JP7118855B2 - ラック - Google Patents
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Description
一方で、近年機器の高集積化が進んでいるため、これまでは50U(2222mm)以下の高さものが主流であったものが、内部幅は19インチで変わらないが、50Uを超える高さのラックが採用されはじめている。
この問題の解決のために、天枠や底枠に代わる補強枠をラックの分離部に取り付ける構成が考えられるが、単純に取り付けただけでは補強枠が19インチの間口を上下に分断してしまい、機器の組み付けや配線作業が面倒なものとなってしまう。
この構成によれば、分離する部位には補強バーが枠状に掛け渡されているため、ラックを上下分離しても強度低下を防止でき、運搬や搬入の際に外力が加わっても変形を防止できるし、搬入口より高さのあるラックであっても立てた状態で無理なく搬入できる。また、前後に配置した補強バーは着脱可能なため、上下ラックを連結した施工後は必要に応じて取り外せば良く、機器の組み付けや配線作業に支障を来すことはない。
この構成によれば、上下に分離する部位に枠状に設けられている補強バーのうち、左右に配置されている補強バーは構造材と兼用されているため、分離部の強度アップのために追加される部材は前後に配置される補強バーのみであり、少ない追加部材で補強できる。
この構成によれば、下ラックは従来よりあるラックのサイズであるし、上ラックは下ラックに比べて十分低いため、運搬し易い。また上ラックは小さいため扱いやすく、下ラックの上に載せる作業がし易い。
この構成によれば、下ラックの前後に配置された補強バーは、分離部とは異なる位置に取り付けることができるため、施工後も保存でき、必要に応じて分離部に取り付けて補強バーとして使用できる。また、補強バーは仮止め状態としても、ラックの補強作用を持たせることができ、補強作用を継続させることができる。
また分離する際に、図3に示すように、ラックの高さHが2800mmある場合は、下ラック1bの高さH1を2000mm、上ラック1aの高さH2を800mmとすることで、分離後の高さが従来のラックと同様となるため、運搬/搬入の操作を従来と同様に行うことが可能となる。
尚、連結した骨組み1に対して図示しない左右側板、前扉、後ろ扉、天板等を組み付けてラックは完成する。
また、天枠2と支柱部材4の連結、底枠3と支柱部材4の連結、横バー5と支柱部材の連結は、ねじ止め或いは溶接により行われ、互いに固着されている。
梁部材6の長手方向端部には、支柱部材4に連結するためのねじ挿通孔6bが複数穿設され、ねじにより着脱可能に締着固定される。
尚、上ラック1aに取り付ける梁部材6と、下ラックに取り付けられる梁部材6とは、同一の形状であるが左右反転して取り付けられる。
この取付片7は、ラックの内側に向けて突設され、左右に配置された取付片7,7同士が対向するように形成され、骨組み1の前後にそれぞれ一対設けられている。そして、ラック前面(或いは背面)に並行な面を有し、梁部材6のねじ挿通孔6bに対応するねじ孔7aが設けられ、図示しないねじが双方に連通されて締結される。
そして、連結片8は連結対象の連結片8に密着するよう水平な連結面8aを有し、ボルトを挿通する連結穴8bが穿設されている。
一体化した後は梁部材6は必要なくなるため、機器組付けの邪魔になる場合は取り外せば良い。こうして、図3に示すラックの骨組み1を得る。
そして、骨組み1の角部を補強(ラックを補強)するために支柱部材4と底枠3との間に配置された角部材11の端部に仮止部9は形成されており、堅牢に形成されている。そのため、この部位に梁部材6を取り付けても、補強作用を奏するよう構成されている。
また、上下に分離する部位に枠状に設けられている補強バーのうち、左右に配置されている補強バーはラックの構造材である第1横バー5aと兼用されているため、分離部の強度アップのために追加される部材は前後に配置される梁部材6のみであり、少ない追加部材で補強できる。
更に、下ラック1bの前後に配置された梁部材6は、分離部とは異なる仮止部9に取り付けることができるため施工後も保存でき、必要に応じて分離部に取り付けて補強バーとして使用できる。また、梁部材6は仮止め状態としても、ラックの補強作用を持たせることができ、補強作用を継続させることができる。
また、仮止部9を下ラック1bにのみ設けているが、上ラック1aにも同様の仮止部を設けても良い。
更に、連結後は梁部材6を取り外すとしているが、機器の組み付け更にはその後の機器操作に支障がなければ取り外さなくても良い。
Claims (4)
- 四角形の底枠及び天枠を有し、両者の4隅が支柱部材で互いに連結された箱状の骨組みを有するラックであって、
4本の前記支柱部材は、何れも同一部位で上下2部材に分離可能に形成され、分離することで前記骨組みは、前記天枠を有する上ラックと、前記底枠を有する下ラックとに分離できると共に、
前記上ラック及び前記下ラックの分離部には、それぞれ4本の補強バーが枠状に掛け渡されて成り、そのうち前後に配置されたそれぞれ2本の補強バーは着脱可能であることを特徴とするラック。 - 枠状に掛け渡された4本の前記補強バーのうち、左右2本の前記補強バーは、前記骨組みを構成する構造材であることを特徴とする請求項1記載のラック。
- 前記下ラックは1700~2200mmの高さを有し、前記上ラックは700~1000mmの高さを有することを特徴とする請求項1又は2記載のラック。
- 前記上ラック及び前記下ラックのうち少なくとも前記下ラックは、前記分離部とは異なる位置に、前後に配置された前記補強バーを仮止めする仮止部を有することを特徴とする請求項3記載のラック。
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Family Applications (1)
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- 2018-10-22 JP JP2018198651A patent/JP7118855B2/ja active Active
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