JPH0864309A - 短絡コネクタ - Google Patents
短絡コネクタInfo
- Publication number
- JPH0864309A JPH0864309A JP6225960A JP22596094A JPH0864309A JP H0864309 A JPH0864309 A JP H0864309A JP 6225960 A JP6225960 A JP 6225960A JP 22596094 A JP22596094 A JP 22596094A JP H0864309 A JPH0864309 A JP H0864309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- short
- connector housing
- female
- circuit
- fitting
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
- H01R13/703—Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
- H01R13/7031—Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity
- H01R13/7032—Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity making use of a separate bridging element directly cooperating with the terminals
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/26—Connectors or connections adapted for particular applications for vehicles
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタハウジングの結合時に端子金具間の
導通状態を確実に解除する。 【構成】 雌側コネクタハウジング１１には、短絡金具
収容室１５が設けられており、その収容室１５には、短
絡金具１６が挿入される。短絡金具１６は、左右一対の
弾性片部１８ａを備えており、収納時に、弾性片部１８
ａが雌端子金具１３に接触して左右の雌端子金具１３間
が導通状態とされると共に、係合突起１８ｃが開口部１
５ｃの後縁部１５ｄに係合して抜け止め状態とされる。
一方、雄側コネクタハウジング２１には、絶縁片２５が
設けられており、雌雄コネクタハウジング１１，２１が
結合される際に、雌端子金具１３と弾性片部１８ａとの
間に進入して弾性片部１８ａを雌端子金具１３から離間
させると共に、係合突起１８ｃを後縁部１５ｄから離脱
させて、短絡金具１６を取り出し可能とする。
導通状態を確実に解除する。 【構成】 雌側コネクタハウジング１１には、短絡金具
収容室１５が設けられており、その収容室１５には、短
絡金具１６が挿入される。短絡金具１６は、左右一対の
弾性片部１８ａを備えており、収納時に、弾性片部１８
ａが雌端子金具１３に接触して左右の雌端子金具１３間
が導通状態とされると共に、係合突起１８ｃが開口部１
５ｃの後縁部１５ｄに係合して抜け止め状態とされる。
一方、雄側コネクタハウジング２１には、絶縁片２５が
設けられており、雌雄コネクタハウジング１１，２１が
結合される際に、雌端子金具１３と弾性片部１８ａとの
間に進入して弾性片部１８ａを雌端子金具１３から離間
させると共に、係合突起１８ｃを後縁部１５ｄから離脱
させて、短絡金具１６を取り出し可能とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、結合前に端子金具間が
導通状態にあり、結合と共に端子金具間が絶縁状態とさ
れる短絡コネクタに関する。
導通状態にあり、結合と共に端子金具間が絶縁状態とさ
れる短絡コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、エアーバックはエアーバックセ
ンサによって端子間に電位差が生じた時、点火される構
成となっている。そのため、エアーバックセンサに接続
されていない組立時等では、端子間を常に短絡しておく
必要があり、エアーバックセンサが接続された時には、
センサによって正常にエアーバックが作動するように開
放にしなければならない。
ンサによって端子間に電位差が生じた時、点火される構
成となっている。そのため、エアーバックセンサに接続
されていない組立時等では、端子間を常に短絡しておく
必要があり、エアーバックセンサが接続された時には、
センサによって正常にエアーバックが作動するように開
放にしなければならない。
【０００３】そこで、実開平２ー５０９８５号公報に開
示されるように短絡部材等を備えたコネクタが開発され
た。このコネクタは図７に示すように、互いに結合する
コネクタハウジング１，２を備え、一方（エアーバック
側）のコネクタハウジング１には、端子金具３間に短絡
部材４が設けられている。この短絡部材４は２つの導電
性の弾性片５，５からなり、各弾性片５，５の一端部は
それぞれ各端子金具３に接続され、他端部は端子金具３
間のほぼ中央にて接触している。これによって端子金具
３間が導通状態とされる。また、他方（エアーバックセ
ンサ側）のコネクタハウジング２には、その前部中央部
には、絶縁片６が突設されており、コネクタハウジング
１，２同士が結合されると、絶縁片６が弾性片５，５間
に割り込んで一方のコネクタハウジング１の端子金具３
間を導通状態から絶縁状態にする。
示されるように短絡部材等を備えたコネクタが開発され
た。このコネクタは図７に示すように、互いに結合する
コネクタハウジング１，２を備え、一方（エアーバック
側）のコネクタハウジング１には、端子金具３間に短絡
部材４が設けられている。この短絡部材４は２つの導電
性の弾性片５，５からなり、各弾性片５，５の一端部は
それぞれ各端子金具３に接続され、他端部は端子金具３
間のほぼ中央にて接触している。これによって端子金具
３間が導通状態とされる。また、他方（エアーバックセ
ンサ側）のコネクタハウジング２には、その前部中央部
には、絶縁片６が突設されており、コネクタハウジング
１，２同士が結合されると、絶縁片６が弾性片５，５間
に割り込んで一方のコネクタハウジング１の端子金具３
間を導通状態から絶縁状態にする。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、弾性片は、
絶縁片によって端子金具間の導通状態が解除された後、
即ち、その機能を喪失した後でも、コネクタハウジング
内に残留し、絶縁片を隔てて僅かな距離にて存在してい
る。そのため、導通状態が解除された後でも、大きな衝
撃を受けると、再び弾性片が接触して端子金具間が導通
されてしまう可能性は皆無ではない。また、絶縁片を弾
性片間に割り込ませることにより導通状態を解除する上
記構成では、絶縁片等の寸法誤差が大きければ、絶縁片
が弾性片間に割り込めずに導通状態を解除できない場合
がある。
絶縁片によって端子金具間の導通状態が解除された後、
即ち、その機能を喪失した後でも、コネクタハウジング
内に残留し、絶縁片を隔てて僅かな距離にて存在してい
る。そのため、導通状態が解除された後でも、大きな衝
撃を受けると、再び弾性片が接触して端子金具間が導通
されてしまう可能性は皆無ではない。また、絶縁片を弾
性片間に割り込ませることにより導通状態を解除する上
記構成では、絶縁片等の寸法誤差が大きければ、絶縁片
が弾性片間に割り込めずに導通状態を解除できない場合
がある。
【０００５】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、コネクタハウジングの結合時に端子金
具間の導通状態を確実に解除することができる短絡コネ
クタを提供することにある。
で、その目的は、コネクタハウジングの結合時に端子金
具間の導通状態を確実に解除することができる短絡コネ
クタを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の短絡コネクタは、互いに結合されるコネク
タハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには端
子金具間を電気的に導通状態とする短絡部材が設けら
れ、他方のコネクタハウジングには結合時に導通状態に
ある端子金具間に進入して記端子金具間を絶縁状態とす
る導通解除部材が設けられているものにおいて、短絡部
材がコネクタハウジングの結合時に取り外し可能である
ことに特徴を有する（請求項１の発明）。
に、本発明の短絡コネクタは、互いに結合されるコネク
タハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには端
子金具間を電気的に導通状態とする短絡部材が設けら
れ、他方のコネクタハウジングには結合時に導通状態に
ある端子金具間に進入して記端子金具間を絶縁状態とす
る導通解除部材が設けられているものにおいて、短絡部
材がコネクタハウジングの結合時に取り外し可能である
ことに特徴を有する（請求項１の発明）。
【０００７】また、一方のコネクタハウジングと短絡部
材には、相互に係合可能な係合受部と係合部が設けられ
ており、他方のコネクタハウジングに設けられた導通解
除部材の進入に伴って、係合部が係合受部から離脱する
ようにしてもよい（請求項２の発明）。
材には、相互に係合可能な係合受部と係合部が設けられ
ており、他方のコネクタハウジングに設けられた導通解
除部材の進入に伴って、係合部が係合受部から離脱する
ようにしてもよい（請求項２の発明）。
【０００８】
【作用】請求項１の発明によれば、非結合時には、一方
のコネクタハウジングの端子金具間は、短絡部材によっ
て導通状態にある。そして、コネクタハウジング同士が
結合されると、他方のコネクタハウジングに設けられた
導通解除部材が端子金具間に進入し、端子金具間は絶縁
状態とされる。さらに、短絡部材がその機能を喪失した
にも拘らず、コネクタハウジング内に残留しないよう
に、一方のコネクタハウジングから短絡部材を取り外
す。
のコネクタハウジングの端子金具間は、短絡部材によっ
て導通状態にある。そして、コネクタハウジング同士が
結合されると、他方のコネクタハウジングに設けられた
導通解除部材が端子金具間に進入し、端子金具間は絶縁
状態とされる。さらに、短絡部材がその機能を喪失した
にも拘らず、コネクタハウジング内に残留しないよう
に、一方のコネクタハウジングから短絡部材を取り外
す。
【０００９】請求項２の発明よれば、相手方コネクタの
非結合時において、短絡部材はコネクタハウジングに係
合しており、短絡部材をコネクタハウジングから取り出
すことはできない。そして、コネクタハウジングの結合
により端子金具間の導通状態が導通解除部材によって解
除されると、係合部が係合受部から離脱する。これによ
り、短絡部材をコネクタハウジングから取り出すことが
可能となる。
非結合時において、短絡部材はコネクタハウジングに係
合しており、短絡部材をコネクタハウジングから取り出
すことはできない。そして、コネクタハウジングの結合
により端子金具間の導通状態が導通解除部材によって解
除されると、係合部が係合受部から離脱する。これによ
り、短絡部材をコネクタハウジングから取り出すことが
可能となる。
【００１０】
【発明の効果】このように本発明によれば、端子金具間
の導通状態が解除された後に、短絡部材をコネクタハウ
ジングから取り外すことができるから、衝撃を受けても
端子金具間が短絡部材によって再び導通されてしまうこ
とを確実に防止できる効果を奏する。さらに、係合部等
を設けた請求項２の発明では、短絡部材を取り外し可能
にしても、相手方のコネクタが結合されていない時に
は、短絡部材を取り外すことができないから、不用意に
短絡部材を取り外してしまうことを防止できる。
の導通状態が解除された後に、短絡部材をコネクタハウ
ジングから取り外すことができるから、衝撃を受けても
端子金具間が短絡部材によって再び導通されてしまうこ
とを確実に防止できる効果を奏する。さらに、係合部等
を設けた請求項２の発明では、短絡部材を取り外し可能
にしても、相手方のコネクタが結合されていない時に
は、短絡部材を取り外すことができないから、不用意に
短絡部材を取り外してしまうことを防止できる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明をエアーバック用のコネクタに
適用した一実施例について図１〜図６を参照して説明す
る。本実施例の短絡コネクタにおける、雌側コネクタハ
ウジングは、図１〜図３に示す通りで、コネクタハウジ
ング１１内には、上下及び左右に計４個の雌端子収容室
１２が設けられている。この各雌端子収容室１２は、雌
側コネクタハウジング１１の後側面に端子装着口１２ａ
を有し、正面には後述する雄側コネクタハウジング２１
に設けられた雄端子金具２４が挿入される雄端子挿入口
１２ｂを有する。そして、各雌端子収容室１２には、雌
端子金具１３が収容されており、後側面に設けられた端
子装着口１２ａから電線１４が導出されている。なお、
図示しないが、この電線１４の他端はエアーバックに接
続されている。
適用した一実施例について図１〜図６を参照して説明す
る。本実施例の短絡コネクタにおける、雌側コネクタハ
ウジングは、図１〜図３に示す通りで、コネクタハウジ
ング１１内には、上下及び左右に計４個の雌端子収容室
１２が設けられている。この各雌端子収容室１２は、雌
側コネクタハウジング１１の後側面に端子装着口１２ａ
を有し、正面には後述する雄側コネクタハウジング２１
に設けられた雄端子金具２４が挿入される雄端子挿入口
１２ｂを有する。そして、各雌端子収容室１２には、雌
端子金具１３が収容されており、後側面に設けられた端
子装着口１２ａから電線１４が導出されている。なお、
図示しないが、この電線１４の他端はエアーバックに接
続されている。
【００１２】また、雌側コネクタハウジング１１には、
各雌端子収容室１２のうち上側に位置する雌端子収容室
１２間に、短絡金具収容室１５が設けられている。この
短絡金具収容室１５の後側壁部は開口し、後述する短絡
金具１６を挿入或いは、取り出すための短絡金具出入口
１５ａとなっている。また、前側壁部も開口しており、
後述する絶縁片２５を挿入する絶縁片挿入口１５ｂとな
っている。さらに、短絡金具収容室１５の左右両側壁部
には、開口部１５ｃが設けられており、雌端子収容室１
２と連結されている。
各雌端子収容室１２のうち上側に位置する雌端子収容室
１２間に、短絡金具収容室１５が設けられている。この
短絡金具収容室１５の後側壁部は開口し、後述する短絡
金具１６を挿入或いは、取り出すための短絡金具出入口
１５ａとなっている。また、前側壁部も開口しており、
後述する絶縁片２５を挿入する絶縁片挿入口１５ｂとな
っている。さらに、短絡金具収容室１５の左右両側壁部
には、開口部１５ｃが設けられており、雌端子収容室１
２と連結されている。
【００１３】短絡金具１６は、把持部１７と短絡部１８
とからなり、短絡部１８は把持部１７の前側（図１中、
上側）に連結されている。この短絡部１８は、左右一対
の導線性の弾性片部１８ａ，１８ａを備え、その弾性片
部１８ａは外側に僅かに開脚しており、短絡金具収容室
１５に収容した際に、各弾性片部１８ａが開口部１５ｃ
を介して雌端子収容室１２に膨出するようになってい
る。さらに、各弾性片部１８ａは、導電性の連結部１８
ｂによって連結されている。また、各弾性片部１８ａに
は、その根元部より僅かに上部に、係合突起１８ｃが外
側に設けられ、短絡金具１６を短絡金具収容室１５に収
容した際に、この係合突起１８ｃは、開口部１５ｃの後
縁部１５ｄ（図１中、下縁部）と係合するようになって
いる。
とからなり、短絡部１８は把持部１７の前側（図１中、
上側）に連結されている。この短絡部１８は、左右一対
の導線性の弾性片部１８ａ，１８ａを備え、その弾性片
部１８ａは外側に僅かに開脚しており、短絡金具収容室
１５に収容した際に、各弾性片部１８ａが開口部１５ｃ
を介して雌端子収容室１２に膨出するようになってい
る。さらに、各弾性片部１８ａは、導電性の連結部１８
ｂによって連結されている。また、各弾性片部１８ａに
は、その根元部より僅かに上部に、係合突起１８ｃが外
側に設けられ、短絡金具１６を短絡金具収容室１５に収
容した際に、この係合突起１８ｃは、開口部１５ｃの後
縁部１５ｄ（図１中、下縁部）と係合するようになって
いる。
【００１４】一方、雄側コネクタハウジングは、図４及
び図５に示す通りであり、コネクタハウジング２１の前
部（図４中、下部）には上記雌側コネクタハウジング２
１を収容することができるように前面を開口するコネク
タハウジング収容室２２が設けられている。また、雄側
コネクタハウジング２１の後部内部には、上下及び左右
に計４個の雄端子収容室２３が設けられており、その収
容室２３内に収容された雄端子金具２４がコネクタハウ
ジング収容室２２内に突出するようになっている。な
お、図示しないが、雄端子金具２４には、電線が接続さ
れており、その電線の他端はエアーバックセンサに接続
されている。
び図５に示す通りであり、コネクタハウジング２１の前
部（図４中、下部）には上記雌側コネクタハウジング２
１を収容することができるように前面を開口するコネク
タハウジング収容室２２が設けられている。また、雄側
コネクタハウジング２１の後部内部には、上下及び左右
に計４個の雄端子収容室２３が設けられており、その収
容室２３内に収容された雄端子金具２４がコネクタハウ
ジング収容室２２内に突出するようになっている。な
お、図示しないが、雄端子金具２４には、電線が接続さ
れており、その電線の他端はエアーバックセンサに接続
されている。
【００１５】さらに、コネクタハウジング収容室２２内
であって、コネクタハウジング収容室２２内に突出する
雄端子金具２４のうち、上側に位置する雄端子金具２４
間には、左右一対の絶縁片２５，２５が突設されてい
る。この絶縁片２５は、コネクタハウジング１１，２１
同士が結合する際に、短絡金具収容室１５内に挿入され
るものであり、その絶縁片２５間の距離は、短絡金具収
容室１５の左右の側壁部間の距離とほぼ等しくなってい
る。また、その長さ寸法は、雄端子金具のうちコネクタ
ハウジング収容室２２内に突出する部分の長さより短く
なっている。さらに、各絶縁片２５の先端部は、内側が
斜めに切り欠かれて先端ほど薄肉になっている。
であって、コネクタハウジング収容室２２内に突出する
雄端子金具２４のうち、上側に位置する雄端子金具２４
間には、左右一対の絶縁片２５，２５が突設されてい
る。この絶縁片２５は、コネクタハウジング１１，２１
同士が結合する際に、短絡金具収容室１５内に挿入され
るものであり、その絶縁片２５間の距離は、短絡金具収
容室１５の左右の側壁部間の距離とほぼ等しくなってい
る。また、その長さ寸法は、雄端子金具のうちコネクタ
ハウジング収容室２２内に突出する部分の長さより短く
なっている。さらに、各絶縁片２５の先端部は、内側が
斜めに切り欠かれて先端ほど薄肉になっている。
【００１６】次に、本実施例の作用について述べる。雌
側コネクタハウジング１１において、雌端子金具１３を
各雌端子収容室１２に収容し終えた後、短絡金具出入口
１５ａに短絡金具１６を短絡部１８側から挿入する。す
ると、短絡部１８の弾性片部１８ａが短絡金具収容室１
５の側壁部によって弾力に抗して窄められ、さらに、短
絡金具１６を奥へと押し込んで弾性片部１８ａの係合突
起１８ｃが開口部１５ｃに到達すると、弾力によって弾
性片部１８ａが僅かに開脚する。これによって、各弾性
片部１８ａが、それぞれ開口部１５ｃを介して雌端子収
容室１２内に膨出し、雌端子金具１３に接触して上側に
位置する雌端子金具１３間が導通状態とされる。また、
係合突起１８ｃが開口部１５ｃの後縁部１５ｄに係合し
て、短絡金具１６が抜け止め状態とされる。
側コネクタハウジング１１において、雌端子金具１３を
各雌端子収容室１２に収容し終えた後、短絡金具出入口
１５ａに短絡金具１６を短絡部１８側から挿入する。す
ると、短絡部１８の弾性片部１８ａが短絡金具収容室１
５の側壁部によって弾力に抗して窄められ、さらに、短
絡金具１６を奥へと押し込んで弾性片部１８ａの係合突
起１８ｃが開口部１５ｃに到達すると、弾力によって弾
性片部１８ａが僅かに開脚する。これによって、各弾性
片部１８ａが、それぞれ開口部１５ｃを介して雌端子収
容室１２内に膨出し、雌端子金具１３に接触して上側に
位置する雌端子金具１３間が導通状態とされる。また、
係合突起１８ｃが開口部１５ｃの後縁部１５ｄに係合し
て、短絡金具１６が抜け止め状態とされる。
【００１７】続いて、上記状態にある雌側コネクタハウ
ジング１１を雄側コネクタハウジング２１のコネクタハ
ウジング収容室２２内に収容し、雌雄コネクタハウジン
グ１１，２１を結合させる。この際、結合と共に、雄側
コネクタハウジング２１の雄端子金具２４が雌側コネク
タハウジング１１の雄端子挿入口１２ｂから挿入されて
雌端子金具１３に嵌合する。そして、雌端子金具１３と
雄端子金具２４とが導通状態となる。また、雄側コネク
タハウジング２１の絶縁片２５が雌側コネクタハウジン
グ１１の絶縁片挿入口１５ｂから挿入され、短絡金具収
容室１５の内壁部を摺動して、その各先端部がそれぞれ
弾性片部１８ａの先端に当接する。そして、さらに、各
コネクタハウジング１１，２１同士を結合する方向に移
動させれば、各絶縁片２５の先端部が弾性片部１８ａと
雌端子金具１３との間に進入し、弾性片部１８ａが弾力
に抗して内側に窄められる。これによって、各弾性片部
１８ａはそれぞれ雌端子金具１３から離間して、上側に
位置する雌端子金具１３間の導通状態は解除される共
に、係合突起１８ｃが開口部１５ｃの後縁部１５ｄから
離脱して抜け止め状態が解除される。ここで、絶縁片２
５の長さ寸法は、雄端子金具２４のうちコネクタハウジ
ング収容室２２内に突出する部分の長さより短く設計さ
れているため、雄端子金具２４が雌端子金具１３に嵌合
して導通状態となってから雌端子金具１３間の導通状態
は解除される。
ジング１１を雄側コネクタハウジング２１のコネクタハ
ウジング収容室２２内に収容し、雌雄コネクタハウジン
グ１１，２１を結合させる。この際、結合と共に、雄側
コネクタハウジング２１の雄端子金具２４が雌側コネク
タハウジング１１の雄端子挿入口１２ｂから挿入されて
雌端子金具１３に嵌合する。そして、雌端子金具１３と
雄端子金具２４とが導通状態となる。また、雄側コネク
タハウジング２１の絶縁片２５が雌側コネクタハウジン
グ１１の絶縁片挿入口１５ｂから挿入され、短絡金具収
容室１５の内壁部を摺動して、その各先端部がそれぞれ
弾性片部１８ａの先端に当接する。そして、さらに、各
コネクタハウジング１１，２１同士を結合する方向に移
動させれば、各絶縁片２５の先端部が弾性片部１８ａと
雌端子金具１３との間に進入し、弾性片部１８ａが弾力
に抗して内側に窄められる。これによって、各弾性片部
１８ａはそれぞれ雌端子金具１３から離間して、上側に
位置する雌端子金具１３間の導通状態は解除される共
に、係合突起１８ｃが開口部１５ｃの後縁部１５ｄから
離脱して抜け止め状態が解除される。ここで、絶縁片２
５の長さ寸法は、雄端子金具２４のうちコネクタハウジ
ング収容室２２内に突出する部分の長さより短く設計さ
れているため、雄端子金具２４が雌端子金具１３に嵌合
して導通状態となってから雌端子金具１３間の導通状態
は解除される。
【００１８】さらに、雌雄コネクタハウジング１１，２
１同士が結合した後、短絡金具１６の把持部１７を持っ
て、外方に引っ張れば、短絡金具１６が短絡金具収容室
１５から抜き取られる。
１同士が結合した後、短絡金具１６の把持部１７を持っ
て、外方に引っ張れば、短絡金具１６が短絡金具収容室
１５から抜き取られる。
【００１９】このように本実施例によれば、雌雄コネク
タハウジング１１，２１が結合して雌端子金具１３間の
導通状態が解除された後、即ち、短絡金具１６がその機
能を喪失した後、短絡金具１６を雌側コネクタハウジン
グ１１外に取り出すことができるから、雌雄コネクタハ
ウジング１１，２１が結合した後に大きな衝撃を受けて
も、再び雌端子金具１３間が導通されてしまうことがな
い。また、絶縁片２５等の寸法誤差が大きく、雌雄コネ
クタハウジング１１，２１が結合した際に、弾性片部１
８ａが雌端子金具１３から離間せずに導通状態が解除さ
れない場合であっても、短絡金具１６を抜き取ることが
できるので、確実に雌端子金具１３間を絶縁することが
できる。従って、非常事態が発生した場合には、エアー
バックセンサによって確実にエアーバックを作動させる
ことができる。
タハウジング１１，２１が結合して雌端子金具１３間の
導通状態が解除された後、即ち、短絡金具１６がその機
能を喪失した後、短絡金具１６を雌側コネクタハウジン
グ１１外に取り出すことができるから、雌雄コネクタハ
ウジング１１，２１が結合した後に大きな衝撃を受けて
も、再び雌端子金具１３間が導通されてしまうことがな
い。また、絶縁片２５等の寸法誤差が大きく、雌雄コネ
クタハウジング１１，２１が結合した際に、弾性片部１
８ａが雌端子金具１３から離間せずに導通状態が解除さ
れない場合であっても、短絡金具１６を抜き取ることが
できるので、確実に雌端子金具１３間を絶縁することが
できる。従って、非常事態が発生した場合には、エアー
バックセンサによって確実にエアーバックを作動させる
ことができる。
【００２０】さらに、係合突起１８ｃ等を設けたから、
コネクタの非結合時において、短絡金具１６が抜け落ち
て雌端子金具１３間の導通状態が解除されてしまうこと
を防止できる。従って、エアーバックにセンサが接続さ
れていない組立時等に、不用意にエアーバックが作動し
てしまうことはない。
コネクタの非結合時において、短絡金具１６が抜け落ち
て雌端子金具１３間の導通状態が解除されてしまうこと
を防止できる。従って、エアーバックにセンサが接続さ
れていない組立時等に、不用意にエアーバックが作動し
てしまうことはない。
【００２１】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、例えば次のように変形して実施すること
ができ、これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属す
る。 （１） 本実施例では、雌側コネクタハウジング１１に
短絡金具１６を設け、雄側コネクタハウジング２１に絶
縁片２５を設けた構成であったが、逆に雄側コネクタハ
ウジングに絶縁片を、雌側コネクタハウジングに短絡金
具を設ける構成であってもよい。
ものではなく、例えば次のように変形して実施すること
ができ、これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属す
る。 （１） 本実施例では、雌側コネクタハウジング１１に
短絡金具１６を設け、雄側コネクタハウジング２１に絶
縁片２５を設けた構成であったが、逆に雄側コネクタハ
ウジングに絶縁片を、雌側コネクタハウジングに短絡金
具を設ける構成であってもよい。
【００２２】（２） 本実施例では、短絡金具１６に係
合突起１８ｃが設けられていたが、請求項１の発明で
は、短絡金具に係合突起が設けられていない構成であっ
てもよい。 その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
合突起１８ｃが設けられていたが、請求項１の発明で
は、短絡金具に係合突起が設けられていない構成であっ
てもよい。 その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
【図１】本実施例の雌側コネクタハウジングを示す断面
図である。
図である。
【図２】図１におけるII−II線での断面図である。
【図３】図１におけるIII−III線での断面図である。
【図４】雄側コネクタハウジングを示す断面図である。
【図５】図４におけるV−V線での断面図である。
【図６】雌雄のコネクタハウジングの結合状態を示す断
面図である。
面図である。
【図７】従来例を示す斜視図である。
１１…雌側コネクタハウジング １３…雌端子金具 １５ｄ…後縁部（係合受部） １６…短絡金具（短絡部材） １８ｃ…係合突起（係合部） ２１…雄側コネクタハウジング ２４…雄端子金具 ２５…絶縁片（導通解除部材）
Claims (2)
- 【請求項１】 互いに結合されるコネクタハウジングの
うち、一方のコネクタハウジングには端子金具間を電気
的に導通状態とする短絡部材が設けられ、他方のコネク
タハウジングには結合時に前記導通状態にある端子金具
間に進入して前記端子金具間を絶縁状態とする導通解除
部材が設けられているものにおいて、 前記短絡部材を前記コネクタハウジングの結合時に取り
外し可能に構成したことを特徴とする短絡コネクタ。 - 【請求項２】 前記一方のコネクタハウジングと前記短
絡部材には、相互に係合可能な係合受部と係合部が設け
られており、前記他方のコネクタハウジングに設けられ
た導通解除部材の進入に伴って、前記係合部は前記係合
受部から離脱することを特徴とする請求項１記載の短絡
コネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6225960A JPH0864309A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 短絡コネクタ |
| GB9514775A GB2292643B (en) | 1994-08-25 | 1995-07-19 | Short circuit connector |
| US08/505,458 US5674084A (en) | 1994-08-25 | 1995-07-21 | Short circuit connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6225960A JPH0864309A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 短絡コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0864309A true JPH0864309A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16837588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6225960A Pending JPH0864309A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 短絡コネクタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5674084A (ja) |
| JP (1) | JPH0864309A (ja) |
| GB (1) | GB2292643B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100810403B1 (ko) * | 2005-05-02 | 2008-03-04 | 니혼앗짜쿠단시세이소 가부시키가이샤 | 단락 커넥터 |
| JP2010153341A (ja) * | 2008-04-28 | 2010-07-08 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ショート端子およびコネクタ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3315313B2 (ja) * | 1996-05-17 | 2002-08-19 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ構造 |
| US6186805B1 (en) | 1999-08-31 | 2001-02-13 | Molex Incorporated | Short circuit electrical connector |
| US7019060B1 (en) * | 1999-11-12 | 2006-03-28 | National Starch And Chemical Investment Holding Corporation | Low application temperature hot melt adhesive |
| US8132286B2 (en) * | 2007-10-25 | 2012-03-13 | David Chiappetta | String cleaning system |
| US20090308411A1 (en) * | 2008-05-29 | 2009-12-17 | David Chiappetta | String and instrument cleaning system |
| US8369572B2 (en) * | 2009-06-09 | 2013-02-05 | Lockheed Martin Corporation | System and method for passive automatic target recognition (ATR) |
| FR2948255B1 (fr) * | 2009-07-17 | 2013-07-05 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de protection electrique d'un equipement comprenant au moins un element electrique sensible aux decharges electrostatiques |
| FR2964240B1 (fr) * | 2010-09-01 | 2013-07-05 | Mersen France Sb Sas | Court-circuiteur pour installation photovoltaique |
| FR2981208B1 (fr) * | 2011-10-07 | 2014-08-08 | Leoni Wiring Systems France | Piece de raccordement d'une gaine de blindage electromagnetique |
| CN104007357B (zh) * | 2014-05-22 | 2016-06-22 | 国网四川省电力公司成都市新都供电分公司 | 电流互感器二次回路短接装置 |
| CN104009356B (zh) * | 2014-05-22 | 2016-02-03 | 国网四川省电力公司成都市新都供电分公司 | 一种短接装置 |
| CN104852185A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-08-19 | 菲尼克斯亚太电气（南京）有限公司 | 一种继电测试端子 |
| DE102017103996A1 (de) * | 2017-02-27 | 2018-08-30 | Harting Electric Gmbh & Co. Kg | Steckverbindermodul mit Brückfunktion |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE8531990U1 (de) * | 1985-11-13 | 1986-01-16 | C.A. Weidmüller GmbH & Co, 4930 Detmold | Elektrischer Doppelsteckverbinder mit Kurzschlußbrücke |
| US4832614A (en) * | 1987-12-22 | 1989-05-23 | Amp Incorporated | Electrical connector with improved shunt |
| US4786258A (en) * | 1987-05-13 | 1988-11-22 | Amp Incorporated | Electrical connector with shunt |
| US4850888A (en) * | 1988-04-22 | 1989-07-25 | Amp Incorporated | Electrical connector with a deflectable shunt |
| JP3180332B2 (ja) * | 1988-08-11 | 2001-06-25 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 炭素または炭素を主成分とする被膜を形成する装置のクリーニング方法 |
| DE8901560U1 (de) * | 1988-11-04 | 1990-03-15 | Grote & Hartmann Gmbh & Co Kg, 5600 Wuppertal | Elektrische Kontakteinrichtung eines Airbags |
| GB8926073D0 (en) * | 1989-11-17 | 1990-01-10 | Amp Gmbh | Shunting device for use in electrical connectors |
| GB9012059D0 (en) * | 1990-05-30 | 1990-07-18 | Amp Great Britain | Electrical connector short circuiting arrangements |
| US5275575A (en) * | 1992-10-09 | 1994-01-04 | Trw Inc. | Electrical connection system with safety interlock |
| GB9305758D0 (en) * | 1993-03-19 | 1993-05-05 | Amp Gmbh | Electrical connector having short circuiting facility |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP6225960A patent/JPH0864309A/ja active Pending
-
1995
- 1995-07-19 GB GB9514775A patent/GB2292643B/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-21 US US08/505,458 patent/US5674084A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100810403B1 (ko) * | 2005-05-02 | 2008-03-04 | 니혼앗짜쿠단시세이소 가부시키가이샤 | 단락 커넥터 |
| JP2010153341A (ja) * | 2008-04-28 | 2010-07-08 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ショート端子およびコネクタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB9514775D0 (en) | 1995-09-20 |
| US5674084A (en) | 1997-10-07 |
| GB2292643A (en) | 1996-02-28 |
| GB2292643B (en) | 1998-04-01 |
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