JP3327093B2 - 電源プラグ - Google Patents

電源プラグ

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JP3327093B2
JP3327093B2 JP00953796A JP953796A JP3327093B2 JP 3327093 B2 JP3327093 B2 JP 3327093B2 JP 00953796 A JP00953796 A JP 00953796A JP 953796 A JP953796 A JP 953796A JP 3327093 B2 JP3327093 B2 JP 3327093B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源コンセントに差し
込まれて電気機器に電力を供給する電源プラグに関し、
更に詳しくは、2重成形構造の電源プラグ(以下、単に
「2重成形プラグ」と略記する)に間隙充填部を形成し
てトラッキング火災(塵埃等の堆積による短絡を原因と
する火災)を防止した電源プラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電化製品やOA機器等の電気機器には、
電源コンセントに差し込み接続される電源プラグが備え
られている。かかる電源プラグの接続端子部材は、電源
コンセントの電源プラグ接続口に差し込み可能とするた
めに、外形寸法が電源プラグ接続口の内径寸法に比べて
やや小となされている。従って、電源プラグは電源コン
セントに差し込まれた際に、間隙が生じてこの間隙に塵
埃等が付着して、ショート等の不都合が発生する虞れが
ある。
【0003】また、電源プラグは電源コンセントに差し
込まれた状態で間隙が生じているため、電源プラグがガ
タつきやすく、電源プラグが電源コンセントに対して傾
斜し、電源プラグ接続口から抜けやすい状態となる。こ
のため、電源プラグの電源コードに誤って足を引っかけ
た場合に簡単に電源プラグが抜けてしまい、特に電力の
供給を常時必要とするOA機器等においては、電力が遮
断することにより、内部データが破損するという問題が
発生する。かかる問題を解決する目的で、本出願人が先
に出願した特願平07−37388号明細書に記載の
「電源プラグ」があり、その概要を先願例として図3に
再掲して説明する。
【0004】先願例の電源プラグ1は、図3に示すよう
にプラグ本体3と、電源コンセント2の電源プラグ接続
口9A、9Bに差し込まれる一対の接続端子部材4A、
4Bと、電気機器に接続された電源コード5を備えてい
る。
【0005】プラグ本体3は、プラスチック、合成ゴム
などの絶縁性を有する絶縁材料によって、外形が略矩形
状に形成されている。プラグ本体3は、電源コンセント
2に差し込む側の突当面3Aに一対の間隙充填部6A、
6Bが突出形成されている。この間隙充填部6A、6B
は、角筒状に形成され、外形寸法が電源コンセント2の
電源プラグ接続口9A、9Bの内径寸法と略等しい大き
さに形成されている。また、間隙充填部6A、6Bに
は、接続端子部材4A、4Bの外形寸法に略等しい内径
寸法を有する接続端子挿通穴7A、7Bが設けられてい
る。更に、間隙充填部6A、6Bには、先端部に面取り
部8A、8Bがそれぞれ形成されている。
【0006】接続端子部材4A、4Bは金属板で形成さ
れ、基端側がプラグ本体3の内部に支持され、電源コン
セント2に差し込まれる側の先端部分がプラグ本体3の
接続端子挿通穴7A、7Bより突出するようにしてプラ
グ本体3に取付けられている。従って、接続端子部材4
A、4Bは、プラグ本体3から突出した部分のうちの根
元部分の外周壁が、プラグ本体3の間隙充填部6A、6
Bの内周壁に覆われている。
【0007】以上のように構成された先願例の電源プラ
グ1は、接続端子部材4A、4Bが電源コンセント2の
電源プラグ接続口9A、9Bに差し込まれる。このよう
にして差し込まれた際に、電源プラグ1の接続端子部材
4A、4Bの外周壁と電源コンセント2の電源プラグ接
続口9A、9Bの内周壁との間に生じる間隙10A、1
0Bに間隙充填部6A、6Bが充填される。これによ
り、間隙10A、10Bに塵埃等が入り込むことを防止
するとともに、ガタつきの発生を防止するというもので
ある。
【0008】引き続き、従来技術の2重成形プラグにつ
いて図4を参照して説明する。
【0009】2重成形プラグは、比較的高電力の電気機
器を中心に利用されており、その信頼性の高さから、今
後多くの電気機器に利用されようとしている。従来技術
の2重成形プラグの構造は図4に示すように、プラグ本
体3と、電源コンセントに差し込まれる一対の接続端子
部材4A、4Bと、電気機器に接続された電源コード5
と、一対の接続端子部材4A、4Bと電源コード5を接
続するカシメ部11等を備えて構成される。
【0010】プラグ本体3は、ポリ塩化ビニルPVC
(「塩化ビニル樹脂」ともいう)等により、外形が略矩
形状に形成されている。プラグ本体3の突当面3A側
は、強度増加や延焼を防止するため熱硬化性樹脂12で
形成されている。この熱硬化性樹脂12の所定位置には
接続端子部材4A、4Bが突出形成されている。この接
続端子部材4A、4Bは金属板で形成され、基端側がプ
ラグ本体3の内部に支持されて取付けられている。
【0011】従来技術の2重成形プラグは、次のように
製造されるのが一般的である。すなわち、先ず一対の接
続端子部材4A、4Bを熱硬化性樹脂12に挿入し、接
続端子部材4A、4Bの基端側をカシメ部11によって
電源コード5と接続する。この状態において、プラグ本
体3を形成するポリ塩化ビニル等の樹脂を金型に流し込
むことにより、2重成形プラグが形成される。
【0012】以上の説明で明らかなように、図3におけ
る先願例の電源プラグ1では、間隙充填部6A、6Bが
プラグ本体3と一体的に同時形成されるようになってい
る。また、図4に示した従来技術の2重成形プラグにお
いては、一対の接続端子部材4A、4Bを熱硬化性樹脂
12に挿入後、プラグ本体3を形成するポリ塩化ビニル
等の樹脂を金型に流し込むことにより形成されている。
【0013】しかしながら、先願例の間隙充填部を有す
る電源プラグに、この2重成形プラグ構造を応用しよう
とすると、間隙充填部6Aが、図4(c)に示すように
熱硬化性樹脂12と一体的に形成されることになる。こ
の熱硬化性樹脂12は固くて脆いため、電源プラグの接
続端子部材に加わる外力等により、間隙充填部6A、6
Bが破損する虞れがあり、2重成形プラグ構造が利用で
きないという問題点があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題点
に鑑みてなされたもので、その課題は、間隙充填部を有
する電源プラグに、2重成形プラグ構造を応用する場合
における問題点を解決し、より安全性を高めた電源プラ
グを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明の電源プラグは、ポリ塩化ビニル等の絶縁材
料によって形成されたプラグ本体と、このプラグ本体の
突当面に形成された熱硬化性樹脂等の難燃手段と、この
プラグ本体の内部に基端部が支持された一対の接続端子
部材と、これら接続端子部材のプラグ本体から突出した
部分の根元部分に設けられた間隙充填手段とを備えた2
重成形構造の電源プラグであって、この難燃手段は接続
端子部材を挿通する接続端子部材挿通穴を有し、この接
続端子部材挿通穴の内周壁には、この難燃手段の突当面
から所定寸法だけを後退した位置に、接続端子部材の各
面をその頂点で保持するリブが形成され、この間隙充填
手段は、接続端子部材と接続端子部材挿通穴間の間隙に
流入したプラグ本体と同一絶縁材料によって一体に突出
形成されるととともに、接続端子部材が電源コンセント
の電源プラグ接続口に差し込まれた状態において、これ
ら接続端子部材の外周壁と電源プラグ接続口の内周壁と
の間に構成される間隙に充填される構成である。
【0016】
【0017】かかる構成の本発明の電源プラグは、接続
端子部材が電源コンセントの電源プラグ接続口に差し込
まれた際に、これら接続端子部材の外周壁と電源コンセ
ントの電源プラグ接続口の内周壁との間に生じる間隙に
間隙充填手段が充填される。この間隙充填手段は、プラ
グ本体と同一絶縁材料によって一体的に突出形成されて
いるため、接続端子部材に加わる外力等により、破損す
る虞れがなくなる。
【0018】また、本発明に係る難燃手段の接続端子部
材挿通穴の内周壁には、難燃手段の突当面から所定寸法
だけ後退した位置に、接続端子部材を保持するリブが形
成されているため、プラグ本体と同じ絶縁材料を流入す
る際の流れをよくし、間隙充填部の各面にリブを原因と
する横スジが発生するのを抑えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態につき添付図面を参照して説明する。
【0020】先ず、図1を参照して本発明の電源プラグ
の構造を説明する。図1は本発明の電源プラグを示す図
であり、(a)は同電源プラグの上部断面図であり、
(b)は同電源プラグの斜視図である。なお、従来技術
で記載した事項と共通する部分には同一の参照符号を付
すものとする。また、電源コンセント側の電源プラグ接
続口等は同一であるため図説を省略した。
【0021】本発明の電源プラグ21は、図1に示すよ
うにプラグ本体23と、このプラグ本体23の突当面に
形成された補強や延焼防止を目的とする難燃手段として
の熱硬化性樹脂22と、電源コンセントに差し込まれる
一対の接続端子部材4A、4Bと、これら接続端子部材
4A、4Bのプラグ本体23から突出した部分の根元部
分に設けられる間隙充填部26A、26Bと、電気機器
に接続された電源コード5と、一対の接続端子部材4
A、4Bと電源コード5を接続するカシメ部11を備え
ている。
【0022】プラグ本体23は、ポリ塩化ビニル材料等
によって、外形が略矩形状に形成され、このプラグ本体
23の突当面には難燃手段たる熱硬化性樹脂22が形成
されている。プラグ本体23は、電源コンセントに差し
込む側の突当面23Aに一対の間隙充填部26A、26
Bが突出形成されている。この間隙充填部26A、26
Bは角筒状に形成され、外形寸法が電源コンセントの電
源プラグ接続口の内径寸法と略等しい大きさに形成され
ている。また、間隙充填部26A、26Bには、接続端
子部材4A、4Bの外形寸法に略等しい内径寸法を有す
る接続端子挿通穴が設けられている。更に、間隙充填部
26A、26Bには、先端部に面取り部28A、28B
がそれぞれ形成されている。
【0023】接続端子部材4A、4Bは金属板で形成さ
れ、基端側がプラグ本体23の内部に支持され、電源コ
ード5とカシメ部11によって接続されている。接続端
子部材4A、4Bの電源コンセントに差し込まれる側の
先端部分は、熱硬化性樹脂22の接続端子挿通穴27
A、27Bより突出するようにしてプラグ本体23に取
付けられている。従って、接続端子部材4A、4Bは、
プラグ本体23から突出した部分のうちの根元部分にお
ける外周壁が、プラグ本体23の間隙充填部26A、2
6Bの内周壁に覆われている。
【0024】本発明の電源プラグ21は、次のように製
造される。すなわち、先ず一対の接続端子部材4A、4
Bを難燃手段たる熱硬化性樹脂22に挿入し、接続端子
部材4A、4Bの基端側をカシメ部11によって電源コ
ード5と接続する。この状態において、プラグ本体23
を形成するポリ塩化ビニル材料等の樹脂を金型に流し込
むことにより間隙充填部26A、26Bが形成される。
このとき、熱硬化性樹脂22の接続端子挿通穴27A、
27Bと接続端子部材4A、4Bの間隙からプラグ本体
23と同一材料であるポリ塩化ビニル樹脂等を流入して
間隙充填部26A、26Bを同時に形成する。
【0025】次に、図2を参照して本発明の電源プラグ
の要部構造を説明する。図2は本発明の電源プラグの詳
細を示す図であり、(a)は同電源プラグの熱硬化性樹
脂を示す正面図であり、(b)は同熱硬化性樹脂のX−
X部を破断して示す断面図であり、(c)は同電源プラ
グの正面図である。
【0026】図2(a)において、熱硬化性樹脂22に
形成されたの接続端子挿通穴27A、27Bは、接続端
子部材4A、4Bの幅よりも大きく形成されており、接
続端子挿通穴27A、27Bの内壁面にはリブ20A、
20Bが設けられている。このリブ20A、20Bは、
接続端子挿通穴27A、27Bの内壁側の4面にそれぞ
れ設けられており、図2(b)に示すように、熱硬化性
樹脂22の突当面23Aより所定寸法Lだけ奥まった部
分まで形成されている。リブ20A、20Bが、寸法L
だけ奥に位置しているのは、プラグ本体23の樹脂(ポ
リ塩化ビニル等)が流入する際の流れをよくする目的
や、樹脂が流入する際に形成される間隙充填部26A、
26Bの各面に、リブ20A、20Bによる横スジが発
生しないように面を均一にする目的である。
【0027】熱硬化性樹脂22の接続端子挿通穴27
A、27Bに接続端子部材4A、4Bを挿入すると、接
続端子部材4A、4Bの各面は、接続端子挿通穴27
A、27Bの内壁面に設けられたリブ20A、20Bの
頂点で保持され、接続端子部材4A、4Bは、接続端子
挿通穴27A、27Bの中心位置で固定される。これに
より、接続端子部材4A、4Bと接続端子挿通穴27
A、27Bとの間にできる間隙を均等に、リブ20A、
20Bの高さ分確保している。
【0028】そして、電源プラグ成形時に、プラグ本体
23のポリ塩化ビニル等の樹脂を、この接続端子部材4
A、4Bと接続端子挿通穴27A、27Bとの間にでき
た間隙を流入して、本発明の特徴事項である間隙充填部
26A、26Bが、プラグ本体3と同一のポリ塩化ビニ
ル樹脂等で形成される。このようにして、電源プラグに
塵埃防止用の間隙充填部26A、26Bを設けるととも
に、2重成形プラグ構造として信頼性の向上を図った本
発明の電源プラグ21が完成される。
【0029】以上のように構成された本発明の電源プラ
グ21は、接続端子部材4A、4Bが前述の電源コンセ
ントの電源プラグ接続口(図示省略)に容易に差し込ま
れる。このようにして差し込まれた際に、電源プラグ2
1の接続端子部材4A、4Bの外周壁と、電源コンセン
トの電源プラグ接続口の内周壁との間に生じる間隙(図
示省略)に間隙充填部26A、26Bが充填される。こ
の間隙充填部26A、26Bは、同図(c)に示すよう
にプラグ本体23と同一のポリ塩化ビニル等の樹脂で形
成されているため、接続端子部材に加わる外力等によ
り、間隙充填部6A、4Bが破損する虞れがなくなる。
【0030】これにより、電源コンセントの電源プラグ
接続口の内周壁との間に生じる間隙に塵埃等が入り込む
ことを防止するとともに、ガタつきの発生を防止する。
従って、本発明の電源プラグ21は、極めて安全性が高
く電源コード5の一端が接続された電気機器に確実に電
力を供給することができる。
【0031】本発明は前述の実施の形態例に限定されず
種々の実施形態を採ることができる。例えば、前述の実
施の形態例では電源プラグのみを例示したが、本発明の
電源プラグを使用したあらゆる電気機器に利用可能であ
ることは勿論、AC/DCアダプタ、テーブルタップ等
の接続端子部材が備えられた電源プラグに適用すること
が可能である。また、本発明の主旨を逸脱しない範囲で
適宜応用可能であることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電源プラグ
によれば、接続端子部材のプラグ本体から突出した部分
のうちの根元部分に間隙充填部を備えたことにより、接
続端子部材が電源コンセントの電源プラグ接続口に差し
込まれた際に、接続端子部材の外周壁と電源プラグ接続
口の内周壁との間に生じる間隙に間隙充填手段が充填さ
れ、接続端子部材に塵埃等が付着してショートすること
が防止されるとともに、間隙充填手段は、プラグ本体と
同一絶縁材料によって一体的に突出形成されているた
め、接続端子部材に加わる外力等により、破損する虞れ
がなくなる。
【0033】また、本発明に係る難燃手段の接続端子部
材挿通穴の内周壁には、難燃手段の突当面から所定寸法
だけ後退した位置に、接続端子部材を保持するリブが形
成されているため、プラグ本体と同じ絶縁材料を流入す
る際の流れがよくなり、間隙充填部の各面にリブを原因
とする横スジが発生するのを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源プラグを示す図であり、(a)は
同電源プラグの上部断面図であり、(b)は同電源プラ
グの斜視図である。
【図2】本発明の電源プラグの詳細を示す図であり、
(a)は同電源プラグの熱硬化性樹脂を示す正面図であ
り、(b)は同熱硬化性樹脂のX−X部を破断して示す
断面図であり、(c)は同電源プラグの正面図である。
【図3】本発明に係わる先願例の電源プラグを示す図で
あり、(a)はその斜視図であり、(b)は同電源プラ
グを示す正面図である。
【図4】従来技術の2重成形プラグを示す図であり、
(a)は同2重成形プラグの上部断面図であり、(b)
は同2重成形プラグの斜視図であり、(c)は同2重成
形プラグの一部を拡大して示す上部断面図である。
【符号の説明】
1 電源プラグ 2 電源コンセント 3、23 プラグ本体 4 接続端子部材 5 電源コード 6、26 間隙充填部 7、27 接続端子挿通穴 8、28 面取り部 9 電源プラグ接続口 10 間隙 11 カシメ部 12、22 熱硬化性樹脂 21 本発明の電源プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/44 H01R 13/46 301 H01R 43/24 H01R 13/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁材料によって形成されたプラグ本体
    と、上記 プラグ本体の突当面に形成された難燃手段と、上記
    プラグ本体の内部に基端部が支持された一対の接続端子
    部材と、これら接続端子部材のプラグ本体から突出した
    部分の根元部分に設けられた間隙充填手段とを備えた2
    重成形構造の電源プラグであって、上記難燃手段は接続端子部材を挿通する接続端子部材挿
    通穴を有し、上記接続端子部材挿通穴の内周壁には、上
    記難燃手段の突当面から所定寸法だけ後退した位置に、
    接続端子部材の各面をその頂点で保持するリブが形成さ
    れ、 上記 間隙充填手段は、接続端子部材と接続端子部材挿通
    穴間の間隙に流入したプラグ本体と同一絶縁材料によっ
    て一体に突出形成されるととともに、接続端子部材が電
    源コンセントの電源プラグ接続口に差し込まれた状態に
    おいて、これら接続端子部材の外周壁と電源プラグ接続
    口の内周壁との間に構成される間隙に充填されることを
    特徴とする電源プラグ。
  2. 【請求項2】難燃手段は熱硬化性樹脂で形成され、プラ
    グ本体はポリ塩化ビニル樹脂で形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の電源プラグ。
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