JPH10321329A - 電源電圧兼用機器のアダプタプラグ構造 - Google Patents

電源電圧兼用機器のアダプタプラグ構造

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Publication number
JPH10321329A
JPH10321329A JP9143226A JP14322697A JPH10321329A JP H10321329 A JPH10321329 A JP H10321329A JP 9143226 A JP9143226 A JP 9143226A JP 14322697 A JP14322697 A JP 14322697A JP H10321329 A JPH10321329 A JP H10321329A
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JP
Japan
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plug
outlet
adapter
power supply
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP9143226A
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English (en)
Inventor
Seiji Kono
誠司 河野
Noriyuki Yoshimoto
敬之 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧兼用機器のコンセントプラグでなけ
れば、使用できない構造のアダプタプラグを得るにあ
る。 【解決手段】 電源電圧兼用機器1Aの電源コード2A
に備えさせるコンセントプラグ4Aの平行ブレード4b
を受け入れるブレード穴6aを一端に形成されかつ他端
に丸ピン接触子6cを突出させるアダプタプラグ6Aに
おいて、前記ブレード穴6aが形成される接合面6dか
ら前記コンセントプラグ6Aに向かって突出された突起
物7をアダプタプラグ6Aのアダプタモールド6bに設
け、同突起物7に対応した凹部8を形成されたコンセン
トプラグ4Aのみを接合できる電源電圧兼用機器のアダ
プタプラグ構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異なった商用電源電
圧で使用できる電源電圧兼用機器に関し、特に、電源電
圧兼用機器のアダプタプラグ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、世界中で供給される商用
交流電源は、大別して100V及び230V電圧である
が、これらの商用電源に対応するため、最近では、所
謂”ワールドワイド”電気機器と称する電源電圧兼用機
器が広く用いられつつある。
【0003】即ち、図3はこのような電源電圧兼用機器
1の電源部を示し、同電源電圧兼用機器1の電源コード
2には100Vコンセント3のコンセント穴3aに差し
込むことができるコンセントプラグ4が備えられる。つ
まり、このコンセントプラグ4のコンセントモールド4
aには先端に平行ブレード4bを突出成形されるから、
同平行ブレード4bを室内等の商用交流電源の100V
コンセント3のコンセント穴3aに差し込むことによ
り、電源電圧兼用機器1を100V交流電圧で使用でき
る。
【0004】そして、同電源電圧兼用機器1には、例え
ばヨーロッピアンタイプの230Vコンセント5に使用
できるアダプタプラグ6が用意され、電源電圧兼用機器
1が230V商用電源電圧で使用される場合に、同アダ
プタプラグ6が前述したコンセントプラグ4の先端に付
加されることになる。このアダプタプラグ6はコンセン
トプラグ4の前記平行ブレード4bを挿入できるブレー
ド穴6aをその一端に形成されたアダプタモールド6b
を備えるもので、同ブレード穴6aの反対側には230
Vコンセント5のコンセント穴5aに挿入できる一対の
丸ピン接触子6cが支持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
なアダプタプラグ6をコンセントプラグ4の平行ブレー
ド4bに嵌めて用いると、230Vコンセント5のコン
セント穴5aにアダプタプラグ6の丸ピン接触子6cを
挿入できるから、電源電圧兼用機器1を230V商用交
流電源で使用できるけれども、このような構造のアダプ
タプラグ6が100V専用に設計された電気機器のコン
セントプラグ4に過って装着されると、同電気機器の過
熱や故障の原因となることがある。詳しく言えば、10
0V専用に設計された電気機器のコンセントプラグ4の
構造は、前述したコンセントプラグ4と全く同一の構造
であるので、同電気機器のコンセントプラグ4にアダプ
タプラグ6が過って装着される危険がある。
【0006】本発明の目的は、以上に述べたような電源
電圧兼用機器のアダプタプラグの誤用の危険性に鑑み、
電源電圧兼用機器のコンセントプラグでなければ、使用
できない構造のアダプタプラグを得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、電源電圧兼用機器の電源コードに備えさ
せるコンセントプラグの平行ブレードを受け入れるブレ
ード穴を一端に形成されかつ他端に丸ピン接触子を突出
させるアダプタプラグにおいて、前記ブレード穴が形成
される接合面から前記コンセントプラグに向かって突出
された突起物をアダプタプラグのアダプタモールドに設
け、同突起物に対応した凹部を形成されたコンセントプ
ラグのみを接合できる電源電圧兼用機器のアダプタプラ
グ構造を提案するものである。後述する本発明の好まし
い実施例の説明においては、1)前記突起物は前記接合
面から前記コンセントプラグに向かって前記アダプタモ
ールドに一体成形された挿入棒であり、前記凹部は同挿
入棒に対向してコンセントモールドに形成された嵌合孔
である構造、2)前記突起物は前記接合面を取り囲んで
前記アダプタモールドに一体成形されたシースの内面突
起であり、前記凹部は同内面突起に対向してコンセント
モールドに形成された嵌合溝である構造が説明される。
【0008】
【実施例】以下、図1及び図2について本発明の実施例
の詳細を説明する。図1は本発明の第1実施例を示し、
電源電圧兼用機器1Aの電源コード2Aには100Vコ
ンセント3のコンセント穴3aに差し込むことができる
コンセントプラグ4Aが備えられる。
【0009】つまり、このコンセントプラグ4Aのコン
セントモールド4aには先端に平行ブレード4bを突出
成形されるから、同平行ブレード4bを室内等の商用交
流電源の100Vコンセント3のコンセント穴3aに差
し込むことにより、電源電圧兼用機器1Aを100V交
流電圧で使用できるのは従来と同様である。
【0010】そして、従来の場合と同様に、同電源電圧
兼用機器1Aには230Vコンセント5のコンセント穴
5aに差し込んで使用できるアダプタプラグ6Aが用意
され、同アダプタプラグ6Aは前述したコンセントプラ
グ4Aの先端に付加されて使用される。即ち、このアダ
プタプラグ6Aはコンセントプラグ4Aの前記平行ブレ
ード4bを挿入できるブレード穴6aをその接合面6d
に形成されたアダプタモールド6bを備えるもので、同
ブレード穴6aの反対側には230Vコンセント5のコ
ンセント穴5aに挿入できる一対の丸ピン接触子6cが
支持されている。
【0011】第1実施例の場合、ブレード穴6aが形成
されるアダプタモールド6bの接合面6dの中央には前
記コンセントプラグ4Aに向かって突出する剛性のある
挿入棒7(突起物)が一体成形され、この挿入棒7に対
応したコンセントプラグ4Aの先端面には、同挿入棒7
を収容できる嵌合孔8(凹所)が形成される。
【0012】第1実施例による電源電圧兼用機器のアダ
プタプラグ構造は、以上のような構造であるから、10
0V専用に設計された一般のコンセントプラグ4Aに対
しては、挿入棒7がじゃまになってコンセントプラグ4
Aにアダプタプラグ6Aを装着できなくなるから、同ア
ダプタプラグ6Aを過って100V専用電気機器に使用
される危険性を回避できる。勿論、電源電圧兼用機器1
Aのコンセントプラグ4Aにはアダプタプラグ6Aのア
ダプタモールド6bに設ける挿入棒7を収容できる嵌合
孔8が形成されているので、障害なく、コンセントプラ
グ4Aの平行ブレード4bをアダプタモールド6bのブ
レード穴6aに挿入できるから、コンセントプラグ4A
の先端にアダプタプラグ6Aを装着して230Vコンセ
ント5で使用できる。
【0013】図2は本発明の第2実施例による電源電圧
兼用機器のアダプタプラグ構造のコンセントプラグ4B
とアダプタプラグ6Bとの関係を示し、この実施例の特
徴は接合面6dを取り囲んでアダプタモールド6bに一
体成形された4角形枠状のシース9及び同シース9の内
面の一部に突起させた内面突起10(突起物)にある。
【0014】即ち、この内面突起10はコンセントプラ
グ4Bに向かって延長した状態にあるけれども、内面突
起10に対応したコンセントプラグ4Bのコンセントモ
ールド4aの外面には嵌合溝11(凹所)が形成される
から、同嵌合溝11をもたないコンセントプラグ4B
は、内面突起10が障害となるので、アダプタプラグ6
Bに装着できない。
【0015】第2実施例による電源電圧兼用機器のアダ
プタプラグ構造は、以上のような構造であるから、コン
セントプラグ4Bの先端部をアダプタプラグ6Bのシー
ス9に挿入すれば、コンセントプラグ4Bの平行ブレー
ド4bがアダプタモールド6bのブレード穴6aに挿入
されるので、アダプタプラグ6Bを介してコンセントプ
ラグ4Bを230Vコンセント5に接続できるから、電
源電圧兼用機器1Bを230V商用交流電圧で使用でき
る。勿論、同電源電圧兼用機器を100V商用交流電圧
で用いるには、アダプタプラグ6Bを取り除いて、コン
セントプラグ4Bの平行ブレード4bを100Vコンセ
ント3のコンセント穴3aに挿入すればよいけれども、
100V専用に設計された電気機器のコンセントプラグ
は、嵌合溝11をもたないので、アダプタプラグ6Bを
同コンセントプラグに装着できないから、アダプタプラ
グ6Bが誤用される可能性はなくなる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、コンセントプラグに向かって突出された突起
物をアダプタプラグのアダプタモールドに設け、同突起
物に対応した凹部をコンセントプラグに形成するので、
電源電圧兼用機器のコンセントプラグでなければ、アダ
プタプラグを使用できないから、100V専用に設計さ
れた電気機器に過ってアダプタプラグを誤用する危険性
を回避できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるアダプタプラグを施
した電源電圧兼用機器の分解説明図である。
【図2】本発明の第2実施例によるアダプタプラグとコ
ンセントプラグとの関係を示した一部切欠き分解斜視図
である。
【図3】従来のアダプタプラグを施した電源電圧兼用機
器の分解説明図である。
【符号の説明】
1A 電源電圧兼用機器 2A 電源コード 3 100Vコンセント 3a コンセント穴 4A,4B コンセントプラグ 4a コンセントモールド 4b 平行ブレード 5 200Vコンセント 5a コンセント穴 6A,6B アダプタプラグ 6a ブレード穴 6b アダプタモールド 6c 丸ピン接触子 6d 接合面 7 挿入棒(突起物) 8 嵌合孔(凹所) 9 シース 10 内面突起(突起物) 11 嵌合溝(凹所)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧兼用機器の電源コードに備えさ
    せるコンセントプラグの平行ブレードを受け入れるブレ
    ード穴を一端に形成されかつ他端に丸ピン接触子を突出
    させるアダプタプラグにおいて、前記ブレード穴が形成
    される接合面から前記コンセントプラグに向かって突出
    された突起物をアダプタプラグのアダプタモールドに設
    け、同突起物に対応した凹部を形成されたコンセントプ
    ラグのみを接合できることを特徴とする電源電圧兼用機
    器のアダプタプラグ構造。
  2. 【請求項2】 前記突起物は前記接合面から前記コンセ
    ントプラグに向かって前記アダプタモールドに一体成形
    された挿入棒であり、前記凹部は同挿入棒に対向してコ
    ンセントモールドに形成された嵌合孔であることを特徴
    とする請求項1記載の電源電圧兼用機器のアダプタプラ
    グ構造。
  3. 【請求項3】 前記突起物は前記接合面を取り囲んで前
    記アダプタモールドに一体成形されたシースの内面突起
    であり、前記凹部は同内面突起に対向してコンセントモ
    ールドに形成された嵌合溝であることを特徴とする請求
    項1記載の電源電圧兼用機器のアダプタプラグ構造。
JP9143226A 1997-05-16 1997-05-16 電源電圧兼用機器のアダプタプラグ構造 Pending JPH10321329A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4469404B1 (ja) * 2009-01-26 2010-05-26 加賀コンポーネント株式会社 プラグアセンブリ、差込プラグ、および変換プラグ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4469404B1 (ja) * 2009-01-26 2010-05-26 加賀コンポーネント株式会社 プラグアセンブリ、差込プラグ、および変換プラグ
JP2010170950A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Kaga Component Kk プラグアセンブリ、差込プラグ、および変換プラグ

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