JP2002219078A - 手摺り付きトイレカウンター - Google Patents
手摺り付きトイレカウンターInfo
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- JP2002219078A JP2002219078A JP2001016913A JP2001016913A JP2002219078A JP 2002219078 A JP2002219078 A JP 2002219078A JP 2001016913 A JP2001016913 A JP 2001016913A JP 2001016913 A JP2001016913 A JP 2001016913A JP 2002219078 A JP2002219078 A JP 2002219078A
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- JP
- Japan
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- toilet
- counter
- handrail
- top plate
- case
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高齢者や身障者の方が便座に着座ないし便座
から起立する際に安心して利用可能な手摺りを、トイレ
全体のデザインを損なわずに提供する。 【解決手段】 洋式トイレ壁面に、便器2に隣接して設
置されるトイレカウンター1である。便座に着座ないし
便座から起立する際に利用可能な手摺り18が、カウン
ター天板3に一体成形されて設けられている。カウンタ
ー天板3は、手洗いボール6と一体に人工大理石により
形成されている。手摺り18は、カウンター天板3から
便器2側ないし上方に突出して、カウンター天板3と一
体成形されている。
から起立する際に安心して利用可能な手摺りを、トイレ
全体のデザインを損なわずに提供する。 【解決手段】 洋式トイレ壁面に、便器2に隣接して設
置されるトイレカウンター1である。便座に着座ないし
便座から起立する際に利用可能な手摺り18が、カウン
ター天板3に一体成形されて設けられている。カウンタ
ー天板3は、手洗いボール6と一体に人工大理石により
形成されている。手摺り18は、カウンター天板3から
便器2側ないし上方に突出して、カウンター天板3と一
体成形されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マンションや戸
建て住宅等のトイレ室内に設置されるトイレカウンター
に関するものである。
建て住宅等のトイレ室内に設置されるトイレカウンター
に関するものである。
【0002】
【発明の背景】トイレ室内に手洗いボールやそれの付い
たトイレカウンターが設置されることがあるが、従来
は、老人や身障者に対しての配慮が十分とは言えなかっ
た。例えば、高齢者や身体の不自由な方は、便座に座っ
たり、便座から立ち上がったりするのに苦労されること
がある。ところが、従来のトイレ室内の設備には、この
ような場合に補助となるものがなかった。しかも、トイ
レ室内には陶器等の滑り易い素材のものが多く、高齢者
や身障者が安心して使用できる手摺りがなかった。
たトイレカウンターが設置されることがあるが、従来
は、老人や身障者に対しての配慮が十分とは言えなかっ
た。例えば、高齢者や身体の不自由な方は、便座に座っ
たり、便座から立ち上がったりするのに苦労されること
がある。ところが、従来のトイレ室内の設備には、この
ような場合に補助となるものがなかった。しかも、トイ
レ室内には陶器等の滑り易い素材のものが多く、高齢者
や身障者が安心して使用できる手摺りがなかった。
【0003】なお、このような場合に、トイレ室内の壁
面等に単に手摺りを設けただけでは、トイレ内のデザイ
ン上の一体性が損なわれたり、設置強度が十分にとれな
かったりすることも予想される。しかも、壁面に手摺り
を設けたのでは、便器との距離の関係で使いにくくなる
おそれもある。
面等に単に手摺りを設けただけでは、トイレ内のデザイ
ン上の一体性が損なわれたり、設置強度が十分にとれな
かったりすることも予想される。しかも、壁面に手摺り
を設けたのでは、便器との距離の関係で使いにくくなる
おそれもある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その主たる目的は、高齢者や身障者の方が、便
座に着座ないし便座から起立する際に安心して利用可能
な手摺りを、トイレ全体のデザインを損なわずに提供す
ることにある。また、好ましくは、コンパクトなトイレ
カウンターでありながら、各種備品の収納場所を確保し
たトイレカウンターを提供することにある。
であり、その主たる目的は、高齢者や身障者の方が、便
座に着座ないし便座から起立する際に安心して利用可能
な手摺りを、トイレ全体のデザインを損なわずに提供す
ることにある。また、好ましくは、コンパクトなトイレ
カウンターでありながら、各種備品の収納場所を確保し
たトイレカウンターを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、トイレ壁面に、洋式便器に隣接して設置
されるトイレカウンターであって、便座に着座ないし便
座から起立する際に利用可能な手摺りが、カウンター天
板に一体成形されて設けられていることを特徴とする。
に、本発明は、トイレ壁面に、洋式便器に隣接して設置
されるトイレカウンターであって、便座に着座ないし便
座から起立する際に利用可能な手摺りが、カウンター天
板に一体成形されて設けられていることを特徴とする。
【0006】また、好ましくは上記構成に加えて、前記
カウンター天板は、手洗いボールと一体に人工大理石に
より形成されるか、或いは陶器製手洗いボールを取り付
け可能に人工大理石により形成され、前記手摺りは、カ
ウンター天板から便器側ないし上方に突出して、前記人
工大理石製カウンター天板と一体成形されていることを
特徴とする手摺り付きトイレカウンターである。
カウンター天板は、手洗いボールと一体に人工大理石に
より形成されるか、或いは陶器製手洗いボールを取り付
け可能に人工大理石により形成され、前記手摺りは、カ
ウンター天板から便器側ないし上方に突出して、前記人
工大理石製カウンター天板と一体成形されていることを
特徴とする手摺り付きトイレカウンターである。
【0007】さらに好ましくは、上記構成に加えて、前
記手摺り部分には、ステンレス棒やパイプ、樹脂棒やパ
イプ等からなる補強材が内蔵されていることを特徴とす
る手摺り付きトイレカウンターである。
記手摺り部分には、ステンレス棒やパイプ、樹脂棒やパ
イプ等からなる補強材が内蔵されていることを特徴とす
る手摺り付きトイレカウンターである。
【0008】なお、通常、前記手摺りは、便器の手前部
分と対応した位置に形成されており、手摺り部分の寸法
は、直径が約20〜40mmで、長さが約100〜60
0mmとされている。
分と対応した位置に形成されており、手摺り部分の寸法
は、直径が約20〜40mmで、長さが約100〜60
0mmとされている。
【0009】ところで、前記カウンター天板は、手洗い
ボールを保持すると共に内部に収納部を確保された第1
ケースと、内部が収納部とされた第2ケースとに架け渡
されて設けられ、カウンター天板には、手摺り下部付近
にペーパーホルダーが設けられており、第2ケースが、
トイレ室内の奥側角部に配置される一方、第1ケース
が、便器より手前側の壁面に沿って配置されることを特
徴とする上記いずれかに記載の手摺り付きトイレカウン
ターとしてもよい。
ボールを保持すると共に内部に収納部を確保された第1
ケースと、内部が収納部とされた第2ケースとに架け渡
されて設けられ、カウンター天板には、手摺り下部付近
にペーパーホルダーが設けられており、第2ケースが、
トイレ室内の奥側角部に配置される一方、第1ケース
が、便器より手前側の壁面に沿って配置されることを特
徴とする上記いずれかに記載の手摺り付きトイレカウン
ターとしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の手摺り付きトイレ
カウンターについて、実施例に基づき更に詳細に説明す
る。
カウンターについて、実施例に基づき更に詳細に説明す
る。
【0011】図1から図4は、本発明のトイレカウンタ
ーの一実施例を示す図であり、図1(A)はトイレカウ
ンター設置状態の正面図、同図(B)はその平面図であ
り、図2は図1におけるX−X断面図、図3はトイレカ
ウンターの分解正面図、図4はトイレカウンターの平面
図である。
ーの一実施例を示す図であり、図1(A)はトイレカウ
ンター設置状態の正面図、同図(B)はその平面図であ
り、図2は図1におけるX−X断面図、図3はトイレカ
ウンターの分解正面図、図4はトイレカウンターの平面
図である。
【0012】本実施例のトイレカウンター1は、マンシ
ョン又はスペースの小さい戸建て住宅のトイレに好適に
適用されるものである。例えば、トイレ内寸の幅寸法が
約800〜900mm、長さが約1400〜1650m
m程度のトイレに設置される。なお、図示例では、幅寸
法850mm、長さ寸法1400mmのトイレに設置し
た例を示している。
ョン又はスペースの小さい戸建て住宅のトイレに好適に
適用されるものである。例えば、トイレ内寸の幅寸法が
約800〜900mm、長さが約1400〜1650m
m程度のトイレに設置される。なお、図示例では、幅寸
法850mm、長さ寸法1400mmのトイレに設置し
た例を示している。
【0013】トイレ室内の奥側、幅方向中央部には、洋
式便器2が設置されている。なお、便器2の取付位置
は、便器2やトイレカウンター1の形状や大きさ等によ
り適宜に設定される。図示例では、トイレカウンター天
板3の便器2側の端縁と、トイレカウンター1が設置さ
れていない側の側壁とのほぼ中央部に便器2を設置して
いる。
式便器2が設置されている。なお、便器2の取付位置
は、便器2やトイレカウンター1の形状や大きさ等によ
り適宜に設定される。図示例では、トイレカウンター天
板3の便器2側の端縁と、トイレカウンター1が設置さ
れていない側の側壁とのほぼ中央部に便器2を設置して
いる。
【0014】トイレカウンター1は、トイレ室内の一方
の側壁に沿って設置される。トイレカウンター1は、テ
ーブル状のカウンター天板3を備える。このカウンター
天板3は、トイレ室内の前後(便器2の長手方向)に配
置される二つのケース4,5に架け渡されて保持され
る。
の側壁に沿って設置される。トイレカウンター1は、テ
ーブル状のカウンター天板3を備える。このカウンター
天板3は、トイレ室内の前後(便器2の長手方向)に配
置される二つのケース4,5に架け渡されて保持され
る。
【0015】便器2より手前に設置される第1ケース4
は、手洗いボール6を保持する。本実施例では、手洗い
ボール6とカウンター天板3とが一体成形されている。
例えば、ポリエステル樹脂、好ましくは人工大理石によ
り一体成形されて形成される。なお、手洗いボール6に
は、施工時に給水管7や排水管8が接続され、給水管7
からの給水は手洗い水管9を介して手洗いボール6に供
給され、手洗いボール底部から排水管8に排水される。
また、図示例の手洗いボール6の上面外周部には、石鹸
置き10が形成されている。
は、手洗いボール6を保持する。本実施例では、手洗い
ボール6とカウンター天板3とが一体成形されている。
例えば、ポリエステル樹脂、好ましくは人工大理石によ
り一体成形されて形成される。なお、手洗いボール6に
は、施工時に給水管7や排水管8が接続され、給水管7
からの給水は手洗い水管9を介して手洗いボール6に供
給され、手洗いボール底部から排水管8に排水される。
また、図示例の手洗いボール6の上面外周部には、石鹸
置き10が形成されている。
【0016】手洗いボール6の下部には、保持部材11
が設けられる(図2,図3)。保持部材11は、その上
部に、手洗いボール6下部を保持する保持部11aが形
成されると共に、その保持部11aの下部に、下方への
延出部11bが形成されている。なお、保持部11aと
延出部11bとは、真空成形により一体成形されてい
る。
が設けられる(図2,図3)。保持部材11は、その上
部に、手洗いボール6下部を保持する保持部11aが形
成されると共に、その保持部11aの下部に、下方への
延出部11bが形成されている。なお、保持部11aと
延出部11bとは、真空成形により一体成形されてい
る。
【0017】保持部材11の延出部11bの周囲には、
ケース枠材12が設けられており、保持部材11及びケ
ース枠材12にて手洗いボール6が保持される。ここ
で、保持部材11の延出部11bの前面(便器2側の
面)は、開閉可能な扉13とされている。保持部材11
には、トイレ清掃用のブラシ14や洗剤15等の物品を
収納可能な凹部11cが形成されており、前記扉13を
開閉することで物品の出し入れが可能とされている。な
お、扉13の前面には、略コ字形状に屈曲された棒材の
開放両端部が固定されることで、その中央部がタオル掛
けを兼ねた扉引き手16とされる。なお、保持部材11
の延出部11bの背面に、手洗い用の配管7,8を配置
することで、配管を隠して施工することができる。
ケース枠材12が設けられており、保持部材11及びケ
ース枠材12にて手洗いボール6が保持される。ここ
で、保持部材11の延出部11bの前面(便器2側の
面)は、開閉可能な扉13とされている。保持部材11
には、トイレ清掃用のブラシ14や洗剤15等の物品を
収納可能な凹部11cが形成されており、前記扉13を
開閉することで物品の出し入れが可能とされている。な
お、扉13の前面には、略コ字形状に屈曲された棒材の
開放両端部が固定されることで、その中央部がタオル掛
けを兼ねた扉引き手16とされる。なお、保持部材11
の延出部11bの背面に、手洗い用の配管7,8を配置
することで、配管を隠して施工することができる。
【0018】トイレ室の奥側角部に設置される第2ケー
ス5は、本実施例では収納箱とされている。図示例の第
2ケース5は、トイレットペーパーストック用のケース
とされている。本実施例の第2ケース5は、手洗いボー
ル6側に開口した略コ字形状断面の略筒材により形成さ
れている。第2ケース5の内部には、トイレットペーパ
ー17を、その芯を上下方向に向けて、複数個積み重ね
るようにして収納可能とされている。よって、第2ケー
ス5の内寸は、新品トイレットペーパー17の外径より
若干大きな幅寸法の略矩形状とされている。
ス5は、本実施例では収納箱とされている。図示例の第
2ケース5は、トイレットペーパーストック用のケース
とされている。本実施例の第2ケース5は、手洗いボー
ル6側に開口した略コ字形状断面の略筒材により形成さ
れている。第2ケース5の内部には、トイレットペーパ
ー17を、その芯を上下方向に向けて、複数個積み重ね
るようにして収納可能とされている。よって、第2ケー
ス5の内寸は、新品トイレットペーパー17の外径より
若干大きな幅寸法の略矩形状とされている。
【0019】カウンター天板3は、細長い略矩形板状と
されている。本実施例のカウンター天板3の幅寸法は、
前記第2ケース5の幅寸法と略適合した大きさとされて
いる。具体的には、例えば約120mmの幅寸法とされ
ている。カウンター天板3の一端部には、手洗いボール
6が連設されると共に、その手洗いボール6は上述した
ように第1ケース4に保持される。一方、カウンター天
板3の他端部は、第2ケース5の上部に載せられて固定
され、保持される。
されている。本実施例のカウンター天板3の幅寸法は、
前記第2ケース5の幅寸法と略適合した大きさとされて
いる。具体的には、例えば約120mmの幅寸法とされ
ている。カウンター天板3の一端部には、手洗いボール
6が連設されると共に、その手洗いボール6は上述した
ように第1ケース4に保持される。一方、カウンター天
板3の他端部は、第2ケース5の上部に載せられて固定
され、保持される。
【0020】カウンター天板3の手洗いボール6側の端
部には、手摺り18が一体形成されている。本実施例の
手摺り18は、カウンター天板3の便器2側の端縁か
ら、便器2側に突出して設けられている。図示例では、
カウンター天板3の便器2側端面から手前側(便器2
側)に離間して配置されたグリップ部(手摺り本体部)
は、その一端部がカウンター天板3側に延びてカウンタ
ー天板3と一体化されると共に、その他端部は手洗いボ
ール6側に延出し、手洗いボール6の手前側面と一体化
されている。
部には、手摺り18が一体形成されている。本実施例の
手摺り18は、カウンター天板3の便器2側の端縁か
ら、便器2側に突出して設けられている。図示例では、
カウンター天板3の便器2側端面から手前側(便器2
側)に離間して配置されたグリップ部(手摺り本体部)
は、その一端部がカウンター天板3側に延びてカウンタ
ー天板3と一体化されると共に、その他端部は手洗いボ
ール6側に延出し、手洗いボール6の手前側面と一体化
されている。
【0021】カウンター天板3の下面には、使用用トイ
レットペーパー17aを回転可能に保持するためのペー
パーホルダー19が取り付けられる。本実施例では、第
1ケース4に隣接した位置つまり手摺り18下部に、二
連のペーパーホルダー19を取り付けており、二つのト
イレットペーパー17aを並べて取り付け可能とされて
いる。
レットペーパー17aを回転可能に保持するためのペー
パーホルダー19が取り付けられる。本実施例では、第
1ケース4に隣接した位置つまり手摺り18下部に、二
連のペーパーホルダー19を取り付けており、二つのト
イレットペーパー17aを並べて取り付け可能とされて
いる。
【0022】以上のような構成のトイレカウンター1
は、第1ケース4から第2ケース5までの全長が、例え
ば約1300mmとされている。また、手洗いボール6
部分の幅寸法(設置時における壁面からの出っ張り)
は、例えば約200mmとされる。さらに、床面からカ
ウンター天板3までの高さ寸法は、例えば約750mm
とされる。
は、第1ケース4から第2ケース5までの全長が、例え
ば約1300mmとされている。また、手洗いボール6
部分の幅寸法(設置時における壁面からの出っ張り)
は、例えば約200mmとされる。さらに、床面からカ
ウンター天板3までの高さ寸法は、例えば約750mm
とされる。
【0023】以上の説明より明らかなとおり、本実施例
のトイレカウンター1では、高齢者や身体の不自由な方
のために、便器2近辺に手摺り(グリップ)18を常備
した。また、スペースを最大限利用するために、手洗い
器6の下部に、配管部を隠しながら真空成形品(保持部
材)11で収納部11cを設け、同時に手洗いボール6
下部前面をその真空成形品11でカバーした。なお、手
洗いボール6とカウンター天板3をポリエステル樹脂成
型により一体成型化することで、ローコストに製作する
ことができる。
のトイレカウンター1では、高齢者や身体の不自由な方
のために、便器2近辺に手摺り(グリップ)18を常備
した。また、スペースを最大限利用するために、手洗い
器6の下部に、配管部を隠しながら真空成形品(保持部
材)11で収納部11cを設け、同時に手洗いボール6
下部前面をその真空成形品11でカバーした。なお、手
洗いボール6とカウンター天板3をポリエステル樹脂成
型により一体成型化することで、ローコストに製作する
ことができる。
【0024】なお、本発明の手摺り付きトイレカウンタ
ー1は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能であ
る。例えば、上記実施例では、カウンター天板3は、手
洗いボール6を保持する第1ケース4と、トイレットペ
ーパー17をストックする第2ケース5とに架け渡すよ
うにして設置したが、第2ケース5はオプションであり
省略可能である。第2ケース5を省略する際には、カウ
ンター天板3の他端部をトイレ壁面に直接的に保持、固
定すればよい。
ー1は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能であ
る。例えば、上記実施例では、カウンター天板3は、手
洗いボール6を保持する第1ケース4と、トイレットペ
ーパー17をストックする第2ケース5とに架け渡すよ
うにして設置したが、第2ケース5はオプションであり
省略可能である。第2ケース5を省略する際には、カウ
ンター天板3の他端部をトイレ壁面に直接的に保持、固
定すればよい。
【0025】また、上記実施例のトイレカウンター1に
は、第1ケース4の隣に、必要に応じて第3ケースをオ
プションで設置してもよい。この第3ケースは、第1ケ
ース4と同様に前面に扉が開閉可能に設けられ、内部が
収納スペースとされている。なお、この第3ケースを設
置した場合のトイレカウンター1の全長は、例えば約1
550mmとされる。よって、トイレ室内の長さが例え
ば1650mmの個所に適用可能である。また、図1に
示すように、トイレカウンター上部のトイレの壁面に、
ミラー20や本立て21等を適宜に設置することも可能
である。
は、第1ケース4の隣に、必要に応じて第3ケースをオ
プションで設置してもよい。この第3ケースは、第1ケ
ース4と同様に前面に扉が開閉可能に設けられ、内部が
収納スペースとされている。なお、この第3ケースを設
置した場合のトイレカウンター1の全長は、例えば約1
550mmとされる。よって、トイレ室内の長さが例え
ば1650mmの個所に適用可能である。また、図1に
示すように、トイレカウンター上部のトイレの壁面に、
ミラー20や本立て21等を適宜に設置することも可能
である。
【0026】さらに、上記実施例では、カウンター天板
3の手前側(便器側)に突出して、手摺り18を設けた
例を示したが、図5に示すように、手摺り18をカウン
ター天板3上面から上方へ突出して設けてもよい。図5
の例では、カウンター天板3の幅方向中央部に、略コ字
形状の手摺り18が上方に突出して設けられている。
3の手前側(便器側)に突出して、手摺り18を設けた
例を示したが、図5に示すように、手摺り18をカウン
ター天板3上面から上方へ突出して設けてもよい。図5
の例では、カウンター天板3の幅方向中央部に、略コ字
形状の手摺り18が上方に突出して設けられている。
【0027】また、上記実施例では、カウンター天板3
と手洗いボール6とを一体成形した例を示したが、両者
は別体であってもよい。その場合、例えば陶器製ボール
6に人工大理石製カウンター天板3を取り付けるなどし
て製作すればよい。
と手洗いボール6とを一体成形した例を示したが、両者
は別体であってもよい。その場合、例えば陶器製ボール
6に人工大理石製カウンター天板3を取り付けるなどし
て製作すればよい。
【0028】さらに、上記各実施例において、手摺り部
分18には、ステンレス棒やパイプ、樹脂棒やパイプ等
からなる補強材を内蔵するのが好ましい。この場合、手
摺り18を形成する位置に補強材を配置した後、その補
強材の周囲に樹脂等を流し込んで成形すればよい。な
お、手摺り18部分の寸法は、特に問わないが、例えば
直径が約20〜40mmで、長さが約100〜600m
mとされる。また、上記各実施例では、カウンター天板
3の長手方向に手摺り18を配置したが、手摺り18の
配置は適宜に設定され、斜めであってもよい。
分18には、ステンレス棒やパイプ、樹脂棒やパイプ等
からなる補強材を内蔵するのが好ましい。この場合、手
摺り18を形成する位置に補強材を配置した後、その補
強材の周囲に樹脂等を流し込んで成形すればよい。な
お、手摺り18部分の寸法は、特に問わないが、例えば
直径が約20〜40mmで、長さが約100〜600m
mとされる。また、上記各実施例では、カウンター天板
3の長手方向に手摺り18を配置したが、手摺り18の
配置は適宜に設定され、斜めであってもよい。
【0029】ところで、トイレカウンター1に内蔵され
た手摺り18をつかむ時、カウンター天板3や、キャビ
ネットを兼ねた左右のケース4,5が転倒しないよう
に、壁や床へのカウンター1の固定や、カウンター天板
3のケース4,5への固定が十分に行われるのは勿論で
ある。
た手摺り18をつかむ時、カウンター天板3や、キャビ
ネットを兼ねた左右のケース4,5が転倒しないよう
に、壁や床へのカウンター1の固定や、カウンター天板
3のケース4,5への固定が十分に行われるのは勿論で
ある。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のトイレカ
ウンターによれば、カウンター天板に手摺りを設けたの
で、便座に着座ないし便座から起立する際に手摺りを利
用することができる。よって、高齢者や身障者の方で
も、安心してトイレを利用することができる。しかも、
カウンター天板と手摺りを一体成形したので、トイレ全
体のデザインを損なうおそれもない。
ウンターによれば、カウンター天板に手摺りを設けたの
で、便座に着座ないし便座から起立する際に手摺りを利
用することができる。よって、高齢者や身障者の方で
も、安心してトイレを利用することができる。しかも、
カウンター天板と手摺りを一体成形したので、トイレ全
体のデザインを損なうおそれもない。
【図1】本発明の手摺り付きトイレカウンターの一実施
例の設置状態を示す図であり、(A)は正面図、(B)
は平面図である。
例の設置状態を示す図であり、(A)は正面図、(B)
は平面図である。
【図2】図1におけるX−X断面図である。
【図3】図1の手摺り付きトイレカウンターの分解正面
図である。
図である。
【図4】図1の手摺り付きトイレカウンターの平面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の手摺り付きトイレカウンターの他の実
施例を示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面
図、(C)はY−Y断面図である。
施例を示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面
図、(C)はY−Y断面図である。
1 トイレカウンター 2 便器 3 カウンター天板 4 第1ケース 5 第2ケース 6 手洗いボール 18 手摺り 19 ペーパーホルダー
フロントページの続き (72)発明者 竹川 雄介 大阪府南河内郡美原町小平尾451番地 ア サヒ衛陶株式会社内 Fターム(参考) 2D037 EA04 EA05
Claims (5)
- 【請求項1】 トイレ壁面に、洋式便器に隣接して設置
されるトイレカウンターであって、 便座に着座ないし便座から起立する際に利用可能な手摺
りが、カウンター天板に一体成形されて設けられている
ことを特徴とする手摺り付きトイレカウンター。 - 【請求項2】 前記カウンター天板は、手洗いボールと
一体に人工大理石により形成されるか、或いは陶器製手
洗いボールを取り付け可能に人工大理石により形成さ
れ、 前記手摺りは、カウンター天板から便器側ないし上方に
突出して、前記人工大理石製カウンター天板と一体成形
されていることを特徴とする請求項1に記載の手摺り付
きトイレカウンター。 - 【請求項3】 前記手摺り部分には、ステンレス棒やパ
イプ、樹脂棒やパイプ等からなる補強材が内蔵されてい
ることを特徴とする請求項2に記載の手摺り付きトイレ
カウンター。 - 【請求項4】 前記手摺りは、便器の手前部分と対応し
た位置に形成されており、 手摺り部分の寸法は、直径が約20〜40mmで、長さ
が約100〜600mmとされていることを特徴とする
請求項2又は請求項3に記載の手摺り付きトイレカウン
ター。 - 【請求項5】 前記カウンター天板は、手洗いボールを
保持すると共に内部に収納部を確保された第1ケース
と、内部が収納部とされた第2ケースとに架け渡されて
設けられ、 カウンター天板には、手摺り下部付近にペーパーホルダ
ーが設けられており、第2ケースが、トイレ室内の奥側
角部に配置される一方、第1ケースが、便器より手前側
の壁面に沿って配置されることを特徴とする請求項2か
ら請求項4までのいずれかに記載の手摺り付きトイレカ
ウンター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001016913A JP2002219078A (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 手摺り付きトイレカウンター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001016913A JP2002219078A (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 手摺り付きトイレカウンター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002219078A true JP2002219078A (ja) | 2002-08-06 |
Family
ID=18883199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001016913A Pending JP2002219078A (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 手摺り付きトイレカウンター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002219078A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2001-01-25 JP JP2001016913A patent/JP2002219078A/ja active Pending
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