JPH08273742A - コンセント・プラグのトラッキング防止器具 - Google Patents
コンセント・プラグのトラッキング防止器具Info
- Publication number
- JPH08273742A JPH08273742A JP9762395A JP9762395A JPH08273742A JP H08273742 A JPH08273742 A JP H08273742A JP 9762395 A JP9762395 A JP 9762395A JP 9762395 A JP9762395 A JP 9762395A JP H08273742 A JPH08273742 A JP H08273742A
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- Japan
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- outlet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンセント・プラグのトラッキング現象を有
効・確実に防止できるトラッキング防止器具を提供せん
とするものである。 【構成】 プラグ1の導電突出片たるプラグ金具2の根
本部分に、ゴム製の絶縁リング3aを環装せしめてい
る。 【効果】 プラグ1をコンセント4へ差込むことによ
り、絶縁リング3aは、コンセント4の差込み開口部5
と、プラグ金具2根本部周りのプラグ面に圧着され、そ
の圧着面をシールする。
効・確実に防止できるトラッキング防止器具を提供せん
とするものである。 【構成】 プラグ1の導電突出片たるプラグ金具2の根
本部分に、ゴム製の絶縁リング3aを環装せしめてい
る。 【効果】 プラグ1をコンセント4へ差込むことによ
り、絶縁リング3aは、コンセント4の差込み開口部5
と、プラグ金具2根本部周りのプラグ面に圧着され、そ
の圧着面をシールする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンセント・プラグの
トラッキング現象を防止するトラッキング防止器具に関
する。
トラッキング現象を防止するトラッキング防止器具に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年火災発生原因の1つとしてコンセン
ト・プラグにおけるトラッキング現象が注目されるよう
になった。このトラッキング現象は、図10に示すよう
に、コンセント4の差込み開口部5に、プラグ1の導電
突出片2を差込んだ状態にしておいて、長い間に両導電
突出片2間にホコリ・チリ等の綿クズ状のもの7が溜
り、そこに大気の結露や台所の煮こぼれ等から水分が付
着すると、該導電突出片2間が短絡して、発熱すること
で、コンセント4やプラグ1の一部を炭化させ、そして
導通状態が更に良くなって、最後に発火する現象であ
る。該現象は、冷蔵庫、洗濯機、クーラ等、プラグ1を
コンセント4に差込んだまま何年も使用する電化製品に
おいて発生することが多い。
ト・プラグにおけるトラッキング現象が注目されるよう
になった。このトラッキング現象は、図10に示すよう
に、コンセント4の差込み開口部5に、プラグ1の導電
突出片2を差込んだ状態にしておいて、長い間に両導電
突出片2間にホコリ・チリ等の綿クズ状のもの7が溜
り、そこに大気の結露や台所の煮こぼれ等から水分が付
着すると、該導電突出片2間が短絡して、発熱すること
で、コンセント4やプラグ1の一部を炭化させ、そして
導通状態が更に良くなって、最後に発火する現象であ
る。該現象は、冷蔵庫、洗濯機、クーラ等、プラグ1を
コンセント4に差込んだまま何年も使用する電化製品に
おいて発生することが多い。
【0003】欧米を含め世界各国で上記トラッキング現
象は問題になっているが、特に気候的に多湿環境にあ
ること、近年の家屋建造物の気密性が高くなっている
こと等の理由から、日本においても室内の結露による上
記トラッキング現象の発生が問題になっている。しかも
台所・風呂・洗面所等の特定場所にあっては、その空間
の狭さから直接水が掛る危険性が高い。
象は問題になっているが、特に気候的に多湿環境にあ
ること、近年の家屋建造物の気密性が高くなっている
こと等の理由から、日本においても室内の結露による上
記トラッキング現象の発生が問題になっている。しかも
台所・風呂・洗面所等の特定場所にあっては、その空間
の狭さから直接水が掛る危険性が高い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の問題の有効な解
決方法としては、プラグやコンセントの一部又は全体を
尿素系のユリア樹脂等にて作成し、発熱しても燃えにく
く(即ち炭化しにくく)する方法がある。また電化製品
をコンセント・プラグを介さず、直接繋ぎ込んでしまう
直接接続の方法も考えられる。
決方法としては、プラグやコンセントの一部又は全体を
尿素系のユリア樹脂等にて作成し、発熱しても燃えにく
く(即ち炭化しにくく)する方法がある。また電化製品
をコンセント・プラグを介さず、直接繋ぎ込んでしまう
直接接続の方法も考えられる。
【0005】しかし上記ユリア樹脂のような素材を使う
方法は、結露水を完全に遮断する方法ではないので、相
変らず短絡・発熱は生じているわけで、根本的な解決策
にはなっておらず、上記のトラッキング現象はやはり発
生することになる。また上記直接接続の方法は、電化製
品の移設・引越しがある度に業者に依頼して接続し直さ
なければならず、実際的ではない。
方法は、結露水を完全に遮断する方法ではないので、相
変らず短絡・発熱は生じているわけで、根本的な解決策
にはなっておらず、上記のトラッキング現象はやはり発
生することになる。また上記直接接続の方法は、電化製
品の移設・引越しがある度に業者に依頼して接続し直さ
なければならず、実際的ではない。
【0006】本発明は従来技術の以上のような問題を解
決するため創案されたもので、コンセント・プラグのト
ラッキング現象を有効・確実に防止できるトラッキング
防止器具を提供せんとするものである。
決するため創案されたもので、コンセント・プラグのト
ラッキング現象を有効・確実に防止できるトラッキング
防止器具を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明に係るコ
ンセント・プラグのトラッキング防止器具は、図1に示
すように、プラグ1導電突出片2根本部に、可撓性絶縁
リング3aを環装せしめたことを基本的特徴としてい
る。
ンセント・プラグのトラッキング防止器具は、図1に示
すように、プラグ1導電突出片2根本部に、可撓性絶縁
リング3aを環装せしめたことを基本的特徴としてい
る。
【0008】また第2発明に係るコンセント・プラグの
トラッキング防止器具は、図2に示すように、プラグ導
電突出片が差込まれるコンセント4の差込み開口部5
に、可撓性絶縁リング3bを環着せしめている。
トラッキング防止器具は、図2に示すように、プラグ導
電突出片が差込まれるコンセント4の差込み開口部5
に、可撓性絶縁リング3bを環着せしめている。
【0009】更に第3発明に係るコンセント・プラグの
トラッキング防止器具は、図3(a)(b)に示すように、プ
ラグ1導電突出片2根本部を含む該プラグ1のコンセン
ト対向面に、またはコンセント4の差込み開口部5を含
む該コンセント4のプラグ対向面に、前記導電突出片2
を水密状態で挿通せしめる挿通口6の設けられた可撓性
絶縁シート3cを貼着せしめたことを特徴としている。
このような挿通口6の周囲が厚肉状になっていると、プ
ラグ1とコンセント4が接続された際、導電突出片2根
本部周りと該厚肉部との接触面積が増大すると共に、導
電突出片2根本部周囲のプラグ面と厚肉部とのシール性
が高まり、又コンセント4の差込み開口部5と該厚肉部
との接触シール面が大きくなる。
トラッキング防止器具は、図3(a)(b)に示すように、プ
ラグ1導電突出片2根本部を含む該プラグ1のコンセン
ト対向面に、またはコンセント4の差込み開口部5を含
む該コンセント4のプラグ対向面に、前記導電突出片2
を水密状態で挿通せしめる挿通口6の設けられた可撓性
絶縁シート3cを貼着せしめたことを特徴としている。
このような挿通口6の周囲が厚肉状になっていると、プ
ラグ1とコンセント4が接続された際、導電突出片2根
本部周りと該厚肉部との接触面積が増大すると共に、導
電突出片2根本部周囲のプラグ面と厚肉部とのシール性
が高まり、又コンセント4の差込み開口部5と該厚肉部
との接触シール面が大きくなる。
【0010】
【作用】上記第1発明の構成では、導電突出片2根本部
が可撓性絶縁リング3aで完全に覆われた状態で、該プ
ラグ1のコンセント4への差込みを行うため、該リング
3aは、図4に示すように、コンセント4の差込み開口
部5と、導電突出片2根本部周りのプラグ面に圧着さ
れ、その圧着面をシールする。従って導電突出片2の周
囲を水密状態に保持し、水分を完全に遮断する。このよ
うな可撓性絶縁リング3aとしては、圧縮によって撓む
性質を持ち且つ絶縁性の高い材質のものであればよく、
ゴム等を用いることができる。
が可撓性絶縁リング3aで完全に覆われた状態で、該プ
ラグ1のコンセント4への差込みを行うため、該リング
3aは、図4に示すように、コンセント4の差込み開口
部5と、導電突出片2根本部周りのプラグ面に圧着さ
れ、その圧着面をシールする。従って導電突出片2の周
囲を水密状態に保持し、水分を完全に遮断する。このよ
うな可撓性絶縁リング3aとしては、圧縮によって撓む
性質を持ち且つ絶縁性の高い材質のものであればよく、
ゴム等を用いることができる。
【0011】第2発明の構成では、コンセント4の差込
み開口部5に、可撓性絶縁リング3bを環着せしめてい
るため、プラグ1のコンセント4への差込み時に、該リ
ング3bは、導電突出片2根本部周囲と、その周りのプ
ラグ面に圧着され、その圧着面をシールする。従って導
電突出片2の周囲を水密状態に保持し、水分を完全に遮
断する。
み開口部5に、可撓性絶縁リング3bを環着せしめてい
るため、プラグ1のコンセント4への差込み時に、該リ
ング3bは、導電突出片2根本部周囲と、その周りのプ
ラグ面に圧着され、その圧着面をシールする。従って導
電突出片2の周囲を水密状態に保持し、水分を完全に遮
断する。
【0012】第3発明の構成では、プラグ1導電突出片
2根本部を含む該プラグ1のコンセント対向面に、また
はコンセント4の差込み開口部5を含む該コンセント4
のプラグ対向面に、前記導電突出片2を水密状態で挿通
せしめる挿通口6の設けられた可撓性絶縁シート3cを
貼着せしめているため、プラグ1のコンセント4への差
込み時に、導電突出片2根本部周囲と、その周りのプラ
グ面と、コンセント4の差込み開口部5に、この可撓性
絶縁シート3cが接触し、その接触面をシールする。従
って導電突出片2の周囲を水密状態に保持し、水分を完
全に遮断する。上記可撓性絶縁シート3cとしては、前
記可撓性絶縁リング3aや3bと同じ材質のものを用い
ると良い。
2根本部を含む該プラグ1のコンセント対向面に、また
はコンセント4の差込み開口部5を含む該コンセント4
のプラグ対向面に、前記導電突出片2を水密状態で挿通
せしめる挿通口6の設けられた可撓性絶縁シート3cを
貼着せしめているため、プラグ1のコンセント4への差
込み時に、導電突出片2根本部周囲と、その周りのプラ
グ面と、コンセント4の差込み開口部5に、この可撓性
絶縁シート3cが接触し、その接触面をシールする。従
って導電突出片2の周囲を水密状態に保持し、水分を完
全に遮断する。上記可撓性絶縁シート3cとしては、前
記可撓性絶縁リング3aや3bと同じ材質のものを用い
ると良い。
【0013】
【実施例】以下本発明の具体的実施例につき説明する。
図1は、第1発明に係るコンセント・プラグのトラッキ
ング防止器具の実施例構成を示している。本実施例で
は、プラグ1の導電突出片たるプラグ金具2の根本部分
に、ゴム製の絶縁リング3aを環装せしめている。
図1は、第1発明に係るコンセント・プラグのトラッキ
ング防止器具の実施例構成を示している。本実施例で
は、プラグ1の導電突出片たるプラグ金具2の根本部分
に、ゴム製の絶縁リング3aを環装せしめている。
【0014】上記絶縁リング3aは、断面円形状のもの
の他、断面楕円形状のもの、或は図5(a)(b)に示すよう
に断面X状のものや断面角形状のものを用いると、接触
面・圧着面のシール性が増すことになる。即ち、該絶縁
リング3aの断面形状は、プラグ1を挿入・圧接した時
に変形してメカニカルにシールすることにより、プラグ
金具2周りを水密状態に保持できる形状であることが必
要である。
の他、断面楕円形状のもの、或は図5(a)(b)に示すよう
に断面X状のものや断面角形状のものを用いると、接触
面・圧着面のシール性が増すことになる。即ち、該絶縁
リング3aの断面形状は、プラグ1を挿入・圧接した時
に変形してメカニカルにシールすることにより、プラグ
金具2周りを水密状態に保持できる形状であることが必
要である。
【0015】以上の本実施例の構成では、プラグ1をコ
ンセント4へ差込むと、絶縁リング3aは、図4に示す
ように、コンセント4の差込み開口部5と、プラグ金具
2根本部周りのプラグ面に圧着され、その圧着面をシー
ルする。従ってプラグ金具2の周囲を水密状態に保持
し、水分を完全に遮断することができる。尚、上記プラ
グ金具2自身が円形断面の構成のものでは、図6に示す
ように、コンセント4の差込み開口部5と、プラグ金具
2根本部周りのプラグ面の他、プラグ金具2根本部周囲
も、絶縁リング3aによりシールされ、水分の遮断がよ
り完全になる。
ンセント4へ差込むと、絶縁リング3aは、図4に示す
ように、コンセント4の差込み開口部5と、プラグ金具
2根本部周りのプラグ面に圧着され、その圧着面をシー
ルする。従ってプラグ金具2の周囲を水密状態に保持
し、水分を完全に遮断することができる。尚、上記プラ
グ金具2自身が円形断面の構成のものでは、図6に示す
ように、コンセント4の差込み開口部5と、プラグ金具
2根本部周りのプラグ面の他、プラグ金具2根本部周囲
も、絶縁リング3aによりシールされ、水分の遮断がよ
り完全になる。
【0016】図6は第1発明の他の実施例構成を示すも
ので、1枚の絶縁シート3上にそれぞれのプラグ金具2
に環装される各絶縁リング3aが形成されており、形状
そのものとしては後述する図8(a)(b)のものと同じであ
る。
ので、1枚の絶縁シート3上にそれぞれのプラグ金具2
に環装される各絶縁リング3aが形成されており、形状
そのものとしては後述する図8(a)(b)のものと同じであ
る。
【0017】図2は第2発明に係るコンセント・プラグ
のトラッキング防止器具の実施例構成を示している。こ
の実施例では、プラグが差込まれるコンセント4の差込
み開口部5に、ゴム製の絶縁リング3bを環着せしめて
いる。
のトラッキング防止器具の実施例構成を示している。こ
の実施例では、プラグが差込まれるコンセント4の差込
み開口部5に、ゴム製の絶縁リング3bを環着せしめて
いる。
【0018】以上の構成では、プラグ1をコンセント4
へ差込むと、絶縁リング3bは、プラグ金具2根本部周
囲と、その周りのプラグ面に圧着され、その圧着面をシ
ールする。従ってプラグ金具2の周囲を水密状態に保持
し、水分を完全に遮断することができる。
へ差込むと、絶縁リング3bは、プラグ金具2根本部周
囲と、その周りのプラグ面に圧着され、その圧着面をシ
ールする。従ってプラグ金具2の周囲を水密状態に保持
し、水分を完全に遮断することができる。
【0019】図3(b)は第3発明に係るコンセント・プ
ラグのトラッキング防止器具の実施例構成を示してい
る。この実施例では、コンセント4の差込み開口部5を
含む該コンセント4のプラグ対向面に、図8(a)(b)に示
すようなプラグ金具2を水密状態で挿通せしめる挿通口
6の設けられたゴム製の絶縁シート3cを貼着せしめて
いる。
ラグのトラッキング防止器具の実施例構成を示してい
る。この実施例では、コンセント4の差込み開口部5を
含む該コンセント4のプラグ対向面に、図8(a)(b)に示
すようなプラグ金具2を水密状態で挿通せしめる挿通口
6の設けられたゴム製の絶縁シート3cを貼着せしめて
いる。
【0020】上記絶縁シート3は、挿通口6周りが、図
面に示すように厚肉状になっており、プラグ1とコンセ
ント4が接続された際、プラグ金具2根本部周りと厚肉
部との接触面積が増大すると共に、プラグ金具2根本部
周囲のプラグ1と該厚肉部とのシール性が高まる。
面に示すように厚肉状になっており、プラグ1とコンセ
ント4が接続された際、プラグ金具2根本部周りと厚肉
部との接触面積が増大すると共に、プラグ金具2根本部
周囲のプラグ1と該厚肉部とのシール性が高まる。
【0021】本実施例構成では、コンセント4の差込み
開口部5が最初から絶縁シート3cの厚肉部と接触し、
またコンセント4のプラグ対向面が該絶縁シート3cに
覆われた状態になっている。一方プラグ1をコンセント
4へ差込んだ場合には、図9に示すように、プラグ金具
2根本部周りとこの絶縁シート3cの厚肉部が接触し、
また該厚肉部とプラグ面とが接触して、その接触面をシ
ールすることになる。従ってプラグ金具2の周囲を水密
状態に保持し、水分を完全に遮断する。
開口部5が最初から絶縁シート3cの厚肉部と接触し、
またコンセント4のプラグ対向面が該絶縁シート3cに
覆われた状態になっている。一方プラグ1をコンセント
4へ差込んだ場合には、図9に示すように、プラグ金具
2根本部周りとこの絶縁シート3cの厚肉部が接触し、
また該厚肉部とプラグ面とが接触して、その接触面をシ
ールすることになる。従ってプラグ金具2の周囲を水密
状態に保持し、水分を完全に遮断する。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した本発明のコンセント・プラ
グのトラッキング防止器具によれば、プラグの導電突出
片周りを可撓性絶縁リング或は可撓性絶縁シートでシー
ルしているため、両導電突出片間にホコリ・チリ等の線
クズ状のものが溜って、そこに大気の結露や台所の煮こ
ぼれ等から水分が付着しても、該導電突出片間を短絡さ
せることがなくなり、コンセント・プラグのトラッキン
グ現象を有効・確実に防止できることになる。従ってこ
れを原因とした火災の発生もなくなる。
グのトラッキング防止器具によれば、プラグの導電突出
片周りを可撓性絶縁リング或は可撓性絶縁シートでシー
ルしているため、両導電突出片間にホコリ・チリ等の線
クズ状のものが溜って、そこに大気の結露や台所の煮こ
ぼれ等から水分が付着しても、該導電突出片間を短絡さ
せることがなくなり、コンセント・プラグのトラッキン
グ現象を有効・確実に防止できることになる。従ってこ
れを原因とした火災の発生もなくなる。
【図1】本願第1発明の実施例構成を示す平面図であ
る。
る。
【図2】本願第2発明の実施例構成を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本願第3発明の実施例構成を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本願第1発明の実施例構成の部分拡大断面図で
ある。
ある。
【図5】絶縁リングの他の断面形状の例を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】プラグ金具が円形断面の構成である場合の絶縁
リングのシール状態を示す断面図である。
リングのシール状態を示す断面図である。
【図7】本願第1発明の他の実施例構成の部分拡大断面
図である。
図である。
【図8】本願第3発明の実施例構成で用いられた絶縁シ
ートの構成を示す説明図である。
ートの構成を示す説明図である。
【図9】本願第3発明の実施例構成の使用状態を示す部
分拡大図である。
分拡大図である。
【図10】トラッキング現象の発生原因を示す説明図で
ある。
ある。
1 プラグ 2 導電突出片 3a、3b 可撓性絶縁リング 3c 可撓性絶縁シート 4 コンセント 5 差込み開口部 6 挿通口
Claims (4)
- 【請求項1】 プラグ導電突出片根本部に、可撓性絶縁
リングを環装せしめたことを特徴とするコンセント・プ
ラグのトラッキング防止器具。 - 【請求項2】 プラグ導電突出片が差込まれるコンセン
トの差込み開口部に、可撓性絶縁リングを環着せしめた
ことを特徴とするコンセント・プラグのトラッキング防
止器具。 - 【請求項3】 プラグ導電突出片根本部を含む該プラグ
のコンセント対向面に、またはコンセントの差込み開口
部を含む該コンセントのプラグ対向面に、前記導電突出
片を水密状態で挿通せしめる挿通口の設けられた可撓性
絶縁シートを貼着せしめたことを特徴とするコンセント
・プラグのトラッキング防止器具。 - 【請求項4】 請求項3記載のコンセント・プラグのト
ラッキング防止器具において、前記挿通口の周囲が厚肉
状になっていることを特徴とする請求項3記載のコンセ
ント・プラグのトラッキング防止器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9762395A JPH08273742A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | コンセント・プラグのトラッキング防止器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9762395A JPH08273742A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | コンセント・プラグのトラッキング防止器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08273742A true JPH08273742A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=14197332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9762395A Withdrawn JPH08273742A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | コンセント・プラグのトラッキング防止器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08273742A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09223535A (ja) * | 1996-02-16 | 1997-08-26 | Tatatomi Sano | プラグ及びソケットの構造 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP9762395A patent/JPH08273742A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09223535A (ja) * | 1996-02-16 | 1997-08-26 | Tatatomi Sano | プラグ及びソケットの構造 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |