JP3185965B2 - 配電盤用閉鎖箱 - Google Patents

配電盤用閉鎖箱

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JP3185965B2
JP3185965B2 JP07894196A JP7894196A JP3185965B2 JP 3185965 B2 JP3185965 B2 JP 3185965B2 JP 07894196 A JP07894196 A JP 07894196A JP 7894196 A JP7894196 A JP 7894196A JP 3185965 B2 JP3185965 B2 JP 3185965B2
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好光 松山
利昭 堀
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北陸電機製造株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受変電施設用配電
盤の閉鎖箱に関する。
【0002】
【従来の技術】受変電施設用配電盤は、それら施設の仕
様に応じた配電設備を収容するもので規模も大小様々で
あるために、従来より閉鎖箱やフレーム(以下、閉鎖箱
等と記す。)については、基本となるブロックを前後左
右に接合して汎用性を高めているのが実情である。そし
て、閉鎖箱等を接合してしまうと外からの作業ができな
くなるために、横架板やアングル等の取付部材や配電設
備(以下、配電設備等と記す。)を収納する作業が極め
て困難となるので、ブロックを接合する前にそれらを収
納するのが従来からの手順とされ今日に至っている。し
かしながら、前記従来の手順を採ったとしても、配電設
備等を収納したブロックを接合しそれらの回路を接続す
る工程が残るが、配電設備等を収納した閉鎖箱等の中に
人が入る事はほぼ不可能であり、専ら、各ブロックの側
面に工具や手が出入りし得る作業穴を経て行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高圧電力を扱うこの様
な配電盤は、事故回避の観点から求められる制約が多
く、内部への異物侵入を確実に避けるべく、配電盤の閉
鎖箱に一定の大きさ以上の穴を開放しておくことは避け
るべきとされている。慣習上も、配電盤の閉鎖箱は密閉
されることが義務付けられ実践されているが、側板に設
けた作業穴を塞ぐ方法は、ブロック同志を密着させる背
景上かなり限定される上、作業的にも極めて煩雑である
し、いったん作業穴を塞いでしまうと、内部の配電設備
等に手を加えることが極めて困難となる実情にあった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みて成されたもので
あって、前記作業穴を封鎖する手間が少なく、作業穴の
封鎖後も内部の配電設備等に対し容易に手を加え得る配
電盤用閉鎖箱の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明による配電盤用閉鎖箱は、配電設備を
収納する配電盤用閉鎖箱において、相対向する一対の側
板の互い違いの領域に、各々複数の作業穴を設けたこと
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明による配電盤用閉鎖
箱の実施の形態を図面に基づき説明する。この閉鎖箱
は、配電設備を収納する配電盤用閉鎖箱であって、相対
向する一対の側板1,1の互い違いの領域に、各々複数
の作業穴2を設けたものである。
【0007】この閉鎖箱は、隣接する面が相互に直交す
る六面体であって、この六面体(以下、ブロック3と記
す。)を前後左右に接合することによって配電盤の外観
を形造る。各ブロック3は、相対向する一対の側面の大
部分を閉鎖する側板1,1を具備し、該側板1たるほぼ
方形に裁断した鋼板の四辺の縁部を、各々同じ側へ直角
に曲げ、更にその縁を同じ側(内側)へ直角に曲げるこ
とによって、側板1,1自体を補強すると共に、六面体
としての形状を確保する。同時に、上下の縁部(図示省
略)にあっては、天板4や底板5との接合面、前後の縁
部にあっては、ブロック3相互の前後接合面6又は、閉
鎖箱の前板や背板として取り付ける開閉可能な扉の封止
面7を形成する。この様に、一つの配電盤の外箱を、複
数のブロック3をボルトやリベット等の締結材8で接合
して形成することによって、加工時、運搬時、組立時及
び配電設備の組込時における作業性を高めるものであ
る。この様に、予め格子状のフレームを形成することな
く直接に板体を用いて閉鎖箱を構成した結果、フレーム
を形成して板体を張り付ける場合に比べて、部品の点数
や作業工数を大きく減少させることができる。
【0008】以上の如く構成された各ブロック3の接合
は、前記組入れ時の作業性を配慮して該ブロック3の内
部に配電設備等を収納した後でなされるのが常である
が、側方を全て密閉してしまうと、各ブロックの接合作
業が困難となるので、それを防止すべく、図1、図2の
如く前記前後接合面6寄りの側板1の縁に沿って、腕及
び工具を出し入れし得る作業穴2を設けておく。
【0009】この作業穴2は、対向する一対の側板1,
1について相互に対向する領域に設けると、同じ仕様の
ブロック3を横(左右)に連結した際に各ブロック3の
収納部が比較的大きな作業穴2,2を介して連通してし
まい、高圧機器の密閉及び事故の拡大阻止という目的を
達成し得ない。そこで、この配電盤用閉鎖箱は、前記作
業穴2,2を対向する側板1,1について互い違いの領
域に複数設け、隣接するブロック3,3の作業穴2,2
が相手方の側板1の作業穴2から外れた部分で相互に閉
鎖する関係をもつように配設したものである。尚、互い
違いの関係は、図3の如く上下方向についてのものでも
良いし、前後方向(図2における左右方向)によるもの
でも良い。
【0010】ブロック3の内部には、補強を兼ねた取付
部材たる横架材を棚、背板或いは中仕切板の如く適宜架
設してあるのが普通であるから、作業穴2は適当に散設
するのが望ましく、例えば、ボルトとナットを用いて前
後に接合する際、前後のブロック双方から各ブロック3
の内部へ腕及び工具を差し入れる必要が生じるので、前
後接合面6を挟む両側に作業穴2を設けておくことが望
ましい。即ち、前後方向に三つ以上のブロックを連結す
る際は、中央に配置するブロック、殊に前後幅が長いブ
ロックについては、側板1の前後双方の縁に沿って作業
穴2を設ける必要が生じる場合もある。
【0011】作業穴2は、前後接合面6に設けた締結材
を挿通する孔10の高さに合わせて図2の如く相接合す
るブロックの同じ高さに隣り合って設けても良いが、図
1、図3の如く、互いに斜め上下に位置して設けても良
く、そうすることによって、ブロック3単体における側
板1の作業穴2,2同志の間隔を広め、製作作業を簡素
化することができる場合もある。尚、遮断器等の配電機
器を収納する遮断室と母線室を離隔したブロックにあっ
ては、少なくとも遮断室が位置する部分の側板1につい
てのみ前記の如く作業穴2を設ければ良く、母線を通す
ために対向する側板1に設けてある母線穴9は相互に向
い合っていても良い。
【0012】
【発明の効果】以上の如く本発明による配電盤用閉鎖箱
を使用すれば、煩雑な作業穴の密閉作業の大部分を省略
できる他、閉鎖箱を左右(横)に並べない限り、内部の
配電設備等に手を加えることができ、配電盤の設置作業
の困難さを軽減する上で大いに役立つこととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配電盤用閉鎖箱の一例を示す実施
態様図である。
【図2】本発明による配電盤用閉鎖箱の類例を示す側面
図である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【符号の説明】 1 側板 2 作業穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/30 H02B 1/46 H02B 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電設備を収納する配電盤用閉鎖箱にお
    いて、隣接する面が相互に直交する六面体のブロック
    (3)を前後左右に接合することによって配電盤の外観
    を形作り、各ブロック(3)の相対向する一対の側板
    (1,1)の互い違いの領域に、各々複数の作業穴
    (2)を設け、隣接するブロック(3,3)の作業穴
    (2,2)が相手方の側板(1)の作業穴(2)から外
    れた部分で相互に閉鎖する関係をもつことを特徴とする
    配電盤用閉鎖箱。
JP07894196A 1996-04-01 1996-04-01 配電盤用閉鎖箱 Expired - Fee Related JP3185965B2 (ja)

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