JPS63111393A - 電気融着式プラスチツク管の接続方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスチック管の接続をプラスチック管継手
を介して接続する方法に関し、特にプラスチック管とプ
ラスチック管継手を電気融着して接続する電気融着式プ
ラスチック管の接続方法に関する。

〔従来の技術〕

一般的な電気融着式のプラスチック管の接続方法を第５
図に示す。

第５図は接続しようとする２本のプラスチック管２をプ
ラスチック管継手１の両端から挿入した状態を示してお
り、このプラスチック管継手１はソケット型でプラスチ
ック管を一直線に接続するものである。各プラスチック
管ではプラスチック管継手１の中央部内周面に形成した
突起、パイプストッパー１４に接触する位置まで挿入さ
れる。

プラスチック管継手１はその内周面に電熱線１２を巻い
て埋込んでありこの巻く密度とかあらさば、プラスチッ
ク管継手ｌの内周面の中央部でパイプストッパ１４付近
があらく、このパイプストッパ１４とプラスチック管継
手１の各々端部との中間部２ケ所は密になっている。こ
の電熱線１２の両・端は、プラスチック管継手ｌの各々
端部に設け、この外周面より突出する２本のコネクター
ピン１３の下端部と接続している。

また、プラスチック管継手ｌの外周面で、電熱線１２を
密に巻いた部分の各々に凹みインジケータ部１６を形成
する。

次に従来の電気融着式によるプラスチック管２とプラス
チック管継手ｌとの接続方法について説明する。

まず第５図に示すようにプラスチック管継手１にプラス
チック管２を両端からプラスチック管継手１の内周面に
形成したパイプスト７パ１４に接触するまで挿入する。

第２番目にコントロールボックス（図示していない。）
とプラスチック管継手１の各コネクターピン１３とを配
線、すなわち電線で接続する。

第３番目にコントロールボックスを介してプラスチック
管継手１に通電する。この通電による電熱線１２の発熱
により、プラスチック管継手１とプラスチック管２を融
着して接続する。

これらの接続の完了した、しないの確認はインジケータ
部１６を目視することによって行っている。

ここで通電制御方法について次のような方法があった。

まず電流又は電圧はプラスチック管継手の各サイズとも
に一定にしておき、接続するプラスチック管２とプラス
チック管継手ｌの周囲の気温によって通電時間を考慮し
設定する方法およびプラスチック管継手ｌのサイズとそ
の周囲の温度を考慮して通電時間を設定する方法があっ
た。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上説明したプラスチック管継手のサイズおよびその周
囲の温度による通電時間の設定は、それらプラスチック
管継手のサイズおよびその周囲の温度についての種々デ
ータに基ずく最適な長さの通電時間の設定であらねばな
らない。・従って、全体的にデータの量が不足している
場合や、特殊なプラスチック管継手のサイズ材質や周囲
の温度の場合、その他覚熱線の電気抵抗の誤差や通電の
電流値又は電圧値が変った場合あるいはパイプ外径と継
手内径の寸法誤差にもとずくクリアランスの大小の影響
など最適な通電時間を設定することが困難であった。

本発明の目的はこの困難な通電時間の設定をなくし、し
かも、確実にプラスチック管継手とプラスチック管を融
着し接続する方法を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

以上説明した目的である通電時間の設定の困難さをなく
した本発明によるプラスチック管とプラスチック管継手
の接続方法はプラスチック管と、内周面に電熱線を埋込
みこの電熱線の両端各々と接続したコネクターピンを外
周面より突出させ外周面に環状の深い溝を掘って形成し
たインジケータ兼ピンを設けたプラスチック管継手とを
電気融着式に接続する方法であって、前記プラスチック
管を前記プラスチック管継手に挿入し、前記コネクター
ピンにコネクターを接続し前記インジケータ兼ピンの上
端面より上側で一定間隔離れた位置にマイクロスインチ
を固定し′た後に前記コネクターを介して前記電熱線に
通電し、この通電時に前記インジケータ兼ピンが突出し
マイクロスインチに達っしたときに通電を停止すること
を特徴とする電気融着式プラスチック管の接続方法であ
る。

〔実施例〕

本発明によるプラスチック管継手とプラスチック管との
電気融着式接続方法の実施例を第１図および第２図に示
す。第１図および第２図はプラスチック管継手１の一端
部とプラスチック管２との接続部分を示す縦断面図であ
り、第１図は電気融着前、第２図は電気融着後の状態を
示す。この第１図および第２図におけるプラスチック管
継手１の全体を第３図および第４図にそれぞれ縦断面、
平面図で示す。

このプラスチック管継手１は〔従来の技術〕の欄で説明
したプラスチック管継手１とほぼ同様である。ただし、
従来のプラスチック管継手１のインジケータ部１６は本
実施例のプラスチック管継手１のインジケータ兼ビン１
５とそれらの位置が同位置にあるが、それらの形状は異
なる。すなわち、インジケータ兼ピン１５はプラスチッ
ク管継手本体１１の外周面に円環状の溝を形成したもの
である。

従って、本実施例によるプラスチック管継手ｌはプラス
チック管継手本体１１、電熱線１２）コネクタービン１
３、およびパイプストッパー１４が従来のプラスチック
管継手１のそれらと全く同じであり、さらにプラスチッ
ク管２についても同じである。

次に第１図および第２図を用いて、本実施例の接続方法
を説明する。

まずプラスチック管継手１の一端に接続しようとするプ
ラスチック管２をパイプストッパー１４（第１図或いは
第２図には図示していない。）に接触するまで挿入する
。これも従来の接続のためのプラスチック管継手１への
プラスチック管２の挿入と同しである。

第２番目にプラスチック管継手１のコネクタービン１３
にコネクター３を挿入し、接続する。ここでコネクター
３は、同コネクタービン１３と嵌合する穴を持つコネク
ターブツシュ３３と、このコネクターブツシュ３３と連
結する電線３４と、コネクターブツシュ３３とほぼ平行
な位置関係にあるマイクロスイッチ３１と、これらコネ
クターブツシュ３３、電線３４、マイクロスイッチ３１
を一体に保持するホルダー３２とからなっている。

マイクロスイッチ３１は特にホルダー３２と必ずしも一
体にする必要はないが、この場合は既に記載したプラス
チック管継手１に設けたインジケータ兼ピン１５の上端
面から上側に一定間隔離れた位置にマイクロスイッチ３
１を固定、セットする必要がある。このコネクター３を
プラスチック管継手１のコネクタービン１３に挿入し接
続することは、同コネクタービン１３にコネクター３の
コネクターブツシュ３３を嵌合することである。このプ
ラスチック管継手１にコネクター３を接続したとき、コ
ネクター３に保持されたマイクロスイッチ３１は、その
下端部でスイッチ感触部がプラスチック管継手１のイン
ジケータ兼ピン１５の上側に来るようにする。さらにマ
イクロスイッチ３１の最下端面とインジケータ兼ピン１
５の上端面はある一定の間隔がおいている。

第３番目にコントロールボックス（図示していない。）
よりコネクター３を介してプラスチ・ツク管継手１の電
熱線１２に通電を開始する。その通電時間は、通電開始
してからプラスチック管継手ｌおよびプラスチック管２
が電熱線付近から溶融して、インジケータ兼ピン１５が
突出しマイクロスイッチ３１に接触して通電停止するま
での時間である。

第２図にプラスチック管継手１およびプラスチック管２
が溶融してインジケータ兼ピン１５が突出しマイクロス
イッチ３１に接触した状態を示す。

第４番目に通電を停止した後にコネクター３をプラスチ
ック管継手１よりはずして接続は完了する。

以上説明した本実施例の電気融着式プラスチック管継手
１とプラスチック管の接続方法は最適な通電時間の設定
する困難さを解消した。

以上説明した実施例はソケット型で２本のプラスチック
管２を直線に接続するプラスチック管継手１であったが
、９０°或いは４５°方向にプラスチック管２を曲げて
接続するエルボ、さらに３本のプラスチック管２を接続
するＴあるいはバイブから枝管を取出す際に用いるサド
ル型のプラスチック管継手の場各も、以上説明した実施
例と同様の方法で接続することができ、その効果も同様
である。

また本実施例で用いたマイクロスイッチの代りに光電ス
イッチを用いてもよく、同様の効果がある。

〔発明の効果〕

以上説明したとおり、本発明によるプラスチック管継手
とプラスチック管の電気融着式接続方法は通電時間設定
の困難さを解消する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本実施例を示す縦断面図で、第１
図は電気融着前で第２図は電気融着後を示す図、 第３図および第４図は本実施例で用いたプラスチック管
継手で、それぞれ縦断面図および平面図である。 第５図は従来例を示す縦断面図である。 第１図 グラスチック管 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）プラスチック管と、内周面に電熱線を埋込みこの電
   熱線の両端各々と接続したコネクターピンを外周面より
   突出させ外周面に環状の深い溝を掘って形成したインジ
   ケータ兼ピンを設けたプラスチック管継手とを電気融着
   式に接続する方法であって、前記プラスチック管を前記
   プラスチック管継手に挿入し、前記コネクターピンにコ
   ネクターを接続し前記インジケータ兼ピンの上端面より
   上側で一定間隔離れた位置にマイクロスイッチを固定し
   た後に前記コネクターを介して前記電熱線に通電し、こ
   の通電時に前記インジケータ兼ピンが突出しマイクロス
   イッチに達っしたときに通電を停止することを特徴とす
   る電気融着式プラスチック管の接続方法。 ２）特許請求の範囲第１項において、前記マイクロスイ
   ッチはコネクターと一体に取付けたことを特徴とする電
   気融着式プラスチック管の接続方法。