JP4953963B2 - 電子電気機器収納用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、フレーム構造を持たず側板、天板、底板などの板材どうしを接合して構成される電子電気機器収納用箱に関するものである。
電子電気機器収納用箱は、12本のフレームにより直方体状の骨格を形成しその外面に側板、天板、底板などを取り付けたフレーム構造を持つもの(例えば、特許文献1参照)と、フレーム構造を持たず板材どうしをねじ等によって接合して箱を構成したもの(例えば、特許文献2参照)の2種類に大別される。このうちフレーム構造の電子電気機器収納用箱は、構造上外力に対する強度が高い反面、フレーム分のコストがかかるという問題がある。
このためコストが重視される電子電気機器収納用箱には、フレーム構造を持たず板材どうしを接合したタイプが選択される。しかしこのタイプの電子電気機器収納用箱は板材の端部どうしをねじやスポット溶接等によって接合しただけであるから強度が不足し勝ちであるうえ、天板と側板との位置を合わせたうえで接合作業を行うため、位置合わせに時間がかかり、組み立ての作業性が悪いという問題があった。
特開2003-324293号公報 特開2003-318560号公報
従って本発明の目的は、低コストでありながら、強度を確保でき、組み立て作業が容易な電子電気機器収納用箱を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、前後端縁と上下端縁とをそれぞれ内側に折曲して第1折曲部及び第2折曲部を形成することにより、全周にわたる折曲部を設けた側板と、前後の対向する端縁を折曲した天板または底板とを備え、側板と天板または底板との間を、第1折曲部の端部と第2折曲部の端部とが接するコーナー部に設けたスリットを通して上下方向から挿入される挿入片と、天板または底板の内面に固着される補強片とを備えた接合金具によって接合した電子電気機器収納用箱であって、この接合金具は天板または底板と垂直平面内でL字形状を描く本体部及び挿入と、該本体部から直角に屈曲された水平な補強とを備え、該補強には吊りボルトやキャスタの接合部を設けたものであることを特徴とするものである。
本発明の電子電気機器収納用箱は、全周にわたる折曲部を設けた側板と、前後または左右の対向する端縁を折曲した天板または底板との間を、第1折曲部の端部と第2折曲部側板の端部とが接するコーナー部に設けたスリットを通して上下方向から挿入される挿入片と、天板または底板の内面に固着される補強片とを備えた接合金具によって接合したものであるから、強度を向上させることができるうえに、接合金具の挿入片を補強フレームのスリットに嵌合させることにより組み立てることができるので、天板または底板を取付けるときの側板との位置合わせが容易であり、組み立て作業性がよい。しかもフレームがないため低コストでかつ軽量化できるという利点がある。
次に、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1と図2は本発明の電子電気機器収納用箱の全体斜視図、図3は分解斜視図、図4は要部拡大図、図5は接合金具の斜視図、図6は要部の断面図である。
図1、図2に示されるように、本発明の電子電気機器収納用箱は左右の側板1と天板2と底板3と背面板4と扉5とからなるもので、フレームを用いず、側板1の上下に天板2と底板3とを接合金具6によって接合した構造である。各部材は金属製であり、通常は鋼板製である。
図3、図4に示されるように、側板1は前後端縁と上下端縁とをそれぞれ内側に略コ字状に折曲し、垂直方向に延びる第1折曲部11と水平方向に延びる第2折曲部12を形成したものである。これらの略コ字状に折曲された内側部分には、全周にわたる折曲部としての溝部13が形成されることとなる。なお第1折曲部11と第2折曲部12とが重なる部分では、第1折曲部11を切り欠いてある。
第1折曲部11には図1に示すようにL型レール14等を装着可能な取付孔15が一定間隔で形成されている。また第2折曲部12には図2に示すようにレール部材16等を装着可能な取付孔17が適宜の間隔で形成されている。また第1折曲部11の端部と第2折曲部12の端部とが接する4つのコーナー部には、後述する接合金具6を装入するためのスリット18が形成されている。このスリット18は水平部と垂直部とがL字状に繋がった形状となっている。
天板2と底板3は、前後端縁を垂直に折曲げた第3折曲部19を備えたものである。この第3折曲部19の左右両端は図5に示されるように、接合金具6の幅に合わせて切り欠かれている。
接合金具6は、図5に示すように本体部20と挿入片21と補強片22とからなる。本体部20と挿入片21とは垂直部分であり、L字形状となっている。補強片22は本体部20から直角に屈曲された水平部分である。挿入片21の幅は上記したスリット18の水平部から溝部13内に挿入できるように、設計しておく。また本体部20には第3折曲部19へねじ止めするための孔23が形成され、挿入片21には第1折曲部11へねじ止めするための孔24が形成され、補強片22には天板2または底板3へねじ止めするための孔25が形成されている。以下にこの接合金具6を用いて側板1と天板2とを接合する方法を説明するが、側板1と底板3の接合も同様である。
先ず図4、図5に示すように、接合金具6の垂直な本体部20を天板2の第3折曲部19の内面に接し、水平な補強片22が天板2の裏面に接するように、ねじによって天板2に固定する。挿入片21は第3折曲部19よりも下方に突出している。
次にこの挿入片21を側板1の前記したスリット18の水平部から溝部13内に挿入する。すなわち、天板2の四隅から突出させた挿入片21をそれぞれスリット18に挿入することにより、側板1と天板2との位置合わせを容易に行うことができるものである。この状態で挿入片21を側板1の第1折曲部11に固定すれば、側板1と天板2は接合金具6によって接合される。なお図6に示すように、天板2の端部を板厚分だけ突出させておけば、側板1の端部との間に段差が生じず、外観がよくなる。
接合金具6と側板1、天板2間の接合はねじ止めにより行う。この操作を上面の四隅と下面の四隅について行えば、側板1の上下に天板2と底板3が接合された直方体が形成されるので、背面を平板状の背面板4により閉塞し、前面に扉5を取り付ければキャビネットが完成する。補強片22が天板2に接合されているため強度が向上し、この補強片22には吊りボルトの接合部30を設けたり、キャスタ取付部31を設けることもできる。
このように、天板、底板、側板と接合金具との接合を全てねじ止めで行うことにより、設置現場にて容易に組立てることができるという利点を有する。また上記した実施形態では、天板、底板、側板と接合金具との接合手段を全てねじ止めとしたが、設置現場で組立てる必要がない場合には、接合手段をスポット溶接としてもよい。この場合においても、工場で組立て作業を行うときに、側板と天板との位置合わせを容易に行うことができ、作業性がよいものである。
さらに、扉5は図2に示されるように中央部を透明なアクリル板32とし、端部には放熱用のスリット33が形成されている。また端部の内側には補強部材34が設けられているが、スリット33と重なる位置には穴35を設けてある。このほか、図1に示すように背面板4にも放熱用のスリット36を設けてある。
以上に説明したように、本発明の電子電気機器収納用箱は、フレームがなく低コストでありながら、特殊な接合金具6と各折曲部を組みあわせたことによって十分な強度を確保でき、しかも設置現場での組み立て作業も容易に行えるなどの多くの利点を有するものである。
本発明の電子電気機器収納用箱の全体斜視図である。 扉を取り付けた電子電気機器収納用箱の全体斜視図である。 本発明の電子電気機器収納用箱の分解斜視図である。 要部拡大図である。 接合金具を分離して示す要部斜視図である。 要部の断面図である。(切断面は、挿入片の中央部を通り側板に平行な平面である。)
1 側板
2 天板
3 底板
4 背面板
5 扉
6 接合金具
11 第1折曲部
12 第2折曲部
13 溝部
14 L型レール
15 取付孔
16 レール部材
17 取付孔
18 スリット
19 第3折曲部
20 本体部
21 挿入片
22 補強片
23 孔
24 孔
25 孔
30 吊りボルトの接合部
31 キャスタ取付部
32 アクリル板
33 スリット
34 補強部材
35 穴
36 スリット

Claims (1)

  1. 前後端縁と上下端縁とをそれぞれ内側に折曲して第1折曲部及び第2折曲部を形成することにより、全周にわたる折曲部を設けた側板と、前後の対向する端縁を折曲した天板または底板とを備え、側板と天板または底板との間を、第1折曲部の端部と第2折曲部の端部とが接するコーナー部に設けたスリットを通して上下方向から挿入される挿入片と、天板または底板の内面に固着される補強片とを備えた接合金具によって接合した電子電気機器収納用箱であって、この接合金具は天板または底板と垂直平面内でL字形状を描く本体部及び挿入と、該本体部から直角に屈曲された水平な補強とを備え、該補強には吊りボルトやキャスタの接合部を設けたものであることを特徴とする電子電気機器収納用箱。
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