JPS59103030A - クラツチデイスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、殊に自動車用のクラッチディスクであって、
予備緩衝器及び主緩衝器を有しており、該予備緩衝器が
第１の角度範囲にわたって単独で働きかつ主緩衝器が別
の角度範囲にわたって付加的に働くようになっており、
これらの緩衝器がそれぞれ入力部材及び出力部材を有し
ており、これらの入力部材と出力部材との間で働く蓄力
器及び（又は）摩擦装置の作用に抗した相対回動がこれ
らの部材の間で可能になっており、しかも予備緩衝器の
出力部材が伝動軸上に装着するための内歯を備えたボス
部材でありかつ主緩衝器の出力部材は、付加的に外歯を
備え延長された、上記の予備緩ｆ両器のボス部材が通っ
て延びる内歯を有しているボス部材であり、上記の歯を
介して主緩衝器のボス部材に予備緩衝器のボス部材に対
して相対回動が可能になっており、シかもそれぞれの入
力部材の窓状の切り欠き内とボス部材に設けられたフラ
ンジ内とに上記蓄力器が入れられている形式のものに関
する。

本発明の目的は、ドイツ連邦共和国実用新案第７２０５
１９８号によって公知になっているようなりラッチディ
スクにおいて、軸方向の構成スペースを極めて小さくし
て、使用すべき構成部材の数を減少させ、組立を簡素化
しひいてはこのようなりラッチディスクの製造コストを
安価にするのと同時に申し分な（機能するようにするこ
とである。

この目的は本発明の構成では、冒頭で述べた形式のクラ
ッチディスクにおいて、両方の緩衝装置のための入力部
材として両方のフランジの間の軸方向の間隙内に設けら
れたプレートもしくはディスク状の共通の構成部材が使
用されることによって達成されている。このような手段
によって使用すべき構成部材の数が減少させられて組立
が簡素化され、それに応じてこの形式の従来公知になっ
ているクラッチディスクの場合のように各緩衝器のため
に固有の入力部材が使用されるわけではないだけではな
（、前記ドイツ連邦共和国実用新案によるクラッチディ
スクに比べてもなおその場合予備緩衝器のボス部材上で
主緩衝器のボスを軸方向で固定するかあるいは止めるた
めに必要となっている止め輸及びその組立コストを節減
することもできしかもさらにこの止め輪によって生せし
められる外部摩擦は全く生じることがない。

本発明の別の特徴によれば、両方の緩衝器のために共通
の入力部材が当該クラッチディスクの摩擦ライニングと
回動不能に連結されていると有利であり、しかも連動デ
ィスクと連結されている対応ディスクがこの共通の入力
部材であると特に有利である。

さらに有利な形式では、主緩衝器のボスと両方の緩衝器
のために共通の入力部材との間の軸方向の構成スペース
内にこれらの構成部材を軸方向で負荷するばね部材が設
けられていてもよ（、該ばね部材は有利には皿状ばねと
して構成されておりしかも半径方向の外側でボスフラン
ジに支持されていてかつ半径方向の内側で共通の入力部
材に支持されていてもよい。このばね部材は特に有利な
形式ではボスフランジでそこに一体成形され軸方向に向
けられたリング状の突出部を介して支持されていてもよ
（、従って両方の緩衝器のために共通の入力部材を予備
緩衝器のフランジに向けて負荷することができろ両方の
緩衝器のために共通の入力部材、つまり有利には対応デ
ィスクが、予備緩衝器のフランジの他方の側に設けられ
たプレートもしくはディスク状の構成部材と回動不能に
設けられていてもよ（、シかも両方の緩衝器のために共
通の入力部材と予備緩衝器のフランジとの間に有利には
摩擦もしくは滑９ライニングが設けられている。この場
合両方の緩衝器のために共通のプレートもしくはディス
ク状の入力部材が半径方向で内側へ、予備緩衝器のボス
部材の外歯の外寸上に達していてかつ摩擦又は滑タライ
ニングが内ボス、つまり予備緩衝器のボス部材の回りに
定心させられていると有利である。

有利には予備緩衝器のフランジと別のプレートもしくは
ディスク状の構成部材との間に同様に摩擦又は滑りライ
ニングが設けられていて、さらに支持ディスクと該支持
ディスクを別の摩擦もしくは滑すライニングに向けて負
荷するばね部材とが設けられており、それによって予備
緩衝器の摩擦装置が緊定装置によって軸方向で完全にさ
れている。

本発明による形式のクラッチディスクは、（イ）　当該
クラッチディスクの一方の入力部材を成していてかつク
ラッチ摩擦ライニングを支持している連動ディスクを有
し、 （ロ）　主緩衝器のボスフランジを有し、該ボスフラン
ジと連動ディスクとの間には摩擦又は滑りフイニングが
設けられておりしかもこの主緩衝器のボスフランジが内
歯を備えたボスの形状の出力部材を有してお夕、この内
歯が予備緩衝器のフランジを備えたボス部材の外歯に対
して周方向で制限された遊びだけ回動することが可能に
なってお、り、上記ボス部材上にボスフランジが同一心
的に設けられておシ（ハ）　軸方向で働（ばね部材を有
し、に）両方の緩衝器のために共通で主緩衝器の対応デ
ィスクの形状の入力部材を有し、上記対応ディスクが連
動ディスクと回動不能に連結されていてかつ該対応ディ
スクが入力部材の第２の構成部材を成しており、しかも
主緩衝器の出力部材と入力部材との間で働く蓄力器が圧
縮コイルばねの形状でそれぞれ連動ディスク、対応ディ
スク及びフランジの窓状の切り欠き内に入れられており
、 （ホ）前記予備緩衝器の一方の摩擦又は滑すライニング
を有し、 （へ）　予備緩衝器のフランジを有し、該フランジがそ
の出力部材、即ち外歯な備えたボス部材上に回動不能に
固定されていてかつ該ボス部材がさらに伝動軸上に装着
するための内歯を有しており、 （ト）予備緩衝器の別の摩擦ライニングを有し、（ト）
支持ディスクを有し、 （す）予備緩衝器の摩擦装置を緊定するためのばね部材
を有し、 （２）予備緩衝器のための別の入力部材としての別のプ
レートもしくはディスク状の構成部材を有し、該構成部
材が両方の緩衝器のために共通の入力部材と回動不能に
連結されておりしかも予備緩衝器の両方の入力部材と該
予備緩衝器のフランジとの間に圧縮コイルばねの形状の
蓄力器が設けられており、該圧縮コイルばねがそれぞれ
これらの構成部材の窓状の切り欠き内に入れられている
。

次に図面につき本発明の詳細な説明する。

当該クラッチディスクは予備緩衝器１及び主緩衝器２か
ら成っており、この場合主緩衝器２の入力部材、即ち摩
擦ライニングを支持している連動ディスク３及び対応デ
ィスク４と出力部材、即ちボス部材５との間では一方で
連行ディスク３及び対応ディスク４の窓状の切り欠き３
ａ、’４ａ内にかつ他方でボス部材５と堅く結合されて
いるフランジ６に設けられた窓状の切り欠き６ａ内に受
容されている蓄力器としてのばね７の作用に抗した相対
回動が可能になっている。

前記対応ディスク４は同時に予備緩衝器１のための一方
の入力部材を形成しているのに対し、他方の入力部材８
はディスクもしくはプレート状の構成部材であり、該構
成部材はリベット９を介して回動不能に入力部材４と連
結されている。これらの入力部材４及び８とそれらの間
に設けられた、予備緩衝器１のボス７フンジ１０との間
では、入力部材の窓状の切り欠き４　ｂ。

８ａ内とボス７ランジ１０の窓状の切り欠き１０ａ内と
に設けられた、圧縮コイルばね１１の形状の蓄力器の作
用に抗して制限された相対回動が可能になっている。

前記ボスフランジ１０は回動不能にボス部材１２上に設
けられており、該ボス部材１２は内歯１２ａを有してお
り、この内歯１２ａでボス部材１２は伝動軸上に装着可
能である。さらにボス部材１２は外歯１２１）を有して
おり、該外歯１２ｂの長さにわたってボス部材１２は軸
方向で主緩衝器２のボス部材５を通って延びている。こ
の外歯１２ｂはボス部材５の内歯５ａに向かい合ってお
υ、この場合これらの両方の歯５ａ及び１２１）は周方
向で歯面の遊びを有しており、この遊び１ま予備緩衝器
１の作用範囲に相応している。ボス部材５ひいては摩擦
ライニングＲを有している全体の主緩衝器の回動範囲に
わたってばね１１の力及び摩擦装置が働（ようになって
おり、該摩擦装置は予備緩衝器のボスフランジ１０の両
側に設けられた摩擦リング１３．１４と軸方向で働（波
形ばね１５とから成っており、該波形ばね１５と摩擦リ
ング１４との間に支持ディスク１６が設けられている。

歯５ａと１２ｂとの間の歯面の遊びが克服されるやいな
や、予備緩衝器１がひき続き働くようになっているので
はあるが、主緩衝器２０作用がさらに加わる。蓄力器と
してのばね７の他に、ボスフランジ６と連動ディスク３
との間に設けられた摩擦ライニング１６′及び軸方向で
働（皿状ばね１７から成っている摩擦装置が主緩衝器の
回動範囲にわたって働（ようになっており、上記皿状ば
ね１７は両方の緩衝器のために設けられた入力部材、即
ち対応ディスク４の、半径方向で内側の範囲内で支持さ
れていてかつ他方でフランジ６の軸方向に延びているリ
ング状の突出部１８．に支持されている。主緩衝器はこ
のような角度範囲にわたって、主緩衝器の両方の入力部
材３と４とを連結しているリベット１９が公知の形式で
ボスフランジ６の窓状の切り欠き６ｂの端部輪郭に当接
するまで作用する

【図面の簡単な説明】

図面は本発明によるクラッチディスクの一実施例を示し
たものであって、第１図はその部分的な正面図、第２図
は第１図の■−■線に溢つた断面図である。 １・・予備緩衝器、２・・・主緩衝器、３・・・連動デ
ィスク、４・・・対応ディスク、３ａ、４ａ・・・切り
欠き、５・・ボス部材、５ａ・・・内歯、６・・・フラ
ンジ、６　”ｔ　　６　ｂ・・・切り欠き、７・ばね、
８・・・入力部材、９・・リベット、１０・・・ボスフ
ランジ、１０ａ・・・切り欠き、１１・・圧縮コイルば
ね、１２・・・ボス部材、１２ａ・・・内歯、１２ｆ）
・・・外歯、１３．１４・・摩擦リング、１５・・波形
ばね、１６・・支持ディスク、１６′・・・摩擦ライニ
ング、１７・・皿状ばね、１８・・・突出部、１９・・
・リベット、Ｒ・・摩擦ライニング Ｆｉｇ、２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 土　クラッチディスクであって、予備緩衝器及び主緩衝
   器を有しており、該予備緩衝器が第１の角度範囲にわた
   って単独で働きかつ主緩衝器が別の角度範囲にわたって
   付加的に働くようになっており、それぞれの入力部材と
   出力部材との間で働く蓄力器及び（又は）摩擦装置の作
   用に抗した相対回動がこれらの部材の間で可能になって
   おり、しかも予備緩衝器の出力部材が伝動軸上に装着す
   るための内歯を備えたボス部材でありかつ主緩衝器の出
   力部材は、付加的に外歯を備え延長された、上記の予備
   緩衝器のボス部材が通って延びろ内歯を有しているボス
   部材であり、上記の歯を介して主緩衝器のボス部材に予
   備緩衝器のボス部材に対して相対回動が可能になってお
   夕、しかもそれぞれの入力部材の窓状の切り欠き内とボ
   ス部材に設けられたフフンジ内とに上記蓄力器が入れら
   れている形式のものにおいて、両方の緩衝装置（１，２
   ）のための入力部材として両方の７ランジ（１０，６）
   の間の軸方向の間隙内に設けられたプレートもしくはデ
   ィス、り状の共通の構成部材が設けられていることを特
   徴とするクラッチディスク２、前記のプレートもしくは
   ディスク状の構成部材が回動不能に当該クラッチディス
   クの摩擦ライニング（Ｒ’）と連結されている特許請求
   の範囲第１項記載のクラッチディスク。 ６、前記のプレートもしくはディスク状の構成部材が連
   動ディスク（３）と堅（連結されている対応ディスク（
   ４）である特許請求の範囲第２項記載のクラッチディス
   ク。 ４、前記の主緩衝器（２）のボスフランジ（６）と両方
   の緩衝器（Ｌ２）のために共通の入力部材（４）との間
   の軸方向の間隙内に軸方向で働（ばね部材（１７）が設
   けられている特許請求の範囲第１〜６項のいずれか１つ
   の項に記載のクラッチディスク。 ５　前記のばね部材（１７）がボスフランジ（６）の半
   径方向で外側の範囲と共通の入力部材（４）の半径方向
   で内側の範囲とで支持されている特許請求の範囲第４項
   記載のクラッチディスク。 ６、　前記のボスフランジ（６）におけるばね部材（１
   ７）の支持が該ボス７ランジ（６）に成形された軸方向
   の突出部（１８）を介して行なわれる特許請求の範囲第
   ４項又は第５項記載のクラッチディスク。 Ｚ　前記ばね部材（１７）が両方の緩衝器（１゜２）の
   ために共通の入力部材（４）を予備緩衝器（１）のフラ
   ンジ（１０）に向けて負荷する特許請求の範囲第４〜６
   項のいずれか１つの項に記載のクラッチディスク。 ８、両方の緩衝器（Ｌ２）のために共通の入力部材（４
   ）が回動不能に、予備緩衝器（１）のフランジ（１０）
   の他方の側に設けられたプレートもしくはディスク状の
   構成部材（８）と連結されている特許請求の範囲第４〜
   ７項のいずれか１つの項に記載のクラッチディスク。 ９　両方の緩衝器（Ｌ２）のために共通の入力部材（４
   ）と予備緩衝器（１）のフランジ（１０）との間に摩擦
   もしくは滑クライニング（１３）が設けられている特許
   請求の範囲第４〜８項のいずれか−１つの項に記載のク
   ラッチディスク。 １０、予備緩衝器（１）のフランジ（’１０）と別のフ
   ０レートもしくはディスク状の構成部材（８）との間に
   別の摩擦又は滑りライニング（１４）が設けられていて
   、さらに支持ディスク（１６）と該支持ディスクを別の
   摩擦又は滑シライニング（１４）に向けて負荷するばね
   部材（１５）とが設けられている特許請求の範囲第４〜
   ９項のいずれか１つの項に記載のクラッチディスク。 １１、両方の緩衝器（Ｌ２）のために共通のプレートモ
   しくはディスク状の共通の入力部材（４）が半径方向で
   内側へ、予備Ｍ変器（２）のボス部材（１２）の外歯（
   １，２ｂ　）の外寸」二に達している特許請求の範囲第
   １〜１０項のいずれか１つの項に記載のクラッチディス
   ク。 １２　　クラッチディスクであって、 （イ）　当該クラッチディスクの一方の入力部材を成し
   ていてかつクラッチ摩擦ライニング（Ｒ）を支持してい
   る連動ディスク（３）を有し、 （ロ）′主緩衝器（２）のボスフランジ（６）を有し、
   該ボスフランジ（６）と連動ディスク（３）との間には
   摩擦又は滑Ｑライニング（１６’）が設げられておりし
   かもこの主緩衝器（２）のボスフランジ（６）が内歯（
   ５ａ）を備えたボス（５）の形状の出力部材を有してお
   り、この内歯（５ａ）が予備緩衝器（１）のフランジ（
   １０）を備えたボス部材（１２）の外歯（１２１）　）
   に対して周方向で制限された遊びだけ回動することが可
   能になっており、上記ボス部材（１２）上にボスフラン
   ジ（６）が同一心的に設けられており、 （ハ）軸方向で働（ばね部材（１７）を有し、に）両方
   の緩衝器（Ｌ２）のために共通で主緩衝器（２）の対応
   ディスクの形状の入力部材（４）を有し、上記対応ディ
   スクが連動ディスク（３）と回動不能に連結されていて
   かつ該対応ディスクが入力部材の第２の構成部材を成し
   ており、しかも主緩衝器（２）の出力部材（５）と入力
   部材との間で働（蓄力器（γ）が圧縮コイルばねの形状
   でそれぞれ連動ディスク（３ＬＥ応デイスク（４）及び
   フランジ（６）の窓状の切り欠き（３ａ、　　４　ａ、
   　　６　ａ）内に入れられており、 （ホ）前記予備緩衝器（１）の一方の摩擦又は滑りライ
   ニング（１３）を有し、 （へ）　予備緩衝器（１）のフランジ（１０）を有し、
   該フランジがその出力部材、即ち外歯（１２ｂ）を備え
   たボス部材（１２）上に回動不能に固定されていてかつ
   該ボス部材（１２）がさらに伝動軸上に装着するための
   内歯（，１２ａ）を有しており、 （ト）予備緩衝器（１）の別の摩擦ライニング（１４）
   を有し、 （ト）支持ディスク（１６）を有し、 （す）　　予備緩衝器（１）の摩擦装置を緊定するため
   のばね部材（１５）を有し、 銘）予備緩衝器（１）のための別の入力部材としての別
   のプレートもしくはディスク状の構成部材（８）を有し
   、該構成部材（８）が両方の緩衝器のために共通の入力
   部材（４）と回動不能に連結されておりしかも予備緩衝
   器（１）の両方の入力部材（４゜８）と該予備緩衝器の
   フランジ（１０）との間に圧縮コイルはね（１１）の形
   状の蓄力器が設けられており、該圧縮コイルばねがそれ
   ぞれこれらの構成部材（４，１０゜８）の窓状の切Ｑ欠
   き（４，１）’、　　１．０　ａ、　　８ａ）内に入れ
   られていることを特徴とするクラッチディスク。