JPH09220177A - トイレブースの収納箱取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 壁２で囲まれたトイレブース１内の便器
５側方に、壁２に沿って配置する収納箱５の取付構造に
おいて、収納箱５を壁２に沿って移動自在に設けたこと
を特徴とする。又、壁２にカウンタ８を取付け、このカ
ウンタ８の下面に収納箱５を移動自在に設けるレール９
を取付けた。収納箱５は、第１収納箱６と、第２収納箱
７とからなり、第１収納箱６の物出入開口４１と、第２
収納箱７の物出入開口４２とを対向して設け、第１収納
箱６と第２収納箱７を密接させることで、各物出入開口
４１、及び４２が外から見えないようにした。 【効果】 非使用時には収納箱をデッドスペースに移動
し、使用時には収納箱を使い易い位置に移動することが
できるから、デッドスペースを活用して使い勝手の良い
収納箱を設けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はトイレブースに設置
する収納箱の取付構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】トイレブース内に横長の収納箱を設け
て、トイレットペーパーや、掃除用の洗剤、ブラシ等の
備品等を収納する場合がある。その一例を図１１で説明
する。図１１は従来の収納箱を備えたトイレブースの平
面図であり、例えば観音開き扉１００（以下「観音扉１
００」と記す）を備えた収納箱１０１を、便器１０２側
方の壁１０３に沿って配置したものである。トイレ備品
を出し入れする時に観音扉１００を開き、通常は閉じた
ままとする。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記例では観
音扉 １００を開放すること、及び開いた状態で備品を
出し入れすることの為に、収納箱１０１と便器１０２と
の間のスペースを大きくしなければならない。その為に
トイレブース１０４の幅寸法を十分にとる必要があり、
住宅事情の悪い都会では実施が難しい。そこで観音扉１
００を両引戸に変更する手法が考えられるが、両引戸で
あっても、常には引戸１枚分しか開口できないので、備
品の出入れ性が良好とは云えない。又、観音開き式収納
箱、両引戸式収納箱の何れにおいても、掃除の邪魔にな
り、床１０５の奥隅部分が不潔になり易いと云う問題が
ある。

【０００４】そこで本発明の目的は、備品の出入れが容
易で、床の掃除の邪魔にならない収納箱を提供すること
にある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項１は、壁とドアで囲まれたトイレブ
ース内の便器側方に、壁に沿って配置する収納箱の取付
構造において、収納箱を壁に沿って移動自在に設ける。
非使用時には収納箱を壁と便器との間のコーナーのよう
なデッドスペースに移動し、使用時には収納箱を使い易
い位置に移動する。掃除の時には収納箱を手前に引出し
て奥隅の床を掃除することができる。

【０００６】請求項２は、壁に水平にレールを取付け、
このレールを介して前記収納箱を移動自在に前記壁に取
付ける。収納箱はレールに沿って小さな力で移動するこ
とができる。

【０００７】請求項３は、壁にカウンタを取付け、この
カウンタの下面に収納箱を移動自在に設けるレールを取
付ける。収納箱の奥行寸法をデッドスペースの限度いっ
ぱい迄拡張することができる。又、壁にカウンタを設け
たので、例えば脚腰が弱ってきた高齢者や、障害者が便
器を利用する際、カウンタに手をついて身体を支えるこ
とができる。

【０００８】請求項４は、収納箱は、第１収納箱と、第
２収納箱とからなり、第１収納箱の物出入開口と、第２
収納箱の物出入開口とを対向して設け、第１収納箱と第
２収納箱を密接させることで、各物出入開口が外から見
えないようにする。扉が無いにもかかかわらず、通常は
備品を人目から隠すことができる。そして各物出入開口
を覆う扉や、引戸を設ける必要がないから、収納箱をコ
ンパクトな構成にすることができる。

【０００９】請求項５は、第１収納箱を奥に配置して固
定し、第２収納箱のみを移動可能にする。第１収納箱を
奥のデッドスペースに固定しても、物出入開口は第２収
納箱側を向くから、第２収納箱側を移動させれば、収納
物を取出せる。

【００１０】請求項６は、カウンタの下面に、紙巻器を
取付けたので、紙巻器が出っ張らず、利用者の邪魔にな
らない。

【００１１】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図１は本発明の第１実施例の収
納箱取付構造を適用したトイレブースの斜視図であり、
トイレブース１は、四面の壁パネル２Ａ、２Ｂ（他の２
面は不図示）…で囲み、出入り用の図示せぬドアを取付
けて設け、壁パネル２Ａに面してロータンク３を設置
し、ロータンク３の手前に腰掛便器４を設置し、腰掛便
器４の側方の壁パネル２Ｂに沿ってロータンク３と略同
じ高さの本発明の収納箱５を設けたものである。

【００１２】図２は本発明の収納箱の分解斜視図であ
り、収納箱５のパーツを示す。収納箱５は、第１収納箱
６と、第２収納箱７とからなる。第１収納箱６、及び第
２収納箱７は、樹脂等のインジェクション成型法にて製
造した、例えば６２０ｍｍ×３５０ｍｍ×１３４ｍｍ
（両収納箱セット状態）程度の大きさの縦長の直方体状
の箱であり、外形を互いに左右対称形としたものであ
る。

【００１３】８は第１収納箱６、及び第２収納箱７の上
方に水平に設けるカウンタであり、例えば、１２００〜
１６００ｍｍ×１４０ｍｍ程度の大きさに形成する。カ
ウンタ８は、木、マーブライト（人工大理石）、ガラス
等で形成する。

【００１４】９はカウンタ８の下面に設けるレールであ
り、カウンタ８の長手方向に平行にカウンタ８よりも短
く形成する。レール９は、アルミ等の金属板で下方が開
放したチャンネル状に形成し、ビス１０でカウンタ８の
下面に固定する。１１は第１収納箱６、及び第２収納箱
７の上面に固定したローラである。

【００１５】１２は逆Ｌ字型のブラケットであり、レー
ル９の右側のカウンタ８下面にビス１３で固定する。１
５はトイレットペーパー１４を２つ備えた紙巻器１５で
あり、ビスでブラケット１２に固定する。

【００１６】１６、１７、及び１８は、前記カウンタ８
を壁パネル２Ａ、及び２Ｂに固定する逆Ｌ字型のブラケ
ットである。ブラケット１６は、第１収納箱６のストッ
パ１６ａを備え、同様にブラケット１７は、第２収納箱
７のストッパ１７ａを備える。以上に説明したパーツの
組立て施工手順を図３〜図５で説明する。

【００１７】図３〜図５は収納箱の施工手順を示す図で
ある。図３において、予めカウンタ８の下面にレール９
をビスで固定しておく。次いでブラケット１６をビス１
９でカウンタ８の左端部に固定し、カウンタ８の右端部
にブラケット１８をビス２０で固定する。そしてブラケ
ット１６をビス１９で壁パネル２Ａに固定し、ブラケッ
ト１８をビス２０で壁パネル２Ｂに固定して、カウンタ
８を水平にする。

【００１８】図４において、予め組立てておいた第１収
納箱６の図示せぬローラ１１（図２参照）をレール９に
嵌合させ、次いで第２収納箱７の図示せぬローラ１１を
レール９に嵌合させる。

【００１９】図５において、ブラケット１７をビス３９
で壁パネル２Ｂに固定する。次いで図示せぬブラケット
１２（図２参照）をカウンタ８にビスで固定し、ブラケ
ット１２に、トイレットペーパー１４の紙巻器１５をビ
ス４０で固定する。

【００２０】図６は本発明の収納箱の組立姿の斜視図で
あり、第１収納箱６の物出入開口４１と、第２収納箱７
の物出入開口４２とを対向して設ける。第１収納箱６と
第２収納箱７を密接させることで、各物出入開口４１、
及び４２が外から見えないようにした。

【００２１】第１収納箱６内は、上下方向に間隔を開け
て棚２９、３０を取付け、第１収納箱６の底板３１兼用
の棚と併せて、３段の棚を構成する。上段の棚２９に
は、小物等を入れる、上面が開放されたポリ容器３２等
を収納する。中段の棚３０には、トイレの洗剤容器３３
等を収納する。中段の棚３０には、切欠き３４を形成す
る。そして下段の棚３１に収納したトイレ掃除用のブラ
シ３５の柄３６を、この切欠き３４から上方に通し、ブ
ラシ３５を安定良く収納する。尚、３７は、ブラシを入
れる容器である。

【００２２】第２収納箱７には、第１収納箱６と同様に
３段の棚４３、４４、及び４５を設ける。上段の棚４３
には、タオル４６等を収納する。上段の棚４３と、中段
の棚４４の間には、ゴミ箱４７を組込む。ゴミ箱４７
は、底部の物出入開口４２側を、軸４８で第２収納箱７
の左右の側壁７ａに枢支する。ゴミ箱４７は、ゴミを投
入し易いように上面を斜めに開口し、物出入開口４２側
にはカバー４９を取付けて、使用しない時に閉じるよう
にした。

【００２３】ゴミ箱４７の使用時には、図の矢印の方向
にカバー４９を回動させて、ゴミ箱４７の開口が物出入
開口４２から外に出るようにする。尚、カバー４９が所
定角度以上回動しないように、図示せぬストッパーを設
ける。下段の棚４５は、第２収納箱７の底板を兼ね、ト
イレットペーパー５０等を収納、保管する。

【００２４】図７は本発明の収納箱の断面図であり、図
１の７−７線断面図に相当する図である。本図で前記ロ
ーラ１１、及び収納箱のぶれ止め部材等について説明す
る。ローラ１１の取付部２１は、第１収納箱６（第２収
納箱７も同様）の上面に設けられた孔２２に挿通して、
ナット２３で固定する。

【００２５】ローラ１１の両側には、第１収納箱６を移
動させる際の前後のぶれ（図７では左右方向）を防止す
るためのぶれ止め部材２４、２４を、ビス２５、２５で
第１収納箱６の上面に固定する。ぶれ止め部材２４、２
４は、レール９の高さ寸法と略同じ高さ寸法とする。
尚、このぶれ止め部材２４は、収納箱７（及び７）と一
体に成型しても良い。ローラ１１をレール９に沿って摺
動させることで、第１収納箱６、及び第２収納箱７を移
動自在に設ける。

【００２６】第１収納箱６の壁パネル２Ｂ側の底面に、
ローラ２６の軸２７を取付ける。このローラ２６を壁パ
ネル２Ｂに当接させて、第１収納箱６を移動させる際に
回動させ、第１収納箱６の下部背面が壁パネル２Ｂを擦
らないようにする。第１収納箱６（及び第２収納箱７）
の底面は、床面２８に臨む高さとする。

【００２７】第１収納箱６（第２収納箱７も同様）は、
幅（奥行）をカウンタ８よりも長い寸法にし、カウンタ
８から飛出した第１収納箱６の上面に、第１収納箱６を
移動させる際に指を掛ける半球状の凹部３８を設ける。

【００２８】以上述べた構成の本発明の収納箱による作
用について説明する。図８は収納箱の作用を説明する図
であり、（ａ）は収納箱を使用せず便器を使用する時の
正面図、（ｂ）は２つの収納箱を移動させてトイレブー
スのコーナーを掃除する時の正面図、（ｃ）は第１収納
箱を奥に固定し第２収納箱のみ移動させて収納物を出し
入れする時の正面図である。

【００２９】図８（ａ）では、第１収納箱６を壁パネル
２Ａ側のブラケット１６のストッパー１６ａに密接さ
せ、この第１収納箱６に第２収納箱７を密接させて、収
納箱５を壁パネル２Ａ側のコーナーに寄せておく。この
状態で腰掛便器４の利用者は、収納箱５に邪魔されずに
紙巻器１５にセットされたトイレットペーパー１４を使
うことができる。又、カウンタ８を設けたので、例えば
脚腰が弱ってきた高齢者や、障害者が便器を利用する
際、カウンタ８に手をついて身体を支えることができ
る。

【００３０】尚、ストッパー１６ａにマグネットを取付
けておき、第１収納箱６の側面にもマグネットを取付け
ておき、互いに吸着させることで、第１収納箱６を奥の
壁パネル２Ａ側に固定させるようにしても良い。又、マ
グネットではなく、フックで第１収納箱６を固定するよ
うにしても良い。

【００３１】図８（ｂ）では、マグネット等による第１
収納箱６のストッパー１６ａへの固定を外して、第２収
納箱７と一緒に移動してブラケット１７のストッパー１
７ａ側に寄せ、第２収納箱７に第１収納箱６を密接させ
る。このようにすることで矢印で示すように、デッド
スペースＳである壁パネル２Ａと２Ｂ、及び腰掛便器４
との間のコーナーの床面２８を掃除をすることができ
る。

【００３２】図８（ｃ）では、第１収納箱６を奥の壁パ
ネル２Ａ側のストッパー１６ａに固定しておき、第２収
納箱７のみ移動してブラケット１７のストッパー１７ａ
迄寄せる。この状態で第１収納箱６の物出入開口４１、
及び第２収納箱７の物出入開口４２が開くから、矢印で
示すように夫々の棚に収納した収納物を出し入れするこ
とができる。

【００３３】図９は本発明の第２実施例の収納箱取付構
造の側面図であり、第２実施例では第１収納箱６の底面
にキャスター５５、５５を取付ける。又、壁パネル２Ｂ
に上方が開放したチャンネル状のレール５６を水平に固
定する。このレール５６に面する第１収納箱６の背面に
は、Ｌ字型のブラケット５７を介してローラ５８を取付
け、ローラ５８をレール５６に嵌合させる。

【００３４】これにより第１収納箱６を、レール５６で
ガイドし、キャスター５５、５５で壁パネル２Ｂと平行
に移動することができ、第１収納箱６を小さな力で移動
することができる。尚、勿論第２収納箱７も第１収納箱
６と同様の構成である。

【００３５】図１０は本発明の第３実施例の収納箱取付
構造の側面図であり、第３実施例では、鉤の手型に屈曲
し先端部が上方に向いたレール５９をビスで壁パネル２
Ｂに水平に固定する。このレール５９に対向する第１収
納箱６の背面に、ローラ６０、及び６１、６１を備えた
金具６２をビスで固定する。ローラ６０は、レール５９
の先端部５９ａの上面に載置する。ローラ６０と直角に
設けられた１対のローラ６１、６１は、レール５９の先
端部５９ａを両側から挟持する。

【００３６】レール５９の下方の床面２８に近い壁パネ
ル２Ｂには、逆Ｌ字型のレール６３をビスで水平に固定
する。このレール６３に対向する第１収納箱６の背面
に、ローラ６４を備えた金具６５をビスで固定する。ロ
ーラ６４は、レール６３の側面に当接させて、第１収納
箱６を垂直に保持する。

【００３７】これにより第１収納箱６を、レール５９、
及び６３に沿って壁パネル２Ｂと平行に移動することが
でき、第１収納箱６を小さな力で移動することができ
る。尚、勿論第２収納箱７も第１収納箱６と同様の構成
である。

【００３８】

【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。本発明の請求項１は、壁とドアで囲まれたトイレ
ブース内の便器側方に、壁に沿って配置する収納箱の取
付構造において、収納箱を壁に沿って移動自在に設けた
ので、非使用時には収納箱をデッドスペースに移動し、
使用時には収納箱を使い易い位置に移動することができ
るから、デッドスペースを活用して使い勝手の良い収納
箱を設けることができる。

【００３９】請求項２は、壁に水平にレールを取付け、
このレールを介して前記収納箱を移動自在に前記壁に取
付けたので、収納箱をレールに沿って小さな力で移動す
ることができるから、使い易い。

【００４０】請求項３は、壁にカウンタを取付け、この
カウンタの下面に収納箱を移動自在に設けるレールを取
付けたので、収納箱の奥行寸法をデッドスペースの限度
いっぱい迄拡張することができるから、デッドスペース
を活用してトイレの備品を十分に収納することができ
る。又、カウンタを設けたので、例えば脚腰が弱ってき
た高齢者や、障害者が便器を利用する際、カウンタに手
をついて身体を支えることができる。

【００４１】請求項４は、収納箱は、第１収納箱と、第
２収納箱とからなり、第１収納箱の物出入開口と、第２
収納箱の物出入開口とを対向して設け、第１収納箱と第
２収納箱を密接させることで、物出入開口が外から見え
ないようにしたので、各物出入開口を覆う扉や、引戸を
設ける必要がないから、壁や便器に干渉することなく、
収納箱をコンパクトな構成にすることができ、デッドス
ペースを有効に活用することができる。

【００４２】請求項５は、第１収納箱を奥に配置して固
定し、第２収納箱のみを移動可能にしたので、第１収納
箱を奥のデッドスペースに固定しても、物出入開口は第
２収納箱側を向くから、第２収納箱側を移動させれば、
利用者が無理な姿勢を取ること無く、楽に収納物を出し
入れすることができる。

【００４３】請求項６は、カウンタの下面に、紙巻器を
取付けたので、紙巻器が出っ張らないから、利用者がト
イレブースへ出入りする際に邪魔にならない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例の収納箱取付構造を適用し
たトイレブースの斜視図

【図２】本発明の収納箱の分解斜視図

【図３】収納箱の施工手順を示す図

【図４】収納箱の施工手順を示す図

【図５】収納箱の施工手順を示す図

【図６】本発明の収納箱の組立姿の斜視図

【図７】本発明の収納箱の断面図であり、図１の７−７
線断面図に相当する図

【図８】収納箱の作用を説明する図であり、（ａ）は収
納箱を使用せず便器を使用する時の正面図、（ｂ）は２
つの収納箱を移動させてトイレブースのコーナーを掃除
する時の正面図、（ｃ）は第１収納箱を奥に固定し第２
収納箱のみ移動させて収納物を出し入れするする時の正
面図である。

【図９】本発明の第２実施例の収納箱取付構造の側面図

【図１０】本発明の第３実施例の収納箱取付構造の側面
図

【図１１】従来の収納箱を備えたトイレブースの平面図

【符号の説明】

１…トイレブース、２…壁パネル、３……ロータンク、
４…腰掛便器、５…収納箱、６…第１収納箱、７…第２
収納箱、８…カウンタ、９…レール、１１、２６…ロー
ラ、１４…トイレットペーパー、１５…紙巻器、２４…
ぶれ止め部材、２９、３０…棚、３１…底板、３２…ポ
リ容器、３３…洗剤容器、３４…切欠き、３５…ブラ
シ、３８…凹部、４１、４２…物出入開口、４３、４
４、４５…棚、４６…タオル、４７…ゴミ箱、４９…カ
バー、５０…トイレットペーパー、５５…キャスター、
５６、５９、６３…レール、６０、６１、６４…ロー
ラ。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 壁とドアで囲まれたトイレブース内の便
   器側方に、壁に沿って配置する収納箱の取付構造におい
   て、 前記収納箱を前記壁に沿って移動自在に設けたことを特
   徴とするトイレブースの収納箱取付構造。
2. 【請求項２】 前記壁に水平にレールを取付け、このレ
   ールを介して前記収納箱を移動自在に前記壁に取付けた
   ことを特徴とする請求項１記載のトイレブースの収納箱
   取付構造。
3. 【請求項３】 前記壁にカウンタを取付け、このカウン
   タの下面に前記レールを取付けたことを特徴とする請求
   項２記載のトイレブースの収納箱取付構造。
4. 【請求項４】 前記収納箱は、第１収納箱と、第２収納
   箱とからなり、第１収納箱の物出入開口と、第２収納箱
   の物出入開口とを対向して設け、前記第１収納箱と第２
   収納箱を密接させることで、前記各物出入開口が外から
   見えないようにしたことを特徴とする請求項１、請求項
   ２、又は請求項３記載のトイレブースの収納箱取付構
   造。
5. 【請求項５】 前記第１収納箱を奥に配置して固定し、
   前記第２収納箱のみを移動可能にしたことを特徴とする
   請求項１〜請求項４の何れか１項記載のトイレブースの
   収納箱取付構造。
6. 【請求項６】 前記カウンタの下面に、紙巻器を取付け
   たことを特徴とする請求項３、請求項４、又は請求項５
   記載のトイレブースの収納箱取付構造。