JPH11325368A - 電気融着式管継手 - Google Patents
電気融着式管継手Info
- Publication number
- JPH11325368A JPH11325368A JP10133507A JP13350798A JPH11325368A JP H11325368 A JPH11325368 A JP H11325368A JP 10133507 A JP10133507 A JP 10133507A JP 13350798 A JP13350798 A JP 13350798A JP H11325368 A JPH11325368 A JP H11325368A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating wire
- fused
- heating
- cylindrical member
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D23/00—Producing tubular articles
- B29D23/001—Pipes; Pipe joints
- B29D23/003—Pipe joints, e.g. straight joints
- B29D23/005—Pipe joints, e.g. straight joints provided with electrical wiring
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電熱線の融着に関係ない部分を最短距離で配
線してエネルギーロスや電熱線長さロスを解消し、更に
他の品種の継手とほぼ同じ電熱線長さで継手内に埋設す
ることができ、簡単な通電制御で融着作業が行えるよう
にした。 【構成】外周面に螺旋状の電熱線巻き溝を形成し一方か
ら他方の融着部に亘って一系統の電熱線を巻回した熱可
塑性樹脂製の内筒部材と、該電熱線を巻回した内筒部材
の外周面に射出成形し一体化した熱可塑性樹脂製の外筒
部材とからなり、電熱線への通電によって前記夫々の融
着部の内面側に装着した樹脂管と溶融接合する電気融着
式管継手において、内筒部材３０外周面の一方の融着部
の電熱線巻き溝３１と他方の融着部の電熱線巻き溝３２
との中央側終端部に電熱線を係止する係止突起３３、３
４を設け、前記電熱線巻き溝に巻線した電熱線４０は中
央側で前記係止突起に係止して両巻溝間の電熱線を配線
したことを特徴とする。
線してエネルギーロスや電熱線長さロスを解消し、更に
他の品種の継手とほぼ同じ電熱線長さで継手内に埋設す
ることができ、簡単な通電制御で融着作業が行えるよう
にした。 【構成】外周面に螺旋状の電熱線巻き溝を形成し一方か
ら他方の融着部に亘って一系統の電熱線を巻回した熱可
塑性樹脂製の内筒部材と、該電熱線を巻回した内筒部材
の外周面に射出成形し一体化した熱可塑性樹脂製の外筒
部材とからなり、電熱線への通電によって前記夫々の融
着部の内面側に装着した樹脂管と溶融接合する電気融着
式管継手において、内筒部材３０外周面の一方の融着部
の電熱線巻き溝３１と他方の融着部の電熱線巻き溝３２
との中央側終端部に電熱線を係止する係止突起３３、３
４を設け、前記電熱線巻き溝に巻線した電熱線４０は中
央側で前記係止突起に係止して両巻溝間の電熱線を配線
したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周面に螺旋状の
電熱線巻き溝を形成し一方から他方の融着部に亘って一
系統の電熱線を巻回した熱可塑性樹脂製の内筒部材と、
該電熱線を巻回した内筒部材の外周面に射出成形し一体
化した熱可塑性樹脂製の外筒部材とからなり、電熱線へ
の通電によって前記夫々の融着ゾーンの内面側に装着し
た樹脂管と溶融接合する電気融着式管継手に関するもの
で、特にソケット形の継手に好適なものである。
電熱線巻き溝を形成し一方から他方の融着部に亘って一
系統の電熱線を巻回した熱可塑性樹脂製の内筒部材と、
該電熱線を巻回した内筒部材の外周面に射出成形し一体
化した熱可塑性樹脂製の外筒部材とからなり、電熱線へ
の通電によって前記夫々の融着ゾーンの内面側に装着し
た樹脂管と溶融接合する電気融着式管継手に関するもの
で、特にソケット形の継手に好適なものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、特開昭６２ー２５５６９２号や特
開平８ー６８４８８号公報で開示された電気融着式ソケ
ット形管継手を図５に示す。このものはソケット本体１
の左右に樹脂管３を融着接続する融着接続口１１、１１
を設け、この融着接続口１１の融着部内面近くに電熱線
２、２をコイル状に巻いている。電熱線２の両端はソケ
ット本体１から突出するコネクターピン１３、１３に結
合し、融着部電熱線２、２以外の中央部の電熱線２１
は、電熱線２に通電して融着する際に、熱によって本体
１が溶融しないように内周面から離れた位置に巻線し
て、また巻線２１のピッチも大きくして融着部の電熱線
２、２間を連結配線している。
開平８ー６８４８８号公報で開示された電気融着式ソケ
ット形管継手を図５に示す。このものはソケット本体１
の左右に樹脂管３を融着接続する融着接続口１１、１１
を設け、この融着接続口１１の融着部内面近くに電熱線
２、２をコイル状に巻いている。電熱線２の両端はソケ
ット本体１から突出するコネクターピン１３、１３に結
合し、融着部電熱線２、２以外の中央部の電熱線２１
は、電熱線２に通電して融着する際に、熱によって本体
１が溶融しないように内周面から離れた位置に巻線し
て、また巻線２１のピッチも大きくして融着部の電熱線
２、２間を連結配線している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電気融着式
管継手では、両端の融着部電熱線２、２以外の中央部の
電熱線２１も内周面から離れた位置に巻線しており、電
熱線２に通電融着時にこの中央部の巻線電熱線２１も発
熱するので融着エネルギーにロスが生じ、またソケット
本体１１が小径の肉厚が薄いものではソケット本体１も
軟化する問題がある。また大径のものでは融着に関係な
い部分にも電熱線２１を巻線しなければならないため、
全体の電熱線２の長さロスが大きく不経済であった。更
に一方の融着部１１から他方の融着部１１までの長い範
囲を巻線されるので、部分的に巻き張力の不揃い部分が
生じ易かった。
管継手では、両端の融着部電熱線２、２以外の中央部の
電熱線２１も内周面から離れた位置に巻線しており、電
熱線２に通電融着時にこの中央部の巻線電熱線２１も発
熱するので融着エネルギーにロスが生じ、またソケット
本体１１が小径の肉厚が薄いものではソケット本体１も
軟化する問題がある。また大径のものでは融着に関係な
い部分にも電熱線２１を巻線しなければならないため、
全体の電熱線２の長さロスが大きく不経済であった。更
に一方の融着部１１から他方の融着部１１までの長い範
囲を巻線されるので、部分的に巻き張力の不揃い部分が
生じ易かった。
【０００４】また、例えばエルボ形の電気融着継手で
は、両端部融着部の電熱線巻線間を連絡する中央側の電
熱線は、本出願人発明による特開平７ー２７２８２号公
報で開示された如く、前記ソケット形継手の如く無駄な
巻線部分なしで連結できる。このため、ソケット形継手
とエルボ形継手とでは継手内に埋設する電熱線の全体長
さが異なり、従って継手の電熱線に通電する制御コント
ローラも品種毎に複雑な品種識別や制御を行うコントロ
ーラを必要としていた。本発明は上記の課題を解消し
て、電熱線の融着に関係ない部分を最短距離で配線して
エネルギーロスや電熱線長さロスを解消し、更に他の品
種の継手とほぼ同じ電熱線長さで継手内に埋設すること
ができ、簡単な通電制御で融着作業が行えるようにした
電気融着式管継手を提供する。
は、両端部融着部の電熱線巻線間を連絡する中央側の電
熱線は、本出願人発明による特開平７ー２７２８２号公
報で開示された如く、前記ソケット形継手の如く無駄な
巻線部分なしで連結できる。このため、ソケット形継手
とエルボ形継手とでは継手内に埋設する電熱線の全体長
さが異なり、従って継手の電熱線に通電する制御コント
ローラも品種毎に複雑な品種識別や制御を行うコントロ
ーラを必要としていた。本発明は上記の課題を解消し
て、電熱線の融着に関係ない部分を最短距離で配線して
エネルギーロスや電熱線長さロスを解消し、更に他の品
種の継手とほぼ同じ電熱線長さで継手内に埋設すること
ができ、簡単な通電制御で融着作業が行えるようにした
電気融着式管継手を提供する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、外周面
に螺旋状の電熱線巻き溝を形成し一方から他方の融着部
に亘って一系統の電熱線を巻回した熱可塑性樹脂製の内
筒部材と、該電熱線を巻回した内筒部材の外周面に射出
成形し一体化した熱可塑性樹脂製の外筒部材とからな
り、電熱線への通電によって前記夫々の融着部の内面側
に装着した樹脂管と溶融接合する電気融着式管継手にお
いて、前記内筒部材外周面の一方の融着部の電熱線巻き
溝と他方の融着部の電熱線巻き溝との中央側終端部に電
熱線を係止する係止突起を設け、前記電熱線巻き溝に巻
線した電熱線は中央側で前記係止突起に係止して両巻溝
間の電熱線を配線したことを特徴とする電気融着式管継
手である。
に螺旋状の電熱線巻き溝を形成し一方から他方の融着部
に亘って一系統の電熱線を巻回した熱可塑性樹脂製の内
筒部材と、該電熱線を巻回した内筒部材の外周面に射出
成形し一体化した熱可塑性樹脂製の外筒部材とからな
り、電熱線への通電によって前記夫々の融着部の内面側
に装着した樹脂管と溶融接合する電気融着式管継手にお
いて、前記内筒部材外周面の一方の融着部の電熱線巻き
溝と他方の融着部の電熱線巻き溝との中央側終端部に電
熱線を係止する係止突起を設け、前記電熱線巻き溝に巻
線した電熱線は中央側で前記係止突起に係止して両巻溝
間の電熱線を配線したことを特徴とする電気融着式管継
手である。
【０００６】上記において係止突起は、一方の電熱線巻
き溝の中央側終端部と他方の電熱線巻き溝の中央側終端
部とに略軸線方向に配置した２個の係止突起からなり、
該係止突起に電熱線を係止させて配線することができ
る。更に上記において係止突起は、両端融着部間の中央
部に略軸線方向に亘る細長状１個の係止突起を設けて電
熱線を係止させ、一方と他方の融着部巻き溝で電熱線の
巻き方向を逆にして連結配線することができる。
き溝の中央側終端部と他方の電熱線巻き溝の中央側終端
部とに略軸線方向に配置した２個の係止突起からなり、
該係止突起に電熱線を係止させて配線することができ
る。更に上記において係止突起は、両端融着部間の中央
部に略軸線方向に亘る細長状１個の係止突起を設けて電
熱線を係止させ、一方と他方の融着部巻き溝で電熱線の
巻き方向を逆にして連結配線することができる。
【０００７】
【作用】本発明は上記の構成であって、内筒部材外周面
の一方のターミナルピンから電熱線巻き溝に巻回した電
熱線は、中央部の外周面に設けた係止突起に係止させて
周方向から軸線方向に曲げられ、軸線方向に最短距離で
他方側の係止突起に係止して又周方向に曲げられ、他方
側の電熱線巻溝に巻回し装着して他方のターミナルピン
に結線される。従って継手中央部の樹脂管との融着に関
係のない部分は、従来のように周方向の巻回し部分がな
く最短距離で連結できる。従って管との融着に関係のな
い部分の発熱が最小限に押えられるので、継手本体が加
熱されず軟化したり変形したりせず、また電熱線の発熱
エネルギーのロスがなく、更に電熱線全体長さのロスが
ない。
の一方のターミナルピンから電熱線巻き溝に巻回した電
熱線は、中央部の外周面に設けた係止突起に係止させて
周方向から軸線方向に曲げられ、軸線方向に最短距離で
他方側の係止突起に係止して又周方向に曲げられ、他方
側の電熱線巻溝に巻回し装着して他方のターミナルピン
に結線される。従って継手中央部の樹脂管との融着に関
係のない部分は、従来のように周方向の巻回し部分がな
く最短距離で連結できる。従って管との融着に関係のな
い部分の発熱が最小限に押えられるので、継手本体が加
熱されず軟化したり変形したりせず、また電熱線の発熱
エネルギーのロスがなく、更に電熱線全体長さのロスが
ない。
【０００８】また一方の融着部と他方の融着部とで係止
突起に係止されるため、融着部巻線毎の電熱線の巻張力
が均一に行われて固定される。更に電熱線が最短距離で
融着部と融着部間を連結できるため、他の品種例えばエ
ルボ形電気融着継手の電熱線とほぼ同じ長さにすること
ができる。このため、電熱線へ通電するコントローラに
ついてもソケット形とエルボ形継手とで同じ電熱線への
通電制御方式で通電することができ、コントローラの制
御方法が単純化し、複雑な制御機構を用いなくとも通電
することができる。
突起に係止されるため、融着部巻線毎の電熱線の巻張力
が均一に行われて固定される。更に電熱線が最短距離で
融着部と融着部間を連結できるため、他の品種例えばエ
ルボ形電気融着継手の電熱線とほぼ同じ長さにすること
ができる。このため、電熱線へ通電するコントローラに
ついてもソケット形とエルボ形継手とで同じ電熱線への
通電制御方式で通電することができ、コントローラの制
御方法が単純化し、複雑な制御機構を用いなくとも通電
することができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図１、図２は本発明の一実施例を示し、図１は図２
における内筒部材３０の斜視図で、図２はソケット形電
気融着式管継手１０の断面図である。本発明のソケット
形電気融着式管継手１０は両側の接続管装着域に亘って
延びる内筒部材３０と、内筒部材の外周面に巻回し装着
した電熱線４０と、電熱線の両端を結線したコネクター
ピン４１、４２と、この外面に射出成形して一体化した
外筒部材５０とよりなる。内筒部材３０と外筒部材５０
はポリエチレンやポリブテン等の熱可塑性の合成樹脂を
射出成形して形成される。電熱線４０は通電によって発
熱する鉄ニッケル線や銅合金線である。
る。図１、図２は本発明の一実施例を示し、図１は図２
における内筒部材３０の斜視図で、図２はソケット形電
気融着式管継手１０の断面図である。本発明のソケット
形電気融着式管継手１０は両側の接続管装着域に亘って
延びる内筒部材３０と、内筒部材の外周面に巻回し装着
した電熱線４０と、電熱線の両端を結線したコネクター
ピン４１、４２と、この外面に射出成形して一体化した
外筒部材５０とよりなる。内筒部材３０と外筒部材５０
はポリエチレンやポリブテン等の熱可塑性の合成樹脂を
射出成形して形成される。電熱線４０は通電によって発
熱する鉄ニッケル線や銅合金線である。
【００１０】内筒部材３０は外周面に両側の管装着域の
融着部に対応して電熱線の巻き溝３１、３２を設けてあ
り、両巻き溝３１、３２の中央側終端部に外面に突出す
る略軸線方向に２個配置した係止突起３３、３４を設け
てある。この係止突起は電熱線が飛出さない様に根元部
に電熱線が勘合する凹部を設けてもよい。電熱線４０は
外周面の一方の巻き溝３１内に装着して一定の張力で張
りながら巻かれる。巻き溝３１の中央側終端部で図１の
如く係止突起３３に係止させて周方向から軸線方向に曲
げられ、軸線方向他方の係止突起３４に係止して更に他
方の巻き溝３２内に同様に巻線される。電熱線４０の両
端部はコネクターピン４１、４２に結線され、コネクタ
ーピンは内筒部材３０に固定した状態で、この外周面に
外筒部材５０を射出成形して一体化した管継手が得られ
る。コネクターピン４１、４２は外筒部材５０の外周面
に突出しており、ここから継手内に埋設した電熱線４０
に電力が通電される。
融着部に対応して電熱線の巻き溝３１、３２を設けてあ
り、両巻き溝３１、３２の中央側終端部に外面に突出す
る略軸線方向に２個配置した係止突起３３、３４を設け
てある。この係止突起は電熱線が飛出さない様に根元部
に電熱線が勘合する凹部を設けてもよい。電熱線４０は
外周面の一方の巻き溝３１内に装着して一定の張力で張
りながら巻かれる。巻き溝３１の中央側終端部で図１の
如く係止突起３３に係止させて周方向から軸線方向に曲
げられ、軸線方向他方の係止突起３４に係止して更に他
方の巻き溝３２内に同様に巻線される。電熱線４０の両
端部はコネクターピン４１、４２に結線され、コネクタ
ーピンは内筒部材３０に固定した状態で、この外周面に
外筒部材５０を射出成形して一体化した管継手が得られ
る。コネクターピン４１、４２は外筒部材５０の外周面
に突出しており、ここから継手内に埋設した電熱線４０
に電力が通電される。
【００１１】図３は本発明の別の実施例を示す内筒部材
３５の斜視図で、この実施例では両側の電熱線の巻き溝
３６、３７を互いに逆方向回転の巻き溝に設けてあり、
巻き溝３６、３７の中央側に設けた係止突起３８は軸線
方向に延びる細長形状に設けてある。この細長状係止突
起３８の一方側面に電熱線４０を係止させ、Ｕターンす
る如く配線して次の巻き溝内に電熱線を装着し巻線した
ものである。尚、細長状の一個の係止突起３８に代え
て、この細長状係止突起３８の両端部に相当する位置に
２個の係止突起３８ａ、３８ｂを設けてもよいことは当
然である。また本実施例では、電熱線４０が周方向の巻
線からほぼ直角に曲げられ、軸線方向に配線するように
内筒部材に係止突起を設けたが、更に電熱線４０が最短
距離で巻き溝３１、３２間を連絡できるように、図４の
如く斜め方向に係止突起３９ａ、３９ｂを設けてもよ
い。このように係止突起を種々配置することにより電熱
線４０の全体長さを調節することができ、他品種の電熱
線長さと揃えることができる。
３５の斜視図で、この実施例では両側の電熱線の巻き溝
３６、３７を互いに逆方向回転の巻き溝に設けてあり、
巻き溝３６、３７の中央側に設けた係止突起３８は軸線
方向に延びる細長形状に設けてある。この細長状係止突
起３８の一方側面に電熱線４０を係止させ、Ｕターンす
る如く配線して次の巻き溝内に電熱線を装着し巻線した
ものである。尚、細長状の一個の係止突起３８に代え
て、この細長状係止突起３８の両端部に相当する位置に
２個の係止突起３８ａ、３８ｂを設けてもよいことは当
然である。また本実施例では、電熱線４０が周方向の巻
線からほぼ直角に曲げられ、軸線方向に配線するように
内筒部材に係止突起を設けたが、更に電熱線４０が最短
距離で巻き溝３１、３２間を連絡できるように、図４の
如く斜め方向に係止突起３９ａ、３９ｂを設けてもよ
い。このように係止突起を種々配置することにより電熱
線４０の全体長さを調節することができ、他品種の電熱
線長さと揃えることができる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明のごとく本発明の電気融着式管
継手は、接続管との融着に関係ない部分の電熱線を最短
距離で配線して、融着に要するエネルギーロスや電熱線
長さのロスを解消し、更にエルボ形継手等他品種継手と
ほぼ同じ電熱線長さで継手内に埋設することができ、通
電制御コントローラーも簡単な制御で行え、容易に融着
できる電気融着式管継手である。
継手は、接続管との融着に関係ない部分の電熱線を最短
距離で配線して、融着に要するエネルギーロスや電熱線
長さのロスを解消し、更にエルボ形継手等他品種継手と
ほぼ同じ電熱線長さで継手内に埋設することができ、通
電制御コントローラーも簡単な制御で行え、容易に融着
できる電気融着式管継手である。
【図１】 本発明の一実施例の電気融着式管継手の内筒
部材を示す斜視図である。
部材を示す斜視図である。
【図２】 本発明の一実施例の電気融着式管継手の断面
図である。
図である。
【図３】 別の実施例の内筒部材を示す斜視図である。
【図４】 更に別の実施例の内筒部材を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】 従来の電気融着式管継手を示す断面図であ
る。
る。
３０ 内筒部材 ３１、３２ 電熱線巻き溝 ３３、３４、３８ａ、３８ｂ、３９ａ、３９ｂ 係止突
起 ４０ 電熱線 ４１、４２ ターミナルピン ５０ 外筒部材
起 ４０ 電熱線 ４１、４２ ターミナルピン ５０ 外筒部材
Claims (2)
- 【請求項１】 外周面に螺旋状の電熱線巻き溝を形成し
一方から他方の融着部に亘って一系統の電熱線を巻回し
た熱可塑性樹脂製の内筒部材と、該電熱線を巻回した内
筒部材の外周面に射出成形し一体化した熱可塑性樹脂製
の外筒部材とからなり、電熱線への通電によって前記夫
々の融着部の内面側に装着した樹脂管と溶融接合する電
気融着式管継手において、 前記内筒部材外周面の一方の融着部の電熱線巻き溝と他
方の融着部の電熱線巻き溝との中央側終端部に電熱線を
係止する係止突起を設け、前記電熱線巻き溝に巻線した
電熱線は中央側で前記係止突起に係止して両巻溝間の電
熱線を配線したことを特徴とする電気融着式管継手。 - 【請求項２】前記係止突起は、一方の電熱線巻き溝の中
央側終端部と他方の電熱線巻き溝の中央側終端部とに略
軸線方向に配置した２個の係止突起からなり、該係止突
起に電熱線を係止させて前記電熱線巻き溝間を配線した
ことを特徴とする電気融着継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10133507A JPH11325368A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 電気融着式管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10133507A JPH11325368A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 電気融着式管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11325368A true JPH11325368A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15106400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10133507A Pending JPH11325368A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 電気融着式管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11325368A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002283387A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-10-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 電気融着継手の製造方法 |
| JP2011149503A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Mitsui Kagaku Sanshi Kk | 電気融着継手 |
| JP2011236933A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Tokyo Gas Co Ltd | 電気融着継手および電気融着継手の製造方法 |
| CN103072240A (zh) * | 2013-01-29 | 2013-05-01 | 江苏双腾管业有限公司 | 抽芯绕线机 |
| JP2013104508A (ja) * | 2011-11-15 | 2013-05-30 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 電気融着継手とその製造方法 |
-
1998
- 1998-05-15 JP JP10133507A patent/JPH11325368A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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