JP2000074286A - 管端キャップ - Google Patents

管端キャップ

Info

Publication number
JP2000074286A
JP2000074286A JP10282223A JP28222398A JP2000074286A JP 2000074286 A JP2000074286 A JP 2000074286A JP 10282223 A JP10282223 A JP 10282223A JP 28222398 A JP28222398 A JP 28222398A JP 2000074286 A JP2000074286 A JP 2000074286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
resin
end cap
tube
resin pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10282223A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Matsuno
純雄 松野
Masasato Fukuoka
正吏 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP10282223A priority Critical patent/JP2000074286A/ja
Publication of JP2000074286A publication Critical patent/JP2000074286A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直管タイプの電気融着継手と同じ操作で、樹
脂管の端部に所定の状態で確実に接合することができる
管端キャップを提供する。 【解決手段】 管端キャップ11の閉塞側壁面14の外
部に、接合する樹脂管15と同軸方向で、かつ、樹脂管
15の外面形状に対応する外面形状の突出部16を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管端キャップに関
し、詳しくは、発熱線の発熱により樹脂を溶融させて樹
脂管の管端に接合される電気融着式の管端キャップに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種配管に用いられる熱可塑
性樹脂製の管(樹脂管)を接合する手段として、樹脂を
溶融させることによって接合する電気融着継手が広く用
いられており、樹脂管の端部を閉塞する管端キャップに
も、同じ電気融着方式で樹脂管に接合する構造のものが
用いられている。
【0003】図6は、従来の電気融着式の管端キャップ
の一例を示す断面図である。この管端キャップ1は、一
方が開口し、他方が閉塞した管体2の内周に樹脂を溶融
させるための発熱線3を埋設したものであり、閉塞側の
壁面4は、管体2の半径と同じ半径のドーム状に形成さ
れている。
【0004】一方、電気融着継手を使用して樹脂管を接
合する際、発熱線に通電してその周辺の樹脂を溶融させ
ると、溶融した樹脂によって樹脂管を押出す方向の力が
発生するため、直管タイプの電気融着継手で樹脂管を接
合するときには、例えば、図7に斜視図で示すようなク
ランプ5によって樹脂管を保持している。このクランプ
5は、フレーム6の両端に、接合する樹脂管の外径に対
応したクランプ部7,7を設けたものであって、前記フ
レーム6の一方にはヒンジ8が、他方には締結用のボル
ト9がそれぞれ設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
形状の管端キャップを樹脂管の端部に接合する際には、
上述のような形状のクランプを用いることができないた
め、管端キャップを適当な手段で保持しておかなければ
ならなかった。このため、管端キャップを確実に保持す
ることが困難で、溶融接合時に管端キャップが動いて芯
ズレが発生し、斜め接合になることがあった。また、専
用のクランプを製作することもできるが、クランプの種
類が多くなり、クランプの使い分けが面倒で、その管理
や保管も面倒になる。
【0006】そこで本発明は、直管タイプの電気融着継
手と同じ操作で、樹脂管の端部に所定の状態で確実に接
合することができる管端キャップを提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の管端キャップは、一方が開口し、他方が閉
塞した管体の内周に樹脂を溶融させるための発熱線を埋
設した電気融着式の管端キャップにおいて、該管端キャ
ップの閉塞側壁面外部に、接合する樹脂管と同軸方向
で、かつ、樹脂管の外面形状に対応する突出部を設けた
ことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の管端キ
ャップの第1形態例を示すもので、図1は樹脂管を挿入
した状態を示す断面図、図2は閉塞側から見た側面図で
ある。
【0009】この管端キャップ11は、一方が開口し、
他方が閉塞した管体12の内周に発熱線13を埋設する
とともに、閉塞側壁面14の外部に、接合する樹脂管1
5の外面形状に対応した突出部16を設けたものであ
る。この突出部16は、樹脂管15の外径と同じ外径の
円筒体を、その軸線が樹脂管15の軸線と同軸になるよ
うにして管体12と一体成型したものであって、前述の
ような形状のクランプにおけるクランプ部が係合可能な
突出量を有している。
【0010】このように形成した管端キャップ11を樹
脂管15の管端に接合する際には、管端キャップ11の
管体12内に樹脂管15の端部を挿入した後、図1に想
像線で示すように、樹脂管15の所定位置と前記突出部
16とをクランプのクランプ部17,17で保持固定し
た後、端子18から通電して発熱線13を発熱させ、発
熱線13の周囲の樹脂を溶融させて管体12の内周面と
樹脂管15の外周面とを融着接合する。
【0011】このとき、溶融した樹脂により樹脂管15
を管体12から押出す方向の力が発生しても、管端キャ
ップ11と樹脂管15とは、クランプによって所定の位
置に、所定の姿勢でそれぞれ保持されているので、両者
の相対的な移動が防止され、管端キャップ11を樹脂管
15の端部に所定の状態で接合することができる。した
がって、芯ズレによる斜め接合を生じることがなく、確
実な接合状態が得られる。
【0012】しかも、直管タイプの電気融着継手で樹脂
管15同士を接合する際に使用するものと同じクランプ
を用いることができるので、作業性が向上し、クランプ
の管理も容易となる。
【0013】図3は、前記突出部の他の形状例を示す管
端キャップの側面図である。この突出部21は、前述の
ような円筒状の突出部の一部を省略したものであって、
閉塞側壁面14の外部に、複数の扇状の突片22を設け
て全体的な外形を、接合する樹脂管に対応した円筒状と
したものである。
【0014】図4は、管端キャップの第2形態例を示す
断面図である。この管端キャップ31は、閉塞側壁面3
2の内周部を外方に変位させるようにして突出成形した
ものであって、突出部33の外周面33aが樹脂管の外
径に対応した外径になるように設定されている。したが
って、この管端キャップ31も、前記第1形態例と同様
に、突出部33をクランプのクランプ部17で挟むよう
にして保持固定することにより、管端キャップ31を樹
脂管の端部に所定の状態で接合することができる。
【0015】図5は、管端キャップの第3形態例を示す
断面図である。この管端キャップ41は、閉塞側壁面4
2の内周部を外方に膨らませるようにして球面状に突出
させたものであって、突出部43の球面部と閉塞側壁面
42の外面側外周の平面部42aとが接する円周部44
の直径を、接続する樹脂管の外径に対応させたものであ
る。この管端キャップ41は、クランプのクランプ部1
7の内周部17aが前記円周部44に係合することによ
って所定位置に保持固定された状態になるので、前記同
様に、樹脂管の端部に確実に接合することができる。
【0016】なお、第2,第3形態例における管端キャ
ップ本体側(接合部)は、第1形態例の管端キャップと
同じ構造に形成することができるので、第1形態例の管
端キャップと同一の構成要素には同一の符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0017】上記各形態例に示すように、管端キャップ
の閉塞側壁面外部に設ける突出部は、樹脂管の径や、接
合時に使用するクランプの形状等に応じて適宜な形状と
することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の管端キャ
ップによれば、管端キャップを樹脂管の端部に容易にか
つ確実に接合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の管端キャップの第1形態例を示す断
面図である。
【図2】 同じく閉塞側から見た側面図である。
【図3】 突出部の他の形状例を示す管端キャップの側
面図である。
【図4】 本発明の管端キャップの第2形態例を示す断
面図である。
【図5】 本発明の管端キャップの第3形態例を示す断
面図である。
【図6】 従来の管端キャップの一例を示す断面図であ
る。
【図7】 クランプの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
11…管端キャップ、12…管体、13…発熱線、14
…閉塞側壁面、15…樹脂管、16…突出部、17…ク
ランプ部、17a…内周部、18…端子、21…突出
部、22…突片、31…管端キャップ、32…閉塞側壁
面、33…突出部、33a…外周面、41…管端キャッ
プ、42…閉塞側壁面、42a…平面部、43…突出
部、44…円周部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方が開口し、他方が閉塞した管体の内
    周に樹脂を溶融させるための発熱線を埋設した電気融着
    式の管端キャップにおいて、該管端キャップの閉塞側壁
    面外部に、接合する樹脂管と同軸方向で、かつ、樹脂管
    の外面形状に対応する突出部を設けたことを特徴とする
    管端キャップ。
JP10282223A 1998-06-19 1998-10-05 管端キャップ Withdrawn JP2000074286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10282223A JP2000074286A (ja) 1998-06-19 1998-10-05 管端キャップ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-173491 1998-06-19
JP17349198 1998-06-19
JP10282223A JP2000074286A (ja) 1998-06-19 1998-10-05 管端キャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000074286A true JP2000074286A (ja) 2000-03-14

Family

ID=26495446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10282223A Withdrawn JP2000074286A (ja) 1998-06-19 1998-10-05 管端キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000074286A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0731036Y2 (ja) 溶着継手
JP2000074286A (ja) 管端キャップ
JP4527869B2 (ja) 配管材と継手との接続構造
JPH11325368A (ja) 電気融着式管継手
JPH0774678B2 (ja) 溶着継手
JP2002039488A (ja) 管接続構造と管継手
JP4123450B2 (ja) 電気融着式管継手
JP3749062B2 (ja) 熱可塑性樹脂製管の接続方法及び接続構造
JP3571839B2 (ja) 電気融着継手
JPH10169847A (ja) 電気融着継手の固定方法
JPH10185068A (ja) 電気融着継手の固定方法
JPH0520957Y2 (ja)
JP3584526B2 (ja) 電気融着継手
JP2003028380A (ja) 電気融着継手の端子構造
JP4422828B2 (ja) 樹脂管の融着接合方法
JPH04347095A (ja) 管継手
JPH08145268A (ja) 電気融着用長さ調整継手
JPH04321893A (ja) 管継手
JPH09100971A (ja) 抜け止め機構付管継手
JPH05203092A (ja) 電気融着継手
JPH0835595A (ja) 融着継手及び融着継手と管の接合方法
KR200194973Y1 (ko) 열융착 관연결구
JP2880040B2 (ja) プラスチック管継手
JP2590406Y2 (ja) 電気融着用管継手
JPH11118085A (ja) 電気融着継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050921

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20051017