JP2000208219A - 電気融着継手と電源コ―ドを接続するタ―ミナルアダプタ― - Google Patents
電気融着継手と電源コ―ドを接続するタ―ミナルアダプタ―Info
- Publication number
- JP2000208219A JP2000208219A JP11010582A JP1058299A JP2000208219A JP 2000208219 A JP2000208219 A JP 2000208219A JP 11010582 A JP11010582 A JP 11010582A JP 1058299 A JP1058299 A JP 1058299A JP 2000208219 A JP2000208219 A JP 2000208219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- joint
- connector
- pin
- power cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】各種、形状の異なる継手のターミナル端子に、
同じ融着装置のコネクターを接続できなかった問題を解
決し、異なる種類の継手も併用して同一の電気融着装置
で融着接続が行える、電気融着継手と電源コードを接続
するターミナルアダプターを提供する。 【解決手段】一端に前記継手のターミナル端子３２に密
着して外挿する凹状差込口２１と他端に前記コードのタ
ーミナルコネクター１３に密着して内挿する凸状ピン２
２と、樹脂で形成した、凹状差込口２１の外周面に被覆
した樹脂被覆層２４と凸状ピン２２の周りに凸状ピンを
保護するように突出して設けた筒状のピンカバー筒２６
とからなり差込口樹脂被覆層２４の外面は継手の端子周
りに形成された端子保護筒３３の内面と嵌合し、凸状ピ
ンの周りに突出して設けたピンカバー筒２６はターミナ
ルコネクター周りに突出するコネクター保護筒１５の外
面に嵌合する様に設けた。
同じ融着装置のコネクターを接続できなかった問題を解
決し、異なる種類の継手も併用して同一の電気融着装置
で融着接続が行える、電気融着継手と電源コードを接続
するターミナルアダプターを提供する。 【解決手段】一端に前記継手のターミナル端子３２に密
着して外挿する凹状差込口２１と他端に前記コードのタ
ーミナルコネクター１３に密着して内挿する凸状ピン２
２と、樹脂で形成した、凹状差込口２１の外周面に被覆
した樹脂被覆層２４と凸状ピン２２の周りに凸状ピンを
保護するように突出して設けた筒状のピンカバー筒２６
とからなり差込口樹脂被覆層２４の外面は継手の端子周
りに形成された端子保護筒３３の内面と嵌合し、凸状ピ
ンの周りに突出して設けたピンカバー筒２６はターミナ
ルコネクター周りに突出するコネクター保護筒１５の外
面に嵌合する様に設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は、電気融着継手の
電熱線に接続したターミナル端子と、これに通電する電
気融着装置の電源コードに接続したターミナルコネクタ
ーとの間を連結するターミナルアダプターに関するもの
で、継手の種類に応じて同一の電気融着装置で通電でき
るターミナルアダプターに関するものである。
電熱線に接続したターミナル端子と、これに通電する電
気融着装置の電源コードに接続したターミナルコネクタ
ーとの間を連結するターミナルアダプターに関するもの
で、継手の種類に応じて同一の電気融着装置で通電でき
るターミナルアダプターに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば特許第２７８０５２４号で
開示されているごとく、電気融着継手のターミナル端子
と電気融着装置の電源コード先端に設けられたターミナ
ルコネクターとは直接連結し電気的接続して通電できる
ようになっている。即ち個々のメーカが製造した電気融
着継手とこの電気融着継手に専用に通電できるように設
けた電気融着装置の組み合わせで使用するようになった
ものである。このため各メーカで製造した電気融着継手
では各メーカ独自の設計でターミナル端子部分が設けら
れており、共通性がなく種々異なった寸法になっている
のが一般的である。
開示されているごとく、電気融着継手のターミナル端子
と電気融着装置の電源コード先端に設けられたターミナ
ルコネクターとは直接連結し電気的接続して通電できる
ようになっている。即ち個々のメーカが製造した電気融
着継手とこの電気融着継手に専用に通電できるように設
けた電気融着装置の組み合わせで使用するようになった
ものである。このため各メーカで製造した電気融着継手
では各メーカ独自の設計でターミナル端子部分が設けら
れており、共通性がなく種々異なった寸法になっている
のが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため各メーカ間で
製造した継手のターミナル端子と融着装置電源コードの
ターミナルコネクターとは互換性がなく、ユーザ側で、
各メーカが製造した電気融着継手を併用して使おうとす
ると、継手にあった各メーカの電気融着装置を準備しな
ければならず、現実的には限られたメーカの電気融着継
手しか使用することができず、不便であった。本発明は
上記の課題を解消して、各種形状の異なる継手のターミ
ナル端子であっても、電気的に通電接続することがで
き、異なる種類の継手も併用して同一の電気融着装置で
融着接続が行える、電気融着継手と電源コードを接続す
るターミナルアダプターを提供するものである。
製造した継手のターミナル端子と融着装置電源コードの
ターミナルコネクターとは互換性がなく、ユーザ側で、
各メーカが製造した電気融着継手を併用して使おうとす
ると、継手にあった各メーカの電気融着装置を準備しな
ければならず、現実的には限られたメーカの電気融着継
手しか使用することができず、不便であった。本発明は
上記の課題を解消して、各種形状の異なる継手のターミ
ナル端子であっても、電気的に通電接続することがで
き、異なる種類の継手も併用して同一の電気融着装置で
融着接続が行える、電気融着継手と電源コードを接続す
るターミナルアダプターを提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、熱可塑
性樹脂製継手の内周面近傍に配置した電熱線の両端に接
続して継手の外周面に突出するターミナル端子と、電気
融着装置の電源コードに接続したターミナルコネクター
との間を接続して前記継手の電熱線に通電する端子接続
用アダプターであって、導電性金属で形成した一端に前
記継手のターミナル端子に密着して外挿する凹状差込口
と他端に前記コードのターミナルコネクターに密着して
内挿する凸状ピンと、絶縁性樹脂で一体的に設けた一端
に前記凹状差込口の外周面に被覆した樹脂被覆層と他端
に前記凸状ピンの周りに凸状ピンを保護するように突出
して設けた筒状のピンカバー筒とからなり、前記差込口
樹脂被覆層の外面は継手の端子周りに形成された継手外
周面から突出する端子保護筒の内面と嵌合する外面に設
け、前記凸状ピンの周りに突出して設けたピンカバー筒
の内面は電源コードのターミナルコネクター周りに突出
するコネクター保護筒の外面に嵌合する内面に設け、前
記凸状ピンをコードのターミナルコネクターに挿入し前
記凹状差込口を継手のターミナル端子に挿入して電気的
接続することを特徴とする電気融着継手と電源コードを
接続するターミナルアダプターである。
性樹脂製継手の内周面近傍に配置した電熱線の両端に接
続して継手の外周面に突出するターミナル端子と、電気
融着装置の電源コードに接続したターミナルコネクター
との間を接続して前記継手の電熱線に通電する端子接続
用アダプターであって、導電性金属で形成した一端に前
記継手のターミナル端子に密着して外挿する凹状差込口
と他端に前記コードのターミナルコネクターに密着して
内挿する凸状ピンと、絶縁性樹脂で一体的に設けた一端
に前記凹状差込口の外周面に被覆した樹脂被覆層と他端
に前記凸状ピンの周りに凸状ピンを保護するように突出
して設けた筒状のピンカバー筒とからなり、前記差込口
樹脂被覆層の外面は継手の端子周りに形成された継手外
周面から突出する端子保護筒の内面と嵌合する外面に設
け、前記凸状ピンの周りに突出して設けたピンカバー筒
の内面は電源コードのターミナルコネクター周りに突出
するコネクター保護筒の外面に嵌合する内面に設け、前
記凸状ピンをコードのターミナルコネクターに挿入し前
記凹状差込口を継手のターミナル端子に挿入して電気的
接続することを特徴とする電気融着継手と電源コードを
接続するターミナルアダプターである。
【０００５】上記において、前記ピンカバー筒の内面と
前記電源コードのコネクター保護筒の外面とは、いずれ
か一方に形成した環状凹溝にいずれか他方に形成した突
部が嵌合することを特徴とする電気融着継手と電源コー
ドを接続するターミナルアダプターである。上記におい
て、前記差込口被覆樹脂層の周りに前記継手の端子保護
筒の外面に嵌合する差込口カバー筒を一体に設けたこと
を特徴とする電気融着継手と電源コードを接続するター
ミナルアダプターである。上記において、前記導電性金
属で形成した凹状差込口と凸状ピンとの間に鍔を設け、
前記絶縁性樹脂が該鍔と前記凹状差込口に被覆して前記
ピンカバー筒を設け、前記導電性金属と前記絶縁性樹脂
を一体に設けたことを特徴とする電気融着継手と電源コ
ードを接続するターミナルアダプターである。
前記電源コードのコネクター保護筒の外面とは、いずれ
か一方に形成した環状凹溝にいずれか他方に形成した突
部が嵌合することを特徴とする電気融着継手と電源コー
ドを接続するターミナルアダプターである。上記におい
て、前記差込口被覆樹脂層の周りに前記継手の端子保護
筒の外面に嵌合する差込口カバー筒を一体に設けたこと
を特徴とする電気融着継手と電源コードを接続するター
ミナルアダプターである。上記において、前記導電性金
属で形成した凹状差込口と凸状ピンとの間に鍔を設け、
前記絶縁性樹脂が該鍔と前記凹状差込口に被覆して前記
ピンカバー筒を設け、前記導電性金属と前記絶縁性樹脂
を一体に設けたことを特徴とする電気融着継手と電源コ
ードを接続するターミナルアダプターである。
【０００６】
【作用】 本発明は上記の構成であって、アダプターの
凸状ピンを電源コードのターミナルコネクターに挿入
し、アダプターの凹状差込口を継手のターミナル端子に
挿入する事によって、アダプターのピンカバー筒が電源
コードのコネクター保護筒に嵌合し、アダプターの差込
口樹脂被覆層が継手の端子保護筒に嵌合する。従って導
電性金属による接続部分の外面でも電源コード側および
継手端子側双方で互いに嵌合が行われるため、電気的接
続部分が安定して接続され、また無理な方向の差込が行
われないから雄雌嵌合寿命が長く保たれ、電源側から継
手側へ安定して通電することができる。
凸状ピンを電源コードのターミナルコネクターに挿入
し、アダプターの凹状差込口を継手のターミナル端子に
挿入する事によって、アダプターのピンカバー筒が電源
コードのコネクター保護筒に嵌合し、アダプターの差込
口樹脂被覆層が継手の端子保護筒に嵌合する。従って導
電性金属による接続部分の外面でも電源コード側および
継手端子側双方で互いに嵌合が行われるため、電気的接
続部分が安定して接続され、また無理な方向の差込が行
われないから雄雌嵌合寿命が長く保たれ、電源側から継
手側へ安定して通電することができる。
【０００７】アダプターのピンカバー筒の内面と電源コ
ードのコネクター保護筒の外面とは、いずれかに形成し
た環状凹溝といずれかに形成した突部を嵌合する様に設
けることによって、アダプターが電源コードのターミナ
ルコネクターから外れず、このためコード側に固定され
たアダプターを継手のターミナル端子へ着脱するのが容
易に行える。
ードのコネクター保護筒の外面とは、いずれかに形成し
た環状凹溝といずれかに形成した突部を嵌合する様に設
けることによって、アダプターが電源コードのターミナ
ルコネクターから外れず、このためコード側に固定され
たアダプターを継手のターミナル端子へ着脱するのが容
易に行える。
【０００８】またアダプターの差込口被覆樹脂層の周り
に、継手の端子保護筒の外面に嵌合する差込口カバー筒
を一体に設けることによって、継手の外周面から突出す
る端子保護筒の内面とアダプターの差込口樹脂被覆層外
面が嵌合し、またこの端子保護筒の外面とアダプターの
差込口カバー筒が嵌合するので、継手端子保護筒の内外
面で電気的接続を補強する嵌合が行われ、より安定した
電気的接続が行える。
に、継手の端子保護筒の外面に嵌合する差込口カバー筒
を一体に設けることによって、継手の外周面から突出す
る端子保護筒の内面とアダプターの差込口樹脂被覆層外
面が嵌合し、またこの端子保護筒の外面とアダプターの
差込口カバー筒が嵌合するので、継手端子保護筒の内外
面で電気的接続を補強する嵌合が行われ、より安定した
電気的接続が行える。
【０００９】またアダプターの導電性金属で形成した凹
状差込口と凸状ピンとの間に鍔を設け、この鍔と凹状差
込口に絶縁性樹脂を被覆してコネクター側のコネクター
保護筒に嵌合するピンカバー筒を設けることによって、
導電性金属と絶縁性樹脂とが強固に一体化する。
状差込口と凸状ピンとの間に鍔を設け、この鍔と凹状差
込口に絶縁性樹脂を被覆してコネクター側のコネクター
保護筒に嵌合するピンカバー筒を設けることによって、
導電性金属と絶縁性樹脂とが強固に一体化する。
【００１０】
【発明の実施形態】以下本発明の実施例について図面に
基づいて説明する。図１は本実施例の一実施例を示すア
ダプター２０と、電気融着装置の電源コード側コネクタ
ー１０及び電気融着継手３０のターミナル端子、との関
係を示す図で、図２はアダプター２０を用いてコネクタ
ー１０とターミナル端子とを接続した状態を示す断面図
で、図３は実施例のコネクター１０とアダプター２０と
の接続部を示す部分拡大図である。
基づいて説明する。図１は本実施例の一実施例を示すア
ダプター２０と、電気融着装置の電源コード側コネクタ
ー１０及び電気融着継手３０のターミナル端子、との関
係を示す図で、図２はアダプター２０を用いてコネクタ
ー１０とターミナル端子とを接続した状態を示す断面図
で、図３は実施例のコネクター１０とアダプター２０と
の接続部を示す部分拡大図である。
【００１１】図１〜図３において、熱可塑性樹脂で形成
された電気融着継手３０は、内周側に加熱用電熱線３１
を埋設してあり、電熱線３１の両端は継手３０の両端部
外周面に突出するターミナル端子３２に接続してある。
ターミナル端子３２の周囲にはこのターミナル端子３２
を保護するための端子保護筒３３を継手３０の外周面か
ら一体に突出している。１０は電気融着装置の電源コー
ド側コネクターで、導電性の銅合金で設けたコード１１
に接続する把持部１２と電気融着継手３０のターミナル
端子３２に嵌合して電気接続できる内径のターミナルコ
ネクター１３を設け、その外面に絶縁性の硬質ナイロン
樹脂１４で一体に被覆成形してコネクター保護筒１５を
設けてある。
された電気融着継手３０は、内周側に加熱用電熱線３１
を埋設してあり、電熱線３１の両端は継手３０の両端部
外周面に突出するターミナル端子３２に接続してある。
ターミナル端子３２の周囲にはこのターミナル端子３２
を保護するための端子保護筒３３を継手３０の外周面か
ら一体に突出している。１０は電気融着装置の電源コー
ド側コネクターで、導電性の銅合金で設けたコード１１
に接続する把持部１２と電気融着継手３０のターミナル
端子３２に嵌合して電気接続できる内径のターミナルコ
ネクター１３を設け、その外面に絶縁性の硬質ナイロン
樹脂１４で一体に被覆成形してコネクター保護筒１５を
設けてある。
【００１２】コネクター保護筒１５の内面は電気融着継
手３０の端子保護筒３３の外面に嵌合する内径に形成さ
れている。このため、通常の電気融着継手３０と電源コ
ードコネクター１０とは、アダプター２０を用いなくと
も直接コネクター１０を継手３０のターミナル端子３２
に差し込んで電気的接続が行える。しかしながら違う種
類の電気融着継手３０に通電しようとした場合、この継
手３０に応じたアダプター２０が用いられる。
手３０の端子保護筒３３の外面に嵌合する内径に形成さ
れている。このため、通常の電気融着継手３０と電源コ
ードコネクター１０とは、アダプター２０を用いなくと
も直接コネクター１０を継手３０のターミナル端子３２
に差し込んで電気的接続が行える。しかしながら違う種
類の電気融着継手３０に通電しようとした場合、この継
手３０に応じたアダプター２０が用いられる。
【００１３】アダプター２０は、通電融着しようとする
電気融着継手３０に応じたものが用いられ、この電気融
着継手３０のターミナル端子３２に嵌合する凹状差込口
２１と電源コード側のターミナルコネクター１１内に嵌
合する凸状ピン２２と中間部に鍔２３を導電性の銅合金
で設け、この外周に絶縁性の硬質ナイロン樹脂２７を一
体成型して差込口樹脂被覆層２４と差込口カバー筒２５
とピンカバー筒２６を一体で設けてある。硬質ナイロン
樹脂２７は、凹状差込口２１の外面と鍔２３の外面に密
着しており、中心部の銅合金製導電部材とは強固に一体
化している。
電気融着継手３０に応じたものが用いられ、この電気融
着継手３０のターミナル端子３２に嵌合する凹状差込口
２１と電源コード側のターミナルコネクター１１内に嵌
合する凸状ピン２２と中間部に鍔２３を導電性の銅合金
で設け、この外周に絶縁性の硬質ナイロン樹脂２７を一
体成型して差込口樹脂被覆層２４と差込口カバー筒２５
とピンカバー筒２６を一体で設けてある。硬質ナイロン
樹脂２７は、凹状差込口２１の外面と鍔２３の外面に密
着しており、中心部の銅合金製導電部材とは強固に一体
化している。
【００１４】差込口樹脂被覆層２４の外面は、継手３０
の端子保護筒３３の内面に嵌合する外径に設けてあり、
差込口カバー筒２５の内面は、端子保護筒３３の外面に
嵌合する内径に設けてある。このためアダプター２０を
継手のターミナル端子３２に差し込んだ場合、ターミナ
ル端子３２と凹状差込口２１との電気的接続が継手の端
子保護筒３３の内外面で嵌合する差込口樹脂被覆層２４
と差込口カバー筒２５によって安定した電気的接続が行
われる。ピンカバー筒２６はコネクター１０のコネクタ
ー保護筒１５に外挿して嵌合するようになっており、ア
ダプター２０の凸状ピン２２をコネクター１０のターミ
ナルコネクター１３に挿入した際、アダプターのピンカ
バー筒２６がコネクターのコネクター保護筒１５にも嵌
合して安定した電気的接続が行われる。
の端子保護筒３３の内面に嵌合する外径に設けてあり、
差込口カバー筒２５の内面は、端子保護筒３３の外面に
嵌合する内径に設けてある。このためアダプター２０を
継手のターミナル端子３２に差し込んだ場合、ターミナ
ル端子３２と凹状差込口２１との電気的接続が継手の端
子保護筒３３の内外面で嵌合する差込口樹脂被覆層２４
と差込口カバー筒２５によって安定した電気的接続が行
われる。ピンカバー筒２６はコネクター１０のコネクタ
ー保護筒１５に外挿して嵌合するようになっており、ア
ダプター２０の凸状ピン２２をコネクター１０のターミ
ナルコネクター１３に挿入した際、アダプターのピンカ
バー筒２６がコネクターのコネクター保護筒１５にも嵌
合して安定した電気的接続が行われる。
【００１５】図３で示すように、このピンカバー筒２６
とコネクター保護筒１５の嵌合部は、アダプターのピン
カバー筒２６の内面とコネクター保護筒１５の外面との
間に、環状凹溝５０とこの環状凹溝５０内に嵌着する複
数箇所の突部５１を設けることによって、確実にコネク
ター１０とアダプター２０とを固定でき、電気的接続が
確実に行える。この環状凹溝５０の深さと突起５１の高
さは、図では拡大して示したが、０．１〜０．２程度の
浅い嵌合で確実に固定でき、また手操作で容易に着脱が
行える。なお突部５１は環状凹溝５０に嵌まる環状突部
であってもよい。このように設けることによって、アダ
プター２０が電源コードのターミナルコネクター１３か
ら容易に外れず、電源コード側コネクター１０に固定さ
れたアダプター２０を手操作で電気融着継手３０のター
ミナル端子３２に着脱操作するのが容易に行える。
とコネクター保護筒１５の嵌合部は、アダプターのピン
カバー筒２６の内面とコネクター保護筒１５の外面との
間に、環状凹溝５０とこの環状凹溝５０内に嵌着する複
数箇所の突部５１を設けることによって、確実にコネク
ター１０とアダプター２０とを固定でき、電気的接続が
確実に行える。この環状凹溝５０の深さと突起５１の高
さは、図では拡大して示したが、０．１〜０．２程度の
浅い嵌合で確実に固定でき、また手操作で容易に着脱が
行える。なお突部５１は環状凹溝５０に嵌まる環状突部
であってもよい。このように設けることによって、アダ
プター２０が電源コードのターミナルコネクター１３か
ら容易に外れず、電源コード側コネクター１０に固定さ
れたアダプター２０を手操作で電気融着継手３０のター
ミナル端子３２に着脱操作するのが容易に行える。
【００１６】
【発明の効果】以上説明のごとく本発明は、各種形状の
異なる継手のターミナル端子にあっても、電気融着装置
のターミナルコネクターを接続することができ、異なる
種類の継手も併用して同じ電気融着装置で融着接続が行
えるもので、確実に電気融着継手と電源コードを電気的
接続できるものである。
異なる継手のターミナル端子にあっても、電気融着装置
のターミナルコネクターを接続することができ、異なる
種類の継手も併用して同じ電気融着装置で融着接続が行
えるもので、確実に電気融着継手と電源コードを電気的
接続できるものである。
【図１】 本発明の一実施例を示すアダプター２０と、
電気融着装置の電源コード側コネクター１０及び電気融
着継手３０のターミナル端子との関係を示す断面図であ
る。
電気融着装置の電源コード側コネクター１０及び電気融
着継手３０のターミナル端子との関係を示す断面図であ
る。
【図２】 アダプター２０を用いてコネクター１０とタ
ーミナル端子とを接続した状態を示す断面図である。
ーミナル端子とを接続した状態を示す断面図である。
【図３】 図１のコネクター１０とアダプター２０との
接続嵌合部を示す部分拡大断面図である。
接続嵌合部を示す部分拡大断面図である。
１０ コネクター １１ 電気
融着装置の電源コード １２ コード把持部 １３ ター
ミナルコネクター １４，２７ 硬質ナイロン樹脂 １５ コネ
クター保護筒 ２０ アダプター ２１ 銅合
金製凹状差込口 ２２ 銅合金製凸状ピン ２３ 銅合
金製鍔 ２４ 差込口樹脂被覆層 ２５ 差込
口カバー筒 ２６ ピンカバー筒 ３０ 電気
融着継手 ３１ 電熱線 ３２ ター
ミナル端子 ３３ 端子保護筒 ５０ 環状
凹溝 ５１ 突部
融着装置の電源コード １２ コード把持部 １３ ター
ミナルコネクター １４，２７ 硬質ナイロン樹脂 １５ コネ
クター保護筒 ２０ アダプター ２１ 銅合
金製凹状差込口 ２２ 銅合金製凸状ピン ２３ 銅合
金製鍔 ２４ 差込口樹脂被覆層 ２５ 差込
口カバー筒 ２６ ピンカバー筒 ３０ 電気
融着継手 ３１ 電熱線 ３２ ター
ミナル端子 ３３ 端子保護筒 ５０ 環状
凹溝 ５１ 突部
フロントページの続き Ｆターム(参考） 3H019 GA03 4F211 AD03 AD05 AD24 AD35 AG27 AH34 AK09 TA06 TC11 TD17 TH18 TJ30 TN71 TN78 TQ13 5E087 EE02 EE10 FF03 FF06 GG02 HH02 HH04 LL22 LL23 MM01 QQ06 RR08 RR11 RR17
Claims (4)
- 【請求項１】 熱可塑性樹脂製継手の内周面近傍に配
置した電熱線の両端に接続して継手の外周面に突出する
ターミナル端子と、電気融着装置の電源コードに接続し
たターミナルコネクターとの間を接続して前記継手の電
熱線に通電する端子接続用アダプターであって、導電性
金属で形成した一端に前記継手のターミナル端子に密着
して外挿する凹状差込口と他端に前記コードのターミナ
ルコネクターに密着して内挿する凸状ピンと、絶縁性樹
脂で一体的に設けた一端に前記凹状差込口の外周面に被
覆した樹脂被覆層と他端に前記凸状ピンの周りに凸状ピ
ンを保護するように突出して設けた筒状のピンカバー筒
とからなり、前記差込口樹脂被覆層の外面は継手の端子
周りに形成された継手外周面から突出する端子保護筒の
内面と嵌合する外面に設け、前記凸状ピンの周りに突出
して設けたピンカバー筒の内面は電源コードのターミナ
ルコネクター周りに突出するコネクター保護筒の外面に
嵌合する内面に設け、前記凸状ピンをコードのターミナ
ルコネクターに挿入し前記凹状差込口を継手のターミナ
ル端子に挿入して電気的接続することを特徴とする電気
融着継手と電源コードを接続するターミナルアダプタ
ー。 - 【請求項２】 前記ピンカバー筒の内面と前記電源コ
ードのコネクター保護筒の外面とは、いずれか一方に形
成した環状凹溝にいずれか他方に形成した突部が嵌合す
ることを特徴とする請求項１記載の電気融着継手と電源
コードを接続するターミナルアダプター。 - 【請求項３】 前記差込口被覆樹脂層の周りに前記継
手の端子保護筒の外面に嵌合する差込口カバー筒を一体
に設けたことを特徴とする請求項１乃至２記載の電気融
着継手と電源コードを接続するターミナルアダプター。 - 【請求項４】 前記導電性金属で形成した凹状差込口
と凸状ピンとの間に鍔を設け、前記絶縁性樹脂が該鍔と
前記凹状差込口に被覆して前記ピンカバー筒を設け、前
記導電性金属と前記絶縁性樹脂を一体に設けたことを特
徴とする請求項１乃至３記載の電気融着継手と電源コー
ドを接続するターミナルアダプター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11010582A JP2000208219A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 電気融着継手と電源コ―ドを接続するタ―ミナルアダプタ― |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11010582A JP2000208219A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 電気融着継手と電源コ―ドを接続するタ―ミナルアダプタ― |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000208219A true JP2000208219A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11754254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11010582A Pending JP2000208219A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 電気融着継手と電源コ―ドを接続するタ―ミナルアダプタ― |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000208219A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007135517A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用電動リールのバッテリ支持用コネクタ装置とバッテリ装置 |
| CN102142641A (zh) * | 2010-02-03 | 2011-08-03 | 日立电线株式会社 | 连接器 |
| CN105490121A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-04-13 | 苏州卓德电子有限公司 | 一种保护型线束连接器 |
-
1999
- 1999-01-19 JP JP11010582A patent/JP2000208219A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007135517A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用電動リールのバッテリ支持用コネクタ装置とバッテリ装置 |
| CN102142641A (zh) * | 2010-02-03 | 2011-08-03 | 日立电线株式会社 | 连接器 |
| CN102142641B (zh) * | 2010-02-03 | 2015-04-15 | 日立金属株式会社 | 连接器 |
| CN105490121A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-04-13 | 苏州卓德电子有限公司 | 一种保护型线束连接器 |
| CN105490121B (zh) * | 2015-12-29 | 2017-12-15 | 苏州卓德电子有限公司 | 一种保护型线束连接器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7530843B1 (en) | Sealed electrical terminal | |
| EP2360050B1 (en) | Power supply control device | |
| EP1276177B1 (en) | Power cord connecting set | |
| KR20030053932A (ko) | 차량 도어용 커넥터 | |
| US6457995B1 (en) | Vehicle fuse block extenders | |
| JP2000208219A (ja) | 電気融着継手と電源コ―ドを接続するタ―ミナルアダプタ― | |
| US5637013A (en) | Power supply cord with a molded pre-assembled electrical contact carrier and the carrier | |
| US5897398A (en) | Power source plug | |
| US6095871A (en) | Receptacle assembly for electric power leads | |
| KR101151896B1 (ko) | 전선 접속용 커넥터 | |
| JP2008257901A (ja) | 光源とケーブルとの接続構造、並びに、これに用いるピン状端子接続用のケーブル | |
| JP3079264U (ja) | アース機能付きコード接続セット | |
| JP2004186112A (ja) | 防水コネクタ | |
| KR100790337B1 (ko) | 스위치 타입 커넥터 | |
| JP4152801B2 (ja) | コネクタ | |
| CN211017661U (zh) | 可插电的灯具连接组件 | |
| JP3195270B2 (ja) | 車両用シガーライターソケットからの電力取出構造 | |
| CN214797919U (zh) | 一种防水连接器 | |
| US6120331A (en) | Connector assembly | |
| JP2826993B2 (ja) | 電気接続用端子の防水方法 | |
| JP4906570B2 (ja) | 電源プラグ、電源プラグを有する電気機器及び電源プラグの製造方法 | |
| JPH09213417A (ja) | Ａｃアダプタの出力端子装置 | |
| JPH07106025A (ja) | バッテリ充電用コネクタ | |
| JPH0520957Y2 (ja) | ||
| JPH11264494A (ja) | 管継手 |