高さまで持ち上げると、身体支持具1を介
して人Mをベッド61と浴槽1に移動させることができ
る。
【0078】上記した各実施形態の移動手段によると、
人Mを簡単にベッド61と浴槽2とに移動させることがで
きる利点がある。また、人Mは寝た状態で単に横移動す
るだけなので、吊り上げられる場合のように恐怖心を抱
くことはなく、また、人手で移動させるものであるため
介助に温かみを与え得る点でも有益である。
【0079】(6).第6実施形態(図15〜図16) 図15〜図16では、浴槽2に蓋80を設けた第6実施形態を
示しており、図15は使用状態の断面図、図16のうち (A)
は蓋80の斜視図、 (B)は (A)のB-B 視断面図である。こ
の例の蓋80は、人Mの頭(顔)だけを露出させ得るよう
に、首(或いは上胸)に嵌まる嵌合部81が形成されてい
る。
【0080】また、蓋80は浴槽2の段26にきっちり嵌ま
る寸法になっている(このため保温機能を向上でき
る)。蓋80の下面にはシャワー82を設けている。このシ
ャワー82は、パイプに多数の穴を空けた構造になってい
るが、蓋80を中空状に形成して、その下面に多数の小穴
を空けるなどしても良い。言うまでもないが、蓋80には
給湯ホース83を接続している。
【0081】蓋80の素材は特に限定はないが、浴槽2と
同様に、発泡ウレタンのような軽量で断熱性の高い素材
で製造するのが好適である。蓋80にスチームの噴射口を
設けて、サウナ機能を付与しても良い。例えば一般家庭
の部屋や介護施設の部屋に入浴装置を配置した場合、室
温が低いと入Mに寒い思いをさせる場合があるが、本実
施形態のように頭だけを出す状態の蓋80を設けると、熱
を効率的に使用して入Mを温めることができる利点があ
る。
【0082】この実施形態では、浴槽2の後部に洗髪用
凹所84を形成し、また、浴槽2には洗髪用凹所84に連通
した排水口85を設けている。
【0083】(7).第7実施形態(図17) 図17では、浴槽2の四隅等の適当な部位に移動用のキャ
スター(或いはコロ)86を設けた第7実施形態を示して
いる。この場合、キャスター86は、バネ87で上方から支
持された移動体88に取付けられており、各バネ87におけ
るばね力の総和を、湯を抜いた状態では浴槽2を上昇さ
せることができ、ある程度まで湯を入れるとその重量に
負けて浴槽2が床に接地する強さに設定している。
【0084】このため、湯を抜くと浴槽2を自由に移動
させるができる。なお、移動体88をねじ機構等によって
昇降させる構造でも良いし、キャスター86を昇降不能に
してロック装置を設けても良い。
【0085】(8).その他の実施形態(図18〜図19) 図18(A) では、浴槽2の内面と外面とを合成樹脂製等の
シート状の被覆体89で覆った第8実施形態を示してい
る。
【0086】このように構成すると、発泡材からなる浴
槽であっても強度を向上できる。真空成形や圧空成形に
よって被覆体89を製造し、その内部に発泡製樹脂を注入
して発泡・固化させてもよく、このようにすると、被覆
体89を整形型として利用できるため、強度が高くてしか
も軽い浴槽2を容易に製造できる利点がある。
【0087】図18(B) に示すのは、リンク機構を昇降さ
せる別例である第9実施形態であり、この実施形態で
は、傘歯車90とねじ軸91及びナット92とを利用して、左
右スライダー35を移動させている。
【0088】図19では、浴槽2を、剛体から成る複数の
板状材によって組立てている。このように浴槽2を折り
畳み式にすると、持ち運びが簡単である。
【0089】(9).その他以上、本発明の実施形態を幾つ
か説明したが、本発明の具体例は上述のものに限定され
るものではなく、更に、種々の形態に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る入浴装置の分離斜視図であ
る。
【図2】身体支持具の構造の具体例を示す図である。
【図3】身体支持具を上昇させた状態での入浴装置の縦
断側面図である。
【図4】身体支持具を下降させた状態での入浴装置の縦
断側面図である。
【図5】昇降装置3の駆動原理を示す図である。
【図6】 (A)は入浴装置の部分平面図、 (B)は昇降装置
の分離平面図である。
【図7】 (A)は昇降装置における支持枠の一部破断平面
図、 (B)は (A)のB-B断面図である。
【図8】洗髪をしている状態の図である。
【図9】入浴後の人をベッドに戻す状態の図である。
【図10】第2実施形態を示す図である。
【図11】図10のXI−XI視断面図でである。
【図12】第3実施形態を示す図である。
【図13】第4実施形態を示す図である。
【図14】第5実施形態を示す図である。
【図15】第6実施形態の縦断側面図である。
【図16】第6実施形態を示す図で、 (A)は蓋の斜視
図、 (B)は蓋を浴槽に被せた状態での (A)のB-B 視断面
図である。
【図17】第7実施形態を示す図である。
【図18】 (A)は第8実施形態を示す断面図、 (B)は第
9実施形態を示す平面図である。
【図19】10実施形態を示す断面図、 (B)は第11実施
形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 身体支持具 2 浴槽 3 昇降装置 4,5,6,7 支持部 9 網状体 16 溝穴 19 凸部 29 姿勢変更機構の一例としてのリンク機構 30 油圧ポンプ 31 油圧シリンダ 34 ピストンロッド 61 ベッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−206169(JP,A) 特開 昭51−88891(JP,A) 特開 平8−19573(JP,A) 特開 平6−335513(JP,A) 特開 平10−85298(JP,A) 特開 平8−187809(JP,A) 特公 昭60−33504(JP,B2) 実公 平1−19937(JP,Y2) 登録実用新案3029357(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 33/00 A47K 3/022 A61H 37/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上向きに開口した浴槽と、布団又はベッド
    に寝た人を前記浴槽に移動させて入浴させてから再び布
    団又はベッドに戻すまでの間その人を支持し続ける運び
    自在な担架状の身体支持具と、人が載った状態の前記身
    体支持具を浴槽の開口部と内部との間に昇降させ得るよ
    うに前記浴槽に着脱自在に取付けられる昇降装置とを備
    えており、 前記身体支持具は、仰向けに寝た人の上半身が載る上半
    身支持部と、仰向けに寝た人の下半身が載る下半身支持
    部とを備えており、これら上半身支持部と下半身支持部
    とは、全体として平坦に延びる姿勢と上半身支持部を上
    向きに起こした姿勢とに姿勢変更し得るように屈曲可能
    又は湾曲可能な状態に一体化されており、更に、前記下
    半身支持部は、人の膝に対応した部位を頂点にして側面
    視山形に屈曲又は湾曲させ得るよう2つの部分からなっ
    ており、 前記昇降装置は、身体支持具を姿勢変更させながら昇降
    させる姿勢変更機構と、浴槽の開口縁に着脱自在に載置
    される支持枠とを備えており、前記姿勢変更機構は、浴
    槽の左右内側面に沿って配置されると共に前記支持枠に
    取付けられており、この姿勢変更機構が浴槽の内側面に
    沿った場所で駆動されることにより、前記身体支持具
    が、上昇した状態では平坦状の姿勢に支持され、下降し
    た状態ではその上半身支持部が上向きに起きると共に下
    半身支持部が側面視山形になるように、姿勢変更しなが
    ら昇降するように設定されている、 入浴装置
  2. 【請求項2】前記浴槽は発泡樹脂製である、請求項1に
    記載した入浴装置。
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