JPH0520957Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0520957Y2
JPH0520957Y2 JP3240687U JP3240687U JPH0520957Y2 JP H0520957 Y2 JPH0520957 Y2 JP H0520957Y2 JP 3240687 U JP3240687 U JP 3240687U JP 3240687 U JP3240687 U JP 3240687U JP H0520957 Y2 JPH0520957 Y2 JP H0520957Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic pipe
pipe joint
heating wire
main body
connector pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3240687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63139394U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3240687U priority Critical patent/JPH0520957Y2/ja
Publication of JPS63139394U publication Critical patent/JPS63139394U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0520957Y2 publication Critical patent/JPH0520957Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はプラスチツク管を接続するためのプラ
スチツク管継手に関し、特に詳述すればプラスチ
ツク管継手内に電熱線を埋込んだ電気融着式プラ
スチツク管継手の電熱線とコネクターピンの接続
構造に関する。
[従来の技術] 従来プラスチツク管継手の一例を第2図に示
し、この第2図は米国特許第4147926号公報に記
載されているものである。このプラスチツク管継
手はプラスチツク管11A、とプラスチツク管1
1Bを一直線に接続するソケツト型であり、本体
1は円筒状でこの内周面に電熱線3が螺線状に埋
込まれている。この電熱線3の両端部が本体1の
内周面側から外周面側へ貫通し突出している。こ
の電熱線3の本体1の外周面4からの突出部がコ
ネクターピン6となり、このコネクターピン6の
廻りにコネクターピン6と接続するコネクター
(図示していない)のガイドのやくめを果すコネ
クターガイド1Eが形成してある。この他、従来
のプラスチツク管継手におけるコネクターピン付
近を第3図および第4図に示し、これらの図に示
すプラスチツク管継手は米国特許第4224505号公
報に記載されている。
第3図はコネクターピン付近の縦断面図であ
り、第4図は第3図の−断面図である。
コネクターピン6は、本体1の外周面4におけ
るコネクターピン部を突出させた突起2を形成
し、この突起の両側と上面とに電熱線3を沿わせ
たものである。この他のコネクターガイド1Eは
前記した従来例とほぼ同様である。
[従来技術の問題点] 第2図に示す従来のプラスチツク管継手のコネ
クターピン6は、電熱線3の両端部であるので、
電熱線3がコネクターピン6を兼用している。従
つて、電熱線3が細い場合、コネクターピン6も
細くなり強度が低く、コネクターを差し込んだと
きコネクターピン6が曲り電気的通電が完全に行
われない恐れがある。
また、コネクターピン6が曲らないように改良
した第3図および第4図に示した従来のプラスチ
ツク管継手も電熱線によつて樹脂製コネクターピ
ンの外側に添わせたものであるため、電熱線3の
太さが異なるとコネクターピン6の断面形状が異
なり、又これに差込むソケツトの挿入によつて電
熱線3がずれたり、電熱線3の太さによつては切
断されて接触通電不良を起す問題がある。
本考案の目的は、以上説明した欠点を解消し、
電熱線の形状や大きさに影響しない一定の単純な
形状でかつ確実に電熱線に通電できる電気融着式
プラスチツク管継手を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本考案による電気融着式プラスチツク管継手
は、プラスチツク管継手本体と、前記プラスチツ
ク管継手本体の内周面に埋込んだ電熱線と、該電
熱線の両端部に接続した2本のコネクターピンと
からなり、該コネクターピンは前記プラスチツク
管継手本体に下部を埋込み固定したものにおい
て、前記プラスチツク管継手本体は接続すべきプ
ラスチツク管の外面と融着する本体内筒と該本体
内筒の外面に密着した本体外筒とからなり、前記
コネクターピンは前記プラスチツク管継手本体に
埋設する部分にフランジ状のつばを2個所設け、
該2個所のつば間に前記電熱線の端部を巻回して
両つば間で巻回した電熱線が圧着されており、コ
ネクターピンに外部から電気接続される部分を本
体外筒の外周面より突出させたことを特徴とする
電気融着式プラスチツク管継手である。
[作用] 上記構成の電気融着式プラスチツク管継手は、
先ず、コネクターピンと電熱線とは全く別の部品
で構成されるので、電熱線にとらわれることな
く、最適な形状や強度をなすコネクターピンを使
用することができる。又、コネクターピンにはフ
ランジ状のつばを設けて埋設しているので、コネ
クターピンは管継手本体内に確実に固定されると
共に上下方向の外力に対しては特に強く、コネク
ター側の無理なき引き抜きや押し込みがあつても
電熱線に悪影響を及ぼすことがない。更に、両つ
ばの間に電熱線を巻きこのつばで電熱線を圧着し
ているので、コネクターピンと電熱線の接触がつ
ば部の全周面に渡つて完全になされ、その上で圧
着固定されることになり、製造過程等で電熱線が
緩むことがなく通電不良を起こすようなことがな
い。
[実施例] 本考案による実施例を第1図に示す。第1図は
プラスチツク管11Bを本考案による電気融着式
プラスチツク管継手に接続した状態を示す断面図
である。
本実施例の電気融着式管継手は、略円筒状のプ
ラスチツク管継手本体1と、このプラスチツク管
継手本体1の内周面に埋込んだ電熱線3と、この
電熱線3の両端と接続しかつ前述したプラスチツ
ク管継手本体1に下部を埋込み固定したコネクタ
ーピン6とからなつている。第1図においては電
熱線3の一端に接続しプラスチツク管継手1の右
側端部に固定したコネクターピン6を示している
が、図の左側におけるプラスチツク管継手1の他
端部にも固定したコネクターピンが左右対称に存
在する。
プラスチツク管継手本体1は、外周面に螺線状
の溝11とコネクターピン6が差し込まれる穴1
2とを有し内周面が接続するプラスチツク管11
Bの外周面と嵌合する本体内筒1Cと、この本体
内筒1Cの外周面に射出成形によつて密着形成し
た外周面がプラスチツク管継手本体1の外周面4
である本体外筒1Dとからなつており、最終的に
は本体内筒1Cと本体外筒1Dは一体に成形され
る。なお、本体外筒1Dの外周面のコネクターピ
ン6廻りに従来の技術と同様のコネクターガイド
1Eが形成してある。コネクターピン6はほぼ円
柱状をしており、埋設される下部には先端部より
大径のフランジ状のつば61,62が2個所形成
されている。このつば61,62間には電熱線3
の端部が巻回して、巻回された電熱線は軸方向に
両つば間をペンチ等の工具で圧縮することにより
両つば間のすき間が圧縮されて電熱線3は両つば
間61,62内で圧着固定されている。そしてこ
の埋設部より先端の小径部64は本体外筒1Dの
外周面より突出させてあり、その小径部64に外
部からコネクターソケツトが差込まれて電気が通
電される。
次に本実施例の電気融着式プラスチツク管継手
の製造について説明する。
まず、最初に本体内筒1Cを作製し、そのコネ
クターピン装着用穴にあらかじめコネクターピン
の両つば61,62のすき間に電熱線を圧着固定
したコネクターピン6を差込む。次に電熱線3を
本体内筒1Cの外周面の螺線溝底11に沿つて巻
き付け、電熱線3のコネクターピン6に固定した
反対側の他端をコネクターピン6A(図示せず)
に固定する。この固定は前記電熱線3とコネクタ
ーピン6との固定と全く同様である。次に電熱線
3の各両端を両側のコネクターピン6に固定した
ものに対して、本体外筒1Dを射出成形等で一体
に成形する。
このように製造した電気融着式プラスチツク管
継手はその電熱線3およびコネクターピン6のつ
ば61,62がプラスチツク管継手本体1の内周
面に埋込まれた構造となつている。このためコネ
クターピン6は電熱線3と全く別のものであるの
で、コネクターピンとして最適な形状や大きさに
することができる。従つて電熱線3の形状や大き
さに影響しない一定の単純な形状で強度が十分な
コネクターピン6を得ることができる。又コネク
ターピンは管継手本体内にそのつば61,62が
埋設されているので外れることがなく、確実に管
継手本体と一体固定され電気的接続が確実に行わ
れる。
[考案の効果] 以上説明の通り、本考案は埋設されている電熱
線に外部から容易に且つ確実に通電できる電気融
着式プラスチツク管継手を提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す電気融着式プラ
スチツク管継手の縦断面図、第2図は従来の電気
融着式プラスチツク管継手の全体を示す縦断面
図、第3図は従来の他の電気融着式プラスチツク
管継手のコネクターピン部を示す縦断面図、第4
図は第3図の−断面図でる。 1……プラスチツク管継手本体、1C……本体
内筒、1D……本体外筒、3……電熱線、6……
コネクターピン、61,62……コネクターピン
のつば、11……螺線溝、11B……プラスチツ
ク管、12……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツク管継手本体と、前記プラスチツク
    管継手本体の内周面に埋込んだ電熱線と、該電熱
    線の両端部に接続した2本のコネクターピンとか
    らなり、該コネクターピンは前記プラスチツク管
    継手本体に下部を埋込み固定したものにおいて、
    前記プラスチツク管継手本体は接続すべきプラス
    チツク管の外面と融着する本体内筒と、該本体内
    筒の外面に密着した本体外筒とからなり、前記コ
    ネクターピンは前記プラスチツク管継手本体に埋
    設する部分にフランジ状のつばを2個所設け、該
    2個所のつば間に前記電熱線の端部を巻回して両
    つば間で巻回した電熱線が圧着されており、コネ
    クターピンに外部から電気接続される部分を本体
    外筒の外周面より突出させたことを特徴とする電
    気融着式プラスチツク管継手。
JP3240687U 1987-03-05 1987-03-05 Expired - Lifetime JPH0520957Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3240687U JPH0520957Y2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3240687U JPH0520957Y2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63139394U JPS63139394U (ja) 1988-09-13
JPH0520957Y2 true JPH0520957Y2 (ja) 1993-05-28

Family

ID=30839054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3240687U Expired - Lifetime JPH0520957Y2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0520957Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4569880B2 (ja) * 1997-03-28 2010-10-27 日立金属株式会社 電気溶着式プラスチック管継手の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63139394U (ja) 1988-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4626308A (en) Method of making welded pipe joints
JPH0520957Y2 (ja)
KR100191693B1 (ko) 가요성 호스용 전기 접지부와 그 제조방법
JPH03194295A (ja) 溶着継手
JP2003343788A (ja) 管継手
JP3045824B2 (ja) 電気融着継手の製造方法
JP2605063Y2 (ja) 端子ピン
JP2539754B2 (ja) プラスチック製分岐管継手
JPH11325368A (ja) 電気融着式管継手
JP2570652Y2 (ja) 電気融着継手
JPH11141789A (ja) ターミナルピンの取り付け法
JP3571839B2 (ja) 電気融着継手
JPS63111393A (ja) 電気融着式プラスチツク管の接続方法
JPH08326982A (ja) 電気融着継手
JPH0727282A (ja) 電気融着継手およびその成型方法
JP2512253Y2 (ja) 低圧電線接続用分岐スリ―ブ
JPH11118085A (ja) 電気融着継手
JPH08159357A (ja) 電気融着式プラスチック管継手
JP3599918B2 (ja) 電熱線の接続方法
JPH10185067A (ja) エレクトロフュージョン継手
JPH0648238Y2 (ja) 溶着継手
JP2590406Y2 (ja) 電気融着用管継手
KR200230699Y1 (ko) 합성수지관 연결장치
JPH074391Y2 (ja) 分岐管継手
JPH04347095A (ja) 管継手