JPH0735323Y2 - テーブルタップ - Google Patents
テーブルタップInfo
- Publication number
- JPH0735323Y2 JPH0735323Y2 JP1988156977U JP15697788U JPH0735323Y2 JP H0735323 Y2 JPH0735323 Y2 JP H0735323Y2 JP 1988156977 U JP1988156977 U JP 1988156977U JP 15697788 U JP15697788 U JP 15697788U JP H0735323 Y2 JPH0735323 Y2 JP H0735323Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- table tap
- casing
- plug
- heat
- tap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は被覆電線からなるコードの端部に接続された四
角箱形のテーブルタップに関するものである。
角箱形のテーブルタップに関するものである。
〈従来の技術〉 一般に家庭において壁面等に設置された固定コンセント
から遠隔点にある電気機器を接続するために、被覆電線
からなるコードの端部に四角箱形のテーブルタップが接
続されたものが広く使用されている。このテーブルタッ
プは、通常2つ以上のプラグ差込み口を備え、複数のプ
ラグを同時に接続して使用されることが多い。
から遠隔点にある電気機器を接続するために、被覆電線
からなるコードの端部に四角箱形のテーブルタップが接
続されたものが広く使用されている。このテーブルタッ
プは、通常2つ以上のプラグ差込み口を備え、複数のプ
ラグを同時に接続して使用されることが多い。
従って、これらプラグに接続された電気器具を同時に使
用した場合、あるいは大容量の電気を消費する電気器具
を長時間連続使用したときにテーブルタップに熱が発生
し、この発熱は密閉されたケーシング内で発生するもの
であるから、輻射熱で温度が除々に上昇してショートに
よる通電不良や火災を引き起こす原因となる。
用した場合、あるいは大容量の電気を消費する電気器具
を長時間連続使用したときにテーブルタップに熱が発生
し、この発熱は密閉されたケーシング内で発生するもの
であるから、輻射熱で温度が除々に上昇してショートに
よる通電不良や火災を引き起こす原因となる。
このケーシング内部の発熱を危惧した考案として、実開
昭57-9183号公報に示すものがある。この公知手段では
プラグの金属端子の挿通孔に連なって空気抜き用の孔を
設けて外部に熱を放散するようにしている。しかし、こ
の空気抜き用の孔は金属端子の挿通孔と同一面、即ちプ
ラグ本体の底面でコンセントへの接触面に形成されるも
のであるから、プラグ使用時にはこの孔は相対するコン
セント表面によって閉塞されることになり、内部に発生
した熱を外部に放散させることができない。
昭57-9183号公報に示すものがある。この公知手段では
プラグの金属端子の挿通孔に連なって空気抜き用の孔を
設けて外部に熱を放散するようにしている。しかし、こ
の空気抜き用の孔は金属端子の挿通孔と同一面、即ちプ
ラグ本体の底面でコンセントへの接触面に形成されるも
のであるから、プラグ使用時にはこの孔は相対するコン
セント表面によって閉塞されることになり、内部に発生
した熱を外部に放散させることができない。
〈考案が解決しようとする課題〉 そこで本考案は、複数のプラグを同時に接続して使用し
た場合に生じる内部発熱を空気対流によって効果的に外
部に放散させて内部温度の上昇を確実に押さえることの
出来るテーブルタップを提供することを主たる目的とす
るものである。
た場合に生じる内部発熱を空気対流によって効果的に外
部に放散させて内部温度の上昇を確実に押さえることの
出来るテーブルタップを提供することを主たる目的とす
るものである。
〈課題を解決する為の手段〉 上記の目的を達成する為に本考案のテーブルタップにあ
っては、複数のプラグ差し込み孔(2d)…を有しかつコ
ード(1)の端部に接続された四角箱形のテーブルタッ
プ(2)に於いて、該テーブルタップ(2)のケーシン
グ(2a)の少なくとも上面であってこのテーブルタップ
(2)に接続されるプラグ(3)によって閉塞されない
位置に内部の導体収納空間(2b)に連なる通気穴(2c)
…が形成されている構造としたものである。
っては、複数のプラグ差し込み孔(2d)…を有しかつコ
ード(1)の端部に接続された四角箱形のテーブルタッ
プ(2)に於いて、該テーブルタップ(2)のケーシン
グ(2a)の少なくとも上面であってこのテーブルタップ
(2)に接続されるプラグ(3)によって閉塞されない
位置に内部の導体収納空間(2b)に連なる通気穴(2c)
…が形成されている構造としたものである。
〈作用〉 上記のごとく構成されたテーブルタップ(2)の差し込
み穴(2d)に電気器具のプラグ(3)を差し込んで使用
するのであるが、このとき何らかの原因でケーシング
(2a)の内部で発熱が生じた場合、この熱は通気穴(2
c)…を介して外部に放散されるので、輻射熱による急
激な熱上昇は緩和され、これによりショートや火災の発
生を抑えることができる。特に前記通気穴(2c)…はテ
ーブルタップ(2)のケーシング(2a)の上面または下
面であってこのテーブルタップ(2)に接続されるプラ
グ(3)によって閉塞されない位置に設けられているか
ら、使用時に通気穴(2c)…が閉塞されることがなく、
効果的に内部発熱を対流によって放散できて確実に温度
上昇を押えることができる。
み穴(2d)に電気器具のプラグ(3)を差し込んで使用
するのであるが、このとき何らかの原因でケーシング
(2a)の内部で発熱が生じた場合、この熱は通気穴(2
c)…を介して外部に放散されるので、輻射熱による急
激な熱上昇は緩和され、これによりショートや火災の発
生を抑えることができる。特に前記通気穴(2c)…はテ
ーブルタップ(2)のケーシング(2a)の上面または下
面であってこのテーブルタップ(2)に接続されるプラ
グ(3)によって閉塞されない位置に設けられているか
ら、使用時に通気穴(2c)…が閉塞されることがなく、
効果的に内部発熱を対流によって放散できて確実に温度
上昇を押えることができる。
〈実施例〉 以下図面について本考案の実施例を説明する。
第1図乃び第2図は本考案に係るテーブルタップを示す
ものであって、被覆電線から成るコード(1)の一端部
に複数のプラグ差込み口(2d)…を有する四角箱形のテ
ーブルタップ(2)が設けられている。そして第2図に
示すように、前記テーブルタップ(2)のケーシング
(2a)の上下両面であって該テーブルタップ(2)に接
続されるプラグ(3)によって閉塞されない位置に内部
の導体収納空間(2b)に連なる通気穴(2c)…が形成さ
れている。これによりプラグ(3)…がプラグ差し込み
口(2d)に接続されて使用されている内に、ケーシング
内部に熱が発生しても通気穴(2c)…は常に外部に解放
されているので、該通気穴(2c)…から外部に放散され
て熱輻射による急激な温度上昇が抑えられる。
ものであって、被覆電線から成るコード(1)の一端部
に複数のプラグ差込み口(2d)…を有する四角箱形のテ
ーブルタップ(2)が設けられている。そして第2図に
示すように、前記テーブルタップ(2)のケーシング
(2a)の上下両面であって該テーブルタップ(2)に接
続されるプラグ(3)によって閉塞されない位置に内部
の導体収納空間(2b)に連なる通気穴(2c)…が形成さ
れている。これによりプラグ(3)…がプラグ差し込み
口(2d)に接続されて使用されている内に、ケーシング
内部に熱が発生しても通気穴(2c)…は常に外部に解放
されているので、該通気穴(2c)…から外部に放散され
て熱輻射による急激な温度上昇が抑えられる。
前記した実施例では、テーブルタップ(2)のケーシン
グ(2a)の上下両面に通気穴(2c)…を設けたが、ケー
シング上面のみに通気穴(2c)を設けるようにしてもよ
い。また、ケーシング(2a)の下面に通気穴(2c)を設
ける場合は、図に示すようにケーシング下面と被接地面
との間に隙間が生じるようにダボ状突起(2e)を設ける
のがよい。
グ(2a)の上下両面に通気穴(2c)…を設けたが、ケー
シング上面のみに通気穴(2c)を設けるようにしてもよ
い。また、ケーシング(2a)の下面に通気穴(2c)を設
ける場合は、図に示すようにケーシング下面と被接地面
との間に隙間が生じるようにダボ状突起(2e)を設ける
のがよい。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明した
が、本考案は必ずしも上記の実施例構造のみに限定され
るものでなく、本考案の構成要件を備え、かつ本考案の
目的を達成し、以下に言う効果を有する範囲内で適宜変
更して実施することが出来るものである。
が、本考案は必ずしも上記の実施例構造のみに限定され
るものでなく、本考案の構成要件を備え、かつ本考案の
目的を達成し、以下に言う効果を有する範囲内で適宜変
更して実施することが出来るものである。
〈考案の効果〉 以上詳述したごとく本考案は、複数のプラグ差し込み口
を備えたテーブルタップに於いて、複数のプラグを接続
して使用している内にケーシング内部に何らかの原因で
発熱が生じた場合、この熱は通気穴を介して外部に放散
されて、輻射熱による急激な熱上昇は緩和され、これに
よりショートや火災の発生を抑えることができる。特に
前記通気穴はテーブルタップのケーシングの少なくとも
上面であってこのテーブルタップに接続されるプラグに
よって閉塞されない位置に設けられているから、使用時
に通気穴が閉塞されることがなく、常に外部に解放され
ているので効果的に内部発熱を対流によって放散できて
確実に温度上昇を押えることができ、複数のプラグを接
続して使用されるテーブルタップにとって極めて有用で
ある。
を備えたテーブルタップに於いて、複数のプラグを接続
して使用している内にケーシング内部に何らかの原因で
発熱が生じた場合、この熱は通気穴を介して外部に放散
されて、輻射熱による急激な熱上昇は緩和され、これに
よりショートや火災の発生を抑えることができる。特に
前記通気穴はテーブルタップのケーシングの少なくとも
上面であってこのテーブルタップに接続されるプラグに
よって閉塞されない位置に設けられているから、使用時
に通気穴が閉塞されることがなく、常に外部に解放され
ているので効果的に内部発熱を対流によって放散できて
確実に温度上昇を押えることができ、複数のプラグを接
続して使用されるテーブルタップにとって極めて有用で
ある。
第1図は本考案のテーブルタップの一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図におけるB−B線に沿った断面図で
ある。 図中(1)はコード、(2)はテーブルタップ、(2a)
はテーブルタップのケーシング、(2b)は内部収納空
間、(2c)は通気穴、(3)はプラグである。
図、第2図は第1図におけるB−B線に沿った断面図で
ある。 図中(1)はコード、(2)はテーブルタップ、(2a)
はテーブルタップのケーシング、(2b)は内部収納空
間、(2c)は通気穴、(3)はプラグである。
Claims (1)
- 【請求項1】複数のプラグ差し込み孔(2d)…を有しか
つコード(1)の端部に接続された四角箱形のテーブル
タップ(2)に於いて、該テーブルタップ(2)のケー
シング(2a)の少なくとも上面であってこのテーブルタ
ップ(2)に接続されるプラグ(3)によって閉塞され
ない位置に内部の導体収納空間(2b)に連なる通気穴
(2c)…が形成されているテーブルタップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988156977U JPH0735323Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | テーブルタップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988156977U JPH0735323Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | テーブルタップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0277879U JPH0277879U (ja) | 1990-06-14 |
JPH0735323Y2 true JPH0735323Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31436007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988156977U Expired - Lifetime JPH0735323Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | テーブルタップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735323Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS579183U (ja) * | 1980-06-16 | 1982-01-18 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP1988156977U patent/JPH0735323Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0277879U (ja) | 1990-06-14 |
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