JPH09222408A - pHセンサ及びイオン水生成器 - Google Patents

pHセンサ及びイオン水生成器

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JPH09222408A
JPH09222408A JP8030286A JP3028696A JPH09222408A JP H09222408 A JPH09222408 A JP H09222408A JP 8030286 A JP8030286 A JP 8030286A JP 3028696 A JP3028696 A JP 3028696A JP H09222408 A JPH09222408 A JP H09222408A
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利彦 松田
Takeshi Nishida
毅 西田
Shigeru Tsukamoto
茂 塚本
Takuma Sato
琢磨 佐藤
Tetsuji Soeda
哲司 添田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定液に含まれた気泡がセンサの本体内に
溜まるのを防止するとともに付着した気泡を効率よく除
去でき、微少量の被測定液でpH値を安定して測定でき
るpHセンサを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明のpHセンサは、内部液24を充
填するとともにpH応答ガラス膜40を備えたガラス電
極部22と、比較電極液26を充填した比較電極部29
と、入水部37及び吐出部38が接続され内部空間39
内にpH応答ガラス膜40が収容された本体部35と、
比較電極部29に設けられ比較電極液26と被測定液と
を連通させる液絡部28を備え、入水部37がpH応答
ガラス膜40の接線方向に設けられるとともに、吐出部
38がpH応答ガラス膜40の接線方向で且つ入水部3
7より上方に設けられ、入水部37から流入した被測定
液が内部空間39内を旋回上昇して吐出部38から吐出
されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水、井戸水等
の原水を電気分解して得られるアルカリ水および酸性水
の様に気泡を含む液体のpH値を測定するpHセンサ及
びイオン水生成器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年健康ブームを反映して、イオン水生
成器が普及しつつある。このイオン水生成器は電解槽内
で水道水などを電気分解し、陽極側に酸性イオン水を生
成し、陰極側にアルカリイオン水を生成するものであ
る。
【0003】最近では生成されたイオン水のpH値を測
定するためのpHセンサをイオン水生成器に配置した技
術(実開平5−80587号公報)が提案され主流にな
りつつある。
【0004】そこでこのpHセンサを備えた連続電解方
式のイオン水生成器について説明する。図4は従来のイ
オン水生成器の概略全体図である。1は水道水などの原
水管、2は水栓、3は水栓2と介して原水管1と接続さ
れたイオン水生成器である。4は内部に活性炭や中空糸
膜などを備えた浄水部、5はミネラルを原水中に付与し
導電率を高めるミネラル供給部、6は通水を確認し後述
の制御手段に制御開始の指示をする流量センサ、8は流
量センサ6を経由してきた水を電気分解する電解槽7を
2分する隔膜、9,10は隔膜8で2分して形成された
各電極室に配置された電極板、11は電極板10側の水
(電極板10が陽極の場合は酸性水)を排出する排水
管、12は電極板9側の水(電極板9が陰極の場合はア
ルカリイオン水)を吐出する吐水管15の一部に設けら
れたpH検知部13に供給する接続管、14はpH検知
部13に収容されたpHセンサ、16は電解槽7内の残
留水や電極洗浄時のスケールが溶解した洗浄水を排出す
るための電磁弁、17は排水管11を介して電極板10
側の水(電極板10が陽極の場合は酸性水)や電解槽7
の滞留水や洗浄水を排出する放水管、19は電源投入用
プラグ18からの交流を直流に変換する電源部、20は
イオン水生成器3の動作を制御する制御手段、53はイ
オン水生成器3の操作状態を表示するとともに操作条件
などを設定する操作表示部である。
【0005】以上のように構成された従来のpHセンサ
とイオン水生成器について以下その動作を説明する。原
水管1より水栓2を開いて通水された原水は浄水器4で
原水中の残留塩素の臭いや一般細菌などの不純物が取り
除かれ、ミネラル供給部5でグリセロリン酸カルシウム
などのミネラルが溶解され電解が容易な水に処理された
後、流量センサ6を経て電解槽7に通水される。一方、
電源投入用プラグ18よりAC電圧が印加され、電源部
19で直流に変換後、電解槽7の電極板9と電極板10
に供給される。これにより陽極室では酸性イオン水が生
成されるとともに、陰極室においてはアルカリイオン水
が生成され、通水しながら電極板9がマイナス電圧にな
るように電圧を印加すると、吐水管15よりアルカリイ
オン水が連続的に得られる。また電極板9がプラス電圧
になるように電圧を印加すると、吐水管15より酸性水
が連続的に得られる。電解槽7で生成されたイオン水の
pH値をpHセンサ14により測定し、センサ出力値を
制御手段20にフィードバックすることにより、所望の
pH値のイオン水が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、イオン水生
成器により生成されるイオン水は、電解槽で電気分解さ
れるため、電気分解の際発生する酸素ガスや水素ガスが
発生して微少量ではあるがこれらが気泡となってイオン
水の中に混入されて電解槽から吐出される。そして電解
槽の吐出側でこれらの気泡を含んだイオン水のpH値を
pHセンサで測定する場合に、pHセンサのガラス電極
部にこれらの気泡が付着してpHセンサの出力値が安定
しないという問題があった。とくにガラス電極部を備え
たpHセンサの場合には、ガラス電極部の表面のガラス
がマイナスに帯電しているため、ここに原水中のカルシ
ウムイオン等の成分が付着し、ガラス電極部の表面はわ
ずかであるが析出物のある表面となって流入した気泡が
付着し易くなり、気泡がいったんここに付着するとこれ
を核として合泡しさらに気泡が大きく成長していくとい
う問題をかかえたものであった。気泡が成長するとガラ
ス電極部を備えたpHセンサの出力値の安定が大きく損
なわれてしまう。しかも気泡の付着は被測定液が微少量
であるpHセンサであればあるほど影響が大きいため、
微少量のpHセンサを実現する事実上の障害となってい
た。
【0007】そこで本発明は前記従来の問題点を解決す
るもので、被測定液に含まれた気泡がセンサの本体内に
溜まるのを防止するとともに付着した気泡は効率よく除
去でき、微少量の被測定液でpH値を安定して応答性よ
く測定できるpHセンサを提供することを目的とする。
【0008】さらに本発明は、電気分解で発生する気泡
を含んだイオン水のpH値を微少量でも安定して測定す
ることができ、pHセンサが破損するようなことがあっ
ても安全なイオン水生成器を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のpHセンサは、入水部及び吐出部が接続され
内部空間内にpH応答ガラス膜が収容された本体部を備
え、入水部がpH応答ガラス膜の接線方向に設けられる
とともに、吐出部がpH応答ガラス膜の接線方向で且つ
入水部より上方に設けられ、入水部から流入した被測定
液が内部空間内を旋回上昇して吐出部から吐出されるこ
とを特徴とする。
【0010】この発明によれば、被測定液に含まれた気
泡がセンサの本体内に溜まるのを防止するとともに付着
した気泡は効率よく除去でき、微少量の被測定液でpH
値を安定して測定できるpHセンサを得ることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、内部液を充填するとともにpH応答ガラス膜を備え
たガラス電極部と、比較電極液を充填した比較電極部
と、入水部及び吐出部が接続され内部空間内にpH応答
ガラス膜が収容された本体部と、比較電極部に設けられ
比較電極液と被測定液とを連通させる液絡部を備え、入
水部がpH応答ガラス膜の接線方向に設けられるととも
に、吐出部がpH応答ガラス膜の接線方向で且つ入水部
より上方に設けられ、入水部から流入した被測定液が内
部空間内を旋回上昇して吐出部から吐出されることを特
徴とするpHセンサであり、被測定液に含まれた気泡が
センサの本体内に溜まるのを防止することができ、付着
した気泡は効率よく除去することができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、内部空間が10
cm3以下の容積を有しているものであり、微少量の被
測定液で測定することができ、応答性に優れたものであ
る。
【0013】請求項3に記載の発明は、電解槽と、電解
槽に設けた一対の電極と、電解槽に接続された吐出路
と、吐出路から分岐された排水路とを備え、排水路に請
求項1または2記載のpHセンサを設けたイオン水生成
器であり、電気分解で発生する気泡を含んだイオン水の
pH値を微少量でも安定して測定することができ、pH
センサが破損するようなことがあっても安全である。
【0014】以下本発明の実施の形態について図1、図
2及び図3を用いて説明する。 (実施の形態1)まず本発明の実施の形態1におけるp
Hセンサについて図面に基づいて詳細に説明する。図1
は本発明の実施の形態1におけるpHセンサの概略断面
図である。21はpHセンサ、22は被測定液の水素イ
オンに感応するpH応答ガラス膜40が接液部分に形成
されたガラス電極部、23はAg/AgClからなる第
1内部電極でpH=7.0の塩類溶液である内部液24
に浸漬してある。pH応答ガラス膜40を構成するガラ
スはSiO2を主成分としてLiO2を25〜32%含む
薄いガラスである。耐久性等の改善のためにCs2Oあ
るいはBaOと、La23等も添加されている。LiO
2の代わりにNa2OやK2Oを用いたものもある。25
は不活性ガラスからなるチューブ状のガラス容器、29
は比較電極部であり、比較電極室を備え内部に中性塩の
溶液からなる比較電極液26が充填されるとともに、比
較電極液26にはAg/AgClからなる第2内部電極
27が浸漬されている。28は液絡部で多孔質セラミッ
ク等からなり被測定液と比較電極液26とを連通してい
る。30は比較電極液26を補充する補充口で、31は
pHセンサ21と制御手段34をつなぐ端子接続部、3
2は第1内部電極23に接続された第1出力端子で、3
3は第2内部電極に接続された第2出力端子で制御手段
34に接続されている。
【0015】被測定液にpH応答ガラス膜40が浸され
ると、被測定液の水素イオンがpH応答ガラス膜40表
面に固定電荷相が形成され、被測定液と内部液24との
間に起電力を発生する。一方被測定液は液絡部28によ
って比較電極液26と連通しており、比較電極液26に
浸した第2内部電極27は被測定液に対して0電位とな
るので、第1出力端子32と第2出力端子33の間に被
測定液の水素イオン濃度に比例したセンサ電圧が出力さ
れるのである。このセンサ出力は次式で表される。
【0016】 E=α・0.059(pH0 −pH)+Cv ただし、E:センサ電圧(V) α:電極係数で0<α≦1 pH0 :内部液のpH値で、ここではpH0=7.0 pH :被測定液のpH値 Cv :電極固有の不斉電位差(V) このpHセンサ21は内部液4のpH0を7.0として
いるので、被測定液のpHが中性(pH=7.0)であ
れば、不斉電位を別にするとセンサ電圧Eが0Vという
ことになる。
【0017】一方、被測定液のpHが酸性(pH<7.
0)であれば不斉電位を別にしてセンサ電圧Eが正電圧
となり、被測定液のpHがアルカリ性(pH>7.0)
であれば不斉電位を別にしてセンサ電圧Eが負電圧にな
る。
【0018】この出力されたセンサ電圧Eは必要に応じ
て増幅され、表示部にpH値表示したり、センサ電圧E
を制御手段34に伝達し、制御手段34は例えばイオン
水生成器であれば電気分解の電圧を制御する制御機構を
制御したりする。
【0019】次に本発明の特徴部分の本体部35につい
て説明する。本体部35は入水部37、吐出部38、内
部空間39等から構成される。入水部37はpH応答ガ
ラス膜40の接線方向に向けて設けられる。吐出部38
もpH応答ガラス膜40の接線方向に向けられるととも
に、入水部37より上方位置に設けられている。内部空
間39はガラス電極部22を収容するととともに、概ね
円筒状で実質10cm 3以下の容積を有しており、その
中心軸線をpH応答ガラス膜40の容器の中心軸線と略
一致させてあり、底部には入水部37が設けられる。こ
の10cm3以下の容積にすることにより(容積/流量
を0.005〜0.01cc/min程度にするのが適
当)、微小流量(とくに300cc/min以下)での
測定の応答性を速くすることができるものである。この
ときあまりに流量を増すと流れの影響で応答性が悪くな
り、不安定となる。そして入水部37と吐出部38とは
それぞれ内部空間39の中心軸線と直交する平面内に形
成されている。入水部37から流入した被測定液が内部
空間39内をpH応答ガラス膜40の表面に沿って円滑
に旋回上昇するように、底部周辺にはわずかながらテー
パ面が形成されている。旋回上昇後、被測定液は吐出部
38から吐出される。36はガラス電極部22側と本体
部35をロックするロック機構である。
【0020】以上のように構成されたpHセンサ21に
ついて、以下その動作を説明する。pHを測定したい被
測定液を入水部37より流入させる。流入された被測定
液は内部空間39内に流入すると、ガラス電極部22の
pH応答ガラス膜40の端部表面に沿って旋回しながら
上昇する。被測定液が気泡を含む場合、接線速度が大き
いため、含まれた気泡はガラス電極部22に付着するの
を妨げられるし、付着した気泡は再び剥される。液絡部
28近傍に気泡が溜まるのを防止することもできる。流
速の遅い部分に気泡が溜まり易い傾向があるので被測定
液の流入速度を上げれば気泡除去効率は向上する。この
ように接線方向から流入させるとガラス電極部22の周
囲に速度ムラが生じない。とくに本実施の形態1におい
ては、ガラス電極部22のpH応答ガラス膜40が球状
であるため、中心軸線方向下側から流入すると球状部背
面で流れが剥離し、背面に気泡が溜まり易くなるが、接
線方向から流入させた場合このようなことが起こらな
い。流入速度自体を上げるほか、pH応答ガラス膜40
の表面と内部空間39の内表面との間隔を狭くすれば、
同様に被測定液の速度を上げることができる。この際こ
の間隔を狭くしすぎると気泡の合泡が起こり易く気泡除
去の妨げになるので、被測定液に含まれる気泡の大きさ
の1.5〜3倍にすることが望まれる。イオン水生成器
で発生する酸素ガスや水素ガスの気泡は、概ね1mm以
下であるから、イオン水生成器の場合にはこの間隔を
1.5〜3mm程度に設定するのが適当である。
【0021】ところでpH応答ガラス膜40の表面はマ
イナスに帯電しているため、被測定液中に含まれるカル
シウムイオンやカリウムイオン等が析出する。この析出
物はpH応答ガラス膜40の表面に付着し、気泡を付着
させるもとになるものである。従ってこうした成分を含
有する液体を測定する場合には、上記の間隔において流
入速度を少々上げるのが望ましい。
【0022】ガラス電極部22に沿って旋回上昇した被
測定液はpHセンサ1の液絡部28に当たる。被測定液
は液絡部28によって比較電極液26と連通しており電
気的に接続されるから、比較電極液26に浸した第2内
部電極27は被測定液と同電位となり、第1出力端子3
2と第2出力端子33の間に被測定液の水素イオン濃度
に比例したセンサ電圧Eが出力される。こうして内部空
間39内を流れる被測定液のpHを測定することができ
るものである。被測定液は気泡を含んだまま吐出部38
より排出される。吐出部38が設けられている位置の下
側で内部空間39の内表面に、被測定液の円滑な排出を
促すテーパ面を付けることにより気泡除去効率をさらに
向上することができる。
【0023】なお、本実施の形態1においては、入水部
37と吐出部38がそれぞれ内部空間39の中心軸線と
直交する平面内に形成されている。しかし、内部空間3
9の中心軸線と直交以外の角度で交差する平面内に入水
部37を設けるのでもかまわない。例えば入水部37が
ガラス電極部22のpH応答ガラス膜40表面の接線方
向に向けて設けられるとともに、その延長が液絡部28
方向に向くようにするのもよい。しかし吐出部38は内
部空間39の中心軸線と直交する平面内に形成するのが
適当である。このような本実施の形態1においては、内
部空間39内に旋回上昇速度の大きいところと小さいと
ころができ易く、この小さいところでは少し気泡の付着
が生じ易くなるが、液絡部28に被測定液が当たる力を
増加させることができ、電位測定の誤差を小さくするこ
とができる。
【0024】また本実施の形態1は内部空間が10cm
3以下の容積を有しているので、微少量の被測定液で測
定できるとともに応答性に優れたものである。
【0025】(実施の形態2)つぎに本発明のpHセン
サを設けたイオン水生成器について説明する。図2は本
発明の実施の形態2におけるイオン水生成器の全体概略
図、図3は本発明の実施の形態2におけるイオン水生成
器のpHセンサの部分拡大図である。図2において、図
4の従来のイオン水生成器と図1のpHセンサの説明で
使用した符号と同符号を使用しているものは、基本的に
図1及び図4での説明と重複するから、詳しい説明はそ
こに譲って省略する。
【0026】1は水道水などの原水管、2は水栓、3は
水栓2と介して原水管1と接続されたイオン水生成器で
ある。4は内部に活性炭や中空糸膜などを備えた浄水
部、5は導電率を高めるミネラル供給部、6は通水を確
認し後述の制御手段に制御開始の指示をする流量セン
サ、8は電解槽7を2分する隔膜、9,10は隔膜8で
2分して形成された各電極室に配置される電極板、11
は電極板10側の水(電極板10が陽極の場合は酸性
水)を排出する排水管、42は電極板9側の水(電極板
9が陰極の場合はアルカリイオン水)を吐出する吐水の
一部をpHセンサ21に供給する分岐管、15は電極板
9側の水(電極板9が陰極の場合はアルカリイオン水)
を吐出する吐出管、43はpHセンサ21を校正する校
正液をpHセンサ21に注入する校正液注入部、44は
電極洗浄時の洗浄水をpHセンサ21に供給する電磁
弁、45は電極板9側の水(電極板9が陰極の場合はア
ルカリイオン水)の一部や電極洗浄時の洗浄水をpHセ
ンサ21に供給する供給管、35はpHセンサ21の本
体部、37は供給管45をpHセンサ21内の内部空間
39に接続する入水部、22は水素イオンに感応するp
H応答ガラス膜40を備えたガラス電極部、23はpH
=7.0の塩類溶液である内部液24に浸漬してあるA
g/AgClからなる第1内部電極、24は不活性ガラ
スからなるチューブ状のガラス容器、29は比較電極
室、26は中性塩の溶液からなる比較電極液、27はA
g/AgClからなる第2内部電極、31は多孔質セラ
ミック等の液絡部、30は比較電極液26を補充する補
充口である。31はpHセンサ21と制御手段34をつ
なぐ端子接続部、38は測定が終了した被測定液を排出
する排出管47とpHセンサ21をつなぐ吐出部、46
は内部空間39に残る被測定液を抜くための水抜き口、
36はpHセンサ21をロックするためのロック機構で
ある。48は水抜き口46と排出管47をつなぐ接続
管、49,50は浄水モード時に排水を行なわないため
の節水電磁弁、51は電源投入用プラグ52からの交流
を直流に変換する電源部、34はイオン水生成器3の動
作を制御する制御手段、53はイオン水生成器3の操作
状態を表示し操作条件などを設定する操作表示部であ
る。
【0027】以上のように構成されたイオン水生成器3
について以下その動作を説明する。原水管1より水栓2
を開いて通水された原水は浄水部4で原水中の残留塩素
の臭いや一般細菌などの不純物が取り除かれ、流量セン
サ6を経て電解槽7に通水される。その際に電極板10
に供給される水はミネラル供給部5でグリセロリン酸カ
ルシウムなどのミネラルが溶解され電解が容易な水に処
理される。流入した原水が一定量以上になると電源投入
用プラグ52よりAC100V電圧が印加され、電源部
51で直流に変換後電解槽7の電極板9と電極板10に
供給され、電気分解が始まる。これにより陰極周辺には
アルカリイオン水が、陽極周辺には酸性イオン水が生成
され、それぞれ電解槽7に接続した吐出管15と排水管
11より流出される。このように通水しながら電極板9
がマイナス電圧に、電極板10がプラス電圧なるように
電圧を印加すると、生成されたアルカリイオン水の大部
分は吐出管15を経て外部に吐出されるが、その一部の
100〜500ml/分程度が吐出管15に設けた分岐
管42と供給管45を経て入水部37よりpHセンサ2
1に流入する。流入したアルカリイオン水がこの場合の
被測定液であるが、これがガラス電極部22のpH応答
ガラス膜40の表面端部に当たってガラス電極に沿って
旋回しながら上昇する。その際、アルカリイオン水には
電気分解により発生した水素ガスが気泡として含まれて
いるが、入水部37と吐出部38はpH応答ガラス膜4
0の表面の接線方向に向けて設けられるため、接線速度
が大きく、含まれた気泡はガラス電極部22に付着する
のを妨げられる。そしていったん付着しても気泡は再び
剥される。アルカリ水の旋回上昇速度が速いほど気泡除
去効率が向上するのが望ましいが、多量の捨て水をしな
ければならないのであまり大きくしない方がよい。そこ
でガラス電極部22のpH応答ガラス膜40と内部空間
39の間隔を、気泡のガス径の1.5〜3倍程度にする
と気泡の付着が少なくすることができる。ただ、水道水
等の原水にカルシウム等の成分が多く含まれている場合
には、これがpH応答ガラス膜40表面に析出して付着
し気泡の付着がさらにすすむことになるから、カルシウ
ム等を含む場合は入水部37から流入するアルカリイオ
ン水の流速を少し上げるのが望ましい。なお内部空間3
9は概ね円筒状で、実質10cm3以下の容積を有して
いるため、測定の応答性をよくすることができる。旋回
しながら上昇したアルカリイオン水はpHセンサ21の
液絡部28に衝突し、吐出部38より流出する。アルカ
リイオン水は水素ガスを混入させたまま、直接吐出部3
8より排出される。内部空間39の吐出部38の下側に
テーパ面を付けることによりアルカリイオン水を円滑に
吐出できる。pHセンサ21によりアルカリイオン水の
pH濃度を検知して、センサ電圧を端子接続部31より
制御手段34に送り、制御手段34は操作表示部53に
pH濃度を表示させる。
【0028】このように本実施の形態2のイオン水生成
器は原水を連続して流入させ、電極板9,10に連続的
に電圧を印加しておくことによりアルカリイオン水が連
続して生成させることができるが、このとき生成される
アルカリイオン水のpH濃度の検知と表示を同時に連続
的に行えるものである。また印加電圧を逆にして電極板
9を陽極に、電極板10を陰極に印加すれば上述の説明
とは逆に吐出管15からは酸性イオン水が吐出され、排
水管11からはアルカリイオン水が排出されることにな
る。そしてこの場合pHセンサ21には酸性イオン水が
流入し、pHセンサ21によって酸性イオン水のpH濃
度の検知と表示ができることになる。
【0029】また浄水が欲しいときには、節水電磁弁4
9,50を閉じことにより吐水管13からのみ浄水を吐
出させることができる。ただし節水電磁弁のうち36を
開けると浄水のpH濃度の検知とその表示もできるもの
である。
【0030】さらに吐出管15に積算流量計を設け、こ
の積算流量計で積算されたアルカリイオン水の流量を制
御手段34に送って電解槽7とpHセンサ21を洗浄す
ることができる。積算流量が予め設定された流量以上に
達した場合、水栓2が閉じられると制御手段34は電極
板9,10に印加されていた電流と逆の電流を印加して
電気分解する。これを一定時間続け、電極板9、10が
洗浄されると、制御手段34は電磁弁44を開き、電解
室で生成された酸性イオン水をpHセンサ21を介して
排出する。このとき本体部35に流入した酸性イオン水
は、ガラス電極部22に付着したカルシウムや水垢等の
凝集物を溶出し、pHセンサ21の洗浄も同時に行う。
これによってガラス電極部22に付着した凝集物が除去
され、イオン水中の気泡の付着はさらに防止することが
できるものである。
【0031】このように本実施の形態2のイオン水生成
器によれば、電気分解で発生する気泡を含んだイオン水
のpH値を微少量であっても安定して応答性よく測定す
ることができ、pHセンサが破損するようなことがあっ
ても分岐管42にpHセンサ21を設け、吐出管15に
はpHセンサ21を設けないから安全である。
【0032】
【発明の効果】本発明のpHセンサは被測定液に含まれ
た気泡がセンサの本体内に溜まるのを防止することがで
き、たとえ付着しても付着した気泡は効率よく除去する
ことができ、微少量の被測定液でもpH値を安定して測
定できる。また応答性に優れたものである。
【0033】さらに本発明のイオン水生成器は電気分解
で発生する気泡を含んだイオン水のpH値を微少量でも
安定して測定することができ、pHセンサが破損するよ
うなことがあっても安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるpHセンサの概
略断面図
【図2】本発明の実施の形態2におけるイオン水生成器
の全体概略図
【図3】本発明の実施の形態2におけるイオン水生成器
のpHセンサの部分拡大図
【図4】従来のイオン水生成器の概略全体図
【符号の説明】 1 原水管 2 水栓 3 イオン水生成器 4 浄水部 5 ミネラル供給部 6 流量センサ 7 電解槽 8 隔膜 9,10 電極板 11 排水管 12 接続管 13 pH検知部 14,21 pHセンサ 15 吐出管 16,44 電磁弁 17 放水管 18,52 電源投入用プラグ 19,51 電源部 20,34 制御手段 22 ガラス電極部 23 第1内部電極 24 内部液 25 ガラス容器 26 比較電極液 27 第2内部電極 28 液絡部 29 比較電極部 30 補充口 31 端子接続部 32 第1出力端子 33 第2出力端子 35 本体部 36 ロック機構 37 入水部 38 吐出部 39 内部空間 40 pH応答ガラス膜 42 分岐管 43 校正液注入部 45 供給管 46 水抜き口 47 排出管 48 接続管 49,50 節水電磁弁 53 操作表示部
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 琢磨 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 添田 哲司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部液を充填するとともにpH応答ガラス
    膜を備えたガラス電極部と、比較電極液を充填した比較
    電極部と、入水部及び吐出部が接続され内部空間内に前
    記pH応答ガラス膜が収容された本体部と、前記比較電
    極部に設けられ前記比較電極液と被測定液とを連通させ
    る液絡部を備え、前記入水部が前記pH応答ガラス膜の
    接線方向に設けられるとともに、前記吐出部が前記pH
    応答ガラス膜の接線方向で且つ前記入水部より上方に設
    けられ、前記入水部から流入した前記被測定液が前記内
    部空間内を旋回上昇して前記吐出部から吐出されること
    を特徴とするpHセンサ。
  2. 【請求項2】前記内部空間が10cm3以下の容積を有
    していることを特徴とする請求項1記載のpHセンサ。
  3. 【請求項3】電解槽と、前記電解槽に設けられた一対の
    電極と、前記電解槽に接続された吐出路と、前記吐出路
    から分岐された排水路とを備え、前記排水路に請求項1
    または2記載のpHセンサを設けたことを特徴とするイ
    オン水生成器。
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