JPH09223535A - プラグ及びソケットの構造 - Google Patents

プラグ及びソケットの構造

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JPH09223535A
JPH09223535A JP8053793A JP5379396A JPH09223535A JP H09223535 A JPH09223535 A JP H09223535A JP 8053793 A JP8053793 A JP 8053793A JP 5379396 A JP5379396 A JP 5379396A JP H09223535 A JPH09223535 A JP H09223535A
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JP
Japan
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plug
terminals
recess
socket
case
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JP8053793A
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English (en)
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Tatatomi Sano
忠臣 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンセント等に差込まれたプラグ、プラグケ
ースまたはソケットに塵埃を付着しないようにすると共
に、付着した水滴を迅速に流出して、端子間や受口間に
不要な電流が流れるのを阻止したり、あるいは端子や受
口の劣化を阻止したものである。 【解決手段】 プラグ及びプラグケースの端子間やプラ
グケース及びソケットの受口間に、凹部を形成し、さら
に前記端子の基部またはその周辺に脚部または突出部を
形成した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグ及びプラグ
ケース並びにソケットの構造に関する分野のものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のプラグは、端子が突設されている
形成壁面部は、フラット面であった。
【0003】さらにプラグケースにおいても、端子及び
受口が形成されている形成壁面部は、フラット面であっ
たり、あるいは若干凹んでいた。
【0004】またソケットにおいても、受口が形成され
ている形成壁面部はフラット面であったり、あるいは若
干凹んでいた。
【0005】従ってプラグの端子が、コンセントの受口
に差込まれると、コンセントと外壁面とプラグの端子が
形成されている形成壁面部とが殆ど間隙部がない状態で
密着していた。
【0006】さらにプラグケースとコンセント等との差
込みの場合も、またプラグとソケットとの差込みの場合
も、夫々密着し合って間隙部はなかった。
【0007】上述のように従来のプラグ及びプラグケー
スの端子が、コンセントやソケットに差込まれ長期間接
続し合ったまゝとなっている場合には、塵埃が溜り易
く、また差込まれたプラグ、プラグケースまたはソケッ
トの上面部に湯気が水滴となって付着し、これら付着し
た水滴が差込まれている端子に到達し、到達した水滴に
よって両端子間に電流が流れ加熱され、プラグ等に付着
していた塵埃等を燃焼し、これが原因で漏電して火災を
惹起すると云う場合もあった。
【0008】さらに、上述のように差込まれたプラグに
付着の水滴が、プラグとコンセントやソケットとの僅か
の間隙部より侵入して、端子の基部のプラグ本体を自然
に劣化し、端子間に電流が流れて端子間の温度を上げ危
険状態を著増することもあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに本発明は、プ
ラグまたはプラグケースの端子が、コンセントやソケッ
トに差込まれ、そのまゝの状態が長期間続いたとして
も、プラグ、プラグケースまたはソケットの上面等に付
着した塵埃や水滴等が、プラグの端子が突設する形成壁
面部に形成されている凹部や、プラグケースの端子間、
受口間に形成されている凹部、さらにソケットの受口間
等に形成されている凹部から流出し、あるいは凹部によ
って通風がよくなり、塵埃等を付着しないようにして、
端子間を始め、受口間に、電流が流れるのを阻止し、プ
ラグ、ソケット等の本体の劣化を防止し、火災の危険を
も未然に防止したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラグを構成
する2本の突設端子間に、プラグを構成する左右両側壁
面部にかけて所定形状の凹部を形成したプラグの構造で
ある。
【0011】さらに本発明は、プラグを構成する3本の
突設端子間に、プラグを構成する本体の外側面部にかけ
て三つ叉形状の凹部を形成したプラグの構造である。
【0012】また本発明は、端子及び端子の受口を形成
せしめたプラグケースにおいて、
【0013】前記端子間に所定形状の凹部を、且前記受
口間に、所定形状の凹部を夫々設けたプラグケースの構
造である。
【0014】さらに本発明は、前記凹部が、半円弧形状
をもって形成したプラグ及びプラグケースの構造であ
る。
【0015】また本発明は、ソケットを構成する受口間
に、所定形状の凹部を形成したソケットの構造である。
【0016】さらに本発明は、前記凹部が、半円弧形状
としたソケットの構造である。
【0017】また本発明は、プラグ及びプラグケースに
おいて、夫々の端子の基部に、絶縁資材製の脚部を形成
したプラグ及びプラグケースの構造である。
【0018】さらに本発明は、プラグ及びプラグケース
の端子を突設する形成壁面部において、端子間以外の形
成壁面部に、突出部を形成したプラグ及びプラグケース
である。
【0019】
【作用】本発明の作用を説明すると以下のとおりである
が、本発明の請求項1〜9までの発明は、共通事項が多
いので一括してその作用を説明する。
【0020】プラグの端子をコンセントの受口に差込む
と、コンセントの外側面と端子が突設する突出形成壁面
部とが、密着しても、プラグに形成された凹部(形状は
特定しない)だけは図面図示の如く密着しない。
【0021】そのため凹部には通風現象がみられ、プラ
グの上面に付着した微粒状の塵埃でも、凹部からの通風
によって吹きとばされ、従って塵埃の付着は従来に比し
きわめて小さくなった。
【0022】さらに上述のように凹部によって、仮にプ
ラグの上面に水滴が形成されても、凹部より流出して、
プラグの上面を始め、端子間に付着しない。
【0023】また前記プラグの端子がソケットの受口に
差込まれても、プラグとソケットに形成された凹部によ
って、プラグやソケットに付着した塵埃は常時凹部から
流通する微風によって除かれると共に、同様に付着した
水滴も、上記の凹部から流出される。
【0024】さらにプラグの端子の基部に絶縁資材製の
脚部を付着して形成したプラグの場合も、前記脚をコン
セント、プラグケース、ソケットの受口に差込むと、前
記脚部の外側面が、対向するコンセント等の外側面と密
着し、他の前記脚部以外の脚部突出形成壁面部との間
に、間隙部が形成される。従って前記間隙部は、常時エ
アが還流している。そのためプラグ等に塵埃が付着して
も、塵埃は還流するエアによって除去される。さらにプ
ラグ等に付着した水滴が端子形成壁面部に流れても、脚
部によって端子間に電流が流れたりしない。
【0025】さらにプラグケースの受口間にも、凹部が
形成されているので、前述したときと同じ機能によって
付着した塵埃を除去し、且付着した水滴をスムーズに外
部に流出せしめ、受口間に電流を流したりしない。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明である請求項1〜9記載の
実施の形態は、共通事項が多いので一括して説明すると
以下のとおりである。
【0027】図面において、1はプラグaを構成するプ
ラグ本体、2はプラグ本体1を構成する左側壁面部、3
は同じく右側壁面部である。4は端子5を形成する端子
形成壁面部である。6は前記端子5の間に形成した凹部
であり、形状は図面では半円弧形状にて形成しているが
限定しない。従って、V字形状、
【外1】 形状、
【外2】 形状等のものでもよい。7はプラグaの組立て用止め具
である。
【0028】8は前記プラグaの端子5の基部に形成し
た脚部である。本発明において前記の脚部8を形成した
ときは、凹部6は形成しない。
【0029】9は前記プラグaの端子5を形成した端子
形成壁面部4において、前記端子5間を接続する突出部
である。本発明において前記の突出部9を形成したとき
は、凹部6は形成しない。
【0030】なお、図面において図示されていないが、
前記2本の端子5の外側方の端子形成壁面部4に、脚部
を形成してもよい。
【0031】bは3本の端子10が端子形成壁面部1
0’に突設したプラグ、11はプラグbを構成する外側
面部、12は前記端子10間に形成された凹部である。
前記凹部12も、上記の凹部6と同じく形状については
限定しない。13は前記プラグbが差込まれるソケット
である。
【0032】cはプラグケースであり、以下の構成から
なっている。14は端子であり、この端子14は端子形
成壁面部15より突設している。そして両端子14間に
凹部16を形成する。この凹部16の形状を上述した凹
部6と同じく多数の形状をもって形成する。17は受
口、18は前記受口17間にして受口17が形成されて
いる側壁面部19に形成した凹部である。前記凹部18
についても、上述した凹部6、16と同じく種々の形状
にて形成することができる。20はプラグa、b及びソ
ケット13に接続したコードである。
【0033】dはソケットであり、以下の構成からなっ
ている。21はソケットdを構成する受口22が形成さ
れる受口形成壁面部、23は左側壁面部、24は右側壁
面部である。25はソケットdを構成する左右両側壁面
部23、24に達するように、受口22間に形成された
凹部である。そして前記凹部25の形状も、上述した各
凹部6、12、16、18と同じく、多数の形状にて形
成してもよい。26は止め具である。
【0034】eはコンセント、27はコンセントeの外
側面部である。
【0035】
【発明の効果】本発明は以下に示す効果を奏する。
【0036】本発明は、プラグを構成する端子が形成す
る形成壁面部の端子間に凹部を形成するか、あるいは前
記端子の基部周辺または外側面に脚部を形成したので、
前記プラグをコンセントに差込んでも、凹部によってプ
ラグとコンセントとの間に、エアが還流して、プラグの
上面に付着した塵埃は前記還流エアによってとばされる
と共に、プラグの上面に水滴が付着しても、前記凹部よ
り流出して、端子間に水滴が付着して電流を流し、端子
及び端子周辺部材を劣化することがなく、従って端子が
高温化し火災の発生を未然に防止した利点を有してい
る。
【0037】さらに本発明は、ソケットの受口間にも、
前記と同じ凹部を形成したので、ソケットの上面に塵埃
が付着したり、あるいは水滴が付着しても、凹部より流
出し、従って上述と同じように受口が加熱し、劣化現象
を阻止した利点を有している。
【0038】また本発明は、プラグケースの端子及び受
口間に、夫々凹部を形成したので、上述と同じように端
子や受口が水滴や塵埃等による加熱や劣化現象を阻止し
たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プラグの第1実施例の斜視図である。
【図2】同プラグの第2実施例の斜視図である。
【図3】同プラグの第3実施例の斜視図である。
【図4】同プラグの第4実施例の斜視図である。
【図5】同プラグケースの斜視図である。
【図6】同ソケットの斜視図である。
【図7】同第1実施例のプラグの使用状態を示す一部切
欠平面図である。
【図8】同第2実施例のプラグの使用状態を示す一部切
欠平面図である。
【符号の説明】
a、b・・・プラグ 1・・・プラグ本体 2、2
3・・・左側壁面部 3、24・・・右側壁面部 4、10’、15・・・
端子形成壁面部 5、10、14・・・端子 6、
12、16、18、25・・・凹部 7、26・・・
止め具 8・・・脚部 9・・・突出部 11、
27・・・外側面部 13、d・・・ソケット c
・・・プラグケース 17、22・・・受口 19
・・・側壁面部 20・・・コード 21・・・受
口形成壁面部 e・・・コンセント

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラグを構成する2本の突設端子間に、プ
    ラグを構成する左右両側壁面部にかけて所定形状の凹部
    を形成したことを特徴とするプラグの構造。
  2. 【請求項2】プラグを構成する3本の突設端子間に、プ
    ラグを構成する本体の外側面部にかけて三つ叉形状の凹
    部を形成したことを特徴とするプラグの構造。
  3. 【請求項3】端子及び端子の受口を形成せしめたプラグ
    ケースにおいて、 前記端子間に所定形状の凹部を、且前記受口間に、所定
    形状の凹部を夫々設けたことを特徴とするプラグケース
    の構造。
  4. 【請求項4】前記凹部が、半円弧形状をもって形成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3記載のプラグ及びプ
    ラグケースの構造。
  5. 【請求項5】ソケットを構成する受口間に、所定形状の
    凹部を形成したことを特徴とするソケットの構造。
  6. 【請求項6】前記凹部が、半円弧形状とすることを特徴
    とした請求項5記載のソケットの構造。
  7. 【請求項7】プラグ及びプラグケースにおいて、夫々の
    端子の基部に、絶縁資材製の脚部を形成したことを特徴
    とするプラグ及びプラグケースの構造。
  8. 【請求項8】プラグ及びプラグケースの端子を突設する
    形成壁面部において、端子間以外の形成壁面部に、突出
    部を形成したことを特徴とするプラグ及びプラグケー
    ス。
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