JPH09217348A - 作業機のリーダ取付構造 - Google Patents

作業機のリーダ取付構造

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JPH09217348A
JPH09217348A JP2353496A JP2353496A JPH09217348A JP H09217348 A JPH09217348 A JP H09217348A JP 2353496 A JP2353496 A JP 2353496A JP 2353496 A JP2353496 A JP 2353496A JP H09217348 A JPH09217348 A JP H09217348A
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JP
Japan
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leader
cylinder
reader
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arm
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JP2353496A
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English (en)
Inventor
Norihisa Kosuge
規央 小菅
Hitoshi Takahashi
仁 高橋
Susumu Kagawa
進 賀川
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Komatsu Ltd
Komatsu Est Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
Komatsu Est Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーダの起伏動作、チルト動作を相互に影響
し合うことなしに行えるし、リーダのチルト動作時の上
下量を小さくでき、しかもチルト用シリンダにリーダの
自重が作用しないようにする。 【解決手段】 リーダ取付体4に第1アーム50を起伏
用シリンダ44で前後方向に揺動自在に取付け、この第
1アーム50にリーダ12の左右方向中央部を左右方向
に揺動自在に取付け、このリーダ12に取付けた第2ア
ーム55と第1アーム50とに亘ってチルト用シリンダ
57を連結する。これによってリーダ12の起伏動作時
にチルト用シリンダ57が伸縮しないし、リーダ12の
チルト動作時に起伏用シリンダ44が伸縮しない。ま
た、リーダ12のチルト中心がリーダ12の左右方向中
央部のためにチルト動作時のリーダ12上下量が小さ
く、チルト用シリンダ57にリーダ12の自重が作用し
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟弱地盤を柱状に
地盤改良する柱状地盤改良機、地盤に穴を掘削する穴掘
削機、地盤に杭を貫入する杭打機などの機械本体に取付
けたリーダに沿ってビット、ハンマー等の作業具を上下
動する作業機におけるリーダを機械本体に起伏動作及び
チルト動作できるように取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】杭打機のリーダを機械本体に取付ける構
造としては、例えば実公平5−26111号公報に示す
ものが知られている。具体的には、機械本体にリーダ支
持フレームがピンによって左右方向に揺動自在に取付け
てあり、このリーダ支持フレームと機械本体とに亘って
チルト用シリンダが連結してある。前記リーダ支持フレ
ームにリーダが前後方向に揺動自在に取付けてあり、こ
のリーダとリーダ支持フレームとに亘って起伏用シリン
ダが連結してある。
【0003】このリーダの取付構造であれば、起伏用シ
リンダでリーダを前後方向に揺動して起立姿勢、倒伏姿
勢に起伏動作にできるし、チルト用シリンダでリーダ支
持フレームとともにリーダを左右方向に揺動してチルト
動作でき、しかも起伏動作とチルト動作が相互に影響し
合うこともない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるリーダの取付構
造は、リーダ支持フレームの左右方向一側部が機械本体
に取付けられ、そのリーダ支持フレームの左右方向他側
部にチルト用シリンダが連結してあるので、リーダのチ
ルト中心がリーダの左右方向一側部となり、チルト用シ
リンダでリーダをチルト動作した時にそのリーダの左右
方向中央部が上下方向に大きく移動する。
【0005】一方、リーダに沿って上下動するビットの
先端部はリーダの左右方向中央部に位置しているので、
前述のようにリーダをチルト動作した時にビット先端部
の上下量が大きくなり、リーダをチルト動作する毎にビ
ット先端部の高さ調整作業する必要があり、面倒であ
る。
【0006】また、リーダが左右方向に揺動していない
姿勢であってもチルト用シリンダにはリーダ支持フレー
ムの自重とリーダの自重等が作用するので、そのチルト
用シリンダ内の圧力は高圧となり、流体洩れなどが発生
することがある。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした作業機のリーダ取付構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、機械本体に取付けたリーダに沿って作業具を上下
動して作業する作業機において、前記機械本体の前部に
揺動部材を、起立姿勢と倒伏姿勢とに亘って前後方向に
揺動自在に取付け、この揺動部材と機械本体とに亘って
起伏用シリンダ44を前後方向に向けて連結し、前記揺
動部材にリーダ12を左右方向に揺動自在で、かつ揺動
中心がリーダ12の左右方向中央部として取付け、前記
リーダ12と前記揺動部材とに亘ってチルト用シリンダ
57を左右方向に向けて連結したことを特徴とする作業
機のリーダ取付構造である。
【0009】第1の発明によれば、起伏用シリンダ44
を伸縮することで揺動部材とともにリーダ12が起立姿
勢と倒伏姿勢に前後方向に揺動すると共に、チルト用シ
リンダ57も前後に動き伸縮しない。チルト用シリンダ
57を伸縮することでリーダ12が揺動部材に対して左
右方向に揺動するから起伏用シリンダ44は伸縮しな
い。したがって、リーダ12を起伏動作、チルト動作を
相互に影響し合うことなしに行なうことができる。
【0010】また、リーダ12の左右揺動中心(チルト
中心)はリーダ12の左右方向中央部であるから、チル
ト用シリンダ57でリーダ12を左右方向に揺動した時
にリーダ12の左右方向中央下部の上下量が小さい。し
たがって、リーダ12に沿って作業具としてビットを上
下動させるようにした時にリーダ12の左右方向揺動時
にビット中心の上下量が小さく、面倒な高さ調整が不要
となる。
【0011】また、リーダ12の左右揺動中心(チルト
中心)はリーダ12の左右方向中央部であるから、リー
ダ12の自重は腕部材に支持され、その腕部材に作用す
る荷重は機械本体で支持される。したがって、リーダ1
2が左右方向に揺動していない垂直姿勢の時にチルト用
シリンダ57にリーダ12の自重が作用しないので、チ
ルト用シリンダ57内に高圧が発生して油洩れすること
を防止できる。
【0012】第2の発明は、機械本体に取付けたリーダ
に沿って作業具を上下動して作業する作業機において、
前記機械本体の前部に揺動部材の長手方向中間部を、起
立姿勢と倒伏姿勢とに亘って前後方向に揺動自在に取付
け、前記機械本体の前部に起伏用シリンダ44のシリン
ダーチューブ44aを上下方向に揺動可能に前後方向に
向けて取付け、この起伏用シリンダ44のピストン杆4
4bを前記揺動部材に連結し、前記揺動部材の上部にリ
ーダ12を左右方向に揺動自在に取付け、このリーダ1
2の下部と前記揺動部材の下部とに亘ってチルト用シリ
ンダ57を左右方向に向けて連結したことを特徴とする
作業機のリーダ取付構造である。
【0013】第2の発明によれば第1の発明と同様な作
用効果を奏するし、起伏用シリンダ44のシリンダチュ
ーブ44aが上下方向揺動自在に取付けてあることによ
って、その起伏用シリンダ44のピストン杆44bを伸
縮してリーダ12を前後方向に揺動する時に起伏用シリ
ンダ44自体が上下方向に揺動する。したがって、起伏
用シリンダ44のストロークを短かくできる。
【0014】
【発明の実施の形態】柱状地盤改良機の全体構造を図1
と図2に基づいて説明する。走行体1に車体2が旋回機
構3により旋回自在に取付けてある。この車体2の前部
にはリーダ取付体4が縦ピン5で左右揺動自在に取付け
てあり、そのリーダ取付体4と車体2とにより機械本体
としてある。前記リーダ取付体4と車体2とに亘ってス
イング用シリンダ6が連結してある。前記車体2の左右
一側部で前部寄りに運転室7が設けてあり、その運転室
7内に座席8が取付けてある。
【0015】前記車体2の後部寄りにはエンジン等の動
力源が取付けてあり、それらの動力源はカバー体9で覆
われている。前記車体2の後部にはカウンタウエイト1
0が取付けてあり、そのカウンタウエイト10の左右他
側部にリーダ支持台11が取付けてある。
【0016】前記リーダ取付体4にはリーダ12が起立
姿勢と倒伏姿勢とに亘って前後方向に起伏自在及び左右
方向にチルト自在に取付けてある。このリーダ12はリ
ーダ取付体4に前後方向に起伏自在及び左右方向にチル
ト自在に取付けた補助リーダ13と、このサブリーダ1
3に沿って摺動自在に取付けた主リーダ14と、サブリ
ーダ13と主リーダ14に亘って連結したスライド用シ
リンダ15より成る。
【0017】前記主リーダ14に沿ってビット回転駆動
機構16がビット上下動機構24により摺動自在に取付
けてあり、このビット回転駆動機構16で回転駆動され
るロッド17の先端部にビット18が取付けてある。前
記補助リーダ13にはウインチ19が取付けてあり、こ
のウインチ19で巻取り・繰り出しされるロープ20は
主リーダ14の上部に取付けた第1シーブ21、第2シ
ープ22を経て垂れ下るようにしてある。
【0018】柱状地盤改良機の動作を説明する。リーダ
12を図1に実線で示す起立姿勢とし、ビット回転駆動
機構16を下降しながらロッド17を回転してビット1
8により地盤を掘削し、これと同時にロッド17の中央
部にセメントミルク等の地盤改良剤を圧送して噴出口2
3より噴出して軟弱な地盤を混合撹拌することで柱状に
地盤改良する。
【0019】リーダ12を左右方向にチルトすることで
ロッド17が垂直に対して左右方向に斜めとなるから、
地盤に垂直に対して斜めに穴を掘削して地盤改良した
り、地盤が水平に対して斜めとなっている場合に地盤に
垂直に穴を掘削して地盤改良できる。
【0020】また、スイング用シリンダ6によりリーダ
取付体4を縦ピン5を中心として図2の仮想線で示すよ
うに左右に揺動することでリーダ12とともにロッド1
7、ビット18が車体2に対して左右に揺動変位するの
で、車体2を移動(走行、旋回)せずに複数の箇所を地
盤改良できるし、車体2が移動しないから座席8に座っ
たオペレータが動かないので、ビット18を見ながらリ
ーダ取付体4を揺動・停止してビット18を所定の位置
に正しく位置決めできる。しかも、車体2が移動しない
ので狭い場所で作業が容易となる。
【0021】地盤改良作業を終えて自走する時には、ウ
インチ19のロープ20を利用してロッド17をビット
回転駆動機構16から取り外し、スライド用シリンダ1
5により主リーダ14を下降して補助リーダ13と重ね
合せてリーダ12の全長を短かくする。この状態で、リ
ーダ12を図1に仮想線で示す倒伏姿勢としてリーダ支
持台11上に載置する。
【0022】次にリーダ12の取付け構造の詳細を説明
する。前記リーダ取付体4は図3に示すように、基部3
0と一側突出部31と他側突出部32とにより平面形状
がほぼV字状となった本体33と、この本体33の基部
30に取付けたブラケット34と、本体33の他側寄り
に取付けた第1立上り部35と第2立上り部36を備
え、第1立上り部35の上部と第2立上り部36の上部
に軸挿通孔37が左右方向に向けて相対向してそれぞれ
設けてある。
【0023】前記一側突出部31は他側突出部32より
も前方に突出し、その一側突出部31の突出端に一側ア
ウトリガ38が取付けてある。前記他側突出部32内に
はガイド空洞部39が形成してあり、そのガイド空洞部
39内に中空の杆体40が摺動自在に嵌挿され、その杆
体40内部とガイド空洞部39内とに亘ってアウトリガ
スライド用シリンダ41が連結してあり、杆体40に他
側アウトリガ42が取付けてある。これにより、アウト
リガスライド用シリンダ41を伸縮することで他側アウ
トリガ42が前後に移動する。
【0024】前記リーダ取付体4は図4と図5と図6に
示すように、ブラケット34を車体2のブラケット43
に縦ピン5で左右揺動自在に取付けてあり、そのリーダ
取付体4に起伏用シリンダ44がトラニオン型式で前後
方向に向けて上下揺動自在に取付けてある。
【0025】具体的には、図3に示すように起伏用シリ
ンダ44のシリンダチューブ44aに一対の支軸45が
取付けてあり、その一方の支軸45が図4に示すように
第1立上り部35の左右方向に向う孔46に回転自在に
嵌合し、他方の支軸45が図7に示すように基部33に
取付けた下部受片47にボルト48で取付けた上部受片
49の円形凹部49aで回転自在に支承してある。
【0026】前記補助リーダ13の下部寄りには揺動部
材、例えば第1アーム50の上部が前後方向に向う第1
軸51で左右方向に相対的に揺動自在に取付けてあり、
この第1軸51は補助リーダ13に固定してある。前記
第1アーム50の上下中間部の左右方向に向う軸孔52
と前記第1・第2立上り部35,36の軸挿通孔37と
に亘って左右方向に向う第2軸53が嵌挿されて第1ア
ーム50がリーダ取付体4に前後方向に揺動自在に支承
されている。前記起伏用シリンダ44のピストン杆44
bが前記第1アーム50の下部にピン54で連結してあ
る。
【0027】前記補助リーダ13の下端部には第2アー
ム55が固着され、この第2アーム55の下端部は第1
アーム50の下端部と左右方向に間隔を置いて相対向
し、この第2アーム55の下端部と第1アーム50の下
端部に取付けたブラケット56とに亘ってチルト用シリ
ンダ57が第1ピン58、第2ピン59で連結してあ
る。
【0028】前記第1軸51にはブラケット60が固定
され、このブラケット60と補助リーダ13に固定した
ブラケット61とに亘って補強バー62が連結してあ
る。これにより、第1アーム50に設けた第1軸51の
一端部に補助リーダ13が支持され、その第1軸51の
他端部が補強バー62を介して補助リーダ13に支持さ
れて3点支持となるので、補助リーダ13が第1軸51
に強固に支持される。
【0029】次にリーダ12の起伏動作、チルト動作を
説明する。起伏用シリンダ44のピストン杆44bを伸
縮することで第1アーム50が第2軸52を中心として
前後方向に揺動し、それによって第1軸51とともに補
助リーダ13と主リーダ14(リーダ12)が前後方向
に起伏作動する。この時、チルト用シリンダ57はリー
ダ12とともに前後方向に移動する。
【0030】前記起伏用シリンダ44のシリンダチュー
ブ44aの長手方向中間部が支軸46でリーダ取付体4
に支承されており、その支軸46は第2軸53よりも下
方に位置し、しかも起伏用シリンダ44のピストン杆4
4bが第1アーム50の下端部にピン54で連結してあ
るので、起伏用シリンダ44のピストン杆44bを伸縮
すると起伏用シリンダ44自体が支軸45を中心として
上下に揺動する。
【0031】これによって、起伏用シリンダ44の伸縮
ストロークを短かくしてリーダ12を起立姿勢と倒伏姿
勢とに揺動できるので、起伏用シリンダ44の全長を短
かくできる。
【0032】また、第1アーム50は第1立上り部35
と第2立上り部36との間に位置し、かつ第1・第2立
上り部35,36の上部に第2軸53で支承してあり、
起伏用シリンダ44は第1・第2立上り部35,36の
間に設けてあるので、第1アーム50と起伏用シリンダ
44を強固に支承できるし、起伏用シリンダ44を伸縮
して上下に揺動した時に第2軸53と干渉することがな
い。
【0033】また、チルト用シリンダ57を伸縮すると
第2アーム55を介して補助リーダ13と主リーダ14
(リーダ12)が第1軸51を中心として左右方向にチ
ルト動作する。
【0034】また、リーダ12の自重は第1軸51を介
して第1アーム50で支持されるし、その第1軸51は
補助リーダ13の左右方向の中央部に設けてあり、その
第1アーム50の自重は第2軸52でリーダ取付体4で
支持されるし、チルト用シリンダ57は第1アーム50
と第2アーム55に亘って連結してあるので、リーダ1
2がチルトしていない垂直姿勢の時にチルト用シリンダ
57にはリーダ12の自重が作用しない。
【0035】これにより、リーダ12が垂直姿勢の時に
チルト用シリンダ57を伸縮する伸室、縮室用の流体圧
が高圧とならずに流体洩れが生じることがない。
【0036】また、第1軸51が補助リーダ13の左右
方向中央部に設けてあることにより、リーダ12のチル
ト中心aとロッド17、ビット18の回転中心が同一と
なる。これによって、リーダ12をチルト中心aを中心
としてチルト動作した時にビット18先端部18aの上
下移動量が少なくなり、かつ回転角に対するビット18
先端部18aの左右移動量が同一になり、ビット18先
端部の位置合せが容易に行える。
【0037】また、リーダ12をチルト動作した時に起
伏用シリンダ44が連結された第1アーム50は左右に
揺動しないので、起伏用シリンダ44が伸縮しない。こ
れによってリーダ12をチルト動作した時にリーダ12
が起伏動作することがない。
【0038】次にアウトリガの動作を説明する。ビット
18で地盤を掘削する時には一側アウトリガ38のシリ
ンダ70を伸長して支持板71を接地する。シリンダ4
1を伸長して他側アウトリガ42を図5,図6に仮想線
で示すように前方に突出させ、シリンダ72を伸長して
支持板73を接地する。
【0039】このようにすることで、リーダ取付体4に
おけるビット18を境として左右両側部を一側アウトリ
ガ38と他側アウトリガ42とで地盤に支持するので、
ビット18により地盤を掘削する時にリーダ取付体4が
左右に動いたりせずに安定した状態でビット18により
掘削できるし、ウインチ19によりロッド回転駆動機構
16を吊り上げるクレーン作業を安定した状態ででき
る。
【0040】また、リーダ取付体4に一側アウトリガ3
8、他側アウトリガ42を取付けたので、一側・他側ア
ウトリガ38,42でリーダ取付体4を支持している状
態でリーダ12を起伏動作、チルト動作できるから、作
業性が向上する。
【0041】また、リーダ取付体4は平面形状がV字状
となり、一側アウトリガ38を取付けた一側突出部31
が左側に向けて斜めとなっているし、他側アウトリガ4
2を取付けた他側突出部32が右側に向けて斜めとなっ
ているので、リーダ12を車体2の左右他側部に設け、
かつ運転室7を車体2の左右一側部に設けてリーダ12
を運転室7と干渉せずに倒伏姿勢とするようにしたにも
かかわらず座席8のオペレータAがビット18を見る時
にリーダ取付体4、一側・他側アウトリガ38,42が
邪魔にならない。これによって、ビット18による掘削
部をオペレータAが目視できるから作業性が向上する。
【0042】また、他側アウトリガ42は斜め前後方向
に移動するので、作業時には斜め前方に移動してリーダ
取付体4を安定して支持できるし、自走時などには斜め
後方に移動して走行体1の外側面とほほ面一にして機械
の全幅(左右方向の寸法)を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す柱状地盤改良機の全体正
面図である。
【図2】柱状地盤改良機の全体平面図である。
【図3】リーダ取付体とリーダ下部の分解斜視図であ
る。
【図4】リーダ取付体の拡大正面図である。
【図5】リーダ取付体の拡大平面図である。
【図6】リーダ取付体の前面図である。
【図7】起伏用シリンダ取付部の背面図である。
【符号の説明】
1…走行体 2…車体 4…リーダ取付体 6…スイング用シリンダ 7…運転室 9…カバー体 10…カウンタウエイト 12…リーダ 13…補助リーダ 14…主リーダ 15…スライド用シリンダ 16…ビット回転駆動機構 17…ロッド 18…ビット 24…ビット上下動機構 31…第1突出部 32…第2突出部 35…第1立上り部 36…第2立上り部 37…軸挿通孔 38…一側アウトリガ 41…シリンダ 42…他側アウトリガ 44…起伏用シリンダ 50…第1アーム 51…第1軸 53…第2軸 55…第2アーム 57…チルト用シリンダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 仁 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内 (72)発明者 賀川 進 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械本体に取付けたリーダに沿って作業
    具を上下動して作業する作業機において、 前記機械本体の前部に揺動部材を、起立姿勢と倒伏姿勢
    とに亘って前後方向に揺動自在に取付け、この揺動部材
    と機械本体とに亘って起伏用シリンダ44を前後方向に
    向けて連結し、前記揺動部材にリーダ12を左右方向に
    揺動自在で、かつ揺動中心がリーダ12の左右方向中央
    部として取付け、 前記リーダ12と前記揺動部材とに亘ってチルト用シリ
    ンダ57を左右方向に向けて連結したことを特徴とする
    作業機のリーダ取付構造。
  2. 【請求項2】 機械本体に取付けたリーダに沿って作業
    具を上下動して作業する作業機において、 前記機械本体の前部に揺動部材の長手方向中間部を、起
    立姿勢と倒伏姿勢とに亘って前後方向に揺動自在に取付
    け、 前記機械本体の前部に起伏用シリンダ44のシリンダー
    チューブ44aを上下方向に揺動可能に前後方向に向け
    て取付け、この起伏用シリンダ44のピストン杆44b
    を前記揺動部材に連結し、 前記揺動部材の上部にリーダ12を左右方向に揺動自在
    に取付け、このリーダ12の下部と前記揺動部材の下部
    とに亘ってチルト用シリンダ57を左右方向に向けて連
    結したことを特徴とする作業機のリーダ取付構造。
JP2353496A 1996-02-09 1996-02-09 作業機のリーダ取付構造 Pending JPH09217348A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064662A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Chuo Jidosha Kogyo Kk 地盤改良機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064662A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Chuo Jidosha Kogyo Kk 地盤改良機

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