JPH06322764A - 水中コンクリート施工法及び装置 - Google Patents

水中コンクリート施工法及び装置

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JPH06322764A
JPH06322764A JP13699193A JP13699193A JPH06322764A JP H06322764 A JPH06322764 A JP H06322764A JP 13699193 A JP13699193 A JP 13699193A JP 13699193 A JP13699193 A JP 13699193A JP H06322764 A JPH06322764 A JP H06322764A
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JP
Japan
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tremie
concrete
pipe
guide
tremie pipe
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JP13699193A
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English (en)
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Kenichi Fujio
健一 藤生
Norihiko Fujimoto
紀彦 藤本
Kazuo Shima
和男 島
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中コンクリート施工の自動化を図る。 【構成】 本船に接続した打設台船2上に櫓7を構築す
る。櫓7に上下方向に伸びるガイド管4を配列して支持
させる。ガイド管4を巻上ウインチ25の巻上ワイヤ1
5で昇降可能に吊る。ガイド管4にトレミー管5を沿わ
せて昇降可能に保持させる。トレミー管5は多数のトレ
ミー短管5aを連結した構成とする。トレミー管5によ
り水中コンクリートを打設し、所定のかぶり量になると
トレミー管5を上昇させ、上端のトレミー短管5aを順
次外し、コンクリート移送管を接続し直して打設を続行
し、所定の盛り上がりが得られるまで繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海洋構築物等の海洋土木
の海底基礎工事のために用いる水中コンクリート施工法
及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】海洋構築物等を構築するために海底基礎
に水中コンクリートによる改良盛土を打設するための水
中コンクリート施工法の一つとして、特殊バルブ装置付
きの移動式トレミーコンクリート打設工法が知られてい
る(土木施工20巻2号(1979.2))。
【0003】上記コンクリート打設工法では、図10に
示す如き打設装置を用いて海底基礎に順次水中コンクリ
ートを打設して行くようにしてある。すなわち、下端部
に特殊バルブaを組み付けたコンクリート打設管である
トレミー管bに、フレキシブルホースcを通して水中コ
ンクリートを充填し、該トレミー管bをクレーン車によ
り水中の所定位置に吊り降した後、上記特殊バルブaを
開けてコンクリートの打設を開始し、コンクリートの打
設中は、トレミー管bの外壁に取り付けておいたレベル
検知器dでコンクリート天端を確認しながら、トレミー
管bを所定の位置まで徐々に引き上げて行くようにし、
コンクリート天端が所定レベルに達すると、特殊バルブ
aを閉じてトレミー管bを移動させ、再び同様な作業を
繰り返すようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したコ
ンクリート打設工法の場合、 トレミー管を常にクレーン車で吊っておかなければな
らないので、複数の個所で作業を行うときには作業個所
に応じたクレーン車台数が必要となること、 打設場所が陸上からクレーン車を使用できる水際に限
られるため、海上施工には不向きであること、 トレミー管の昇降及び水平移動をクレーン車の操作で
行わなければならないので、打設施工の自動化が困難で
あること、等の問題がある。
【0005】そこで、本発明は、複数個所での同時施工
を可能とし、且つ海上施工を可能とし、更にトレミー管
の昇降等の打設施工の自動化を可能とする水中コンクリ
ート施工法及び装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、多数のトレミー短管を着脱可能に連結し
てなるトレミー管を、打設台船の櫓に支持させたガイド
管に昇降可能に保持させた状態とし、上記トレミー管を
所定位置まで降下させて、上端に接続してあるコンクリ
ート移送管よりトレミー管内を通して水中へコンクリー
トを打設しながらコンクリートを盛り上げて行き、所定
量盛り上がったときに上端側のトレミー短管から順次取
り外してコンクリート移送管を接続し直してコンクリー
トを打設して行くことを特徴とする水中コンクリート施
工法とする。
【0007】又、打設台船上に櫓を構築し、該櫓の所要
位置に、上下方向に延びるガイド管を配列して、該各ガ
イド管を、櫓の所要位置に設置した巻上ウインチに巻上
ワイヤを介して昇降可能に吊り下げ、且つ多数のトレミ
ー短管を着脱可能に連結し上端にコンクリート移送管を
着脱可能に連結してなるトレミー管を、上記各ガイド管
の外側部に沿わせて昇降自在に配置して、該トレミー管
を昇降させる昇降装置をガイド管に装備させ、更に、上
記トレミー管から打設された水中コンクリートの天端ま
での距離を検出するためにトレミー管の下部所要位置に
取り付けた超音波センサーと、上記トレミー管の昇降量
を検出する昇降量検出器と、上記超音波センサーの信号
に基づき上記トレミー管を徐々に上昇させる指令を上記
昇降装置へ送り且つ上記昇降量検出器を基にトレミー管
の上昇量が設定値に達したときに上記昇降装置へ停止指
令を送るようにした制御盤とを備えた構成とする。
【0008】更に、巻上ワイヤの途中に、打設台船の動
揺変位を吸収するための変位吸収装置を介在させた構成
とするとよい。
【0009】
【作用】トレミー管により打設したコンクリートの盛り
上がり量に応じてトレミー管を上昇させて行くと、かぶ
り量を一定として定常打設を行うことができる。更に、
トレミー管の上昇に応じて上端側のトレミー短管を取り
外して行くので、あらゆる深さに対処することができ
る。
【0010】又、超音波センサーと昇降量検出器と制御
盤とを備えた構成とした場合、超音波センサーの信号を
基に、トレミー管が自動的に徐々に上昇させられ、コン
クリートが所定の盛り上がり量に達すると、トレミー管
の上昇が自動的に停止させられる。
【0011】更に、変位吸収装置を設けると、打設台船
が動揺しても、その変位をガイド管に伝えないようにす
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0013】図1乃至図7は本発明の水中コンクリート
施工装置の一実施例を示すもので、本船となるコンクリ
ートプラント船1と、該コンクリートプラント船1に接
続された打設台船2とを備え、且つ上記打設台船2の上
甲板6上に、櫓7を組んで上段プラットフォーム8と中
段プラットフォーム9と下段プラットフォーム10とを
設置し、上記櫓7内の所要間隔位置に、上記上段プラッ
トフォーム8と下段プラットフォーム10との間を上下
方向へ挿通させるように、多数のガイド管4を配列し、
該各ガイド管4に、コンクリートプラント船1からコン
クリート移送管3を通して送給された水中コンクリート
を打設するためのトレミー管5を、それぞれ昇降自在に
支持させた構成を有する。
【0014】詳述すると、図2乃至図5に示す如く、上
記上段プラットフォーム8上には、上記ガイド管4及び
トレミー管5等を上下方向に通過させる開口11を備え
た上部作業台12を、コンクリートプラント船1に対し
接離する前後方向(X方向)へガイドレール13を介し
て移動可能に装備させ、該上部作業台12の左右方向
(Y方向)の一端辺部に、ワイヤエンド取付金具14を
介して巻上ワイヤ15の一端を固定し、且つ該巻上ワイ
ヤ15の他端側を、上記ガイド管4の上側部に取り付け
た吊シーブ16に下側から掛け回してから、上記上部作
業台12の左右方向の他端辺部に設けたガイドシーブ1
7,18及び上段プラットフォーム8上に設けたガイド
シーブ19,20に順次掛けた後、中段プラットフォー
ム9上のガイドシーブ21,22,23,24等を介し
下段プラットフォーム10上に巻上装置として設置した
巻上ウインチ25に接続し、該巻上ウインチ25の駆動
で巻上ワイヤ15を巻き取ったり繰り出したりすること
によりガイド管4を昇降させられるようにすると共に、
上記中段プラットフォーム9上のガイドシーブ21にエ
ンコーダ26を設けて、ガイド管4の昇降量を検出でき
るようにする。更に、図7にも示す如く、上記下段プラ
ットフォーム10の下部位置に、ガイド管4の昇降をガ
イドできるようにしたガイドローラ27を有する下部作
業台28を、手動ウインチ29の作動により前後方向へ
移動可能に配置する。なお、上記ガイドローラ27は下
段プラットフォーム10にも設けてある。
【0015】多数のトレミー短管5aを長手方向に着脱
可能に連結すると共に下部に開閉バルブとしてのエアピ
ンチバルブ30を備え且つ上端にコンクリート移送管3
を着脱できるようにしてなるトレミー管5を、上記ガイ
ド管4の外側部に沿わせて配置して、該トレミー管5
を、ガイド管4の外壁部長手方向所要間隔位置に取り付
けたガイド金具31で昇降自在に保持させ、上記トレミ
ー管5の下部に一端を連結したチェーン32の他端を、
ガイド管4の上端に設けたチェーンローラ33,34を
介してガイド管4内に設置した昇降装置としてのパワー
シリンダ35の先端に連結し、該パワーシリンダ35の
伸縮作動でトレミー管5が昇降させられるようにする。
更に、上記チェーンローラ34に昇降量検出器としての
エンコーダ36を設けて、トレミー管5の昇降量を検出
させられるようにし、且つ上記トレミー管5の下端部付
近に、打設したコンクリート天端との距離を検出するた
めの超音波センサー37を取り付け、該超音波センサー
37の信号を基に打設台船2上に設置した制御盤48の
指令により上記パワーシリンダ35を制御させられるよ
うにする。すなわち、トレミー管5の下端と打設コンク
リート表面とを常に一定の距離に保持しながら打設作業
を行って所定の盛り上げ高さが得られるようにするため
に、打設したコンクリートがトレミー管5の下端から所
要のかぶり量になったことを超音波センサー37で検出
すると、制御盤48からの指令でパワーシリンダ35を
収縮作動させてトレミー管5を順次引き上げるように
し、且つこの引き上げ量がエンコーダ36で検出されて
設定量に達すると、制御盤48からの指令でパワーシリ
ンダ35の作動を停止させるようにする。又、上記上段
プラットフォーム8上の上部作業台12には、エアピン
チバルブ30を開閉するゴムホース用のホースリール4
4と、ケーブル用のケーブルリール45とを設置し、そ
の長さの自動調整が行えるようにしてある。なお、図2
において、2aはガイド管4及びトレミー管5を通過さ
せるために打設台船2に設けた空所、38はガイド管4
に対するトレミー管5の下降位置を規制するためのスト
ッパを示す。
【0016】更に、図5及び図6に示す如く、上記中段
プラットフォーム9には、打設作業時に打設台船2の動
揺変位がガイド管4に伝わらないようにするための変位
吸収装置としてのスエルコンペンセーター39が設けて
ある。該スエルコンペンセーター39は、先端部に設け
たガイドシーブ40をガイドシーブ21,22間の巻上
ワイヤ15に下側から係合させて所要のループ15aを
形成させるようにしたクッションシリンダ41と、該ク
ッションシリンダ41用の空気ボトル42とピストンA
CC43とからなる構成としてある。
【0017】海底基礎にコンクリートを打設する場合に
は、図8に一例を示す如き施工フローに基づいて行うよ
うにする。すなわち、先ず、打設台船2の上甲板6上で
ガイド管4の下端部を支持している下部作業台28を手
動ウインチ29の操作によって前後方向へ移動させると
共に、上段プラットフォーム8でガイド管4の上部を吊
り下げ支持している上部作業台12を同じく移動させ
て、ガイド管4及びトレミー管5を図2の実線の位置か
ら仮想線の位置へ移動して打設台船2の空所2aに対応
させた状態において、コンクリートプラント船1の操作
により打設台船2をシフトさせ、船位測定して位置決め
を行う。次に、トレミー管5の段取りとして、トレミー
管5の位置を0調整し、しかる後、ガイド管4とトレミ
ー管5を、一旦既打設面の1m上の位置まで降下させ、
次いで、既打設面を確認しながらガイド管4を更に降下
させて設置する。
【0018】上記の状態において、図9の(イ)に示す
如く、トレミー管5を、超音波センサー37を用いて既
打設面46の上10cmの位置へセットした後、図9の
(ロ)に示す如く、初期打設として、水中コンクリート
47を打設する。初期打設によりコンクリート47が2
0cm打ち上がると、図9の(ハ)に示す如く、定常打設
に移る。定常打設によりトレミー管5の埋め込み深さ
(かぶり量)が50cmに達すると、図9の(ニ)に示す
如く、トレミー管5を30cm引き上げ、再び定常打設を
行うようにする。これにより定常打設時のかぶり量を一
定にすることができる。この定常打設とトレミー管5の
引き上げを繰り返すことにより、図9の(ホ)に示す如
く、コンクリート47を9層目まで打設して盛り上げ高
さ(リフト高)を2.5mとするが、この際、トレミー
管5はトレミー短管5aを長手方向に着脱可能に連結し
た構造であるため、上昇に伴って順次上端側のトレミー
短管5aを取り外してコンクリート移送管3を接続し直
すようにし、トレミー管5がガイド管4よりも上方へ突
出しないような状態として打設作業を続行させるように
する。これにより、コンクリート移送管3を引き回すこ
となく合理的に作業を進めることができる。又、このよ
うに上端側のトレミー短管5aを順次取り外して行くこ
とで、あらゆる深さへの打設作業に対処させることがで
きるようになる。コンクリート47が所定の盛り上げ高
さまで打ち上がると、図9の(ヘ)に示す如く、ガイド
管4とトレミー管5を打設台船2上へ引き上げて一つの
場所での一回の作業を終了する。
【0019】上記において、定常打設時のトレミー管5
の引き上げは、超音波センサー37の信号を基に制御盤
48からの指令でパワーシリンダ35を駆動することに
よりチェーン32を介して行われ、更にこの際、トレミ
ー管5の引き上げ量がガイド管4の上端のチェーンロー
ラ34に設けてあるエンコーダ36にて検出されるた
め、予め、トレミー管5の引き上げ量とコンクリートの
盛り上げ高さを制御盤48に設定しておくことにより、
定常打設を自動的に行わせることができる。又、上述し
た如く打設作業を行っている間に打設台船2が上下方向
に動揺したとしても、中段プラットフォーム9に設置し
てあるスエルコンペンセーター39によってその変位を
吸収できるので、海底に接するガイド管4の位置を一定
に保持することができる。すなわち、スエルコンペンセ
ーター39のガイドシーブ40の位置を、ガイド管4の
設置時に、図5の実線で示す如き中立位置になるように
クッションシリンダ41を設定しておくと、打設台船2
が波浪や潮の干満により上下に動揺しても、クッション
シリンダ41の作用で巻上ワイヤ15のループ15aを
一点鎖線や二点鎖線で示す如く吸収変位させることがで
きて、打設台船2の動揺による影響をガイド管4に伝え
ないようにすることができる。
【0020】更に、上記において、打設場所を移動する
場合は、コンクリートプラント船1の操作によって打設
台船2を全体的に移動させることにより、多数のトレミ
ー管5を一度に移動させることができ、且つこの際、ト
レミー管5の前後方向の微調整は上部作業台12と下部
作業台28の操作によって容易に行うことができる。
【0021】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、打設
台船の櫓にガイド管を介して保持させたトレミー管を用
いてコンクリートの打設作業を行うようにしたので、海
上施工が可能で打設場所に制限を受けることなく昼夜を
問わず実施することができ、且つ打設したコンクリート
の盛り上がりに応じてトレミー管を上昇させて、上端側
のトレミー短管を順次取り外して行くようにしたので、
トレミー管のかぶり量を一定としてコンクリート打設を
行うことができると共に、あらゆる深さの施工に合理的
に対処することができて、経済的施工が可能となり、
又、打設したコンクリート天端までの距離を検出する超
音波センサーと、トレミー管の昇降量を検出する昇降量
検出器からの信号を基に昇降装置を制御盤の指令で制御
できるようにした構成とすることにより、水中施工の自
動化を図ることができ、更に、ガイド管を吊る巻上ワイ
ヤの途中に変位吸収装置を設けた構成とすることによ
り、打設台船の動揺の影響をガイド管に伝えることがな
くて安定施工が可能となる、等の優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水中コンクリート打設装置の一実施例
を示す全体の斜視図である。
【図2】打設台船の概要を示す部分側面図である。
【図3】図2のIII −III 拡大矢視図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】図2のV−V拡大矢視図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
【図7】図2のVII −VII 拡大矢視図である。
【図8】施工方法の一例を示すフローである。
【図9】本発明の装置の要部を概略的に示すもので、
(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)はそれぞれ施工
手順を示す図である。
【図10】従来のコンクリート打設装置の一例を示す概
略図である。
【符号の説明】 2 打設台船 3 コンクリート移送管 4 ガイド管 5 トレミー管 5a トレミー短管 7 櫓 12 上部作業台 15 巻上ワイヤ 25 巻上ウインチ 28 下部作業台 35 パワーシリンダ(昇降装置) 36 エンコーダ(昇降量検出器) 37 超音波センサー 39 スエルコンペンセーター(変位吸収装置) 47 水中コンクリート 48 制御盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のトレミー短管を着脱可能に連結し
    てなるトレミー管を、打設台船の櫓に支持させたガイド
    管に昇降可能に保持させた状態とし、上記トレミー管を
    所定位置まで降下させて、上端に接続してあるコンクリ
    ート移送管よりトレミー管内を通して水中へコンクリー
    トを打設しながらコンクリートを盛り上げて行き、所定
    量盛り上がったときに上端側のトレミー短管から順次取
    り外してコンクリート移送管を接続し直してコンクリー
    トを打設して行くことを特徴とする水中コンクリート施
    工法。
  2. 【請求項2】 打設台船上に櫓を構築し、該櫓の所要位
    置に、上下方向に延びるガイド管を配列して、該各ガイ
    ド管を、櫓の所要位置に設置した巻上ウインチに巻上ワ
    イヤを介して昇降可能に吊り下げ、且つ多数のトレミー
    短管を着脱可能に連結し上端にコンクリート移送管を着
    脱可能に連結してなるトレミー管を、上記各ガイド管の
    外側部に沿わせて昇降自在に配置して、該トレミー管を
    昇降させる昇降装置をガイド管に装備させ、更に、上記
    トレミー管から打設された水中コンクリートの天端まで
    の距離を検出するためにトレミー管の下部所要位置に取
    り付けた超音波センサーと、上記トレミー管の昇降量を
    検出する昇降量検出器と、上記超音波センサーの信号に
    基づき上記トレミー管を徐々に上昇させる指令を上記昇
    降装置へ送り且つ上記昇降量検出器を基にトレミー管の
    上昇量が設定値に達したときに上記昇降装置へ停止指令
    を送るようにした制御盤とを備えた構成を有することを
    特徴とする水中コンクリート施工装置。
  3. 【請求項3】 巻上ワイヤの途中に、打設台船の動揺変
    位を吸収するための変位吸収装置を介在させた請求項2
    記載の水中コンクリート施工装置。
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