JP2005168554A - 介護ベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 寝たきり患者に寝返りを打つのと同様の効果を与えることが可能であるとともに、マット上に寝かせた状態でマットをベッド本体から離脱させて移動容易とする介護ベッドを安価に提供する。
【解決手段】 本発明に係る介護ベッドは、ベッド本体1に上部開放の部分円状の架台保持部材5を設け、その上にスライダ部材12,13を介して回動架台11を載せ、さらにその上に着脱自在かつ保持手段により保持可能にしたネット担架21を載置したものである。回動架台11は架台駆動手段31によって患者の身体を横向き状態になるように回動可能としてあるため、患者に対して任意の角度で寝返りを打つのと同様の効果を与えることができる。また、ネット担架21は患者を載せたまま回動架台11から分離して移動可能なので、入浴や検査などで移動させることが容易となることにより介護者の負担を軽減可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自力では寝起き動作ができない患者、いわゆる寝たきり患者用の介護ベッドに関するものである。
介護ベッドには種々の機能を備えたものがあり、それらの機能も用途に応じて多種多様となっている。介護ベッドを必要とする患者のうち、自力では寝起き動作ができないことは元より、寝返りもできないいわゆる寝たきり患者(以下「患者」という。)は、すべて自分以外のだれかに面倒を見てもらわなければならないので家族などの介護人の気苦労は元より、患者本人も苦痛の毎日を過ごしていることは想像に余りある。また、寝たきり患者は、背中等の血液循環を阻害されることからいわゆる床擦れを起こして苦痛を味わい、さらには身体の一部の機能が死滅するなどの壊疽になる原因となっている。しかるにこれまでの介護ベッドの多くは、自分で寝起き可能な患者用として開発されたものであり、床擦れ防止には余り配慮されていないものが多い。例えばベッドのフット側からも側方からでも立ち上がることができるようにしたもの(特許文献1)や、患者を乗せたままベッドを椅子状に転換でき、または介護に際してベッドの高さを変更できるようにしたもの(特許文献2)などがある。しかし、これらの介護ベッドは寝たきり患者に対しては、何の働きもなし得ないものである。患者は寝たままの状態で飲食し排泄し、あるいは移動することが必要なのである。これに対しては、床擦れ防止のため、介護ベッドを円形とし、円周方向に自動的に回転させることにより、自然に近い寝返りを可能にするとともに、裸に近い状態で快適な生活ができるように回転ベッドに覆いを設定し、冷暖房や除湿機により適温適湿に保持するようにした万能介護ベッドが提案されている(特許文献3)。
実開平7−31028号公報 特開2000−126247号公報 特開2001−258956号公報
しかしながら、上述した特許文献3の万能介護ベッド(回転ベッド)は、第1に構成が非常に複雑であることから価格的に問題がある。第2に寝返りに近い状態を作るためのベッドの回転については自動化されているので操作上の手間を要しない反面、患者の意思に反した動作をしてしまうおそれがある。第3に、患者を入浴や検査などのために移動する必要がある場合には、通常のベッドを使用している場合と同様に抱きかかえるようにして連れて行かなければならないので、このための労力は家族等介護人にとって過大なものとなっている。本発明の目的は、第1に患者に対して寝返りに近い状態を任意に得られるようにして、このような患者の苦痛を少しでも和らげること。第2に患者を寝かせたたままの状態でベッド上から移動可能とすること。第3にベッドの構成の単純化によりコストの引き下げを図ることにより患者及び家族の経済的負担を軽減させることにある。
上記の目的を達成するために本発明に係る介護ベッドは、次の4つの要素を組み合わせたものを基本的な構成として採用してあるところに特徴がある。その1は、第2要素以下を取り付けるための基盤をなすベッド本体である。ベッド本体は基底板の一端部にヘッドボードが立設してあるとともに、他端部にはフットボードが立設してある。上記のヘッドボードおよびフットボードの各内側には、上部開放の部分円状の架台保持部が設けてある。その2は、本発明の中枢部となる回動架台である。回動架台は、上記の各架台保持部上に載置され、外周面に摺動部を有する半円状のスライダ部材が設けてある。スライダ部材は、第2の要素である回動架台を載置して回動させるための支持手段である。各スライダ部材同士は剛性を有するリブ部材を介して一体に結合しており、各スライダ部材の上端部には担架保持部が設けてある。
その3は、患者が横たわるためのネット担架である。ネット担架は上記の担架保持部上に保持可能かつ着脱自在に載置可能であり、枠体とこの枠体に支持されたネットマットとからなる。このネット担架は、上記の回動架台に着脱自在であるとともに脱落不能に保持可能であり、さらに患者を横臥させるためのマットとしての機能を有するとともに、患者を寝かせたまま移動可能とする機能を有するものである。その4は、上記の回動架台をスライダ部材の回転中心を半径として回動させるための架台駆動手段である。架台駆動手段は上記の回動架台に上記のネット担架を載置した状態で所定の角度範囲内で回動可能とすることにより、患者に対して寝返りに近い状態を与える機能を有する。
上記のネット担架のネットマットは、その材質として無吸水性又は撥水性の細線又は細線を網目状に形成したものを採用してあるところに特徴がある。ネットマットはベッドのマットとしての機能を有するものであるが、これはマットを排泄物によって汚してしまったような場合や、ネット担架上に寝かせたまま入浴させたりする場合に、乾燥の手間を省くことを可能とするものである。また、ネット担架の枠体には搬送用把手部を設けることにより患者をネット担架上に横たわったままの状態で持ち運び容易としてある。
また、上記の担架保持部にはネット担架の脱落を防止するクランプ手段を設けることにより、回動架台の回動によりネット担架が傾いたときに、これが脱落することを防止可能としてある。ネット担架の回動架台からの脱落は事故につながるおそれがあるので、クランプ手段の設置は必須であるばかりでなく、回動架台を回動させる場合のクランプ操作も必須である。また、クランプ手段としてはネット担架を回動架台上に載置する場合に邪魔にならないような構造を採用することが望ましい。
上記の架台駆動手段の一態様として、ベッド本体をなす基底板上に設置された少なくとも1基の駆動モータと、この駆動モータの駆動歯車と、この駆動歯車と噛合可能にヘッドボード側及びフットボード側、又はヘッドボード側又はフッドボード側のいずれかのスライダ部材の内側に刻設してある内歯歯部とにより構成したものを採用してある。これは駆動モータとして制御容易なステップモータを採用することにより、モータの駆動歯車で直接的にスライド部材を回動可能とするため、構成の簡単化を実現している。また、駆動モータの制御により、回動角度や速度あるいは回動の間隔等を任意に設定可能となる。
さらに上記の架台駆動手段には、駆動モータの停止中には回動架台をその時の位置に固定する制動手段を備えているため、回動架台がネット担架を傾けた状態にしたときに、重力作用により水平位置に復帰することを防止可能とする。制動手段としては、電磁石と軟磁性材の組合せによるものや、ソレノイドを利用して駆動モータが停止すると同時に動作可能に設定するとよい。
本発明によれば、第1にいわゆる寝たきり患者に対して寝返りを打つのと同様の効果が容易に得られる介護ベッドを安価に提供可能となる。第2にベッド本体に対して着脱自在なネット担架の採用により患者を乗せたまま移動可能となるので、患者の移動や入浴の労力を軽減可能となる。第3に回動架台は患者を寝かせたままの状態でネット担架の傾き角を任意に調整可能なので、患者の状態に応じた角度が容易に得られる。第4にネットマットを水に対して強いものとすることにより、排泄物による汚れの除去が容易であるとともに、患者を担架に載せたまま入浴も可能となるので介護者の労力を軽減可能となる。
以下本発明の最良の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る介護ベッドの概略構成を立体的に示したものである。この介護ベッドの主な構成要素としては、基盤となるベッド本体1、ベッド面に傾きを与えるための手段である回動架台11、回動架台11に対して着脱自在及びベッド本体から分離して搬送可能なネット担架21及び回動架台を駆動するための架台駆動手段31を挙げることができる。ベッド本体1は平板状の基底板2、この基底板の先端部に立設してあるヘッドボード3及び基底板の後端部に立設してあるフットボード4とを備えている。ヘッドボード3及びフットボード4はともに、回動架台11とネット担架21及び患者の重量を支えるものであるため、図示上は明らかになってはいないがこれらの荷重に耐え得る強度を有するようにしてある。
ヘッドボード3及びフットボード4の各内側には、半円状で上部開口の架台保持部材5,5が取り付けてある。これらの1対の架台保持部材5,5は、上記の回動架台11等を支持するものであるので、部材自体の強度及びヘッドボード3又はフットボード4への固定状態もそれに対応する強度を有するものとしてある。架台保持部材5の内周面は、上部開口の半円状に形成してあり、回動架台11の基本部となるスライダ部材12,13の下面を摺動可能とするために平滑面としてある。ベッド本体1の底部にはキャスターを取り付けることにより移動可能とすることができる。また、ベッド本体1はキャスターを取り付けずに、へッド本体1の全長を既存のベッド上に載置可能とするようにして、設置面積の節減を図ることも可能である。
図1〜図3に示すように、回動架台11は、上記の1対のスライダ部材12,13と、これらのスライダ部材12,13を一体に結合するリブ部材14とからなる。リブ部材14は縦梁14aと横梁14bだけしか図示されていないが、実際には一端部に作用するトルクをねじれ変形なしに他端部に伝達するのに必要な強度を要求されることから、これらの梁構造を2段にするなどの配慮が必要である。スライド部材12,13はいずれも上記の架台保持部材5,5に対応する半円状に形成してあり、その外周面は、上記の架台保持部材5,5の内周面と対応し、かつ摺動可能としてある。これらの各摺動面は、回動架台などの全荷重を受けて摺動するものであるため摩擦抵抗が大きくなっている。このため、摺動面の材質をフッ素樹脂など摩擦係数の小さいものを採用し、あるいはスライダ部材の外周面にローラを設けるなどの対策を講じることが望ましい。
各スライダ部材12,13の上端部には、ネット担架21を支持するための担架保持部15,…が設けてある。担架保持部15は後述するネット担架の枠体22を安定した状態に保持可能であるとともに回動架台11が横方向に傾いた時にここから脱落不能とする形状に構成してある。また、各担架保持部15には患者の安全のためにネット担架の脱落を予防するためのクランプ手段15が設けてある。クランプ手段15は操作が簡単なものが望ましいが、その例としてはばね式クランプや図7に示すような起倒レバー式のものがある。
図4に示すように、ネット担架21はアルミパイプ製の枠体22と、この枠体にネットを張り渡してなる後述のネットマット23とからなる。枠体22は縦梁部24,24と横梁部25,25とを、エルボ26,…及びターンバックル式のジョイント27,…を介して結合したものからなる。各縦梁部24には2か所ずつ第1把手部24b,24bを設けることにより持ち上げやすくしてある。同様に各横梁部25にも第2把手部25bが設けてある。また、各各縦梁部24、24間にはネットマット23の弛みを規制するための補助ベルト27,…が設けてある。この他、図示していないが、各縦梁部24,24間には、患者のずり落ちを防止するための安全ベルトが要所に設けてある。
図5に示すように、上記のエルボ26は、支持部26aの各端部から直角方向に突設したおねじ部26b,26cを有し、支持部26aの長辺部には、上記のクランプ手段15を挿通するための透孔26dが設けてある。エルボ26は、左右対称のものを各2個ずつ組み合わせることにより1セットとなっている。図6は、上記のエルボ26及びジョイント27を用いて縦梁部24と横梁部25とを連結した状態を示している。各梁部24、25の端部には、エルボ26のおねじ部26b,26cとは逆方向のねじれ角を有するおねじ部が刻設してあり、ジョイント27のめねじ部にはそれに対応しためねじが刻設してある。このジョイント27を回すことにより両梁部の連結又は解体が可能となる。
図7は、ネット担架21のクランプ手段の例としての起倒レバー式クランプを示したものである。この起倒レバー式クランプは、柱部16aの下部を担架保持部15に植設し、ネット担架21に設けてある透孔26dに柱部16aを挿通した後、起倒レバー16bを倒すことにより、ネット担架を脱落不能とするものである。この他、クランプ手段としては担架保持部15の上部にレバー式のロックを設け、ネット担架21を保持している時には常にロックしておくようにしてもよい。
上記のネットマット23は、辺長が20〜50mmの菱形状網目を有する網体からなる。網体は無吸水性又は撥水性を有する合成樹脂製の糸をより合わせたものを網目状に編んだものを採用してある。これは排泄物で汚れた場合の拭き取りや洗浄を容易にする他、患者をネット担架ごと入浴させる場合にも好都合となる。また、排泄に備えて裸で横たわっている患者が寝たままの状態で排泄可能とするための排泄穴部を設け留ことも可能である。この場合、排泄穴部の下方には便器を設けておき、排泄後に尻等をぬるま湯等で洗浄すれば、排泄物とともに洗浄水も回収可能となる。この時にももちろんネットマットの水濡れは拭き取り容易なので問題にならない。
図1〜図3に示すように、架台駆動手段31は、駆動モータ32の動力を回動架台11に伝達する駆動歯車33とスライダ部材12の内周面に設けられた内歯歯部34とからなる。駆動モータ32はステップモータを採用してあり、パルス電圧の印加により任意の方向へ所望量だけ回動可能であるため、図示していない操作盤により回動架台11を任意に操作可能である。なお、この架台駆動手段31はフットボード4(図1参照)側に設けてもよく、あるいは両方のの両方の側に設けるようにしてもよい。架台駆動手段を前後両方に設けるようにすると、リブ部材14の剛性を小さくても済むようにすることが可能となる。
上記の架台駆動手段31は、回動架台11を停止位置に保持する制動手段36を備えている。この制動手段36は駆動モータ32の動作中は動作せず、モータが停止したときだけ動作して回動架台11を停止位置に保持可能とするものである。制動手段36としては、架台保持部材5の側面に取り付けたソレノイドの鉄心の先端部に、摩擦部材を設けたものや、スライダ部材12の側面に軟磁性材を貼付し、架台保持部材5の側面からスライダ部材12の側面にまたがるように鉄心を配置した電磁石を設けるようにしたものがある。
基底板1上の駆動モータ32の近傍には回路基盤37が設けてあり、これには駆動モータ32、制動手段36及び上記の操作盤に電気的に接続されている。操作盤としては、いわゆるリモートコントローラを用いて操作容易とすると良い。この操作盤の操作により回動架台21の回動方向(R,L)および回動角(数段階に区分)を指定すると、駆動モータ32が回転して指定位置になるようにネット担架21を傾けて患者を斜め横向きにさせる。この動作時には制動手段がオフとなっており、回動架台11の動作を妨害しないが、この動作が終了すると同時に制動力が働いて回動架台11をその位置に固定するように設定してある。
次に本発明の作用について説明する。図8はネット担架の使用状態を示したものであって、(a)は患者がベット上に寝ている状態を示しているが、この状態を永く続けると床擦れを起こして患者Uに余分の苦痛を与えることになる。(b)はネット担架の回動状態を示したものであるが、回動架台11を回動させることによりネット担架21を傾けた状態にすることにより患者Uを横向きにさせた状態を示している。(c)はネット担架21を回動架台11から取り外して患者Uを入浴や診察などのための搬送をしている状態を示している。ネット担架21はそのまま担架としての機能を有するので、回動架台11上からクランプ手段を解放することにより分離可能となっているため、患者の世話をすることが楽になる。
図9は、ネット担架21を傾けた場合における患者Uの重力の分散状態を示したものである。図中、ネット担架21が水平になっている時には、患者の重量Wはすべて垂直方向に作用するため患者Uの背中とマットとの間の押圧力が大きくなっている。これに対し、右側に示してあるように、ネット担架21を約30°に傾けると、傾斜面に沿った分力F1により背中とマット面との押圧力F2は小さくなる。この傾斜角が大きくなる程押圧力F2は小さくなるが、傾斜面方向の分力が大きくなって患者が滑ってしまうおそれがあるので、安全ベルトを使用する場合であっても40°以下とすることが望ましい。例えば左側に示してあるように約45°に傾けた場合には、傾斜面方向の分力が大きくなり、安全ベルトなどが身体にくい込むように作用するため、別の苦痛が生じるので短時間保持に限定すすることが望ましい。
また、この介護ベッドは回動架台11の上部にテント状の遮蔽蓋を被せることができるようにするとともに、リブ部材14の上面に遮蔽幕を設け、その周囲から立ち上げるように周囲遮蔽幕を設けることにより、患者を気密カプセル内に収納可能なものに応用可能である。気密カプセル内には酸素供給を可能とするとともに、恒温・恒湿に維持可能とすることにより患者を外気から保護することを可能とすることができる。この場合には酸素供給や恒温・恒湿のための配管等は回動架台11側に接続する。もちろん、このためには環境保持のための自動制御装置が必要となる。
以上の説明において架台駆動手段としてモータと内歯歯車機構を採用していたが、この他ウオーム歯車機構や空気圧を利用したリンク機構を採用してもよい。また、上記の説明では、ネット担架の枠体を多数の部材の組み合わせたものを採用してあるが、構造や材質の選択については限定されない。
本発明は、ベット本体と回動架台と架台駆動手段とネット担架の四者からなるものであり、いずれも種々の工程を経て製造されるものであり、産業上の利用可能性を有するものである。
全体の構成を立体的に示た説明図である。 同じく平面図で示した説明図である。 図2B−B線の拡大断面図である。 ネット担架の構成例を示すものであり、(a)は正面図、(b)はネットマットを一部除去して示した平面図である。 ネット担架のエルボを示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 ネット担架の枠体の接続構造を示す説明図である。 ネット担架用クランプ手段を示すものであり、(a)は枠体をクランプした状態を示す一部切欠断面図、(b)はクランプ手段の非クランプ状態を示す側面図である。 ネット担架の使用状態を示すものであり、(a)は通常の状態を示す説明図、(b)は回動架台によってネット担架が傾いている状態を示す説明図、(c)はネット担架を回動架台から取り外して患者を移動している状態を示す説明図である。 ネット担架の傾角と体重の分力との関係を示す説明図である。
符号の説明
1 ベッド本体
2 基底板
3 へッドボード
4 フットボード
5 架台保持部材
11 回動架台
12,13 スライダ部材
14 リブ部材
15 担架保持部
16 クランプ手段
21 ネット担架
22 枠体
23 ネットマット
24b,25b 把手部
31 架台駆動手段
32 駆動モータ
33 駆動歯車
34 内歯歯部
36 制動手段

Claims (6)

  1. 基底板の一端部にヘッドボードが立設してあるとともに、他端部にはフットボードが立設してあり、上記ヘッドボード及び上記フットボードの各内側には上部開放の部分円状に形成してなる架台保持部材が設けてあるベッド本体と、
    各上記架台支持部材上に載置され、外周面に摺動部を有する半円状のスライダ部材が設けてあり、上記スライダ部材同士はリブ部材を介して一体に結合しているとともに、各上記スライダ部材の上端部には担架保持部が設けてある回動架台と、
    上記担架支持部上に保持可能かつ着脱自在に載置可能であるとともに、枠体と上記枠体に支持されたネットマットとを備えたネット担架と、
    上記回動架台を上記スライダ部材の回転中心を半径として回動させる架台駆動手段と
    を備えていることを特徴とする介護ベッド。
  2. 請求項1において、上記ネットマットは無吸水性又は撥水性の細線又は細線を網目状に結合したものであることを特徴とする介護ベッド。
  3. 請求項1又は請求項2において、上記ネット担架の枠体には搬送用把手部が設けてあることを特徴とする介護ベッド。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、上記担架保持部には上記ネット担架の脱落を防止するクランプ手段が設けてあることを特徴とする介護ベッド。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかにおいて、上記架台駆動手段は、上記基底板上に設置された少なくとも1基の駆動モータと、上記駆動モータの駆動歯車と、上記駆動歯車と噛合可能に上記ヘッドボード側及び/又は上記フットボード側の上記スライダ部材の内側に刻設してある内歯歯部とからなることを特徴とする介護ベッド。
  6. 請求項5において、上記架台駆動手段は、上記駆動モータの停止中には上記回動架台をその時の位置に固定する制動手段を備えていることを特徴とする介護ベッド。
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