JPH09222492A - 原子炉内作業用プラットホーム - Google Patents

原子炉内作業用プラットホーム

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JPH09222492A
JPH09222492A JP8031612A JP3161296A JPH09222492A JP H09222492 A JPH09222492 A JP H09222492A JP 8031612 A JP8031612 A JP 8031612A JP 3161296 A JP3161296 A JP 3161296A JP H09222492 A JPH09222492 A JP H09222492A
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JP
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reactor
platform
self
propelled
floating platform
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JP8031612A
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English (en)
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Takao Ito
隆夫 伊藤
Masao Ishikawa
正朗 石川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原子炉内作業機構を支持した制御ケーブル巻取
装置を搭載したプラットホームを原子炉ウェル及び原子
炉圧力容器内の水面あるいは水中に移動自在に設けて、
原子炉内作業が容易な原子炉内作業用プラットホームを
提供する。 【解決手段】請求項1記載の発明に係る原子炉内作業用
プラットホームは、原子炉ウェル2の水面に浮べた浮プ
ラットホーム13と、この浮プラットホーム13に搭載した
支持ロープ12を駆動して前記浮プラットホーム13を移動
可能に保持する移動保持機構である支持ロープ駆動装置
14と支持ロープ保持装置15a,15b及び支持ロープ調整
装置16と、制御ケーブル22で支持した原子炉内作業機構
5を上下に移動させる制御ケーブル巻取装置19とからな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉の定期検査
に際して原子炉圧力容器内における保全や補修及び検査
作業等を支援する原子炉内作業用プラットホームに関す
る。
【0002】
【従来の技術】原子力発電プラントにおける定期検査に
は、原子炉圧力容器内に形成された原子炉を対象とする
作業があり、上蓋を開口した原子炉圧力容器と、その上
部に位置する原子炉ウェルを共に注水して、水没した炉
内構造物等に対して原子炉ウェルの上から水中遠隔操作
により作業を行っている。
【0003】この水中遠隔作業は図9の縦断面図に示す
ように、原子炉圧力容器1とこの上部に形成された原子
炉ウェル2に対して、原子炉建屋天井クレーン3あるい
は燃料交換機4の上から、保全や補修及び検査作業等の
機能を備えた原子炉内作業機構5を、原子炉建屋天井ク
レーン3あるいは燃料交換機補助ホイスト6のロープ7
により吊り下げる。
【0004】作業対象物である炉内構造物8に対する前
記原子炉内作業機構5の位置決めについては、原子炉建
屋天井クレーン3あるいは燃料交換機補助ホイスト6を
操作して行うが、作業対象物の炉内構造物8の近傍にお
ける位置の微調節には、燃料交換機4上や原子炉ウェル
2に近いオペレーションフロア9において、作業員の手
作業により前記ロープ7を操作して行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】原子力発電プラントに
おける定期検査については、前記の原子炉建屋天井クレ
ーン3及び燃料交換機補助ホイスト7を使用した原子炉
圧力容器1内の作業と同時期に、原子炉建屋のオペレー
ションフロア9上や、原子炉ウェル2と隣接した燃料貯
蔵プール10等において、他に各種の作業が行われること
がある。
【0006】この場合には前記原子炉建屋天井クレーン
3及び燃料交換機4を共用することから、前記原子炉圧
力容器1内での保全や補修及び検査作業等に専用するこ
とができず、相互の工程調整と待時間が生じて所定の定
期検査期間内では作業が完了せず、このために期間が延
長される問題があった。
【0007】また、従来の原子炉圧力容器内作業は、単
一の作業を原子炉建屋天井クレーン3または燃料交換機
補助ホイスト6により、原子炉内作業機構5をロープ7
で吊して操作することを主体としている。しかしなが
ら、さらに複雑な作業や位置決めを行う場合には、ロー
プ7で支持された原子炉内作業機構5に対して、補助の
作業用ロープを使用する等して操作を行うことから、作
業員に対する負担と放射線被曝が増加し易くなる支障が
あった。
【0008】本発明の目的とするところは、原子炉内作
業機構を支持した制御ケーブル巻取装置を搭載したプラ
ットホームを原子炉ウェル及び原子炉圧力容器内の水面
あるいは水中に移動自在に設けて、原子炉内作業が容易
な原子炉内作業用プラットホームを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明に係る原子炉内作業用プラットホー
ムは、原子炉ウェルの水面に浮べた浮プラットホーム
と、この浮プラットホームに搭載した支持ロープを駆動
して前記浮プラットホームを移動可能に保持する移動保
持機構と、制御ケーブルで支持した原子炉内作業機構を
上下に移動させる制御ケーブル巻取装置とからなること
を特徴とする。
【0010】原子炉ウェルの水面に浮べた浮プラットホ
ームは、水上で移動保持機構により左右及び前後方向に
自在に移動と保持がされる。この浮プラットホームによ
り位置ぎめすると共に、搭載した制御ケーブル巻取装置
により制御ケーブルで支持した原子炉内作業機構を上下
して、炉内の作業対象物に対して各種作業を行う。
【0011】請求項2記載の発明に係る原子炉内作業用
プラットホームは、原子炉ウェルの水面に浮べて喫水線
下に移動用推進機を設けた自走式浮プラットホームと、
この自走式浮プラットホームに搭載した支持ロープによ
り前記自走式浮プラットホームを保持する保持機構と、
制御ケーブルで支持した原子炉内作業機構を上下に移動
させる制御ケーブル巻取装置とからなることを特徴とす
る。
【0012】原子炉ウェルの水面に浮べた自走式浮プラ
ットホームを、移動用推進機により左右及び前後方向に
自在に移動して保持機構により保持する。この自走式浮
プラットホームにより位置ぎめすると共に、搭載した制
御ケーブル巻取装置により制御ケーブルで支持した原子
炉内作業機構を上下させて、炉内の作業対象物に対して
各種の作業を行う。
【0013】請求項3記載の発明に係る原子炉内作業用
プラットホームは、原子炉ウェルの水面下に潜航する潜
航用及び移動用推進機を設けた自走式潜航プラットホー
ムと、この自走式潜航プラットホームに搭載した制御ケ
ーブルで支持した原子炉内作業機構を上下に移動させる
制御ケーブル巻取装置からなることを特徴とする。
【0014】原子炉圧力容器内の水中にて自走式潜航プ
ラットホームを潜航用及び移動用推進機により、左右と
前後及び垂直方向に自在に移動させて、炉内の作業対象
物に近づけて位置決めすると共に、自走式潜航プラット
ホームに搭載した制御ケーブル巻取装置により、制御ケ
ーブルで支持した原子炉内作業機構を上下させて、作業
対象物に対する各種作業を行う。
【0015】請求項4記載の発明に係る原子炉内作業用
プラットホームは、浮プラットホームと自走式浮プラッ
トホーム及び自走式潜航プラットホームにおいて、下面
に水中照明装置を設置したことを特徴とする。原子炉内
作業に際して、浮プラットホームと自走式浮プラットホ
ーム及び自走式潜航プラットホームの下面から、水中照
明装置により作業対象物や原子炉内作業機構に対する広
範囲な照明を行い、原子炉内作業機構による作業を監視
するテレビカメラの照度を確保する。
【0016】請求項5記載の発明に係る原子炉内作業用
プラットホームは、浮プラットホームと自走式浮プラッ
トホーム及び自走式潜航プラットホームにおいて、照明
用ケーブルで支持した水中照明装置を上下に移動させる
照明用ケーブル巻取装置を搭載したことを特徴とする。
【0017】原子炉内作業に際して、浮プラットホーム
と自走式浮プラットホーム及び自走式潜航プラットホー
ムに搭載した照明用ケーブル巻取装置から、照明用ケー
ブルで支持した水中照明装置を上下して、作業対象物や
原子炉内作業機構に対して局部照明を行い、原子炉内作
業機構による作業を監視するテレビカメラの照度を確保
する。
【0018】請求項6記載の発明に係る原子炉内作業用
プラットホームは、浮プラットホームと自走式浮プラッ
トホーム及び自走式潜航プラットホームにおいて、下面
に水中照明装置を設置すると共に、照明用ケーブルで支
持した水中照明装置を上下に移動させる照明用ケーブル
巻取装置を搭載したことを特徴とする。
【0019】原子炉内作業に際し、浮プラットホームと
自走式浮プラットホーム及び自走式潜航プラットホーム
の下面から水中照明装置により広範囲な照明を行うと共
に、照明用ケーブル巻取装置から照明用ケーブルで支持
した水中照明装置を上下して、作業対象物や原子炉内作
業機構に対する局部照明を行うことにより、原子炉内作
業機構による作業を監視するテレビカメラに対して適切
な照度を確保する。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、上記した従来技術と
同じ構成部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略
する。第1実施の形態は請求項1と請求項4乃至請求項
6に係り、図1の縦断面図に示すように、原子炉を形成
する原子炉圧力容器1の上部に構築された原子炉ウェル
2の両岸には、固定金具11a,11bが設置されていて、
この固定金具11aと固定金具11bとの間で原子炉ウェル
2の上面に支持ロープ12が張り渡している。
【0021】この支持ロープ12の中間には、鋼板密閉箱
で内部に空気室を形成するか、あるいは浮力の大きな発
泡スチロール等を充填して、水面に浮かぶフロート構造
の浮プラットホーム13が配置されている。この浮プラッ
トホーム13には、図2の側面図及び図3の平面図に示す
ように、上面に移動保持機構である支持ロープ駆動装置
14と、支持ロープ保持装置15a,15b、及び支持ロープ
調整装置16が搭載されていて、この移動保持機構により
原子炉ウェル2の水面に浮かぶ浮プラットホーム13を移
動自在に保持する。
【0022】すなわち、前記移動保持機構の支持ロープ
駆動装置14は、2つのローラー間で支持ロープ12を挟持
し、これを前後に送ることにより、前記浮プラットホー
ム13を左右方向(X方向)に移動させる。
【0023】また、支持ロープ保持装置15a,15bは、
支持ロープ12を挟持する走行ローラ17a,17bと、この
走行ローラ17a,17bの走行により支持ロープ12の挟持
位置を変えるラックレール18a,18bとで形成されてい
る。走行ローラ17a,17bの位置を、支持ロープ12を介
して前記固定金具11a,11bの位置と相違させることに
より、浮プラットホーム13を前後方向(Y方向)に移動
させることができる。
【0024】さらに、支持ロープ調整装置16は、支持ロ
ープ12を掛けたプーリーがスプリングによりスライド溝
16aを移動する構成で、浮プラットホーム13の移動及び
保持時において支持ロープ12の張力調整を行う。
【0025】浮プラットホーム13の上面には、制御ケー
ブル巻取装置19と照明用ケーブル巻取装置20が、また、
下面には複数の水中照明装置21aが設置されている(請
求項4)。前記制御ケーブル巻取装置19からの防水型の
制御ケーブル22の先端には、防水型で保全や補修及び検
査作業等の機能を備えた原子炉内作業機構5が取り付け
られていて、制御ケーブル巻取装置19により原子炉圧力
容器1内で、炉内構造物8の近傍等の作業位置に吊り降
ろすように構成している。(請求項1)。
【0026】また、照明用ケーブル巻取装置20からは防
水型の照明用ケーブル23を介して先端に水中照明装置21
bが吊り下げてあり、照明用ケーブル巻取装置20により
任意の位置に上下される(請求項5,請求項6)。さら
に、原子炉ウェル2に近いオペレーションフロア9に
は、操作盤24と電源部25が設置されていて、前記原子炉
ウェル2の水面もしくは水中を通して、電源供給及び制
御用の防水型の電源・制御ケーブル26が、浮子27により
支持されて浮プラットホーム13に接続されて構成してい
る。
【0027】次に、上記構成による作用について説明す
る。定期検査に際して原子炉における保全や補修及び検
査作業等を実施するに当たり、原子炉圧力容器1と共に
原子炉ウェル2内に水を満たすが、この後に浮プラット
ホーム13を原子炉建屋天井クレーン3で吊って、原子炉
ウェル2の水面に降ろす。
【0028】この浮プラットホーム13は浮力を有するフ
ロート構造であることから、前記移動用の支持ロープ駆
動装置14や支持ロープ保持装置15a,15b、及び原子炉
内作業機構5を吊り下げた制御ケーブル巻取装置19等を
搭載した状態で、安定して原子炉ウェル2の水面に浮べ
られる。
【0029】前記原子炉内作業機構5による原子炉圧力
容器1内における各種作業に際しては、浮プラットホー
ム13を移動して炉内構造物8に対する位置決めを行う。
この浮プラットホーム13の移動と位置決めについては、
図2における左右方向(X方向)への移動は、支持ロー
プ12を駆動する支持ロープ駆動装置14を運転することに
より行う。
【0030】先ず、支持ロープ保持装置15a,15bにお
いて、ラックレール18a,18b上の走行ローラ17a,17
bの位置を、原子炉ウェル2の両岸に設けた固定金具11
a,11bと対峙する位置に固定する。次に、支持ロープ
駆動装置14を運転して支持ロープ12を右方向に送ると、
浮プラットホーム13は左に移動する。また、左方向に送
ると浮プラットホーム13は右に移動する。なお、支持ロ
ープ駆動装置14を停止させると、その位置において浮プ
ラットホーム13が保持される。
【0031】さらに、図3における前後方向(Y方向)
への移動には、支持ロープ12を挟持する支持ロープ保持
装置15a,15bにおいて、走行ローラ17a,17bの位置
を変更することにより行う。支持ロープ保持装置15a,
15bの走行ローラ17a,17bを、ラックレール18a,18
b上で共に同じ距離だけ前方に移動すると、この走行ロ
ーラ17a,17bの位置とそれぞれ対峙する前記固定金具
11a,11bとの位置に差が生じるために、その差だけ浮
プラットホーム13は支持ロープ12に引かれて後に移動す
る。
【0032】また、走行ローラ17a,17bをラックレー
ル18a,18b上で共に同じ距離だけ後方に移動すると、
浮プラットホーム13は前に移動する。なお、浮プラット
ホーム13の前後の移動は、いずれの場合も走行ローラ17
a,17bと固定金具11a,11bとの位置の差が少なくな
った時点で停止する。
【0033】さらに、この移動時に支持ロープ12に生じ
る弛みは、支持ロープ調整装置16において支持ロープ12
を掛けたプーリが、スプリングにより引っ張られてスラ
イド溝16aを移動して常に支持ロープ12が張られた状態
に保つ。従って、浮プラットホーム13の図3における前
後方向(Y方向)の保持は、走行ローラ17a,17bが固
定金具11a,11bと対峙した位置で行われる。
【0034】浮プラットホーム13上に搭載された制御ケ
ーブル巻取装置19の制御ケーブル22は、この制御ケーブ
ル22が巻き付けられたケーブルドラムを回転させること
により送り出しと巻き戻しが行われて、制御ケーブル22
の先端に取り付けて支持された原子炉内作業機構5を上
下させることができる。
【0035】また、照明用ケーブル巻取装置20について
も、同様にケーブルドラムの正転,逆転により照明用ケ
ーブル23の送り出しと巻き戻をして、照明用ケーブル23
の先端に設けた水中照明装置21bを上下させる。これに
より、原子炉内作業機構5による作業現場に対する局部
照明が行われる。さらに、浮プラットホーム12の下面に
設置した水中照明装置21aでは、作業現場に対して広範
囲な照明ができる。
【0036】浮プラットホーム13に搭載した、前記移動
保持機構である支持ロープ駆動装置14と、支持ロープ保
持装置15a,15b及び支持ロープ調整装置16と、制御ケ
ーブル巻取装置19及び原子炉内作業機構5、照明用ケー
ブル巻取装置20及び水中照明装置21bと水中照明装置21
aの各機器に対する制御信号の授受と電力供給は、前記
原子炉ウェル2に近いオペレーションフロア9に設置さ
れた操作盤24と電源部25から行われる。
【0037】すなわち、前記制御信号の授受と電力供給
は、操作盤24と電源部25から電源・制御ケーブル26を介
して、浮プラットホーム13に送られ、それぞれの機器に
分配伝達される。炉内構造物8に対する保全や補修及び
点検作業等は、作業員が制御ケーブル巻取装置19で制御
ケーブル22の先端に支持した原子炉内作業機構5を、操
作盤24から遠隔操作して行う。
【0038】また、この保全や補修及び点検作業等の監
視は、原子炉内作業機構5に内蔵されたテレビカメラで
行われるが、作業監視に必要な照度確保のために、照明
用ケーブル巻取装置20と水中照明装置21bによる局部照
明と、必要に応じて浮プラットホーム13の下面に取り付
けられた水中照明21aを点灯して照度を確保する。
【0039】以上のように第1実施の形態では、定期検
査時の原子炉における保全や補修及び検査作業等を実施
するに当たり、原子炉ウェル2に対して浮プラットホー
ム13の搬入と搬出時にのみ原子炉建屋天井クレーン3を
使用するだけで、これ以外の作業と燃料交換機4は使用
しない。
【0040】従って、前記原子炉建屋天井クレーン3及
び燃料交換機4を、同じ原子炉建屋内の他の作業と共用
しないので、原子炉における保全や補修及び点検作業等
だけでなく、他の作業においても工程調整や待時間等を
必要とせず、干渉もなくなるので全定期検査期間の短縮
が可能となる。
【0041】また、原子炉内作業機構5の位置決めや局
部照明等により、作業条件が良好になるので作業効率が
向上すると共に、作業員は原子炉ウェル2に近いオペレ
ーションフロア9において、操作盤24からの遠方操作で
容易に水中作業ができるので、負担が軽減されて放射線
被曝も少なくなる。
【0042】第2の実施の形態は、請求項2と請求項4
乃至請求項6に係り、移動用推進機により浮プラットホ
ームを移動させる自走式浮プラットホームを使用してい
る。なお、移動保持機構を除く他の構成と作用の大部分
は、上記第1の実施の形態と同様である。
【0043】図4の側面図及び図5の平面図に示すよう
に、原子炉ウェル2の水面に浮かぶ自走式浮プラットホ
ーム28の上面には、移動保持機構である支持ロープ保持
装置15a,15b及び支持ロープ調整装置16が搭載されて
いると共に、周囲側面の喫水線下には複数の移動用推進
機が設置してある。なお、この移動用推進機は防水型の
プロペラ式で、自走式浮プラットホーム28の左右側面に
左右方向へ移動させるX方向推進機29a〜29dが、ま
た、前後側面に前後方向へ移動させるY方向推進機30a
〜30dが設置されている。
【0044】また、前記支持ロープ保持装置15a,15b
は、走行ローラ17a,17bと、この走行ローラ17a,17
bを移動させて位置を変えるラックレール18a,18bと
で形成されていて、走行ローラ17a,17bは原子炉ウェ
ル2の両岸に設置された、図示しない固定金具11aと固
定金具11bとの間で原子炉ウェル2の上面に張り渡され
ている支持ロープ12を挟持している。
【0045】さらに、自走式浮プラットホーム28の上面
には、防水型の制御ケーブル22の先端に防水型の原子炉
内作業機構5を支持した制御ケーブル巻取装置19が搭載
されていて、この制御ケーブル巻取装置19による制御ケ
ーブル22の送り出し巻き戻しにより、前記原子炉内作業
機構5を原子炉圧力容器1内の炉内構造物8の近傍等の
作業位置に吊り降ろすように構成している(請求項
2)。
【0046】また、自走式浮プラットホーム28の下面に
は複数の水中照明装置21aが設置されていて、上面には
防水型の照明用ケーブル23により支持された水中照明装
置21bを上下する照明用ケーブル巻取装置20を搭載して
構成されている(請求項4乃至請求項6)。
【0047】次に上記構成による作用について説明す
る。なお、上記第1実施の形態と同様の部分については
説明を省略する。前記原子炉内作業機構5による原子炉
圧力容器1内における各種作業に際しては、自走式浮プ
ラットホーム28を移動して炉内構造物8に対して原子炉
内作業機構5の位置決めを行う。
【0048】この自走式浮プラットホーム28の移動と位
置決めについては、図5における左右方向(X方向)へ
の移動はX方向推進機29a〜29dにより行う。先ず左方
向へは、X方向推進機29a,29bを逆転して原子炉ウェ
ル2の水を吸込し、X方向推進機29c,29dを正転して
水を吐出することにより、自走式浮プラットホーム28は
原子炉ウェル2の水面を左方向に移動する。
【0049】次に右方向へは、X方向推進機29a,29b
を正転して原子炉ウェル2の水を吐出し、X方向推進機
29c,29dを逆転して水を吸引することで、自走式浮プ
ラットホーム28は原子炉ウェル2の水面を右方向に移動
する。
【0050】図5における前後方向(Y方向)への移動
はY方向推進機30a〜30dにより行う。先ず前方向へ
は、Y方向推進機30a,30bを逆転して原子炉ウェル2
の水を吸込し、Y方向推進機30c,30dを正転して水を
吐出することで、自走式浮プラットホーム28は原子炉ウ
ェル2の水面を前方向に移動する。次に後方向へは、Y
方向推進機30a,30bを正転して水を吐出し、Y方向推
進機30c,30dを逆転して水を吸引することにより、自
走式浮プラットホーム28は原子炉ウェル2の水面を後方
向に移動する。
【0051】なお、前記左右及び前後方向への移動に際
して、移動距離が短い場合や停止直前で低速移動させる
場合、あるいは停止させる場合には、前記X方向推進機
29a〜29d及びY方向推進機30a〜30dの片側のみを運
転したり、いずれも移動方向と逆の方向に逆転させるこ
とにより実施できる。
【0052】さらに、原子炉ウェル2の水面を移動する
自走式浮プラットホーム28が、左右及び前後方向に対し
て傾きが生じた場合には、その傾き方向と程度により、
前記X方向推進機29a〜29d及びY方向推進機30a〜30
dの運転を、それぞれ別個に制御して、先行側の減速ま
たは一時停止、あるいは遅れ側を増速することにより調
整することができる。
【0053】前記のように所定位置に移動した後の自走
式浮プラットホーム28は、その停止後に支持ロープ保持
装置15a,15bにより保持するが、自走式浮プラットホ
ーム28の停止後に、ラックレール18a,18b上の走行ロ
ーラ17a,17bの位置を、原子炉ウェル2の両岸に設け
た固定金具11a,11bと対峙する位置で固定する。
【0054】これにより、支持ロープ12を介して自走式
浮プラットホーム28は原子炉ウェル2の水面上で保持さ
れる。なお、自走式浮プラットホーム28の前後方向の移
動については、第1実施の形態と同様に支持ロープ保持
装置15a,15bにより行うこともできる。支持ロープ調
整装置16は、支持ロープ12を掛けたプーリーがスプリン
グによりスライド溝16aを移動するもので、自走式浮プ
ラットホーム28の前後移動及び保持時において支持ロー
プ12の張力調整を行う。
【0055】なお、前記制御ケーブル巻取装置19を介し
て行う原子炉内作業機構5による原子炉圧力容器1内の
炉内構造物8への各種作業と、水中照明装置21a及び照
明用ケーブル巻取装置20を介した水中照明装置21bによ
る照明については、上記第1実施の形態と同様に実施す
る。また、前記自走式浮プラットホーム28等への電源供
給と制御信号の授受は、前記原子炉ウェル2に近いオペ
レーションフロア9に設置された操作盤24と電源部25か
ら行われる。
【0056】すなわち、前記制御信号の授受と電力供給
は、操作盤24と電源部25から電源・制御ケーブル26を介
して、自走式浮プラットホーム28に送られ、それぞれの
機器に分配伝達される。従って、前記X方向推進機29a
〜29d及びY方向推進機30a〜30dによる自走式浮プラ
ットホーム28の移動や、原子炉内作業機構5による炉内
構造物8等への各種作業は操作盤24から作業員の操作に
より行われる。
【0057】本第2の実施の形態においては、自走式浮
プラットホーム28が、X方向推進機29a〜29d及びY方
向推進機30a〜30dにより、原子炉ウェル2の水面を自
在に移動が可能であり、この自走式浮プラットホーム28
により原子炉内作業機構5を支持しているので、炉内構
造物8等への原子炉内作業機構5の位置決めと作業が容
易に行える。
【0058】第3の実施の形態は、請求項3乃至請求項
6に係り、潜航用及び移動用推進機を設けた自走式潜航
プラットホームを使用している。なお、移動機構を除く
他の構成と作用の大部分は、上記第1の実施の形態とほ
ぼ同様である。図6の縦断面図に示すように原子炉を形
成する原子炉圧力容器1の上部に構築された原子炉ウェ
ル2に近いオペレーションフロア9には、操作盤24及び
電源部25が設置されており、電源・制御ケーブル26が原
子炉ウェル2及び原子炉圧力容器内1の水中にある自走
式潜航プラットホーム31に接続している。
【0059】この自走式潜航プラットホーム31は、図7
の側面図及び図8の平面図に示すように、鋼板密閉箱で
内部に空気室を形成するか、浮力の大きな発泡スチロー
ル等を充填することにより、浮力をゼロにして水中での
移動を容易とする。また、若干の浮力を備えて自力浮上
が可能な構造としても良い。なお、この自走式潜航プラ
ットホーム31は、水中で運転されることから設置されて
いる各機器及びケーブルは全て防水型とする。
【0060】自走式潜航プラットホーム31には、移動保
持機構である潜航用及び移動用推進機が設置されてい
る。この移動用推進機はプロペラ式で、自走式潜航プラ
ットホーム31の周囲側面には、左右方向へ移動させるた
めの左右に貫通した流路で、中間にX方向推進機29a,
29bを設置すると共に、左側には左水平方向開口32a,
32bを、また右側には右水平方向開口32c,32dを設け
る。
【0061】また、前後方向へ移動させるための前後に
貫通した流路で、中間にY方向推進機30a,30bを設置
すると共に、前側に前水平方向開口33a,33bを、また
後側に後水平方向開口33c,33dを設けている。さら
に、自走式潜航プラットホーム31の中央部には、上下に
貫通して中間に潜航用推進機34を設置すると共に、上側
に上方向開口35aを、下側に図示しない下方向開口35b
を設ける。
【0062】なお、自走式潜航プラットホーム31の上面
には、制御ケーブル22の先端で原子炉内作業機構5を支
持した制御ケーブル巻取装置19が搭載されていて、この
制御ケーブル巻取装置19による制御ケーブル22の送り出
し巻き戻しにより、前記原子炉内作業機構5を原子炉圧
力容器1内の炉内構造物8の近傍等の作業位置に吊り降
ろすように構成している(請求項3)。
【0063】また、自走式潜航プラットホーム31の下面
には複数の水中照明装置21aが設置されていて、上面に
は照明用ケーブル23により支持された水中照明装置21b
を上下する照明用ケーブル巻取装置20を搭載して構成さ
れている(請求項4乃至請求項6)。
【0064】次に上記構成による作用について説明す
る。なお、上記第1実施の形態と同様の部分については
説明を省略する。前記原子炉内作業機構5による原子炉
圧力容器1内における各種作業に際しては、原子炉ウェ
ル2及び原子炉圧力容器1内の水中で、炉内構造物8の
近傍に自走式潜航プラットホーム31を移動して、炉内構
造物8に対する原子炉内作業機構5の位置決めを行う。
【0065】この自走式潜航プラットホーム31の移動と
位置決めについては、図8における左右方向(X方向)
への移動は、X方向推進機29a,29bにより行う。先ず
左方向へは、X方向推進機29a,29bを逆転して左水平
方向開口32a,32bより水を吸込し、右水平方向開口32
c,32dより吐出する。次に右方向への移動は、X方向
推進機29a,29bを正転することにより、右水平方向開
口32c,32dより水を吸込し、左水平方向開口32a,32
bより吐出することにより行われる。
【0066】図8における前後方向(Y方向)への移動
は、Y方向推進機30a,30bにより行う。先ず前方向へ
は、Y方向推進機30a,30bを逆転して前水平方向開口
33a,33bより水を吸込し、後水平方向開口33c,33d
より吐出する。次に後方向への移動は、Y方向推進機30
a,30bを正転することにより、後水平方向開口33c,
33dより水を吸込し、前水平方向開口33a,33bより吐
出することにより行われる。
【0067】垂直方向に移動して自走式潜航プラットホ
ーム31を下降させる場合は、潜航用推進機34を正転して
下方向開口35bより吸い込んだ水を上方向開口35aより
吐出させる。また上昇させる場合は、潜航用推進機34を
逆転して上方向開口35aより吸い込んだ水を下方向開口
35bより吐出することにより、自走式潜航プラットホー
ム31は上昇する。
【0068】さらに、水中を移動する自走式潜航プラッ
トホーム31が、左右及び前後方向に対して傾きが生じた
場合には、その傾き方向と程度により、前記X方向推進
機29a,29b及びY方向推進機30a,30bを、それぞれ
別個に運転制御して、先行側の減速または一時停止、あ
るいは遅れ側を増速することにより調整できる。自走式
潜航プラットホーム31を所定の位置に保持するには、前
記X方向推進機29a,29bとY方向推進機30a,30b及
び潜航用推進機34の回転方向と、その回転速度を制御す
ることにより行われる。
【0069】なお、自走式潜航プラットホーム31に、潜
航用推進機34による下降移動を阻害しない程度の浮力を
備えておくことにより、潜航用推進機34の故障に際して
も、自己浮力により浮上が可能で安全性が高い。
【0070】また、前記制御ケーブル巻取装置19を介し
て行う原子炉内作業機構5による原子炉圧力容器1内の
炉内構造物8への各種作業と、水中照明装置21a及び照
明用ケーブル巻取装置20を介した水中照明装置21bによ
る照明については、上記第1実施の形態と同様に実施で
きる。前記自走式潜航プラットホーム31等への電源供給
と制御信号の授受は、前記原子炉ウェル2に近いオペレ
ーションフロア9に設置された操作盤24と電源部25から
行われる。
【0071】すなわち、前記制御信号の授受と電力供給
は、操作盤24と電源部25から電源・制御ケーブル26を介
して、自走式潜航プラットホーム31に送られ、それぞれ
の機器に分配伝達される。従って、前記X方向推進機29
a,29b及びY方向推進機30a,30bによる自走式潜航
プラットホーム31の移動や、原子炉内作業機構5による
炉内構造物8等への各種作業は操作盤24から作業員の操
作により行われる。
【0072】本第3の実施の形態においては、原子炉内
作業機構5を支持している自走式潜航プラットホーム31
が、原子炉圧力容器1内の水中を自在に移動可能であ
り、炉内構造物8等へ原子炉内作業機構5を接近して位
置決めして、炉内構造物8等に対する各種作業が容易に
行える。
【0073】
【発明の効果】以上本発明によれば、原子炉圧力容器内
の水中で行う原子炉に対する保全や修理及び点検作業等
について、原子炉内作業機構を支持する制御ケーブル巻
取装置及び水中照明装置を搭載したプラットホームを、
移動自在に原子炉ウェルの水面に浮べるか、あるいは水
中に潜航させて作業対象物に対して位置決めして実施で
きる。
【0074】これにより原子炉建屋天井クレーンや燃料
交換機補助ホイスト等を使用する必要がないことから、
定期検査に際して同時期に同じ原子炉建屋内で他の作業
が行われた場合にも、単独で炉内作業が実施できること
から作業効率が向上する。
【0075】また、原子炉建屋天井クレーンや燃料交換
機補助ホイスト等の共用を考慮する必要がなく、他の作
業の効率向上にも寄与する。さらに、作業員の負担と被
曝が低減されると共に、前記原子炉建屋天井クレーンや
燃料交換機補助ホイストとの協調作業を行うことによ
り、さらに効果的な炉内作業を行うことで定期検査期間
が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態を示す原子炉内作
業用プラットホームと原子炉圧力容器の縦断面図。
【図2】本発明に係る第1実施の形態の原子炉内作業用
プラットホームの側面図。
【図3】本発明に係る第1実施の形態の原子炉内作業用
プラットホームの平面図。
【図4】本発明に係る第2実施の形態の原子炉内作業用
プラットホームの側面図。
【図5】本発明に係る第2実施の形態の原子炉内作業用
プラットホームの平面図。
【図6】本発明に係る第3実施の形態を示す原子炉内作
業用プラットホームと原子炉圧力容器の縦断面図。
【図7】本発明に係る第3実施の形態の原子炉内作業用
プラットホームの側面図。
【図8】本発明に係る第3実施の形態の原子炉内作業用
プラットホームの平面図。
【図9】従来の原子炉建屋における原子炉圧力容器の縦
断面図。
【符号の説明】
1…原子炉圧力容器、2…原子炉ウェル、3…原子炉建
屋天井クレーン、4…燃料交換機、5…炉内作業機構、
6…燃料交換機補助ホイスト、7…ロープ、8…炉内構
造物、9…原子炉建屋のオペレーションフロア、10…燃
料プール、11a,11b…固定金具、12…支持ロープ、13
…プラットホーム、14…支持ロープ駆動装置、15a,15
b…支持ロープ保持装置、16…支持ロープ調整装置、16
a…スライド溝、17a,17b…走行ローラ、18a,18b
…ラックレール、19…制御ケーブル巻取装置、20…照明
用ケーブル巻取装置、21a,21b…水中照明装置、22…
制御ケーブル、23…照明用ケーブル、24…操作盤、25…
電源部、26…電源・制御ケーブル、27…浮子、28…自走
式プラットホーム、29a〜29d…X方向推進機、30a〜
30d…Y方向推進機、31…自走式潜航プラットホーム、
32a,32b…左水平方向開口、32c,32d…右水平方向
開口、33a,33b…前水平方向開口、33c,33d…後水
平方向開口、34…潜航用推進機、35a…上方向開口、35
b…下方向開口。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G21C 17/08 GDL G21C 17/00 GDLE

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉ウェルの水面に浮べた浮プラット
    ホームと、この浮プラットホームに搭載した支持ロープ
    を駆動して前記浮プラットホームを移動可能に保持する
    移動保持機構と、制御ケーブルで支持した原子炉内作業
    機構を上下に移動させる制御ケーブル巻取装置とからな
    ることを特徴とする原子炉内作業用プラットホーム。
  2. 【請求項2】 原子炉ウェルの水面に浮べて喫水線下に
    移動用推進機を設けた自走式浮プラットホームと、この
    自走式浮プラットホームに搭載した支持ロープにより前
    記自走式浮プラットホームを保持する保持機構と、制御
    ケーブルで支持した原子炉内作業機構を上下に移動させ
    る制御ケーブル巻取装置とからなることを特徴とする原
    子炉内作業用プラットホーム。
  3. 【請求項3】 原子炉ウェルの水面下に潜航する潜航用
    及び移動用推進機を設けた自走式潜航プラットホーム
    と、この自走式潜航プラットホームに搭載した制御ケー
    ブルで支持した原子炉内作業機構を上下に移動させる制
    御ケーブル巻取装置とからなることを特徴とする原子炉
    内作業用プラットホーム。
  4. 【請求項4】 前記浮プラットホームと自走式浮プラッ
    トホーム及び自走式潜航プラットホームにおいて、下面
    に水中照明装置を設置したことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3記載の原子炉内作業用プラットホーム。
  5. 【請求項5】 前記浮プラットホームと自走式浮プラッ
    トホーム及び自走式潜航プラットホームにおいて、照明
    用ケーブルで支持した水中照明装置を上下に移動させる
    照明用ケーブル巻取装置を搭載したことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3記載の原子炉内作業用プラットホー
    ム。
  6. 【請求項6】 前記浮プラットホームと自走式浮プラッ
    トホーム及び自走式潜航プラットホームにおいて、下面
    に水中照明装置を設置すると共に、照明用ケーブルで支
    持した水中照明装置を上下に移動させる照明用ケーブル
    巻取装置を搭載したことを特徴とする請求項1乃至請求
    項3記載の原子炉内作業用プラットホーム。
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