JP2000152430A - 電気機器収容用箱体 - Google Patents

電気機器収容用箱体

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JP2000152430A
JP2000152430A JP10316439A JP31643998A JP2000152430A JP 2000152430 A JP2000152430 A JP 2000152430A JP 10316439 A JP10316439 A JP 10316439A JP 31643998 A JP31643998 A JP 31643998A JP 2000152430 A JP2000152430 A JP 2000152430A
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back plate
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JP10316439A
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Goro Tsunoda
五郎 角田
Yasuhiko Kaneko
靖彦 金子
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Ebara Densan Ltd
Original Assignee
Ebara Densan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で、部品点数が少なく、据え付け又は組
立の作業性が良好な電気機器収容用箱体を提供する。 【解決手段】 左右の側板5,6と側板5,6の上下の
両端部にそれぞれ固着される天板7と底板8とによって
形成される板枠2と、板枠2で囲まれた空間の背に固着
される背板4および背板4に対向して板枠2で囲まれた
空間の前面に取付けられる扉3によって形成される電気
機器収容用箱体1であって、板枠は柱状の支柱を組み合
わせた枠体を用いることなく構成され、板枠を構成する
側板5,6、天板7、底板8は、それぞれの端部に主面
から略直角に折り曲げられて形成される折り曲げ形成面
51a,51b,61a,61b,71a,71b,8
1a,81bが備えられており、側板5,6と天板7ま
たは側板5,6と底板8のそれぞれの折り曲げ形成面を
互いに重ねて螺着することによって、板枠を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーカや端子板
などの各種の配電用の電気機器を収容する箱体に係り、
特に、制御盤を含む分電盤や配電盤などに使用して好適
な電気機器収容用箱体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の制御盤や分電盤等の電気機器収容
用箱体(以下、箱体という)は、堅牢性を重視するので
図6に示すような構造が一般的である。即ち、山形鋼を
所定の寸法に切断して支柱とし、これらの支柱を組み合
わせて溶接等で枠体11を組み、この枠体11の外面に
左右の側板5,6と上下の天板7、底板8、および背面
の背板4を溶接し、さらに、前面に開閉可能な扉3を取
り付けて構成する。
【0003】しかしながら、枠体11を組上げ、あるい
は、枠体11に板材を固着する際には溶接作業が必要に
なり、これらの溶接作業は熟練を要するだけでなく、組
上げた箱体に孔を開けたり改造を加えるなどの後加工が
容易ではないという欠点がある。しかも、一旦溶接など
によって組み上げた箱体には、その後に天板等に電線を
挿通するための挿通孔を開けたり、窓を開設するなどの
加工を加えることが難しいという欠点がある。また、箱
体は大きな体積を占めるので、保管や運送にかさばると
いう欠点も持っていた。
【0004】また、箱体は使用目的や取付場所によって
個々に横幅、高さ、奥行きなどの大きさが異なるが、そ
の都度、寸法や形状が異なる枠組みを用意することにな
る。従って、各種のアングルや桟などの他にヒンジやコ
ーナーなど、ボルトを含めた多種類の付属部品が必要に
なり、使用部品数が多くなる。しかも、箱体としての側
板や天板、底板などの他に、十分な強度を持たせるため
には山形鋼製の枠組み材などを用いることになり、重量
が重くなって箱体全体が取り扱いにくくなる。
【0005】さらに、箱体を組み立てる前にアングルな
どを用いた支柱を組み立てて枠体を作らなければならな
いので、組立作業に時間がかかり、作業に手間取る。し
かも、支柱を組み立ててから側板や天板などの裏面やコ
ーナーの隅々まで塗装を施す必要があり、塗装ムラや塗
り残しなどがあると、錆を発生してしまうという問題も
ある。また、電気機器を箱体の内部に装着する際に、中
板に電気機器を組み付けた後で、その中板を箱体の内部
に収納する。そして、天板や底板の挿通孔に電線を挿通
し、工具を用いて狭隘な箱体の内部で電線を布線し、切
断し、先端の被覆を剥がして電気機器に配線接続するな
どの結線や配線レイアウト作業は、狭隘な箱体内での作
業になるために高度な熟練を要し、作業性がきわめて悪
いものであった。
【0006】これに対して、支柱材をボルトで接合する
ことによって溶接を不要とする骨組み構造などが提案さ
れており(例えば、特開平9−107610号公報)、
箱体を形成するための支柱の枠組み作業をできるだけ容
易にする努力が払われている。また、三方向に直交する
標準化したコーナー金具を用いてアングルを組み立てる
構造が提案されており(特開平9−215122号公
報)、支柱を使った枠体をできるだけ組み立て容易にし
ようとする各種の提案がなされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
箱体には、依然として次のような課題が残されていた。
即ち、箱体を組み立てる際には、先ず、枠体を組立てる
必要があり、その後に左右の両側板や天板あるいは底
板、中間の仕切り板などをボルトやネジを使って固定す
るなど、手間がかかり、しかも、支柱や各板材、ヒンジ
やコーナーなど、多種類の部品が数多く必要になるとい
う問題があった。しかも、枠体は側板や天板、底板など
を支えるために十分な強度を持った堅牢な構造にしなけ
ればならず、その結果、箱体が重くなり、運搬や据え付
け加工の作業性が悪くなる。さらに、箱体を組み上げて
から塗装を施す必要があるので、塗装ムラや塗装残りが
生じて発錆などの問題を生じやすいという欠点もあっ
た。
【0008】これに対して、上記のような枠体を使わな
いフレームレス構造にすると、板材を固着する位置関係
や相互の取付角などの基準となる枠体が無いために、板
材の組み合わせが歪みやすく、箱体の組み立て作業に時
間がかかり、作業性が悪いという欠点がある。総じて、
従来の電気機器収容用箱体は、箱体の在庫や組み立て、
現場での据え付けなどに関する作業性が悪いという欠点
を持っていた。
【0009】本発明は、上記の課題を解決して、軽量
で、部品点数が少なく、据え付け又は組立の作業性が良
好な電気機器収容用箱体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右の側板と
該側板の上下の両端部にそれぞれ固着される天板と底板
とによって形成される板枠と、上記板枠で囲まれた空間
の背に固着される背板、および、上記背板に対向して上
記板枠で囲まれた空間の前面に取付けられる扉によって
形成される電気機器収容用箱体であって、上記板枠は柱
状の支柱を組み合わせた枠体を用いることなく構成さ
れ、上記板枠を構成する側板、天板、底板は、それぞれ
の端部に主面から略直角に折り曲げられて形成される折
り曲げ形成面が備えられており、上記側板と天板、また
は、上記側板と底板のそれぞれの折り曲げ形成面を互い
に重ねて螺着することによって、上記板枠を構成したこ
とを特徴とする。
【0011】また、上記背板は上記側板に沿って折り曲
げられた折り曲げ形成面と、更に該折り曲げ形成面から
略直角に折り曲げられた脚部とを備え、上記背板の折り
曲げ形成面が上記側板に螺着することを特徴とする。
【0012】また、上記天板又は底板は上記背板に沿っ
て折り曲げられた折り曲げ形成面を備え、該折り曲げ形
成面が上記背板に螺着することを特徴とする。
【0013】上記本発明によれば、左右の側板と天板、
または、上記側板と底板のそれぞれの端部に形成された
折り曲げ形成面がリブとして作用して機械的にそれぞれ
の板体を補強する働きをする。同時に、互いの折り曲げ
形成面を重ね合わせて板枠を組上げる際には、略直角に
折れてコーナーを形成する折り曲げ形成面が相互の位置
決めのためのガイドとして働く。従って、側板や天板、
底板に開設されたネジ孔などを合わせる助けとなり、箱
体の組み立て作業を容易にすることができる。これによ
り、従来の柱状の支柱を組み合わせた枠体を用いること
なく、箱体を製造できるので軽量化が図れ、所要の強度
を有し、部品点数が少なく、且つ組立を容易にした電気
機器収容用箱体を提供することができる。
【0014】また、本発明は、左右の側板と該側板の上
下の両端部にそれぞれ固着される天板と底板とによって
形成される板枠と、上記板枠で囲まれた空間の背に固着
される背板、および、上記背板に対向して上記板枠で囲
まれた空間の前面に取付けられる扉によって形成される
電気機器収容用箱体であって、上記背板は、両端部に上
記側板の背側端部方向に背板の主面から折れ曲がって略
直角状に折れ曲がって伸びる折り曲げ形成面と、該折り
曲げ形成面と略直角状に更に折り曲がって伸びる脚部と
を備えたことを特徴とする電気機器収容用箱体である。
【0015】上記本発明の構成によれば、背板の両端の
脚部が壁面に固着される場合には、背板の主面が折り曲
げ形成面によって壁面から隔てられ、背板の裏側に空き
空間を確保する。その結果、背板の表面に電気機器を配
設してネジ等によって背板に電気機器を固定する際に
は、背板が浮き上がっているので、背板の裏面に突出す
るネジ等を容易に締め付けて電気機器を背板に確実に固
着することができ、壁面に箱体を取り付ける場合にも、
背板の裏面のネジ等の突出部分が障害にならない。ま
た、上記背板の裏側の空き空間は電線を挿通するスペー
スを提供し、背板にレイアウトされた電気機器の位置に
あわせて電線を布線しやすくする。特に上記箱体を壁面
に設置する際には、側板や天板、底板を背板から外した
状態で背板を先ず壁面に固定し、電線を通線して電気機
器に配線接続し、その後に背板に側板や天板、底板を取
り付けることによって箱体を組上げることができ、この
時、折り曲げ形成面は、背板に対して側板や天板、底板
を取り付けるための位置決めガイドや支えとして作用す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の電気機器収容用箱体の実
施の形態について、図1乃至図5を参照して以下に説明
する。図1及び図2は本発明の箱体の一実施例の外観を
示す斜視図であり、図3はこの実施例の各板材の接続構
造を示す正面から見た図である。図4は上記実施例の箱
体の背板、側板、天板、底板、扉の夫々の形状を示す分
解図であり、図5は背板の変形例を示す図である。
【0017】箱体1は、左右の両側面と天地の両面が下
記に詳述する四枚の板材によって囲まれた板枠2と、板
枠2の前面の扉3、および板枠2の背面の背板4によっ
て構成されている。即ち、ここで板枠2は、側板5,6
と、側板5,6をつなぐ平板としての天板7、底板8に
よって構成されている。背板4の左右両端部には、壁な
どに箱体を固定するための脚部42が折り曲げて形成さ
れている。即ち、背板4の脚部41の側板5,6と平行
な面に、左右の側板5,6を略直角に折り曲げた折り曲
げ形成面41が設けられ、ネジ9で螺着することによっ
て、板枠2が背板4に固着されている。側板5,6の上
端部には、天板7の方向に略直角に折れ曲がった折り曲
げ形成面51a,61aが形成されており、同様に側板
5,6の下端部にも、略直角に底板8の方向に折れ曲が
った折り曲げ形成面51b,61bが形成されている。
天板7の両端部にも側板5,6の方向にそれぞれ、略直
角に折れ曲がった折り曲げ形成面71a,71bが形成
されており、同様に、底板8の両端部にも側板5,6の
方向にそれぞれ、略直角に折れ曲がった折り曲げ形成面
81a,81bが形成されている。
【0018】そして、板枠2は、側板5,6と天板7
が、並びに、側板5,6と底板8が、それぞれの折り曲
げ形成面51aと71a、51bと81a、61aと7
1b、61bと81bとが互いに重ね合わされており、
しかも、重ねられた折り曲げ形成面がネジ9によって互
いに螺着されて形成されている。このように側板などの
板材の折り曲げ形成面が稜の部分で重なって組み合わさ
れているので、従来の箱体のように山形鋼材やアングル
材のような柱状物を組み合わせた枠体を用いる必要がな
く、強固な板枠2を形成できる。
【0019】背板4の左右両端部近傍には、背板の主面
から略直角状に折り曲げられて形成される折り曲げ形成
面41が設けられており、その先には壁などに箱体を固
定するための脚部42が更に折り曲げられて形成されて
いる。そして背板の折り曲げ形成面41には、側板5,
6がネジ9によって螺着されている。脚部42には箱体
を壁面等に固定するための取付孔43が設けられてい
る。
【0020】尚、この実施例では、天板7と底板8の夫
々の背板側の端部にも折り曲げ形成面71c,81cが
形成され、これらの折り曲げ形成面が背板4にネジ7
3,83によって螺着されている。上記実施例の構成に
よれば、背板4に対して、側板5,6が背板4の折り曲
げ形成面41によって確実に固定されるとともに、側板
5,6に対して、天板7と底板8が折り曲げ形成面71
a,71b,81a,81bによって確実に固定され
る。このように、背板4と側板5,6、並びに、天板
7、底板8が簡単な構造によって一体的に組上げられて
いるので、支柱やアングル材が不要となり、箱体に必要
な部品点数を削減でき、しかも箱体の重量を大幅に軽量
化できる。
【0021】一例として、側板と扉には板厚1.2mm
の鋼板を用い、背板と天板、底板には板厚2.3mmの
鋼板を用いている。高さ1,000mm、幅500m
m、奥行き220mmの箱体は、総重量が約26kgで
あり、従来のように山形鋼を支柱として組み合わせた枠
体を用いた同様な箱体での総重量約40kgに対して、
約14kgもの軽量化を図ることができる。
【0022】尚、背板の折り曲げ形成面41は、板枠2
を背板4に組み合わせる際に、左右、上下の位置合わせ
のガイドとしても働く。また、これらの折り曲げ形成面
は、四枚の板材を組み合わせて板枠を組み立てる際に、
夫々の組み合わせ関係を規定するコーナーガイドとして
働くので、折り曲げ形成面に当接する相手となる板材の
種類や品名、上下関係を示す記号などを記載しておくこ
とが好ましい。これにより現場での据え付け、組立作業
が容易となる。
【0023】また、上記実施例では、側板の上下端部の
折り曲げ形成面51a,51b,61a,61bが、天
板7または底板8より外側に重なるように構成されてお
り、これによれば、天板や底板の外側に位置する側板の
折り曲げ形成面がレールとしての役割を果たし、仮組み
立てした箱体を搬送する際などには、天板や底板の塗装
面に傷を付けないようにする保護効果がある。また、上
記実施例の構成によれば、背板4の左右両端に形成され
た折り曲げ形成面41が、板枠2を背板4に組み合わせ
る際に左右、上下の位置合わせのガイドとしても働く。
【0024】本発明の箱体は、図1乃至図5に示される
ように箱体本体2が背板4、側板5,6、天板7、底板
8の板材(パネル)に分かれており、夫々のパネルが着
脱自在に螺着されているので、箱体本体を壁面等に取り
付ける場合には、背板4を側板5,6や天板7、底板8
とは分けて床面などに置き、必要な電気機器を背板4の
主面にレイアウトし、取付用の孔や電線挿通用の孔など
を孔加工し、電気機器を螺着するなどして固定する。こ
の時、背板4の主面は折り曲げ形成面41によって床面
から隔てられるので、ビスなどが背板の裏面に貫通して
も支障にならない。しかも、電気機器が取り付けられて
重量が重くなった背板を持ち上げる際に背板の主面が床
面から浮き上がっているので、持ち運びに便利で、思わ
ぬ怪我をすることなどもなく、作業が容易であり、安全
でもある。また、電気機器を取り付けた背板4を壁面に
固着する際にも、背板4の主面の裏面には壁面との間に
空間が確保されるので、この空間に電線を挿通すること
が容易に可能である。その後、背板4に側板5,6や天
板7、底板8、扉3などを螺着して組み立てることがで
きる。
【0025】図5は、この実施例を示す背板の断面図で
あり、図5(a)は、背板4の左右両端において、背板
が主面から略直角状に折れ曲がって折り曲げ形成面41
が形成されるとともに、その先端部分には、背板の両端
から外側左右に延びた取付面(脚部)42が形成されて
いるのに対して、図5(b)では、背板4が折り曲げ形
成面41の縁から内側に折り曲げられて取付面(脚部)
42が形成されている点で異なる。
【0026】本発明の箱体によれば、支柱やアングルな
どの支持部材を用いることがなく、しかも、背板に電気
機器を直接に取り付けることもできるので、従来の中板
も利用する必要がない。従って、中板を利用する必要が
ないので部品点数を削減できるだけでなく、箱体の内部
では背板の裏面に配線が可能であるので、中板とその周
囲に電線を布線するための無駄な空間が不要になり、箱
体の大きさを小型化できる。また、支柱やアングルなど
の支持部材を用いないだけ無駄な空間が少なくなり、箱
体の大きさを小型化できる。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、電気機器収容用箱体は、柱状の支柱を組み合わせた
枠体を用いることなく、左右の側板と天板、底板が端部
にそれぞれの主面から略直角に折り曲げられて形成され
る折り曲げ形成面を備え、上記側板と天板、または、上
記側板と底板が互いの折り曲げ形成面を重ねて螺着され
て上記板枠を形成するようにしたので、箱体に必要な使
用部品数が少なく、重量が軽く、取り扱いが容易で、ま
た箱体の組み立てが容易にできる。さらに、箱体を組み
立てるまでは平面状に各板を畳んでおけるので、倉庫保
管や運搬などに際して大きな空間が不要である。総じ
て、この発明によると、箱体の製造や組み立て、変更や
撤去に際しても作業性が良い箱体を提供できるという優
れた効果が生じる。
【0028】また、本発明によれば、電気機器収容用箱
体の背板を主面から略直角状に左右の両側板の面に沿う
方向に折れ曲げて形成する折り曲げ形成面をその両端部
に備え、該折り曲げ形成面を更に折曲げて脚部を形成
し、壁面等に固着するようにしたので、中板や、中板を
箱体に取り付けるための桟などの部品が不要になり、背
板の裏側に電線を挿通できるので、電線の布線等の作業
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気機器収容用箱体の一実施例の外観
を示す斜視図である。
【図2】図1の一部を切欠いた斜視図である。
【図3】側板と天板と底板と背板との接続関係を示す正
面から見た図である。
【図4】上記実施例の箱体の背板、側板、天板、底板、
扉の夫々の形状を示す分解図である。
【図5】背板の変形例を示す断面図である。
【図6】従来の電気機器収容用箱体を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 箱体 2 枠体 3 扉 4 背板 5,6 側板 7 天板 8 底板 9,73,83 ネジ 41 背板の折り曲げ形成面 42 脚部 43 取付孔 51a,51b,61a,61b 側板の折り曲げ形
成面 71a,71b 天板の折り曲げ形成面 81a,81b 底板の折り曲げ形成面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の側板と該側板の上下の両端部にそ
    れぞれ固着される天板と底板とによって形成される板枠
    と、上記板枠で囲まれた空間の背に固着される背板、お
    よび、上記背板に対向して上記板枠で囲まれた空間の前
    面に取付けられる扉によって形成される電気機器収容用
    箱体であって、 上記板枠は柱状の支柱を組み合わせた枠体を用いること
    なく構成され、上記板枠を構成する側板、天板、底板
    は、それぞれの端部に主面から略直角に折り曲げられて
    形成される折り曲げ形成面が備えられており、上記側板
    と天板、または、上記側板と底板のそれぞれの折り曲げ
    形成面を互いに重ねて螺着することによって、上記板枠
    を構成したことを特徴とする電気機器収容用箱体。
  2. 【請求項2】 上記背板は上記側板に沿って折り曲げら
    れた折り曲げ形成面と、更に該折り曲げ形成面から略直
    角に折り曲げられた脚部とを備え、上記背板の折り曲げ
    形成面が上記側板に螺着することを特徴とする請求項1
    に記載の電気機器収容用箱体。
  3. 【請求項3】 上記天板又は底板は上記背板に沿って折
    り曲げられた折り曲げ形成面を備え、該折り曲げ形成面
    が上記背板に螺着することを特徴とする請求項1に記載
    の電気機器収容用箱体。
  4. 【請求項4】 左右の側板と該側板の上下の両端部にそ
    れぞれ固着される天板と底板とによって形成される板枠
    と、上記板枠で囲まれた空間の背に固着される背板、お
    よび、上記背板に対向して上記板枠で囲まれた空間の前
    面に取付けられる扉によって形成される電気機器収容用
    箱体であって、 上記背板は、両端部に上記側板の背側端部方向に背板の
    主面から折れ曲がって略直角状に折れ曲がって伸びる折
    り曲げ形成面と、該折り曲げ形成面と略直角状に更に折
    り曲がって伸びる脚部とを備えたことを特徴とする電気
    機器収容用箱体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004056910A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Tempearl Ind Co Ltd 盤用筐体構造および筐体の製造方法
JP2008172899A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Kawamura Electric Inc 電気機器収納用箱体の壁面への設置方法
JP2011061969A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Shinko Seisakusho:Kk 屋外用鋼製収納箱及び屋外用鋼製収納箱の製造方法

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