JP4495936B2 - クラッチディスク組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、クラッチディスク組立体、特に、低捩り剛性のダンパーがハブに固定され、高捩り剛性のダンパーがハブ及び低捩り剛性のダンパーに対して隙間を介して配置されたクラッチディスク組立体に関する。
車輌に用いられるクラッチディスク組立体は、フライホイールに連結・切断されるクラッチ機能と、フライホイールからのトルク変動を吸収・減衰するためのダンパー機能とを有している。一般に車両の振動には、アイドル時異音(ガラ音)、走行時異音(加速・減速ラトル,こもり音)及びティップイン・ティップアウト(低周波振動)がある。これらの異音や振動を取り除くことがクラッチディスク組立体のダンパーとしての機能である。
アイドル時異音とは、信号待ち等でシフトをニュートラルに入れ、クラッチペダルを離した時にトランスミッションより発生する「ガラガラ」と聞こえる音である。この騒音が生じるのは、エンジンアイドリング回転付近ではエンジントルクが低く、エンジン爆発時のトルク変動が大きいからである。ティップイン・ティップアウト(低周波振動)とは、アクセルペダルを急に踏んだり急に離したりしたときに生じる車体の前後の大きな振れである。具体的には、駆動伝達系にステップ的にトルクが入力されることにより過度振動が生じる。この結果、タイヤに伝達されたトルクが逆にタイヤ側から駆動側に伝わり、その揺り返しとしてタイヤに過大トルクが発生する。以上の結果、車体が過度的に前後に大きく振れる。
アイドリング時の異音に対しては、クラッチディスク組立体の捩り特性において0トルク付近が問題となるため、捩り剛性は低い方が振動減衰に効果がある。そのため、低剛性のばねを用いることで非線形の捩り特性(低剛性と高剛性の2段の特性)を実現したクラッチディスク組立体が提供されている。そのようなクラッチディスク組立体では、1段目の捩り剛性及びヒステリシストルクを低く抑えているため、アイドリング時の異音防止効果がある。
1段目の低捩り剛性を実現するためのダンパー(以下、「第1ダンパー」という。)は例えばコイルスプリングからなる。コイルスプリングは、ハブとハブフランジとが所定角度まで相対回転可能に係合する歯の間に設けられた切欠きに収容されている。これにより、コイルスプリングは、ハブの歯とハブフランジの歯とが係合するまでの捩り角度範囲内で、両部材間で回転方向に圧縮される。
さらに、このような第1ダンパーをハブ及びハブフランジの歯の係合部分から軸方向に異なる位置に配置させたものが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。これにより、互いに係合する歯の数を増やすことができ、各歯における面圧を減らすことができる。その場合、第1ダンパーは例えばリテーニングプレートの軸方向内側、軸方向外側又はリテーニングプレートの中心孔内に配置される。さらに、第1ダンパーは、ハブに連結される出力プレートと、ハブフランジに係合する入力プレートと、両プレートを回転方向に連結するトーションスプリングとから構成される。入力プレートは例えば環状のプレート部材であり、外周縁からハブフランジに形成された切欠き等に係合するための突起又は爪が形成されている。
米国特許公報第4,603,767号公報
第1ダンパーをハブ及びハブフランジの歯の係合部分から軸方向に異なる位置に配置させたクラッチディスク組立体において、トランスミッションの入力シャフトがエンジンのフライホイールに対して傾いて取り付けられることがある(以後、この状態を「シャフトのミスアライメント」という。)。その場合に、クラッチディスク組立体の摩擦連結部がフライホイールに押しつけられてクラッチ連結状態になると、第2ダンパーとハブとの間には隙間が確保されているため、摩擦連結部及び第2ダンパーがハブ及び第1ダンパーに対して傾いてしまう。すると、第1ダンパーの出力プレートの連結部が、第2ダンパーの出力側部材に対して傾いてしまい、そのため係合部分に大きな荷重が作用し、摩耗が生じてしまう。
本発明の課題は、低捩り剛性のダンパーがハブに固定され、高捩り剛性のダンパーがハブ及び低捩り剛性のダンパーに対して隙間を介して配置されたクラッチディスク組立体において、シャフトのミスアライメントによる不具合を抑えることにある。
請求項1に記載のクラッチディスク組立体は、エンジンのフライホイールからトランスミッションの入力シャフトにトルクを伝達するものである。クラッチディスク組立体は、フライホイールの摩擦面に摩擦係合する摩擦連結部と、入力シャフトに係合するハブと、ハブに固定され摩擦連結部とハブとを回転方向に弾性的に連結するための第1ダンパーと、第2ダンパーと、プレート部材と、を備えている。第2ダンパーは、摩擦連結部に固定されるとともにハブの外周に配置され、ハブに対して所定の範囲で軸方向及び半径方向に移動可能でかつ傾き可能に装着され、摩擦連結部とハブとを回転方向に弾性的に連結するためのものであり、第1ダンパーより剛性が高い。プレート部材は第2ダンパーからのトルクを第1ダンパーに伝達する部材である。第1ダンパーは、第1トルク伝達部材と、ハブに連結された第2トルク伝達部材と、第1トルク伝達部材と第2トルク伝達部材を回転方向に弾性的に連結する第1弾性部材とを有している。第2ダンパーは、外周部に摩擦連結部が固定された入力側円板状部材と、出力側円板状部材と、入力側円板状部材と出力側円板状部材を回転方向に弾性的に連結する第2弾性部材とを有している。プレート部材は、出力側円板状部材に固定された環状部と、環状部から外周側に延びる複数のたわみ可能部と、を有し、複数のたわみ可能部は、摩擦連結部がフライホイールに摩擦係合した状態で摩擦連結部及び第2ダンパーがハブ及び第1ダンパーに対して傾いた際にたわむことが可能である。また、複数のたわみ可能部のそれぞれには切り欠きが形成されており、第1トルク伝達部材の外周側には、切り欠きに対して軸方向に移動可能に係合する複数の突起が形成されている。
このクラッチディスク組立体では、摩擦連結部がフライホイールに押しつけられると、フライホイールのトルクは、摩擦連結部に入力され、第2ダンパー、第1ダンパー、ハブの順番に伝達され、最後にシャフトに出力される。捩り角度の小さな範囲では第1ダンパーが作動して低剛性の特性が得られ、捩り角度の大きい範囲では第2ダンパーが作動して高剛性の特性が得られる。
シャフトにミスアライメントが生じた場合には、クラッチ連結が行われると、摩擦連結部及び第2ダンパーが、ハブ及び第1ダンパーに対して傾く。その際に、プレート部材はたわみ変形するため、プレート部材が連結されている部分に大きな荷重を付与しない。また、このクラッチディスク組立体では、トルク伝達係合部の係合が容易である。
請求項に記載のクラッチディスク組立体では、請求項1において、プレート部材は第1トルク伝達部材の外周部によって軸方向エンジン側に付勢されている。
本発明においては、低捩り剛性のダンパーがハブに固定され、高捩り剛性のダンパーがハブ及び低捩り剛性のダンパーに対して隙間を介して配置されたクラッチディスク組立体において、シャフトのミスアライメントが生じても低捩り剛性のダンパーと高捩り剛性のダンパーとの連結に不具合が生じにくい。
1.構造
(1)全体構造
図1に本発明の一実施形態としてのクラッチディスク組立体1の断面図を示し、図2にその平面図を示す。クラッチディスク組立体1は車輌のクラッチ装置に用いられる動力伝達装置であり、エンジンのフライホイール71からトランスミッションの入力シャフト72にトルクを伝達する機能を有しており、さらにクラッチ機能とダンパー機能とを有している。クラッチ機能とは、フライホイール71に連結及び連結解除することによってトルクの伝達及び遮断をする機能である。ダンパー機能とは、ばね等を利用してフライホイール71から入力されるトルク変動を吸収・減衰する機能である。
図1においてO−Oがクラッチディスク組立体1の回転軸すなわち回転中心線である。また、図1の左方にエンジン及びフライホイール71が配置され、図2の右方にトランスミッション(図示せず)が配置されている。図2において矢印R1側がクラッチディスク組立体1の回転方向(正側)であり、R2側がその反対方向(負側)である。
クラッチディスク組立体1は、主に、摩擦連結部2と、出力回転体としてのハブ3と、摩擦連結部2とハブ3との間に直列に作用するように配置されたダンパー4,5とから構成されている。
(2)ハブ
ハブ3は、軸方向に延びる筒状のボス27と、ボス27から半径方向外側に延びる外周歯28とから構成されている。ボス27の内周部には、トランスミッションから延びる入力シャフト72に係合するスプライン孔29が形成されている。外周歯28は、半径方向内側から外側に向かって回転方向の幅が短くなる形状であり、所定の軸方向長さを有している。
(3)摩擦連結部
摩擦連結部2は、フライホイール71の摩擦面に押し付けられ摩擦係合する部分である。摩擦連結部2は、摩擦フェーシング11とクッショニングプレート12とから主に構成されている。クッショニングプレート12は円周方向に並んで配置された複数の弾性部を有しており、その半径方向内側部分はリベット13により入力側円板状部材16(後述)に固定されている。クッショニングプレート12の複数の弾性部の両面には摩擦フェーシング11が複数のリベット14によって固定されている。
(4)第2ダンパー
第2ダンパー5は、入力側円板状部材16と、出力側円板状部材としての第1プレート17及び第2プレート18と、両部材を回転方向に弾性的に連結するための複数の第2トーションスプリング20とから構成されている。
入力側円板状部材16は、ハブ3の外周側でかつ、第1プレート17と第2プレート18との軸方向間に配置された円板状の部材である。入力側円板状部材16には中心孔16aが形成されて、環状になっている。入力側円板状部材16には軸方向に貫通した複数の窓孔23が形成されている。
第1プレート17と第2プレート18は、共に板金製の円板状かつ環状の部材であり、軸方向に所定の間隔を開けて配置されている。第1プレート17は軸方向エンジン側に配置され、第2プレート18は軸方向トランスミッション側に配置されている。第1プレート17と第2プレート18は、内周部間に配置された筒状のリング部材19にリベット24によって互いに固定され、その結果軸方向の間隔が定められると一体回転するようになっている。第1プレート17及び第2プレート18の内周部は、ハブ3の外周歯28の軸方向両側にわずかな隙間を空けて配置されている。さらに、リング部材19の内周面はハブ3の外周歯28等の外周面との間にわずかな隙間を空けて配置され、第1プレート17及び第2プレート18の内周面は、ハブ3のボス27の外周面に対して半径方向にわずかな隙間を空けて配置されている。以上より、第2ダンパー5の出力側部材(17,18,19)は、ハブ3に対して、軸方向及び半径方向にわずかな範囲であるが移動可能であり、さらにはわずかな角度ではあるが傾き可能となっている。
第1プレート17及び第2プレート18にはそれぞれ中心孔が形成されている。この中心孔内には、ハブ3が配置されている。第1プレート17には、回転方向に並んだ複数の窓部26が形成されている。第2プレート18も同様である。
第2トーションスプリング20は、窓孔23と窓部26とからなる空間に収容されている。第2トーションスプリング20は、コイルスプリングであり、より詳細には親ばねとその内側に配置された子ばねとから構成されている。
リング部材19の内周面には、複数の内周歯30が形成されている。内周歯30は内周側にいくにしたがって円周方向幅が短くなる形状である。内周歯30とハブ3の外周歯28との間には円周方向に隙間が確保されている。この隙間により、後述する第1ダンパー4のストッパーが形成されている。
(5)第1ダンパー
第1ダンパー4はプレート17,18がハブ3と係合するまでの捩り角度範囲で低剛性の特性を発揮するための機構である。第1ダンパー4は、ボス27の外周側でかつ第2プレート18の軸方向外側に配置されている。第1ダンパー4は、入力側部材としての一対の入力プレート32,33と、ハブ3のボス27に相対回転不能に係合する出力プレート34と、両プレートを回転方向に弾性的に連結する複数の第1トーションスプリング35とから構成されている。
一対の入力プレート32,33は円板状かつ環状のプレート部材であり、軸方向に間隔を空けて配置されている。入力プレート32,33同士はリベット37により互いに固定されている。入力プレート32,33は、図4及び図5に示すように、回転方向に並ぶ複数の窓部38を有している。なお、本実施形態において入力プレート32,33は同一形状である。
出力プレート34は1対の入力プレート32,33間に配置された環状かつ円板状のプレート部材である。出力プレート34は、図3に示すように、回転方向に並ぶ複数の窓孔39を有している。出力プレート34の内周縁には第1係合歯41が形成されている。第1係合歯41はボス27の外周面に形成された第2係合歯42に係合している。これにより出力プレート34はハブ3と一体回転する。また、軸方向外側の出力プレート34の内周部の軸方向外側にはスナップリング43が当接している。スナップリング43は一部が切断された有端の環状部材である。スナップリング43は第2係合歯42に形成された環状の溝内に嵌められている。
第1トーションスプリング35は、窓部38と窓孔39の空間内に配置されている。第1トーションスプリング35は、コイルスプリングであり、第2トーションスプリング20に比べて線径、コイル径、自由長が極端に小さく、全体の剛性も大幅に低い。
次に、第2ダンパー5からのトルクを第1ダンパー4に伝達するためのプレート部材45について説明する。プレート部材45は、第2プレート18と第1ダンパー4との軸方向間に配置された部材である。プレート部材45は、図6及び図7に示すように、第2プレート18に対してリベット24によって固定され、第1ダンパー4に対して軸方向に着脱可能となっている。プレート部材45は、第2プレート18に固定された環状部47と、環状部47から外周側に延びる複数のたわみ可能部48を有している。たわみ可能部48は、環状部47から軸方向トランスミッション側に斜めに延びる第1部分48aと、その先端から外周側に延びる平坦な第2部分48bとから構成されている。各たわみ可能部48には切り欠き49が形成されている。切り欠き49はたわみ可能部48全体にわたって半径方向に延びている。つまり、切り欠き49は、たわみ可能部48の第1部分48aの半径方向全体に形成され、さらに第2部分48bの一部、さらに環状部47の一部まで延びている。たわみ可能部48において切り欠き49の回転方向両側の一対の部分は、後述するように、トルク伝達を行う係合部分になっており、第2部分48bは一対の部分の半径方向外側を連結するために半径方向に延びる部分になっている。
第1ダンパー4の軸方向エンジン側の入力プレート32の外周縁には、図4及び図5に示すように、半径方向外方に突出する複数の突起32aが形成されている。図3及び図8に示すように、突起32aは各たわみ可能部48の切り欠き49にトルク伝達可能に係合している。具体的には、突起32aと切り欠き49の外周部分の回転方向端面(断面部分)同士が回転方向に当接している。以上より、各たわみ可能部48は半径方向内側部が第2プレート18に固定され、半径方向外側部が入力プレート32(軸方向エンジン側のプレート)の外周部に係合していることになる。たわみ可能部48においてたわみ変形可能な部分が長くなるため、プレート部材45の剛性が低い。
突起32aと切り欠き49は軸方向に着脱可能であり、そのためトルク伝達係合部の係合が容易である。一方、図3のように組み付けられた状態でプレート部材45は入力プレート32の外周部によって軸方向エンジン側に付勢されて圧縮されている(プレート部材45は第2プレート18と入力プレート32に予圧を与えている)ため、入力プレート32が軸方向トランスミッション側に離れたとしても、プレート部材45はその動きに追従する。したがって、プレート部材45と入力プレート32とのトルク伝達係合部分の係合が外れることはない。なお、係合した状態にあって、突起32aと切り欠き49は軸方向や傾き方向に相対変位することは可能である。
以上に述べたプレート部材45は、半径方向に延びる複数のたわみ可能部48を有し、さらにそれぞれに切り欠き49を有しているため、軸方向にたわみ可能な(剛性が低い)構造を有している。プレート部材45は、トルク伝達可能なように回転方向に十分に高い剛性を有している。特に、各たわみ可能部48において切り欠き49の外周側に、半径方向に延びる一対の部分を回転方向に連結しているため、回転方向の強度が向上している。
以上に述べた第1ダンパー4は、スナップリング43をボス27から外すことで1つのサブアッシーとして、クラッチディスク組立体1の他の部分から取り外すことができる。プレート部材45の切り欠き49と入力プレート32の突起32aが軸方向に着脱可能に係合しているからである。また、第1ダンパー4を取り外しても残りの部分はクラッチディスク組立体として機能する。このことは、他の部材は同じ物をそのまま使用したままで、1段目ダンパーの取付の有無や1段目ダンパーの種類を変えるだけで、異なる捩じり特性を有するクラッチディスク組立体を得られることを意味する。
(6)摩擦発生機構
クラッチディスク組立体1はさらに第2摩擦発生機構51を有している。第2摩擦発生機構51は、第2ダンパー5の一部であり、入力側円板状部材16とプレート17,18とが相対回転し第2トーションスプリング20が圧縮されるときに摩擦を発生するための機構である。
クラッチディスク組立体1はさらに第1摩擦発生機構50を有している。第1摩擦発生機構50は、第1ダンパー4の一部であり、入力プレート32,33と出力プレート34とが相対回転し第1トーションスプリング35が圧縮されるときに摩擦を発生するための機構である。
2.動作
(1)通常動作
クラッチディスク組立体1の摩擦連結部2がフライホイール71の摩擦面に押しつけられると、フライホイール71からクラッチディスク組立体1にトルクが入力される。トルクは、摩擦連結部2から、第2ダンパー5、第1ダンパー4、ハブ3の順番で伝達され、最後にトランスミッションの入力シャフト72に出力される。
エンジンの燃焼変動に起因する捩り振動が発生すると、クラッチディスク組立体1において、第1ダンパー4と第2ダンパー5が作動する。さらに、第1摩擦発生機構50と第2摩擦発生機構51が作動し、摩擦を発生する。この結果、捩り振動は吸収・減衰される。
次に、クラッチディスク組立体1のダンパー4,5の捩り特性を説明する。捩り角度の小さな段階では、第1ダンパー4のみが作動し、低剛性の特性が得られる。その理由は第1ダンパー4と第2ダンパー5は回転方向に直列に配置されているが、第2ダンパー5の剛性は第1ダンパー4の剛性より大幅に高いからである。捩り角度が所定角度に達すると、ハブ3の外周歯28がリング部材19の内周歯30に当接する。このため、これ以降は第1ダンパー4の第1トーションスプリング35はそれ以上圧縮されない。前記所定角度以上では、入力側円板状部材16とプレート17,18との間で、第2トーションスプリング20が圧縮される。
(2)ミスアライメントの場合
トランスミッションの入力シャフト72にミスアライメントが生じた場合には、クラッチ連結が行われると、摩擦連結部2及び第2ダンパー5が、ハブ3及び第1ダンパー4に対して傾く。その際に、プレート部材45はたわみ変形するため、プレート部材45が連結されている部分に大きな荷重を付与しない。したがって、連結部分に摩耗が生じにくい。
特に、プレート部材45が複数のたわみ可能部48を有しているため、プレート部材45の剛性が低い。
以上より、低捩り剛性の第1ダンパー4がハブ3に固定され、高捩り剛性の第2ダンパー5がハブ3及び第1ダンパー4に対して隙間を介して配置されたクラッチディスク組立体1において、トランスミッションの入力シャフト72のミスアライメントが生じても第1ダンパー4と第2ダンパー5との連結に不具合が生じにくい。具体的には、連結部分に大きな荷重が発生したり、摩耗が発生したりすることが生じにくい。
本発明は、前記実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態としてのクラッチディスク組立体の縦断面概略図。 クラッチディスク組立体の平面図。 図1の部分拡大図であり、第1ダンパーと第2ダンパーの連結構造を説明するための図。 第1ダンパーの入力プレートの平面図。 第1ダンパーの入力プレートの縦断面図。 プレート部材の平面図。 プレート部材の縦断面図。 図2の部分拡大図であり、プレート部材と第1ダンパーとの係合を説明するための図。
1 クラッチディスク組立体
3 ハブ
4 第1ダンパー
5 第2ダンパー
16 入力側円板状部材
18 第2プレート(出力側円板状部材)
32,33 入力プレート(第1トルク伝達部材)
34 出力プレート(第2トルク伝達部材)
35 第1トーションスプリング(第1弾性部材)
45 プレート部材
47 環状部
48 たわみ可能部
49 切り欠き

Claims (2)

  1. エンジンのフライホイールからトランスミッションの入力シャフトにトルクを伝達するクラッチディスク組立体であって、
    前記フライホイールの摩擦面に摩擦係合する摩擦連結部(2)と、
    前記入力シャフトに係合するハブ(3)と、
    前記ハブ(3)に固定され、前記摩擦連結部(2)と前記ハブ(3)とを回転方向に弾性的に連結するための第1ダンパー(4)と、
    前記摩擦連結部(2)に固定されるとともに前記ハブ(3)の外周に配置され、前記ハブ(3)に対して所定の範囲で軸方向及び半径方向に移動可能でかつ傾き可能に装着され、前記摩擦連結部(2)と前記ハブ(3)とを回転方向に弾性的に連結するための、前記第1ダンパー(4)より剛性が高い第2ダンパー(5)と、
    前記第2ダンパー(5)からのトルクを前記第1ダンパー(4)に伝達するためのプレート部材(45)と、
    を備え、
    前記第1ダンパー(4)は、第1トルク伝達部材(32,33)と、前記ハブ(3)に連結された第2トルク伝達部材(34)と、前記第1トルク伝達部材(32,33)と前記第2トルク伝達部材(34)を回転方向に弾性的に連結する第1弾性部材(35)と、を有し、
    前記第2ダンパー(5)は、外周部に前記摩擦連結部(2)が固定された入力側円板状部材(16)と、出力側円板状部材(18)と、前記入力側円板状部材(16)と前記出力側円板状部材(18)とを回転方向に弾性的に連結する第2弾性部材(20)と、を有し、
    前記プレート部材(45)は、前記出力側円板状部材(18)に固定された環状部(47)と、前記環状部(47)から外周側に延びる複数のたわみ可能部(48)と、を有し、前記複数のたわみ可能部(48)は、前記摩擦連結部(2)が前記フライホイールに摩擦係合した状態で前記摩擦連結部(2)及び前記第2ダンパー(5)が前記ハブ(3)及び前記第1ダンパー(4)に対して傾いた際にたわむことが可能であり、
    前記複数のたわみ可能部(48)のそれぞれには切り欠き(49)が形成されており、
    前記第1トルク伝達部材(32)の外周側には、前記切り欠き(49)に対して軸方向に移動可能に係合する複数の突起(32a)が形成されている、
    クラッチディスク組立体。
  2. 前記プレート部材(45)は前記第1トルク伝達部材(32)の外周部によって軸方向エンジン側に付勢されている、請求項1に記載のクラッチディスク組立体。
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