JPH0921445A - トーションダンパー - Google Patents

トーションダンパー

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JPH0921445A
JPH0921445A JP8111470A JP11147096A JPH0921445A JP H0921445 A JPH0921445 A JP H0921445A JP 8111470 A JP8111470 A JP 8111470A JP 11147096 A JP11147096 A JP 11147096A JP H0921445 A JPH0921445 A JP H0921445A
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JP
Japan
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damper
ring
damper plate
guide ring
plate
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Pending
Application number
JP8111470A
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English (en)
Inventor
Fabrice Tauvron
トーヴロン ファブリス
Sylvain Thomire
トミル シルヴェーン
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Valeo SE
Original Assignee
Valeo SE
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0921445A publication Critical patent/JPH0921445A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
    • F16F15/123Wound springs
    • F16F15/1238Wound springs with pre-damper, i.e. additional set of springs between flange of main damper and hub

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主ダンパーのダンパープレートを簡略にし、
強化する。 【解決手段】 トーションダンパーは、主ダンパーのダ
ンパープレート(4)に回転自在に結合された入力部品
(70)と、主ダンパーの出力機素(6)に対して回転
自在に結合された主部品(74)を有するプリダンパー
(7)を含む。プリダンパー(7)の入力部品(70)
と主ダンパープレート(4)との間に、軸方向に制御リ
ング(9)が挟持され、制御リングは、主ダンパーのガ
イドリング(2)の一方に形成された第1ウィンドー
(12)の側方エッジのうちの少なくとも1つと協働す
るための当接手段(92)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トーションダンパ
ーに関し、特に自動車用の摩擦クラッチ、またはクラッ
チ摩擦ホイールを構成するトーションダンパーに関す
る。
【0002】より詳細には本発明は、ダンパープレート
の両側に取り付けられ、スペーサによって互いに接続さ
れ締結された2つのガイドリングに固定された入力機
素、例えば支持ディスクと、ガイドリングおよびダンパ
ープレート内に対向した状態にそれぞれ形成された第1
ハウジングと、ガイドリングを弾性的にダンパープレー
トに結合するよう、前記ハウジング内に取り付けられた
円周方向に作用する第1弾性部材と、ガイドリングおよ
びダンパープレートによって囲まれた出力機素、例えば
ハブと、ルーズカップリング手段によって構成された円
周方向の間隙がなくなった後に、ダンパープレートと出
力機素とを共に回転自在に結合するよう、ダンパープレ
ートの内周部と出力機素の外周部との間に作動的に挟持
されたルーズカップリング手段と、第1に第1弾性部材
の径方向内側に取り付けられ、第2にダンパープレート
と第1ガイドリングと称されるガイドリングの一方との
間で軸方向に取り付けられた、プリダンパーとも称され
るトーションプリダンピング装置と、摩擦リングに作用
し、ダンピングプレートと第1ガイドリングとの間にプ
リダンパーをクランプするよう、第2ガイドリングと称
される他方のガイドリングに当接する軸方向に作用する
弾性リング、および少なくとも1つの摩擦リングを備え
た軸方向に作用する摩擦手段とを備え、プリダンパー
が、回転自在にダンパープレートに結合された入力部
品、回転自在に出力機素に結合された出力部品および入
力部品と出力部品との間に挟持された円周方向に作用す
る第2弾性部材を備えるタイプのトーションダンパーに
関する。
【0003】
【従来の技術】上記タイプのトーションダンパーは、1
993年11月4日に出願され、本願の優先日において
も公開されていないフランス国特許公開第9313126号明
細書に記載されている。この明細書では、プリダンパー
は、ダンパープレートと共に回転するよう、このプリダ
ンパーを結合するための軸方向の突出機素を備え、この
突出機素は、ダンパープレート内に形成された関連する
駆動開口部に係合している。このタイプのダンパーで
は、更に摩擦力を発生させるため第1弾性部材のうちの
1つの円周方向端部の少なくとも一方と係合するように
なっている少なくとも1つの径方向に突出する当接手段
を、制御リングに設けると有利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フランス国特許公開第
2906962号明細書を検討すれば、プリダンパーと第1ガ
イドリングとの間に制御リングをインターリーブし、前
記制御リングをダンパープレート内の前記対応する第1
ハウジングのエッジの少なくとも一方と協働させること
を考えつくことができる。しかしながら、このような構
造は、既に上記駆動開口部を設けたことにより弱体とな
っているダンパープレートに更に応力を発生させるの
で、完全に満足できるものではない。
【0005】更にこの制御リングは、必ず波形となるの
で、プリダンパーの径方向内側に延び、ダンパープレー
トに軸方向に係合する可能性がある。
【0006】本発明の課題は、これらの欠点を克服し、
制御リングおよび弱体になっていないダンパープレート
を有する簡略化されたトーションダンパーを、簡単かつ
安価に提供することにある。
【0007】本発明によれば、ダンパープレートの両側
に取り付けられ、スペーサによって互いに接続され締結
された2つのガイドリングに固定された入力機素、例え
ば支持ディスクと、ガイドリングおよびダンパープレー
ト内にそれぞれ対向した状態に形成された第1ハウジン
グと、ガイドリングを弾性的にダンパープレートに結合
すうよう、前記ハウジング内に取り付けられた円周方向
に作用する第1弾性部材と、ガイドリングおよびダンパ
ープレートによって囲まれた出力機素、例えばハブと、
ルーズカップリング手段によって構成された円周方向の
間隙がなくなった後に、ダンパープレートと出力機素と
を共に回転自在に結合するよう、ダンパープレートの内
周部と出力機素の外周部との間に作動的に挟持されたル
ーズカップリング手段と、第1に第1弾性部材の径方向
内側に取り付けられ、第2にダンパープレートと第1ガ
イドリングと称されるガイドリングの一方との間で軸方
向に取り付けられた、プリダンパーとも称されるトーシ
ョンプリダンピングデバイスと、摩擦リングに作用し、
ダンピングプレートと第1ガイドリングとの間にプリダ
ンパーをクランプするよう第2ガイドリングと称される
他方のガイドリングに当接する軸方向に作用する弾性リ
ング、および少なくとも1つの摩擦リングを備えた軸方
向に作用する摩擦手段とを備え、プリダンパーが、回転
自在にダンパープレートに結合された入力部品、回転自
在に出力機素に結合された出力部品、および入力部品と
出力部品との間に挟持された円周方向に作用する第2弾
性部材を備え、第1弾性部材のうちの1つの円周方向端
部のうちの1つと係合するよう、径方向に突出した当接
手段を有する制御リングに対して前記摩擦手段が作用
し、この摩擦手段が、ダンパープレートと第1ガイドリ
ングとの間に配置された、トーションダンパー、特に自
動車用摩擦クラッチは、制御リングが、プリダンパーの
入力部品とダンパープレートとの間に軸方向に挟持され
ており、制御リングの当接手段が、第1弾性部材に関連
する第1ガイドリング内の第1ハウジングの側方エッジ
のうちの少なくとも1つと協働するようになっており、
かつ前記当接手段と協働するようになっていることを特
徴とする。
【0008】本発明により、制御リングは、ダンパープ
レートとプリダンパーの入力部分との間に軸方向に取り
付けられるので、制御リングは、簡単かつ頑丈な形状と
なる。従って、この制御リングは、合成材料、例えばフ
ァイバー強化プラスチック材料で製造できる。
【0009】更に、当接手段が第1ガイドリング内の適
当な第1ハウジングの円周方向端部の一方と協働するよ
うになっており、第1ガイドリングは既に存在している
ハウジング(すなわちウィンドー)を活用するので、過
度に弱体化されておらず、ダンパープレートは強化され
る。
【0010】従って、制御リングの平らな部分に対して
軸方向かつ径方向に突出する当接手段の位置を除いて、
制御リングを平らに製造できる。当接手段は、これに関
連する第1弾性部材(またはスプリング)の円周方向端
部の各々と協働するフォーク状とすることができる。
【0011】しかしながら、特に差動摩擦効果を得るた
め、本発明の好ましい特徴によれば、前記当接手段は、
関連する第1弾性部材の円周方向端部、および第1ガイ
ドリング内の関連するハウジングの適当なエッジの一方
と協働し、かつプリダンパーの出力機素に固定された軸
方向に突出する機素と協働する。
【0012】従って、ダンパープレートに対する第1ガ
イドリングの回転方向に従い、ダンパープレートと制御
リングの間、更に制御リングとプリダンパーの入力部品
との間に摩擦が発生する。逆方向に回転する場合、適当
な第1弾性部材、すなわちスプリングによって押圧され
ている制御リングは移動されないので、このリングとダ
ンパープレートおよびトーションプリダンパーの入力部
品から成るアセンブリとの間では摩擦は発生しない。
【0013】制御リングは、ダンパープレートと同じよ
うに金属製とすることができるが、プリダンパーの入力
部品は、適当な合成材料、例えば低摩擦係数を有する材
料で製造できる。その結果、ダンパープレートに対する
第1ガイドリングの回転方向では、金属と金属との間の
摩擦が得られるだけでなく、金属と合成材料間の摩擦も
得られる。この結果、振動吸収特性が改善される。
【0014】変形例として、入力部品も金属製とし、2
つの表面の間で金属間の接触をするようにしてもよい。
このような摩擦効果は、制御リングの一方または双方の
面を所定の摩擦係数を有する材料でコーティングするこ
とによって得られる。
【0015】本発明の一実施例では、プリダンパーの入
力部品の軸方向突出機素は、それ自体入力部品とダンパ
ープレートとを互いに協働させて駆動させるための駆動
突起によって構成される。変形例では、プリダンパーの
入力部品の軸方向突出機素がこれら駆動突起と異なる。
【0016】プリダンパーは、それ自体第2ダンパープ
レートの両側に配置された2つの別のガイドリングを備
えることが好ましい。この場合、駆動突起は、例えばプ
リダンパーの他方のガイドリングよりもプリダンパーの
ダンパープレートから更に離間する1つのプリダンパー
ガイドリングの軸方向ラグによって構成でき、これら軸
方向ラグは、第1ダンパープレート内に形成された関連
する開口部内に進入する。
【0017】変形例では、前記突出機素は、第1(また
は主)ダンパープレート内に進入しない前記ガイドリン
グの軸方向ラグから構成できる。更に別の変形例では、
これら突出機素は、制御リングに隣接して位置するプリ
ダンパーのガイドリングに形成できる。
【0018】更に別の変形例では、プリダンパーは、ト
ーションダンパーの第1ガイドリングをセンタリングす
るベアリングを含む入力部品を備えている。この場合、
前記突出機素は、このベアリング自身により支持され、
主ダンパープレートに対しセンタリングを行う。
【0019】添付図面を参照し、非限定的な例として示
した次の本発明の好ましい実施例の説明を読めば、本発
明の上記以外の特徴および利点がより明らかとなろう。
【0020】
【発明の実施の態様】図中、トーションダンパーは、駆
動シャフトと共に回転できるようこの駆動シャフトに取
り付けられるようになっている入力機素1と、被動シャ
フトと共に回転できるようこの被動シャフトに取り付け
られるようになっている出力機素6とを備えている。
【0021】トーションダンパーは自動車用摩擦クラッ
チから成り、入力機素1は支持ディスク1から成り、こ
のディスクは、両側の面の各々に固定された摩擦ライナ
ー10を保持している。
【0022】この摩擦ライナー10は、それ自体公知の
態様で、クラッチの圧力プレート反作用プレート(いず
れも図面には示されていない)の間にグリップされるよ
うになっており、他方、出力機素6は、ハブ6から成
り、このハブの内側にはスプラインが設けられ、ギアボ
ックス(図示せず)の入力シャフトと共に回転するよ
う、このハブ6を入力シャフトに結合するようになって
いる。支持ディスク1は、摩擦ライナー10がクラッチ
の圧力プレートと反作用プレートとの間にグリップされ
ると、自動車の内燃機関のクランクシャフト(図示せ
ず)と共に回転するよう、クランクシャフトに取り付け
られている。
【0023】支持ディスク1は、2つのガイドリング2
および3に固定されており、このガイドリングは、ダン
パープレート4の両側に取り付けられ、スペーサ11に
よって共に締結されている。本例では、スペーサ11
は、ダンパープレート4の外周部近くに形成されたスロ
ット14および114(図3参照)を円周方向間隙をも
って貫通している。ガイドリング2および3ならびにダ
ンパープレート4は、横方向に配列され、ハブ6を囲ん
でいる。
【0024】ダンパープレート4の両側にて軸方向に配
置されたガイドリング2および3は、ハブ6に対して回
転するよう、ハブ6に取り付けられている。ダンパープ
レート4の内周部とハブ6の外周部との間には、ルーズ
カップリング手段60が挟持されており、このルーズカ
ップリング手段によって形成された円周方向の間隙がな
くなった後、ダンパープレート4とハブ6との間で、こ
れらが相対的に回転するよう、ダンパープレート4とハ
ブ6とを結合させている。本例では、これらルーズカッ
プリング手段60は、図3に最良に示されているよう
に、ダンパープレートの内周部に形成された1組の歯
と、図4に示されているように、ハブ6の外周部に形成
された対応する歯の組とから成っている。これら歯の組
の各々は、ノッチと交互に配置された外形の歯を備えて
いる。
【0025】ハブ6の歯は、上記円周方向の間隙をもっ
て、ダンパープレート4の歯の組内のノッチに進入し、
一方、ダンパープレート4の歯は、ハブ6の歯内のノッ
チに進入している。従って、ダンパープレート4の歯が
ハブ6の歯に係合することにより、ハブ6に対するダン
パープレート4の回転角方向の変位が制限されている。
本例では、ハブ6のフランジ61に歯の組が形成されて
おり、フランジ61は、ハブの外周部から径方向に突出
している。
【0026】ガイドリング2および3、並びにダンパー
プレート4は、互いに対向するように配置されたハウジ
ング12および13をそれぞれ有し、これらハウジング
内に、第1の円周方向に作用する弾性手段5が取り付け
られている。図3および5に最も明瞭に示されたハウジ
ング12および13は、ウィンドーから成るが、弾性部
材5はコイルスプリングとなっている。このコイルスプ
リングは、ガイドリング2および3の窓内に円周方向の
間隙を生じることなく、対にて取り付けられており、さ
らにダンパープレートのウィンドー13にも取り付けら
れている。当然ながら、スプリング5のこれら対の数
は、特定の用途に応じて決まり、本例では、共通ピッチ
円上に4つの対のこれらスプリング5が定間隔で離間し
た状態に設けられている。ダンパープレート4のウィン
ドー13内のこれら対のうちの2つの対は、円周方向の
間隙が生じるように取り付けられているが、ウィンドー
13内の他方の2つの対は間隙を生じることなく取り付
けられている。これにより、ダンパースプリング5が2
段階で作動するようになっている。
【0027】スペーサ11は、スペーシングシャンク
と、2つのターミナルねじ切り部分を備えたダブルエン
ドボルト状となっている。スペーサ11の一部が貫通す
るスロット14は、2つの径方向に対向する長円形の孔
から成っているが、スペーサ11のための他方のスロッ
ト114の2つも、互いに径方向に対向し、ダンパープ
レート4のウィンドー13のうちの2つの延長部を構成
している。これにより、支持ディスク1がガイドリング
2の外側表面に平らに当接した状態で、スペーサ11が
支持ディスク1およびガイドリング2を共に締結するよ
うにも働くことが理解できよう。
【0028】ガイドリング2および3は、ダンパープレ
ート4ならびにスプリング5と共に主ダンパーと称され
る第1トーションダンピング装置のすべての部品となっ
ている。この主ダンパーの目的は、自動車の走行中に生
じる振動を吸収することにある。主ダンパーの剛性度
は、ねじり振動に対する予備的ダンパーとして働く、プ
リダンパーと称される第2トーションダンピング装置7
よりも剛性度が大きい。
【0029】プリダンパー7は、第1にスプリング5の
径方向内側に取り付けられ、第2に第1ガイドリングと
称されているガイドリング2とダンパープレート4との
間にて、軸方向に取り付けられている。このプリダンパ
ーの機能は、自動車のエンジンの低速走行モード中に生
じる振動を吸収することにある。プリダンパー7は、ダ
ンパープレート4と共に回転するようダンパープレート
4に結合された入力部品70と、ハブと共に回転するよ
うハブ6に固定された出力部品74と、第2の弾性部材
50の1組とを備えている。この弾性部材50は、剛性
度が低く、プリダンパーの入力部品70と出力部品74
とを弾性的に結合するよう、入力部品70と出力部品7
4との間に円周方向に挟持されている。第2弾性部材5
0は、本例では、主ダンパーのスプリング5の剛性度よ
りも剛性度の小さいコイルスプリングから成っている。
【0030】従って、トーションダンパーの入力機素1
と出力機素4とが相対的に回転運動する際に、スプリン
グ5の剛性度のほうが大きいので、プリダンパー7のス
プリング50が圧縮されるこの回転運動の第1段階で
は、ガイドリング2および3は、ダンパープレート4と
一体的となっている。この運動は、ルーズカップリング
手段60内の円周方向の間隙がなくなるまで続く。スプ
リング50は、この点から圧縮された状態に留まり、ダ
ンパープレート4は、ハブ6に対して固定された状態と
なり、よってハブ6と共に回転する。従って、ダンパー
プレート4とガイドリング2および3とは相対的に運動
する。
【0031】従って、ウィンドー12およびウィンドー
13の双方において間隙を生じることなく取り付けられ
たスプリング5の対が、最初に圧縮された状態でスプリ
ング5が2段階で圧縮される。次に、ダンパープレート
内の残りのスプリング5の端部と対応するウィンドー1
3のエッジとの間の円周方向の間隙がなくなった後、ス
プリング5の他方の2つの対が次々に働く。この運動
は、スペーサ11がスロット14および114の対応す
るエッジに係合するまで続く。
【0032】ダンパープレート4とガイドリング2およ
び3との間で軸方向に作用する摩擦手段8も設けられて
いる。この摩擦手段8は、プリダンパー7と反対側に
て、ダンパープレート4と他方のガイドリング3との間
の2つの摩擦リング81および82から、それ自体公知
の態様で構成されている。これについては、図2に最も
良く示されている。ガイドリング3を第2ガイドリング
と称す。これら摩擦リング81、82には、それぞれ、
軸方向に作用する弾性リング83、84が作用する。本
例では、これらリング83および84は、ベルビーユリ
ングタイプのものであるが、変形例として、これらのリ
ングを波形リングとすることもできる。弾性リング83
および84は、第2ガイドリング3に当接し、摩擦リン
グ81、82をそれぞれダンパープレート4およびハブ
6のフランジ61側へ押圧する。摩擦リング81および
弾性リング83は主ダンパーに連動しており、これらは
トーションプリダンパー7と連動する摩擦リング82お
よび弾性リング84を囲んでいる。この理由から、弾性
リング84は弾性リング83よりも剛性が小さくされて
いる。これに関連し、リング84の剛性は低剛性のスプ
リング50の作用を無効にしないように決められてい
る。
【0033】摩擦リング81および82は、摩擦リング
81および82と第2ガイドリング3とを結合するため
の相補的な孔に係合したスピゴット(栓)を含んでい
る。図面では、これらスピゴットおよび相補的な孔に
は、符号をつけていない。
【0034】第1ガイドリング2とダンパープレート4
との間には制御リング9が配置されている。この制御リ
ング9は、少なくとも1つの径方向に突出する当接手段
92を有し、この当接手段92は、主ダンパーのうちの
大きな剛性の第1弾性部材5のうちの1つの円周方向の
端部と協働するようになっている。この制御リング9に
は、主ダンパーと連動する弾性リング82が作用し、後
に説明する態様で、プリダンパー7をダンパープレート
4と第1ガイドリング2との間にクランプする。
【0035】プリダンパー7の入力部品70とダンパー
プレート4との間には、ガイドリング9が軸方向に挟持
されている。ガイドリング9の当接手段92は、図6に
示されるように、第1ガイドリング2のハウジング12
の側方エッジ22(このエッジも円周方向エッジと称す
ることができる)のうちの少なくとも1つと協働するよ
うになっている。ハウジング12は、当接手段92と協
働するようになっている第1弾性部材5と連動する。
【0036】図1〜図11において、プリダンパー7自
体は、第2ダンパープレート74の両側に配置された2
つのガイドリング72および73を含んでいる。ハブ6
(すなわちその出力機素)には、このハブと共に回転す
るようにダンパープレート74が取り付けられている。
本明細書では、これよりガイドリング72および73
を、それぞれ第3および第4ガイドリングと称すること
にする。これらのガイドリングは、プリダンパー7の入
力部品70を構成しているが、第2ダンパープレート7
4は、その出力部品を構成している。より詳細に説明す
れば、プリダンパー7は、実際には本願出願日の時点で
公開されていない、1994年3月11日に出願された
フランス国特許公開第9,402,960号明細書に記載されて
いるものと同じタイプのものである。従って、第3ガイ
ドリング72および第4ガイドリング73は金属製であ
り、第2ダンパープレート74の両側にて軸方向に配置
されている。第2ダンパープレート74も金属製であ
る。
【0037】ガイドリング72、73の一方、すなわち
ダンパープレート4より、より遠くに離間している方の
第3ガイドリング72は、第2ダンパープレート74の
外周部を軸方向に越えて突出するラグ75(特に図2お
よび7を参照のこと)をその外周部に有する。これらの
アセンブリラグ75は、第4ガイドリング73の外周部
に形成された相補的ノッチ76を、取り付け間隙をもっ
て貫通している。
【0038】各アセンブリラグ75の軸方向に配列され
た自由端部分は、主ダンパーのダンパープレート4と協
働する駆動フィンガーを構成するようになっている。こ
の目的のため、各ラグ75は、ダンパープレート4内に
形成された相補的な円周方向の開口部45に進入して、
嵌合し、ダンパープレート4と共に回転できるよう、プ
リダンパー7をダンパープレート4に係合している。
【0039】各ラグ75は、径方向内側に変形され、第
4ガイドリング73の表面と協働する係止手段を形成し
ている。第4ガイドリング73は、本例では制御リング
9に隣接している。この変形部は、図2において符号7
7で示されている。本例では、まず第4ガイドリング7
3のノッチ76内にラグ75を挿入する前に、これらラ
グ75の変形部77を形成し、2つのガイドリング72
および73を接続するように、アセンブリラグ75を所
定位置にスナップ嵌合するための手段が形成される。
【0040】実際には、ノッチ76の内側エッジとプリ
ダンパーおよび主ダンパーの共通軸線に最も近いアセン
ブリラグ75との間に径方向の間隙が生じる。変形部7
7は、各ラグ75の中心部に形成された局部的にプレス
加工したディンプル(くぼみ)から成っている。
【0041】本例では、プリダンパーのダンパープレー
ト74を示すようにプリダンパーの左側部分を切り欠い
て示した図7から最良に理解できるように、第2ダンパ
ープレート74に形成されたハウジング(符号なし)
内、およびこれらハウジングに対向した状態の第3ガイ
ドリング72および第4ガイドリング73内に低剛性ス
プリング50が取り付けられている。本例では、コイル
スプリングタイプのスプリング50が6つ設けられてお
り、これらのスプリングは、共通ピッチ円に沿って一定
の間隔で隔置されている。スプリング50のいずれも、
ガイドリング72および73のウィンドー内に間隙を生
じることなく取り付けられている。
【0042】互いに径方向に対向するスプリング50の
うちの2つは、ダンパープレート74のウィンドー内に
間隙を生じることなく取り付けられている。径方向に対
向するさらに2つのスプリング50は、ダンパープレー
ト74のウィンドー内に円周方向の間隙が生じるように
取り付けられている。最後の互いに径方向に対向する残
りの2つのスプリング50は、更に大きな円周方向の間
隙が生じるように、ダンパープレート74のウィンドー
内に取り付けられている。従って、プリダンパー7は3
段階で作動する。
【0043】図9に最も良く示されているように、上記
当接手段92は、主ダンパースプリング5の適当な対と
係合するようになっている制御リング9の外周部に対し
て径方向に突出するラグから成っている。図10から良
く理解できるように、2つのラグ92が設けられてお
り、これらのラグは、ほぼ径方向に対向し、主ダンパー
スプリング5の2つの径方向に対向する対と係合するよ
うになっている。更に本例では、制御リング9は金属製
である。
【0044】各ラジアルラグ92は、ほぼ軸方向に配列
されたクレイドル機素93、94により、更に横方向シ
ョルダー96により、円周方向の境界が定められてい
る。このショルダー96は、第3ガイドリング72(図
9参照)の軸方向ラグ75のうちの1つの自由端と協働
するようになっている。軸方向に配列されたクレイドル
機素93、94は、第1ガイドリング2の対応するハウ
ジング、すなわちウィンドー92の側方エッジ22と協
働するようになっている。この目的のため、クレイドル
機素93、94は横方向ショルダーを構成し、側方エッ
ジ22の径方向内側部分と協働するようになっている部
分93を含み、側方エッジ22には、図5および6から
明瞭に理解できるように、その下方コーナーにこの目的
のためのノッチ23が形成されている。
【0045】従って、ノッチ23内には、図11に最も
明瞭に示された部分93が定着しており、このノッチ2
3に部分93が進入している。この部分93は、ノッチ
23のベースとスプリング5の対応する対の円周方向端
部との間に円周方向に挟持されている。この部分93
は、その内周部が軸方向に配列された湾曲部分94に接
合しており、湾曲部分94は、より大きな径を有する関
連する対のスプリング5(図2参照)のうちの隣接する
1つの最端部の巻線部の内側形状と一致している。この
理由から、この部分93は、傾斜したターミナルエッジ
を有し、このターミナルエッジによって、図11から理
解できるように、湾曲部分94の自由端に接合されてい
る。
【0046】従って、この対の円周方向端部は、湾曲部
分94に密に接触し、端部が軸方向部分93に当接して
いる。湾曲部分94は、その径方向内側面に対のスプリ
ングのうちの大きい方のスプリング5を支持している。
【0047】図13に示すように、径Dを有する制御リ
ング9には、ラグ92と連動するスプリングの対の、径
方向内側に配置された平坦部100が形成されている。
制御リングの各当接ラグ92の軸方向クレイドル機素9
3、94は、プリダンパーの径方向外側にあり、主ダン
パープレート4から第1ガイドリング2まで軸方向に延
びている(図2参照)。従って、軸方向クレイドル機素
93、94は、制御リング9の平面に対して軸方向に第
1ガイドリング2へ向かって突出し、このガイドリング
と係合している。
【0048】次に、再び特に図1および図2を参照す
る。第1ガイドリング2の内周部と、ハブ6の外周部に
形成された相補的切頭円錐形表面との間に、切頭円錐形
ベアリング表面を有するベアリング95が径方向に挟持
されている。このベアリング95は、第3ガイドリング
92と第1ガイドリング2との間に軸方向に挟持された
横方向に配列された部分を含んでいる。ベアリング95
のこの横方向部分は、複数の駆動スピゴットを含み、駆
動スピゴットの各々は、第1ガイドリング2に形成され
た相補的な孔に係合し、ベアリング95と第1ガイドリ
ング2とを結合し、これらを共に回転できるようにして
いる。図では、これら駆動スピゴットおよびガイドリン
グ2内の対応する孔には符号がつけられていない。
【0049】ガイドリング2の内周には、ベアリング9
5の横方向部分と接触するためのほぼ横方向に配列され
た壁部分24がある。この壁部分24は、接合ゾーン2
5においてガイドリング2の主要部分に接合されてい
る。接合ゾーン25は、スロット26(図5参照)によ
りウィンドー12の間に軸方向に向いており、スロット
26は、スペーサ11が貫通する孔の径方向内側に形成
されている。ウィンドー12の領域では、接合ゾーン2
5は傾斜しており、このゾーンは、各ウィンドー12の
下方の長手方向エッジを構成している。
【0050】従って、ウィンドー12のうちの2つに形
成されたノッチ23の各々は、傾斜した部分によって境
界が定められている。各当接ラグ92のクレイドル機素
の湾曲部分94の端部は、接合ゾーン25の傾斜部分の
形状と一致し、かつ連動するウィンドー12の径方向内
側の長手方向エッジに係合するように傾斜している。こ
のように、当接手段92と第1ガイドリング2の対応す
るウィンドー12との間で、かなりの長さにわたって接
触が生じる。
【0051】プリダンパー7を収容できるように、ガイ
ドリング2の主要部分に対して軸方向に壁部分24はず
れている。主ダンパープレート4のプリダンパーと反対
側で、この主ダンパープレート4に接触した状態で、別
の摩擦リング99が嵌合されている。この摩擦リング9
9は、摩擦リング81とダンパープレート4との間に軸
方向に挟持されており、弾性リング83が作用する。
【0052】摩擦リング82とハブ6のフランジ61の
外周部との間にて軸方向に挟持された状態で、保護リン
グ97が取り付けられている。このリング97は、ハブ
6の歯の組が形成された位置にある。従って、保護リン
グ97は摩擦リング82の摩耗を防止する。リング82
は、適当な合成材料、例えばプラスチック材料で製造す
ることが好ましく、このプラスチック材料は、ファイバ
ー、例えばグラスファイバーで強化することが好まし
い。摩擦リング81またはベアリング95も、同様な材
料で製造できる。
【0053】摩擦リング99は、その内周部に1組の歯
98を有し、これらの歯は、ハブ6の歯の組と円周方向
の間隙をもって噛合する。この間隙は、主ダンパープレ
ート4の歯の組とハブ6の歯の組との間に設けられた間
隙よりも狭くなっている。従って、摩擦リング99は弾
性リング83の作用を受けて延伸部材のように作動さ
れ、ダンパープレート4とハブ6との間の相対運動に対
して制動力を加え、ハブ6の歯とダンパープレート4の
歯が互いに係合する際に、これら歯の間の衝撃によって
生じ得るノイズを低減している。
【0054】弾性リング84は、ベアリング95をハブ
6と軸方向に接触しながらクランプさせている。従っ
て、主ダンパープレート4とハブ6とが相対的に運動す
る間、摩擦リング82は保護リング97をこすりなが
ら、ハブ6とベアリング95との間に摩擦が生じる。
【0055】ルーズカップリング手段60における間隙
をなくすことにより、ハブ6と共に主ダンパープレート
4が一体的に回転すると、ベアリング95の横方向部分
と第3ガイドリング72との間に摩擦が生じ、更に制御
リング9と主ダンパープレート4との間に摩擦効果が生
じる。
【0056】これに関連し、ガイドリング2、3と主ダ
ンパープレート4とが相対的に運動する間、湾曲部分9
4および各当接ラグ92の軸方向部分93は、それぞれ
対応するウィンドー12のエッジ22内のノッチ23の
ベースおよびスプリング50の関連する対の円周方向端
部に係合するので、ガイドリング2によって駆動される
制御リング9と主ダンパープレート4とが相対的に運動
する。更に、制御リング9と第4ガイドリング73との
間の相対運動も生じる。主ダンパースプリング5は、制
御リング9に対するリターンスプリングとして働く。
【0057】反対方向に対しては、当接ラグ92の各シ
ョルダー96は、プリダンパー7の対応するアセンブリ
ラグ75の自由端と協働するので、主ダンパープレート
4と制御リング9との間の相対運動は生じないし、ま
た、制御リング9とトーションプリダンパー7の第4ガ
イドリング73との間の相対運動も生じない。
【0058】このように、制御リング9の面は、主ダン
パープレート4に対する第1ガイドリング2の回転に従
って、有効となったり無効となったりするので、振動を
良好に吸収するのに好ましい差動的な摩擦が得られる。
エンジンが自動車の車輪を前方向に駆動している時は、
トーションダンパーの回転方向は図9の矢印Fに示され
る方向となっているので、制御リング9の2つの面が有
効に働く。しかし、エンジンが車輪によって駆動される
反対方向に対しては、制御リング9は働かない。
【0059】変形例では、スプリング83の作用を受け
て、制御リング9が反対方向に働く時は移動しないよう
に、ショルダー96とアセンブリラグ75との間に間隙
を設けることができる。
【0060】当然ながら、第2ダンパープレート74は
それ自体公知の態様で、シーミング加工によりハブ6に
固定されている。より正確に説明すれば、ハブ6の歯の
組は2つの軸方向に段のついた部分を有し、これら段つ
き部分は、ダンパープレート74がハブ6の歯の組の段
つき形状によって構成されるショルダーに軸方向に接触
するように構成されている。反対の軸方向には、金属ハ
ブを含む材料を据え込み加工することにより、ダンパー
プレート74が軸方向に設けられている。ダンパープレ
ート74は、図7に示されるようにそれ自体公知の態様
で、その内周部に1組の歯を含み、この歯は、ハブ6の
高さの低い歯の組と間隙を生じることなく噛合する。
【0061】当然ながら本発明は、これまで説明した実
施例のみに限定されるものではない。特に第3ガイドリ
ング72は、軸方向に配列された係合ラグを含むことが
できる。この係合ラグは、制御リングの当接ラグ92の
ショルダー96と協働する目的だけを考慮したものであ
り、この軸方向係合ラグは、2つのガイドリング72と
73とを組み立て、かつ回転時にトーションプリダンパ
ー7を駆動するために働く軸方向ラグと交互に配置され
る。例えば図7におけるように、トーションプリダンパ
ーを回転時に駆動するために2つのラグを配置し、主ダ
ンパープレート4に進入しない2つの係合(すなわち当
接)ラグが制御リング9のショルダー96に協働するよ
うに、4つのラグが設けられるので、このような作動が
可能となっている。
【0062】別の変形例では、制御リング9に隣接する
ガイドリング73は、軸方向の突起を有することがで
き、この軸方向の突起は、例えば制御リング9のショル
ダーと協働するように、リング9の外周部をプレス加工
することによって形成できる。従って、これらケースの
双方において、ダンパープレートは、このダンパープレ
ートをプリダンパー7と共に回転するよう結合するため
の最小の数の孔しか有しない。
【0063】図12を参照すると、当然ながらトーショ
ンプリダンパーは、図1〜図11のベアリング95も構
成する入力部品を有することができる。次に、この入力
部品は軸方向に配列されたクラウンを含み、このクラウ
ンは、ベアリングを構成し、ガイドリング2の内周部と
ハブ6の切頭円錐形表面との間に径方向に挟持される。
【0064】このクラウンは、ガイドリング2の壁部分
24に接触する横方向に配列された第1壁部分98によ
って延長されている。この壁部分98は、軸方向に配列
された壁部分により延長され、この壁部分自体には、軸
方向の突起が形成された第2の横方向に配列された壁部
分に接合されている。この突起は、ダンパープレート4
を回転時にプリダンパー7の入力部品に結合するよう、
主ダンパープレート4内に形成された相補的な開口部内
に軸方向に嵌合されるスピゴットから成っている。次
に、横方向に配列された第2壁部分98と主ダンパープ
レート4との間に、制御リング95が挟持される。
【0065】図12におけるこのプリダンパーの出力部
品は、ハブ6自体から成っている。このハブは、プリダ
ンパーの出力部品の軸方向に配列された部分としてリセ
スが設けられており、フランス国特許公開第9413514号
明細書に記載されているように、低剛性スプリング50
を収容するようになっている。より正確に説明すれば、
ベアリング95の軸方向部分に形成されたスロットは、
傾斜したサイドエッジを有し、内側に開口されている
が、ハブ6は、その外周部にベアリング95内のスロッ
トに向いた傾斜したサイドエッジを備えた別のスロット
を有し、このスロットは外側に開口している。
【0066】ベアリング95およびハブのスロットのサ
イドエッジには、スプリング50が係合し、このスロッ
トは、スロットのサイドエッジに係合するための2又状
の背面を有するカップ機素により、燕尾状となってい
る。これらカップ機素は、スプリング50を係止するた
めこれらスプリング50内に進入するスピゴットを有す
る。ベアリング95は、制御リング9の面のうちのいず
れが摩擦を受けているかに応じて値の変わる摩擦力が得
られるように、合成材料で製造されている。
【0067】図1〜図11の制御リングは、当然なが
ら、プラスチック材料、好ましくはファイバーで補強さ
れたプラスチック材料から製造できる。第4ガイドリン
グ73は、制御リングが金属製の場合、差動的な摩擦効
果が得られるように適当なプラスチック材料から構成で
きる。同様に、制御リングに接触するダンパープレート
の面には、適当な摩擦係数を有する層をコーティングし
てもよい。これらのいずれも、トーションダンパーの所
望する用途に応じて決まる。
【0068】同様に、支持ディスク1は、それ自体ダン
パーの入力機素を構成するように、反作用プレートに直
接固定してもよい。変形例では、この入力機素は第1ま
たは第2ガイドリングから構成できる。この場合、ガイ
ドリングは適当に延長され、反作用プレートに固定され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用摩擦クラッチとした本発明のトーショ
ンダンパーの軸方向断面図である。
【図2】図1の中心部分を示す拡大図である。
【図3】図1のトーションダンパーのダンパープレート
を示す縮小正面図である。
【図4】図1におけるハブの歯の組を示す拡大部分図で
ある。
【図5】図1の第1ガイドリングの縮小正面図である。
【図6】本発明により制御リングの当接手段と連動す
る、図5に示された第1ガイドリング内のハウジング、
すなわちウィンドーのうちの1つの拡大図である。
【図7】図1における矢印7の方向に見た図1のトーシ
ョンプリダンプ装置の正面図である。
【図8】一部を切り欠いて示した図1における矢印7の
方向に見たトーションダンパーの図である。
【図9】図8の制御リングのラジアルラグを示す拡大図
である。
【図10】本発明における制御リングの正面図である。
【図11】図10の11−11線に沿った部分断面図で
ある。
【図12】本発明の改良実施例を示す、図1と類似する
部分図である。
【符号の説明】
1 入力機素 2、3 ガイドリング 4 ダンパープレート 5 コイルスプリング 6 出力機素 7 プリダンパー 9 制御リング 10 摩擦ライナー 11 スペーサ 12、13 ハウジング 14、114 スロット 24 壁部分 25 接合ゾーン 26 スロット 50 第2弾性部材 60 ルーズカップリング手段 61 フランジ 70 入力部品 72、73 ガイドリング 74 出力部品 75 アセンブリラグ 76 ノッチ 77 変形部 81、82 摩擦リング 83、84 軸方向作用弾性リング 92 当接手段 93、94 クレイドル機素 96 ショルダー 97 保護リング 98 歯 99 摩擦リング 100 平坦部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダンパープレート(4)の両側に取り付
    けられ、スペーサ(11)によって互いに接続され締結
    された2つのガイドリング(2、3)に固定された入力
    機素(1)、例えば支持ディスクと、 ガイドリング(2、3)およびダンパープレート(4)
    内に対向した状態にそれぞれ形成された第1ハウジング
    (12、13)と、 ガイドリング(2、3)を弾性的にダンパープレート
    (4)に結合するよう、前記ハウジング内に取り付けら
    れた円周方向に作用する第1弾性部材(5)と、 ガイドリング(2、3)およびダンパープレート(4)
    によって囲まれた出力機素(6)、例えばハブと、 ルーズカップリング手段によって構成された円周方向の
    間隙がなくなった後に、ダンパープレート(4)と出力
    機素(6)とを共に回転自在に結合するよう、ダンパー
    プレート(4)の内周部と出力機素(6)の外周部との
    間に作動的に挟持されたルーズカップリング手段(6
    0)と、 第1に第1弾性部材(5)の径方向内側に取り付けら
    れ、第2にダンパープレート(6)と第1ガイドリング
    と称されるガイドリング(2)の一方との間で軸方向に
    取り付けられた、プリダンパーとも称されるトーション
    プリダンピング装置(7)と、 摩擦リング(81)に作用し、ダンピングプレート
    (4)と第1ガイドリング(2)との間にプリダンパー
    (7)をクランプするよう、第2ガイドリングと称され
    る他方のガイドリング(3)に当接する軸方向に作用す
    る弾性リング(83)および少なくとも1つの摩擦リン
    グ(81)を有する軸方向に作用する摩擦手段(8)と
    を備え、 プリダンパー(7)が、回転自在にダンパープレート
    (4)に結合された入力部品(7)、回転自在に出力機
    素(4)に結合された出力部品(74)、および入力部
    品(70)と出力部品(74)との間に挟持された円周
    方向に作用する第2弾性部材(5)を備え、 第1弾性部材(5)のうちの1つの円周方向端部のうち
    の1つに係合するよう、径方向に突出した当接手段(9
    2)を有する制御リング(9)に対して前記摩擦手段
    (8)が作用し、この摩擦手段(8)が、ダンパープレ
    ート(4)と第1ガイドリング(2)との間に配置され
    た、トーションダンパー特に自動車用摩擦クラッチであ
    って、 制御リング(9)が、プリダンパー(7)の入力部品
    (70)とダンパープレート(4)との間に軸方向に挟
    持されており、制御リング(9)の当接手段(92)
    が、第1弾性部材(5)に関連する第1ガイドリング
    (2)内の第1ハウジング(12)の側方エッジ(2
    2)のうちの少なくとも1つと協働するようになってお
    り、更に前記当接手段(92)と協働するようになって
    いることを特徴とするトーションダンパー、特に自動車
    用摩擦クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記当接手段(92)が、関連する第1
    弾性部材(5)の円周方向端部および第1ガイドリング
    (2)内の関連するハウジング(12)の適当なエッジ
    (22)の一方と協働し、かつプリダンパー(7)の出
    力機素(70)に固定された軸方向の突出機素(75)
    と協働するようになっていることを特徴とする、請求項
    1記載のダンパー。
  3. 【請求項3】 プリダンパー(7)の入力部品(70)
    の前記突出機素(75)が、ダンパープレート(4)と
    協働する駆動突起から成ることを特徴とする、請求項2
    記載のダンパー。
  4. 【請求項4】 前記突出機素(75)が、ダンパープレ
    ート(4)と協働するプリダンパー(7)の入力部品
    (70)の駆動突起より離間していることを特徴とす
    る、請求項3記載のダンパー。
  5. 【請求項5】 出力機素(6)と共に回転するよう、出
    力機素(6)に結合されたダンパープレート(74)の
    両側に配置された2つのガイドリング(72、73)を
    プリダンパー(7)が含む、請求項3記載のダンパーに
    おいて、 駆動突起が、ダンパープレート(4)から最も遠いガイ
    ドリング(72)の軸方向ラグを備え、このラグが、ダ
    ンパープレート(4)内に形成された相補的な開口部
    (45)内に進入し、ダンパープレート(4)と共に回
    転できるように、プリダンパー(7)をダンパープレー
    ト(4)に結合するようになっていることを特徴とす
    る、ダンパー。
  6. 【請求項6】 出力機素(6)と共に回転するよう、出
    力機素(6)に結合されたダンパープレート(74)の
    両側に配置された2つのガイドリング(72、73)を
    プリダンパー(7)が含む、請求項2記載のダンパーに
    おいて、前記突出機素がダンパープレート(4)から最
    も離間し、ダンパープレート(4)内に進入していない
    ガイドリングの軸方向ラグを備えることを特徴とする、
    請求項2記載のダンパー。
  7. 【請求項7】 出力機素(6)と共に回転するよう、出
    力機素(6)に結合されたダンパープレート(74)の
    両側に配置された2つのガイドリング(72、73)を
    プリダンパー(7)が含む、請求項2記載のダンパーに
    おいて、 前記突出機素が、制御リング(9)に隣接するプリダン
    パー(7)のガイドリング(73)に形成されているこ
    とを特徴とするダンパー。
  8. 【請求項8】 適当な第1弾性部材(5)と係合するよ
    う、径方向に突出する少なくとも1つのラグ(92)内
    に当接手段(92)が形成されていることを特徴とす
    る、請求項2記載のダンパー。
  9. 【請求項9】 互いにほぼ径方向に対向する2つのラグ
    (92)が、互いにほぼ径方向に対向する前記2つの第
    1弾性部材(5)と係合するようになっていることを特
    徴とする、請求項8記載のダンパー。
  10. 【請求項10】 各ラジアルラグ(92)が、ほぼ軸方
    向に配列された部分(93、94)および横方向ショル
    ダー(96)によって円周方向の境界が定められている
    ことを特徴とする、請求項8記載のダンパー。
  11. 【請求項11】 ショルダー(96)が、プリダンパー
    (7)の軸方向突出機素(75)と協働するようになっ
    ていることを特徴とする、請求項10記載のダンパー。
  12. 【請求項12】 前記ほぼ軸方向に配列された部分(9
    3、94)が、第1ガイドリング(2)の適当な第1ハ
    ウジング(12)の側方エッジ(22)と協働するよう
    になっていることを特徴とする、請求項10記載のダン
    パー。
  13. 【請求項13】 前記ほぼ軸方向に配列された部分(9
    3、94)が、横方向ショルダーを構成する部分(9
    3)を含み、この部分が、前記側方エッジ(22)の径
    方向の最も内側の部分と協働するようになっており、前
    記側方エッジ(22)が、この協働のために径方向内側
    コーナー内にノッチ(23)を有することを特徴とす
    る、請求項12記載のダンパー。
  14. 【請求項14】 前記ショルダー部分(93)が、前記
    側方エッジ(22)のノッチ(23)内に定着し、この
    ノッチ内にショルダー部分(93)が進入し、前記ノッ
    チ(23)のベースと前記適当な第1弾性部材(5)の
    円周方向端部との間に円周方向に挟持されていることを
    特徴とする、請求項13記載のダンパー。
  15. 【請求項15】 前記ショルダー部分(93)の内周部
    が、前記第1弾性部材(5)のうちの1つを構成する螺
    旋スプリング(5)の端部の巻線部の形状と一致する、
    軸方向に配列された湾曲部分(94)に接合されている
    ことを特徴とする、請求項13記載のダンパー。
  16. 【請求項16】 前記ほぼ軸方向に配列された部分(9
    3、94)が、プリダンパー(7)の径方向外側に延び
    ると共にダンパープレート(4)から第1ガイドリング
    (2)まで軸方向に延び、前記軸方向に配列された部分
    (93、94)が、制御リング(9)の平面に対して軸
    方向に突出し、第1ガイドリング(2)に向かい、この
    第1ガイドリングと係合していることを特徴とする、請
    求項10記載のダンパー。
  17. 【請求項17】 第1ガイドリング(2)が、内周部に
    壁部分(24)を含み、この壁部分が、プリダンパー
    (7)と第1ガイドリング(2)との間に軸方向に挟持
    されたベアリング(97)の横方向部分と接触するよ
    う、ほぼ横方向に配列されていることを特徴とする、請
    求項16記載のダンパー。
  18. 【請求項18】 横方向壁部分(24)が、前記第1ハ
    ウジング(12)の位置において傾斜した接合ゾーン
    (25)に接合されていることを特徴とする、請求項1
    7記載のダンパー。
  19. 【請求項19】 前記ほぼ軸方向に配列された部分(9
    3、94)が、前記接合ゾーン(25)の形状と一致す
    るよう、傾斜した端部部分で終わっていることを特徴と
    する、請求項17記載のダンパー。
  20. 【請求項20】 ダンパープレート(4)と前記摩擦手
    段(8)の摩擦リング(81)との間に、更に軸方向の
    別の摩擦リング(99)が挟持されており、かつこの別
    の摩擦リング(99)が、その内周部に1組の歯(9
    8)を有し、これら歯が、ルーズカップリング手段(6
    0)の出力機素(6)の歯の組と円周方向の間隙をもっ
    て噛合していることを特徴とする、請求項1記載のダン
    パー。
JP8111470A 1995-05-02 1996-05-02 トーションダンパー Pending JPH0921445A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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FR9505461 1995-05-02
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