JP6935245B2 - 収容ラック - Google Patents
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Description
また、下地材の延出方向に沿って延出した棒状体が規制部として設けられることで、パネル材の位置ずれを比較的簡単な構成にて抑制することが可能となる。
また、規制部をなす棒状体が丸棒形状であるため、規制部が曲面にてパネル材の下地材と当接することになる。このため、規制部との接触によって下地材が傷むのを抑えることが可能となる。
また、規制部が木質の角材からなる下地材と当接するので、規制部をなす棒状体の形状を丸棒形状として下地材が傷むのを抑える効果がより有意義なものとなる。
上記の構成では、収容ラックにおいて最も上方に位置するパネル材を建て起こし治具によって建て起こすことが可能である。また、建て起こし治具が支持部に取り付けられ、且つ下地材が支持部に載せられた状態では、規制部がパネル材の下地材よりも建て起こし治具の保持部に近い位置に配置されている。このような構成では、上記のパネル材の一端部を吊り上げて他端部を保持部に保持させる際に、規制部が下地材に当接(厳密には衝突)する可能性がある。したがって、上記の構成であれば、規制部をなす棒状体の形状を丸棒形状として下地材が傷むのを抑える効果がさらに有意義なものとなる。
上記の構成では、支持部の上方部分に嵌合可能なベース部に規制部が固定されている。このような構成によれば、ベース部を支持部の上方部分に組み付けることにより、簡単に規制部を支持部に設けることが可能となる。
上記の構成によれば、車載可能な収容ラックに積載されたパネル材が運搬中に位置ずれしてしまうこと(厳密には、車両の進行方向における位置ずれ)を規制部によって抑制することが可能となる。
上記の構成では、収容ラックにおいて、外壁パネルの下地材の延出方向と支持部の延出方向とが互いに沿った状態で外壁パネルの下地材が支持部に載せられている。そして、下地材が規制部と当接することで、外壁パネルの位置ずれ(鉛直方向及び下地材の延出方向の双方と交差する方向における位置ずれ)を抑制することが可能となる。
本実施形態に係る収容ラックについて概説すると、当該収容ラックは、建物の一部を構成するパネル材を積載して収容するラックである。ここで、建物の一部を構成するパネル材としては、例えば、建物の外壁を構成する外壁パネル、建物の内壁を構成する内壁パネル、建物の床を構成する床パネル、及び、建物の天井を構成する天井パネル等が挙げられる。以下では、外壁パネルを収容する収容ラックを例に挙げ、その構成について説明することとする。なお、当然ながら、本発明は、外壁パネル以外のパネル材を収容する収容ラックにも適用可能である。
車載ラック1の構成について説明するにあたり、車載ラック1に収容される外壁パネルについて図1を参照しながら説明する。図1は、車載ラック1に収容される外壁パネルの一例を示す図であり、2種類の外壁パネルをそれぞれ斜め下方から見たときの図である。
また、通常パネル2A及びハーフパネル2Bの各々において、外壁パネルの高さ方向に沿って延出している下地材23(以下、縦方向の下地材23)は、上下一対設けられた横方向の下地材23の間に挟まれており、横幅方向において複数設けられている。なお、通常パネル2Aには、縦方向の下地材23が、ハーフパネル2Bに設けられた縦方向の下地材23よりも多く設けられている。
次に、車載ラック1の詳細構成について図2〜図5を参照しながら説明する。図2は、車載ラック1の外観を示す斜視図である。図3は、外壁パネルが収容された状態の車載ラック1を後方から見た図である。図4は、後述する建て起こし治具40を示す図であり、車載ラック1に取り付けられた状態の建て起こし治具40を側方から見た図である。図5は、建て起こし治具40を用いて外壁パネル(図5では、通常パネル2A)を建て起こしている様子を示す図である。
次に、位置ずれ抑制治具3、4、5の構成について、既出の図2〜図5と共に、図6〜図12を参照しながら説明する。図6は、第一の位置ずれ抑制治具3を示す斜視図である。図7及び図8は、第一の位置ずれ抑制治具3と通常パネル2Aとを示す図であり、図7は、前後方向から見た図であり、図8は、左右方向から見た図である。図9は、第二の位置ずれ抑制治具4を示す斜視図である。図10は、第二の位置ずれ抑制治具4と通常パネル2Aとを前後方向から見た図である。図11は、第三の位置ずれ抑制治具5を示す斜視図である。図10は、第三の位置ずれ抑制治具5とハーフパネル2Bとを前後方向から見た図である。
以上までに本発明の収容ラックの構成について一例を挙げて説明してきたが、上述の実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態も考えられ得る。例えば、上記の実施形態では、規制部に相当する棒状規制部33が丸鋼によって構成されていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、角柱状の棒状体によって棒状規制部33が構成されてもよい。あるいは、ベース部31の上面から突出形成された突起(非棒状体)を設けて当該突起を規制部として用いてもよい。
2A 通常パネル(パネル材、外壁パネル)
2B ハーフパネル(パネル材、外壁パネル)
3 第一の位置ずれ抑制治具
4 第二の位置ずれ抑制治具
5 第三の位置ずれ抑制治具
6 スペーサ
10 基台部
11 支持ピース
12 立設部
13 支持部
13a 係合孔
14 連結部
15 繋ぎ部
21 仕上材
22 中間材
23 下地材
31 ベース部
32 枠状規制部
32a 当接面
33 棒状規制部(規制部)
40 建て起こし治具
41 係合ピン
42 アングル部
43 基部
44 保持部
44a 隆起部
44b 押さえ部
Claims (7)
- 建物の一部を構成するパネル材を積載して収容する収容ラックであって、
前記パネル材中、該パネル材の厚み方向の一端において露出した状態で延出している下地材を載せることで前記パネル材を支える支持部と、
該支持部に取り付けられ、鉛直方向及び前記支持部に載せられた前記下地材の延出方向の双方と交差する交差方向において前記下地材と当接することにより、前記交差方向における前記パネル材の移動を規制する規制部とを有し、
前記規制部は、前記支持部に載せられた前記下地材の延出方向に沿って延出した丸棒形状の棒状体によって構成され、
前記規制部は、木質の角材からなる前記下地材と当接することで前記交差方向における前記パネル材の移動を規制することを特徴とする収容ラック。 - 前記収納ラックは、さらに前記規制部とは異なる他の規制部により前記パネル材の移動を規制し、
前記他の規制部は、前記延出方向における前記パネル材の移動を規制することを特徴とする請求項1に記載の収納ラック。 - 前記パネル材は、前記パネル材の厚み方向の前記一端とは反対側の他端において露出する部分である仕上げ材と、前記パネル材の厚み方向において前記下地材と前記仕上げ材との間に設けられた中間材とを有し、
前記他の規制部は、前記中間材と当接することで、前記延出方向における前記パネル材の移動を規制することを特徴とする請求項2に記載の収納ラック。 - 前記収容ラックにおいて最も上方に位置する前記パネル材を建て起こす際に用いられる建て起こし治具が、前記支持部に取り付けられており、
前記建て起こし治具は、前記パネル材の一端部を吊り上げながら前記パネル材を建て起こす際に前記パネル材の一端部とは反対側に位置する前記パネル材の他端部を保持する保持部を備え、
前記建て起こし治具が前記支持部に取り付けられ、且つ前記下地材が前記支持部に載せられた状態では、前記規制部が、前記交差方向において前記下地材よりも前記保持部に近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の収容ラック。 - 前記支持部は、角柱状の長尺部材によって構成されており、
前記支持部の上方部分に嵌合させて前記支持部に組み付けられるベース部を更に有し、
前記規制部は、前記ベース部の表面のうち、前記ベース部が前記支持部に組み付けられた状態で前記ベース部の上端に位置する面に固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の収容ラック。 - 前記収容ラックは、車両の荷台に載置可能であり、
前記規制部は、前記車両の走行方向において前記下地材と当接することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の収容ラック。 - 前記収容ラックは、前記建物の外壁を構成する前記パネル材としての外壁パネルを収容し、
前記支持部は、前記外壁パネルの横幅方向に沿って延出している前記外壁パネルの前記下地材を、該下地材の延出方向と前記支持部の延出方向とが互いに沿った状態で支持していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の収容ラック。
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2017
- 2017-06-29 JP JP2017127936A patent/JP6935245B2/ja active Active
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