JP3026711U - コード接続装置 - Google Patents

コード接続装置

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JP3026711U
JP3026711U JP1996000041U JP4196U JP3026711U JP 3026711 U JP3026711 U JP 3026711U JP 1996000041 U JP1996000041 U JP 1996000041U JP 4196 U JP4196 U JP 4196U JP 3026711 U JP3026711 U JP 3026711U
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純一 小口
豊二 柳下
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株式会社松村電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラグ外筐5の突出部5bを、コンセント1
1の外筐16に設けた受け孔16bに極性の間違いなく
着脱可能に嵌合でき、嵌合状態に安定して保持できる、
コード接続装置を提供する。 【解決手段】 プラグ外筐5の突出部5bを、外形横断
面が長方形状で、内形横断面が上側辺のみ円弧状のほぼ
角筒状に形成し、コンセント11の外筐16の受け孔1
6bの横断面形状を、突出部5bの外形横断面と相似形
状にし、受け孔16b内に設けた突起部16cの横断面
基本形状を突出部5bの内形横断面と相似形状にし、突
出部5bを受け孔16bおよび突起部16cに、上側辺
部の合致状態でのみ、嵌合保持させ、突出部5b左,右
外面の端子片6と受け孔16b左,右内面の可動接片1
7を接続させ、突出部5b内面下側のアース端子片8と
突起部16c外面下側のアース接片21を接続させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、プラグとコンセントまたはコネクタとを備えたコード接続装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、実開昭60−37183号公報などに示すように横断面が凹字状の突出 部を有するプラグと、横断面が凹字状の受け孔を有するコンセントまたはコネク タとを備え、前記プラグの突出部を前記コンセントまたはコネクタの受け孔に着 脱可能に嵌合保持し、前記突出部の両端部外面に設けた端子片およびこれらの端 子片間の中央部外面に設けたアース端子片を、前記受け孔の両端部に位置させた 接片およびこれらの接片間に位置させたアース接片とを、それぞれ当接させて、 電源側のプラグからコンセントまたはコネクタに接続したコードを介して所要の 機器に電力を供給するものがあった。 そして、前記突出部と受け孔との横断面形状を凹字状にしたことで、プラグと コンセントまたはコネクタの側辺を合致させた場合のみに突出部を受け孔に嵌挿 できないようにして極性が変わるのを防止している。
【0003】 また、近時、プラグ、コンセント、コネクタは、100V用の電圧と、AC2 00〜250V用の電圧とに兼用し、100V用のプラグなどを200V〜25 0Vに使用すると、事故が生じることがあるので、100V用と200〜250 V用のプラグなどの兼用を禁止し、これらを容易に区別できる形状や構成にする ことが要望されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、前述した要望に応えて、AC200V〜250Vに用いるプラグ 、コンセント、コネクタに好適するようにし、プラグの突出部をコンセントまた はコネクタの受け孔に嵌挿した状態で、バランスよく、安定した保持ができ、さ らに、プラグを外したコンセントが通電していても、指の孔部への挿入による感 電事故などを防止できて安全性が高いコード接続装置を提供することを目的とし ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る考案は、プラグ外筐の先端部に段を介して横断面を小さくした 突出部が形成してあるプラグと、外筐に前記突出部を着脱可能に嵌合保持する受 け孔が形成してあるコンセントまたはコネクタとを備えたコード接続装置におい て、前記プラグが、プラグ外筐の突出部を、外形横断面が長方形状で、内形横断 面が一側辺のみ非直線状にしてあるほぼ角筒状に形成し、前記突出部の両外端面 先端部に端子片の先端部をそれぞれ保持させ、突出部の直線状他側辺の内側面に アース端子片を保持させ、前記端子片およびアース端子片の基端部をそれぞれ前 記プラグ外筐内に固定してなり、前記コンセントまたはコネクタが、前記筐体の 前端に開口する受け孔の横断面形状を、プラグ外筐の突出部の外形横断面と相似 の形状にし、かつ受け孔内に前記筐体と一体に形成した突起部を設け、この突起 部の横断面基本形状を、プラグ外筐の突出部の内形横断面とほぼ相似の形状にし 、前記プラグの端子片の先端部にそれぞれ接続可能な可動接片の前部を前記受け 孔の後側部両端面から突起部側に突出させ、プラグのアース端子片の先端部に接 続可能なアース接片を前記突起部の直線部から受け孔部内に突出させ、前記可動 接片およびアース接片を筐体に保持してなり、前記突出部と突起部との非直線状 の一側辺部を合致によってのみ、突出部と受け孔および突起部とを着脱可能に嵌 合保持するようにしたものである。
【0006】 請求項2に係る考案は、請求項1に記載のコード接続装置において、プラグ外 筐の突出部が内形横断面の一側辺のみを外側に膨出する円弧状に形成し、コンセ ントまたはコネクタの外筐の受け孔内に設けた突起部が外面の一側辺のみ外側に 膨出する円弧状に形成し、前記突起部の先端を前記受け孔の開口より後方に位置 させ、突起部の他側辺先端部より後方に延びる長溝を形成し、この長溝内にアー ス接片の中間部を係合させたものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の一実施形態につき図を参照して説明する。 図1〜図4の各図に示すように、プラグ1は、絶縁性合成樹脂の成形品からな る半割状のケース2とカバー3とを複数のビス4によって締め付け固定した扁平 なプラグ外筐5を備えている。
【0008】 プラグ外筐5は、先端側に段5aを介して横断面を小さくした突出部5bをほ ぼ角筒状に形成し、突出部5bの外形横断面を長方形状とし、内形横断面の上側 辺5b1 のみを上側に膨出する円弧状の非直線状にしてある。 前記突出部5bの左,右外端面には、左,右端子片6の先端部6aをそれぞれ 支持させ、端子片6の最先端部6bを内側に湾曲させて突出部5bの先端凹部5 cに係合させ、先端部6aの後端に連なる中央部6cを突出部5b内に嵌め、端 子片6の基部6dをプラグ外筐5の前後方向中央部内に設けた左,右台座5dに 係合保持させ、基部6dにはビス7をねじ嵌合してある。
【0009】 左,右端子片6間に、これらと離してアース端子片8の中間部8bを配置し、 中間部8bを突出部5bの下側辺内面に支持させ、アース端子片8の最先端部8 aを突出部5bの先端凹部5eに係合させ、アース端子片8の基部8cをプラグ 外筐5の左,右台座5d間にこれらと離して設けた中央の台座5dに係合保持さ せ、基部8cにはビス7をねじ嵌合させてある。 なお、端子片6の先端部6aには、突出部5bの外面に突出しないように凹部 を形成してある。
【0010】 図5〜図7の各図に示すように、コンセント11は、絶縁性合成樹脂の成形品 からなる筐本体12と裏板13と左,右取付金具14とを左,右長ビス15によ って共締め固定した外筐16を備え、左,右取付金具14は外筐16の左,右外 方に突出している。
【0011】 外筐16には、段を介して円形凸部16aを先方に若干突出させ、円形凸部1 6aの前面に開口して後端側に延びる受け孔16bを形成し、受け孔16bは、 プラグ外筐5の突出部5bが着脱可能に嵌まるように、横断面を突出部5bの外 形横断面と相似の長方形状にしてある。 前記孔部16b内には、前記筐体12と一体に形成した突起部16cを設け、 突起部16cの横断面基本形状をプラグ外筐5の突出部5bの内形横断面とほぼ 相似形で、上側辺16c1 のみを上側に膨出する円弧状の非直線状とし、突起部 16cが突出部5b内に着脱可能に嵌合するようにし、さらに、突起部16cの 先端を受け孔16bの開口より後方に位置させてある。
【0012】 前記受け孔16bの後部の左,右両端面から突起部16c側に折り返し部17 aが突出する左,右可動接片17の基部17bの上,下両端部および左,右可動 接片17に接離する左,右固定接片18の上,下両端部を筐本体12の左,右端 部にそれぞれ係合保持させ、左,右固定接片18の一方の端部から屈曲した基部 18aを端子金具19にビス20によって着脱可能に固定し、基部18aと端子 金具19とを筐本体12に係合保持させてある。
【0013】 受け孔16b内に設けた突起部16cの下側辺先端部より後方に延びる長溝1 6dに、アース接片21の中間部21aを係合させ、中間部21aの先端から後 方に曲げた折り返し部21bを受け孔16bの下側辺に向かって斜めに突出させ 、中間部21aの後端に連なる基部21cを端子金具19にビス20によって着 脱可能に固定し、基部21cと端子金具19とを筐本体12に係合保持させてあ る。
【0014】 なお、左,右固定接片18、アース接片21の取付部21aと端子金具19と は、それぞれ外筐16に設けた上,下切欠部16eに配置して、外筐16外から のビス20の操作などを可能にし、また、裏板13から筐本体12内に突出する 左,右離隔板13aによって、左,右可動接片17の基部17bと、左,右固定 接片18の中間部とを位置決めして、これらを離間させてある。
【0015】 図8〜図10の各図に示すように、コネクタ23は、絶縁性合成樹脂の成形品 からなる半割状のケース24とカバー25とを複数のビス26によって締め付け 固定した扁平な外筐27を備えている。 外筐27は、前面に開口して後側に延びる受け孔27aを形成し、受け孔27 aは、プラグ外筐5の突出部5bが着脱可能に嵌まるように、横断面を突出部5 bと相似の長方形状にしてある。
【0016】 前記受け孔27a内には、前記ケース24と一体に形成した突起部27bを設 け、突起部27bの横断面の基本形状を、プラグ外筐5の突出部5bの円形横断 面とほぼ相似形で、上側辺27b1 のみを上側に膨出する円弧状の非直線状とし 、突起部27bが突出部5b内に着脱可能に嵌合するようにし、突起部27bの 前端を受け孔27aの開口より奥側に位置させてある。なお、突起部27bの直 線状の下側辺には、その先端部を残して奥側に延びる長溝27cを形成してある 。
【0017】 前記受け孔27aの左,右端壁に、左,右可動接片28の基部28aを係合保 持させ、基部28aの前端から後側に折り返した先側部28bが受け孔27a内 に斜め後側に突起部27bに向かって突出させ、突出端部28cを左,右固定接 片29の前端部29aと対向させ、左,右固定接片29の基部29bを外筐27 の前後方向中央部に設けた左,右台座27dに係合保持させ、基部29bにはビ ス30をねじ嵌合させてある。
【0018】 前記突起部27bの下側辺部に設けた長溝27cにアース接片31の中間部3 1aを係合させ、中間部30aの前端から後方に曲げた折り返し部31aを受け 孔27aの下側辺に向かって斜め後側に突出させ、中間部31aの後端に連なる 基部31cを左,右台座27d間の中央台座27dに係合保持させ、基部31c にはビス30をねじ嵌合させてある。
【0019】 次に、以上のように構成したプラグ1、コンセント11およびコネクタ23の 使用について説明する。 図示省略した所望の機器に接続したコード32の接続端部を、図4に示すよう に、プラグ1のプラグ外筐5のカバー3をケース2から外した状態でケース2内 に入れ、左,右端子片6の基部6dにビス7で締め付けて接続し、コード32の アース線をアース端子片8の基部8cにビス7で締め付けて接続した後、カバー 3をケース2にビス4によって締め付け固定する。
【0020】 また、図6,図7に示すように、AC200〜250Vの電源に接続した電源 コードの導線33の先端部を、コンセント11の外筐16の上,下切欠部16e から左,右固定接片18の取付部18aにそれぞれ支持して、ビス20によって 取付部18aと端子金具19を締め付けることで、固定接片18に接続し、アー ス部材34の先端部を、外筐16の上,下切欠部16eからアース接片21の基 部21cにビス20によって締め付けて接続し、かつ外筐16に固定した取付金 具14の突出部を建物の壁などに適宜の手段で固定し、外筐16の大部分を前記 壁などに形成した孔や凹部に収容する。
【0021】 前述の状態で、図11に示すように、プラグ1のプラグ外筐5に設けた突出部 5bを、コンセント11の外筐16に設けた受け孔16bおよび突起部16cに 着脱可能に嵌合保持させ、前記突起部5bに設けた左,右端子片6の先端部6a を、前記受け孔16b内に突出した左,右可動接片17の先端折り返し部17a に押し付け、これらを弾性変形させて左,右可動接片17を左,右固定接片18 に接続する。
【0022】 同時に、前記突出部5bの下側辺内面の左右方向中央部に設けたアース端子片 8の中間部8bを、前記突起部16cの下側部から突出するアース接片21の折 り返し部21bに押し付けて弾性変形させ、これらを接続させる。 これらによって、AC200〜250Vの電流を、コンセント11、プラグ1 を経て、前記機器に送ることができる。
【0023】 そして、プラグ外筐5の突出部5bを、外形横断面が長方形状で、内形横断面 が上側辺のみ円弧状にしてあるほぼ角筒状に形成し、コンセント11の外筐16 の受け孔16bの横断面形状を、突出部5bの外形横断面の形状と相似で若干大 きくし、受け孔16b内に形成した突起部16cの横断面基本形状を、突出部5 bの内形横断面の形状と相似で若干小さくし、突出部5bの上側辺部と突起部1 6cの上側辺部を合致させた状態でのみ、突出部5bが受け孔16bおよび突起 部16cに嵌まるようにし、プラグ1の上下を逆にして突出部5bを受け孔16 bおよび突起部16cに嵌めることを不可能にしている。
【0024】 このため、AC200〜250Vの電流を、コンセント11とプラグ1とによ って前記機器に送る際に、極性を間違って機器が誤作動することを防止できる。 また、プラグ1のプラグ外筐5に設けたほぼ角筒状の突出部5bと、コンセント 11の外筐16に設けた受け孔16bおよび突起部16cとが周方向の広い範囲 で嵌合し、周方向の各部のバランスがよく、安定した嵌合状態を維持でき、突出 部5bに設けた端子片6およびアース端子片8と、受け孔16bおよび突起部1 6cに設けた可動接片17および可動アース接片21との接続を確保できる。
【0025】 コネクタ23は、建物の壁などに固定したコンセント11と、機器の距離が長 い場合などに用い、一端部に前述のようにプラグ(図示省略)を取り付けたコー ドの他端部に取り付けるのに適する。 すなわち、図12に示すように、コネクタ23の外筐27のカバー25をケー ス24から外した状態で、コード35の接続端部をケース24内に入れ、接続端 部の導線を、左,右固定接片29の基部29bにビス30で締め付けて接続した 後、カバー25をケース24にビス26によって締め付けておく。
【0026】 コード35の一端部に取り付けたプラグをコンセントに着脱可能に取り付けた 状態で、予め機器に接続したプラグ1のプラグ外筐5に設けた突出部5bを、コ ネクタ23の外筐27に設けた受け孔27aおよび突起部27bに着脱可能に嵌 合保持させ、突出部5bに設けた左,右端子片6の先端部6aを、受け孔27a 内に突出した左,右可動接片28の折り返し部28aに押し付け、これらを弾性 変形させて左,右可動片28を左,右固定接片29に接続する。
【0027】 同時に、前記突出部5bの下側辺内面の左右方向中央部に設けたアース端子片 8の中間部8bを、前記突起部27bの下側部から下方に突出するアース接片3 1の折り返し部31bに押し付けて弾性変形させ、これらを接続させる。 これらによって、AC200〜250Vの電流を、コンセント、プラグおよび コネクタ23、プラグ1を経て、前記機器に送ることが可能になる。
【0028】 そして、プラグ外筐5の突出部5bを、外形横断面が長方形状で、内形横断面 が上側辺のみ円弧状にしたほぼ角筒状に形成し、コネクタ23の外筐27の受け 孔27aの横断面形状、および受け孔27a内の突起部27bの横断面基本形状 を、前述したコンセント11の外筐16の受け孔16bの横断面形状、および受 け孔16b内の突起部16cの横断面形状と、ほぼ同様にしたので、プラグ外筐 5の突出部5bの上側辺部とコネクタ23の突起部27bの上側辺部を合致させ た状態でのみ、突出部5bが受け孔27aおよび突起部27bに嵌まる。
【0029】 したがって、AC200〜250Vの電流を、極性の間違いなしに機器に送る ことができ、その誤作動を防止し、また、プラグ外筐5のほぼ角筒状の突出部5 bと、コネクタ23の外筐27に設けた受け孔27aおよび突起部27bとが周 方向の広い範囲で嵌合し、安定した嵌合状態を維持でき、突出部5bに設けた端 子片6およびアース端子片8と、受け孔27aおよび突起部27bに設けた可動 接片28およびアース接片31との接続を確保できる。
【0030】 なお、コンセント、コネクタの可動接片と固定接片との接触部には、対向する 可動接点,固定接点を設け、これらを接触させることが好ましい。また、プラグ 外筐、コネクタの外筐のコード挿入口部には、従来公知の2つ割状のコード押え 、これらをプラグ外筐、コネクタの外筐のケースにビスによって締め付け、コー ド押えによってコードを挟持することが好ましい。
【0031】 前記実施形態では、プラグ外筐の突出部の内形横断面の上側辺、コンセントお よびコネクタ外筐に設けた突起部の横断面の上側辺を、それぞれ円弧状に形成し たが、この考案は、上側辺に限られることなく、下側辺、左右側面など、一側辺 を円弧状、中央部を若干直線状とし両側部を大きな円弧状にするなど、非直線状 に所要の一側辺を形成することで、プラグ外筐のほぼ角筒状の突出部と、コンセ ントまたはコネクタの受け孔内の突起部との非直線状の一側辺部が合致した時の み、突出部と受け孔および突起部とが着脱可能に嵌合保持できればよい。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の考案に係るコード接続装置は、プラグ外筐の 先端部に段を介して横断面を小さくした突出部が形成してあるプラグと、外筐に 前記突出部を着脱可能に嵌合保持する受け孔が形成してあるコンセントまたはコ ネクタとを備え、前記プラグ外筐の突出部を、外形横断面が長方形状で、内形横 断面が一側辺のみ円弧状などの非直線状にした、ほぼ角筒状に形成し、前記コン セントまたはコネクタの外筐に形成した受け孔の横断面形状を、前記突出部の外 形横断面の形状と相似にし、前記受け孔内に設けた突起部の横断面基本形状を突 出部の内形横断面の形状と相似にし、突出部と突起部との非直線状の一側辺部を 合致させた状態でのみ、突出部が受け孔および突起部に着脱可能に嵌合するよう にしたので、次の効果がある。
【0033】 すなわち、AC電流をコンセント側からプラグ側に流す場合などに、極性を間 違うことがなく、接続した各種機器を誤動作させることを防止でき、プラグのほ ぼ角筒状の突出部が、コンセントまたはコネクタの受け孔および突起部に周方向 の広い範囲で嵌合しており、前述した横断面凹字状の突出部と、凹字状の受け孔 とを嵌合させるものでは周方向に部分的なアンバランスが生じるのと異なり、周 方向の各部のバランスがよく、突出部と受け孔および突起部との安定した嵌合を 維持でき、突出部に設けた端子片およびアース端子片と、受け孔に設けた可動接 片および突起部に設けたアース接片との接続を確保できる。 さらに、コンセントの受け孔内面と突起部外面との隙間を狭くできるので、こ の隙間に幼児などが指を入れて、端子片に接触して感電事故などを発生すること を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施形態に係るコード接続装置の
プラグを示した側面図。
【図2】図1に示したプラグの平面図。
【図3】図1に示したプラグの正面図。
【図4】図1に示したプラグのケースとカバーとを開い
た状態の平面説明図。
【図5】この考案の一実施形態に係るコード接続装置の
コンセントを示した正面図。
【図6】図5に示したコンセントの平面図。
【図7】図5に示したコンセントの筐本体と裏板とを開
いた状態の背面説明図。
【図8】この考案の一実施形態に係るコード接続装置の
コネクタを示した側面図。
【図9】図8に示したコネクタの正面図。
【図10】図8に示したコネクタのケースとカバーとを
開いた状態の平面説明図。
【図11】この考案の一実施形態に係るプラグとコンセ
ントとを接続した状態の説明図。
【図12】この考案の一実施形態に係るプラグとコネク
タとを接続した状態の説明図。
【符号の説明】
1 プラグ 2 ケース 3 カバー 5 プラグ外筐 5a 段 5b 突出部 5b1 上側辺 5b2 下側辺 6 端子片 6a 先端部 6c 中央部 6d 基部 8 アース端子片 8b 中間部 8c 基部 11 コンセント 12 筐本体 13 裏板 14 取付金具 16 外筐 16b 受け孔 16c 突起部 16d 長溝 17 可動接片 18 固定接片 19 端子金具 21 アース接片 23 コネクタ 24 ケース 25 カバー 27 外筐 27a 受け孔 27b 突起部 27c 長溝 28 可動接片 29 固定接片 31 アース接片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグ外筐の先端部に段を介して横断面
    を小さくした突出部が形成してあるプラグと、外筐に前
    記突出部を着脱可能に嵌合保持する受け孔が形成してあ
    るコンセントまたはコネクタとを備えたコード接続装置
    において、 前記プラグが、プラグ外筐の突出部を、外形横断面が長
    方形状で、内形横断面が一側辺のみ非直線状にしてある
    ほぼ角筒状に形成し、前記突出部の両外端面先端部に端
    子片の先端部をそれぞれ保持させ、突出部の直線状他側
    辺の内側面にアース端子片を保持させ、前記端子片およ
    びアース端子片の基端部をそれぞれ前記プラグ外筐内に
    固定してなり、 前記コンセントまたはコネクタが、前記筐体の前端に開
    口する受け孔の横断面形状を、プラグ外筐の突出部の外
    形横断面と相似の形状にし、かつ受け孔内に前記筐体と
    一体に形成した突起部を設け、この突起部の横断面基本
    形状を、プラグ外筐の突出部の内形横断面とほぼ相似の
    形状にし、前記プラグの端子片の先端部にそれぞれ接続
    可能な可動接片の前部を前記受け孔の後側部両端面から
    突起部側に突出させ、プラグのアース端子片の先端部に
    接続可能なアース接片を前記突起部の直線部から受け孔
    部内に突出させ、前記可動接片およびアース接片を筐体
    に保持してなり、 前記突出部と突起部との非直線状の一側辺部を合致によ
    ってのみ、突出部と受け孔および突起部とを着脱可能に
    嵌合保持するようにしたことを特徴とするコード接続装
    置。
  2. 【請求項2】 プラグ外筐の突出部が内形横断面の一側
    辺のみを外側に膨出する円弧状に形成し、コンセントま
    たはコネクタの外筐の受け孔内に設けた突起部が外面の
    一側辺のみ外側に膨出する円弧状に形成し、前記突起部
    の先端を前記受け孔の開口より後方に位置させ、突起部
    の他側辺先端部より後方に延びる長溝を形成し、この長
    溝内にアース接片の中間部を係合させたことを特徴とす
    る請求項1に記載のコード接続装置。
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