JPS5812482Y2 - 閉鎖配電盤用箱体 - Google Patents

閉鎖配電盤用箱体

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JPS5812482Y2
JPS5812482Y2 JP1976156362U JP15636276U JPS5812482Y2 JP S5812482 Y2 JPS5812482 Y2 JP S5812482Y2 JP 1976156362 U JP1976156362 U JP 1976156362U JP 15636276 U JP15636276 U JP 15636276U JP S5812482 Y2 JPS5812482 Y2 JP S5812482Y2
Authority
JP
Japan
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panel
box
board
bending
closed switchboard
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Expired
Application number
JP1976156362U
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English (en)
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JPS5374024U (ja
Inventor
貞雄 大竹
次郎 庭山
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は閉鎖配電盤用箱体の改良に関するものである。
一般に閉鎖配電盤(以下盤と略す)は第1図で示すよう
にしゃ断器1、断路部2、変流器3などの収納機器及び
この間を接続する導体4等を箱体5内に収納したもので
あるが、箱体5は従来第2図のように型鋼を主要部材と
しこれを溶接して構成している。
具体的製作方法はまず型鋼部材を切断、切欠、穴明など
を行い第2図の左右の側面枠5a、5bを、それぞれに
平面枠として製作し、これを床枠5Cの上にたてて左右
両側面とし、この平枠間に所要の型鋼部材5dを溶接又
はネジ止めして所定の箱体の幅として立体化している。
さらに機器取付板5eや第2図には図示していない内部
隔壁用板を第1図で示す所定位置に溶接又はネジ止めし
、組立のとき正面及び背面に扉を取付けている。
この製作方法では、左右の各側面枠5 a 、5 bの
製作及びこの立体化のとき直角度、垂直度及び箱体幅寸
法の確保、溶接部分のひずみとりなど一般に言われる製
鑵の整形作業に多くの工数を費やし生産性向上を計る為
の大きな障害となっている。
また整形作業時に発生する打音はそう音発生の大きな原
因の一つで゛ある。
一方盤として組立るときはこのような箱体へ収納する機
器、特に同一定格のしゃ断器などは互換性を要する為、
盤内固定部と機器可動部の取合は、例えば、第2図の機
器取付板5eに治具を使用して第1図で示す断路部2の
固定側を取付け、これを図示所定の位置に固定後、しゃ
断器1に代る治具で、他の組立個所と共に取合部の確認
及び調整を行い品質を確保せねばならず、これら各部の
調整が難しい。
さらに収納機器などの制御配線は、省資源などの為、縮
小化が計られている盤内の狭い空間で行わねばならず、
作業性が悪く生産性向上の障害となっている。
本考案の目的は前述の障害を取りのぞき、生産性の向上
と作業環境の改善を計ることが可能となった閉鎖配電盤
用箱体を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
本考案では第3図で示すように鉄板等の板材の端部を折
曲げてパネル状に形成した床パネル6、左側面パネル7
、右側面パネル8及び天井パネル9をボルト等により相
互に連結固定して立体化し箱体を構成する。
上記各パネル6〜9は所定の板材を切断、切欠、穴明後
所定の個所を折曲げて製作する。
ここで市販の板材は一定の大きさであり、通常板材1枚
で、上記各パネルを構成することは難しい。
このような場合、複数の板材を平面状に並置し、突合わ
せ接合部を溶接して大面積の板材を得ることが考えられ
るが、接合部を連続溶接すると、溶接に伴う熱歪が発生
し、歪取り作業に多大な労力を要してしまう。
そこで本考案では、例えば側面板7を構成する場合、第
4図のように、複数の板材7 a 、7 bを同一平面
を威す□・よう配置し、それらの1辺を突合わせ状に対
向させ、この対向部の一方の面に、横断面が図示のよう
なコ字形又はL形の補強板10を配置し、複数の板材7
a、7bとの間はスポット溶接により結合し、一体に構
成する。
このように構成すると、熱歪はほとんど生じず、しかも
閉鎖配電盤用パネルとして充分の強度が生じる。
もちろん反対側パネル8も同じ構成とする11は取付板
で、板材をほぼ直角に折曲して第1図で示すようにしゃ
断器1と接離する断路部2を取付ける内部仕切壁部11
aと、しゃ断器1を支持するための支持部11 bと
を形成する。
12は板材をL字形に折曲げてアングル材とした支持体
で、側面パネル7.8の内側面に奥行方向に向ってほぼ
水平に固着され、その補強材をもかねると共に前記取付
板11や制御配線用端子台などを取付けるカバ15をネ
ジ止めして箱体内の所定位置に支持する。
この両側面パネル7.8の上下端に形成した各折曲げ部
には、図示していないが・、天井パネル9や床パネル6
と連結するための締付穴を設ける。
また、板面には隣接する盤との主回路母線、接地母線、
制御線などの貫通穴や連結ボルト穴等を必要に応じて設
ける。
さらに組立時、正及び背面となる折曲げ部分には扉用の
ヒンジ取付穴などを設ける。
床パネル6は第5図のように、その両側を盤奥行方向に
沿って断面コ形に折曲げており、側面パネル7.8との
結合に当っては、その下辺に形成された断面り形の折曲
部と係合させ、固定用穴内にボルト等の固定具を取付け
て連結する。
尚床となる面には、図示していないが、前記取付板11
を固定するためのサイクアークスタツドや、主回路ケー
ブル引出用の穴及び制御電線引込用の穴などを必要に応
じて設けておく。
天井パネル9も第5図のように床パネル6と同様に、折
曲げ部に側面パネル7゜8との固定穴や第1図で示す変
流器3などを取付ける機器取付板16を固定する為の穴
を設けている。
また天井面には図示していないが換気穴とこれに要する
部品取付穴、或いは主回路−を天井から引出す為の貫通
□穴等を必要に応じて設ける。
もちろん主回路と制御線の引出が天井の場合、床パネル
に設けであるこれらの使用せぬ穴は盲板でふさぎ、反対
に引出が床の場合は天井側を盲板でふさいでいる。
盤組立のとき固定される前記取付板11の垂直面には第
1図のように断路部2を設け、必要により図示していな
いシャッタ装置なども取付ける。
またこの床面には第1図で示すしゃ断器1ガイドレール
や接地母線取付用スタッドなどを必要に応じて設ける。
この取付板11は垂直面と床面との直角度の確保を行う
と共に第1図で示すようにしゃ断器1と断路部2との接
離時の変形を防止する為、補強パネル11 Cをネジ止
め又は溶接で取付ける。
箱体の立体化は第5図のように前記各パネル6〜9を防
錆処理後まず床パネル6を基準に、左右側面パネル7.
8を治具により保持し、ボルトで固定した後、側面パネ
ル7.8に天井パネル9を固定すればよい。
立体化後の強度を要するものは第5図のX部を部分的に
すみ肉溶接する。
取付板11は図示していない組立治具を使用し垂直面及
び床面に各部品を調整の上固定し、部品取付組立の完了
したものを盤内へ正面から、側面パネルの7,8の内側
面に固着した補強を兼ねる支持体12上におしこめばよ
い。
組立時の器具取付や制御配線はカバー15に予め取付は
配線しておき、これを上記と同様に組立のとき正面から
内部へ収納する。
カバ15から第1図の背面側、即ち制御室部への配線は
第6図で示す如く、側面板7又は8の内面前方にたて方
向に沿って形成したダクトイ→第5図で示す床板6の奥
行方向に沿うダクトロ→第6図で示す側面板7又は8の
内面後方に、たて方向に沿って形成したダクトハのよう
に、パネル折曲部分や補強材の空間を配線通路に利用し
て行う。
このため、従来のように樹脂製又は金属製配線ダクトを
設ける必要もない。
尚、前記支持体12には断面り形のアングル材を用いて
いるが、断面コ形のチャンネル材を用いてもよい。
更に、第4図及び第6図で示すパネル結合用補強材10
のパネル面に対し、内側に向ってほぼ直角を威す縁部は
、第1図で示した、盤内部の各種機器や仕切板等の支持
部材として兼用できる。
以上のように本考案によればパネル製造自動化ライン等
により容易に供給されるパネルを使用して重量物を収納
する箱体を製作したので、箱体の製作工数を少なくでき
、また市販の板材により、熱歪を生じることなく、配電
盤として要求される大きさのパネルを作成できる。
しかもパネルの折曲部や補強材等も配線通路に使用でき
、内部の部分組立を狭い盤内でなくとも効率よく組立で
き、製鑵作業及び盤組立、配線作業の生産性向上と作業
環境の改善ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的閉鎖配電盤の構成を示す側面図、−実施
例第2図は従来の箱体構造を示す斜視図、第3図は本考
案による閉鎖配電盤用箱体の一実施例を示す分解斜視図
、第4図は第3図の断面A−A図、第5図は第3図の断
面B−B図、第6図は第3図の断面C−0図である。 6・・・・・・床パネル、7,8・・・・・・側面パネ
ル、9・・・・・・天井パネル、10・・・・・・支持
体、11・・・・・・取付板、11 a・・・・・・内
部仕切壁部、11 b・・・・・・支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材の互いに対向する2辺を折曲形成して床パネル、両
    側面パネル、天井パネルを作り、かつ少なくとも両側面
    パネルは、複数の板材を同一平面を威す如く配置し、か
    つそれらの1辺を、互いに突合わせ状に対向させ、その
    対向部の一方の面に、横断面がL形またはコ形を戒す補
    強材を、その−面が複数の材料にまたがるように突合わ
    せ部に沿って配置し、各板材との間をスポット溶接で結
    合して成り、これらを、それぞれ折曲形成部及び補強材
    を設けた面が内側となるように、相互に連結固定して箱
    体を構成し、その周内側面にチャンネル又はアングル材
    をほぼ水平に固着して一対の支持体を構威し、この一対
    の支持部上に、はぼ板材を直角に折曲して収納機器支持
    部及び内部仕切り壁部を威す如く成形した取付板を設け
    、かつ前記補強材の、パネル面に対しほぼ直角を威す縁
    部を支持部材として兼用して成る閉鎖配電盤用箱体。
JP1976156362U 1976-11-24 1976-11-24 閉鎖配電盤用箱体 Expired JPS5812482Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1976156362U JPS5812482Y2 (ja) 1976-11-24 1976-11-24 閉鎖配電盤用箱体

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Publication Number Publication Date
JPS5374024U JPS5374024U (ja) 1978-06-21
JPS5812482Y2 true JPS5812482Y2 (ja) 1983-03-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50153243A (ja) * 1974-05-31 1975-12-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5422914Y2 (ja) * 1974-10-01 1979-08-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50153243A (ja) * 1974-05-31 1975-12-10

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JPS5374024U (ja) 1978-06-21

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