JP3394228B2 - 便器付きベッド - Google Patents
便器付きベッドInfo
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- JP3394228B2 JP3394228B2 JP2000137957A JP2000137957A JP3394228B2 JP 3394228 B2 JP3394228 B2 JP 3394228B2 JP 2000137957 A JP2000137957 A JP 2000137957A JP 2000137957 A JP2000137957 A JP 2000137957A JP 3394228 B2 JP3394228 B2 JP 3394228B2
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- JP
- Japan
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- mat
- toilet bowl
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- opening
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレに一人で行
けない体が不自由な人等が、ベッドにおいて一人で(多
少の介護を受けても無論差し支えない。)排尿・排便が
できるようになした便器付きベットに関するものであ
る。
けない体が不自由な人等が、ベッドにおいて一人で(多
少の介護を受けても無論差し支えない。)排尿・排便が
できるようになした便器付きベットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、手術直後の病人、寝たきりの人等
は、オシメを着用するか、定期的にオマル(携帯用便
器)で、介護人が排尿・排便の手助けを行っている。こ
の排尿や、排便の介護は介護人にとって煩わしい作業で
あることを否定できないが、それ以上に、介護を受ける
人にとっても心苦しく、大きな負担となっている。
は、オシメを着用するか、定期的にオマル(携帯用便
器)で、介護人が排尿・排便の手助けを行っている。こ
の排尿や、排便の介護は介護人にとって煩わしい作業で
あることを否定できないが、それ以上に、介護を受ける
人にとっても心苦しく、大きな負担となっている。
【0003】なお、従来よりベッドに便器を取り付ける
提案がなされている(たとえば、本出願人等が先に提案
した、特願昭64−85650号等)が、便器のセット
が煩雑であったり、操作が複雑で利用者一人では操作で
きなかったといった理由で、普及されないでいる。
提案がなされている(たとえば、本出願人等が先に提案
した、特願昭64−85650号等)が、便器のセット
が煩雑であったり、操作が複雑で利用者一人では操作で
きなかったといった理由で、普及されないでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記問題点に鑑みなされたもので、操作が容易で、歩くこ
とはできないまでも、多少体が動かせることのできる程
度の要介護者が、一人で操作できる便器付きベッドを提
供することを課題としたものである。
記問題点に鑑みなされたもので、操作が容易で、歩くこ
とはできないまでも、多少体が動かせることのできる程
度の要介護者が、一人で操作できる便器付きベッドを提
供することを課題としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、マット支持枠体10上にマット20を載
置し、該マット支持枠体10の頭部側部位11を仰動可
能となし、上記マット支持枠体10の臀部支承部位12
の下方には昇降装置31で昇降可能となした便器30を
設け、前記マット支持枠体10の便器30の上方には、
ベッド上方左右方向に開くように仰伏動可能となした扉
枠部13,13を設け、この扉枠部13,13は便器3
0が上昇すると仰動して開き、便器30が下降すると伏
動して閉じるようになし、マット20の上記扉枠部1
3,13に適合する部位には、平面略横向きH字状の切
溝21を設けて、該マット20に両開きの開閉扉部2
2,22を形成してなる技術的手段を講じたものであ
る。
め、本発明は、マット支持枠体10上にマット20を載
置し、該マット支持枠体10の頭部側部位11を仰動可
能となし、上記マット支持枠体10の臀部支承部位12
の下方には昇降装置31で昇降可能となした便器30を
設け、前記マット支持枠体10の便器30の上方には、
ベッド上方左右方向に開くように仰伏動可能となした扉
枠部13,13を設け、この扉枠部13,13は便器3
0が上昇すると仰動して開き、便器30が下降すると伏
動して閉じるようになし、マット20の上記扉枠部1
3,13に適合する部位には、平面略横向きH字状の切
溝21を設けて、該マット20に両開きの開閉扉部2
2,22を形成してなる技術的手段を講じたものであ
る。
【0006】それ故、本発明便器付きベッドは、使用者
がベッドに寝たまま、操作すると、開閉扉部22,22
が開くにしたがって、多少臀部を持ち上げることで、便
器30がマット20の開閉扉部22,22が開いて形成
された窓状部に上昇し、この便器30の上に臀部を載
せ、排尿・排便ができる状態とすることができる作用を
呈するものである。
がベッドに寝たまま、操作すると、開閉扉部22,22
が開くにしたがって、多少臀部を持ち上げることで、便
器30がマット20の開閉扉部22,22が開いて形成
された窓状部に上昇し、この便器30の上に臀部を載
せ、排尿・排便ができる状態とすることができる作用を
呈するものである。
【0007】また、本発明は、開閉扉部22,22が開
く際に、使用者が臀部が割れる着衣を予め着装している
と、これを開閉扉部22,22の摩擦で開いて、そのま
ま排尿・排便ができる状態となす作用を呈するものであ
る。
く際に、使用者が臀部が割れる着衣を予め着装している
と、これを開閉扉部22,22の摩擦で開いて、そのま
ま排尿・排便ができる状態となす作用を呈するものであ
る。
【0008】なお、本発明便器付きベッドは、扉枠部1
3,13の上に、開閉扉部22,22があるので、該扉
枠部13,13が仰動しても、開閉扉部22,22が体
重で押し潰され、マット20の上方に隆起する高さはさ
ほど高くは成らず、扉枠部13,13の仰伏動に際して
も使用者に苦痛を与え無いように作用するものである。
3,13の上に、開閉扉部22,22があるので、該扉
枠部13,13が仰動しても、開閉扉部22,22が体
重で押し潰され、マット20の上方に隆起する高さはさ
ほど高くは成らず、扉枠部13,13の仰伏動に際して
も使用者に苦痛を与え無いように作用するものである。
【0009】次に、請求項2の発明は、マット支持枠体
10上に弾性と所定の厚みを有したマット20を載置
し、該マット支持枠体10の頭部側部位11を仰動可能
となし、上記マット支持枠体10の臀部支承部位12の
下方には昇降装置31で昇降可能となした便器30を設
け、前記マット支持枠体10の便器30の上方には、ベ
ッド上方左右方向に仰伏動可能な扉枠部13,13を設
け、この扉枠部13,13は便器30が上昇すると仰動
して開き、便器30が下降すると伏動して閉じるように
なし、マット20の上記扉枠部13,13に適合する部
位には、平面略横向きH字状の切溝21を設けて、該マ
ット20に両開きの開閉扉部22,22を形成し、扉枠
部13,13を閉じた際のその開閉先端部と、前記開閉
扉部22,22の開閉先端部より多少内側に寄った裏面
位置とをテープ23等で余裕を持たせて緊縛してなる技
術的手段を講じたものである。
10上に弾性と所定の厚みを有したマット20を載置
し、該マット支持枠体10の頭部側部位11を仰動可能
となし、上記マット支持枠体10の臀部支承部位12の
下方には昇降装置31で昇降可能となした便器30を設
け、前記マット支持枠体10の便器30の上方には、ベ
ッド上方左右方向に仰伏動可能な扉枠部13,13を設
け、この扉枠部13,13は便器30が上昇すると仰動
して開き、便器30が下降すると伏動して閉じるように
なし、マット20の上記扉枠部13,13に適合する部
位には、平面略横向きH字状の切溝21を設けて、該マ
ット20に両開きの開閉扉部22,22を形成し、扉枠
部13,13を閉じた際のその開閉先端部と、前記開閉
扉部22,22の開閉先端部より多少内側に寄った裏面
位置とをテープ23等で余裕を持たせて緊縛してなる技
術的手段を講じたものである。
【0010】それ故、本発明便器付きベッドは、上記請
求項1の作用に加え、扉枠部13,13を閉じた際、そ
の開閉先端部と、開閉扉部22,22の開閉先端部より
多少外側に寄った裏面位置とをテープ23等で余裕を持
たせて緊縛してなるので、扉枠部13,13が仰動して
開く際、ベッドに寝ている人との間にマット20の一部
で形成されたクッション性を有した開閉扉部22,22
が介装し、さらに、この開閉扉部22,22が扉枠部1
3,13の動きに余裕を持って連動するので、該開閉扉
部22,22が人体に対して大きな緩衝作用を呈すると
ともに、便器30の上方を確実に開閉する作用を呈す
る。さらに、後記するように、該扉枠部13,13が直
接人体に接触しないようになす作用をも呈するものであ
る。
求項1の作用に加え、扉枠部13,13を閉じた際、そ
の開閉先端部と、開閉扉部22,22の開閉先端部より
多少外側に寄った裏面位置とをテープ23等で余裕を持
たせて緊縛してなるので、扉枠部13,13が仰動して
開く際、ベッドに寝ている人との間にマット20の一部
で形成されたクッション性を有した開閉扉部22,22
が介装し、さらに、この開閉扉部22,22が扉枠部1
3,13の動きに余裕を持って連動するので、該開閉扉
部22,22が人体に対して大きな緩衝作用を呈すると
ともに、便器30の上方を確実に開閉する作用を呈す
る。さらに、後記するように、該扉枠部13,13が直
接人体に接触しないようになす作用をも呈するものであ
る。
【0011】次に、請求項3の発明は、マット支持枠体
10上にマット20を載置し、該マット支持枠体10の
頭部側部位11を仰動可能となし、上記マット支持枠体
10の臀部支承部位12の下方には昇降装置31で昇降
可能となした便器30を設け、前記マット支持枠体10
の便器30の上方には、ベッド上方左右方向に仰伏動可
能な扉枠部13,13を設け、この扉枠部13,13は
便器30が上昇すると仰動して開き、便器30が下降す
ると伏動して閉じるようになし、マット20の上記扉枠
部13,13に適合する部位には、平面略横向きH字状
の切溝21を設けて、該マット20に両開きの開閉扉部
22,22を形成し、扉枠部13,13を閉じた際のそ
の開閉先端部と、前記開閉扉部22,22の開閉先端部
より多少内側に寄った裏面位置とをテープ23等で余裕
を持たせて緊縛し、上記昇降装置31は、マット支持枠
体10の頭部側部位11を仰動させて、使用者の上半身
の体重の一部が臀部に加わるようになってから、平面略
横向きH字状の切溝21内部の開閉扉部22,22が仰
動するようになした技術的手段を講じたものである。
10上にマット20を載置し、該マット支持枠体10の
頭部側部位11を仰動可能となし、上記マット支持枠体
10の臀部支承部位12の下方には昇降装置31で昇降
可能となした便器30を設け、前記マット支持枠体10
の便器30の上方には、ベッド上方左右方向に仰伏動可
能な扉枠部13,13を設け、この扉枠部13,13は
便器30が上昇すると仰動して開き、便器30が下降す
ると伏動して閉じるようになし、マット20の上記扉枠
部13,13に適合する部位には、平面略横向きH字状
の切溝21を設けて、該マット20に両開きの開閉扉部
22,22を形成し、扉枠部13,13を閉じた際のそ
の開閉先端部と、前記開閉扉部22,22の開閉先端部
より多少内側に寄った裏面位置とをテープ23等で余裕
を持たせて緊縛し、上記昇降装置31は、マット支持枠
体10の頭部側部位11を仰動させて、使用者の上半身
の体重の一部が臀部に加わるようになってから、平面略
横向きH字状の切溝21内部の開閉扉部22,22が仰
動するようになした技術的手段を講じたものである。
【0012】それ故、本発明便器付きベッドは、請求項
2の作用にさらに加えて、マット支持枠体10の頭部側
部位11を仰動させて、使用者の上半身の体重の一部が
臀部に加わるようになってから、平面略横向きH字状の
切溝21内部開閉扉部22,22のが仰動するようにな
したので、前記した使用者が臀部が割れる着衣を予め着
装していると、これを開閉扉部22,22の摩擦でより
確実に開く作用を呈する。
2の作用にさらに加えて、マット支持枠体10の頭部側
部位11を仰動させて、使用者の上半身の体重の一部が
臀部に加わるようになってから、平面略横向きH字状の
切溝21内部開閉扉部22,22のが仰動するようにな
したので、前記した使用者が臀部が割れる着衣を予め着
装していると、これを開閉扉部22,22の摩擦でより
確実に開く作用を呈する。
【0013】なお、排尿・排便は、上体を起こして略座
った姿勢で行うのが容易で、本発明便器付きベッドは、
利用者が排尿・排便し易い姿勢を保つようにも作用する
ものである。
った姿勢で行うのが容易で、本発明便器付きベッドは、
利用者が排尿・排便し易い姿勢を保つようにも作用する
ものである。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を、添付図面を参照し
て詳細に説明する。図中、1がベッド本体、2が該ベッ
ド本体1の下に配した浴槽である。この浴槽2は、図で
は明示していないが、底面に転車を設け、また同じく図
示しない駆動源を有し、ベッド本体1の下からベッド本
体2の側方に移動可能となしてあり、入浴する場合は、
該浴槽2をベッド本体1の下部から側方に引き出して
(正確には、駆動源で押し出して)使用するようになし
てある。なお、この浴槽2は本発明では省略してよいも
のである。
て詳細に説明する。図中、1がベッド本体、2が該ベッ
ド本体1の下に配した浴槽である。この浴槽2は、図で
は明示していないが、底面に転車を設け、また同じく図
示しない駆動源を有し、ベッド本体1の下からベッド本
体2の側方に移動可能となしてあり、入浴する場合は、
該浴槽2をベッド本体1の下部から側方に引き出して
(正確には、駆動源で押し出して)使用するようになし
てある。なお、この浴槽2は本発明では省略してよいも
のである。
【0015】そして、上記ベット本体1は従来公知なも
のが使用でき、本発明ではマット支持枠体10上にマッ
ト20を載置し、該マット支持枠体10の頭部側部位1
1を仰動可能となしてある。このマット支持枠体10
は、図2に最も明らかに示すごとく、金属パイプを枠状
に折り曲げて形成しているが、無論その材質は適宜選定
すればよく、本実施例では軽量化のため枠体としたが、
マット20を支承できるものであれば平板状の板材で形
成しても無論差し支えないし、外枠のみを用意してこの
外枠に布テープ等を格子状に取り付けたもの等を使用し
てもよいものである。
のが使用でき、本発明ではマット支持枠体10上にマッ
ト20を載置し、該マット支持枠体10の頭部側部位1
1を仰動可能となしてある。このマット支持枠体10
は、図2に最も明らかに示すごとく、金属パイプを枠状
に折り曲げて形成しているが、無論その材質は適宜選定
すればよく、本実施例では軽量化のため枠体としたが、
マット20を支承できるものであれば平板状の板材で形
成しても無論差し支えないし、外枠のみを用意してこの
外枠に布テープ等を格子状に取り付けたもの等を使用し
てもよいものである。
【0016】なお、このマット支持枠体10はベット本
体1上に載置できるようになし、頭部から足部にわたっ
て複数に分割(図示例では、「図2」上下二分割)さ
れ、少なくも、頭部側部位11を仰動可能となしてあ
る。この仰動装置も従来公知なものを使用すればよく、
本実施例では、マット支持枠体10は、その頭部側部位
11の足側辺部(図下辺部)を枢止し(マット支持枠体
10の他の部位に枢止するか、ベッド本体1に枢止す
る。)て、ベット本体1と前記頭部側部位11との間に
パワーシリンダ14を介装して、このパワーシリンダ1
4(図3参照)によって仰動と、マット支持枠体10の
全面が平らな状態となる伏動とができるようになしてあ
る。
体1上に載置できるようになし、頭部から足部にわたっ
て複数に分割(図示例では、「図2」上下二分割)さ
れ、少なくも、頭部側部位11を仰動可能となしてあ
る。この仰動装置も従来公知なものを使用すればよく、
本実施例では、マット支持枠体10は、その頭部側部位
11の足側辺部(図下辺部)を枢止し(マット支持枠体
10の他の部位に枢止するか、ベッド本体1に枢止す
る。)て、ベット本体1と前記頭部側部位11との間に
パワーシリンダ14を介装して、このパワーシリンダ1
4(図3参照)によって仰動と、マット支持枠体10の
全面が平らな状態となる伏動とができるようになしてあ
る。
【0017】上記マット支持枠体10の頭部側部位11
の仰伏動は、実験の結果、略直角状態まで仰動できるよ
うになすのが、排便しやすくて都合のよいものであっ
た。また、上記仰伏動は人がマット20に横になって体
重が加わっている状態でも仰伏動できる機構となすのは
無論である。また、本実施例では頭部側部位11のみを
仰伏動可能となしてあるが、足部側をW字状に折り曲げ
ることができるようにする等してもよいものである。
の仰伏動は、実験の結果、略直角状態まで仰動できるよ
うになすのが、排便しやすくて都合のよいものであっ
た。また、上記仰伏動は人がマット20に横になって体
重が加わっている状態でも仰伏動できる機構となすのは
無論である。また、本実施例では頭部側部位11のみを
仰伏動可能となしてあるが、足部側をW字状に折り曲げ
ることができるようにする等してもよいものである。
【0018】また、上記マット20も従来公知なものが
使用でき、睡眠に適した適宜な弾力性と柔軟性とを有
し、かつ、適宜な通気性を有したものが使用され、通常
芯材のクッション材とこのクッション材を包み込むカバ
ーとで構成してある。なお、このマット20は請求項2
以下では所定の厚みを有することを必須の要件としてい
るが、これは、後記する扉枠部13,13の仰動時にマ
ット20が押し潰されて、マット20の上方に突出する
高さを低減させて人体への違和感を与えないようにする
ためのものである。
使用でき、睡眠に適した適宜な弾力性と柔軟性とを有
し、かつ、適宜な通気性を有したものが使用され、通常
芯材のクッション材とこのクッション材を包み込むカバ
ーとで構成してある。なお、このマット20は請求項2
以下では所定の厚みを有することを必須の要件としてい
るが、これは、後記する扉枠部13,13の仰動時にマ
ット20が押し潰されて、マット20の上方に突出する
高さを低減させて人体への違和感を与えないようにする
ためのものである。
【0019】そして、本発明は、上記マット支持枠体1
0の臀部支承部位12の下方には昇降装置31で昇降可
能となした便器30を設けてある。この便器30は水洗
式で図示しないフレキシブルな注水管と排水管とが連結
されるのは無論であり、さらには、洗浄水噴射装置と温
風乾燥装置とを有するものが望ましい。さらに、図示は
していないが、この便器30には金隠し部が出入可能に
取り付けられ、使用時には金隠し部が仰動するようにな
しておくとよい。
0の臀部支承部位12の下方には昇降装置31で昇降可
能となした便器30を設けてある。この便器30は水洗
式で図示しないフレキシブルな注水管と排水管とが連結
されるのは無論であり、さらには、洗浄水噴射装置と温
風乾燥装置とを有するものが望ましい。さらに、図示は
していないが、この便器30には金隠し部が出入可能に
取り付けられ、使用時には金隠し部が仰動するようにな
しておくとよい。
【0020】そして、上記便器30の昇降装置31は、
図示例では、X字状に組み合わせたリンク33,33を
パワーシリンダ32でその交差角度を変更して、両リン
ク33,33の上端に設けた載荷台34と共に該便器3
0を昇降するようになしてあるが、この昇降装置31は
その他の方式のものを使用してもよいのは無論である。
また、本実施例では、浴槽2を使用したので、マット支
持枠体10の下部の左右中央には該浴槽2が通常位置し
ているので、便器30は図1の奥側に寄った位置を待機
位置とし、浴槽2と共に移動するようになし、便器30
を使用する場合は、該便器30が浴槽2と共に移動し
て、該便器30が左右中央のマット支持枠体10の臀部
支承部位12の下方に移動するようになしてある。な
お、浴槽2を使用しない場合は、該便器30を所定位置
に昇降のみ可能に固定しておいてもよいものである。
図示例では、X字状に組み合わせたリンク33,33を
パワーシリンダ32でその交差角度を変更して、両リン
ク33,33の上端に設けた載荷台34と共に該便器3
0を昇降するようになしてあるが、この昇降装置31は
その他の方式のものを使用してもよいのは無論である。
また、本実施例では、浴槽2を使用したので、マット支
持枠体10の下部の左右中央には該浴槽2が通常位置し
ているので、便器30は図1の奥側に寄った位置を待機
位置とし、浴槽2と共に移動するようになし、便器30
を使用する場合は、該便器30が浴槽2と共に移動し
て、該便器30が左右中央のマット支持枠体10の臀部
支承部位12の下方に移動するようになしてある。な
お、浴槽2を使用しない場合は、該便器30を所定位置
に昇降のみ可能に固定しておいてもよいものである。
【0021】そして、前記マット支持枠体10の便器3
0の上方には、ベッド上方左右方向に開くように仰伏動
可能となした扉枠部13,13を設け、この扉枠部1
3,13は便器30が上昇すると仰動して開き、便器3
0が下降すると伏動して閉じるようになしてある。すな
わち、便器30が上昇すると扉枠部13,13が開いて
便器30の上方が開口するようになしてある。
0の上方には、ベッド上方左右方向に開くように仰伏動
可能となした扉枠部13,13を設け、この扉枠部1
3,13は便器30が上昇すると仰動して開き、便器3
0が下降すると伏動して閉じるようになしてある。すな
わち、便器30が上昇すると扉枠部13,13が開いて
便器30の上方が開口するようになしてある。
【0022】上記扉枠部13,13は、マット支承枠1
0の一部に別途設けられ、その一辺(図2左右外側辺)
を該マット支承枠10の一部に枢着(ベッド本体1に枢
止してもよい)して形成され、本実施例ではこの扉枠部
13の端部にカムフロアー13a,13a(図4参照)
を設け、昇降する便器30の一側に、該カムフロアー1
3aを接動するカム面30a,30aを設け、該便器3
0の上昇で扉枠部13を仰動させるようになしてある
(伏動は自重による)が、無論図示しないパワーシリン
ダー等でこの扉枠部13,13を仰伏動するようになし
てもよい。
0の一部に別途設けられ、その一辺(図2左右外側辺)
を該マット支承枠10の一部に枢着(ベッド本体1に枢
止してもよい)して形成され、本実施例ではこの扉枠部
13の端部にカムフロアー13a,13a(図4参照)
を設け、昇降する便器30の一側に、該カムフロアー1
3aを接動するカム面30a,30aを設け、該便器3
0の上昇で扉枠部13を仰動させるようになしてある
(伏動は自重による)が、無論図示しないパワーシリン
ダー等でこの扉枠部13,13を仰伏動するようになし
てもよい。
【0023】そして、マット20の上記扉枠部13,1
3に適合する部位には、平面略横向きH字状の切溝21
を設けて、該マット20に両開きの開閉扉部22,22
を形成してなる 。すなわち、前記扉枠部13,13が
開いても、その上にあるマット20が開かないと便器3
0を使用できないので、マット20の上記扉枠部13,
13に適合する部位には、平面略横向きH字状の切溝2
1を設けて、該マット20に両開きの開閉扉部22,2
2を形成して、この開閉扉部22,22が扉枠部13,
13と共に開閉(仰伏動)するようになしてある。
3に適合する部位には、平面略横向きH字状の切溝21
を設けて、該マット20に両開きの開閉扉部22,22
を形成してなる 。すなわち、前記扉枠部13,13が
開いても、その上にあるマット20が開かないと便器3
0を使用できないので、マット20の上記扉枠部13,
13に適合する部位には、平面略横向きH字状の切溝2
1を設けて、該マット20に両開きの開閉扉部22,2
2を形成して、この開閉扉部22,22が扉枠部13,
13と共に開閉(仰伏動)するようになしてある。
【0024】本発明において、前記便器30を使用する
場合は、図示はしていないが、手元スイッチで便器使用
の信号を入力する。すると、便器30が上昇(浴槽2が
あって、ベットの左右中央に便器30がない場合は、該
便器30がベッド本体1の左右中央に移動してから上
昇)し、マット支持枠体10の頭部側部位11が仰動す
る。マット支持枠体10の頭部側部位11が仰動する
と、ベッド使用者は上体が起こされ、上体の体重の一部
が臀部に加わる。そして、このタイミングに合わせて、
便器30が上昇して扉枠部13,13ないし開閉扉部2
2,22を仰動させて開く。すると、やがて、座った状
態の臀部の下に便器30の上端が接触し、排尿又は排便
が可能となるものである。
場合は、図示はしていないが、手元スイッチで便器使用
の信号を入力する。すると、便器30が上昇(浴槽2が
あって、ベットの左右中央に便器30がない場合は、該
便器30がベッド本体1の左右中央に移動してから上
昇)し、マット支持枠体10の頭部側部位11が仰動す
る。マット支持枠体10の頭部側部位11が仰動する
と、ベッド使用者は上体が起こされ、上体の体重の一部
が臀部に加わる。そして、このタイミングに合わせて、
便器30が上昇して扉枠部13,13ないし開閉扉部2
2,22を仰動させて開く。すると、やがて、座った状
態の臀部の下に便器30の上端が接触し、排尿又は排便
が可能となるものである。
【0025】排尿又は排便が終わったら、図示しない手
元スイッチの洗浄スイッチを押す。そして、洗浄と乾燥
が終わったら、便器使用終了スイッチを押す(この便器
使用終了スイッチは省略してもよい。)。すると、便器
30が下降してマット支持枠体10の頭部側部位11が
伏動して元に戻るものである。なお、便器30が下降す
る際、ベッド使用者は臀部を多少浮かせ気味にするか、
体を横に向けて、閉じる開閉扉部22,22に体が挟ま
らないようにする。
元スイッチの洗浄スイッチを押す。そして、洗浄と乾燥
が終わったら、便器使用終了スイッチを押す(この便器
使用終了スイッチは省略してもよい。)。すると、便器
30が下降してマット支持枠体10の頭部側部位11が
伏動して元に戻るものである。なお、便器30が下降す
る際、ベッド使用者は臀部を多少浮かせ気味にするか、
体を横に向けて、閉じる開閉扉部22,22に体が挟ま
らないようにする。
【0026】次に、請求項2の発明は、上記構成に加
え、扉枠部13,13を閉じた際のその開閉先端部と、
開閉扉部22,22の開閉先端部より多少内側に寄った
裏面位置とをテープ23等で余裕を持たせて緊縛してな
る構成を加えたものである。扉枠部13,13と開閉扉
部22,22とは、無論一体的に連動するようになす必
要性がある。しかし、扉枠部13,13は機械的な動き
であるの対して、開閉扉部22,22は人体に接して動
く部位であるので、純粋に機械的な動きに規制されるこ
となく、人体との接触部位に多少の余裕を有した動きを
することが、人体に違和感を与えずに望ましい。
え、扉枠部13,13を閉じた際のその開閉先端部と、
開閉扉部22,22の開閉先端部より多少内側に寄った
裏面位置とをテープ23等で余裕を持たせて緊縛してな
る構成を加えたものである。扉枠部13,13と開閉扉
部22,22とは、無論一体的に連動するようになす必
要性がある。しかし、扉枠部13,13は機械的な動き
であるの対して、開閉扉部22,22は人体に接して動
く部位であるので、純粋に機械的な動きに規制されるこ
となく、人体との接触部位に多少の余裕を有した動きを
することが、人体に違和感を与えずに望ましい。
【0027】もっとも、上記扉枠部13,13の上には
マット20があって、この扉枠部13,13の動きは、
弾性を有した開閉扉部22,22を介して人体に伝わる
ので、通常は該開閉扉部22,22が緩衝材として機能
し、直接扉枠部13,13の動きが人体に伝わることは
ないが、開閉扉部22,22が捲れて扉枠部13,13
が直接人体に接触する場合も想定できる。そこで、扉枠
部13,13と開閉扉部22,22とが適宜な余裕は有
するが大きくずれた動きがないように、扉枠部13,1
3を閉じた際のその開閉先端部と、開閉扉部22,22
の開閉先端部より多少外側に寄った裏面位置とをテープ
23等で余裕を持たせて緊縛して扉枠部13,13が仰
動しても(本実施例での上死点、90度回動して直立し
ても)開閉扉部22,22の先端が扉枠部13,13の
上に回り込んで該扉枠部13,13が直接人体には接触
しないようになしてある。
マット20があって、この扉枠部13,13の動きは、
弾性を有した開閉扉部22,22を介して人体に伝わる
ので、通常は該開閉扉部22,22が緩衝材として機能
し、直接扉枠部13,13の動きが人体に伝わることは
ないが、開閉扉部22,22が捲れて扉枠部13,13
が直接人体に接触する場合も想定できる。そこで、扉枠
部13,13と開閉扉部22,22とが適宜な余裕は有
するが大きくずれた動きがないように、扉枠部13,1
3を閉じた際のその開閉先端部と、開閉扉部22,22
の開閉先端部より多少外側に寄った裏面位置とをテープ
23等で余裕を持たせて緊縛して扉枠部13,13が仰
動しても(本実施例での上死点、90度回動して直立し
ても)開閉扉部22,22の先端が扉枠部13,13の
上に回り込んで該扉枠部13,13が直接人体には接触
しないようになしてある。
【0028】上記テープ23は、一対一組にして開閉扉
部22の裏面側に設けられ、扉枠部13の一辺を緊縛す
ればよいが、本実施例では緊縛の手数を省略するため面
状ファスナーで両テープ体どうしを係止するようになし
ている。なお、このテープ23の取付部を開閉扉部2
2,22の開閉先端部より多少外側に寄った位置とする
ことで、扉枠部13,13が直立しても、人体との摩擦
等で該開閉扉部22,22の先端が回り込んで、必ずそ
の上には開閉扉部22,22の先端部位が位置するもの
である。
部22の裏面側に設けられ、扉枠部13の一辺を緊縛す
ればよいが、本実施例では緊縛の手数を省略するため面
状ファスナーで両テープ体どうしを係止するようになし
ている。なお、このテープ23の取付部を開閉扉部2
2,22の開閉先端部より多少外側に寄った位置とする
ことで、扉枠部13,13が直立しても、人体との摩擦
等で該開閉扉部22,22の先端が回り込んで、必ずそ
の上には開閉扉部22,22の先端部位が位置するもの
である。
【0029】次に、請求項3の発明は、上記請求項2の
構成にさらに加えて、便器30の昇降装置31は、マッ
ト支持枠体10の頭部側部位11を仰動させて、使用者
の上半身の体重の一部が臀部に加わるようになってか
ら、平面略横向きH字状の切溝21内部の開閉扉部2
2,22が仰動するようになしたものである。
構成にさらに加えて、便器30の昇降装置31は、マッ
ト支持枠体10の頭部側部位11を仰動させて、使用者
の上半身の体重の一部が臀部に加わるようになってか
ら、平面略横向きH字状の切溝21内部の開閉扉部2
2,22が仰動するようになしたものである。
【0030】上記頭部側部位11の仰動と開閉扉部2
2,22の仰動とのタイミングは、適宜選定すればよい
ものであるが、使用者にとってもっとも違和感が無く快
適な状態とするのが望ましいのは無論で、多数の実験の
結果、上体を起こして、使用者が便器の使用を体でしっ
かりと認識し、その後に、開閉扉部22,22が開くの
が最も違和感が少ないものであった。
2,22の仰動とのタイミングは、適宜選定すればよい
ものであるが、使用者にとってもっとも違和感が無く快
適な状態とするのが望ましいのは無論で、多数の実験の
結果、上体を起こして、使用者が便器の使用を体でしっ
かりと認識し、その後に、開閉扉部22,22が開くの
が最も違和感が少ないものであった。
【0031】また、本発明便器付きベッドは、使用者が
自分でパジャマのズボンを脱いだり、浴衣の裾を端折っ
たりすることができないことを前提とするもので、後ろ
開きの着衣を着用することで、便器使用時臀部の後ろが
開くことができるようになしたもので、開閉扉部22,
22が開く摩擦でこの着衣の後ろを開くようにしたもの
で、ある程度の大きさの摩擦力が必要となる。そこで、
本発明では、頭部側部位11を仰動させて、使用者の上
半身の体重の一部が臀部に加わるようになってから、平
面略横向きH字状の切溝21内部の開閉扉部22,22
が仰動するようになして、着衣の後部が確実に開くよう
になしたものである。
自分でパジャマのズボンを脱いだり、浴衣の裾を端折っ
たりすることができないことを前提とするもので、後ろ
開きの着衣を着用することで、便器使用時臀部の後ろが
開くことができるようになしたもので、開閉扉部22,
22が開く摩擦でこの着衣の後ろを開くようにしたもの
で、ある程度の大きさの摩擦力が必要となる。そこで、
本発明では、頭部側部位11を仰動させて、使用者の上
半身の体重の一部が臀部に加わるようになってから、平
面略横向きH字状の切溝21内部の開閉扉部22,22
が仰動するようになして、着衣の後部が確実に開くよう
になしたものである。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上記のごときで、便器30を
上昇してマット20の一部である開閉扉部22,22を
開くようになしたので、使用者が手元スイッチをONす
る等の意思表示のみで、便器30の上に臀部を載せ、排
尿・排便ができる便器付きベッドを提供できるものであ
る。なお、この操作は体が相当に不自由な人でも可能で
あり、さらには、全く体の自由が利かない人が使用する
場合も、介護者の多少の介護の元に使用でき介護者の労
力を大幅に低減できるとともに、体は不自由であるが認
識力は衰えていない人にとって、恥じらいや介護者に対
する迷惑感が低減でき、心の負担が少ない便器付きベッ
ドを提供できるものである。
上昇してマット20の一部である開閉扉部22,22を
開くようになしたので、使用者が手元スイッチをONす
る等の意思表示のみで、便器30の上に臀部を載せ、排
尿・排便ができる便器付きベッドを提供できるものであ
る。なお、この操作は体が相当に不自由な人でも可能で
あり、さらには、全く体の自由が利かない人が使用する
場合も、介護者の多少の介護の元に使用でき介護者の労
力を大幅に低減できるとともに、体は不自由であるが認
識力は衰えていない人にとって、恥じらいや介護者に対
する迷惑感が低減でき、心の負担が少ない便器付きベッ
ドを提供できるものである。
【0033】なお、本発明はマット支持枠体10の頭部
側部位11を仰動可能となしたので、ベッドの上で上体
を起こし、便器30の上に略座った体制とすることがで
き、特に用便には従来なれた姿勢とすることができる便
器付きベッドを提供できるものである。
側部位11を仰動可能となしたので、ベッドの上で上体
を起こし、便器30の上に略座った体制とすることがで
き、特に用便には従来なれた姿勢とすることができる便
器付きベッドを提供できるものである。
【0034】また、請求項2の発明は、上記効果に加
え、扉枠部13,13を閉じた際のその開閉先端部と、
開閉扉部22,22の開閉先端部より多少内側に寄った
裏面位置とをテープ23等で余裕を持たせて緊縛してな
るので、前記したように、使用者にとって扉枠部13,
13の仰動で違和感が少ない便器付きベッドを提供でき
るものである。
え、扉枠部13,13を閉じた際のその開閉先端部と、
開閉扉部22,22の開閉先端部より多少内側に寄った
裏面位置とをテープ23等で余裕を持たせて緊縛してな
るので、前記したように、使用者にとって扉枠部13,
13の仰動で違和感が少ない便器付きベッドを提供でき
るものである。
【0035】また、請求項3の発明は、上記効果にさら
に加えて、便器30の昇降装置31は、マット支持枠体
10の頭部側部位11を仰動させて、使用者の上半身の
体重の一部が臀部に加わるようになってから、平面略横
向きH字状の切溝21内部の開閉扉部22,22が仰動
するようになしたので、後ろ開きの着衣の着用で、相当
に体が不自由な人でも、自動的に後ろを開き臀部を直接
便器の上に載せることができる便器付きベッドを提供で
きるものである。
に加えて、便器30の昇降装置31は、マット支持枠体
10の頭部側部位11を仰動させて、使用者の上半身の
体重の一部が臀部に加わるようになってから、平面略横
向きH字状の切溝21内部の開閉扉部22,22が仰動
するようになしたので、後ろ開きの着衣の着用で、相当
に体が不自由な人でも、自動的に後ろを開き臀部を直接
便器の上に載せることができる便器付きベッドを提供で
きるものである。
【図1】本発明便器付きベッドの一実施例を示す斜視図
である。
である。
【図2】本発明に使用されるマット支持枠体の一実施例
平面図である。
平面図である。
【図3】要部のベッドの長手方向での縦断面図である。
【図4】要部のベッドの短手方向での縦断面図である。
10 マット支持枠体
11 頭部側部位
12 臀部支承部位
13 扉枠部
20 マット
21 切溝
22 開閉扉部
23 テープ
30 便器
31 昇降装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 福井 洋二郎
東京都新宿区新宿1丁目28番15号 シル
バー精工株式会社内
(72)発明者 松本 康弘
東京都新宿区新宿1丁目28番15号 シル
バー精工株式会社内
(72)発明者 高橋 佳美
東京都新宿区新宿1丁目28番15号 シル
バー精工株式会社内
(72)発明者 富重 貴之
東京都新宿区新宿1丁目28番15号 シル
バー精工株式会社内
(72)発明者 内野 豊
東京都新宿区新宿1丁目28番15号 シル
バー精工株式会社内
(56)参考文献 特開 昭61−103440(JP,A)
特開 平11−56924(JP,A)
特開 平11−239591(JP,A)
特開 昭54−47390(JP,A)
実開 昭64−42030(JP,U)
実開 昭54−159794(JP,U)
実開 平7−15022(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61G 7/02
A47K 11/04
Claims (3)
- 【請求項1】 マット支持枠体(10)上にマット(2
0)を載置し、該マット支持枠体(10)の頭部側部位
(11)を仰動可能となし、 上記マット支持枠体(10)の臀部支承部位(12)の
下方には昇降装置(31)で昇降可能となした便器(3
0)を設け、 前記マット支持枠体(10)の便器(30)の上方に
は、ベッド上方左右方向に開くように仰伏動可能となし
た扉枠部(13,13)を設け、この扉枠部(13,1
3)は便器(30)が上昇すると仰動して開き、便器
(30)が下降すると伏動して閉じるようになし、 マット(20)の上記扉枠部(13,13)に適合する
部位には、平面略横向きH字状の切溝(21)を設け
て、該マット(20)に両開きの開閉扉部(22,2
2)を形成してなる便器付きベッド。 - 【請求項2】 マット支持枠体(10)上に弾性と所定
の厚みを有したマット(20)を載置し、該マット支持
枠体(10)の頭部側部位(11)を仰動可能となし、 上記マット支持枠体(10)の臀部支承部位(12)の
下方には昇降装置(31)で昇降可能となした便器(3
0)を設け、 前記マット支持枠体(10)の便器(30)の上方に
は、ベッド上方左右方向に仰伏動可能な扉枠部(13,
13)を設け、この扉枠部(13,13)は便器(3
0)が上昇すると仰動して開き、便器(30)が下降す
ると伏動して閉じるようになし、 マット(20)の上記扉枠部(13,13)に適合する
部位には、平面略横向きH字状の切溝(21)を設け
て、該マット(20)に両開きの開閉扉部(22,2
2)を形成し、扉枠部(13,13)を閉じた際のその
開閉先端部と、前記開閉扉部(22,22)の開閉先端
部より多少内側に寄った裏面位置とをテープ(23)等
で余裕を持たせて緊縛してなる便器付きベッド。 - 【請求項3】 マット支持枠体(10)上にマット(2
0)を載置し、該マット支持枠体(10)の頭部側部位
(11)を仰動可能となし、 上記マット支持枠体(10)の臀部支承部位(12)の
下方には昇降装置(31)で昇降可能となした便器(3
0)を設け、 前記マット支持枠体(10)の便器(30)の上方に
は、ベッド上方左右方向に仰伏動可能な扉枠部(13,
13)を設け、この扉枠部(13,13)は便器(3
0)が上昇すると仰動して開き、便器(30)が下降す
ると伏動して閉じるようになし、 マット(20)の上記扉枠部(13,13)に適合する
部位には、平面略横向きH字状の切溝(21)を設け
て、該マット(20)に両開きの開閉扉部(22,2
2)を形成し、扉枠部(13,13)を閉じた際のその
開閉先端部と、前記開閉扉部(22,22)の開閉先端
部より多少内側に寄った裏面位置とをテープ(23)等
で余裕を持たせて緊縛し、 上記昇降装置(31)は、マット支持枠体(10)の頭
部側部位(11)を仰動させて、使用者の上半身の体重
の一部が臀部に加わるようになってから、平面略横向き
H字状の切溝(21)内部の開閉扉部(22,22)が
仰動するようになした便器付きベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000137957A JP3394228B2 (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | 便器付きベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000137957A JP3394228B2 (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | 便器付きベッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001314456A JP2001314456A (ja) | 2001-11-13 |
JP3394228B2 true JP3394228B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=18645643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000137957A Expired - Fee Related JP3394228B2 (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | 便器付きベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3394228B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3329802B1 (ja) | 2001-11-14 | 2002-09-30 | 株式会社ビルメン鹿児島 | 介護用ベッド |
CN209751482U (zh) * | 2018-12-03 | 2019-12-10 | 张万海 | 一种便盆自动跟进装置 |
CN110898389A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-03-24 | 谭卫卫 | 一种神经内科康复训练装置 |
KR102383083B1 (ko) * | 2020-07-06 | 2022-04-06 | (주)엘티 | 환자용 비데침대 |
-
2000
- 2000-05-11 JP JP2000137957A patent/JP3394228B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2001314456A (ja) | 2001-11-13 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |