JP2001187928A - 自動車の摩擦クラッチ用のトーションダンパ - Google Patents

自動車の摩擦クラッチ用のトーションダンパ

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JP2001187928A JP2000349397A JP2000349397A JP2001187928A JP 2001187928 A JP2001187928 A JP 2001187928A JP 2000349397 A JP2000349397 A JP 2000349397A JP 2000349397 A JP2000349397 A JP 2000349397A JP 2001187928 A JP2001187928 A JP 2001187928A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 軸方向にかさばらず、かつ、低コストで容易
に組立てることができるトーションダンパで、メインダ
ンパの摩擦ワッシャとスライドワッシャとは、同じ弾性
ワッシャにより軸方向に作用し、それにより、環状ダン
パプレート上のこれらのワッシャの摩擦を互いに独立し
て調節できる様にする。 【解決手段】 メインダンパの案内ワッシャ18と環状
ダンパプレート34との間に取り付けられた摩擦ワッシ
ャ40、及びそれに関連する弾性ワッシャ42と、軸方
向の厚さを薄くするために、摩擦ワッシャ40の内周側
に設けられたスライドワッシャ54、及びそれに関連す
る弾性ワッシャ56とを備え、スライドワッシャ54の
弾性ワッシャ56は、摩擦ワッシャ40に係合してい
る、自動車の摩擦クラッチ用のトーションダンパに関す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の摩擦クラ
ッチのためのトーションダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】公知のように、トーションダンパは、一
般に、メインダンパとプレダンパとを備えており、これ
らのダンパは、例えば摩擦ディスクのような入力要素
と、自動車のエンジンの場合には、ギヤボックスの入力
シャフトである従動シャフトに、一体的に回転しうるよ
うに固定しうるハブのような出力要素との間に設けられ
ている。
【0003】メインダンパは、ハブの周面に設けられ、
予め定めた円周方向のすきまをもって、ハブと噛合する
環状ダンパプレートと、環状ダンパプレートの各面にお
いて、ハブを中心として互いに固定され、一方が入力要
素を保持する2つの案内ワッシャと、環状ダンパプレー
トの孔に収容され、円周方向に作用するばねのような弾
性部材と、トルクの揺れ及び振動を吸収して、案内ワッ
シャと環状ダンパプレートとの間の回転トルクを伝達す
るための案内ワッシャとを備えている。
【0004】環状ダンパプレートの摩擦により、上述し
た揺れ及び振動を減衰するために、少なくとも1つの摩
擦ワッシャと、摩擦ワッシャに軸方向に作用する少なく
とも1つの弾性ワッシャとが、環状ダンパプレートと案
内ワッシャとの間に設けられている。
【0005】メインダンパの構造と類似しているプレダ
ンパの環状ダンパプレートは、入力要素となっている。
この入力要素は、円周方向に作用する弾性部材により、
回転駆動され、案内ワッシャと連結されて、ハブに固定
されている。円周方向に作用するプレダンパの弾性部材
は、メインダンパの弾性部材よりも、かなり弱い。
【0006】エンジンが低負荷でアイドリングされてい
る時に、入力要素により伝達されるノイズ、振動及び揺
れは、プレダンパのばねが最大限に圧縮されるまで、ま
たは、ハブと対向するプレダンパが剛性となって、メイ
ンダンパの環状ダンパプレートの歯がハブの歯と噛合す
るまで、プレダンパの弾性部材により吸収される。
【0007】次に、伝達されるトルクが増大すると、振
動及び揺れは、メインダンパのばね及び摩擦ワッシャに
より吸収され、メインダンパは剛質となる。
【0008】環状ダンパプレートの歯とハブとの互いの
衝撃を減衰するために、メインダンパの環状ダンパプレ
ートを、弾性ワッシャにより、環状ダンパプレートに対
して軸方向に作用し、かつ、環状ダンパプレートの円周
方向のすきまよりも狭い円周方向のすきまをもって、ハ
ブと噛合するスライドワッシャまたはヒステリシスワッ
シャと関連付けることが提案されている。
【0009】そのため、伝達されるトルクが増加する
と、スライドワッシャの歯は、環状ダンパプレートと隣
接する前に、ハブの歯と噛合し、環状ダンパプレートの
歯とハブの歯との衝撃を制限及び減衰するために、スラ
イドワッシャは環状ダンパプレートと摩擦する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来、軸方向にかさば
らず、かつ、製造コストを減少するために容易に組立て
ることができるトーションダンパが求められている。メ
インダンパの摩擦ワッシャとスライドワッシャとは、同
じ弾性ワッシャにより軸方向に作用し、それにより、環
状ダンパプレート上のこれらのワッシャの摩擦を互いに
独立して調節できないという欠点を有していた。摩擦に
より減衰させるべき現象は、周波数、強度及びエネルギ
ーにより異なるものである。
【0011】また、摩擦ワッシャ及びスライドワッシャ
は、関連する弾性ワッシャにより、環状ダンパプレート
に対して軸方向に押圧されると、全体の構造が複雑にな
るとともに大きくなる。また、場合によっては、摩擦ワ
ッシャ、スライドワッシャ及び弾性ワッシャを、環状ダ
ンパプレートの各面に設ける必要があるため、組立てが
複雑になり、かつ、製造コストが増加する。
【0012】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
を解消することにある。
【0013】この目的は、上述した種類のトーションダ
ンパにより達成され、ダンパの軸方向の寸法及び製造並
びに組立てのコストを増加させることなく、メインダン
パの摩擦ワッシャ及びスライドワッシャにかかる軸方向
の負荷を、互いに独立して調節できるようになる。
【0014】本発明の他の目的は、上述した型式のトー
ションダンパにおいて、特定の部材の呼び組み立て、及
び最終組立てを簡単化することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、従動シャフト
にそれとともに回転しうるように固定可能なハブと、所
定の円周方向のすきまをもって噛合する環状ダンパプレ
ートと、互いに固定され、かつ、環状ダンパプレートの
各側面において、ハブを中心として設けられた2つの案
内ワッシャと、環状ダンパプレート及び案内ワッシャに
設けた孔に取り付けられた、円周方向に作用する弾性部
材と、案内ワッシャに一体回転しうるように連結され、
かつ、環状ダンパプレートと案内ワッシャとの間に設け
られ、摩擦ワッシャと案内ワッシャとの間に挿入された
弾性ワッシャにより、環状ダンパプレートに対して軸方
向に押圧されている第1の摩擦ワッシャと、弾性ワッシ
ャにより、環状ダンパプレートに対して軸方向に押圧さ
れ、環状ダンパプレートの円周方向のすきまよりも狭い
円周方向のすきまをもって、ハブと噛合するスライドワ
ッシャとを備えている自動車の摩擦クラッチ用のトーシ
ョンダンパにおいて、前記スライドワッシャ及び弾性ワ
ッシャを、摩擦ワッシャの内周側の半径方向を向く面に
取り付け、かつ、前記弾性ワッシャを摩擦ワッシャに、
一体的に回転しうるようにしたことを特徴とする自動車
用の摩擦クラッチのトーションダンパを提案している。
【0016】このように、本発明によれば、摩擦ワッシ
ャ及びスライドワッシャを、異なる弾性ワッシャによ
り、メインダンパの環状ダンパプレートに対して軸方向
に押圧し、環状ダンパプレート上でのワッシャの摩擦を
調節でき、減衰されるべき現象、すなわち、円周方向に
作用するメインダンパの弾性部材により吸収されるトル
クの揺れ及び振動と、ダンパプレートの歯とハブの歯と
の衝撃とを好ましいレベルとすることができる。
【0017】また、環状ダンパプレートと隣接している
スライドワッシャ、及びそれに関連する弾性ワッシャ
を、摩擦ワッシャの内周側に位置させ、一連のワッシャ
の軸方向の厚さを、摩擦ワッシャ及び関連する弾性ワッ
シャの厚さよりも薄くすることができる。
【0018】さらに、摩擦ワッシャ、スライドワッシャ
及び弾性ワッシャを、環状ダンパプレートの同一側面に
設けることにより、組立てを容易とすることができる。
【0019】本発明の一実施例において、スライドワッ
シャに関連する弾性ワッシャは、摩擦ワッシャの内周側
の環状フランジに係合している。
【0020】また、スライドワッシャに関連する弾性ワ
ッシャの外周側には、摩擦ワッシャの内周に形成された
切欠に位置する半径方向ラグが設けられている。
【0021】従って、スライドワッシャに対する弾性ワ
ッシャの取り付けは、特別な処理を必要とせず、弾性ワ
ッシャは、自動的に位置決めされ、摩擦ワッシャに、一
体的に回転しうるようにされている。
【0022】本発明の他の特徴によれば、上述した摩擦
ワッシャを、異なる材料で形成され、軸方向に並置さ
れ、かつ、回転運動に関して一体化して、2つの環状部
材で構成し、一方を摩擦板とし、他方を摩擦板を抑圧す
る抑圧板としている。
【0023】これら2つの環状部材を、弾性スナップで
互いに固定しているのが好ましい。
【0024】このような構造とすることにより、スライ
ドワッシャと関連する弾性ワッシャを、摩擦板に容易に
取り付けることができるようになる。また、スライドワ
ッシャと関連する弾性ワッシャを、上述した2つの環状
部材の一方、またはそれらの間に弾性スナップ留めする
と、利点が生じる。
【0025】また、スライドワッシャと弾性ワッシャと
の間に抑圧片を挿入し、上述した摩擦板と抑圧片とを、
一体回転するようにすることができる。弾性スナップ留
めして互いに固定された上述した2つの環状部材をもっ
て摩擦ワッシャを構成すると、回転運動に対する一体化
が容易となる。
【0026】変形として、スライドワッシャに関連する
押圧片及び弾性ワッシャを、摩擦ワッシャにクリッピン
グまたは弾性スナップ留めしてもよい。
【0027】本発明の他の特徴によれば、第2の摩擦ワ
ッシャを、ハブの半径方向面と前記案内ワッシャとの間
に設けられ、かつ、前記案内ワッシャに係合している弾
性ワッシャにより半径方向の面に押圧している。
【0028】低負荷でエンジンがアイドリングされてい
る時には、第2の摩擦ワッシャは、ノイズ、振動及び揺
れを減衰することができる。
【0029】第2の摩擦ワッシャは、回転運動に関し
て、上述した第2の案内ワッシャに固定され、クリッピ
ングまたは弾性スナップ留めされた弾性ワッシャを支持
している。
【0030】本発明の他の特徴によれば、第2の摩擦ワ
ッシャと、第1の摩擦ワッシャを抑圧する抑圧片を構成
する環状片とを、単一片で形成し、トーションダンパを
組立てる時に分離されるタングまたはブリッジ材料で互
いに連結している。
【0031】従って、第1及び第2の摩擦ワッシャ、そ
れらに関連する弾性ワッシャ、スライドワッシャに関連
する弾性ワッシャ、さらには、スライドワッシャのため
の押圧片を、トーションダンパを組立てる前にサブアッ
センブルすることができる。
【0032】そのため、組立ての簡略化及びコストの削
減となる。
【0033】本発明の他の特徴、詳細及び利点は、図面
を用いて例示的に説明する実施例から明らかになると思
う。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は、特に自動車の摩擦クラッ
チに用いられる、本発明によるトーションダンパの軸線
方向部分断面図である。
【0035】この実施例におけるトーションダンパは、
第1の案内ワッシャ(10)に固定された、例えば摩擦
ディスクのような入力要素(図示しない)を備えてい
る。入力要素は、ベアリング(12)により、ハブ(1
4)の一端の中心に、回転しうるように保持されてい
る。ハブ(14)は、トーションダンパの出力要素を構
成し、その内周面の溝(16)により、ギヤボックスの
入力シャフトのような従動シャフトの回転に対して固定
可能となっている。すなわち、ともに回転しうるように
なっている。
【0036】第1の案内ワッシャ(10)は、ハブ(1
4)の他端に設けた第2の案内ワッシャ(18)ととも
に回転し、かつ移動しうるようになっている。第2の案
内ワッシャ(18)は、ハブ(14)の他端に嵌合した
摩擦ワッシャ(20)の外周と係合し、かつ、摩擦ワッ
シャ(20)の外側面と第2の案内ワッシャ(18)の
内側面との間に設けた弾性ワッシャ(22)により、ハ
ブ(14)に対して軸方向に押圧されている。
【0037】摩擦ワッシャ(20)の内側面とハブ(1
4)の外側面との間には、保護ワッシャ(24)が挿入
されている。
【0038】円周方向に作用する、高剛性のコイルばね
のような弾性部材(26)が、両案内ワッシャ(10)
(18)に設けた窓孔(28)(30)と、案内ワッシ
ャ(10)(18)間においてハブ(14)の外周面に
取り付けられた環状ダンパプレート(34)に設けた通
孔(32)とにまたがって収容されている。
【0039】環状ダンパプレート(34)は、予め定め
た円周方向のすきまをもって、ハブ(14)の外歯(3
8)と噛合する内歯(36)を備えており、当業者によ
く知られているように、環状ダンパプレート(34)
は、ハブ(14)の周りを、一方向にわずかだけ角運動
できるようになっている。
【0040】弾性ワッシャ(42)により軸方向に作用
する摩擦ワッシャ(40)が、環状ダンパプレート(3
4)と第2の案内ワッシャ(18)との間に設けられて
いる。摩擦ワッシャ(40)は、環状ダンパプレート
(34)の半径方向を向く面と当接し、かつ、案内ワッ
シャ(10)(18)に対するダンパプレート(34)
の角運動を制動している。
【0041】案内ワッシャ(10)(18)、弾性部材
(26)、環状ダンパプレート(34)、摩擦ワッシャ
(40)及びそれに関連する弾性ワッシャ(42)は、
メインダンパを構成し、通常動作時に、エンジンにより
伝達されるトルクの揺れや振動を吸収したり減衰したり
するようになっている。
【0042】アイドリング時や低負荷時のノイズ、振動
及び揺れを吸収するプレダンパが、メインダンパの第1
の案内ワッシャ(10)と環状ダンパプレート(34)
との間において、ハブ(14)の外周面に設けられてい
る。
【0043】プレダンパは、メインダンパの環状ダンパ
プレート(34)により回転駆動される2つの案内ワッ
シャ(44)(46)と、案内ワッシャ(44)(4
6)の間に設けられ、かつ、ハブ(14)にともに回転
しうるように固定されている環状ダンパプレート(4
8)、及び円周方向に作用し、メインダンパの弾性部材
(26)よりも軟らかいコイルばねのような弾性部材
(50)とを備えている。
【0044】弾性部材(50)は、案内ワッシャ(4
4)(46)に設けた保持孔と、環状ダンパプレート
(48)とに収容されている。メインダンパの第1の案
内ワッシャ(10)とプレダンパの案内ワッシャ(4
4)との間には、摩擦ワッシャまたは押さえワッシャ
(52)が挿入されている。
【0045】上述したトーションダンパは、次のように
動作する。
【0046】アイドリング時または低負荷時には、弾性
部材(26)は剛質であるので、メインダンパは剛質と
なり、入力要素により案内ワッシャ(10)(18)に
伝達される振動、ノイズ及び揺れは、プレダンパの弾性
部材(50)により吸収され、かつ、ハブ(14)の上
述した半径方向を向く摩擦ワッシャ(20)の摩擦によ
り減衰される。
【0047】回転速度が増加すると、弾性部材(50)
は最大限に圧縮されて、プレダンパは剛質となり、トル
クの揺れ及び振動は、メインダンパの弾性部材(26)
により吸収され、かつ、メインダンパの環状ダンパプレ
ート(34)に設けられた摩擦ワッシャ(40)の摩擦
により減衰される。
【0048】公知のように、環状ダンパプレート(3
4)の内歯(36)とハブ(14)の外歯(38)との
衝撃は、環状ダンパプレート(34)の半径方向を向く
面に対して押圧され、弾性ワッシャ(56)により軸方
向に加重されているヒステリシスワッシャまたはスライ
ドワッシャ(54)により減衰される。
【0049】スライドワッシャ(54)は、環状ダンパ
プレート(34)の内歯(36)の円周方向のすきまよ
りも小さい円周方向のすきまをもって、ハブ(14)の
外歯(38)と噛合する一連の内歯(58)を備えてい
る。従って、案内ワッシャ(18)により回転駆動され
るスライドワッシャ(54)は、環状ダンパプレート
(34)と隣接する前に、ハブ(14)の外歯(38)
と噛合する。
【0050】環状ダンパプレート(34)が、ハブ(1
4)に対して同じ方向に連続して回転すると、環状ダン
パプレート(34)とスライドワッシャ(54)との摩
擦により、環状ダンパプレート(34)の内歯(36)
とハブ(14)の外歯(38)との衝撃は減衰する。
【0051】本発明によれば、環状ダンパプレート(3
4)の半径方向を向く面と隣接しているスライドワッシ
ャ(54)は、上述した摩擦ワッシャ(40)と、環状
ダンパプレート(34)の同じ面に位置し、かつ摩擦ワ
ッシャ(40)の内周側に収容されている。内側面を介
してスライドワッシャ(54)と隣接している弾性ワッ
シャ(56)は、半径方向を向く外側面を介して、摩擦
ワッシャ(40)の環状フランジ(60)の内側面と隣
接している。
【0052】弾性ワッシャ(56)の外周側には、外周
方向に延びて、摩擦ワッシャ(40)の切欠(64)に
位置し、摩擦ワッシャ(40)に弾性ワッシャ(56)
を、一体回転するように固定する半径方向ラグ(62)
が設けられている。
【0053】本発明の好適な実施例では、摩擦ワッシャ
(40)は、同軸上に並置された2つの環状の摩擦板
(66)と抑圧板(68)とにより構成されている。摩
擦板(66)は、環状ダンパプレート(34)と隣接
し、抑圧板(68)は、環状ダンパプレート(34)に
摩擦板(66)を当接させるようになっている。
【0054】摩擦板(66)は、例えば金属からなり、
抑圧板(68)は、例えばプラスチックからなっている
というように、互いに異なる材料からなり、弾性スナッ
プにより一体的に回転しうるように固定されている。
【0055】この例では、弾性スナップは、摩擦板(6
6)と抑圧板(68)の外周面に形成された軸方向ラグ
(70)(72)であり、これらは、摩擦板(66)と
抑圧板(68)を第2の案内ワッシャ(18)と一体回
転させるために、メインダンパの第2の案内ワッシャ
(18)の開口部(74)を通って延びている。
【0056】摩擦板(66)と抑圧板(68)を弾性ス
ナップにより互いに固定するために、摩擦板(66)の
軸方向ラグ(70)には、係合孔(76)が設けられて
いる。係合孔(76)には、抑圧板(68)の軸方向ラ
グ(72)に設けた傾斜する半径方向突起(78)が係
合している。
【0057】図2からわかるように、摩擦板(66)と
抑圧板(68)とを軸方向及び角度方向に整列させ、そ
れらを軸方向に運動させることにより、弾性スナップで
互いを固定することができる。
【0058】弾性ワッシャ(56)の外側面が当接して
いる、上述した環状フランジ(60)は、抑圧板(6
8)の内周側に形成されている。また、抑圧板(68)
には、弾性ワッシャ(56)の半径方向ラグ(62)が
係合する切欠(64)が設けられている。
【0059】スライドワッシャ(54)は、摩擦板(6
6)よりもやや薄くなっており、弾性ワッシャ(56)
とスライドワッシャ(54)との間に挿入された抑圧片
(80)は、摩擦板(66)の内周側に位置している。
また、摩擦板(66)の内周面に設けた切込み(84)
に、抑圧片(80)の外周側に形成された突起(82)
(図2参照)が嵌入し、抑圧片(80)は、スライドワ
ッシャ(54)と一体回転するようになっている。
【0060】抑圧板(68)における回転軸の方向に開
いているU形断面の軸方向ラグ(72)は、摩擦ワッシ
ャ(40)(摩擦板(66)と抑圧板(68)とにより
形成されている)と関連する弾性ワッシャ(42)を、
一体回転するように固定している。弾性ワッシャ(4
2)は、抑圧板(68)の軸方向ラグ(72)と係合
し、外周側において、外側を向く半径方向ラグ(86)
を有している。
【0061】変形例として、弾性ワッシャ(56)と、
スライドワッシャ(54)を抑圧する抑圧片(80)と
を、軸方向にスナップ留めし、摩擦板(66)と抑圧板
(68)の間に、それらを保持してロックするようにし
てもよい。
【0062】摩擦ワッシャにおける上記部材の作用は、
上述した通りである。
【0063】ハブ(14)の半径方向を向く面に設けら
れた第2の摩擦ワッシャ(20)、及び摩擦板(66)
と抑圧板(68)とからなる摩擦ワッシャ(40)は、
メインダンパの案内ワッシャ(18)に固定され、それ
と一体回転しうるようになっている。
【0064】摩擦ワッシャ(20)(40)を軸方向に
押圧している弾性ワッシャ(22)(42)は、第2の
案内ワッシャ(18)に係合し、かつ、摩擦ワッシャ
(20)(40)に一体回転するように固定されてい
る。
【0065】そのため、案内ワッシャ(18)とハブ
(14)との相対的な回転運動により、ハブ(14)
(より正確には、ハブ(14)に固定された保護ワッシ
ャ(24))の摩擦ワッシャ(20)が摩擦し、案内ワ
ッシャ(18)と環状ダンパプレート(34)との相対
的な回転により、環状ダンパプレート(34)の摩擦ワ
ッシャ(40)は摩擦する。
【0066】スライドワッシャ(54)及び関連する弾
性ワッシャ(56)は、案内ワッシャ(18)に一体回
転するように固定された環状ダンパプレート(34)と
摩擦ワッシャ(40)との間に設けられている。そのた
め、スライドワッシャ(54)が、ハブ(14)に回転
運動に関してロックされた時には、環状ダンパプレート
(34)とハブ(14)との相対的な回転により、環状
ダンパプレート(34)に隣接するスライドワッシャ
(54)は摩擦する。
【0067】摩擦ワッシャ(20)(40)とそれぞれ
関連する弾性ワッシャ(22)(42)と、スライドワ
ッシャ(54)と関連する弾性ワッシャ(56)とによ
り、互いに独立して、摩擦ワッシャ(20)(40)の
摩擦を調節することができる。
【0068】図3に示す第2の実施例は、摩擦板(6
6)と抑圧板(68)を互いに弾性スナップ留めした点
において、図1及び図2に示した実施例とは異なってい
る。
【0069】図3において、抑圧板(68)の軸方向ラ
グ(72)には、傾斜した突起ではなく、摩擦板(6
6)の軸方向ラグ(70)において、内側に向かって半
径方向に形成されたエルボ(88)を受ける凹部が形成
されている。
【0070】図4は、摩擦板(66)と抑圧板(68)
を互いに固定する第3の実施例を示している。第3の実
施例においては、これら両板(66)(68)は、オー
バーモールディングで互いに固定され、抑圧板(68)
の軸方向ラグ(72)の材料は、摩擦板(66)の軸方
向ラグ(70)の開口部に流入している。
【0071】変形例として、摩擦板(66)の軸方向ラ
グ(70)をU形とし、留め金具を用いて、抑圧板(6
8)の軸方向ラグ(72)と半径方向に係合させること
もできる。
【0072】図5に示す第4の実施例では、抑圧板(6
8)は平らであり、その外周面には、摩擦板(66)の
軸方向ラグ(70)が位置する切欠(90)が設けられ
ている。また、摩擦板(66)に関連する弾性ワッシャ
(42)の外周面には、ラグ(92)が設けられてい
る。このラグ(92)は、摩擦板(66)の軸方向ラグ
(70)が位置している、案内ワッシャ(18)の開口
部(74)へ傾斜して延びている。
【0073】図3、図4、及び図5の実施例において、
スライドワッシャ(54)に隣接している抑圧片(8
0)は、回転運動に関して、摩擦板(66)ではなく、
抑圧板(68)に固定されており、また、その外周側に
軸方向ラグ(94)を有し、この軸方向ラグ(94)
は、抑圧板(68)の内周側にある切欠に収容されてい
ることに注目されるべきである。
【0074】その他の部分は、上述した構成と同様であ
る。
【0075】図6に示すように、第2の摩擦ワッシャ
(20)、弾性ワッシャ(22)、抑圧板(68)、摩
擦板(66)、摩擦板(66)に関連する弾性ワッシャ
(42)、弾性ワッシャ(56)、及びスライドワッシ
ャ(54)を抑圧する抑圧片(80)を、クリッピング
や弾性スナップ留めして、単一のサブアッセンブリとす
ることができる。
【0076】そのために、摩擦ワッシャ(20)及び抑
圧板(68)を、例えば、プラスチック材料をモールデ
ィングすることにより、単一片として形成することがで
きる。また、プラスチック製の薄いタング、またはブリ
ッジ(96)で互いに連結し、トーションダンパをアッ
センブルする時に分離するようにしてもよい。
【0077】クリッピングまたは弾性スナップ留めする
ことにより、弾性ワッシャ(22)を、第2の摩擦ワッ
シャ(20)の外周面に形成された突起(98)に保持
させることができる。
【0078】同様に、クリッピングすることにより、ス
ライドワッシャ(54)と関連する弾性ワッシャ(5
6)を、抑圧板(68)に形成された突起(100)で
保持することができ、かつ、スライドワッシャ(54)
を抑圧する抑圧片(80)を、摩擦板(66)に形成さ
れた突起(102)で保持することができる。
【0079】さらに、クリッピングまたは弾性スナップ
留めすることにより、摩擦板(66)と関連する弾性ワ
ッシャ(42)を、抑圧板(68)の軸方向ラグ(7
2)に保持できる。
【0080】上述したようなサブアッセンブリを予め組
立てることにより、トーションダンパの組立てを、かな
り簡略化することができる。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトーションダンパの軸線方向部分
断面図である。
【図2】トーションダンパの3つの部材の縮小分解斜視
図である。
【図3】本発明によるトーションダンパの第2の実施例
の軸線方向部分断面図である。
【図4】本発明によるトーションダンパの第3の実施例
の軸線方向部分断面図である。
【図5】本発明によるトーションダンパの第4の実施例
の軸線方向部分断面図である。
【図6】本発明によるトーションダンパの第5の実施例
の軸線方向拡大部分断面図である。
【符号の説明】 10 第1の案内ワッシャ 12 ベアリング 14 ハブ 16 溝 18 第2の案内ワッシャ 20 摩擦ワッシャ 22 弾性ワッシャ 24 保護ワッシャ 26 弾性部材 28、30 窓孔 32 通孔 34 環状ダンパプレート 36 内歯 38 外歯 40 摩擦ワッシャ 42 弾性ワッシャ 44、46 案内ワッシャ 48 環状ダンパプレート 50 弾性部材 52 押さえワッシャ 54 スライドワッシャ 56 弾性ワッシャ 58 内歯 60 環状フランジ 62 半径方向ラグ 64 切欠 66 摩擦板 68 抑圧板 70、72 軸方向ラグ 74 開口部 76 係合孔 78 半径方向突起 80 抑圧片 82 突起 84 切込み 86 半径方向ラグ 88 エルボ 90 切欠 92 ラグ 94 軸方向ラグ 96 ブリッジ 98、100、102 突起

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 従動シャフトにそれとともに回転しうる
    ように固定可能なハブ(14)と、所定の円周方向のす
    きまをもって噛合する環状ダンパプレート(34)と、
    互いに固定され、かつ、環状ダンパプレート(34)の
    各側面において、ハブ(14)を中心として設けられた
    2つの案内ワッシャ(10)(18)と、環状ダンパプ
    レート(34)及び案内ワッシャ(10)(18)に設
    けた孔に取り付けられた、円周方向に作用する弾性部材
    (26)と、案内ワッシャ(18)に一体回転しうるよ
    うに連結され、かつ、環状ダンパプレート(34)と案
    内ワッシャ(18)との間に設けられ、摩擦ワッシャ
    (40)と案内ワッシャ(18)との間に挿入された弾
    性ワッシャ(42)により、環状ダンパプレート(3
    4)に対して軸方向に押圧されている第1の摩擦ワッシ
    ャ(40)と、弾性ワッシャ(56)により、環状ダン
    パプレート(34)に対して軸方向に押圧され、環状ダ
    ンパプレート(34)の円周方向のすきまよりも狭い円
    周方向のすきまをもって、ハブ(14)と噛合するスラ
    イドワッシャ(54)とを備えている自動車の摩擦クラ
    ッチ用のトーションダンパにおいて、 前記スライドワッシャ(54)及び弾性ワッシャ(5
    6)を、摩擦ワッシャ(40)の内周側の半径方向を向
    く面に取り付け、前記弾性ワッシャ(56)を摩擦ワッ
    シャ(40)に、一体的に回転しうるようにしたことを
    特徴とする自動車用の摩擦クラッチのトーションダン
    パ。
  2. 【請求項2】 スライドワッシャ(54)に関連する弾
    性ワッシャ(56)を、摩擦ワッシャ(40)の内周側
    の環状フランジ(60)に当接してなる、請求項1に記
    載のトーションダンパ。
  3. 【請求項3】 スライドワッシャ(54)に関連する弾
    性ワッシャ(56)の外周に、摩擦ワッシャ(40)の
    内周に形成された切欠(64)に係合する半径方向ラグ
    (62)を設けてなる、請求項1または2に記載のトー
    ションダンパ。
  4. 【請求項4】 抑圧片(80)を、スライドワッシャ
    (54)と弾性ワッシャ(56)との間に挿入し、摩擦
    ワッシャ(40)に一体回転しうるように固定してな
    る、請求項1〜3のいずれかに記載のトーションダン
    パ。
  5. 【請求項5】 摩擦ワッシャ(40)を、異なる材料で
    形成され、軸方向に並置され、かつ、回転運動に関して
    固定された2つの環状部材で構成し、一方の環状部材を
    摩擦板(66)とし、他方の環状部材を摩擦板(66)
    を抑圧する抑圧板(68)としてなる、請求項1〜4の
    いずれかに記載のトーションダンパ。
  6. 【請求項6】 2つの環状部材(66)(68)を、弾
    性スナップ留め、またはオーバーモールディングによ
    り、互いに固定してなる、請求項5に記載のトーション
    ダンパ。
  7. 【請求項7】 スライドワッシャ(54)と関連する抑
    圧片(80)及び弾性ワッシャ(56)を摩擦ワッシャ
    (40)に、クリッピングまたは弾性スナップ留めして
    なる、請求項4〜6のいずれかに記載のトーションダン
    パ。
  8. 【請求項8】 ハブ(14)の半径方向を向く面と、前
    記案内ワッシャ(18)との間に取り付けられ、前記案
    内ワッシャ(18)に係合する弾性ワッシャ(22)に
    より、半径方向を向く面を軸方向に押圧される第2の摩
    擦ワッシャ(20)を備えてなる、請求項1〜7のいず
    れかに記載のトーションダンパ。
  9. 【請求項9】 保護ワッシャ(24)を、第2の摩擦ワ
    ッシャ(20)とハブ(14)の半径方向面との間に挿
    入し、第2の摩擦ワッシャ(20)を、前記案内ワッシ
    ャ(18)に一体回転しうるように連結してなる、請求
    項8に記載のトーションダンパ。
  10. 【請求項10】 第2の摩擦ワッシャ(20)と、一方
    の環状部材である摩擦板(66)を抑圧する他方の環状
    部材である抑圧板(68)とを、単一片で形成し、かつ
    組立て時に除去しうるタングまたはブリッジ(96)に
    より互いに連結してなる、請求項9に記載のトーション
    ダンパ。
  11. 【請求項11】 弾性ワッシャ(22)を、第2の摩擦
    ワッシャ(20)にクリッピングまたは弾性スナップ留
    めしてなる、請求項9または10に記載のトーションダ
    ンパ。
  12. 【請求項12】 第1の摩擦ワッシャ(40)、第2の
    摩擦ワッシャ(20)、弾性ワッシャ(42)(22)
    (62)、及びスライドワッシャ(54)を抑圧する抑
    圧片(80)を、予め組立てて、サブアッセンブリとし
    てなる、請求項8〜11のいずれかに記載のトーション
    ダンパ。
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