JP3826821B2 - 電子機器用収納ラック及び電子機器用収納ラックの組立方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器を収納する為のラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図15に示すように電子機器用収納ラックは、頂部と底部を形成する略四角形の連結棒(1)で複数の縦フレーム(2)を連結することにより、電子機器を収納する収納空間を形成していた。
【0003】
これにより、縦フレーム(2)間に開口を形成することができる為、電子機器間の配線や電子機器へのCD挿入等が前記開口を介して行うことができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術においては、図15に示すように、電子機器からの荷重はマウントレール(3)と、縦フレーム(2)間を横断する架設部材(4b’)を介して、縦フレーム(2)に伝わり、縦フレーム(2)でもって支えられることとなる。この為、縦フレーム(2)はしっかりした強度を有するものが必要とされ、その結果、強度に比例した重たい物が用いられることが多々あった。一般的には肉厚充分のスチール製縦フレームが用いられるのである。
【0005】
上記製品は、設置場所における床の耐荷重制限に基づき、電子機器用収納ラックの自重が思い分、内部のサーバー台数が少なく制限されてしまい、組み付けスペースが有りながら荷重制限で実装できない問題が生じていた。
【0006】
又、重くて肉厚充分のスチール製縦フレームを用いることで、組立の際に施工者に過度の負担をしいてしまうという問題も生じていた。加えて、この手の電子機器用収納ラックは、床面から天井面近傍に至る迄の高さを有しており、重いうえに大きくもある。しかも縦フレーム(2)関して言えば立設して電子機器収納用ラックの骨組みを形成するものである為に、立体的な組立施工が必要とされ、たいへんであること極まりないものであった。
【0007】
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、軽量であっても電子機器からの荷重に耐え、尚且つ従来品よりも施工性の良い電子機器用収納ラックを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の電子機器用収納ラックにあっては、請求項1に記載したように、前部と後部を形成する一対の開口枠を頂部と底部に一対づつ配されるニ組の連結棒で連結することにより、電子機器を収納する収納空間を形成した電子機器用収納ラックにおいて、開口枠を一対の縦フレームと一対の横フレームで形成すると共に、縦フレームと横フレームとの各連結部を其々補強するコーナー補強部と、対向する各開口枠の縦フレーム間に前記コーナー補強部を介して架設されてなる架設部とを含んで構成される補強具を、対向させて頂部と底部に各々一対づつ配し、この補強具の架設部にマウントレールの両端部を係止して、複数のマウントレールを略垂直に立設することで、マウントレール間に前記電子機器あるいは前記電子機器の載置固定用棚が橋架されるようにしたことを特徴とする。
【0009】
これにより、電子機器からの荷重に耐え、尚且つ従来品よりも施工性の良い電子機器用収納ラックを提供することができる。即ち、マウントレールの両端部が架設部に係止されているので、電子機器からの荷重はマウントレールを介して底部に配した補強具の架設部、コーナー補強部へと伝播される。このようにすることで縦フレームは電子機器用収納ラックの骨組みを維持する程度の強度で充分となる為、縦フレームの強度を低く抑えることができるようになる。その結果縦フレームを従来品よりも軽くすることができる。
【0010】
縦フレームは従来の技術でも説明したように電子機器収納用ラックの中で骨組みを形成するものである為、その組立施工は立体的でたいへんなものとなる。本願請求項1に係る発明は、組立の際に最もたいへんな縦フレームに着眼し、その部材を軽量化することで施工性の向上をはかったものである。
【0011】
又、本発明の電子機器用収納ラックにあっては、請求項2に記載したように、前記コーナー補強部を、縦板と横板を有し断面外形がL字状を成す小片で形成し、この小片の縦板の先端部から横板にかけてL字状の外側が凹部となり内側が凸部となる条帯を設けると共に、貫通する螺子孔を備えたナットを凹部内に内設し、凹部底に前記螺子孔に挿入されたボルトが挿通可能な貫通孔を設けたことを特徴とする。
【0012】
この場合、条帯が補強リブとなり補強具の強度を向上せしめることができる。
【0013】
又、螺子孔と貫通孔に対して例えば高さ調整ボルトを挿通することができる。
【0014】
又、凹部内にナットを内設できるのでナットが外れにくい。又、底部側のナットに高さ調整ボルトを挿通した場合には、ナットの外れに伴って高さ調整ボルトが外れた際にも補強具でもって電子機器収納用ラックを支持できるので安全性が向上する。
【0017】
又、本発明の電子機器用収納ラックにあっては、請求項3に記載したように、開口枠同士の間隙を塞ぎ底部と接する側パネルを架設部に対して固着したことを特徴とする。
【0018】
この場合、架設部に係る負荷を側パネルを介して床面に逃がすことができるので、補強具のコーナー補強部の強度を低く抑えることができ、その結果補強具を軽くすることができる。
【0019】
又、側パネルによって各開口枠同士の間隙が塞がれるので、連結棒と開口枠とによって形成される骨組みを壁パネルでもって強度確保することができる。これに伴い縦フレームの負担は軽減し、その結果縦フレームを一層軽くすることができる。
【0020】
又、本発明の電子機器用収納ラックにあっては、請求項4に記載したように、開口枠の開口に、一方側の縦辺近傍を回動軸として開閉自在に設けられる扉と、扉を閉めた際には扉裏側で扉裏面と略並行となる突出片とを設けると共に、扉と突出片との間で回動軸線よりも扉中央側となる位置にクッション材を設けたことを特徴とする。
【0021】
この場合、扉の開閉操作に従って生じるクッション材の磨耗を低減することができる。即ち、回動軸線よりも扉中央側となる位置にクッション材を設けているので、扉の回動開閉の際にも擦れることがないのである。又、このことは開閉操作が円滑になる作用も有する。
【0022】
又、クッション材を扉と突出片との間に設けているので、扉表面からの衝撃に対して強くすることができる。その結果、扉の強度を低減することが可能となり、それに伴って扉を軽くすることができる。
【0023】
又、本発明の電子機器用収納ラックの組立方法にあっては、請求項5に記載したように、請求項1又は2に記載の電子機器用収納ラックを組立てる際には、架設部材とマウントレールを接合することで形成される略ロ字形の橋架部本体と、開口枠と、を各々一対づつ予め組立構成し、電子機器用収納ラックの設置場所でもって、開口枠同士を連結し、次いで連結された開口枠に対して橋架部本体を接合することを特徴とする。
【0024】
この場合、組立が簡単になる。即ち、橋架部本体と開口枠とが設置場所に搬入される前の段階で組立られているので、設置場所においては、橋架部本体と開口枠とを接合するだけで済むのである。
【0025】
又、橋架部本体と開口枠とは共々に略ロ字形となっているので、強度的にも強く運搬も容易なものとなる。即ち略ロ字形とすることで四方の荷重に対して各辺で抗することができると共に、積載が容易となる為にトラックへの積込や現場での仮置きを簡単に済ますことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1乃至14は、本願請求項1乃至5に係る発明に対応する一実施の形態の電子機器用収納ラック(A)及び電子機器用収納ラック(A)の組立方法を示す説明図である。
【0027】
[電子機器用収納ラック]
本実施の形態の電子機器用収納ラック(A)においては、連結棒(1)と、縦フレーム(2)と横フレーム(9)からなる開口枠(8)と、マウントレール(3)と、補強具(4)と、扉(5)と、側パネル(6)と、を備えている。
【0028】
連結棒(1)は、図1、7に示すように立設される開口枠(8)の上端と下端とを其々連結し、連結棒(1)と開口枠(8)とで電子機器を収納する収納空間を形成する。
【0029】
開口枠は、図7に示すように床面から天井近傍に至る程度の長さを有する前側の前側縦フレーム(2a)2本と、各前側縦フレームをの端部を連結する前側横フレーム2本とで形成される前側開口枠と、同様に後側縦フレームと後側横フレームとで形成される後側開口枠とがある。一般的に前側開口枠には内部の電子機器が確認できるよう透光材を用いた扉が吊設され、後側開口枠には各電子機器間の配線を容易に行うことができるように遮光材を用いた扉が吊設される。
【0030】
マウントレール(3)は、図10に示すようにコ字形断面の一方の端部を外方へ突出させてなる断面外形を有する長尺の棒状体で、突出させた突出部(3a)とコ字形断面の他方の端部とに電子機器を保持する保持具(10)を係止する為の貫通孔(3b)を有している。
【0031】
保持具(10)は、図11、12に示すようにその形状として板状体の載置固定用棚(10a)や、断面L型のレール状のもの(10b)などが挙げられる。
【0032】
補強具(4)は、図2に示すようにコーナー補強部(4a)と架設部(4b)で構成される。本実施の形態においてはコーナー補強部(4a)はコーナー補強部材(4a’)で成し、架設部(4b)は架設部材(4b’)で成す、別体の構造物とする。
【0033】
コーナー補強部材(4a’)は、図3乃至6に示すように縦板(11)と横板(12)を備えた断面L字状のものとする。このものは縦板(11)の先端から横板(12)にかけて内側で凸部(13a)を形成し、外側で凹部(13b)を形成する条帯(13)を備えてなる。凹部(13b)には貫通する螺子孔を備えたナット(14)が内設され、凹部(13b)底面には前記螺子孔に挿入されるボルト(図示せず)が挿通可能な貫通孔(15)が設けられてなる。
【0034】
コーナー補強部材(4a’)は上記の他にも図13に示すように横板(12)の側方に突出する第2の横板(16)を備えたものであっても良い。この場合、連結部で2又を形成する連結棒(1)と横フレーム(9)とを一層確実に保持することができるようになる。
【0035】
前記ボルトについては、補強具(4)が底部に配された際には高さ調整ボルトが該当し、頂部に配された際には複数の電子機器用収納ラック(A)を連結する連結金具の固定用ボルト等が該当するものとする。
【0036】
架設部材(4b’)は、図2に示すように底部又は頂部に配される一対のコーナー補強部材(4a’)の各縦板(11)同士を連結して、電子機器用収納ラック(A)の側面に位置するものとなる。このものは断面外形が四角形をした筒状のもので、電子機器用収納ラック(A)を組立てた際に内側となる面に多数の貫通孔(17)を列状に有している。この多数の貫通孔(17)はマウントレール(3)を係止する際の固定用螺子が挿入されるものであり、多数配列することによりマウントレール(3)の位置を配列の範囲に限って自由に変更することができる。これにより、電子機器の奥行き寸法に従って適切な位置にマウントレール(3)を配することができる。
【0037】
扉(5)は、図8、9に示すように前側開口枠(8)内に吊設されるものと、後側縦フレーム(8’)間に吊設されるものとの2つが存在する。これらの扉(5)は、側端上下に回動自在のピンを備え、前記ピンが頂部と底部の横フレーム(9)に挿入されることで回動自在に開閉される。
【0038】
又、これらの扉(5)の裏面と、縦フレーム(2)に設けた突出片(20)との間にはクッション材(19)が配されてなる。クッション材(19)はゴム製のものとする。
【0039】
又、これらの扉(5)は構造において略同等で面材について違いを有する。本実施の形態の場合、前側の扉に透光材を用い、後側の扉に遮光材を用いてなる。このようにすることで、前側から見た時には収納されている電子機器の種類を識別できる。一方、後側については扉(5)を開けて収納されている各電子機器間の配線を行うことができるようになる。
【0040】
側パネル(6)は、図7に示すように床面と接して架設部材(4b’)に固着されてなるもので、全高は縦フレーム(2)と略同寸のものとする。
【0041】
以上説明した電子機器用収納ラック(A)によると、電子機器の荷重はマウントレール(3)から補強具(4)に伝わり、補強具(4)から床面へと伝わることとなる為、縦フレーム(2)の負荷を大幅に軽減することができる。このようにすることで縦フレーム(2)の強度を低く抑えることが可能となり、縦フレーム(2)を軽くすることができる。本実施の形態の場合については、縦フレーム(2)の肉厚を薄くすることで軽量化を実現している。この他にも材質を従来のスチールからアルミに変える等の手段で軽量化を実現しても良い。
【0042】
又、軽量化された縦フレーム(2)により施工性は著しく向上する。
【0043】
又、このように電子機器用収納ラックの施工性を改善することで、間接的にIT技術の進歩発達を促進することができる。例えば、電子機器用収納ラックの施工性が良くないと、組立工事が遅延し、電子機器を使用するユーザーにとっては、電子機器は揃ってもそれを収納するラックが設置されていない為にいたずらに時間を浪費してしまう。これでは、如何に最新の電子機器を調達しようとも、周辺機器である電子機器用収納ラックの組立遅延が原因で、他者に対して遅れをとってしまう。本願発明は、たんにラックの組立を簡易にしただけのものではなく、電子機器用収納ラックの組立を簡便にすることを通じてIT技術全体の進歩発達に影ながら寄与しようとする発明であるといえる。
【0044】
[電子機器用収納ラックの組立方法]
電子機器用収納ラック(A)の組立方法については、図14に示すように開口枠(8)に予めコーナー補強具(4a’)を配すると共に、マウントレール(3)と架設部材(4b’)を接合させておく。この2つの組立は工場で行う。次いで、電子機器用収納ラック(A)を設置する場所でもって、開口枠(8)(8’)と橋架部本体(18)とを連結棒(1)で連結し、次いで、側パネルと、扉とを取り付ける。
【0045】
このような組立方法によると、連結棒(1)を除く、開口枠(8)、橋架部本体(18)、側パネル、扉とが全て梱包された際には平板状のものとなり、工場出荷の際には容易に平積みすることができるようになる。一般的に電子機器用収納ラック(A)は収納される電子機器の数量にも左右されるものの複数連接される場合が極めて多い。本実施の形態のように各パーツを平板状の梱包状態にしておくことで、複数セットの電子機器用収納ラック(A)を容易にトラックの荷台にまとめ置くことができる。荷台への積み込みは、積載物の外形が類似している方が都合良く、本実施の形態においては、この条件を充分に満たすと共に、設置場所での施工性の向上を実現し、運搬効率と組立効率の向上を共に果たしているといえる。
【0046】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1記載の発明によれば、電子機器からの荷重はマウントレールを介して底部に配した補強具の架設部、コーナー補強部へと伝播されるので、縦フレームに係る負荷は軽減する。この為縦フレームは強度の低い軽量物で形成することが可能となり、軽量化された縦フレームとすることで施工性の良い電子機器用収納ラックを提供することができる。
【0047】
そして、請求項2記載の発明によれば、条帯が補強リブとなり補強具の強度を向上せしめることができる。
【0049】
そして、請求項3記載の発明によれば、架設部に係る負荷を側パネルを介して床面に逃がすことができるので、補強具のコーナー補強部の強度を低く抑えることができ、その結果補強具を軽くすることができる。
【0050】
そして、請求項4記載の発明によれば、回動軸線よりも扉中央側となる位置にクッション材を設けているので、扉の開閉操作に従って生じるクッション材の磨耗を低減することができる。
【0051】
そして、請求項5記載の発明によれば、設置場所においては、橋架部本体と開口枠とを接合するだけで良いので組立が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電子機器用収納ラックを示す斜視図である。
【図2】該実施の形態である電子機器用収納ラックの一部を示す斜視図である。
【図3】該実施の形態である電子機器用収納ラックのコーナー補強部材を示す正面図である。
【図4】該実施の形態である電子機器用収納ラックのコーナー補強部材を示す平面図である。
【図5】該実施の形態である電子機器用収納ラックのコーナー補強部材を示す側面図である。
【図6】該実施の形態である電子機器用収納ラックのコーナー補強部材を示す断面詳細図である。
【図7】該実施の形態である電子機器用収納ラックを示す斜視図である。
【図8】該実施の形態である電子機器用収納ラックの扉を示す横断面図である。
【図9】該実施の形態である電子機器用収納ラックの扉を示す正面図である。
【図10】該実施の形態である電子機器用収納ラックのマウントレールを示す斜視図である。
【図11】該実施の形態である電子機器用収納ラックの保持具を示す斜視図である。
【図12】該実施の形態である電子機器用収納ラックの保持具を示す斜視図である。
【図13】他の形態である電子機器用収納ラックの補強具を示す斜視図である。
【図14】該実施の形態である電子機器用収納ラックの組立方法を示す斜視図である。
【図15】本発明の従来の技術である電子機器用収納ラックを示す斜視図である。
【符号の説明】
A 電子機器用収納ラック
1 連結棒
2 縦フレーム
2a 前側縦フレーム
2b 後側縦フレーム
3 マウントレール
4 補強具
4a コーナー補強部
4a’ コーナー補強部材
4b 架設部
4b’ 架設部材
5 扉
6 側パネル
8 開口枠
9 横フレーム
11 縦板
12 横板
13 条帯
13a 凸部
13b 凹部
14 ナット
15 貫通孔
16 第2の横板
18 橋架部本体
19 クッション材
20 突出片
Claims (5)
- 前部と後部を形成する一対の開口枠を頂部と底部に一対づつ配されるニ組の連結棒で連結することにより、電子機器を収納する収納空間を形成した電子機器用収納ラックにおいて、開口枠を一対の縦フレームと一対の横フレームで形成すると共に、縦フレームと横フレームとの各連結部を其々補強するコーナー補強部と、対向する各開口枠の縦フレーム間に前記コーナー補強部を介して架設されてなる架設部とを含んで構成される補強具を、対向させて頂部と底部に各々一対づつ配し、この補強具の架設部にマウントレールの両端部を係止して、複数のマウントレールを略垂直に立設することで、マウントレール間に前記電子機器あるいは前記電子機器の載置固定用棚が橋架されるようにしたことを特徴とする電子機器用収納ラック。
- 前記コーナー補強部を、縦板と横板を有し断面外形がL字状を成す小片で形成し、この小片の縦板の先端部から横板にかけてL字状の外側が凹部となり内側が凸部となる条帯を設けると共に、貫通する螺子孔を備えたナットを凹部内に内設し、凹部底に前記螺子孔に挿入されたボルトが挿通可能な貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子機器用収納ラック。
- 開口枠同士の間隙を塞ぎ底部と接する側パネルを架設部に対して固着したことを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器用収納ラック。
- 開口枠の開口に、一方側の縦辺近傍を回動軸として開閉自在に設けられる扉と、扉を閉めた際には扉裏側で扉裏面と略並行となる突出片とを設けると共に、扉と突出片との間で回動軸線よりも扉中央側となる位置にクッション材を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の電子機器用収納ラック。
- 請求項1又は2に記載の電子機器用収納ラックを組立てる際には、架設部材とマウントレールを接合することで形成される略ロ字形の橋架部本体と、開口枠と、を各々一対づつ予め組立構成し、電子機器用収納ラックの設置場所でもって、開口枠同士を連結し、次いで連結された開口枠に対して橋架部本体を接合することを特徴とする電子機器用収納ラックの組立方法。
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