JP2000102585A - 担架型折りたたみ式浴槽 - Google Patents
担架型折りたたみ式浴槽Info
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- JP2000102585A JP2000102585A JP10309340A JP30934098A JP2000102585A JP 2000102585 A JP2000102585 A JP 2000102585A JP 10309340 A JP10309340 A JP 10309340A JP 30934098 A JP30934098 A JP 30934098A JP 2000102585 A JP2000102585 A JP 2000102585A
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- stretcher
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 在宅要介護者の入浴介護を、ベッドなどの寝
具の上で、一人の介護人にて安全容易に行うための浴槽
を提供する。 【構成】 折りたたみ自在の浴槽(1)と浴槽側面を上
部より支持する着脱自在の担架フレーム(2)及びベッ
ド等の寝具の外側に位置し、担架フレームを支持する高
さ調節及び着脱自在のスタンドフレーム(3)から構成
される。また、浴槽内部にクッション(4)及び浴槽内
上部にカバー(5)を設けてある。
具の上で、一人の介護人にて安全容易に行うための浴槽
を提供する。 【構成】 折りたたみ自在の浴槽(1)と浴槽側面を上
部より支持する着脱自在の担架フレーム(2)及びベッ
ド等の寝具の外側に位置し、担架フレームを支持する高
さ調節及び着脱自在のスタンドフレーム(3)から構成
される。また、浴槽内部にクッション(4)及び浴槽内
上部にカバー(5)を設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、在宅要介護者の入浴
介護をベッドなどの寝具の上で、一人の介護人にて安全
容易に行うための浴槽に関する。
介護をベッドなどの寝具の上で、一人の介護人にて安全
容易に行うための浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来は、ベッドなど寝具の上で入浴可
能な浴槽がないため、要介護者を浴室に移動させる入浴
介護となっていた。また、介護部屋内で使用するための
浴槽は、堅固なものは未使用時の収納に場所を取りすぎ
ることと、要介護者を持ち上げてから浴槽に移動させな
ければならないなどの問題があった。収納に便利な柔軟
な素材からなる浴槽は、その支持が充実していないため
浴槽の側からの湯が流出するなどの問題があった。ま
た、ベッドの場合そのサイズが一定していないため、ベ
ッド上での浴槽の支持となり、不安定で使用に耐えうる
ものではなかった。
能な浴槽がないため、要介護者を浴室に移動させる入浴
介護となっていた。また、介護部屋内で使用するための
浴槽は、堅固なものは未使用時の収納に場所を取りすぎ
ることと、要介護者を持ち上げてから浴槽に移動させな
ければならないなどの問題があった。収納に便利な柔軟
な素材からなる浴槽は、その支持が充実していないため
浴槽の側からの湯が流出するなどの問題があった。ま
た、ベッドの場合そのサイズが一定していないため、ベ
ッド上での浴槽の支持となり、不安定で使用に耐えうる
ものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従来の技術では、ベ
ッドなど寝具の上で安心して容易に入浴介護のできる浴
槽はなく、入浴介護には複数の介護人が必要となり、そ
の労力も大きいものとなっている。また、福祉施設によ
る入浴サービスやホームヘルプによる入浴介護も需要過
多のため、要介護者の入浴の回数は、月に2回から3回
程度が平均となっていて満足できる回数とは言えない。
また、衛生面でも非常に問題があると考えられる。さら
に、従来の介護用の浴槽や入浴設備では、介護人の労力
が大きいため、要介護者の身体を洗うことのみが優先さ
れ、入浴によるリラクゼーションはないと考えられる。
ッドなど寝具の上で安心して容易に入浴介護のできる浴
槽はなく、入浴介護には複数の介護人が必要となり、そ
の労力も大きいものとなっている。また、福祉施設によ
る入浴サービスやホームヘルプによる入浴介護も需要過
多のため、要介護者の入浴の回数は、月に2回から3回
程度が平均となっていて満足できる回数とは言えない。
また、衛生面でも非常に問題があると考えられる。さら
に、従来の介護用の浴槽や入浴設備では、介護人の労力
が大きいため、要介護者の身体を洗うことのみが優先さ
れ、入浴によるリラクゼーションはないと考えられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は、在宅要介護
者の入浴介護をベッドなどの寝具の上で、一人の介護人
にて安全容易に行うための浴槽を提供するもであり、そ
の構成の特徴は、柔軟性と防水性を兼ね備え、また、引
っ張りや破れに対し強度の高い素材のシートを側面と底
面を一体にて舟形に成形した浴槽、浴槽側面を上部より
支持する担架フレーム、及びベッド等の寝具の外側に位
置し、担架フレームを支持する高さ調節自在のスタンド
フレームから構成され、前記担架フレームはスタンドフ
レームと着脱自在であり、前記浴槽は担架フレームと着
脱自在、且つ折りたたみ自在であることである。
者の入浴介護をベッドなどの寝具の上で、一人の介護人
にて安全容易に行うための浴槽を提供するもであり、そ
の構成の特徴は、柔軟性と防水性を兼ね備え、また、引
っ張りや破れに対し強度の高い素材のシートを側面と底
面を一体にて舟形に成形した浴槽、浴槽側面を上部より
支持する担架フレーム、及びベッド等の寝具の外側に位
置し、担架フレームを支持する高さ調節自在のスタンド
フレームから構成され、前記担架フレームはスタンドフ
レームと着脱自在であり、前記浴槽は担架フレームと着
脱自在、且つ折りたたみ自在であることである。
【0005】 なお、浴槽は、シート2枚による二重構
造とし、その側面と底面の内部に空気などの流体を填充
排出自在の構造を備えている方が望ましく、さらに、通
気性が無く粘性を備えた素材からなる、内部に空気など
の流体を填充排出自在のマットを、浴槽の側面などに内
包された構造とする方が望ましい。
造とし、その側面と底面の内部に空気などの流体を填充
排出自在の構造を備えている方が望ましく、さらに、通
気性が無く粘性を備えた素材からなる、内部に空気など
の流体を填充排出自在のマットを、浴槽の側面などに内
包された構造とする方が望ましい。
【0006】 また、浴槽内部に、柔軟性と防水性を兼
ね備えた素材の傾斜のついた箱形形状をした、内部に空
気などの流体を填充排出自在の構造を有する、浴槽と着
脱自在なクッションが設けられている。
ね備えた素材の傾斜のついた箱形形状をした、内部に空
気などの流体を填充排出自在の構造を有する、浴槽と着
脱自在なクッションが設けられている。
【0007】 なお、浴槽内底面及びクッション上面
に、柔軟で肌触りの良い布を素材とする、浴槽と脱着自
在なシートが設けられている。また、シートには直径2
cmから4cm程度の穴が開口率30%程度にて設けら
れている方が望ましい。
に、柔軟で肌触りの良い布を素材とする、浴槽と脱着自
在なシートが設けられている。また、シートには直径2
cmから4cm程度の穴が開口率30%程度にて設けら
れている方が望ましい。
【0008】 また、浴槽内側の上部に、柔軟性と防水
性を兼ね備えたシートを素材とし、入浴者の顔部分を削
成され、顔側から足側の方向に開閉自在な機能を有し、
浴槽と着脱自在なカバーが設けられている。
性を兼ね備えたシートを素材とし、入浴者の顔部分を削
成され、顔側から足側の方向に開閉自在な機能を有し、
浴槽と着脱自在なカバーが設けられている。
【0009】 また、柔軟性と防水性を兼ね備えた素材
から、コの字形の枕と、その空間を埋める着脱自在の枕
を成形し、また、コの字形の枕の底部には、防水性のシ
ート及び細かい目の袋が着接された、浴槽と着脱自在な
洗髪用枕を設けることができる。
から、コの字形の枕と、その空間を埋める着脱自在の枕
を成形し、また、コの字形の枕の底部には、防水性のシ
ート及び細かい目の袋が着接された、浴槽と着脱自在な
洗髪用枕を設けることができる。
【0010】 また、防錆性の素材のパイプとバルブな
どを材料とする、給湯用やシャワー用などの数本のノズ
ルを有するバルブマニホールドを設けることができる。
どを材料とする、給湯用やシャワー用などの数本のノズ
ルを有するバルブマニホールドを設けることができる。
【0011】 さらに、浴槽内の湯をポンプなどの動力
により、浴槽内にて湯の循環する機能を備えることもで
きる。また、循環機能における浴槽内への吐出口は、足
元から肩口にかけての長さを有するパイプの入浴者側に
直径1mmから4mm程度の孔が数箇所にあいている形
状とした方が望ましい。
により、浴槽内にて湯の循環する機能を備えることもで
きる。また、循環機能における浴槽内への吐出口は、足
元から肩口にかけての長さを有するパイプの入浴者側に
直径1mmから4mm程度の孔が数箇所にあいている形
状とした方が望ましい。
【0012】
【作用】 本発明に係る担架型折りたたみ式浴槽は、ス
タンドフレームをベッドなど寝具の外側に設置し、空気
を抜いたクッションとシートを取り付けて縦長に折りた
たんだ状態の浴槽を、ベッドシーツを交換する要領にて
入浴者の背部に入れ、浴槽の側面を引き上げ担架フレー
ムに取り付け、クッションに空気などの流体を注入し、
カバーを取り付け、浴槽内への給湯により入浴すること
ができる。
タンドフレームをベッドなど寝具の外側に設置し、空気
を抜いたクッションとシートを取り付けて縦長に折りた
たんだ状態の浴槽を、ベッドシーツを交換する要領にて
入浴者の背部に入れ、浴槽の側面を引き上げ担架フレー
ムに取り付け、クッションに空気などの流体を注入し、
カバーを取り付け、浴槽内への給湯により入浴すること
ができる。
【0013】
【実施例】〔第1実施例〕 本発明の第1実施例を図1
から図6にて以下に示す。図1は担架型折りたたみ式浴
槽をベッドに設置したところの斜視図、図2は担架型折
りたたみ式浴槽をベッドに設置したところの平面図、図
3は担架型折りたたみ式浴槽をベッドに設置したところ
のA−A断面図、図4は担架型折りたたみ式浴槽をベッ
ドに設置したところのB−B断面図、図5はジャグマッ
トの斜視図、図6は担架型折りたたみ式浴槽収納時の担
架フレームとスタンドフレームの側面図である。
から図6にて以下に示す。図1は担架型折りたたみ式浴
槽をベッドに設置したところの斜視図、図2は担架型折
りたたみ式浴槽をベッドに設置したところの平面図、図
3は担架型折りたたみ式浴槽をベッドに設置したところ
のA−A断面図、図4は担架型折りたたみ式浴槽をベッ
ドに設置したところのB−B断面図、図5はジャグマッ
トの斜視図、図6は担架型折りたたみ式浴槽収納時の担
架フレームとスタンドフレームの側面図である。
【0014】 第1実施例は担架型折りたたみ式浴槽の
ベッド上での使用について示す。浴槽(符号1)は、ベ
ッドの上に積載可能な大きさで舟形に成形され、クッシ
ョン(符号4)を取り付けるファスナーなどの取付具
(符号1a)、シート(符号6)を取り付けるファスナ
ーなどの取付具(符号1b)、担架フレーム(符号2)
に取り付けるベルトとノーションなどの取付具(符号1
c)、カバー(符号5)を取り付けるファスナーなどの
取付具(符号1d)及び洗髪用枕(符号7,8)を取り
付けるベルトとノーションなどの取付具(符号1e)が
設けられている。また、浴槽(符号1)の側面と底面の
内部にはマット(符号10)が内包されている。マット
(符号10)に空気などの流体を注入することにより湯
温の低下を防ぎ、また、側面の強度を高める効果があ
る。
ベッド上での使用について示す。浴槽(符号1)は、ベ
ッドの上に積載可能な大きさで舟形に成形され、クッシ
ョン(符号4)を取り付けるファスナーなどの取付具
(符号1a)、シート(符号6)を取り付けるファスナ
ーなどの取付具(符号1b)、担架フレーム(符号2)
に取り付けるベルトとノーションなどの取付具(符号1
c)、カバー(符号5)を取り付けるファスナーなどの
取付具(符号1d)及び洗髪用枕(符号7,8)を取り
付けるベルトとノーションなどの取付具(符号1e)が
設けられている。また、浴槽(符号1)の側面と底面の
内部にはマット(符号10)が内包されている。マット
(符号10)に空気などの流体を注入することにより湯
温の低下を防ぎ、また、側面の強度を高める効果があ
る。
【0015】 スタンドフレームは、スタンド(符号
3)、スライドバー(符号3a)、タイロッド(符号3
b)、ブレス(符号3c)、ボルトなどのスライドバー
固定用部品(符号3d)及び担架フレーム収納フック
(符号3e)により構成され、ベッドの外側に設置され
る。また、スタンドフレームをベッドの外側に設置する
ことにより、床面から浴槽(符号1)の側面の支持がで
きる。また、スライドバー(符号3a)の高さを調節す
ることにより多様のベッドの高さに対応することができ
る。さらに、スタンドフレームは上記構成部品による組
立式とすることで多様のベッドのサイズに対応すること
ができる。
3)、スライドバー(符号3a)、タイロッド(符号3
b)、ブレス(符号3c)、ボルトなどのスライドバー
固定用部品(符号3d)及び担架フレーム収納フック
(符号3e)により構成され、ベッドの外側に設置され
る。また、スタンドフレームをベッドの外側に設置する
ことにより、床面から浴槽(符号1)の側面の支持がで
きる。また、スライドバー(符号3a)の高さを調節す
ることにより多様のベッドの高さに対応することができ
る。さらに、スタンドフレームは上記構成部品による組
立式とすることで多様のベッドのサイズに対応すること
ができる。
【0016】 クッション(符号4)は、ファスナーな
どの取付具(符号1a)により着脱自在になっているた
め、入浴後の浴槽(符号1)の洗浄の妨げにならない。
また、クッション(符号4)は緩やかな傾斜を有し、入
浴者の上体全てを支えるので入浴の快適さが高まる効果
がある。さらに、クッション(符号4)は空気など流体
により成形されるため、流体の注入量を調節することに
より、より快適な入浴を望むことができる。
どの取付具(符号1a)により着脱自在になっているた
め、入浴後の浴槽(符号1)の洗浄の妨げにならない。
また、クッション(符号4)は緩やかな傾斜を有し、入
浴者の上体全てを支えるので入浴の快適さが高まる効果
がある。さらに、クッション(符号4)は空気など流体
により成形されるため、流体の注入量を調節することに
より、より快適な入浴を望むことができる。
【0017】 カバー(符号5)は、不透明なシートを
材料としている。そのため、入浴者は室内の入浴でも安
心感がある。また、カバー(符号5)を取り付けること
により、湯温の低下と湯気による室内の結露を防止でき
る。また、カバー(符号5)には、中央にファスナーな
どによる開閉機能(符号5a)があるので身体を洗うと
きにカバーを取り外す必要がない。さらに、カバー(符
号5)は、ファスナーなどの取付具(符号1d)により
着脱自在になっているため、入浴後の浴槽(符号1)の
洗浄の妨げにならない。
材料としている。そのため、入浴者は室内の入浴でも安
心感がある。また、カバー(符号5)を取り付けること
により、湯温の低下と湯気による室内の結露を防止でき
る。また、カバー(符号5)には、中央にファスナーな
どによる開閉機能(符号5a)があるので身体を洗うと
きにカバーを取り外す必要がない。さらに、カバー(符
号5)は、ファスナーなどの取付具(符号1d)により
着脱自在になっているため、入浴後の浴槽(符号1)の
洗浄の妨げにならない。
【0018】 シート(符号6)は、肌触りの良い布を
素材としている。そのため、入浴時の快適さが高まる効
果がある。また、シート(符号6)は多数の穴を有する
ことにより水切れが良くなる。さらに、シート(符号
6)はファスナーなどの取付具(符号1b)により着脱
自在になっているため、入浴後の浴槽(符号1)の洗浄
の妨げにならず、シート(符号6)の洗浄は通常の洗濯
機にて行うことができる。
素材としている。そのため、入浴時の快適さが高まる効
果がある。また、シート(符号6)は多数の穴を有する
ことにより水切れが良くなる。さらに、シート(符号
6)はファスナーなどの取付具(符号1b)により着脱
自在になっているため、入浴後の浴槽(符号1)の洗浄
の妨げにならず、シート(符号6)の洗浄は通常の洗濯
機にて行うことができる。
【0019】 洗髪用枕は、洗髪時のコの字形の枕(符
号7)とその空間を埋める入浴用枕(符号8)により構
成される。コの字形の枕(符号7)は、ノーションなど
の取付具(符号1e)により浴槽(符号1)に取り付け
られ、下部に防水性のシートと細かい目の袋(符号7
a)が着接されている。入浴時にはコの字形枕(符号
7)に入浴用枕(符号8)を取り付けた状態にて使用
し、洗髪時にはコの字形枕(符号7)より入浴用枕(符
号8)を取り外して使用する。そのため、入浴時には顔
をおこした状態になり、洗髪時には頭を後ろに下げた状
態となり洗髪が容易に行える。また、洗髪用枕は設置場
所が自在なので入浴者の快適な位置に設置することがで
きる。さらに、コの字形の枕(符号7)には下部に防水
性のシートと細かい目の袋(符号7a)が着接されてい
るため、洗髪により抜けた髪の毛の浴槽内への流入を防
止できる。
号7)とその空間を埋める入浴用枕(符号8)により構
成される。コの字形の枕(符号7)は、ノーションなど
の取付具(符号1e)により浴槽(符号1)に取り付け
られ、下部に防水性のシートと細かい目の袋(符号7
a)が着接されている。入浴時にはコの字形枕(符号
7)に入浴用枕(符号8)を取り付けた状態にて使用
し、洗髪時にはコの字形枕(符号7)より入浴用枕(符
号8)を取り外して使用する。そのため、入浴時には顔
をおこした状態になり、洗髪時には頭を後ろに下げた状
態となり洗髪が容易に行える。また、洗髪用枕は設置場
所が自在なので入浴者の快適な位置に設置することがで
きる。さらに、コの字形の枕(符号7)には下部に防水
性のシートと細かい目の袋(符号7a)が着接されてい
るため、洗髪により抜けた髪の毛の浴槽内への流入を防
止できる。
【0020】 バルブマニホールド(符号9)は、ヘッ
ダーとなるパイプとバルブのついた数本のノズルにより
構成される。バルブマニホールド(符号9)を設けるこ
とにより、入浴介護時の給水とシャワーとの切換などを
浴槽(符号1)の傍らで全て行うことができる。
ダーとなるパイプとバルブのついた数本のノズルにより
構成される。バルブマニホールド(符号9)を設けるこ
とにより、入浴介護時の給水とシャワーとの切換などを
浴槽(符号1)の傍らで全て行うことができる。
【0021】 担架型折りたたみ式浴槽には、浴槽(符
号1)内の湯に無泡性の入浴用洗剤をいれポンプになど
の動力により、強制循環させることにより入浴者の身体
を洗うことのできる循環機能を備えることができる。ま
た、循環機能における浴槽(符号1)内への吐出口であ
る循環シャワーパイプ(符号11)には、小さな孔が多
数設けられているため、洗浄効果と快適さを高める効果
が望める。上記循環機能を用いることにより、入浴介護
の労力を軽減することができ、要介護者の入浴回数を増
やすことが望める。
号1)内の湯に無泡性の入浴用洗剤をいれポンプになど
の動力により、強制循環させることにより入浴者の身体
を洗うことのできる循環機能を備えることができる。ま
た、循環機能における浴槽(符号1)内への吐出口であ
る循環シャワーパイプ(符号11)には、小さな孔が多
数設けられているため、洗浄効果と快適さを高める効果
が望める。上記循環機能を用いることにより、入浴介護
の労力を軽減することができ、要介護者の入浴回数を増
やすことが望める。
【0022】 担架型折りたたみ式浴槽には、防水性の
シートをマット上に成形し、上部に小さな孔を多数設け
たジャグマット(図5)を取り付け、エアポンプを利用
したジャグジー機能を備えることができ、より快適な入
浴が望める。
シートをマット上に成形し、上部に小さな孔を多数設け
たジャグマット(図5)を取り付け、エアポンプを利用
したジャグジー機能を備えることができ、より快適な入
浴が望める。
【0023】 担架型折りたたみ式浴槽は、未使用時に
スタンドフレームを設置したままの状態で、その他の介
護の妨げにならないようにできている。また、担架フレ
ーム(符号2)は、スタンドフレームにあるベッドの壁
側の担架フレーム収納フック(符号3e)に掛けて収納
することができる(図6参照)。
スタンドフレームを設置したままの状態で、その他の介
護の妨げにならないようにできている。また、担架フレ
ーム(符号2)は、スタンドフレームにあるベッドの壁
側の担架フレーム収納フック(符号3e)に掛けて収納
することができる(図6参照)。
【0024】〔実施例2〕 本発明の第2実施例を図7
から図8にて以下に示す。図7は担架型折りたたみ式浴
槽を布団に設置したところの平面図、図8は担架型折り
たたみ式浴槽を布団に設置したところの側面図である。
から図8にて以下に示す。図7は担架型折りたたみ式浴
槽を布団に設置したところの平面図、図8は担架型折り
たたみ式浴槽を布団に設置したところの側面図である。
【0025】 第2実施例は担架型折りたたみ式浴槽の
布団上での使用について示す。担架型折りたたみ式浴槽
の布団上での使用とベッド上での使用との相違点は、ス
タンドフレームにある。
布団上での使用について示す。担架型折りたたみ式浴槽
の布団上での使用とベッド上での使用との相違点は、ス
タンドフレームにある。
【0026】 布団用スタンドフレームは、スタンド
(符号3)、スライドバー(符号3a)及びボルトなど
のスライドバー固定用部品(符号3d)にて構成され、
布団の外側に設置する。また、スライドバー(符号3
a)の高さを調節することにより多様の布団の高さに対
応することができる(図7、8参照)。
(符号3)、スライドバー(符号3a)及びボルトなど
のスライドバー固定用部品(符号3d)にて構成され、
布団の外側に設置する。また、スライドバー(符号3
a)の高さを調節することにより多様の布団の高さに対
応することができる(図7、8参照)。
【0027】〔実施例3〕 担架型折りたたみ式浴槽の
給湯システム−1の実施例を図9と図11にて以下に示
す。図9は担架型折りたたみ式浴槽の給湯システム−1
の系統図、図11は給湯システム−1のバルブマニホー
ルドの正面図である。
給湯システム−1の実施例を図9と図11にて以下に示
す。図9は担架型折りたたみ式浴槽の給湯システム−1
の系統図、図11は給湯システム−1のバルブマニホー
ルドの正面図である。
【0028】 担架型折りたたみ式浴槽への給湯は、家
庭内浴槽よりポンプにて行う。また、シャワー使用時は
バルブマニホールド(図11)にてバルブの切換をし家
庭内浴槽の温湯を利用する。また、循環機能使用時はポ
ンプ吸い込み側のバルブ(符号12)を家庭内浴槽から
担架型折りたたみ式浴槽に切換をしバルブマニホールド
(図11)にてバルブの切換をして行う。また、排水は
バルブマニホールド(図11)にてバルブの切換をし浴
室に流す。
庭内浴槽よりポンプにて行う。また、シャワー使用時は
バルブマニホールド(図11)にてバルブの切換をし家
庭内浴槽の温湯を利用する。また、循環機能使用時はポ
ンプ吸い込み側のバルブ(符号12)を家庭内浴槽から
担架型折りたたみ式浴槽に切換をしバルブマニホールド
(図11)にてバルブの切換をして行う。また、排水は
バルブマニホールド(図11)にてバルブの切換をし浴
室に流す。
【0029】〔実施例4〕 担架型折りたたみ式浴槽の
給湯システム−2の実施例を図10と図12にて以下に
示す。図10は担架型折りたたみ式浴槽の給湯システム
−2の系統図、図12は給湯システム−2のバルブマニ
ホールドの正面図である。
給湯システム−2の実施例を図10と図12にて以下に
示す。図10は担架型折りたたみ式浴槽の給湯システム
−2の系統図、図12は給湯システム−2のバルブマニ
ホールドの正面図である。
【0030】 実施例4はポータブル湯沸かし器を用い
た給湯システムであり、浴室のない家庭でも担架型折り
たたみ式浴槽を使用することができる。
た給湯システムであり、浴室のない家庭でも担架型折り
たたみ式浴槽を使用することができる。
【0031】 担架型折りたたみ式浴槽への給湯は、水
道蛇口よりポータブル湯沸かし器を介して供給される。
また、シャワー使用時はバルブマニホールド(図12)
のバルブを切換をし家庭内浴槽の温湯を利用する。ま
た、循環機能使用時はポンプを稼動し、ポンプ吐出側の
バルブ(符号13)を循環側にして行う。また、排水は
ポンプ吐出側のバルブ(符号13)の切換をし洗面台な
どの排水口に流す。また、家庭内の湯沸かし器を用いる
場合は、ポータブル湯沸かし器を用いる必要はない。
道蛇口よりポータブル湯沸かし器を介して供給される。
また、シャワー使用時はバルブマニホールド(図12)
のバルブを切換をし家庭内浴槽の温湯を利用する。ま
た、循環機能使用時はポンプを稼動し、ポンプ吐出側の
バルブ(符号13)を循環側にして行う。また、排水は
ポンプ吐出側のバルブ(符号13)の切換をし洗面台な
どの排水口に流す。また、家庭内の湯沸かし器を用いる
場合は、ポータブル湯沸かし器を用いる必要はない。
【0032】
【発明の効果】 本発明に係る担架型折りたたみ式浴槽
は、ベッドなど寝具の上で入浴することができる。ま
た、要介護者を持ち上げることなく入浴させることがで
きる。さらに、入浴時の快適さを高める機能を備えてい
る。従って、入浴介護を一人の介護人で、安全容易に行
うことができるため、要介護者が充分に満足できる入浴
回数を得ることができる。さらに、入浴時の快適さを高
める機能を備えているので、入浴によるリラクゼーショ
ンを得ることができる。
は、ベッドなど寝具の上で入浴することができる。ま
た、要介護者を持ち上げることなく入浴させることがで
きる。さらに、入浴時の快適さを高める機能を備えてい
る。従って、入浴介護を一人の介護人で、安全容易に行
うことができるため、要介護者が充分に満足できる入浴
回数を得ることができる。さらに、入浴時の快適さを高
める機能を備えているので、入浴によるリラクゼーショ
ンを得ることができる。
【図 1】 担架型折りたたみ式浴槽をベッドに設置し
たところの斜視図
たところの斜視図
【図 2】 担架型折りたたみ式浴槽をベッドに設置し
たところの平面図
たところの平面図
【図 3】 担架型折りたたみ式浴槽をベッドに設置し
たところのA−A断面図
たところのA−A断面図
【図 4】 担架型折りたたみ式浴槽をベッドに設置し
たところのB−B断面図
たところのB−B断面図
【図 5】 ジャグマットの斜視図
【図 6】 担架型折りたたみ式浴槽収納時の担架フレ
ームとスタンドフレームの側面図
ームとスタンドフレームの側面図
【図 7】 担架型折りたたみ式浴槽を布団に設置した
ところの平面図
ところの平面図
【図 8】 担架型折りたたみ式浴槽を布団に設置した
ところの側面図
ところの側面図
【図 9】 担架型折りたたみ式浴槽の給湯システム−
1の系統図
1の系統図
【図10】 担架型折りたたみ式浴槽の給湯システム−
2の系統図
2の系統図
【図11】 給湯システム−1のバルブマニホールドの
正面図
正面図
【図12】 給湯システム−2のバルブマニホールドの
正面図
正面図
1 浴槽 2 担架フレーム 3 スタンドフレーム 4 クッション 5 カバー 6 シート 7 コの字形枕 8 入浴用枕 9 バルブマニホールド 10 マット 11 循環シャワーパイプ 12 給湯システム−1におけるポンプポンプ吸い込
み側三方口バルブ 13 給湯システム−2におけるポンプポンプ吐出側
三方口バルブ
み側三方口バルブ 13 給湯システム−2におけるポンプポンプ吐出側
三方口バルブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月16日(1999.6.1
6)
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (8)
- 【請求項1】 柔軟性と防水性を兼ね備え、また、引っ
張りや破れに対し強度の高い素材のシートを側面と底面
を一体にて舟形に成形した浴槽、浴槽側面を上部より支
持する担架フレーム、及びベッド等の寝具の外側に位置
し、担架フレームを支持するスタンドフレームから構成
され、前記担架フレームはスタンドフレームと着脱自在
であり、前記浴槽は担架フレームと着脱自在、且つ折り
たたみ自在であることを特徴とする担架型折りたたみ式
浴槽。 - 【請求項2】 浴槽をシート2枚により二重一体にて舟
形に成形し、その側面と底面の内部に空気などの流体を
填充排出自在の構造を備える請求項1の担架型折りたた
み式浴槽。 - 【請求項3】 浴槽内部に、柔軟性と防水性を兼ね備え
た素材から、傾斜のついた箱形に成形し、内部に空気な
どの流体を填充排出自在の構造を有し、浴槽と着脱自在
なクッションが設けられている請求項1の担架型折りた
たみ式浴槽。 - 【請求項4】 浴槽内底面及び請求項3記載のクッショ
ン上面に、柔軟で肌触りの良い布を素材とする、浴槽と
脱着自在なシートが設けられている請求項1の担架型折
りたたみ式浴槽。 - 【請求項5】 浴槽内側の上部に、柔軟性と防水性を兼
ね備えたシートを素材とし、入浴者の顔部分を削成さ
れ、顔側から足側の方向に開閉自在な機能を有し、浴槽
と着脱自在なカバーが設けられている請求項1の担架型
折りたたみ式浴槽。 - 【請求項6】 柔軟性と防水性を兼ね備えた素材から、
コの字形の枕と、その空間を埋める着脱自在の枕を成形
し、また、コの字形の枕の底部には、防水性のシート及
び細かい目の袋が着接された、浴槽と着脱自在な洗髪用
枕が設けられている請求項1の担架型折りたたみ式浴
槽。 - 【請求項7】 防錆性の素材のパイプとバルブなどを材
料とする、給湯用やシャワー用などの数本のノズルを有
するバルブマニホールドが設けられている請求項1の担
架型折りたたみ式浴槽。 - 【請求項8】 浴槽内の湯をポンプなどの動力により、
浴槽内にて湯の循環する機能を備える請求項1の担架型
折りたたみ式浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30934098A JP2987588B1 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 担架型折りたたみ式浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30934098A JP2987588B1 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 担架型折りたたみ式浴槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2987588B1 JP2987588B1 (ja) | 1999-12-06 |
JP2000102585A true JP2000102585A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17991839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30934098A Expired - Lifetime JP2987588B1 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 担架型折りたたみ式浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2987588B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002200134A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Kimura Giken:Kk | 入浴装置 |
-
1998
- 1998-09-28 JP JP30934098A patent/JP2987588B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002200134A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Kimura Giken:Kk | 入浴装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2987588B1 (ja) | 1999-12-06 |
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