JP5806034B2 - 入浴介護装置 - Google Patents
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Description
また、ベッド床部が下降したときに、ベッド床部に設けられた案内突起がガイドレールに対偶しガイドレールに沿ってベッド床部を案内する。このガイドレールは例えば上記第1発明においては、屈曲支持面に設けられることになる。また、この構成においては、浴槽の内がわ面が平坦であっても、案内突起のベッド床部からの脚の長さを変えることにより、上記屈曲支持面を設けたと同様な効果を得ることができる。
すなわち、ベッド床部を下方に屈曲させる部分に脚の短い案内突起を設け、上方に屈曲させる部分に脚の長い案内突起を設けることにより、平坦な浴槽底面上立脚した長さの異なる案内突起により、上下に波打ったベッド床部形状を形成することができる。この方式においては、例えば案内突起が浴槽底面またはガイドレールに接したときに、ベッド床部全体を平坦に保っている部材(平坦保持具)の機能が解除されるようにしておけば、ベッド床部の下降により自動的にベッド床部形状が所定の形状に調整されることになる。なお、ベッド床部形状の屈曲動作が穏やかに進行するように、例えばベッド床部の屈曲部分などの適当な部分にバネ、ゴム、油圧シリンダ、その他、機械的衝撃を緩和する緩衝装置を配置しておくのがよい。
本発明の実施例1にかかる入浴介護装置の浴槽以外の部分を図1に示す。本発明の入浴介護装置は、人が寝ころがるベッド本体と、浴槽部分と、ベッド床部を上下動可能に吊り下げるスタンドフレーム部分と、を備えている。
ヘッドフレーム本体1は、スタンドフレーム16を有しており、スタンドフレーム16には、レール溝16aが形成されている。このレール溝16aに、スタンド連結フレーム19が嵌入され、レール溝16aに沿ってスタンド連結フレーム19が上下方向に滑動できるようになっている。スタンド連結フレーム19と上下可動フレーム部材7とはその交差部で連結固定されており、上下可動フレーム部材7の下端はスタンド固定フレーム14により固定され支持されている。
本実施の形態にかかる入浴介護装置のベッド本体は、ベッド床部20と、吊下げ部材8と、ヒンジ9と、傾斜制御部材12と、を備えて構成されている。
次に、浴槽部分について、図3を用いて説明する。図3は、実施の形態1にかかる入浴介護装置の浴槽部分を示す斜視図である。
図5は、実施の形態2にかかる入浴介護装置の浴槽を示す斜視図であり、図6は、実施の形態2にかかる入浴介護装置の使用形態を説明する模式図である。実施の形態2は、図5,6に示すように、浴槽のスペースを図3,4に示す実施の形態1よりも小さくしていること以外は、上記実施の形態1と同様である。この構成によると、浴槽を軽量コンパクト化できる。
図7は、実施の形態3にかかる入浴介護装置の浴槽以外の部分を示す斜視図である。実施の形態3は、図7に示すように、ベッド床部に設けられた屈曲部(下方に屈曲する屈曲部)28が一箇所である(図示していないが、浴槽部分側の屈曲部も一箇所である)こと以外は、上記実施の形態1と同様である。
図8は、実施の形態4にかかる入浴介護装置の浴槽部分以外の構造を示す図であって、ヘッドフレーム本体側の拡大斜視図である。実施の形態4は、図8に示すように、スタンドフレームに、レール溝が形成され、このレール溝にスタンド連結フレームが嵌入され、レール溝に沿ってスタンド連結フレームが上下方向に滑動できる構造に代えて、U字状の大径のパイプ(45φmm、外幅1200mm、直線部の長さ1100mm)からなるスタンドフレーム3に、円柱状の小径パイプ(42φmm、長さ900mm)からなる足部4を摺動可能に嵌め合わせた構造を採用している。
図9は、実施の形態5にかかる入浴介護装置の浴槽部分以外の構造を示す図であって、ヘッドフレーム本体側の拡大斜視図である。ヘッドフレーム本体1側の部分拡大図である図9に基づいて、実施の形態3にかかる介護ベッドを説明する。実施の形態5は、上記実施の形態1とは、上下可動フレーム部材の構造が異なる。実施の形態5で用いる上下可動フレーム部材17は、その上方を正逆回転させると、上下可動フレーム部材17の主軸17aが伸び縮みするようになっている。また、実施の形態5では、上下可動フレーム部材17を回転させるために、傾斜制御部材12の一方端の取り付けに工夫が凝らされている。すなわち、上下可動フレーム部材17にその軸回転を阻害せずかつ上下動しない軸受け(回り対偶軸受け)17cを設け、これに傾斜制御部材12の一方端を取り付けた構造になっている。
図10は、実施の形態6にかかる入浴介護装置の浴槽部分以外の構造を示す図であって、ヘッドフレーム本体側の拡大斜視図である。実施の形態6の入浴介護装置は、上記実施の形態5とは、上下可動フレーム部材の構造が異なり、ウオームギア機構により上下可動フレーム部材7が上下動する構造である点において相違する。この実施の形態では、ウオームホイール歯車41a及び電動モータ41bが上下動駆動手段の構成要素となる。その他の事項については上記実施の形態5と同様である。
2 フットフレーム本体
3 スタンドフレーム
4 足部
5 足部連結フレーム
7 上下可動フレーム部材
7a 油圧シリンダ(上下動駆動手段)
8 吊下げ部材
8a 吊下げ軸部(吊下げ連結具)
8b 吊下げ軸部(吊下げ連結具)
9 ヒンジ
10 ヘッドフット連結部材
12 傾斜制御部材
14 スタンド固定フレーム
15 支持フレーム
15a 支持フレーム本体
15b 止め部材
16 スタンドフレーム
16a レール溝
17 上下可動フレーム部材
17a 主軸
17b 受け軸
17c 回り対偶軸受け
18 上下可動フレーム部材
18a ネジ切り部
19 スタンド連結フレーム
19a 滑り部
20 ベッド本体
22 横枠
25 柱状マットユニット
26 網状床部材
27 ベッド本体
27a ヘッド側縦枠部材
27b 中央縦枠部材
27c フット側縦枠部材
28 ベッド床部屈曲部
28a ベッド床第1屈曲部
28b ベッド床第2屈曲部
29a 第一床面
29b 第二床面
29c 第三床面
30 浴槽
31 案内突起
32 ガイドレール
33 屈曲支持面
34 外枠
35a 浴槽第1屈曲部
35b 浴槽第2屈曲部
39 屈曲角度規制部材
40 スタンドフレーム
40a レール溝
41 上下動駆動手段
41a ウオームホイール歯車
41b 電動モータ
42 ベッド床部
Claims (10)
- 一対のスタンドフレームと、
前記一対のスタンドフレームの間に配置され、前記一対のスタンドフレームの各々によって上下動可能に吊り下げられたベッド床部を有するベッド本体と、
前記ベッド床部の下側に配置され、前記ベッド床部が降下したときに前記ベッド床部が収容される浴槽と、
を備え、
前記ベッド床部の下がわ面には、前記ベッド床部の屈曲を誘導するための複数の案内突起が設けられ、前記浴槽の底面には、前記案内突起に対偶するガイドレールが設けられている入浴介護装置。 - 請求項1に記載の入浴介護装置において、
前記ベッド床部が降下したときに、前記ベッド床部の長手方向の一方端が、前記ベッド床部の中央部よりも高い位置となるように前記ベッド床部が変形する、
ことを特徴とする入浴介護装置。 - 請求項1または2に記載の入浴介護装置において、
前記浴槽の内がわ底部には、前記ベッド床部が降下したときに、前記ベッド床部を屈曲させ且つ下方から前記ベッド床部を支持する屈曲支持面が設けられている、
ことを特徴とする入浴介護装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の入浴介護装置において、
前記ベッド床部の幅方向に、柱状ユニットマットが複数配列されている、
ことを特徴とする入浴介護装置。 - 請求項4に記載の入浴介護装置において、
前記ベッド床部は、前記ベッド本体により幅方向に多段階又は無段階に傾斜可能に保持されている、
ことを特徴とする入浴介護装置。 - 請求項5に記載の入浴介護装置において、
前記入浴介護装置は、前記ベッド床部の幅方向の傾斜角度を制御する傾斜制御部材をさらに備える、
ことを特徴とする入浴介護装置。 - 請求項1または2に記載の入浴介護装置において、
前記ベッド床部は、下方に屈曲することのできるベッド床第1屈曲部と、前記ベッド床第1屈曲部の隣に位置する屈曲部であって上方に屈曲することのできるベッド床第2屈曲部と、を有し、
前記浴槽は、底側の前記ベッド床第1屈曲部に対応する位置に、下方に屈曲した浴槽第1屈曲部が設けられ、前記ベッド床第2屈曲部に対応する位置に、上方に屈曲した浴槽第2屈曲部が設けられている、
ことを特徴とする入浴介護装置。 - 請求項7に記載の入浴介護装置において、
前記浴槽第2屈曲部の頂点高さが前記浴槽第1屈曲部の頂点高さよりも高く設定されている、
ことを特徴とする入浴介護装置。 - 請求項7または8に記載の入浴介護装置において、
前記複数の案内突起の何れかが、ベッド床第1屈曲部から外方に広がる第一床面に接触したとき、前記ベッド床第1屈曲部が上方に屈曲可能になり、
前記複数の案内突起の何れかが、前記浴槽第2屈曲部近傍に接触したときに、前記ベッド床第2屈曲部が下方に屈曲可能になる構造である、
ことを特徴とする入浴介護装置。 - 請求項7ないし9のいずれかに記載の入浴介護装置において、
前記ベッド床部の幅方向に、柱状ユニットマットが複数配列されている、
ことを特徴とする入浴介護装置。
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2011
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