JPH09215123A - 配電盤の箱体 - Google Patents

配電盤の箱体

Info

Publication number
JPH09215123A
JPH09215123A JP8040734A JP4073496A JPH09215123A JP H09215123 A JPH09215123 A JP H09215123A JP 8040734 A JP8040734 A JP 8040734A JP 4073496 A JP4073496 A JP 4073496A JP H09215123 A JPH09215123 A JP H09215123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped
section
box
box body
corner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8040734A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Nakajima
二朗 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNO REBAA KK
Original Assignee
TECHNO REBAA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TECHNO REBAA KK filed Critical TECHNO REBAA KK
Priority to JP8040734A priority Critical patent/JPH09215123A/ja
Publication of JPH09215123A publication Critical patent/JPH09215123A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 箱体の溶接構成に溶接の熟練技術者が不要
で、塗装工程では少スペースで対応でき、組立エリヤま
での運搬・保管で嵩張らない配電盤の箱体を得る。 【解決手段】 本発明による配電盤の箱体は、縦梁1
1、横梁12、奥行き梁13、および箱体コーナ部材か
ら構成される。箱体コーナ部材は、断面L字形垂直方向
部材15と、断面L字形奥行水平方向部材16と、断面
L字形盤幅水平方向部材17とにより一体に構成されて
いる。前記箱体コーナ部材および他の箱体コーナ部材
を、箱体14を構成する縦梁11、横梁12、奥行き梁
13の各コーナに内側に設け、コーナ部材と梁の締結部
材が外部に突出しないように接続構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電盤の箱体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の配電盤の箱体を図17、図18を
参照して説明する。図17は従来の配電盤の箱体の分解
的斜視図、図18は箱体のコーナ部拡大斜視図である。
各図において、従来の配電盤の箱体の骨組みは、4本の
縦梁1と、4本の奥行き梁2と、4本の幅方向梁3とか
らなり、各コーナ部で溶接で結合されている。これらの
骨組の前面側には、扉6が図示しないヒンジを介して開
閉自在に設けられ、骨組みの上面には、天井板5が図示
しない複数のボルトで取り付けられている。このうち、
縦梁1と奥行き梁2と幅方向梁3は図18のコーナ部の
拡大図に示すように断面L字形部材を箱体の幅・高さ・
奥行きに応じて切断し、各コーナで、突き合わせし、溶
接接続する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この製造方
法では、各コーナの溶接工程による熱で冷却後に歪みが
発生するので、溶接後に修正しなければならない。ま
た、この歪み修正作業は熟練を要するだけでなく、重い
ハンマーを用いるので労力も要る。さらに、箱体骨組み
溶接した後に塗装工程に入るため、塗装工程のスペース
が必要となり、組立エリヤまでの運搬・保管にも嵩張
る。本発明の目的は、箱体の溶接構成に溶接の熟練技術
者が不要で、塗装工程では少スペースで対応でき、組立
エリヤまでの運搬・保管で嵩張らない配電盤の箱体を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、箱体の縦・横・奥行きの各梁の箱体内面側と、各梁
の両端部に少なくとも2箇所以上の締め付け部材により
連結構成し得る三方に突き出たL字形部材を有したコー
ナ部材を各コーナーに設け、4本の縦梁と、4本の奥行
き梁と、4本の幅方向梁を連結して箱体構成とし、各コ
ーナの縦・横・奥行きの梁相互の溶接をなくしたことを
特徴とする。請求項2に記載した発明は、箱体の縦・横
・奥行きの各梁の箱体内面側と、各梁の両端部に少なく
とも2箇所以上の締め付け部材により連結構成し得る三
方に突き出たL字形部材とその部材間に設けたガセット
とを有したコーナ部材を各コーナーに設け、4本の縦梁
と、4本の奥行き梁と、4本の幅方向梁を連結して箱体
構成とし、各コーナの縦・横・奥行きの梁相互の溶接を
なくしたことを特徴とする。請求項3に記載した発明
は、箱体の、縦・横・奥行きの各梁の箱体内面側と、少
なくとも各梁の両端部に2箇所以上の締め付け部材によ
り連結構成し得る三方に付き出たL字形部材とその部材
間に設けたガセットとを有したコーナ部材を各コーナー
に設け、4本の断面L字形の縦梁と、4本の断面L字形
奥行き梁と、4本の断面L字形幅方向梁を連結して箱体
構成とし、各コーナの縦・横・奥行きの梁相互の溶接を
なくしたことを特徴とする。請求項4に記載した発明
は、箱体の縦・横・奥行きの各梁の箱体内面側と、少な
くとも各梁の両端部に2箇所以上の締め付け部材により
連結構成し得る三方に突き出たL字形部材とその部材間
に設けたガセットとを有したコーナ部材を各コーナーに
設け、4本の断面コの字形縦梁と、4本の断面コの字形
奥行き梁と、4本の断面コの字形幅方向梁を連結して箱
体構成とし、各コーナの縦・横・奥行きの梁相互の溶接
をなくしたことを特徴とする。請求項5に記載した発明
は、箱体の縦・横・奥行きの各梁の箱体内面側と、各梁
の両端部に少なくとも2箇所以上の締め付け部材により
連結構成し得る三方に突き出たL字形部材とその部材間
に設けた筋交い取り付け穴を設けたガセットとを有した
コーナ部材を各コーナに構成し、4本の縦梁と、4本の
奥行き梁と、4本の幅方向梁を連結して箱体構成とし、
かつ、コーナ対角相互間に耐震用筋交いを設け、各コー
ナの縦・横・奥行きの梁相互の溶接をなくしたことを特
徴とする。請求項6と請求項7に記載した発明は、箱体
の縦・横・奥行きの各梁の箱体内面側と、各梁の両端部
に少なくとも2箇所以上の締め付け部材により連結構成
し得る三方に突き出たL字形部材とその部材間に設けた
筋交い取り付け穴を設けたガセットとを有したコーナ部
材を各コーナーに構成し、4本の縦梁と、4本の奥行き
梁と、4本の幅方向梁を連結して箱体構成とし、かつ、
箱体側面対角相互間に耐震用筋交いを設け、箱体収納で
雛段構成となる電機機器の取付構成品を前記筋交いに沿
って設け、各コーナの縦・横・奥行きの梁相互の溶接を
なくしたことを特徴とする。請求項8に記載した発明
は、箱体の縦・横・奥行きの各梁の箱体内面側と、各梁
の両端部に少なくとも2箇所以上の締め付け部材により
連結構成し得る三方に突き出たL字形部材とその部材間
に設けた扉止めリンクのスライド用穴を設けたガセット
とを有したコーナ部材を各コーナに構成し、箱体にヒン
ジで取り付けられた扉の扉止めリンクを前記ガセットの
スライド穴に係合させ、4本の縦梁と、4本の奥行き梁
と、4本の幅方向梁を連結して箱体構成とし、各コーナ
の縦・横・奥行きの梁相互の溶接をなくしたことを特徴
とする。
【0005】
【作用】請求項1に記載の発明においては、箱体構成の
縦梁、横梁、奥行き梁を連結構成し得る三方に突き出た
L字形部材であるコーナ部分の締結部材と、縦梁、横
梁、奥行き梁とが、緊密に接続される。請求項2に記載
の発明においては、箱体構成の縦梁、横梁、奥行き梁を
連結構成し得る三方に突き出たガセット付きL字形部材
であるコーナ部分の締結部材と、縦梁、横梁、奥行き梁
とが、緊密により強固に接統される。請求項3に記載の
発明においては、箱体構成の縦梁、横梁、奥行き梁を連
結構成し得る三方に突き出たガセット付きL字形部材で
あるコーナ部分の締結部材と、断面L字形縦梁、断面L
字形横梁、断面L字形奥行き梁とが最外周面に凸出する
ことなく緊密により強固に接続される。請求項4に記載
の発明においては、箱体構成の縦梁、横梁、奥行き梁を
連結構成し得る三方に突き出たガセット付きL字形部材
であるコーナ部分の締結部材と、断面コの字形縦梁、断
面コの字形横梁、断面コの字形奥行き梁とが最外周面に
凸出することなく緊密により強固に接続される。請求項
5に記載の発明においては、箱体の縦・横・奥行きの各
梁の両端部に少なくとも2箇所以上の締め付け部材によ
り連結構成し得る三方に突き出た筋交い取り付け穴を設
けたガセットとを有したコーナ部材を各コーナに構成
し、4本の縦梁と、4本の奥行き梁と、4本の幅方向梁
を連結して箱体構成とし、かつ、コーナ対角相互間に耐
震用筋交いを設け箱体の耐震性の強固な構造構成にでき
る。請求項6と請求項7に記載の発明においては、箱体
の縦・横・奥行きの各梁の両端部に少なくとも2箇所以
上の締め付け部材により連結構成し得る三方に突き出た
筋交い取り付け穴を設けたガセットとを有したL字形部
材を各コーナに構成し、4本の縦梁と、4本の奥行き梁
と、4本の幅方向梁を連結して箱体構成とし、箱体収納
で雛段構成となる電機機器の取付構成品を、箱体側面対
角相互間に設けた耐震用筋交いに沿って装着し、箱体の
耐震性の強固な構造構成にできる。請求項8に記載の発
明においては、箱体の縦・横・奥行きの各梁を連結構成
し得る三方に突き出たL字形部材を設け、扉止めリンク
のスライド用穴を設けたガセットを有したコーナ部材を
各コーナに構成し、前記ガセットのスライド穴に箱体の
扉の扉止めリンクを係合させ扉の回動をおさえる。
【0006】
【実施例】以下、本発明による配電盤の箱体の実施例を
図面を参照して説明する。図1は、本発明の箱体の分解
的斜視図である。図2は、図1に示した実施例のA部の
詳細図である。図3の(a)部は、図2に示した断面L
字形部材のコーナ部材の斜視図である。図3の(b)部
は、図3の(a)部に示した部材の分解的斜視図であ
る。図1に示す実施例では、縦梁11、横梁12、奥行
き梁13により箱体14を構成する。前記箱体のコーナ
部を、図2、図3を参照して説明する。箱体のコーナ部
18Aは、断面L字形垂直方向部材15,断面L字形奥
行水平方向部材16,および断面L字形盤幅水平方向部
材17より構成されている。断面L字形垂直方向部材1
5の一辺15aの外面15aaを箱体側外面に向け、か
つ断面L字形部材の他辺15bの外面15baを箱体奥
方内面に向けた断面L字形垂直方向部材15と、断面L
字形部材の一辺16bの外面16baを箱体床面に向
け、かつ前記断面L字形垂直方向部材15の一辺15a
の外面15aaと同一面となる外面16aaを有した断
面L字形部材の他辺16aの端部16acと、前記断面
L字形垂直方向部材15の他辺15bの外面15baの
下部15bcと一体に構成する。そして前記断面L字形
垂直方向部材15の床面端部15bdと断面L字形部材
の一辺16bの端部16bcとを一体接合した断面L字
形奥行水平方向部材16と、断面L字形盤幅水平方向部
材17の一辺17bの外面17baを箱体床面に向け、
かつ前記断面L字形垂直方向部材15の他辺15bの外
面15baと同一面となる内面17abを有した断面L
字形部材の他辺17aの端部17acと、断面L字形垂
直方向部材15の他辺15bの下側端15beと一体に
構成する。そしてさらに、断面L字形盤幅水平方向部材
17の一辺17bの端部17bcと前記断面L字形奥行
水平方向部材16の床面前側端部16bdとを一体接合
することにより箱体コーナ部材18Aを構成する。そし
て、図4に示すように、箱体コーナ部材18Aに、あい
対する箱体コーナ部材を、箱体14を構成する縦梁1
1、横梁12、奥行き梁13の各コーナに内側に設け、
ボルト・ナットなど締結部材で図1の箱体14を構成し
ている。
【0007】次に、図5に、図1のA部のコーナ部材1
8Aの変形例を示す。図5の(a)部は、図1のA部の
ガセット付き断面L字形部材のコーナ部材の変形例であ
る。図5の(b)部は、図5の(a)部に示されている
ガセット付き断面L字形部材のコーナ部材の変形例の分
解的斜視図である。箱体のコーナ部18ZAは、断面L
字形垂直方向部材15,断面L字形奥行水平方向部材1
6Z,および断面L字形盤幅水平方向部材17Zより構
成されている。図5に示すコーナ部材の変形例では、断
面L字形垂直方向部材15の一辺15aの外面15aa
を箱体側外面に向け、かつ断面L字形部材の他辺15b
の外面15baを箱体奥方内面に向けた断面L字形垂直
方向部材15と、ガセット付き断面L字形部材16Zの
一辺16Zbの外面16Zbaを箱体床面に向け、断面
L字形垂直方向部材15の一辺15aの外面15aaと
同一面となる外面16Zaaを有したガセット付き断面
L字形部材の他辺16Zaの端部16Zacと、前記断
面L字形垂直方向部材15の他辺15bの外面15ba
の縁部15bfと一体に構成してある。そして、前記断
面L字形垂直方向部材15の床面端部15bdとガセッ
ト付き断面L字形奥行水平方向部材16Zの他辺16Z
bの端部16Zbcとを一体接合し、ガセット付き断面
L字形盤幅水平方向部材17Zの一辺17Zbの外面1
7Zbaを箱体床面に向け、かつ前記断面L字形垂直方
向部材15の他辺15bの外面15baと同一面となる
内面17Zabを有したガセット付き断面L字形部材の
一辺17Zaの端部17Zacと断面L字形垂直方向部
材15の他辺15bの側端15bgと一体構成する。そ
して、ガセット付き断面L字形盤幅水平方向部材17Z
の他辺17Zbの端部17Zbcと前記ガセット付き断
面L字形奥行水平方向部材16Zの床面前側端部16Z
bdとを一体接合し、ガセット付き箱体コーナ部材18
ZAを構成する。図6に示すように、箱体ガセット付き
コーナ部材18ZAに、あい対する箱体ガセット付きコ
ーナ部材を、箱体14を構成する縦梁11、横梁12、
奥行き梁13の各コーナに内側に設け、ボルト・ナット
など締結部材で図1の箱体14を構成している。図7
は、図1の箱体の変形例の分解的斜視図である。図8
は、図7のB部の詳細図である。図7は、断面L字形縦
梁11L、断面L字形横梁12L、断面L字形奥行き梁
13Lにより構成した箱体である。
【0008】また、図9は、図1の箱体の変形例の分解
的斜視図を示す図である。図10は、図9のC部の詳細
図である。図9は、断面コの字形縦梁11U、断面コの
字形横梁12U、断面コの字形奥行き梁13Uにより構
成した箱体である。なお、断面L字形縦梁11L、断面
L字形横梁12L、断面L字形奥行き梁13Lと、断面
コの字形縦梁11U、断面コの字形横梁12U、断面コ
の字形奥行き梁13Uをそれぞれ組み換え合わせ構成し
た箱体としてもよい。
【0009】また、図11は、図1の箱体に耐震筋交い
を設けた変形例の分解的斜視図を示す図である。筋交い
20と、前記筋交い20用取り付け穴18ZAhをガセ
ット付き断面L字形部材18ZAの一辺17Zaに有
し、対角するガセット付き断面L字形部材18ZCの一
辺17Zaに、前記筋交い20用取り付け穴18ZCh
を有したことにより構成した箱体である。また、図12
の(a)部は、図11の箱体の変形例の分解斜視図を示
す図である。図12の(b)部は図12の(a)部のD
一D矢視図である。図12の(a)部は、前後にずら
し、かつ上下に数個の外部引き出しケーブル21用端子
部22と、前記端子部22を支持する絶縁サポート23
と、前記絶縁サポート23を取り付ける金具24と、前
記金具24を取り付ける穴25を設けた筋交い26と、
前記筋交い26の取り付け穴27,28を設けた横梁1
3T,13Bを構成したことにより構成した箱体であ
る。
【0010】また、図13は、図12の箱体の変形例の
分解的斜視図を示す図である。図13は、機器30を取
り付ける棚板31を支える柱33,32を取り付ける穴
34,35を設けた筋交い36を設けたことにより構成
した箱体である。
【0011】また、図14は、図9の箱体の変形例の分
解斜視図を示す図である。図15は、図14のE部を示
す、図16は、図15の分解的斜視図である。図16
は、扉止め40のスライド穴41を設けたガセット付き
断面L字形部材18ZAの17Zaに設け、前記スライ
ド穴41に一端40aを係合させた扉止め40と、前記
扉止め40の他端の穴40bと係合する穴42aを設
け、かつ扉43の扉止め締結部材43aと接続穴42b
を設けた止め金具42と、前記止め金具42の接続穴4
2bと締結する締結部材43aを設けた扉43からなる
扉止めを構成した配電盤である。
【0012】
【発明の効果】以上、請求項1と請求項2に記載の発明
によれば、箱体構成の縦梁、横梁、奥行き梁を連結構成
し得る三方に突き出たL字形部材であるコーナ部分の締
結部材と、縦梁、横梁、奥行き梁とが、緊密に接続さ
れ、熟練者が必要なく箱体を構成できる。さらに、板金
工場からは立体箱体ではなく、箱体の部材の状態で塗装
工程に入るため、塗装工程のスペースが節約でき、組立
エリヤまでの運搬・保管にも嵩張らなくなる。請求項3
と請求項4に記載の発明よれば、断面L字形縦梁、断面
L字形横梁、断面L字形奥行き梁、あるいは断面コの字
形縦梁、断面コの字形横梁、断面コの字形奥行き梁によ
り最外周面に凸出することなく緊密により強固に接統さ
れ、熟練者でなくても箱体を構成できる。請求項5に記
載の発明によれば、箱体の縦・横・奥行きの各梁のガセ
ットとを有したコーナ部材のコーナ対角相互間に耐震用
筋交いを設け箱体の耐震性の強固な構造構成にできる。
請求項6と請求項7に記載の発明によれば、箱体収納で
雛段構成となる電機機器の取付構成品を、箱体側面対角
相互間に設けた耐震用筋交いに沿って装着し、箱体の耐
震性の強固な構造構成にできる。請求項8に記載の発明
によれば、扉止めリンクのスライド用穴を設けたガセッ
トを有したコーナ部材を各コーナに構成し、前記ガセッ
トのスライド穴に箱体の扉の扉止めリンクを係合させ扉
を容易に回動をおさえる構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による箱体の実施例の分解的斜視図であ
る。
【図2】図1に示した実施例のA部の詳細図である。
【図3】図3の(a)部は、図2に示した実施例のA部
の斜視図であって、図3の(b)部は図3の(a)部に
示した部分の分解的斜視図である。
【図4】図1に示した実施例のコーナ部材の配置構成を
示す斜視図である。
【図5】図5の(a)部は図1に示した実施例のコーナ
部材の変形例を示すガセット付きコーナ部材の斜視図、
図5の(b)部は(a)部に示した部材の分解的斜視図
である。
【図6】図1に示した実施例をガセット付きコーナ部材
を用いて組み立てる場合のコーナ部材の配置構成を示す
斜視図である。
【図7】図1に示した実施例を断面L字形縦梁、断面L
字形横梁、断面L字形奥行き梁を用い図6に示したガセ
ット付きコーナ部材の配置で形成した箱体の分解的斜視
図である。
【図8】図7に示した実施例のB部の詳細図である。
【図9】図1に示した実施例を断面コの字形縦梁、断面
コの字形横梁、断面コの字形奥行き梁を用い、図6に示
したコーナ部材配置により形成した箱体の分解的斜視図
である。
【図10】図9に示した箱体のC部の詳細図である。
【図11】図1に示した実施例の箱体をさらに耐震構造
とした変形例の斜視図である。
【図12】(a)部は、図11の箱体の耐震構造を機器
取付に兼用した変形例の側面図、同図の(b)部は、
(a)部のD−D矢視図である。
【図13】図12の箱体の耐震構造に機器棚支柱取付を
兼用した変形例の斜視図である。
【図14】図9の箱体のガセット付きコーナ部材に扉止
めリンクを係合した変形例の斜視図である。
【図15】図14のE部の拡大斜視図である。
【図16】図15に示した部分の分解的斜視図である。
【図17】従来の配電盤の箱体を示す分解的斜視図であ
る。
【図18】図17に示した従来の配電盤の箱体のコーナ
部を拡大して示した斜視図である。
【符号の説明】
1,11 縦梁 3,12 横梁 2,13 奥行き梁 14 箱体 15 断面L字形垂直方向部材 16 断面L字形奥行水平方向部材 17 断面L字形盤幅水平方向部材 18A 箱体コーナ部材 16Z ガセット付き断面L字形奥行水平方向部材 17Z ガセット付き断面L字形盤幅水平方向部材 11L 断面L字形縦梁 12L 断面L字形横梁 13L 断面L字形奥行梁 11U 断面コの字形縦梁 12U 断面コの字形横梁 13U 断面U字形奥行き梁 20,26,36 筋交い 22 端子部 23 絶縁サポート 24 金具 40 扉止め 43 扉

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦梁11、横梁12、奥行き梁13、お
    よび箱体コーナ部材から構成される配電盤の箱体14に
    おいて、 箱体コーナ部材を、断面L字形部材の一辺15aの外面
    15aaを箱体側外面に向け、かつ断面L字形部材の他
    辺15bの外面15baを箱体奥方内面に向けた断面L
    字形垂直方向部材15と、断面L字形部材の一辺16b
    の外面16baを箱体床面に向け、かつ前記断面L字形
    垂直方向部材15の一辺15aの外面15aaと同一面
    となる外面16aaを有した断面L字形部材の他辺16
    aの端部16acと、前記断面L字形垂直方向部材15
    の他辺15bの外面15baの下部15bcと一体構成
    し、かつ前記断面L字形垂直方向部材15の床面端部1
    5bdと断面L字形部材の一辺16bの端部16bcと
    を一体接合した断面L字形奥行水平方向部材16と、断
    面L字形部材の一辺17bの外面17baを箱体床面に
    向け、かつ前記断面L字形垂直方向部材15の他辺15
    bの外面15baと同一面となる内面17abを有した
    断面L字形部材の他辺17aの端部17acと、断面L
    字形垂直方向部材15の他辺15bの下側端15beと
    一体構成し、かつ断面L字形部材の一辺17bの端部1
    7bcと前記断面L字形奥行水平方向部材16の床面前
    側端部16beとを一体接合した断面L字形盤幅水平方
    向部材17とにより構成し、 前記箱体コーナ部材および他の箱体コーナ部材を、箱体
    14を構成する縦梁11、横梁12、奥行き梁13の各
    コーナの内側に設け、コーナ部材と梁の締結部材が外部
    に突出しないように接続構成したことを特徴とする配電
    盤の箱体。
  2. 【請求項2】 縦梁11、横梁12、奥行き梁13、お
    よび箱体コーナ部材から構成される配電盤の箱体14に
    おいて、 箱体コーナ部材を、断面L字形部材の一辺15aの外面
    15aaを箱体側外面に向け、かつ断面L字形部材の他
    辺15bの外面15baを箱体奥方内面に向けた断面L
    字形垂直方向部材15とガセット付き断面L字形部材の
    一辺16Zbの外面16Zbaを箱体床面に向け、断面
    L字形垂直方向部材15の一辺15aの外面15aaと
    同一面となる外面16Zaaを有したガセット付き断面
    L字形部材の他辺16Zaの端部16Zacと、前記断
    面L字形垂直方向部材15の他辺15bの外面15ba
    の縁部15bfと一体構成し、かつ前記断面L字形垂直
    方向部材15の床面端部15bdとガセット付き断面L
    字形部材の他辺16Zbの端部16Zbcとを一体接合
    したガセット付き断面L字形奥行水平方向部材16Z
    と、ガセット付き断面L字形部材の一辺17Zbの外面
    17Zbaを箱体床面に向け、かつ前記断面L字形垂直
    方向部材15の他辺15bの外面15baと同一面とな
    る内面17Zabを有したガセット付き断面L字形部材
    の一辺17Zaの端部17Zacと断面L字形垂直方向
    部材15の他辺15bの側端15bgと一体構成し、か
    つガセット付き断面L字形の他辺17Zbの端部17Z
    bcと前記ガセット付き断面L字形奥行水平方向部材1
    6Zの床面前側端部16Zbeとを一体接合したガセッ
    ト付き断面L字形盤幅水平方向部材17Zとにより構成
    し、 前記ガセット付き箱体コーナ部材および他のガセット付
    きコーナ部材を、箱体14を構成する縦梁11、横梁1
    2、奥行き梁13の各コーナの内側に設け、前記コーナ
    部材と梁の締結部材が外部に突出しないように接続構成
    したことを特徴とする配電盤の箱体。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の配電盤
    の箱体において、 前記各梁を、断面L字形縦梁11L、断面L字形横梁1
    2L、断面L字形奥行き梁13Lにより構成した配電盤
    の箱体。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の配電盤
    の箱体において、 前記各梁を、断面コの字形縦梁11U、断面コの字形横
    梁12U、断面コの字形奥行き梁13Uにより構成した
    配電盤の箱体。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の配電盤の箱体におい
    て、 筋交い20と、前記筋交い20用取り付け穴18ZAh
    をガセット付き断面L字形部材18ZAの一辺17Za
    に有し、対角するガセット付き断面L字形部材18ZC
    の一辺17Zaに、前記筋交い20用取り付け穴18Z
    Chを設けたことを特徴とする配電盤の箱体。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載の配電盤
    の箱体において、前後にずらし、かつ上下に数個の外部
    引き出しケーブル21用端子部22と、前記端子部22
    を支持する絶縁サポート23と、前記絶縁サポート23
    を取り付ける金具24と、前記金具24を取り付ける穴
    25を設けた筋交い26と、前記筋交い26の取り付け
    穴27,28を設けた横梁13T,13Bを設けて構成
    した配電盤の箱体。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の配電盤の箱体におい
    て、多段に収納する機器30、取り付け棚31と、前記
    棚31取り付け用部材32,33と、前記部材32,3
    3を取り付ける穴34,35を設けた筋交い36と、前
    記筋交い36の取り付け穴18ZCh,18ZEhをガ
    セット付き断面L字形部材18ZC,18ZEに設け、
    前記取り付け穴18ZCh,18ZEhに取り付ける筋
    交い36を設けた配電盤の箱体。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の配電盤の箱体におい
    て、扉止め40のスライド穴41を設けたガセット付き
    断面L字形部材18ZAの17Zaに設け、前記スライ
    ド穴41に一端40aを係合させた扉止め40と、前記
    扉止め40の他端の穴40bと係合する穴42aを設け
    た、かつ扉43の扉止め締結部材43aと接続穴42b
    を設けた止め金具42hと、前記止め金具42hの接続
    穴42bと締結する締結部材43aを設けた扉43から
    なる扉止めを設けた配電盤の箱体。
JP8040734A 1996-02-02 1996-02-02 配電盤の箱体 Pending JPH09215123A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8040734A JPH09215123A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 配電盤の箱体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8040734A JPH09215123A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 配電盤の箱体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09215123A true JPH09215123A (ja) 1997-08-15

Family

ID=12588873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8040734A Pending JPH09215123A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 配電盤の箱体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09215123A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259579A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Toshiba Corp 制御盤装置および制御盤装置の製造方法
JP2008177189A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Kawamura Electric Inc キャビネットラックの耐震構造
JP2009183053A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Toshiba Corp 金属閉鎖形スイッチギヤ
JP2019027503A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 Nke株式会社 連結具
JP2020198744A (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 富士電機株式会社 壁体補強構造及び筐体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259579A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Toshiba Corp 制御盤装置および制御盤装置の製造方法
JP2008177189A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Kawamura Electric Inc キャビネットラックの耐震構造
JP2009183053A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Toshiba Corp 金属閉鎖形スイッチギヤ
JP2019027503A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 Nke株式会社 連結具
JP2020198744A (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 富士電機株式会社 壁体補強構造及び筐体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6238029B1 (en) Universal electronics cabinet
JPH09215123A (ja) 配電盤の箱体
JPH0549115A (ja) 配電盤フレーム
JP2959401B2 (ja) 支柱取付け部材および支柱取付け部材使用の枠組棚
JP3160179B2 (ja) パネル連結部の取付構造
JP3112143B2 (ja) ユニット天井の製造方法及びその製造装置
JPH0667061B2 (ja) 電器収納盤
JP3094689B2 (ja) 枠組棚のブレース取付け構造
JP2002054239A (ja) 建物ユニットおよびその取扱方法
JP3001341U (ja) 通信機器装置の補強装置
JPH0820417A (ja) 支柱取付け部材および支柱取付け部材使用の枠組棚
JP2000336764A (ja) ユニット式建物およびその施工方法
JPH062410Y2 (ja) 盤用枠組構造体
JPS5812482Y2 (ja) 閉鎖配電盤用箱体
JPH0748801Y2 (ja) バルコニー取付装置
JPH05116719A (ja) ブレース取付け板使用の棚装置
JPH0950798A (ja) 蓄電池収納キュ−ビクル
JP2003105994A (ja) 壁板の接合構造
JP2501685B2 (ja) バルコニ―の連結構造
JPH04197908A (ja) 枠組棚の連結構造
JPS6312235B2 (ja)
JPH0518107A (ja) 建物の付帯設備工築方法
JPH11343685A (ja) ノックダウン式開口コーナーパネル
JPH03195610A (ja) 枠組棚のブレース取付け部構造
JPH11146810A (ja) 配線用家具