JPH11307206A - 配線ボックス - Google Patents

配線ボックス

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Publication number
JPH11307206A
JPH11307206A JP10114777A JP11477798A JPH11307206A JP H11307206 A JPH11307206 A JP H11307206A JP 10114777 A JP10114777 A JP 10114777A JP 11477798 A JP11477798 A JP 11477798A JP H11307206 A JPH11307206 A JP H11307206A
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JP
Japan
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box body
decorative panel
box
locking
side engaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP10114777A
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English (en)
Inventor
Naoki Sugishita
直樹 杉下
Mitsumasa Suzuki
詳昌 鈴木
Katsu Yasuhara
克 安原
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、化粧パネルをボックス本体から取外
し可能な配線ボックスを提供する。 【解決手段】前端側に基端側係合部32と、基端側係合
部の先端周縁に形成された両側に係止部材挿入部25を
有する段差部33を介して先端方向に突設形成した先端
側係合部34と、先端側係合部の前面に形成された配線
部品装着パネル部36とからなるボックス本体21と、
ボックス本体の先端側係合部に係合する開口部を有する
化粧パネル部と、化粧パネル部裏面壁両側から突出しボ
ックス本体の段差部両側に形成された係止部材挿入部に
挿入され基端側係合部内に係止する係止爪を先端に有す
る係止部材75とからなる化粧パネル71aとを備えた
配線ボックス6aにおいて、化粧パネルの係止爪76が
係止されるボックス本体近傍に係止爪解除孔26,26
a,26bを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電卓などの電気機
器の電源として使用する、例えば、学習机などに組込ま
れる配線ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、学習机1に備え付けられ
るブックスタンド2には、図10に示すように、照明器
具3と、棚板4下面前端に配置された幕板5に装着され
た配線ボックス6などが配設されている。
【0003】前記配線ボックス6は、図11に示すよう
に、ボックス本体21と、このボックス本体21の前端
外周部に嵌込み装着される化粧パネル71とから構成し
ている。
【0004】前記ボックス本体21の前面には配線部品
が取付けられ、当該配線部品は、照明器具3を点滅操作
するスイッチ(図示せず)と、電卓などの電気機器の電
源として当該電気機器から引出されたコードの差込みプ
ラグの差込み片(図示せず)が差し込まれる2組のコン
セント38,38と、電気機器などに過電流が流れたと
きなどに電源を遮断するヒューズユニット(図示せず)
となどをいう。
【0005】前記ボックス本体21前面には、照明器具
3を点滅操作するスイッチの押ボタン40と、2組のコ
ンセント38,38と、ヒューズユニットを取付け・取
り外し可能とする着脱可能な透明な材料からなるカバー
44とが露出し装着されている。
【0006】前記ブックスタンドの棚板4下面前端に
は、一般に、横長でボックス本体と化粧パネルとからな
る配線ボックス6が取付けられる開口部14を有する幕
板5が配置されている。
【0007】ボックス本体21の前端側には、先端方向
に突設し幕板5に穿設された横長の開口部14に挿入・
係合される基端側係合部32と、この基端側係合部32
の先端周縁から内方に向けて水平に形成され両側に縦長
に穿設された係止部材挿入部としての挿入孔35,35
が穿設された段差部33を介して先端方向に突設・形成
した先端側係合部34と、この先端側係合部34の前面
にコンセント38などの配線部品が取付けられる配線部
品装着パネル部36とを備えている。
【0008】前記配線部品装着パネル部36には、スイ
ッチの押ボタン40と、ヒューズユニットを覆うカバー
44と、2組のコンセント38,38が装着されてい
る。
【0009】前記化粧パネル71は、ボックス本体21
の前端側に形成された先端側係合部34に挿入・係合さ
れる開口部73を有する化粧パネル部74と、この化粧
パネル部74裏面壁両側から後方に向けて突出し前記ボ
ックス本体の段差部33両側に穿設された一対の挿入孔
35,35に挿入され当該段差部33裏面壁33aに係
止される外方に向けた係止爪76を先端に有し左右方向
に弾性変形する一対の係止部材75,75とを備えてい
る。
【0010】さらに、前記化粧パネル部74には、開口
部73に沿って当該化粧パネル部裏面壁の上部および下
部から後方に向けて略U字状に対向して立設された一対
の突出部72,72を有している。また、突出部72,
72と係止部材75との間には、当該係止部材75が左
右方向に弾性変形可能なようにスリット78,78が設
けられている。
【0011】つぎに、配線ボックスを幕板に組付ける方
法を図11および図12を参照して説明する。
【0012】第1ステップとして、ボックス本体21の
基端側係合部32を幕板5の開口部14に後側から係合
・挿入したのち、当該ボックス本体21をねじ68,6
8にてブックスタンドの棚板4下面壁に螺着・固定す
る。
【0013】第2ステップとして、化粧パネル71を幕
板の開口部14前方から挿入し、当該化粧パネル71の
開口部73をボックス本体の先端側係合部34に係合す
るとともに、化粧パネル71の裏面両側に突出形成した
一対の係止部材75,75をボックス本体の段差部両側
に穿設された挿入孔35,35に挿入し、当該段差部3
3裏面壁33aに係止部材の先端に形成した係止爪76
を係止し、化粧パネル71をボックス本体21に爪係止
する。
【0014】化粧パネル71は、図13に示すように、
ボックス本体21に爪係止された状態では、化粧パネル
部の裏面壁に立設された突出部72,72の先端面は、
ボックス本体の段差部33に突当るとともに、化粧パネ
ル部74の裏面壁は、幕板5の前面壁に当接または若干
の隙間を有した状態で取付けられる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の配
線ボックス6は、ボックス本体21の段差部33両側に
穿設された一対の係止部材挿入部としての挿入孔35,
35に、化粧パネル71の裏面両側に突出され先端に係
合爪76を有する一対の係止部材75,75を挿入し、
これら係止部材の係合爪76を段差部裏面壁33aに係
止し、化粧パネルをボックス本体に爪係止して取付けら
れている。
【0016】しかし、化粧パネルの係合爪76は、図1
3に示すように、ボックス本体21の外郭に囲まれた基
端側係合部内に係止され、化粧パネル71は、幕板5を
挟んで、ボックス本体21に爪係止されている。
【0017】このため、配線ボックス6をブックスタン
ド2から外したくても、化粧パネル71をボックス本体
21から外すことができないという問題があった。
【0018】仮に、化粧パネルをボックス本体から外す
ことができても、化粧パネルの係合爪を破壊してしま
い、化粧パネルを使用することができなくなるというい
う問題があった。
【0019】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、化粧パネルをボックス本体から取外し可能な配線ボ
ックスを提供することを課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に本発明の配線ボックスは、前端側に先端方向に突設し
被取付部材に開口した開口部に係合する基端側係合部
と、この基端側係合部の先端周縁に形成された両側に係
止部材挿入部を有する段差部を介して先端方向に突設形
成した先端側係合部と、この先端側係合部の前面に形成
されコンセントなどの配線部品が取付けられる配線部品
装着パネル部とからなるボックス本体と、このボックス
本体の先端側係合部に係合する開口部を有する化粧パネ
ル部と、この化粧パネル部裏面壁両側から後方に突出し
前記ボックス本体の段差部両側に形成された係止部材挿
入部に挿入され前記基端側係合部内に係止する係止爪を
先端に有する係止部材とからなる化粧パネルとを備えた
配線ボックスにおいて、前記化粧パネルの係止爪が係止
される前記ボックス本体近傍に係止爪解除孔を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0021】上記の構成において、化粧パネルの係止爪
が、ボックス本体の基端側係合部内と爪係止され、爪係
止されたボックス本体近傍に化粧パネルの係止爪の係止
を解除する係止爪解除孔を穿設したので、この係止爪解
除孔より細いドライバーなどの工具を挿入して爪係止を
解除し、化粧パネルをボックス本体の基端側係合部より
容易に外すことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照して本
発明の実施の形態に係る配線ボックスを説明する。な
お、従来技術と同一構成部品は同一番号を付して説明す
る。
【0023】学習机1には、図10に示したように、一
般に、奥側にブックスタンド2が配設され、このブック
スタンド2に直管形蛍光ランプを用いる照明器具3が配
設されている。
【0024】このブックスタンド2の右下部分には、棚
板4が水平に配置され、この棚板4の前面下側に沿って
横長の幕板5が配設されてる。
【0025】この幕板5には、図4に示すように、照明
器具3を点滅操作するスイッチやコンセントなどの配線
部品が取付けられたボックス本体21aと、このボック
ス本体21a前面側に嵌込まれる化粧パネル71aとか
らなる配線ボックス6aが配設される。
【0026】配線ボックス6aが取り付けられる幕板5
は、横長で、従来技術と同様、例えば、木材製で厚みが
あり、かつ前面が平面状に形成されているとともに、中
央には、ボックス本体の基端側係合部32が係合して取
り付けられる左右方向に横長の開口部14が穿設されて
いる。この開口部14の両側縁は円弧形状に形成されて
いる。
【0027】前記ボックス本体21aは、図3に示すよ
うに、前側に配置されコンセント38などの配線部品が
前面側に装着される第1のボックス体22aと、この第
1のボックス体22aの後側に配置され一体的に組み合
わされる点灯装置58などが装着される第2のボックス
体23とから構成されている。
【0028】前記第1のボックス体22aは、例えば合
成樹脂製で、先端側に化粧パネル71aが嵌込まれ前面
に配線部品が装着される配線部品装着パネル部36を有
する先端側係合部34と、この先端側係合部34の後端
周縁から外方に向けて垂直に形成された段差部33と、
この段差部33の外周縁から後方に向けて突出形成し幕
板5の開口部14に係合する基端側係合部32と、この
基端側係合部32の後端から上方に向けて垂直に形成さ
れ幕板5の後面壁に当接する突当て板部31と、この突
当て板部31の上端両側から後方に向けて水平に突出形
成し楕円形の取付孔46と、この取付孔46の後端内側
に連通・形成された係止凹部49を有する一対の板状の
取付片部47,47とから構成している。
【0029】前記先端側係合部34は、化粧パネル71
aの開口部73が係合可能とする形状、即ち、左右方向
に横長で両側が円弧形状に形成されている。
【0030】前記基端側係合部32は、段差部33を介
して先端側係合部34より一回り大きい形状、即ち、左
右方向に横長で両側が円弧形状に形成され、幕板5の開
口部14に係合する。
【0031】基端側係合部32および先端側係合部34
は、後方に向けて開口し筒状に形成されているととも
に、当該基端側係合部32の下縁両側から後方に突出し
て一対の係止爪48,48が形成されている。
【0032】前記段差部33の両側には、図1および図
3(A)に示すように、化粧パネル71aの後方両側に
突出形成した一対の係止部材75,75がそれぞれ挿入
される係止部材挿入部としての上方開口した一対のスリ
ット状挿入孔25,25が形成され、この上方開口した
挿入孔25に連通し基端側係合部32の上側に上方に向
けて開口する係止爪解除孔26が穿設されている。この
係止爪解除孔26は、基端側係合部32内に位置する段
差部裏面壁33aに係止した化粧パネル71aの係止爪
76が外部から見え、且つ、当該化粧パネルの係止爪を
解除するドライバなどの工具が挿入可能な大きさに開口
している。
【0033】前記係止爪解除孔26と挿入孔25とは連
通していることから、係止爪解除孔26と挿入孔25と
を一体的形成した金型を使用することができるので、強
固な金型を作ることができるので、型寿命を長くするこ
とができる。
【0034】また、この係止爪解除孔と係止部材挿入部
とを一体形成された金型であることから、金型の構造も
簡単になるので製作費も安価にできる。
【0035】なお、この係止爪解除孔26と挿入孔25
とを、図1に示す方向と逆方向に設けたものであっても
よい。
【0036】さらに、係止爪解除孔と挿入孔とを連通し
て設けたものに限らず、図8および図9に示すように、
係止爪解除孔を挿入孔から離した位置に設けたものであ
ってもよい。
【0037】図8には、基端側係合部32内に爪係止し
た化粧パネルの係止爪と対向する当該基端側係合部32
両側にそれぞれ横長の係止爪解除孔26a,26aを挿
入孔35より離して設けたものである。
【0038】図9には、基端側係合部32内に爪係止し
た化粧パネルの係止爪の上面と対向する当該基端側係合
部32上側又は下側および上側下側に横長の係止爪解除
孔26Bを挿入孔35より離して設けたものである。
【0039】前記配線部品装着パネル部36は、中央部
が前方に突出し左右両側が後方に湾曲する凸面状に形成
され、この配線部品装着パネル部36の裏面側には、図
3に示すように、当該配線部品装着パネル部36に臨ん
で、配線部品としての照明器具3を点滅させるスイッチ
37と、電卓などの電気機器の電源として当該電気機器
から引出されたコードの端部に一体的に設けられている
差込みプラグの差込み片(図示せず)が差し込まれる2
組のコンセント38,38と、電気機器などに過電流が
流れたときにこの過電流を遮断するヒューズユニッ卜3
9が並列に配設されている。
【0040】前記ヒューズユニット39は、配線部品装
着パネル部36の裏面壁から後方に突設された上下一対
の係止爪45,45間に係止されている。
【0041】前記配線部品装着パネル部36に露出し
て、図1に示すように、スイッチをON・OFFする押
ボタン40と、ヒューズユニットを着脱するカバ−44
と、2組のコンセント38,38が配設されている。
【0042】前記第2のボックス体23は、図3(B)
に示すように、例えば合成樹脂製で、塵取りのように底
面部51と、この底面部51の両側端および後端から略
コ字状に立設された一対の側面部52,52と後面部5
3とを有して、前面および上面が開口している。
【0043】前記底面部51の前端には、第1のボック
ス体の基端側係合部32の下側に嵌合する略U字形をな
す嵌合部54が形成されているとともに、この嵌合部5
4の先端両側から先方に突出し、第1のボックス体の基
端側係合部32の内面壁に係合し位置決めする一対の円
弧状からなる位置決め片55,55が形成されている。
【0044】前記底面部51の中程には、後面部53と
平行に仕切板57が立設され、この仕切板57に一方側
に連接したボス部56と、この仕切板57の他方側と離
間したボス部56とが立設している。
【0045】後面部53と仕切板57との間には、照明
器具3のランプを点灯させるインバータ点灯回路などか
らなる点灯装置58が取り付けられている。
【0046】後面部53に穿設された溝部53aから
は、配線部品に接続されている電源コード59が引き出
され、配線部品のスイッチ37は点灯装置58の電源側
(図示せず)に接続される。
【0047】さらに、点灯装置58の出力側には、後面
部53に取り付けられたコネクタ60が接続され、この
コネクタ60に接続される図示しない電源線が照明器具
3に配線される。
【0048】底面部51の前端には、第2のボックス体
23を第1のボックス体22に組み合わせた際、ヒュー
ズユニット39を係止している下側の係止爪45の下面
に進入し、下側係止爪45の下方への移動を規制するス
トッパ61が形成されている。さらに、ストッパ61の
前端上面には、後方に向けて上り傾斜し係止爪45の下
面への進入を容易にする傾斜面62が形成されている。
【0049】第2のボックス体23の側面部52先端側
には、下面と側面とを開口し上面を閉塞板63で塞ぎ上
下方向に蒲鉾状凹部69が形成され、この閉塞板63の
中心には取付孔64が穿設されるとともに、当該取付孔
64の内側に位置した閉塞板の上面には、係止凸部65
が上方に突出形成している。
【0050】第2のボックス体23の底面部51上面壁
の前端両側には、爪受け凸部66,66が一対形成され
ている。
【0051】ボックス本体22の先端に組付けられる化
粧パネル71aは、図2に示すように、ボックス本体2
1の前端側に形成されている先端側係合部34に挿入・
係合される開口部73を有する化粧パネル部74と、こ
の化粧パネル部裏面壁74a両側に後方に向けて突出し
前記ボックス本体の段差部33両側に穿設された一対の
係止部材挿入部としての挿入孔35,35に挿入され基
端側係合部内に位置する当該段差部裏面壁33aに係止
される係止爪76を先端内側に有し左右方向に弾性変形
する一対の係止部材75,75とを備えている。
【0052】さらに、前記化粧パネル部74には開口部
73に沿って当該化粧パネル部裏面壁の上部および下部
から後方に向けて略U字状に対向して立設された一対の
突出部72,72を有し、前記一対の係止部材75,7
5はこれら突出部72,72間に設けられている。前記
化粧パネル部裏面壁の上部および下部から後方に突出形
成される一対の突出部72,72の外周形状は、基端側
係合部32とほぼ同一形状に形成している。
【0053】化粧パネル部74の前面は、配線部品装着
パネル部36とほぼ同一面となるように中央部が前方に
突出するとともに、左右両側が後方に湾曲する凸面状に
形成され、一方、化粧パネル部74の後面は、幕板5の
前面と同一面となるように平面状に形成されている。
【0054】配線ボックス6をブックスタンド2に取り
付ける方法を説明する。
【0055】第1ステップとして、第1のボックス体2
2に第2のボックス体23を組み合わせてると、図1に
示すように、第1のボックス体22の取付片部47の取
付孔46と第2のボックス体23の閉塞板の取付孔64
とが対向して配置されるとともに、第1のボックス体2
2の取付片部47の係止凹部49に第2のボックス体2
3の係止凸部65が係合することにより、第1のボソク
ス体22と第2のボックス体23とが一体的に結合さ
れ、ボックス本体21aが組立てられる。
【0056】組み合わせ状態では、第1のボックス体2
2の基端側係合部32の下側に第2のボックス体23の
嵌合部54が嵌合される。さらに、第1のボックス体2
2のヒューズユニット39を係止する係止爪45の下側
に第2のボックス体23のストッパ61が進入するた
め、ストッパ61によって、係止爪45の係止解除方向
への移動を規制でき、ヒューズユニット39を確実に係
止できる。
【0057】第2ステップとして、ボックス本体6a
を、図4に示すように、棚板4の下側空間を通じて前方
に移動させ、当該ボックス本体の基端側係合部32を幕
板5の開口部14に後方から嵌合挿入し、当該ボックス
本体21aの両側に形成された取付孔46,46を通じ
て取付ねじ68,68を棚板4に螺着し、ボックス本体
21aを棚板4下面壁に固定する。
【0058】第3ステップとして、図5に示すように、
化粧パネル71aの嵌合部72を先端側係合部34の外
面と開口部14の内面との間に挿入し、化粧パネル71
aの係止部材75を段差部33の挿入孔25に差し込
み、図6に示すように、係止爪76を基端側係合部32
内に位置する段差部裏面壁33aに係止し、化粧パネル
71aをボックス本体21aに爪係止する。
【0059】配線ボックスを幕板に取付けた状態では、
図7に示すように、基端側係合部32が幕板5の開口部
14に係合し、配線部品装着パネル部36が幕板5より
少し突出する。さらに、先端側係合部34の外周に嵌合
された化粧パネル71aの化粧パネル部74が開口部1
4を覆つて幕板5の前面に接合される。
【0060】この場合、幕板5が平面状であるのに対し
て、配線部品装着パネル部36および化粧パネル71a
の前面が凸面状に湾曲されているが、特に違和感を感じ
ることはなく、逆に意匠的なポイントとなり、商品性の
向上が図れる。
【0061】また、先端側係合部34と開口部14と隙
間は化粧パネル71aで隠蔽される。
【0062】次に上記実施の形態に係る配線ボックスの
作用を説明する。
【0063】ブックスタンド2に取付けられた配線ボッ
クス6aをなんらかの要因、例えば、スイッチなどの配
線部品が故障し、配線ボックス6aをブックスタンド2
から取り外さなければならないとき、第1ステップとし
て、ボックス本体21aをブックスタンドに固定してい
るねじ68,68を取り外す。
【0064】第2ステップとして、配線ボックスの両側
に穿設されている係止爪解除孔26,26が見える位置
まで、配線ボックスを幕板5から一旦前面へ引き出す。
【0065】第3ステップとして、係止爪解除孔26に
細いドライバーなどの工具を差込み、ボックス本体に爪
止めされた化粧パネルの係止爪の係止状態を解除し、化
粧パネル71aをボックス本体21aから取り外す。
【0066】第4ステップとして、ボックス本体21a
を後方に移動させてブックスタンドより取外し、これに
より、化粧パネル71aの係止爪などを破損することな
く、ボックス本体21a内に取付けられているスイッチ
などの配線部品などを容易に交換することができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ブ
ックスタンドに取付けられた配線ボックスをなんらかの
要因、例えば、スイッチなどの配線部品の故障などで、
当該故障した部品を交換するとき、化粧パネルの係止爪
が係止されるボックス本体近傍に係止爪解除孔を穿設し
たので、化粧パネルを壊すことなく、容易に、ブックス
タンドより配線ボックスを取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るボックス本体の
構成を示す斜視図。
【図2】同実施の形態における化粧パネルを示すもの
で、(A)は化粧パネルを表側から見た状態を示す斜視
図。(B)は化粧パネルを裏側から見た状態を示す斜視
図。
【図3】同実施の形態におけるボックス本体を前後に離
した状態を示すもので、(A)は第1のボックス本体を
示す斜視図。(B)は第2のボックス本体を示す斜視
図。
【図4】同実施の形態におけるボックス本体と化粧パネ
ルと幕板とを示す斜視図。
【図5】同実施の形態における幕板に嵌込んだボックス
本体に化粧パネルを取付ける状態を示す上面図。
【図6】同実施の形態における幕板に嵌込んだボックス
本体に化粧パネルを取付けた状態を示す一部を断面にし
た上面図。
【図7】同実施の形態における幕板にボックス本体と化
粧パネルとからなる配線ボックスを装着した状態を示す
斜視図。
【図8】同実施の形態におけるボックス本体に第2の係
止爪解除孔を示したもので、(A)は斜視図。 (B)
は上面図。
【図9】同実施の形態におけるボックス本体に第3の係
止爪解除孔を示したもので、(A)は斜視図。 (B)
は上面図。
【図10】一般的に学習机上に取付けられたブックスタ
ンドに配線ボックスを装着した状態を示す斜視図。
【図11】従来技術に係るボックス本体と化粧パネルと
を幕板に取付ける状態を示す斜視図。
【図12】従来技術に係るボックス本体と化粧パネルと
を幕板に取付けた状態を示す上面断面図。
【図13】従来技術に係るボックス本体に化粧パネルを
取付けた状態を示す上面図。
【符号の説明】
5…幕板(被取付部材), 6a…配線ボックス, 14…幕板の開口部, 21a…ボックス本体, 25…挿入孔(係止部材挿入部), 26…係止爪解除孔, 26a…係止爪解除孔, 26b…係止爪解除孔, 32…基端側係合部, 33…段差部, 33a…段差部裏面壁, 34…先端側係合部, 35…挿入孔(係止部材挿入部), 36…配線部品装着パネル部, 37…スイッチ(配線部品), 38…コンセント(配線部品), 39…ヒューズユニット(配線部品), 71a…化粧パネル, 73…化粧パネルの開口部, 74…化粧パネル部, 75…係止部材, 76…係止爪。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端側に先端方向に突設し被取付部材に開
    口した開口部に係合する基端側係合部と、この基端側係
    合部の先端周縁に形成された両側に係止部材挿入部を有
    する段差部を介して先端方向に突設形成した先端側係合
    部と、この先端側係合部の前面に形成されコンセントな
    どの配線部品が取付けられる配線部品装着パネル部とか
    らなるボックス本体と、 このボックス本体の先端側係合部に係合する開口部を有
    する化粧パネル部と、この化粧パネル部裏面壁両側から
    後方に突出し前記ボックス本体の段差部両側に形成され
    た係止部材挿入部に挿入され前記基端側係合部内に係止
    する係止爪を先端に有する係止部材とからなる化粧パネ
    ルとを備えた配線ボックスにおいて、前記化粧パネルの
    係止爪が係止される前記ボックス本体近傍に係止爪解除
    孔を設けたことを特徴とする配線ボックス。
JP10114777A 1998-04-24 1998-04-24 配線ボックス Pending JPH11307206A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101978443A (zh) * 2009-01-05 2011-02-16 L&P产权管理公司 电感性耦合工作台
CN102478946A (zh) * 2010-11-30 2012-05-30 英业达股份有限公司 机架式服务器装置
CN112512282A (zh) * 2020-12-16 2021-03-16 安徽大学 一种室内使用智能电源控制箱

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