JP2002054239A - 建物ユニットおよびその取扱方法 - Google Patents
建物ユニットおよびその取扱方法Info
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- JP2002054239A JP2002054239A JP2000244440A JP2000244440A JP2002054239A JP 2002054239 A JP2002054239 A JP 2002054239A JP 2000244440 A JP2000244440 A JP 2000244440A JP 2000244440 A JP2000244440 A JP 2000244440A JP 2002054239 A JP2002054239 A JP 2002054239A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 突設物の形成作業を容易に行うことが可能な
建物ユニットの提供。 【解決手段】 下階建物ユニット10Bは、四隅に立設
された柱32と、これらの柱32の上下端間を相互に連
結する天井梁33および床梁34とを備えて箱状に形成
された居室部30と、この居室部30の上部に設けられ
るとともに、当該居室部30から柱32の長手方向に直
交する方向に突出する突設部50を備える。突設部50
の上面をバルコニ3の床面としたので、ユニット式建物
の1階部分に下階建物ユニット10Bを設置すること
で、当該ユニット式建物の突設物であるバルコニを形成
することができる。これにより、バルコニの形成作業を
容易に行うことができる。
建物ユニットの提供。 【解決手段】 下階建物ユニット10Bは、四隅に立設
された柱32と、これらの柱32の上下端間を相互に連
結する天井梁33および床梁34とを備えて箱状に形成
された居室部30と、この居室部30の上部に設けられ
るとともに、当該居室部30から柱32の長手方向に直
交する方向に突出する突設部50を備える。突設部50
の上面をバルコニ3の床面としたので、ユニット式建物
の1階部分に下階建物ユニット10Bを設置すること
で、当該ユニット式建物の突設物であるバルコニを形成
することができる。これにより、バルコニの形成作業を
容易に行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四隅に立設された
柱と、これらの柱の上下端間を相互に連結する梁とを備
えて箱状に形成された居室部を有する建物ユニットおよ
びその取扱方法に関するものである。
柱と、これらの柱の上下端間を相互に連結する梁とを備
えて箱状に形成された居室部を有する建物ユニットおよ
びその取扱方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来より、工場で製造された建物ユニット
を、建築現場で複数組み合わせて形成されるユニット式
建物が利用されている。建物ユニットは、通常、四隅に
立設される柱と、これらの柱の上端間、下端間を相互に
連結する天井梁、床梁とから構成され、長さの異なる長
辺および短辺を備えた長方形状の平面形を有する直方体
状の骨組みを有している。この骨組みには、床面材、壁
面材、その他必要な設備部材が予め工場で取り付けられ
る。このようなユニット式建物によれば、予め建物ユニ
ットに床面材等が取り付けられているので、建築現場に
おいて、揚重機等により建物ユニットを所定位置に配置
することにより、ユニット式建物が短期間で形成される
ので、建築現場における工期を大幅に短縮することがで
きるという利点がある。
を、建築現場で複数組み合わせて形成されるユニット式
建物が利用されている。建物ユニットは、通常、四隅に
立設される柱と、これらの柱の上端間、下端間を相互に
連結する天井梁、床梁とから構成され、長さの異なる長
辺および短辺を備えた長方形状の平面形を有する直方体
状の骨組みを有している。この骨組みには、床面材、壁
面材、その他必要な設備部材が予め工場で取り付けられ
る。このようなユニット式建物によれば、予め建物ユニ
ットに床面材等が取り付けられているので、建築現場に
おいて、揚重機等により建物ユニットを所定位置に配置
することにより、ユニット式建物が短期間で形成される
ので、建築現場における工期を大幅に短縮することがで
きるという利点がある。
【0003】一方、ユニット式建物等の建物には、その
外壁面から突出させて取り付けられるバルコニ等の突設
物を有するものがある(特開平8−209797号公報
等参照)。このようなバルコニとしては、ユニット式建
物の外壁面にバルコニユニットを片持ち支持させて固定
する片持ち式のものや、当該バルコニユニットの下方に
建物ユニットを設置し、下方からも支持する下屋式のも
のがある。ここで、下屋式のバルコニにおいて、バルコ
ニユニットの下方に設置される建物ユニットの居室部分
を小さくする場合、天井部分が張り出したオーバーハン
グユニットを利用することがある。このオーバーハング
ユニットは、上面でバルコニユニットを確実に支持する
ようにしたものである。
外壁面から突出させて取り付けられるバルコニ等の突設
物を有するものがある(特開平8−209797号公報
等参照)。このようなバルコニとしては、ユニット式建
物の外壁面にバルコニユニットを片持ち支持させて固定
する片持ち式のものや、当該バルコニユニットの下方に
建物ユニットを設置し、下方からも支持する下屋式のも
のがある。ここで、下屋式のバルコニにおいて、バルコ
ニユニットの下方に設置される建物ユニットの居室部分
を小さくする場合、天井部分が張り出したオーバーハン
グユニットを利用することがある。このオーバーハング
ユニットは、上面でバルコニユニットを確実に支持する
ようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、下屋式
のバルコニでは、外壁面に取り付けるバルコニユニット
の他に、当該バルコニユニットの下方に設置する建物ユ
ニットが別途必要であるとともに、バルコニユニットお
よび建物ユニットの各々の接続作業が必要であるため、
バルコニの形成作業が煩雑になるという問題がある。こ
のような問題は、バルコニに限らず、例えば、フラワー
ポット等を置くためのベランダや、庇等の屋根等、ユニ
ット式建物等の建物の外壁面から突出させて取り付けら
れる突設物について同様の問題がある。
のバルコニでは、外壁面に取り付けるバルコニユニット
の他に、当該バルコニユニットの下方に設置する建物ユ
ニットが別途必要であるとともに、バルコニユニットお
よび建物ユニットの各々の接続作業が必要であるため、
バルコニの形成作業が煩雑になるという問題がある。こ
のような問題は、バルコニに限らず、例えば、フラワー
ポット等を置くためのベランダや、庇等の屋根等、ユニ
ット式建物等の建物の外壁面から突出させて取り付けら
れる突設物について同様の問題がある。
【0005】本発明の目的は、突設物の形成作業を容易
に行うことが可能な建物ユニットおよびその取扱方法を
提供することにある。
に行うことが可能な建物ユニットおよびその取扱方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、図面
を参照して説明すると、四隅に立設された柱32と、こ
れらの柱32の上下端間を相互に連結する梁33、34
とを備えて箱状に形成された居室部30を有する建物ユ
ニット(例えば、下階建物ユニット10B)であって、
居室部30の上部に設けられるとともに、当該居室部3
0から柱32の長手方向に直交する方向に突出する突設
部50を備えていることを特徴とする。このような本発
明によれば、例えば、突設部の上面をバルコニの床面と
しておけば、ユニット式建物の1階部分にこの建物ユニ
ットを設置することで、当該ユニット式建物の突設物で
あるバルコニを形成することが可能となる。また、例え
ば、突設部の上面をベランダの床面としたり、当該突設
部を庇等の屋根としておけば、当該建物ユニットを所定
の位置に設置することにより、ユニット式建物のベラン
ダや庇等の突設物を簡単に形成することが可能となる。
これにより、突設物の形成作業を容易に行うことが可能
となる。
を参照して説明すると、四隅に立設された柱32と、こ
れらの柱32の上下端間を相互に連結する梁33、34
とを備えて箱状に形成された居室部30を有する建物ユ
ニット(例えば、下階建物ユニット10B)であって、
居室部30の上部に設けられるとともに、当該居室部3
0から柱32の長手方向に直交する方向に突出する突設
部50を備えていることを特徴とする。このような本発
明によれば、例えば、突設部の上面をバルコニの床面と
しておけば、ユニット式建物の1階部分にこの建物ユニ
ットを設置することで、当該ユニット式建物の突設物で
あるバルコニを形成することが可能となる。また、例え
ば、突設部の上面をベランダの床面としたり、当該突設
部を庇等の屋根としておけば、当該建物ユニットを所定
の位置に設置することにより、ユニット式建物のベラン
ダや庇等の突設物を簡単に形成することが可能となる。
これにより、突設物の形成作業を容易に行うことが可能
となる。
【0007】以上において、前述の居室部30の上面
は、当該建物ユニットの上面に載置される載置物(例え
ば、上階建物ユニット20B)の載置領域とされている
ことが好ましい。このようにすれば、建物ユニットの上
面に載置される載置物の支持を、柱を有する居室部で行
うので、当該載置物の支持を確実、かつ、容易に行うこ
とが可能となるとともに、構造的に強固にすることが可
能となる。その上、建物ユニットの上面に載置される載
置物は、居室部の上面以外に載置されることがないの
で、突設部の上面全体を確実に屋外に露出することが可
能となる。これにより、突設部の機能を妨げることがな
く、当該突設部を十分に利用することが可能となる。ま
た、居室部の形状と略同一な形状を有するものを載置す
る場合、居室部を構成する柱の上端と、これに対応した
載置物の柱の下端とを相互に接続するだけで、載置物と
建物ユニットとの上下の連結を簡単に行うことが可能と
なる。この際、上から下まで柱が一連となるので、載置
物の荷重支持を確実に行うことが可能となる。
は、当該建物ユニットの上面に載置される載置物(例え
ば、上階建物ユニット20B)の載置領域とされている
ことが好ましい。このようにすれば、建物ユニットの上
面に載置される載置物の支持を、柱を有する居室部で行
うので、当該載置物の支持を確実、かつ、容易に行うこ
とが可能となるとともに、構造的に強固にすることが可
能となる。その上、建物ユニットの上面に載置される載
置物は、居室部の上面以外に載置されることがないの
で、突設部の上面全体を確実に屋外に露出することが可
能となる。これにより、突設部の機能を妨げることがな
く、当該突設部を十分に利用することが可能となる。ま
た、居室部の形状と略同一な形状を有するものを載置す
る場合、居室部を構成する柱の上端と、これに対応した
載置物の柱の下端とを相互に接続するだけで、載置物と
建物ユニットとの上下の連結を簡単に行うことが可能と
なる。この際、上から下まで柱が一連となるので、載置
物の荷重支持を確実に行うことが可能となる。
【0008】また、前述の居室部30には、突設部50
に隣接するとともに、当該居室部30の上部から下部ま
で延びる張出部40が設けられていることが望ましい。
このようにすれば、突設部の荷重支持を、居室部と張出
部とで行うことが可能となるので、突設部の支持強度を
向上させることが可能となるとともに、居室部と張出部
とで突設部の荷重支持が分散されるので、居室部を特別
な強度が得られるように形成する必要がなく、建物ユニ
ットの製造を容易に行うことが可能となる。また、例え
ば、張出部が、突設部の突出寸法を有する四角柱状に形
成されていれば、居室部の内部空間と張出部の内部空間
とを連続させることで、当該居室部の内部空間を拡張す
ることが可能となる。
に隣接するとともに、当該居室部30の上部から下部ま
で延びる張出部40が設けられていることが望ましい。
このようにすれば、突設部の荷重支持を、居室部と張出
部とで行うことが可能となるので、突設部の支持強度を
向上させることが可能となるとともに、居室部と張出部
とで突設部の荷重支持が分散されるので、居室部を特別
な強度が得られるように形成する必要がなく、建物ユニ
ットの製造を容易に行うことが可能となる。また、例え
ば、張出部が、突設部の突出寸法を有する四角柱状に形
成されていれば、居室部の内部空間と張出部の内部空間
とを連続させることで、当該居室部の内部空間を拡張す
ることが可能となる。
【0009】本願の第2発明は、図面を参照して説明す
ると、四隅に立設された柱32、およびこれらの柱32
の上端間および下端間を相互に連結する天井梁33およ
び床梁34を備えて箱状に形成された居室部30と、こ
の居室部30の上部に設けられるとともに、当該居室部
30から柱32の長手方向に直交する方向に突出する突
設部50とを備えた建物ユニット(例えば、下階建物ユ
ニット10B)の取扱方法であって、建物ユニットの製
造時には、突設部50の屋外側端部近傍と、居室部30
の屋外側に露出する床梁(例えば、長辺床梁34A)側
面とを相互に連結する工程内治具95を用い、建物ユニ
ットの輸送時には、突設部50の屋外側端部近傍と、居
室部30の屋外側の床梁底面とを相互に連結する輸送治
具96を用いることを特徴とする。このような本発明に
よれば、製造時に工程内治具を用いることで、突設部の
屋外側端部が自重によって下がってくる、つまり、突設
部の湾曲等を防止することが可能となる。その上、工程
内治具の一方は、床梁の側面部分に取り付けられている
ので、建物ユニットの高さ寸法は、他の通常の建物ユニ
ットの高さ寸法と同じであり、これにより、工場内の移
動や取り扱いを通常の建物ユニットと同様に行うことが
可能となる。また、輸送時に輸送治具を用いることで、
建物ユニットの輸送車への積み込みや、建築現場で積み
卸し等をする際に、当該建物ユニットの底面を直接設置
部分に接触させることがなく、当該底面を保護すること
が可能となる。そして、輸送治具を取り付けた状態で建
築現場に輸送・設置を行えば、建物ユニット底面の保護
を行いながら、突設物の形成作業を容易に行うことが可
能となる。
ると、四隅に立設された柱32、およびこれらの柱32
の上端間および下端間を相互に連結する天井梁33およ
び床梁34を備えて箱状に形成された居室部30と、こ
の居室部30の上部に設けられるとともに、当該居室部
30から柱32の長手方向に直交する方向に突出する突
設部50とを備えた建物ユニット(例えば、下階建物ユ
ニット10B)の取扱方法であって、建物ユニットの製
造時には、突設部50の屋外側端部近傍と、居室部30
の屋外側に露出する床梁(例えば、長辺床梁34A)側
面とを相互に連結する工程内治具95を用い、建物ユニ
ットの輸送時には、突設部50の屋外側端部近傍と、居
室部30の屋外側の床梁底面とを相互に連結する輸送治
具96を用いることを特徴とする。このような本発明に
よれば、製造時に工程内治具を用いることで、突設部の
屋外側端部が自重によって下がってくる、つまり、突設
部の湾曲等を防止することが可能となる。その上、工程
内治具の一方は、床梁の側面部分に取り付けられている
ので、建物ユニットの高さ寸法は、他の通常の建物ユニ
ットの高さ寸法と同じであり、これにより、工場内の移
動や取り扱いを通常の建物ユニットと同様に行うことが
可能となる。また、輸送時に輸送治具を用いることで、
建物ユニットの輸送車への積み込みや、建築現場で積み
卸し等をする際に、当該建物ユニットの底面を直接設置
部分に接触させることがなく、当該底面を保護すること
が可能となる。そして、輸送治具を取り付けた状態で建
築現場に輸送・設置を行えば、建物ユニット底面の保護
を行いながら、突設物の形成作業を容易に行うことが可
能となる。
【0010】以上において、前述の居室部30の屋外側
の床梁底面とは反対側の床梁底面には、建物ユニットの
輸送時に、当該建物ユニットの高さレベルを調整するた
めの高さレベル調整部材97が設けられていることが好
ましい。このようにすれば、建物ユニットの高さレベル
を均一にすることが可能となるので、建築現場で建物ユ
ニットを所定位置に設置した際、当該建物ユニットが傾
くことがなく、この点からも、突設物の形成作業を容易
に行うことが可能となる。
の床梁底面とは反対側の床梁底面には、建物ユニットの
輸送時に、当該建物ユニットの高さレベルを調整するた
めの高さレベル調整部材97が設けられていることが好
ましい。このようにすれば、建物ユニットの高さレベル
を均一にすることが可能となるので、建築現場で建物ユ
ニットを所定位置に設置した際、当該建物ユニットが傾
くことがなく、この点からも、突設物の形成作業を容易
に行うことが可能となる。
【0011】また、前述の輸送治具96および高さレベ
ル調整部材97は、基礎内に埋設されることが望まし
い。このようにすれば、建物ユニットを建築現場で設置
後、輸送治具および高さレベル調整部材を取り外さなく
ても、輸送治具および高さレベル調整部材の取付部分が
隠れるので、ユニット式建物の外観を損なうことがない
とともに、輸送治具および高さレベル調整部材を取り外
さなくてよいので、建物ユニットの設置作業を簡略化す
ることが可能となる。
ル調整部材97は、基礎内に埋設されることが望まし
い。このようにすれば、建物ユニットを建築現場で設置
後、輸送治具および高さレベル調整部材を取り外さなく
ても、輸送治具および高さレベル調整部材の取付部分が
隠れるので、ユニット式建物の外観を損なうことがない
とともに、輸送治具および高さレベル調整部材を取り外
さなくてよいので、建物ユニットの設置作業を簡略化す
ることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に
係るユニット式建物1が示されている。ユニット式建物
1は、図示しない基礎上において、箱状に形成された複
数の建物ユニット10、20を組み合わせたものであ
る。ユニット式建物1の一階部分には、下階建物ユニッ
ト10A、10B、10C、10Dが相互に接合された
状態で配置されている。ユニット式建物1の二階部分に
は、上階建物ユニット20A、20B、20C、20D
が相互に接合された状態で配置されている。
に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に
係るユニット式建物1が示されている。ユニット式建物
1は、図示しない基礎上において、箱状に形成された複
数の建物ユニット10、20を組み合わせたものであ
る。ユニット式建物1の一階部分には、下階建物ユニッ
ト10A、10B、10C、10Dが相互に接合された
状態で配置されている。ユニット式建物1の二階部分に
は、上階建物ユニット20A、20B、20C、20D
が相互に接合された状態で配置されている。
【0013】このユニット式建物1の図中手前側には、
下階建物ユニット10B、10C、、10Dおよび上階
建物ユニット20B、20C、20Dによって突設物で
あるバルコニ3が形成されている。このバルコニ3に
は、その屋外側端縁に、上階建物ユニット20B、20
C、20Dに渡って形成された長尺状の手すり3Aが設
けられている。また、バルコニ3の屋外側端縁近傍に
は、その下面から地面に向かって延びる化粧柱3Bが設
けられている。
下階建物ユニット10B、10C、、10Dおよび上階
建物ユニット20B、20C、20Dによって突設物で
あるバルコニ3が形成されている。このバルコニ3に
は、その屋外側端縁に、上階建物ユニット20B、20
C、20Dに渡って形成された長尺状の手すり3Aが設
けられている。また、バルコニ3の屋外側端縁近傍に
は、その下面から地面に向かって延びる化粧柱3Bが設
けられている。
【0014】これらのうち、下階建物ユニット10Aお
よび上階建物ユニット20Aは、図2に示されるよう
に、四隅に立設された柱12の上下端を天井梁13およ
び床梁14で相互に連結した直方体状の骨組み11を有
する通常の建物ユニットである。建物ユニット10A、
20Aの天井梁13としては、長さの異なる長辺天井梁
13Aおよび短辺天井梁13Bの二種類が設けられてい
る。建物ユニット10A、20Aの床梁14としては、
天井梁13と同様に、長さの異なる長辺床梁14Aおよ
び短辺床梁14Bの二種類が設けられている。これら長
辺天井梁13A、短辺天井梁13B、長辺床梁14A、
および短辺床梁14Bは、断面コ字形状に形成されてい
る。対向する長辺天井梁13Aの間には、天井を形成す
る図示しない天井面材を支持するための天井小梁15が
架け渡されている。対向する長辺床梁14Aの間には、
床を形成する図示しない床面材を支持するための複数の
床根太16が架け渡されている。
よび上階建物ユニット20Aは、図2に示されるよう
に、四隅に立設された柱12の上下端を天井梁13およ
び床梁14で相互に連結した直方体状の骨組み11を有
する通常の建物ユニットである。建物ユニット10A、
20Aの天井梁13としては、長さの異なる長辺天井梁
13Aおよび短辺天井梁13Bの二種類が設けられてい
る。建物ユニット10A、20Aの床梁14としては、
天井梁13と同様に、長さの異なる長辺床梁14Aおよ
び短辺床梁14Bの二種類が設けられている。これら長
辺天井梁13A、短辺天井梁13B、長辺床梁14A、
および短辺床梁14Bは、断面コ字形状に形成されてい
る。対向する長辺天井梁13Aの間には、天井を形成す
る図示しない天井面材を支持するための天井小梁15が
架け渡されている。対向する長辺床梁14Aの間には、
床を形成する図示しない床面材を支持するための複数の
床根太16が架け渡されている。
【0015】下階建物ユニット10Bは、図3に示され
るように、居室部30と、張出部40と、突設部50と
を備え、平面長方形状、かつ、横断面L字形状に構成さ
れている。居室部30は、四隅に立設された柱32の上
下端を天井梁33および床梁34で相互に連結した直方
体状の骨組み31を備えている。居室部30の天井梁3
3としては、前述の長辺天井梁13Aと略同じ長さ寸法
を有する長辺天井梁33A、および前述の短辺天井梁1
3Bの約半分の長さ寸法を有する短辺天井梁33Bの二
種類が設けられている。居室部30の床梁34として
は、天井梁33と同様に、前述の長辺床梁14Aと略同
じ長さ寸法を有する長辺床梁34A、および前述の短辺
床梁14Bの約半分の長さ寸法を有する短辺床梁34B
の二種類が設けられている。これら長辺天井梁33A、
短辺天井梁33B、長辺床梁34A、および短辺床梁3
4Bは、断面コ字形状に形成されている。対向する長辺
天井梁33Aの間には、天井を形成する図示しない天井
面材を支持するための天井小梁35が架け渡されてい
る。対向する長辺床梁34Aの間には、床を形成する図
示しない床面材を支持するための複数の床根太36が架
け渡されている。
るように、居室部30と、張出部40と、突設部50と
を備え、平面長方形状、かつ、横断面L字形状に構成さ
れている。居室部30は、四隅に立設された柱32の上
下端を天井梁33および床梁34で相互に連結した直方
体状の骨組み31を備えている。居室部30の天井梁3
3としては、前述の長辺天井梁13Aと略同じ長さ寸法
を有する長辺天井梁33A、および前述の短辺天井梁1
3Bの約半分の長さ寸法を有する短辺天井梁33Bの二
種類が設けられている。居室部30の床梁34として
は、天井梁33と同様に、前述の長辺床梁14Aと略同
じ長さ寸法を有する長辺床梁34A、および前述の短辺
床梁14Bの約半分の長さ寸法を有する短辺床梁34B
の二種類が設けられている。これら長辺天井梁33A、
短辺天井梁33B、長辺床梁34A、および短辺床梁3
4Bは、断面コ字形状に形成されている。対向する長辺
天井梁33Aの間には、天井を形成する図示しない天井
面材を支持するための天井小梁35が架け渡されてい
る。対向する長辺床梁34Aの間には、床を形成する図
示しない床面材を支持するための複数の床根太36が架
け渡されている。
【0016】このような長辺床梁34Aおよび短辺床梁
34Bは、図4および図5に示されるように、柱32に
接合されている。詳しくは、長辺床梁34Aおよび短辺
床梁34Bの端部の内側には、ウェブ部分の側面に直交
して当接するとともに、対向する長辺床梁34Aに向か
って突出する当接部61と、この当接部61の端縁から
長辺床梁34Aの長手方向に沿って、かつ、柱32に向
かって延出される延出部62とを備えて断面L字形状に
形成されている梁側ブラケット60が設けられている。
34Bは、図4および図5に示されるように、柱32に
接合されている。詳しくは、長辺床梁34Aおよび短辺
床梁34Bの端部の内側には、ウェブ部分の側面に直交
して当接するとともに、対向する長辺床梁34Aに向か
って突出する当接部61と、この当接部61の端縁から
長辺床梁34Aの長手方向に沿って、かつ、柱32に向
かって延出される延出部62とを備えて断面L字形状に
形成されている梁側ブラケット60が設けられている。
【0017】延出部62には、ボルトが挿通するボルト
挿通孔62Aが上下に2つ形成されている。また、延出
部62の長辺床梁34Aのウェブ部分側の面には、ボル
ト挿通孔62Aに応じた位置にナット62Bが固設され
ている。柱32の下端には、板状の柱側ブラケット65
が溶接等で設けられている。この柱側ブラケット65
は、各長辺床梁34Aおよび短辺床梁34Bを柱32に
当接した際に、延出部62に当接する位置に設けられて
いる。柱側ブラケット65の延出部62のボルト挿通孔
62Aに応じた位置には、ボルト100が挿通するボル
ト挿通孔65Aが上下に2つ形成されている。
挿通孔62Aが上下に2つ形成されている。また、延出
部62の長辺床梁34Aのウェブ部分側の面には、ボル
ト挿通孔62Aに応じた位置にナット62Bが固設され
ている。柱32の下端には、板状の柱側ブラケット65
が溶接等で設けられている。この柱側ブラケット65
は、各長辺床梁34Aおよび短辺床梁34Bを柱32に
当接した際に、延出部62に当接する位置に設けられて
いる。柱側ブラケット65の延出部62のボルト挿通孔
62Aに応じた位置には、ボルト100が挿通するボル
ト挿通孔65Aが上下に2つ形成されている。
【0018】そして、各長辺床梁34Aおよび短辺床梁
34Bを柱32に近づけ、延出部62と柱側ブラケット
65とを当接させ、柱側ブラケット65側から延出部6
2に向かってボルト100を挿通し、延出部62に固設
されているナット62Bに当該ボルト100を螺合させ
ることで、長辺床梁34Aおよび短辺床梁34Bを柱3
2に接合するようになっている。ここで、長辺天井梁3
3Aおよび短辺天井梁33Bの柱32への接合は、図6
および図7に示されるように、この長辺床梁34Aおよ
び短辺床梁34Bの柱32への接合と同様の構造になっ
ている。
34Bを柱32に近づけ、延出部62と柱側ブラケット
65とを当接させ、柱側ブラケット65側から延出部6
2に向かってボルト100を挿通し、延出部62に固設
されているナット62Bに当該ボルト100を螺合させ
ることで、長辺床梁34Aおよび短辺床梁34Bを柱3
2に接合するようになっている。ここで、長辺天井梁3
3Aおよび短辺天井梁33Bの柱32への接合は、図6
および図7に示されるように、この長辺床梁34Aおよ
び短辺床梁34Bの柱32への接合と同様の構造になっ
ている。
【0019】一方、この居室部30の屋外側に配置され
る長辺天井梁33Aおよび長辺床梁34Aの長手方向中
間部分には、図3に示されるように、当該長辺天井梁3
3Aおよび長辺床梁34Aを相互に連結する間柱37が
一対設けられている。また、筋交いとなる柱32の上端
間は、ブレース38Aで相互に連結されている。同様
に、長辺天井梁33Aおよび長辺床梁34Aの、柱32
および間柱37近傍の筋交いとなる端部は、ブレース3
8Bで相互に連結されている。
る長辺天井梁33Aおよび長辺床梁34Aの長手方向中
間部分には、図3に示されるように、当該長辺天井梁3
3Aおよび長辺床梁34Aを相互に連結する間柱37が
一対設けられている。また、筋交いとなる柱32の上端
間は、ブレース38Aで相互に連結されている。同様
に、長辺天井梁33Aおよび長辺床梁34Aの、柱32
および間柱37近傍の筋交いとなる端部は、ブレース3
8Bで相互に連結されている。
【0020】詳しくは、ブレース38Aの端部には、図
6および図7に示されるように、ボルト挿通孔66Aが
形成された四角板状の取付片66が溶接等で接合されて
いる。また、対向する柱側ブラケット65間には、ボル
ト挿通孔が67Aが形成されているとともに、当該柱側
ブラケット65同士を相互に連結する平面く字形の板状
の連結片67が設けられている。この連結片67は、そ
の端縁が各柱側ブラケット65の上部に溶接等で接合さ
れている。また、連結片67の裏面のボルト挿通孔67
Aに応じた位置には、ナット67Bが固設されている。
この連結片67の上面に取付片66を載置し、ボルト挿
通孔66A、67Aの位置を合わせ、上方からボルト1
00を挿通してナット67Bに螺合することで、ブレー
ス38Aを柱32に取り付けることができるようになっ
ている。つまり、ブレース38Aは、取付片66、連結
片67、柱側ブラケット65等を介して柱32に取り付
けられている。
6および図7に示されるように、ボルト挿通孔66Aが
形成された四角板状の取付片66が溶接等で接合されて
いる。また、対向する柱側ブラケット65間には、ボル
ト挿通孔が67Aが形成されているとともに、当該柱側
ブラケット65同士を相互に連結する平面く字形の板状
の連結片67が設けられている。この連結片67は、そ
の端縁が各柱側ブラケット65の上部に溶接等で接合さ
れている。また、連結片67の裏面のボルト挿通孔67
Aに応じた位置には、ナット67Bが固設されている。
この連結片67の上面に取付片66を載置し、ボルト挿
通孔66A、67Aの位置を合わせ、上方からボルト1
00を挿通してナット67Bに螺合することで、ブレー
ス38Aを柱32に取り付けることができるようになっ
ている。つまり、ブレース38Aは、取付片66、連結
片67、柱側ブラケット65等を介して柱32に取り付
けられている。
【0021】ブレース38Bは、長辺天井梁33Aの端
部底面と、長辺床梁34Aの間柱37近傍の上面とにそ
れぞれ溶接等で接合されているプレート68に溶接等で
接合されている。つまり、ブレース38Bは、プレート
68を介して長辺天井梁33Aおよび長辺床梁34Aに
筋交いに取り付けられている。
部底面と、長辺床梁34Aの間柱37近傍の上面とにそ
れぞれ溶接等で接合されているプレート68に溶接等で
接合されている。つまり、ブレース38Bは、プレート
68を介して長辺天井梁33Aおよび長辺床梁34Aに
筋交いに取り付けられている。
【0022】張出部40は、図3に示されるように、四
隅に立設された柱42の上下端を天井梁43および床梁
44で相互に連結した直方体状の骨組み41を備え、居
室部30および後述する突設部50に隣接するととも
に、当該居室部30の上部から下部まで延びている。こ
の張出部40の天井梁43および床梁44は、前述の短
辺天井梁33Bおよび短辺床梁34Bと略同じ長さ寸法
を有している。つまり、張出部40は、平面正方形状に
形成されている。また、張出部40の高さ寸法は、居室
部30の高さ寸法と略同じものとなっている。
隅に立設された柱42の上下端を天井梁43および床梁
44で相互に連結した直方体状の骨組み41を備え、居
室部30および後述する突設部50に隣接するととも
に、当該居室部30の上部から下部まで延びている。こ
の張出部40の天井梁43および床梁44は、前述の短
辺天井梁33Bおよび短辺床梁34Bと略同じ長さ寸法
を有している。つまり、張出部40は、平面正方形状に
形成されている。また、張出部40の高さ寸法は、居室
部30の高さ寸法と略同じものとなっている。
【0023】対向する天井梁43の間には、天井を形成
する図示しない天井面材を支持するための天井小梁45
が架け渡されている。対向する床梁44の間には、床を
形成する図示しない床面材を支持するための複数の床根
太46が架け渡されている。この張出部40は、居室部
30の長辺天井梁33Aおよび長辺床梁34Aの長手方
向端部近傍に図示しないブラケット等で接合されてい
る。そして、張出部40と居室部30とで平面L字形状
に形成されている。ここで、天井梁43の柱42への接
合、および床梁44の柱42への接合は、前述の居室部
30における接合構造と同様の構造になっている。ま
た、張出部40の内部は、居室部30の内部と連通して
おり、これにより、居室空間を拡張している。
する図示しない天井面材を支持するための天井小梁45
が架け渡されている。対向する床梁44の間には、床を
形成する図示しない床面材を支持するための複数の床根
太46が架け渡されている。この張出部40は、居室部
30の長辺天井梁33Aおよび長辺床梁34Aの長手方
向端部近傍に図示しないブラケット等で接合されてい
る。そして、張出部40と居室部30とで平面L字形状
に形成されている。ここで、天井梁43の柱42への接
合、および床梁44の柱42への接合は、前述の居室部
30における接合構造と同様の構造になっている。ま
た、張出部40の内部は、居室部30の内部と連通して
おり、これにより、居室空間を拡張している。
【0024】突設部50は、図3に示されるように、軸
組材を四角形に組んだ床フレーム51と、この床フレー
ム51の対向辺間に架け渡された床根太52と、この床
フレーム51と床根太52との上面に張り付けられる床
面材53とを備え、長方形板状に形成されている。この
突設部50は、床フレーム51の一部が、居室部30の
上部である長辺天井梁33Aに図示しないブラケット等
で接合され、当該居室部30から柱32の長手方向に直
交する方向、つまり、屋外方向に突出して設けられてい
る。この突設部50の長さ寸法は、長辺天井梁33Aの
長さ寸法から天井梁43の長さ寸法を引いたものであ
る。言い換えると、天井梁43の長さ寸法と突設部50
の長さ寸法との和が長辺天井梁33Aの長さ寸法と略同
じとなっている。また、突設部50の幅寸法(突出寸
法)は、張出部40の天井梁43の長さ寸法と略同一と
なっている。これにより、居室部30に、張出部40お
よび突設部50を接合した際、平面視で段差のない四角
形状に形成することが可能となっている。
組材を四角形に組んだ床フレーム51と、この床フレー
ム51の対向辺間に架け渡された床根太52と、この床
フレーム51と床根太52との上面に張り付けられる床
面材53とを備え、長方形板状に形成されている。この
突設部50は、床フレーム51の一部が、居室部30の
上部である長辺天井梁33Aに図示しないブラケット等
で接合され、当該居室部30から柱32の長手方向に直
交する方向、つまり、屋外方向に突出して設けられてい
る。この突設部50の長さ寸法は、長辺天井梁33Aの
長さ寸法から天井梁43の長さ寸法を引いたものであ
る。言い換えると、天井梁43の長さ寸法と突設部50
の長さ寸法との和が長辺天井梁33Aの長さ寸法と略同
じとなっている。また、突設部50の幅寸法(突出寸
法)は、張出部40の天井梁43の長さ寸法と略同一と
なっている。これにより、居室部30に、張出部40お
よび突設部50を接合した際、平面視で段差のない四角
形状に形成することが可能となっている。
【0025】このような下階建物ユニット10Bは、図
8〜図12に示されるように、居室部30が下階建物ユ
ニット10Aに接合されることで、当該下階建物ユニッ
ト10Aに接合されるようになっている。詳しくは、図
8〜図10に示されるように、下階建物ユニット10A
の居室部30側の柱12における、居室部30の柱32
に対向する面の下端には、第1接合部材70が溶接等で
取り付けられている。第1接合部材70は、柱12の側
面に当接し、当該柱12に溶接等で接合される当接部7
1と、この当接部71の上端縁から柱32に向かって延
出する延出部72とを備え、断面L字形状に形成されて
いる。
8〜図12に示されるように、居室部30が下階建物ユ
ニット10Aに接合されることで、当該下階建物ユニッ
ト10Aに接合されるようになっている。詳しくは、図
8〜図10に示されるように、下階建物ユニット10A
の居室部30側の柱12における、居室部30の柱32
に対向する面の下端には、第1接合部材70が溶接等で
取り付けられている。第1接合部材70は、柱12の側
面に当接し、当該柱12に溶接等で接合される当接部7
1と、この当接部71の上端縁から柱32に向かって延
出する延出部72とを備え、断面L字形状に形成されて
いる。
【0026】延出部72には、ボルト100が挿通する
ボルト挿通孔72Aと、延出部72上面から上方に突出
するピン72Bとが設けられている。また、ボルト挿通
孔72Aの位置に応じた延出部72の下面には、ナット
72Cが固設されている。さらに、当接部71の表面
と、延出部72の下面との間には、延出部72を所定の
高さ位置に保持(支持)するための板状の補強材73が
所定の間隔で3個設けられている。この補強材73は、
その端縁が当接部71の表面および延出部72の下面に
それぞれ溶接等で接合されている。この第1接合部材7
0は、下階建物ユニット10Aの居室部30側に配置さ
れる2本の柱12にそれぞれ設けられている。
ボルト挿通孔72Aと、延出部72上面から上方に突出
するピン72Bとが設けられている。また、ボルト挿通
孔72Aの位置に応じた延出部72の下面には、ナット
72Cが固設されている。さらに、当接部71の表面
と、延出部72の下面との間には、延出部72を所定の
高さ位置に保持(支持)するための板状の補強材73が
所定の間隔で3個設けられている。この補強材73は、
その端縁が当接部71の表面および延出部72の下面に
それぞれ溶接等で接合されている。この第1接合部材7
0は、下階建物ユニット10Aの居室部30側に配置さ
れる2本の柱12にそれぞれ設けられている。
【0027】一方、居室部30の下階建物ユニット10
A側の柱32および長辺床梁34Aにおける、下階建物
ユニット10Aの柱12に対向する面には、第2接合部
材80が溶接等で取り付けられている。第2接合部材8
0は、柱32の側面および長辺床梁34Aの側面に跨っ
て当接し、当該柱32および長辺床梁34Aに溶接等で
接合される当接部81と、この当接部81の下端縁から
柱12に向かって延出する延出部82とを備え、前述の
第1接合部材70と略同一形状の断面L字形状に形成さ
れている。
A側の柱32および長辺床梁34Aにおける、下階建物
ユニット10Aの柱12に対向する面には、第2接合部
材80が溶接等で取り付けられている。第2接合部材8
0は、柱32の側面および長辺床梁34Aの側面に跨っ
て当接し、当該柱32および長辺床梁34Aに溶接等で
接合される当接部81と、この当接部81の下端縁から
柱12に向かって延出する延出部82とを備え、前述の
第1接合部材70と略同一形状の断面L字形状に形成さ
れている。
【0028】延出部82には、前述のピン72Bが挿通
するピン挿通孔82Aと、ボルト100が挿通するボル
ト挿通孔82Bとが形成されている。さらに、当接部8
1の表面と、延出部82の上面との間には、当接部81
の潰れを防ぐための板状の補強材83が所定の間隔で3
個設けられている。この補強材83は、その端縁が当接
部81の表面および延出部82の上面にそれぞれ溶接等
で接合されている。この第2接合部材80は、下階建物
ユニット10Aの柱12に対向する面にそれぞれ設けら
れている。
するピン挿通孔82Aと、ボルト100が挿通するボル
ト挿通孔82Bとが形成されている。さらに、当接部8
1の表面と、延出部82の上面との間には、当接部81
の潰れを防ぐための板状の補強材83が所定の間隔で3
個設けられている。この補強材83は、その端縁が当接
部81の表面および延出部82の上面にそれぞれ溶接等
で接合されている。この第2接合部材80は、下階建物
ユニット10Aの柱12に対向する面にそれぞれ設けら
れている。
【0029】第1接合部材70および第2接合部材80
は、下階建物ユニット10Aおよび下階建物ユニット1
0Bの底面を略同一高さレベルに揃えた際に、延出部7
2の上面および延出部82の下面が互いに当接する位置
に配置されている。従って、下階建物ユニット10Bを
吊り上げて、下階建物ユニット10Aに近づけ、第1接
合部材70の上方に第2接合部材80が来たら、下階建
物ユニット10Bを下方に降ろし、延出部82のピン挿
通孔82Aに延出部72のピン72Bを挿通させながら
当該延出部72、82同士を互いに当接させ、ボルト1
00をボルト挿通孔82B、72Aに挿通し、当該ボル
ト100をナット72Cに螺合することにより、下階建
物ユニット10Aおよび下階建物ユニット10Bの底面
の高さレベルを略同一に揃えるとともに、当該下階建物
ユニット10Aおよび下階建物ユニット10Bの接合を
同時に行えるようになっている。このように、第1接合
部材70および第2接合部材80を接合することで、下
階建物ユニット10Aおよび下階建物ユニット10Bの
下端部分を接合することが可能となっている。
は、下階建物ユニット10Aおよび下階建物ユニット1
0Bの底面を略同一高さレベルに揃えた際に、延出部7
2の上面および延出部82の下面が互いに当接する位置
に配置されている。従って、下階建物ユニット10Bを
吊り上げて、下階建物ユニット10Aに近づけ、第1接
合部材70の上方に第2接合部材80が来たら、下階建
物ユニット10Bを下方に降ろし、延出部82のピン挿
通孔82Aに延出部72のピン72Bを挿通させながら
当該延出部72、82同士を互いに当接させ、ボルト1
00をボルト挿通孔82B、72Aに挿通し、当該ボル
ト100をナット72Cに螺合することにより、下階建
物ユニット10Aおよび下階建物ユニット10Bの底面
の高さレベルを略同一に揃えるとともに、当該下階建物
ユニット10Aおよび下階建物ユニット10Bの接合を
同時に行えるようになっている。このように、第1接合
部材70および第2接合部材80を接合することで、下
階建物ユニット10Aおよび下階建物ユニット10Bの
下端部分を接合することが可能となっている。
【0030】また、下階建物ユニット10Aおよび下階
建物ユニット10Bの上端部分は、図11および図12
に示されるように、第3接合部材90を介して接合され
ている。詳しくは、第3接合部材90は、介装プレート
101を介して柱12にボルト100、ナット102で
接合される当接部91と、この当接部91の端縁から柱
32側に向かって延び、当該柱32にボルト100、ナ
ット102で接合される延出部92とを備え、断面L字
形状に形成されている。当接部91の表面と、延出部9
2の表面との間には、第3接合部材90の補強を行うた
めの板状の補強材93が所定の間隔で2個設けられてい
る。この補強材93は、その端縁が当接部91の表面お
よび延出部92の表面にそれぞれ溶接等で接合されてい
る。このように、第3接合部材90で下階建物ユニット
10および下階建物ユニット10Bの対向する柱12、
32同士をそれぞれ相互に連結することで、下階建物ユ
ニット10Aおよび下階建物ユニット10Bの上端部分
を接合することが可能となっている。つまり、下階建物
ユニット10Aおよび下階建物ユニット10Bは、第1
〜第3接合部材70、80、90によって接合されてい
る。
建物ユニット10Bの上端部分は、図11および図12
に示されるように、第3接合部材90を介して接合され
ている。詳しくは、第3接合部材90は、介装プレート
101を介して柱12にボルト100、ナット102で
接合される当接部91と、この当接部91の端縁から柱
32側に向かって延び、当該柱32にボルト100、ナ
ット102で接合される延出部92とを備え、断面L字
形状に形成されている。当接部91の表面と、延出部9
2の表面との間には、第3接合部材90の補強を行うた
めの板状の補強材93が所定の間隔で2個設けられてい
る。この補強材93は、その端縁が当接部91の表面お
よび延出部92の表面にそれぞれ溶接等で接合されてい
る。このように、第3接合部材90で下階建物ユニット
10および下階建物ユニット10Bの対向する柱12、
32同士をそれぞれ相互に連結することで、下階建物ユ
ニット10Aおよび下階建物ユニット10Bの上端部分
を接合することが可能となっている。つまり、下階建物
ユニット10Aおよび下階建物ユニット10Bは、第1
〜第3接合部材70、80、90によって接合されてい
る。
【0031】下階建物ユニット10Cは、図13に示さ
れるように、前述の居室部30と、前述の突設部50よ
りも長さ寸法の大きい突設部50Aとを備えて構成され
ている。突設部50Aは、長さ寸法が長辺天井梁33A
の長さ寸法と略同じとなっている以外は、突設部50と
略同じ構成であるので、ここでは説明を省略する。下階
建物ユニット10Dは、下階建物ユニット10Cを介し
て下階建物ユニット10Bと左右対称になっている。つ
まり、張出部40および突設部50の位置が入れ替わっ
ているのみであり、構成は下階建物ユニット10Bと略
同じであるので、ここでは説明を省略する。
れるように、前述の居室部30と、前述の突設部50よ
りも長さ寸法の大きい突設部50Aとを備えて構成され
ている。突設部50Aは、長さ寸法が長辺天井梁33A
の長さ寸法と略同じとなっている以外は、突設部50と
略同じ構成であるので、ここでは説明を省略する。下階
建物ユニット10Dは、下階建物ユニット10Cを介し
て下階建物ユニット10Bと左右対称になっている。つ
まり、張出部40および突設部50の位置が入れ替わっ
ているのみであり、構成は下階建物ユニット10Bと略
同じであるので、ここでは説明を省略する。
【0032】上階建物ユニット20Bは、前述の下階建
物ユニット10Bの構成から突設部50を省略した構成
となっている。上階建物ユニット20Cは、前述の居室
部30のみで構成されている。上階建物ユニット20D
は、上階建物ユニット20Cを介して上階建物ユニット
20Bと左右対称になっている。つまり、張出部40の
位置が変わっているのみであり、構成は上階建物ユニッ
ト20Bと略同じである。
物ユニット10Bの構成から突設部50を省略した構成
となっている。上階建物ユニット20Cは、前述の居室
部30のみで構成されている。上階建物ユニット20D
は、上階建物ユニット20Cを介して上階建物ユニット
20Bと左右対称になっている。つまり、張出部40の
位置が変わっているのみであり、構成は上階建物ユニッ
ト20Bと略同じである。
【0033】また、上階建物ユニット20Bは、下階建
物ユニット10Bの居室部30の上面および張出部40
の上面に設置されている。同様に、上階建物ユニット2
0Cは、下階建物ユニット10Cを構成する居室部30
の上面に設置されている。上階建物ユニット20Dは、
下階建物ユニット10Dの居室部30の上面および張出
部40の上面に設置されている。つまり、上階建物ユニ
ット20B、20C、20Dは、各下階建物ユニット1
0B、10C、10Dの上面に載置される載置物とさ
れ、居室部30の上面および張出部40の上面は、各下
階建物ユニット10B、10C、10Dの上面に載置さ
れる上階建物ユニット20B、20C、20Dの載置領
域となっている。
物ユニット10Bの居室部30の上面および張出部40
の上面に設置されている。同様に、上階建物ユニット2
0Cは、下階建物ユニット10Cを構成する居室部30
の上面に設置されている。上階建物ユニット20Dは、
下階建物ユニット10Dの居室部30の上面および張出
部40の上面に設置されている。つまり、上階建物ユニ
ット20B、20C、20Dは、各下階建物ユニット1
0B、10C、10Dの上面に載置される載置物とさ
れ、居室部30の上面および張出部40の上面は、各下
階建物ユニット10B、10C、10Dの上面に載置さ
れる上階建物ユニット20B、20C、20Dの載置領
域となっている。
【0034】このような下階建物ユニット10Bの取り
扱い手順を以下に説明する。まず、工場で居室部30、
張出部40、突設部50をそれぞれ製造し、当該居室部
30に張出部40および突設部50を取り付け、下階建
物ユニット10Bを製造する。この下階建物ユニット1
0Bの製造時は、突設部50を取り付けた後、図14に
示されるように、突設部50の屋外側端部近傍と、居室
部30の屋外側に露出する長辺床梁34Aの側面とを側
面L字形状の工程内治具95で相互に連結する。そし
て、この状態で、工場内を移動し、輸送するに当たって
所定の位置に設置する。設置した後、工程内治具95を
外す。
扱い手順を以下に説明する。まず、工場で居室部30、
張出部40、突設部50をそれぞれ製造し、当該居室部
30に張出部40および突設部50を取り付け、下階建
物ユニット10Bを製造する。この下階建物ユニット1
0Bの製造時は、突設部50を取り付けた後、図14に
示されるように、突設部50の屋外側端部近傍と、居室
部30の屋外側に露出する長辺床梁34Aの側面とを側
面L字形状の工程内治具95で相互に連結する。そし
て、この状態で、工場内を移動し、輸送するに当たって
所定の位置に設置する。設置した後、工程内治具95を
外す。
【0035】下階建物ユニット10Bの輸送時は、図1
5に示されるように、突設部50の屋外側端部近傍と、
居室部30の屋外側の長辺床梁34Aの底面とを側面L
字形状の輸送治具96で相互に連結する。この際、居室
部30の屋外側の長辺床梁34Aとは反対側の長辺床梁
34Aの底面等には、下階建物ユニット10Bの輸送時
に、当該下階建物ユニット10Bの高さレベルを調整す
るための高さレベル調整部材97を設けておく。この状
態で、建築現場に輸送する。建築現場では、下階建物ユ
ニット10Bは、図16に示されるように、輸送治具9
6および高さレベル調整部材97をそのまま取り付けた
状態で設置する。つまり、輸送治具96および高さレベ
ル調整部材97は、基礎内に埋設されるようになってい
る。但し、突設部50の屋外側端部近傍から下方に延び
る部分が屋外に露出するので、この部分には、図示しな
い化粧材を設け、図1に示されるように、化粧柱3Bと
して利用されるようになっている。なお、他の下階建物
ユニット10C、10Dも下階建物ユニット10Bと同
様に、工程治具95、輸送治具96、高さレベル調整部
材97を利用して製造、輸送を行うようになっている。
5に示されるように、突設部50の屋外側端部近傍と、
居室部30の屋外側の長辺床梁34Aの底面とを側面L
字形状の輸送治具96で相互に連結する。この際、居室
部30の屋外側の長辺床梁34Aとは反対側の長辺床梁
34Aの底面等には、下階建物ユニット10Bの輸送時
に、当該下階建物ユニット10Bの高さレベルを調整す
るための高さレベル調整部材97を設けておく。この状
態で、建築現場に輸送する。建築現場では、下階建物ユ
ニット10Bは、図16に示されるように、輸送治具9
6および高さレベル調整部材97をそのまま取り付けた
状態で設置する。つまり、輸送治具96および高さレベ
ル調整部材97は、基礎内に埋設されるようになってい
る。但し、突設部50の屋外側端部近傍から下方に延び
る部分が屋外に露出するので、この部分には、図示しな
い化粧材を設け、図1に示されるように、化粧柱3Bと
して利用されるようになっている。なお、他の下階建物
ユニット10C、10Dも下階建物ユニット10Bと同
様に、工程治具95、輸送治具96、高さレベル調整部
材97を利用して製造、輸送を行うようになっている。
【0036】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。すなわち、突設部50の上面をバル
コニ3の床面としたので、ユニット式建物1の1階部分
に下階建物ユニット10B、10C、10Dを設置する
ことで、当該ユニット式建物1の突設物であるバルコニ
3を形成することができる。これにより、バルコニ3の
形成作業を容易に行うことができる。
な効果が得られる。すなわち、突設部50の上面をバル
コニ3の床面としたので、ユニット式建物1の1階部分
に下階建物ユニット10B、10C、10Dを設置する
ことで、当該ユニット式建物1の突設物であるバルコニ
3を形成することができる。これにより、バルコニ3の
形成作業を容易に行うことができる。
【0037】また、居室部30の上面を、下階建物ユニ
ット10B、10C、10Dの上面に載置される上階建
物ユニット20B、20C、20Dの載置領域としたの
で、下階建物ユニット10B、10C、10Dの上面に
載置される上階建物ユニット20B、20C、20Dの
支持を、柱32を有する居室部30で行うので、当該上
階建物ユニット20B、20C、20Dの支持を確実、
かつ、容易に行うことができるとともに、構造的に強固
にすることができる。その上、下階建物ユニット10
B、10C、10Dの上面に載置される上階建物ユニッ
ト20B、20C、20Dは、居室部30の上面以外に
載置されることがないので、突設部50の上面全体を確
実に屋外に露出することができる。これにより、突設部
50の機能を妨げることがなく、当該突設部50を十分
に利用することができる。
ット10B、10C、10Dの上面に載置される上階建
物ユニット20B、20C、20Dの載置領域としたの
で、下階建物ユニット10B、10C、10Dの上面に
載置される上階建物ユニット20B、20C、20Dの
支持を、柱32を有する居室部30で行うので、当該上
階建物ユニット20B、20C、20Dの支持を確実、
かつ、容易に行うことができるとともに、構造的に強固
にすることができる。その上、下階建物ユニット10
B、10C、10Dの上面に載置される上階建物ユニッ
ト20B、20C、20Dは、居室部30の上面以外に
載置されることがないので、突設部50の上面全体を確
実に屋外に露出することができる。これにより、突設部
50の機能を妨げることがなく、当該突設部50を十分
に利用することができる。
【0038】さらに、居室部30の形状と略同一な形状
を有するものを載置するようにしたので、居室部30を
構成する柱32の上端と、これに対応した上階建物ユニ
ット20B、20C、20Dの柱32の下端とを相互に
接続するだけで、上階建物ユニット20B、20C、2
0Dと下階建物ユニット10B、10C、10Dとの上
下の連結を簡単に行うことができる。この際、上から下
まで柱32が一連となるので、上階建物ユニット20
B、20C、20Dの荷重支持を確実に行うことができ
る。
を有するものを載置するようにしたので、居室部30を
構成する柱32の上端と、これに対応した上階建物ユニ
ット20B、20C、20Dの柱32の下端とを相互に
接続するだけで、上階建物ユニット20B、20C、2
0Dと下階建物ユニット10B、10C、10Dとの上
下の連結を簡単に行うことができる。この際、上から下
まで柱32が一連となるので、上階建物ユニット20
B、20C、20Dの荷重支持を確実に行うことができ
る。
【0039】また、下階建物ユニット10B、10D
は、居室部30に張出部40を設けたので、突設部50
の荷重支持を、居室部30と張出部40とで行うことが
でき、突設部50の支持強度を向上させることができる
とともに、居室部30と張出部40とで突設部50の荷
重支持が分散されるので、居室部30を特別な強度が得
られるように形成する必要がなく、下階建物ユニット1
0B、10Dの製造を容易に行うことができる。
は、居室部30に張出部40を設けたので、突設部50
の荷重支持を、居室部30と張出部40とで行うことが
でき、突設部50の支持強度を向上させることができる
とともに、居室部30と張出部40とで突設部50の荷
重支持が分散されるので、居室部30を特別な強度が得
られるように形成する必要がなく、下階建物ユニット1
0B、10Dの製造を容易に行うことができる。
【0040】さらに、張出部40を、突設部50の突出
寸法を有する四角柱状に形成し、居室部30の内部空間
と張出部40の内部空間とを連続させたので、当該居室
部30の内部空間を拡張することができる。
寸法を有する四角柱状に形成し、居室部30の内部空間
と張出部40の内部空間とを連続させたので、当該居室
部30の内部空間を拡張することができる。
【0041】また、製造時に工程内治具95を用いたの
で、突設部50の屋外側端部が自重によって下がってく
る、つまり、突設部50の湾曲等を防止することができ
る。その上、工程内治具95の一方は、長辺床梁34A
の側面部分に取り付けられているので、下階建物ユニッ
ト10Bの高さ寸法は、他の通常の建物ユニット10A
の高さ寸法と同じであり、これにより、工場内の移動や
取り扱いを通常の建物ユニット10Aと同様に行うこと
ができる。
で、突設部50の屋外側端部が自重によって下がってく
る、つまり、突設部50の湾曲等を防止することができ
る。その上、工程内治具95の一方は、長辺床梁34A
の側面部分に取り付けられているので、下階建物ユニッ
ト10Bの高さ寸法は、他の通常の建物ユニット10A
の高さ寸法と同じであり、これにより、工場内の移動や
取り扱いを通常の建物ユニット10Aと同様に行うこと
ができる。
【0042】また、輸送時に輸送治具96を用いたの
で、下階建物ユニット10B、10C、10Dの輸送車
への積み込みや、建築現場で積み卸し等をする際に、当
該下階建物ユニット10B、10C、10Dの底面を直
接設置部分に接触させることがなく、当該底面を保護す
ることができる。そして、輸送治具96を取り付けた状
態で建築現場に輸送・設置を行えば、下階建物ユニット
10B、10C、10Dの底面の保護を行いながら、バ
ルコニ3の形成作業を容易に行うことができる。
で、下階建物ユニット10B、10C、10Dの輸送車
への積み込みや、建築現場で積み卸し等をする際に、当
該下階建物ユニット10B、10C、10Dの底面を直
接設置部分に接触させることがなく、当該底面を保護す
ることができる。そして、輸送治具96を取り付けた状
態で建築現場に輸送・設置を行えば、下階建物ユニット
10B、10C、10Dの底面の保護を行いながら、バ
ルコニ3の形成作業を容易に行うことができる。
【0043】さらに、下階建物ユニット10B、10
C、10Dの輸送時に、高さレベル調整部材97を設け
たので、下階建物ユニット10B、10C、10Dの高
さレベルを均一にすることができ、建築現場で下階建物
ユニット10B、10C、10Dを所定位置に設置した
際、当該下階建物ユニット10B、10C、10Dが傾
くことがなく、この点からも、バルコニ3の形成作業を
容易にできる。
C、10Dの輸送時に、高さレベル調整部材97を設け
たので、下階建物ユニット10B、10C、10Dの高
さレベルを均一にすることができ、建築現場で下階建物
ユニット10B、10C、10Dを所定位置に設置した
際、当該下階建物ユニット10B、10C、10Dが傾
くことがなく、この点からも、バルコニ3の形成作業を
容易にできる。
【0044】また、輸送治具96および高さレベル調整
部材97を基礎内に埋設したので、下階建物ユニット1
0B、10C、10Dを建築現場で設置後、輸送治具9
6および高さレベル調整部材97を取り外さなくても、
当該輸送治具96および高さレベル調整部材97の取付
部分が隠れる。このため、ユニット式建物1の外観を損
なうことがないとともに、輸送治具96および高さレベ
ル調整部材97を取り外さなくてよいので、下階建物ユ
ニット10B、10C、10Dの設置作業を簡略化する
ことができる。
部材97を基礎内に埋設したので、下階建物ユニット1
0B、10C、10Dを建築現場で設置後、輸送治具9
6および高さレベル調整部材97を取り外さなくても、
当該輸送治具96および高さレベル調整部材97の取付
部分が隠れる。このため、ユニット式建物1の外観を損
なうことがないとともに、輸送治具96および高さレベ
ル調整部材97を取り外さなくてよいので、下階建物ユ
ニット10B、10C、10Dの設置作業を簡略化する
ことができる。
【0045】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、輸送治具96および高さレ
ベル調整部材97を基礎内に埋設したが、これに限ら
ず、例えば、下階建物ユニット10B、10C、10D
を建築現場で設置する際、輸送治具96および高さレベ
ル調整部材97をを取り外してから設置するようにして
もよい。
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、輸送治具96および高さレ
ベル調整部材97を基礎内に埋設したが、これに限ら
ず、例えば、下階建物ユニット10B、10C、10D
を建築現場で設置する際、輸送治具96および高さレベ
ル調整部材97をを取り外してから設置するようにして
もよい。
【0046】また、前記実施形態では、高さレベル調整
部材97を設けたが、これに限らず、例えば、下階建物
ユニット10B、10C、10Dを輸送および建築現場
での設置時に傾かないように吊り上げておけば、なくて
もよい。
部材97を設けたが、これに限らず、例えば、下階建物
ユニット10B、10C、10Dを輸送および建築現場
での設置時に傾かないように吊り上げておけば、なくて
もよい。
【0047】さらに、前記実施形態では、居室部30に
張出部40を設けたが、これに限らず、居室空間の拡張
等が必要なければ、設けなくてもよい。
張出部40を設けたが、これに限らず、居室空間の拡張
等が必要なければ、設けなくてもよい。
【0048】また、前記実施形態では、居室部30の上
面を、下階建物ユニット10B、10C、10Dの上面
に載置される上階建物ユニット20B、20C、20D
の載置領域としたが、これに限らず、例えば、突設部の
上面をバルコニの床面とする必要がなければ、居室部3
0の上面に加えて、当該突設部の上面を載置領域として
もよい。
面を、下階建物ユニット10B、10C、10Dの上面
に載置される上階建物ユニット20B、20C、20D
の載置領域としたが、これに限らず、例えば、突設部の
上面をバルコニの床面とする必要がなければ、居室部3
0の上面に加えて、当該突設部の上面を載置領域として
もよい。
【0049】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の建物ユニ
ットおよびその取扱方法によれば、次のような効果があ
る。すなわち、請求項1に記載の建物ユニットによれ
ば、例えば、突設部の上面をバルコニの床面としておけ
ば、ユニット式建物の1階部分にこの建物ユニットを設
置することで、当該ユニット式建物の突設物であるバル
コニを形成することができる。また、例えば、突設部の
上面をベランダの床面としたり、当該突設部を庇等の屋
根としておけば、当該建物ユニットを所定の位置に設置
することにより、ユニット式建物のベランダや庇等の突
設物を簡単に形成することができる。これにより、突設
物の形成作業を容易に行うことができる。
ットおよびその取扱方法によれば、次のような効果があ
る。すなわち、請求項1に記載の建物ユニットによれ
ば、例えば、突設部の上面をバルコニの床面としておけ
ば、ユニット式建物の1階部分にこの建物ユニットを設
置することで、当該ユニット式建物の突設物であるバル
コニを形成することができる。また、例えば、突設部の
上面をベランダの床面としたり、当該突設部を庇等の屋
根としておけば、当該建物ユニットを所定の位置に設置
することにより、ユニット式建物のベランダや庇等の突
設物を簡単に形成することができる。これにより、突設
物の形成作業を容易に行うことができる。
【0050】また、請求項2に記載の建物ユニットによ
れば、建物ユニットの上面に載置される載置物の支持
を、柱を有する居室部で行うので、当該載置物の支持を
確実、かつ、容易に行うことができるとともに、構造的
に強固にすることができる。その上、建物ユニットの上
面に載置される載置物は、居室部の上面以外に載置され
ることがないので、突設部の上面全体を確実に屋外に露
出することができる。これにより、突設部の機能を妨げ
ることがなく、当該突設部を十分に利用することができ
る。また、居室部の形状と略同一な形状を有するものを
載置する場合、居室部を構成する柱の上端と、これに対
応した載置物の柱の下端とを相互に接続するだけで、載
置物と建物ユニットとの上下の連結を簡単に行うことが
できる。この際、上から下まで柱が一連となるので、載
置物の荷重支持を確実に行うことができる。
れば、建物ユニットの上面に載置される載置物の支持
を、柱を有する居室部で行うので、当該載置物の支持を
確実、かつ、容易に行うことができるとともに、構造的
に強固にすることができる。その上、建物ユニットの上
面に載置される載置物は、居室部の上面以外に載置され
ることがないので、突設部の上面全体を確実に屋外に露
出することができる。これにより、突設部の機能を妨げ
ることがなく、当該突設部を十分に利用することができ
る。また、居室部の形状と略同一な形状を有するものを
載置する場合、居室部を構成する柱の上端と、これに対
応した載置物の柱の下端とを相互に接続するだけで、載
置物と建物ユニットとの上下の連結を簡単に行うことが
できる。この際、上から下まで柱が一連となるので、載
置物の荷重支持を確実に行うことができる。
【0051】さらに、請求項3に記載の建物ユニットに
よれば、突設部の荷重支持を、居室部と張出部とで行う
ことができるので、突設部の支持強度を向上させること
ができるとともに、居室部と張出部とで突設部の荷重支
持が分散されるので、居室部を特別な強度が得られるよ
うに形成する必要がなく、建物ユニットの製造を容易に
行うことができる。また、例えば、張出部が、突設部の
突出寸法を有する四角柱状に形成されていれば、居室部
の内部空間と張出部の内部空間とを連続させることで、
当該居室部の内部空間を拡張することができる。
よれば、突設部の荷重支持を、居室部と張出部とで行う
ことができるので、突設部の支持強度を向上させること
ができるとともに、居室部と張出部とで突設部の荷重支
持が分散されるので、居室部を特別な強度が得られるよ
うに形成する必要がなく、建物ユニットの製造を容易に
行うことができる。また、例えば、張出部が、突設部の
突出寸法を有する四角柱状に形成されていれば、居室部
の内部空間と張出部の内部空間とを連続させることで、
当該居室部の内部空間を拡張することができる。
【0052】また、請求項4に記載の建物ユニットの取
扱方法によれば、製造時に工程内治具を用いることで、
突設部の屋外側端部が自重によって下がってくる、つま
り、突設部の湾曲等を防止することができる。その上、
工程内治具の一方は、床梁の側面部分に取り付けられて
いるので、建物ユニットの高さ寸法は、他の通常の建物
ユニットの高さ寸法と同じであり、これにより、工場内
の移動や取り扱いを通常の建物ユニットと同様に行うこ
とができる。また、輸送時に輸送治具を用いることで、
建物ユニットの輸送車への積み込みや、建築現場で積み
卸し等をする際に、当該建物ユニットの底面を直接設置
部分に接触させることがなく、当該底面を保護すること
ができる。そして、輸送治具を取り付けた状態で建築現
場に輸送・設置を行えば、建物ユニット底面の保護を行
いながら、突設物の形成作業を容易に行うことができ
る。
扱方法によれば、製造時に工程内治具を用いることで、
突設部の屋外側端部が自重によって下がってくる、つま
り、突設部の湾曲等を防止することができる。その上、
工程内治具の一方は、床梁の側面部分に取り付けられて
いるので、建物ユニットの高さ寸法は、他の通常の建物
ユニットの高さ寸法と同じであり、これにより、工場内
の移動や取り扱いを通常の建物ユニットと同様に行うこ
とができる。また、輸送時に輸送治具を用いることで、
建物ユニットの輸送車への積み込みや、建築現場で積み
卸し等をする際に、当該建物ユニットの底面を直接設置
部分に接触させることがなく、当該底面を保護すること
ができる。そして、輸送治具を取り付けた状態で建築現
場に輸送・設置を行えば、建物ユニット底面の保護を行
いながら、突設物の形成作業を容易に行うことができ
る。
【0053】さらに、請求項5に記載の建物ユニットの
取扱方法によれば、建物ユニットの高さレベルを均一に
することができるので、建築現場で建物ユニットを所定
位置に設置した際、当該建物ユニットが傾くことがな
く、この点からも、突設物の形成作業を容易に行うこと
ができる。
取扱方法によれば、建物ユニットの高さレベルを均一に
することができるので、建築現場で建物ユニットを所定
位置に設置した際、当該建物ユニットが傾くことがな
く、この点からも、突設物の形成作業を容易に行うこと
ができる。
【0054】また、請求項6に記載の建物ユニットの取
扱方法によれば、建物ユニットを建築現場で設置後、輸
送治具および高さレベル調整部材を取り外さなくても、
輸送治具および高さレベル調整部材の取付部分が隠れる
ので、ユニット式建物の外観を損なうことがないととも
に、輸送治具および高さレベル調整部材を取り外さなく
てよいので、建物ユニットの設置作業を簡略化すること
ができる。
扱方法によれば、建物ユニットを建築現場で設置後、輸
送治具および高さレベル調整部材を取り外さなくても、
輸送治具および高さレベル調整部材の取付部分が隠れる
ので、ユニット式建物の外観を損なうことがないととも
に、輸送治具および高さレベル調整部材を取り外さなく
てよいので、建物ユニットの設置作業を簡略化すること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態におけるユニット式建物を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】前記実施形態における建物ユニットの骨組みを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】前記実施形態における建物ユニットを示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図4】前記実施形態における居室部の床梁と柱の接合
構造を示す分解斜視図である。
構造を示す分解斜視図である。
【図5】前記実施形態における居室部の床梁と柱の接合
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
【図6】前記実施形態における居室部の天井梁と柱の接
合構造を示す分解斜視図である。
合構造を示す分解斜視図である。
【図7】前記実施形態における居室部の天井梁と柱の接
合構造を示す断面図である。
合構造を示す断面図である。
【図8】前記実施形態における居室部と通常の建物ユニ
ットとの接合構造を示す分解斜視図である。
ットとの接合構造を示す分解斜視図である。
【図9】前記実施形態における居室部と通常の建物ユニ
ットとの接合構造を示す断面図である。
ットとの接合構造を示す断面図である。
【図10】前記実施形態における第1接合部材および第
2接合部材の接合構造を示す拡大側面図である。
2接合部材の接合構造を示す拡大側面図である。
【図11】前記実施形態における第3接合部材の接合構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図12】前記実施形態における第3接合部材の接合構
造を示す拡大断面図である。
造を示す拡大断面図である。
【図13】前記実施形態における建物ユニットを示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図14】前記実施形態における製造時の建物ユニット
の状態を示す斜視図である。
の状態を示す斜視図である。
【図15】前記実施形態における輸送時の建物ユニット
の状態を示す斜視図である。
の状態を示す斜視図である。
【図16】前記実施形態における建築現場での建物ユニ
ットの設置状態を示す概略図である。
ットの設置状態を示す概略図である。
10B 下階建物ユニット 20B 上階建物ユニット 30 居室部 32 柱 33 天井梁 34 床梁 34A 長辺天井梁 40 張出部 50 突設部 95 工程内治具 96 輸送治具 97 高さレベル調整部材
Claims (6)
- 【請求項1】四隅に立設された柱と、これらの柱の上下
端間を相互に連結する梁とを備えて箱状に形成された居
室部を有する建物ユニットであって、 前記居室部の上部に設けられるとともに、当該居室部か
ら前記柱の長手方向に直交する方向に突出する突設部を
備えていることを特徴とする建物ユニット。 - 【請求項2】請求項1に記載の建物ユニットにおいて、 前記居室部の上面は、当該建物ユニットの上面に載置さ
れる載置物の載置領域とされていることを特徴とする建
物ユニット。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の建物ユニ
ットにおいて、 前記居室部には、前記突設部に隣接するとともに、当該
居室部の上部から下部まで延びる張出部が設けられてい
ることを特徴とする建物ユニット。 - 【請求項4】四隅に立設された柱、およびこれらの柱の
上端間および下端間を相互に連結する天井梁および床梁
を備えて箱状に形成された居室部と、この居室部の上部
に設けられるとともに、当該居室部から前記柱の長手方
向に直交する方向に突出する突設部とを備えた建物ユニ
ットの取扱方法であって、 前記建物ユニットの製造時には、前記突設部の屋外側端
部近傍と、前記居室部の屋外側に露出する前記床梁側面
とを相互に連結する工程内治具を用い、 前記建物ユニットの輸送時には、前記突設部の屋外側端
部近傍と、前記居室部の屋外側の前記床梁底面とを相互
に連結する輸送治具を用いることを特徴とする建物ユニ
ットの取扱方法。 - 【請求項5】請求項4に記載の建物ユニットの取扱方法
において、 前記居室部の屋外側の前記床梁底面とは反対側の床梁底
面には、前記建物ユニットの輸送時に、当該建物ユニッ
トの高さレベルを調整するための高さレベル調整部材が
設けられていることを特徴とする建物ユニットの取扱方
法。 - 【請求項6】請求項4または請求項5に記載の建物ユニ
ットの取扱方法において、 前記輸送治具および高さレベル調整部材は、基礎内に埋
設されることを特徴とする建物ユニットの取扱方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244440A JP2002054239A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 建物ユニットおよびその取扱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244440A JP2002054239A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 建物ユニットおよびその取扱方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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2000
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