JP2017528003A - 電子機器キャビネット - Google Patents

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Abstract

キャビネットフレーム、前方機器レール、及び構造エアダムを含む、電子機器キャビネット。キャビネットフレームは、上部フレームを形成するために一対の上部左右梁に接合される前後梁の第1の対及び、下部フレームを形成するために一対の下部左右梁に接合される前後梁の第2の対ならびに、上部フレーム及び下部フレームに接合される複数の垂直柱を含む。前方機器レールは、前後梁の第1の対の1つに、かつ前後梁の第2の対の1つに着脱自在に接合される。構造エアダムは、前方機器レールに、かつ複数の垂直柱の1つに接合される。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2012年6月25日に出願された米国特許仮出願61/663,898号の優先権を主張する、2013年6月20日に出願された米国特許出願第13/922,777号の一部継続出願であり、これらの特許についてはいずれも、その全体を本明細書に参照文献として援用する。
本発明は概して、ネットワーク及びサーバキャビネットなどの電子機器キャビネットに関し、より詳細には、強化電子機器キャビネットに関する。
電子機器キャビネットは当技術分野において周知である。例えば、アメリカン・パワー・コンバージョン社(ロードアイランド州、ウエストキングストン)に譲渡されている米国特許第7,293,666号においては、電子機器キャビネットが開示されている。しかし電子機器キャビネットは、差し込み前後梁及び着脱自在の垂直柱を有さない。また典型的な電子機器キャビネットは、電子機器を電子機器キャビネット内に設置した状態で搬送し、または移動させるほど十分には強くも頑丈でもない。
したがって、電子機器キャビネットには差し込み前後梁を有する必要性が生じる。また、電子機器で満載である状態で搬送し、移動させるのに十分強くかつ頑丈な電子機器キャビネットが必要とされる。
一実施例において、電子機器キャビネットは、キャビネットフレーム、前方機器レール、及び構造エアダムを含んでいる。キャビネットフレームは、上部フレームを形成するために一対の上部左右梁に接合される前後梁の第1の対、下部フレームを形成するために一対の下部左右梁に接合される前後梁の第2の対、ならびに、上部フレーム及び下部フレームに接合された複数の垂直柱を含む。前方機器レールは、前後梁の第1の対の1つに、また前後梁の第2の対の1つに着脱自在に接合される。構造エアダムは前方機器レールに、また複数の垂直柱の1つに接合される。
別の実施例において、電子機器キャビネットは、キャビネットフレーム、前方機器レール、チャネル部材、及び垂直ケーブル管理レールを含んでいる。キャビネットフレームは、上部フレームを形成するために一対の上部左右梁に接合される前後梁の第1の対、下部フレームを形成するために一対の下部左右梁に接合される前後梁の第2の対、ならびに、上部フレーム及び下部フレームに接合される複数の垂直柱を含む。前方機器レールは、前後梁の第1の対の1つに、また前後梁の第2の対の1つに着脱自在に接合される。チャネル部材は、前方機器レールに接合される。垂直ケーブル管理レールは、チャネル部材に接合される。
本発明の特定の実施例について、添付図面によって説明する。図面が必ずしも原寸に比例したものではないこと、また、本発明を理解するために必ずしも必要ではないか、または認識しづらい他の詳細を描写する詳細については省略してもよいことを理解すべきである。もちろん、本発明が特定の実施例に必ずしも限定されないことを理解すべきである。
本発明の実施形態による、電子機器キャビネットの上前面斜視図である。 開放位置にある前面ドア、背面ドア、及びサイドパネルを示す、図1の電子機器キャビネットの上前面斜視図である。 図1の電子機器キャビネットの分解上前面斜視図である。 図3のキャビネットフレームの上前面斜視図である。 図4のキャビネットフレームの分解上前面斜視図である。 図5の詳細6の拡大上前面斜視図である。 図5の詳細7の拡大上前面斜視図である。 図5の下部フレームの分解底前面斜視図である。 図8の詳細9の拡大底前面斜視図である。 図8の詳細10の拡大底前面斜視図である。 図4のキャビネットフレームの上面図である。 図11の詳細12の拡大上面図である。 図11のキャビネットフレームの幅(例えば、600mm)よりも広い幅(例えば、700mm)を有するキャビネットフレームの上面図である。 図13の詳細14の拡大上面図である。 図13のキャビネットフレームの幅(例えば、700mm)よりも広い幅(例えば、800mm)を有するキャビネットフレームの上面図である。 図15の詳細16の拡大上面図である。 設置された機器レールを示す、図4のキャビネットフレームの上前面斜視図である。 図17の詳細18の拡大上前面斜視図である。 図19の分解上前面斜視図である。 図17のキャビネットフレームの側面図である。 図20の詳細21の側面図である。 機器レール上に設置されたパッチパネルカセットを示す、図17のキャビネットフレームの上背面斜視図である。 図22の詳細23の拡大上背面斜視図である。 図23の部分分解上背面斜視図である。 機器レール上に設置されたケーブル管理フィンガーを示す、図17のキャビネットフレームの上背面斜視図である。 図25の詳細26の拡大上背面斜視図である。 図26の部分分解上背面斜視図である。 機器レール上に設置された垂直ブランキングパネルを示す、図17のキャビネットフレームの上背面斜視図である。 図28の詳細29の拡大上背面斜視図である。 図29の部分分解上背面斜視図である。 図30の部分分解上背面斜視図である。 設置され、かつ閉鎖位置にある前面ドアを示す、図4のキャビネットフレームの上前面斜視図である。 図32の詳細33の拡大上前面斜視図である。 開放位置にある前面ドアを示す、図32のキャビネットフレームの上前面斜視図である。 図34の詳細35の拡大上前面斜視図である。 図34の詳細36の拡大上前面斜視図である。 図34の詳細37の拡大上前面斜視図である。 設置され、閉鎖位置にある背面ドアを示す、図4のキャビネットフレームの上背面斜視図である。 図38の詳細39の拡大上背面斜視図である。 開放位置にある背面ドアを示す、図38のキャビネットフレームの上背面斜視図である。 図40の詳細41の拡大上背面斜視図である。 図40の詳細42の拡大上背面斜視図である。 図40の詳細43の拡大上背面斜視図である。 設置され、閉鎖位置にある側面ドアを示す、図4のキャビネットフレームの上前面斜視図である。 図44の詳細45の拡大上前面斜視図である。 開放位置にある側面ドアを示す、図44のキャビネットフレームの上前面斜視図である。 図46の詳細47の拡大上前面斜視図である。 図46の詳細48の拡大上前面斜視図である。 図46の詳細49の拡大上前面斜視図である。 開放位置にある側面ドアを示す、図44のキャビネットフレームの上背面斜視図である。 図50の詳細51の拡大上背面斜視図である。 図50の詳細52の拡大上背面斜視図である。 設置された上部キャップを示す、図4のキャビネットフレームの上前面斜視図である。 図53の詳細54の拡大上前面斜視図である。 図54の部分分解上前面斜視図である。 その下のキャビネットフレームを隠れ線で示す、図53の上部キャップの上面図である。 図56の詳細57の拡大上面図である。 その下のより幅の広いキャビネットフレームを隠れ線で、また、部分的に、または完全に取り外されたグロメットのいくつかを示す、図53のキャビネットフレームの幅(例えば、600mm)よりも広い幅(例えば、700mm)を有するキャビネットフレームの上部キャップの上面図である。 図58の詳細59の拡大上面図である。 その下のより幅の広いキャビネットフレームを隠れ線で、また、部分的に、または完全に取り外されたグロメットのいくつかを示す、図58のキャビネットフレームの幅(例えば、600mm)よりも広い幅(例えば、800mm)を有するキャビネットフレームの上部キャップの上面図である。 図60の詳細61の拡大上面図である。 本発明の第2の実施形態による、電子機器キャビネットの上前面斜視図である。 図62の電子機器キャビネットのキャビネットフレームの一実施例の上前面斜視図である。 図63のキャビネットフレームの機器レール及びエアダムの上前面斜視図である。 図64Aの機器レール及びエアダムの分解図である。 図63のキャビネットフレームの部分分解図である。 図63のキャビネットフレームの部分分解上後方斜視図である。 図63のキャビネットフレームの部分分解図である。 図63のキャビネットフレームの前面右角部の平面図である。 ケーブル管理フィンガーを有する、図63のキャビネットフレームの上後方斜視図である。 サイドパネルが設置されていない、図63のキャビネットフレームの下部左角部の前面平面図である。 サイドパネルが設置された、図63のキャビネットフレームの下部左角部の前面平面図である。 1つのサイドパネルが設置され、1つのサイドパネルが部分的に設置された、図63のキャビネットフレームの上前面斜視図である。 2つのサイドパネルを有する、図63のキャビネットフレームの部分底前面斜視図である。 ケーブル管理フィンガー及び上部キャップを有する、図63のキャビネットフレームの上前面斜視図である。 図74Aのキャビネットフレームの部分分解図である。 1つの上部キャップ及び排気筒を有する、図74Aのキャビネットフレームの部分上前面斜視図である。 図62の電子機器キャビネットのキャビネットフレームの別の実施形態の上前面斜視図である。 図75のキャビネットフレームの機器レール、ケーブル管理フィンガーレール、及び強化チャネルの部分分解図である。 図75のキャビネットフレームの機器レール、ケーブル管理フィンガーレール、及び強化チャネルの平面図である。 図75のキャビネットフレームの部分分解上後方斜視図である。 図78の詳細78Aの拡大上後方斜視図である。 図78の詳細78Bの拡大上後方斜視図である。 分解図でエアダムを示す、図75のキャビネットフレームの上後方斜視図である。
図1〜3で示すように、電子機器キャビネット100の一実施例は、キャビネットフレーム200(図4〜16)、機器レール300A、300B(図17〜31)、前面ドア400(図32〜37)、背面ドア500(図38〜43)、側面ドア600(図44〜52)、及び上部キャップ700(図53〜61)を含む。
図4で示すように、キャビネットフレーム200は、前後梁210、上部及び下部左右梁220A、220B、垂直柱230、ならびに面板240を含む。
図5で示すように、前後梁210及び上部左右梁220Aが接合され、上部フレーム250Aを形成する。同様に、前後梁210及び下部左右梁220Bが接合され、下部フレーム250Bを形成する。前後梁210は、例えばリベット及び溶接部などの永久的接合部を利用して左右梁220A、220Bに永久的に接合されることが好ましいが、例えばナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して、前後梁210が左右梁220A、220Bに着脱自在に接合されることも同様に考えられる。
図6及び7で示すように、垂直柱230は上部及び下部フレーム250A、250Bに、また、より詳細には、左右梁220A、220Bに接合され、キャビネットフレーム200を形成する。垂直柱230は、例えばナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して、左右梁220A、220Bに着脱自在に接合されることが好ましいが、垂直柱230が例えばリベット及び溶接部などの永久的接合部を利用して、左右梁220A、220Bに永久的に接合されることも同様に考えられる。カバー板232は、例えばナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して、垂直柱230に着脱自在に接合され、取り外し時には、キャビネットフレーム組立開口部234へのアクセスを提供する。さらに設置時には、カバー板232は複数のキャビネットとの連動のためのスタンドオフの働きをする。
さらに面板240は、例えばナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して、左右梁220A、220B及び垂直柱230に着脱自在に接合されるが、面板240が例えばリベット及び溶接部などの永久的接合部を利用して、左右梁220A、220Bに永久的に接合されることも同様に考えられる。面板240はキャビネットフレーム200、また、より詳細には、左右梁220A、220B及び垂直柱230にさらなる剛性を与えることが好ましい。カバー板242は、例えばナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して、面板240、また最終的には、左右梁220Aに着脱自在に接合され、取り外し時には、配索用開口部224、244へのアクセスを提供する。
上部及び下部フレーム250A、250Bについては、電子機器キャビネット100の搬送前に、例えば工場において組み立てておくことが好ましいが、機器レール300、前面ドア400、背面ドア500、側面ドア600、及び上部キャップ700と同様に垂直柱230及び面板240が、例えばデータセンターにおいて、またはデータセンター付近に位置する遠隔組立設備において、電子機器キャビネット100の搬送後に組み立てられることによって、組立時間に大きな影響を与えることなく、搬送量、ひいては電子機器キャビネット100の搬送にかかる費用を削減し得る。
図8〜10で示すように、前方及び後方キャスター260A、260Bならびに水平出し脚270は、下部フレーム250B、また、より詳細には、下部左右梁220Bに接合される。後方キャスター260B及び水平出し脚270は、下部フレーム250B、また、より詳細には、下部左右梁220Bに回動可能に接合され、子機器キャビネット100の位置決め及び水平出しを補助することが好ましいが、前方キャスター260Aは単独で、または後方キャスター260Bと組み合わせて、下部フレーム250B、また、より詳細には、下部左右梁220Bに回動可能に接合され、電子機器キャビネット100の位置決めをさらに補助することも同様に考えられる。
図11及び12で示すように、前後梁210は垂直柱230、また、より詳細には、左右梁220A、220B及び垂直柱230の交差部に対して差し込まれ、キャビネットフレーム200の側面に沿って、例えば機器レール300A、300Bによって画定される機器取付領域290と、側面ドア600の側面ドアパネル610A、610Bとの間に配索領域280を形成する。
電子機器キャビネット100の幅が、例えば600mm(図11及び12)から700mm(図13及び14)及び800mm(図15及び16)へと広がるにつれ、機器取付領域290の幅は同一のまま、配索領域280の幅が広がる。
図17〜19及び28〜31で示すように、機器レール300A、300Bはキャビネットフレーム200、また、より詳細には、上部及び下部フレーム250A、250Bの前後梁210に接合される。機器レール300A、300Bは調整可能であることが好ましい。すなわち、機器レール300A、300Bは、例えばナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して、キャビネットフレーム200、また、より詳細には、上部及び下部フレーム250A、250Bの前後梁210に着脱自在に接合される。
例えば図19及び31で示すように、機器レール300A、300Bは、チャネルナット310及び取付ボルト320を含む。チャネルナット310は、前後梁210における上部開口部212を通じたチャネルナット310の位置決め及びチャネルナット310の前後梁210における側面開口部214との整列のためのタブ312を含む。さらに、チャネルナット310は、チャネルナット310の前後梁210への固定及び機器レール300のキャビネットフレーム200への接地のための返しとげ314を含む。
図20及び21で示すように、チャネルナット310及び取付ボルト320が螺合され、かつ堅固である場合、機器レール300A、300Bは前後梁210に固定される。しかし、チャネルナット310及び取付ボルト320が螺合されるものの緩んでいる場合、機器レール300A、300Bは前後梁210における細長い開口部214に沿って摺動し、機器レール300A、300Bが前後梁210における細長い開口部214に沿って任意の数の場所において位置合わせすることを可能にする。
機器レール300A、300Bの場所に応じて、さらなる配索用領域280が、例えば電子機器キャビネット100の前面において、かつ電子機器キャビネット100の背面に設けられる場合がある。
さらに、図19及び31で示すように、機器レール300A、300Bは、例えばナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して、機器レール300A、300Bに着脱自在に接合されるスティフナ330を含むが、スティフナ330が、例えばリベット及び溶接部などの永久的接合部を利用して、機器レール300A、300Bに永久的に接合されることも同様に考えられる。代わりに、機器レール300A、300B及びスティフナ330が一体的に形成される。
図22〜27で示すように、機器レール300Bは、サーバ、パッチパネル、及びスイッチなどの電子機器の電子機器キャビネット100内での取り付けのための取付開口部340を含み、電子機器キャビネット100、また、より詳細には、電子機器キャビネット100の配索用領域280内でのパッチパネルカセット352及びケーブル管理フィンガー362などの付属品の取り付けのための、パッチパネルカセット取付ブラケット350及びケーブル管理フィンガー取付ブラケット360などの付属品取付ブラケットを受けるように構成される。
例えば図22〜24で示すように、機器レール300Bは、パッチパネルカセット352の機器レール300Bへの取り付けのためのパッチパネルカセット取付ブラケット350を含む。図24で示すように、パッチパネルカセット取付ブラケット350は、例えばナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して、機器レール300Bに着脱自在に接合されるが、パッチパネルカセット取付ブラケット350が、例えばリベット及び溶接部などの永久的接合部を利用して、機器レール300Bに永久的に接合されることも同様に考えられる。代わりに、機器レール300B及びパッチパネルカセット取付ブラケット350が一体的に形成される。パッチパネルカセット352は、パッチパネルカセット収納部354にスナップ嵌合し、それが次に、パッチパネルカセット取付ブラケット350にスナップ嵌合する。このように、パッチパネルカセット収納部354はパッチパネルカセット取付ブラケット350から迅速かつ容易に取り外され、パッチパネルカセット350へのアクセスを拡大する。
代わりに、図25〜27で示すように、機器レール300Bは、ケーブル管理フィンガー362の機器レール300Bへの取り付けのためのケーブル管理フィンガー取付ブラケット360を含む。図27で示すように、ケーブル管理フィンガー取付ブラケット360は、例えばナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して、機器レール300Bに着脱自在に接合されるが、ケーブル管理フィンガー取付ブラケット350が、例えばリベット及び溶接部などの永久的接合部を利用して、機器レール300Bに永久的に接合されることも同様に考えられる。代わりに、機器レール300B及びケーブル管理フィンガー取付ブラケット360が一体的に形成される。ケーブル管理フィンガー362はケーブル管理フィンガー取付ブラケット360にスナップ嵌合する。
図28〜31で示すように、機器レール300Aは、サーバ、パッチパネル、及びスイッチなどの電子機器の電子機器キャビネット100内での取り付けのための取付開口部340を含み、電子機器キャビネット100の開放領域を封止し、冷却された吸気及び加熱された排気を分離するために、通常、取付開口部340を利用して機器レール300Aに取り付けられる水平ブランキングパネル(図示せず)、及び、垂直ブランキングパネル370などのブランキングパネルを受けるように構成される。
例えば、図28〜31で示すように、機器レール300Aは、垂直ブランキングパネル370を含む。図30で示すように、垂直ブランキングパネル370は、例えばナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して、機器レール300Aに着脱自在に接合されるが、垂直ブランキングパネル370が、例えばリベット及び溶接部などの永久的接合部を利用して、機器レール300Aに永久的に接合されることも同様に考えられる。代わりに、機器レール300A及び垂直ブランキングパネル370は一体的に形成される。さらに、垂直ブランキングパネル370は、垂直柱230に着脱自在に接合され、キャビネットフレーム200、また、より詳細には、垂直柱230にさらなる剛性を与える。
図32及び34で示すように、前面ドア400は、キャビネットフレーム200、また、より詳細には、面板240、また最終的には、垂直柱230に回動可能に接合される前面ドア板410を含み、閉鎖位置(図32)から開放位置(図34)へと回動する。さらに、図36及び37で示すように、前面ドア板410はキャビネットフレーム200に着脱自在に接合され、その迅速かつ容易な設置及び取り外しのために、ばね付勢されたヒンジピン420を含む。
図38及び40で示すように、背面ドア500は、キャビネットフレーム200、また、より詳細には、面板240、また最終的には、垂直柱230に回動可能に接合される背面ドアパネル510を含み、閉鎖位置(図38)から開放位置(図40)へと回動する。さらに、図42及び43で示すように、背面ドアパネル510はキャビネットフレーム200に着脱自在に接合され、開放時の背面ドアパネル510の取り外しを防止するフランジ520を含む。
図44、46、及び50で示すように、側面ドア600は、上部キャップ700と同様に、キャビネットフレーム200、また、より詳細には、垂直柱230に回動可能に接合される側面ドアパネル610A、610Bを含み、閉鎖位置(図46)から開放位置(図46及び50)へと回動する。さらに、図48、49、51、及び52で示すように、側面ドアパネル610A、610Bは、上部キャップ700と同様にキャビネットフレーム200に着脱自在に接合され、その迅速かつ容易な設置及び取り外しのために、ばね付勢されたヒンジピン620を含む。
図53〜55で示すように、上部キャップ700は、例えばナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して、キャビネットフレーム200、また、より詳細には、上部フレーム250Aの前後梁210及び左右梁220Aならびに垂直柱230に着脱自在に接合され、例えば、グロメット722及びグロメットカバー724と嵌合され、サーバキャビネット100、また、より詳細には、配索領域280の側面の上方に配置されるデータケーブル開口部720、及び、例えば、ノックアウト部732と嵌合され、電子機器キャビネット100の背面の上方に配置される電力ケーブル開口部730を含む。
電子機器キャビネット100の幅が例えば、600mm(図56及び57)から700mm(図58及び59)及び800mm(図60及び61)へと広がるにつれ、、データケーブル開口部720の幅が広がり、例えば、配索領域280のさらなる幅を受容する。
本発明の特定の実施形態において、ドア位置センサ及び環境センサ(例えば、温度、湿度など)などのセンサ(図示せず)は、例えば開口部224、244において、キャビネットフレーム200上に取り付けられている。
本発明の特定の実施形態において、Panduit(登録商標)Mini−Com.RTM.モジュラージャックなどのモジュラージャック(図示せず)は、ハンドル、キーパッド、リーダ、及びセンサなどのドアに取り付けられた電子機器の迅速かつ容易な着脱のために、例えば開口部224、244において取り付けることができる。
図62〜63を参照すると、強化キャビネットフレーム1100を含み、電子機器が満載の状態で搬送し、かつ移動させることが可能である電子機器キャビネット1000の別の実施例が示される。強化キャビネットフレーム1100を有する例示的な電子機器キャビネット1000は、キャビネットの構造的整合性及び電子機器の安全性を維持しながら、2000ポンドの機器負荷が印加された状態で搬送することが可能である。例示的な電子機器キャビネット1000は、サーバキャビネットの応用のために利用することができる、幅700mm×奥行1200mm×高さ42ラックユニット(RU)サーバタイプキャビネットであるが、特定の用途に応じて所望の通り任意のサイズのキャビネットとすることが可能である。キャビネットフレーム1100に加えて、電子機器キャビネット1000は通常、前方及び後方機器レール1200A及び1200B、前面ドア1300、後方ドア1400、サイドパネル1500、ならびに上部キャップ1600を含む。
図63及び65〜67で示すように、キャビネットフレーム1100は通常、上述の前後梁210、上部及び下部左右梁220A、220B、垂直柱230、ならびに面板240と全て同様である前後梁1105、側面梁1110の上部及び下部側面、1115、垂直柱1125、ならびに面板1130を含む。また、キャビネットフレーム1100はまた、上側パネル梁1135、下側パネル梁1140、及び補強前後梁1145を含む。
一対の前後梁1105は上部左右梁1110に溶接されるか、または確実に固定されるか、もしくは接合されて、上部フレーム1120Aを形成し、また、他の一対の前後梁1105は下部左右梁1115に溶接されるか、または確実に固定されるか、もしくは接合されて、下部フレーム1120Bを形成する。垂直柱1125は上部及び下部フレーム1120A、1120Bに溶接されるか、または確実に固定されるか、もしくは接合され、また、図示される特定の実施例においては、上部及び下部左右梁1110、1115の端部付近で、上部左右梁1110及び下部左右梁1115に溶接される。前後梁1105は、垂直柱1125に対して、また上部及び下部左右梁1110、1115ならびに垂直柱1125の交差部に対して差し込まれ、キャビネットフレーム1100の側面に沿って、また、前方及び後方機器レール1200A、1200Bによって画定される機器取付領域1195とサイドパネル1500の間で、配索領域1190(図68)を形成する。電子機器キャビネット1000の幅(例えば、600mm、700mm、800mmなど)に応じて、機器取付領域1195の幅は同一のまま、配索領域1190の幅が広がるか、または狭まる。
面板1130もまた、例えばナット及びボルトまたはネジなどの着脱自在の接合具を利用して、上部及び下部左右梁1110、1115に、また、垂直柱1125に着脱自在に接合することができるか、または、リベットもしくは溶接部などの接合を利用して、上部及び下部左右梁1110、1115に永久的に接合することができる。面板1130は、キャビネットフレーム1100に、また、より詳細には、上部及び下部左右梁1110、1115及び垂直柱1125にさらなる剛性を与えるために利用することができる。カバー板1132もまた、ナット及びボルトまたはネジなどの着脱自在の接合具を利用して、面板1130に着脱自在に接合することができ、取り外した場合には配索用開口部へのアクセスを提供することができる。
上側パネル梁1135は垂直柱1125の上部に溶接され、筒状の下側パネル梁1140は垂直柱1125の下部に溶接される。上側及び下側パネル梁1135、1140は、以下に記すようにサイドパネル1500を支持固定し、上部及び下部左右梁1110、1115のねじれトルクを制限することによって、キャビネットフレーム1100の前後方向の強度を高め、搬送中に過度な力を受けることができる。
図示される実施例において、キャビネットフレーム1100はまた、キャビネットフレーム1100の全体の剛性を高めることで電子機器キャビネット1000の耐衝撃変形性を高める、補強前後梁1145を含む。図示される特定の実施例において、補強前後梁1145のそれぞれは3部品のアセンブリから成り、垂直柱1125間に溶接されるか、または確実に固定されるか、もしくは接合される。しかし、補強前後梁1145はまた、単一の単位ユニットであってもよい。補強前後梁1145の垂直柱1125間での溶接または固定により、キャビネットフレーム1100の前後方向の剛性が増し、それによって、最終的に搭載された電子機器キャビネット1000の搬送及び輸送中の振動及び衝撃によるフレームのゆがみが緩和される。以下でさらに詳細に説明するように、補強前後梁1145はまた、前方及び後方機器レール1200A、1200Bに接合され、前方及び後方機器レール1200A、1200Bに印加される垂直荷重の一部を、付加的な構造的支持が存在する、キャビネットフレーム1100の垂直柱1125へと分散させる。
キャビネットフレーム1100はまた、キャビネットフレーム1100にさらに剛性を与えるために、前方及び後方ガセット1150、1155A、1155Bを含むことができる。一対の前方ガセット1150は、前方垂直柱1125及び下部前後梁1105に溶接するか、または確実に固定するか、もしくは接合することができ、後方ガセット1155Aの第1の対は、後方垂直柱1125及び下部前後梁1105に溶接するか、または確実に固定するか、もしくは接合することができ、かつ、後方ガセット1155Bの第2の対は、後方垂直柱1125及び後方上部左右梁1110に溶接するか、または確実に固定するか、もしくは接合することができる。以下に記すように、キャビネットフレーム1100の後方において、構造エアダム1250に付加的な支持を加えないまま、後方ガセット1155A、1155Bにより、さらなる剛性が与えられる。
図70〜71で示すように、電子機器キャビネット100に関して上述した通り、水平出し脚1185またはキャスターは、下部フレーム1120B、また、より詳細には、下部左右梁1115に接合することができる。水平出し脚1185またはキャスターは下部フレーム1120Bに回動可能に接合され、電子機器キャビネット1000の位置決め及び水平出しを補助することが好ましい。
図63〜68を参照すると、標準的な前方及び後方機器レール1200A、1200Bは、ナット、ボルト、チャネルナット、ネジなどの着脱自在の接合部を用いて、上部及び下部フレーム1120A、1120Bの前後梁1105に、機器レール300A、300B及び前後梁210に関し上述したのと同じ方法で着脱自在に接合される。前方及び後方機器レール1200A、1200Bは、サーバ、パッチパネル、及びスイッチなどの電子機器の電子機器キャビネット1000内での取り付けのための取付開口部1205を含み、水平ブランキングパネル(図示せず)を受けるように構成される。上述のように、後方機器レール1200Bはまた、パッチパネルカセット及びケーブル管理フィンガー1220などの付属品の電子機器キャビネット1000(図74A)内での取り付けのためのパッチパネルカセット取付ブラケット及びケーブル管理フィンガー取付ブラケット1215などの付属品取付ブラケットを受けるように構成することができる。図示される実施例において、前方機器レール1200Aは前方垂直柱1125に固定され、一方で後方機器レール1200Bは調整可能である。
図64A及び64Bで示すように、前方及び後方機器レール1200A、1200Bはまた、ナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合具を利用して機器レール1200A、1200Bに着脱自在に接合することができる、スティフナ1210を含むことができる。代わりに、機器レール1200A、1200B及びスティフナ1210は、一体的に形成される場合がある。
キャビネットフレーム1100に、また、前方及び後方機器レール1200A、1200Bにさらなる強度及び剛性を与えるために、付加的な構造的特徴及び接合具がまた、キャビネットフレーム1100内に組み込まれる。
図64A、64B、及び68で示すように、各前方機器レール1200Aは、ネジまたはナット及びボルトなどのネジ部材1255を用いて構造エアダム1250に接合されるか、または、リベット、溶接部などを利用して、構造エアダム1250に永久的に取り付けられ、前方機器レールアセンブリを形成する場合がある。以下に記すように、キャビネットフレーム1100内に設置される場合、前方機器レールアセンブリは、前方機器レール1200Aによって印加される動的な力の一部を前方垂直柱1125へと移動させるために利用することができる。構造エアダム1250は略C字形断面であり、通過可能な切欠部1260を有することで、開放型RU間隙を利用することなく、電子機器キャビネット1000の前方から後方へと通る配索を可能にし、給電を行う。各通過可能な切欠部1260の大きさ及び形状は、ブランク、ベゼル、ブーツなどのよく知られた封止方法を依然として利用しながら、最大量の配索を可能にするよう最適化される。通過可能な切欠部1260は、不使用時には、ネジ部材1270を用いて構造エアダム1250に固定することができるカバー板1265で覆うことができる。
前方機器レール1200A及び構造エアダム1250を有する各機器レールアセンブリは、前方垂直柱1125及び前方機器レール1200Aの1つと隣接して位置付けられ、上述のように上部及び下部前後梁1105に接合される。図66で示すように、各構造エアダム1250もまた、対応する前方垂直柱1125に、また、隣接する補強前後梁1145のそれぞれに固定される。構造エアダム1250は、ポストブラケット1700を用いて前方垂直柱1125に固定される。各ポストブラケット1700は、略L形状の第1部分1705及び略平面状の第2部分1710を有する。ポストブラケット1700の第1部分1705は、ネジ部材1810を用いて、例えばネジまたはナット及びボルトを用いて構造エアダム1250に固定され、ポストブラケット1700の第2部分1710は、ネジ部材を用いて、例えばネジまたはナット及びボルトを用いて、前方垂直柱1125に固定される。ボルト1715は第1及び第2部分1705、1710の整列した穴(図示せず)に挿入され、かつナット1720によって固定され、それによって構造エアダム1250を前方垂直柱1125にしっかりと固定する。構造エアダム1250はまた、ビームブラケット1800を用いて隣接する補強前後梁1145のそれぞれに固定される。各ビームブラケット1800は略L字形状であり、第1部分1805及び第1部分1805と略直交する第2部分1815を有し、補強前後梁1145において形成されたチャネル1160に嵌合する大きさである。第1部分1805は、ネジまたはナット及びボルトなどのネジ部材1810を用いて構造エアダム1250に固定され、第2部分1815は、ネジまたはナット及びボルトなどのネジ部材1820を用いて補強前後梁1145に固定され、それによって、構造エアダム1250を補強前後梁1145にしっかりと固定する。
ポストブラケット1700及びビームブラケット1800は、構造エアダム1250、ひいては前方機器レール1200Aを前方垂直柱1125及び補強前後梁1145にそれぞれ接合することで接合点をより強固にし、構造エアダム1250の作成を簡略化する。機器レールアセンブリは、機器レールアセンブリの前方垂直柱1125及び補強前後梁1145への接合によって高められた前後及び左右強度を有し、前方垂直柱1125に構造を効果的に加えることによって、キャビネットフレーム1100の全体の剛性が増す。
後方機器レール1200Bもまた、後方機器レール1200Bの補強前後梁への接合による付加的な支持とともに設けられる。図67を参照すると、後方機器レール1200Bは後方ビームブラケット1900を用いて隣接する補強前後梁1145に固定される。各後方ビームブラケット1900は略L形状であり、第1部分1905及び第1部分1905と略直交する第2部分1915を有し、補強前後梁1145のチャネル1160に嵌合する大きさである。第1部分1905は、ネジまたはナット及びボルトなどのネジ部材1910を用いて後方機器レール1200Bに固定され、また、第2部分1915は、ネジまたはナット及びボルトなどのネジ部材1920を用いて補強前後梁1145に固定され、それによって、後方機器レール1200Bが補強前後梁1145にしっかりと固定される。
図62全体を参照すると、電子機器キャビネット1000の前面ドア1300及び後方ドア1400は、上述の電子機器キャビネット100の前面ドア400及び後方ドア500と同じ構造を有し、電子機器キャビネット100の前面ドア400及び後方ドア500に関し上述したのと同じ方法でキャビネットフレーム1100に接合される。
図70〜73を参照すると、サイドパネル1500は、板1505及び、板1505の下部に隣接して接合される管状部材1510を含む。圧延鋼製タブ1515は管状部材1510に接合され、板1505の下部から延在し、キャビネットフレーム1100の下側パネル梁1140において、スロット1142に係合するように構成される。図70〜71で示すように、サイドパネル1500は、タブ1515が下側パネル梁1140のスロット1142と整列し、タブ1515がスロット1142に挿入されるように位置付けられる。板1505の下部はその後、下側パネル梁1140の上面1143上に直接載せられる。タブ1515がスロット1142内に係合されると、サイドパネル1500が垂直になり、板1500の上部が上側パネル梁1135に係合するまで、サイドパネル1500はキャビネットフレーム1100に向かって回動することができる。
図示される実施例において、各サイドパネル1500はまた、サイドパネル1500の上部の反対側から延在する一対の後退可能なラッチ1530を有する。ラッチ1530の1つは、キャビネットフレーム1100にボルト接合されるか、または固定されるコーナーブラケット1535内に形成される開口部1540に係合する。例えば図72及び73において最も理解されるように、コーナーブラケット1535については、上側パネル梁1135及び垂直柱1125にボルト接合し、キャビネットフレーム1100に固定することができる。対向するラッチ1530は、上側及び下側パネル梁1135、1140にボルト接合されるか、または固定されるセンターポスト内に形成される開口部1550に係合する。図72に示すように、上側及び下側パネル梁1135、1140への固定に加えて、センターポスト1545についてはまた、付加的な安定性を与えるために、1つまたは複数の補強前後梁1145にボルト接合するか、または固定することができる。サイドパネル1500がキャビネットフレーム1100に向かって回動するにつれて、ラッチ1530を手動で後退させる。サイドパネル1500が垂直であり、板1500の上部が上側パネル梁1135に係合する場合、ラッチ1530は解放され、コーナーブラケット1535内の開口部1540及びセンターポスト1545内の開口部1550に係合するように延在して、サイドパネル1500をキャビネットフレーム1100に固定する。
図72及び73で示すように、各サイドパネル1500はまた、上側パネル梁1135のフランジ1107の後方でロック機構1520のカム1525を駆動するように回動し、サイドパネル1500の取り外しを防止することが可能であるサイドパネル1500の上部に隣接するキー従動1/4回転ロックなどのロック機構1520を含むことができる。
図62及び74A〜Cを参照すると、上部キャップ1600は、ネジまたはナット及びボルトなどのネジ部材(図示せず)を利用して、キャビネットフレーム1100の前後梁1105及び上部左右梁1110に着脱自在に接合される。図示される実施例において上部キャップ1600は、電子機器キャビネット100の上部キャップ700前部1605及び後部1610を有する2部品構造である。上部キャップ1600の前部1605は、電子機器キャビネット100の上部キャップ700に関して上述した通り、グロメット及びグロメットカバー1615と嵌合される、前部1605の側面に沿ったデータケーブル開口部を含むことができる。上部キャップ1600の後部1610はまた、電子機器キャビネット100の上部キャップ700に関して上述した通り、グロメット及びグロメットカバー1615と嵌合される、後部1610の側面に沿ったデータケーブル開口部及び後部1610の後方に沿った電力ケーブル開口部を含むことができる。図示される実施例において、後部1610内の電力ケーブル開口部は、ネジ部材によって後部1610に固定されるカバー1620によって覆われる。図74B及び74Cで理解されるように、上部キャップ1600の後部1610は、標準的なPanduit(登録商標)2.0 VEDなどの排気筒1630、または他の垂直排気ダクト(VED)の設置を可能にするために取り外すことができる。
電子機器キャビネット1000の特定の実施形態において、ドア位置センサ及び環境センサ(例えば、温度、湿度など)などのセンサ(図示せず)は、カバー板1132に覆われた上部左右梁内の開口部において、キャビネットフレーム100上に取り付けることができる。同様に、Panduit(登録商標)Mini−Com.RTM.モジュラージャックなどのモジュラージャック(図示せず)はまた、ハンドル、キーパッド、リーダ、及びセンサなどのドアに取り付けられた電子機器の迅速かつ容易な着脱のために、カバー板1132によって覆われる上部左右梁内の開口部においてキャビネットフレーム100上に取り付けることができる。
図75〜79を参照すると、電子機器で満載である状態で搬送し、移動させることができる電子機器キャビネットに対しても利用することができる、強化キャビネットフレーム2100の別の実施例が示される。強化キャビネットフレーム2100を有する例示的な電子機器キャビネットは、キャビネットの構造的整合性及び電子機器の安全性を維持しながら、1200ポンドの機器負荷が印加された状態で搬送することが可能であり、ネットワークキャビネットの応用のために利用することができる。図示される実施例において、キャビネットフレーム1100を有する電子機器キャビネットは、幅800mm×奥行1200mm×高さ42RUのネットワークタイプキャビネットであるが、特定の用途に応じて所望の通り任意のサイズのキャビネットとすることが可能である。キャビネットフレーム2100に加えて、例示的な電子機器キャビネットは通常、電子機器キャビネット1000に関して上述した通り、前方及び後方機器レール1200A及び1200B、前面ドア1300、後方ドア1400、サイドパネル1500、及び上部キャップ1600を再び含む。前面ドア1300、後方ドア1400、サイドパネル1500、及び上部キャップ1600は電子機器キャビネット1000に関して上述したのと同一であるため、説明を明瞭にするために、これらの特徴については図75〜79に記載しておらず、以下ではキャビネットフレーム2100ならびに前方及び後方機器レール2200A及び2200Bのみについて説明する。
キャビネットフレーム2100は上述のキャビネットフレーム1100と同様であるが、ネットワークキャビネットの応用に必要な様々な特徴を含む。例えばキャビネットフレーム1100に関して上述した通り、キャビネットフレーム2100もまた、前後梁1105、側面梁1110、1115の上部及び下部側面、垂直柱1125、面板1130、上側パネル梁1135、ならびに下側パネル梁1140を通常含む。上述のように、一対の前後梁1105は、上部左右梁1110に溶接されるか、または確実に固定されるか、もしくは接合されて、上部フレーム1120Aを形成し、他の一対の前後梁1105は、下部左右梁1115に溶接されるか、または確実に固定されるか、もしくは接合されて、下部フレーム1120Bを形成し、垂直柱1125は、上部及び下部フレーム1120A、1120Bに溶接されるか、または確実に固定されるか、もしくは接合され、上側パネル梁1135は、垂直柱1125の上部に溶接され、筒状の下側パネル梁1140は、垂直柱の下部に溶接される。面板1130はまた、上部及び下部左右梁1110、1115に着脱自在に接合することができ、垂直柱1125及びカバー板1132もまた、ナット及びボルトまたはネジなどの着脱自在の接合具を利用して、面板1130に着脱自在に接合することができる。キャビネットフレーム2100もまた、上述のように、キャビネットフレーム2100にさらなる剛性を与えるために、前方及び後方ガセット1150、1155A、1155Bを含むことができる。
電子機器キャビネット1100に関して上述した通り、水平出し脚またはキャスター1180(図78、78B、及び79)は、下部フレーム1120Bに接合することができる。水平出し脚またはキャスター1180は、下部フレーム1120Bに回動可能に接合され、電子機器キャビネット1000の位置決め及び水平出しを補助することが好ましい。
前方機器レール1200Aとは異なり、前方機器レール2200Aはパッチパネルの配索を受容するために、キャビネットフレーム2100の前面よりも後方に設けられる。したがって、キャビネットフレーム2100に、また、前方及び後方機器レール2200A、2200Bにさらなる強度及び剛性を与えるために、付加的な構造的特徴及び接合具がまた、キャビネットフレーム2100内に組み込まれる。前方及び後方機器レール2200A、2200Bは、サーバ、パッチパネル、及びスイッチなどの電子機器の取り付けのための取付開口部1205を含み、水平ブランキングパネル(図示せず)を受けるように構成される。後方機器レール2200Bはまた、パッチパネルカセット及びケーブル管理フィンガーなどの付属品の取り付けのためのパッチパネルカセット取付ブラケット及びケーブル管理フィンガー取付ブラケット2215(図79)などの付属品取付ブラケットを受けるように構成される。前方及び後方機器レール2200A、2200Bはまた、ナット及びボルト及びネジなどの着脱自在の接合部1212を利用して、機器レール2200A、2200Bに着脱自在に接合することができる、スティフナ1210を含むことができる。代わりに、機器レール2200A、2200B及びスティフナ1210は、一体的に形成される場合がある。
図76及び77で示すように、各前方機器レール2200Aについては、ネジまたはナット及びボルトなどのネジ部材2235を用いて、チャネル部材2230に接合するか、または、リベット、溶接部などを利用して、チャネル部材2230に永久的に取り付ける場合があり、かつ垂直ケーブル管理レール2240についてもまた、強化前方機器レールアセンブリ2280を形成するために、ネジまたはナット及びボルトなどのネジ部材2245を用いてチャネル部材2230に接合するか、または、リベット、溶接部などを利用して、チャネル部材2230に永久的に取り付ける場合がある。チャネル部材2230は略C字形断面を有し、3mm厚の鋼により作製することができる一方、前方機器レール2200A及び垂直ケーブル管理レール2240は、2mm厚の鋼により作製することができる。
垂直ケーブル管理レール2240は、ケーブル管理フィンガーが垂直ケーブル管理レール2240にスナップ嵌合するように、ケーブル管理フィンガーを前方機器レールアセンブリ2280に取り付けるために利用することができる。
図78、78A、及び78Bを参照すると、前方及び後方機器レール2200A、2200Bは、細長いチャネルナット2350及び取付ボルト2370を利用して、上部及び下部フレーム1120A、1120Bに前後梁1105に着脱自在に接合される。チャネルナット2350は、チャネル内を長手方向に摺動できるよう前後梁1105の内側に形成されたチャネル内に嵌合し、前後梁1105におけるスロット1108を通って延在する一対のフィンガー2355を有する。取付ボルト2370は、スティフナ1210の穴1213(図76)を通って、または、スティフナ1210を利用しない場合には、前方または後方機器レール2200A、2200Bの穴を通って延在し、チャネルナット2350のねじ穴2360に螺入される。チャネルナット2350及び取付ボルト2370が螺合され、かつ堅固である場合、機器レール2200A、2200Bは前後梁1105に固定される。しかし、チャネルナット2350及び取付ボルト2370が螺合されるるものの緩んでいる場合、機器レール2200A、2200Bは前後梁1105内のスロット1108に沿って摺動することができ、機器レール2200A、2200Bが前後梁1105に沿って任意の数の場所において位置合わせすることを可能にする。
チャネルナット2350及び取付ボルト2370に加えて、前方機器レールアセンブリ2280は、3mm厚の鋼により作製することができる付加的な上部及び下部取付ブラケット2410、2450を用いて、前後梁1105にさらに固定される場合がある。この付加的な支持により、負荷が印加された際の前方機器レールアセンブリ2280の移動または湾曲を確実に防ぐ。図78Aで理解されるように、上部取付ブラケット2410は、前方機器レールアセンブリ2280の上部を覆って嵌合される略U字形状の本体2415を有し、ネジ部材2422を用いて上部取付ブラケット2410を垂直ケーブル管理レール2240に固定するための、ねじ穴2242と整列する穴2420及び、ネジ部材2427を用いて上部取付ブラケット2410をチャネル部材2230に固定するねじ穴2232と整列する穴2425を含む。一対のフランジ2430は、本体2415の両側から延在し、それぞれがネジ部材2440を用いて上部取付ブラケット2410をチャネルナット2350に固定するためのねじ穴2360と整列する細長い穴2435を含んで、全てを一体的に固定する。
図78Bで理解されるように、下部取付ブラケット2450もまた、前方機器レールアセンブリ2280の下部を覆って嵌合される略U字形状の本体2455を有し、ネジ部材2462を下部取付ブラケット2450を垂直ケーブル管理レール2240に固定するためのねじ穴2242と整列する穴2460及び、ネジ部材2467を用いて下部取付ブラケット2450をチャネル部材2230に固定するためのねじ穴2232と整列する穴2465を含む。第1のフランジ2470は本体2455の側面から延在し、ネジ部材2480を用いて下部取付ブラケット2450をチャネルナット2350に固定するためのねじ穴2360と整列する細長い穴2475を含んで、すべてを一体的に固定する。一対のフランジ2485もまた、本体2455の下部から延在し、それぞれがねじ穴1117と整列する開口部を含んで、ネジ部材2490を用いて下部取付ブラケット2450を下部左右梁1115に固定する。
図75及び79を参照すると、垂直ブランキングパネルまたは非構造エアダム2550もまた、電子機器キャビネットのために、温風/冷風の分離前方機器レールアセンブリ2280に取り付けることができる。ブラケット2555は、ネジ部材2560を用いてチャネル部材2230の上部及び下部に固定することができ、垂直ブランキングパネル2550は、ネジ部材2565を用いてブラケット2555に固定することができる。また、複数の垂直ブランキングパネルを利用する場合、図75及び79で示すように、1つまたは複数の付加的なブラケット2570は、ネジ部材2575を用いてチャネル部材2230に固定することができ、隣接する垂直ブランキングパネル2550は、ネジ部材2580を用いて付加的なブラケット2570に固定することができる。代わりに、単一の垂直ブランキング板が利用され、ブラケット2555のみを用いて固定される場合がある。各垂直ブランキング板2550は、1つまたは複数のケーブル通過開口部2585を含むことができ、ブーツまたは他の封止要素が開口部2585に設置されて、ケーブルが存在する場合に開口部2585を封止することができる。不使用時には、開口部2585はカバー板2590によって封止し、ネジ部材2592を用いて垂直ブランキングパネル2550に固定することができる。また、1インチ×1インチの発泡ガスケットなどの封止部材2595は、垂直ブランキングパネルの外縁部に固定され、垂直ブランキングパネル2550とサイドパネル1500または隣接するキャビネットとの間に封止部を形成することができる。
本発明の特定の実施形態を図示説明したが、その広い側面において本発明から逸脱することなく変更及び修正を行うことが可能であることが当業者には自明である。したがって、添付の特許請求の範囲における目的は、本発明の真の趣旨及び範囲内に入るすべての変更及び修正を包含することである。上述の説明及び添付図面で示された事項は、単に例示のためのみに与えられるものであり、限定として示されるものではない。本発明の実際の範囲は、従来の技術に基づいてその正しい視野において検討される時、以下の特許請求の範囲において定められることを意図する。

Claims (40)

  1. 上部フレームを形成するための一対の上部左右梁に接合される前後梁の第1の対、下部フレームを形成するために一対の下部左右梁に接合される前後梁の第2の対、ならびに、前記上部フレーム及び前記下部フレームに接合される複数の垂直柱を含むキャビネットフレームと、
    前記前後梁の第1の対の1つに、かつ前記前後梁の第2の対の1つに、着脱自在に接合される前方機器レールと、
    前記前方機器レールに、かつ前記複数の垂直柱の1つに接合される構造エアダムと、
    を含む、電子機器キャビネット。
  2. 前記前後梁の第1の対が前記一対の左右梁に溶接され、前記前後梁の第2の対が前記一対の下部左右梁に溶接され、かつ前記垂直柱が前記上部フレーム及び前記下部フレームに溶接される、請求項1に記載の電子機器キャビネット。
  3. 前記前後梁の第1の対及び前記前後梁の第2の対が、前記対応する垂直柱に対して差し込まれる、請求項1に記載の電子機器キャビネット。
  4. 前記キャビネットフレームが、一対の前記複数の垂直柱の間に位置し、前記一対の垂直柱に接合される補強前後梁をさらに含む、請求項1に記載の電子機器キャビネット。
  5. 前記補強前後梁が前記一対の垂直柱に溶接される、請求項4に記載の電子機器キャビネット。
  6. 前記構造エアダムが補強前後梁に接合される、請求項4に記載の電子機器キャビネット。
  7. 前記構造エアダムがビームブラケットを通じて補強前後梁に接合される、請求項6に記載の電子機器キャビネット。
  8. 前記前後梁の第1の対の1つに、前記前後梁の第2の対の1つに、かつ前記補強前後梁に着脱自在に接合される後方機器レールをさらに含む、請求項4に記載の電子機器キャビネット。
  9. 前記後方機器レールが後方ビームブラケットを通じて前記補強前後梁に接合される、請求項8に記載の電子機器キャビネット。
  10. 前記複数の垂直柱の2つに接合される上側パネル梁と、
    前記複数の垂直柱の前記2つに接合される下側パネル梁と、
    をさらに含む、請求項1に記載の電子機器キャビネット。
  11. 前記上側パネル梁が前記複数の垂直柱の前記2つに溶接され、前記下側パネル梁が前記複数の垂直柱の前記2つに溶接される、請求項10に記載の電子機器キャビネット。
  12. 前記下側パネル梁及び前記上側パネル梁に係合するように構成されるサイドパネルをさらに含む、請求項10に記載の電子機器キャビネット。
  13. 前記サイドパネル下部から延在し、前記サイドパネルの前記下部が前記下側パネル梁の上面に載せられるために、前記下側パネル梁内のスロットに係合するように構成されるタブを有する管状部材を前記サイドパネルが含む、請求項12に記載の電子機器キャビネット。
  14. 前記上側パネル梁の1つのフランジに係合し、前記サイドパネルの取り外しを防止するように構成される前記サイドパネル上部に隣接するロック機構を、前記サイドパネルがさらに含む、請求項13に記載の電子機器キャビネット。
  15. 前記構造エアダムが略C字形断面を有し、その中に形成される少なくとも1つの通過可能な切欠部を含む、請求項1に記載の電子機器キャビネット。
  16. 前記構造エアダムがポストブラケットを通じて前記前方機器レールに接合される、請求項1に記載の電子機器キャビネット。
  17. 前記上部フレームに着脱自在に接合される上部キャップをさらに含む、請求項1に記載の電子機器キャビネット。
  18. 前記上部フレームに着脱自在に接合される前部及び、前記上部フレームに着脱自在に接合される離れた後部を前記上部キャップが含む、請求項17に記載の電子機器キャビネット。
  19. データ及び/または電力ケーブルの通過を可能にするように構成される、少なくとも1つの開口部を前記上部キャップが含む、請求項17に記載の電子機器キャビネット。
  20. 前記上部キャップに隣接する前記上部フレームに着脱自在に接合される垂直排気ダクトをさらに含む、請求項17に記載の電子機器キャビネット。
  21. 上部フレームを形成するための一対の上部左右梁に接合される前後梁の第1の対、下部フレームを形成するために一対の下部左右梁に接合される前後梁の第2の対、ならびに、前記上部フレーム及び前記下部フレームに接合される複数の垂直柱を含むキャビネットフレームと、
    前記前後梁の第1の対の1つに、かつ前記前後梁の第2の対の1つに、着脱自在に接合される前方機器レールと、
    前記前方機器レールに接合されるチャネル部材と、
    前記チャネル部材に接合される垂直ケーブル管理レールと、
    を含む、電子機器キャビネット。
  22. 前記前方機器レールが前記電子機器キャビネットの前面から後退する、請求項21に記載の電子機器キャビネット。
  23. 前記チャネル部材が略C字形断面を有し、3ミリメートル厚の鋼により作製される、請求項21に記載の電子機器キャビネット。
  24. 前記垂直ケーブル管理レールに、前記チャネル部材に、かつ、前記前後梁の第1の対の1つにおいて形成されるチャネル内に位置するチャネルナットに固定される上部取付ブラケットをさらに含む、請求項21に記載の電子機器キャビネット。
  25. 前記垂直ケーブル管理レールに、かつ前記チャネル部材に固定される略U字形状の本体と、
    前記本体から延在し、前記チャネルナットに固定されるフランジと、
    を前記上部取付ブラケットが含む、請求項24に記載の電子機器キャビネット。
  26. 前記垂直ケーブル管理レールに、前記チャネル部材に、前記前後梁の第2の対の1つにおいて形成されるチャネル内に位置するチャネルナットに、かつ下部左右梁の前記一対の1つに固定される下部取付ブラケットをさらに含む、請求項21に記載の電子機器キャビネット。
  27. 前記垂直ケーブル管理レールに、かつ前記チャネル部材に固定される略U字形状の本体と、
    前記本体から延在し、前記チャネルナットに固定される第1のフランジと、
    前記本体から延在し、前記下部左右梁の前記一対の1つに固定される第2のフランジと、
    を前記下部取付ブラケットが含む、請求項26に記載の電子機器キャビネット。
  28. 前記電子機器キャビネットにおいて温風/冷風の分離をもたらすために前記前方機器レールに取り付けられる、垂直ブランキング板をさらに含む、請求項21に記載の電子機器キャビネット。
  29. 前記垂直ブランキング板がケーブル通過開口部を含む、請求項28に記載の電子機器キャビネット。
  30. 前記前後梁の第1の対が前記一対の左右梁に溶接され、前記前後梁の第2の対が前記一対の下部左右梁に溶接され、かつ前記垂直柱が前記上部フレーム及び前記下部フレームに溶接される、請求項21に記載の電子機器キャビネット。
  31. 前記前後梁の第1の対及び前記前後梁の第2の対が、前記対応する垂直柱に対して差し込まれる、請求項21に記載の電子機器キャビネット。
  32. 前記複数の垂直柱の2つに接合される上側パネル梁と、
    前記複数の垂直柱の前記2つに接合される下側パネル梁と、
    をさらに含む、請求項21に記載の電子機器キャビネット。
  33. 前記上側パネル梁が前記複数の垂直柱の前記2つに溶接され及び前記下側パネル梁が前記複数の垂直柱の前記2つに溶接される、請求項32に記載の電子機器キャビネット。
  34. 前記下側パネル梁及び前記上側パネル梁に係合するように構成されるサイドパネルをさらに含む、請求項32に記載の電子機器キャビネット。
  35. 前記サイドパネル下部から延在し、前記サイドパネルの前記下部が前記下側パネル梁の上面に載せられるために、前記下側パネル梁内のスロットに係合するように構成されるタブを有する管状部材を前記サイドパネルが含む、請求項34に記載の電子機器キャビネット。
  36. 前記上側パネル梁の1つのフランジに係合し、前記サイドパネルの取り外しを防止するように構成される前記サイドパネル上部に隣接するロック機構を、前記サイドパネルがさらに含む、請求項35に記載の電子機器キャビネット。
  37. 前記上部フレームに着脱自在に接合される上部キャップをさらに含む、請求項21に記載の電子機器キャビネット。
  38. 前記上部フレームに着脱自在に接合される前部及び、前記上部フレームに着脱自在に接合される離れた後部を前記上部キャップが含む、請求項37に記載の電子機器キャビネット。
  39. データ及び/または電力ケーブルの通過を可能にするように構成される、少なくとも1つの開口部を前記上部キャップが含む、請求項37に記載の電子機器キャビネット。
  40. 前記上部キャップに隣接する前記上部フレームに着脱自在に接合される垂直排気ダクトをさらに含む、請求項37に記載の電子機器キャビネット。
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