JPH02240414A

JPH02240414A - クラツチデイスク

Info

Publication number: JPH02240414A
Application number: JP2027336A
Authority: JP
Inventors: Matthias Fischer; マツテイアス・フイツシヤー; Kurt Faedler; クルト・フエートラー; Rainer Wiedmann; ライナー・ヴイートマン; Harald Jeppe; ハラルト・イエツペ
Original assignee: Fichtel and Sachs AG
Current assignee: ZF Friedrichshafen AG
Priority date: 1989-02-08
Filing date: 1990-02-08
Publication date: 1990-09-25
Anticipated expiration: 2013-05-18
Also published as: EP0382197B1; US5016744A; JP2752494B2; DE3921283A1; EP0382197A1; DE59002232D1; BR9000538A; ES2045590T3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、特に自動車の摩擦クラッチのためのトーショ
ン振動減衰装置を備えたクラッチディスクであって、ボ
スプレートを備えたボス及びボスプレートの両側に配置
されたカバープレートを有しており、カバープレートが
互いに不動に結合されていてかつばねの力に抗してボス
プレートに対して所定の量だけ回動可能であり、互いに
回動可能な構成部分の半径方向の案内が１つのカバープ
レート及びカバープレートの中央の開口内に配置された
プラスチックリングを介して行われており、プラスチッ
クリングが制限された範囲で半径方向に弾性変形可能に
構成されていてボスの円筒形の区分に取り付けられてい
る形式のものに関する。

冒頭に述べた形式のクラッチディスクは例えばＤＥ−０
５３３４０８９６号公報により公知である。この公知の
構造においては回動可能な構成部分をボスに対して遊び
なしに案内するｊ；めに弾性的なリングを設けてあり、
νングが個別のばね舌片を有しており、ばね舌・片が１
つの円錐に変形せしめられていて、組込状態で半径方向
のプレストレスを以てカバープレートとボスとの間に配
置されている。このような配置形式によって経済的な支
承が行われ、遊びのない作動が行われ、製作誤差が所定
の範囲で補償され、かつ摩擦力が比較的狭い許容範囲内
で維持される。

本発明の目的は、伝動軸とクランク軸との間の整合ミス
が広い範囲で補償され、トーション振動減衰装置の機能
がそこなわれないようにすることである。前記整合ミス
は、伝動軸をクランク軸のパイロット軸受内に支承する
のではなく、片持式に構成しである構造において負荷を
受けると増大する。

前記目的を達成するために本発明の構成ではプラスチッ
クリングの半径方向外側の区分が環状のリング部分とカ
バープレートに対する軸線方向ストッパとしての外側へ
突出する脚部とから成っており、リング部分がカバープ
レートの中央の開口内に回動不能に差し込まれていて、
軸線方向の端部部分で結合区分を介して半径方向内側に
位置する脚部内に移行しており、脚部が回転軸線に対し
てほぼ平行に若しくは軽く傾斜して延びかつ少なくとも
軸線方向の一部分に互って円筒形の内側輪郭を有してい
て、この輪郭で以て半径方向のプレストレスなしにボス
の円筒形の区分に差し嵌められている。

本発明の前記構成に基づき、同軸性のそこなわれている
にも拘わらず、トーション振動減衰装置の比較的複雑な
個別構成部分に対する有害な負荷及び相対運動が避けら
れる。これによってトーションばね及び摩擦装置の機能
が非同軸性の影響に無関係に保護される。もちろん、前
記構成に基づき内燃機関の伝動軸及びクランク軸の回転
軸線間の傾斜位置も補償され、互いに回動可能な構成部
分の相対的な案内範囲において傾倒圧力が高められるよ
うなこと若しくは異なる摩擦値が生じるようなこともな
い。

本発明の有利な構成では、プラスチックリングが周方向
で個別の複数のブロックに分けられており、ブロックが
半径方向に延びるスリットによって内側から部分的に互
いに分離されている。このような構成によりばね作用が
そのつどの使用例に容易に合わせられる。環状のリング
部分はこの場合スリットを切られていない。

回動防止は環状のリング部分から半径方向外側へ突出す
る突起を介して行われ、突起の外径は脚部の外径に相応
している。これによって支承リングの外側輪郭が閉じら
れている。

有利には、突起の周方向の制限部の範囲に平行なスリッ
トを設けてあり、このスリットの内側でプラスチックリ
ングが閉じられたブロックとして構成されており、すべ
てのブロックの内径が半径方向のばね距離に相応して円
筒形の内側輪郭の内径に比べて拡大して構成されている
プラスチックリングのこのような構成は、プラスチック
リングが摩擦装置によって軸線方向に負荷される場合に
有利である。このようなブロックの構造によって軸線方
向の正確なストッパが形成され、このストッパによって
半径方向に弾性的な構成部分が軸線方向の力の負荷から
防止される。

プラスチックリングの横断面は環状のリング部分を含め
てほぼＵ字形若しくはＶ字形に構成されており、結合区
分が環状のリング部分を直接に半径方向内側の脚部に結
合している。しかしながら半径方向の別のばね作用を得
るためにプラスチックリングの横断面が環状のリング部
分を含めてほぼＳ字形若しくは２字形に構成されており
、結合区分が延長され、傾斜して内側へ延びかつ環状の
リング部分の軸線方向で見て逆の端部範囲の内側で半径
方向に半径方向内側の脚部へ移行していてよい。

プラスチックリングの外側へ突出する脚部がカバープレ
ートのボスプレートに向いた内側に配置されている場合
には、プラスチックリングのボスプレートに向けられた
端部区分が、回転軸線に対して垂直に延びてボス部分に
対して摩擦を生ぜしめる面を備えている。プラスチック
リングのこのような構成によりプラスチックリングが案
内としてのほかにボス部分に対して摩擦を生ぜしめるた
めにも用いられる。

実施例第１図は、トーション振動減衰装置を備えたクラッチプ
レートｌを示している。タラッチブッレートｌはボス２
を有しており、このボスは歯を備えていて、伝動軸（図
示せず）上に回動不能ではあるが軸線方向移動可能に配
置されている。ボス及び伝動軸は回転軸線５を中心とし
て回転する。ボス２はボスプレート４を保持しており、
この場合ボスとボスプレートとは歯を介して所定の範囲
で相対回動可能に配置されている。ボスプレート４の両
側にカバープレート６及び７を配置してあり、カバープ
レートは半径方向外側の範囲でリベット８を介して互い
に不動に結合されており、一方のカバープレートが摩擦
ライニング３７を保持している。カバープレート６．７
とポスプレート４との間にトーションばね９を配置して
あり、トーションばね９は一方でカバープレート６及び
７と他方でボスプレート４との間の弾性的な回動をトー
チ３ン振動減衰装置の負荷範囲で可能にする。ボスプレ
ート４とカバープレート６との間の半径方向内側の部分
に、アイドリング運転範囲のばね装置を設けてあり、ア
イドリングばね装置は２つのカバープレート３１，３２
、ボスプレート３０及び複数のトーションばね３６から
成っている。アイドリングばね装置は、ボスプレート３
０がポス２に不動に配置しであることによって、ボスプ
レート４の歯とポス２の歯との間の遊び内で有効である
。ポス２に対して回動可能な構成部分の案内はプラスチ
ックリング１４を介して行なわれ、このプラスチックリ
ング１４はポス２の円筒形の区分ｌＯに緊定されること
なしに差しはめられている。カバープレート７の内径は
ポス２に接触しないように規定されている。トーション
振動減衰装置には摩擦装置が配置されている。負荷範囲
に有効な摩擦装置は摩擦リング２５．２６、圧力リング
２７、及びばね２８から成っていて、ポスグレート４と
カバープレート６．７との間の相対運動に際し高い摩擦
を生ぜしめる。アイドリング運転範囲にも作用する別の
摩擦装置が第３図に示しである第１図に示すプラスチッ
クリング１４は第４図に拡大して示しである。プラスチ
ックリング１４はカバープレート６の中央の開口内に差
し込まれていて、このカバープレートに回動不能に結合
されている。プラスチックリングの別の実施例が第５図
から第７図に示しである。

第２図はトーション振動減衰装置の内側区分の断面を拡
大して示している。ここに示したトーション振動減衰装
置は筒車な構造であって、例えば第１図と異なってポス
２に不動に結合されたボスプレート３を宵している。第
２図にはさらに、カバープレート６．７の半径方向内側
に位置する区分が示されており、この場合カバープレー
ト７がポス２に対して十分な遊びを有しており、この遊
びはプラスチックリングＩ４ａの半径方向のばね行程よ
りも大きくなっている。プラスチックリング１４ａの横
断面は環状のリング部分１６及び、カバープレート６に
対する軸線方向ストッパとしてリング部分から半径方向
外側へ突出する脚部２２から成っている。回動不能な結
合のための突起１３が破線で示しである。プラスチック
リング１４ａの横断面は５字若しくは２字の形に構成さ
れており、内側に位置する脚部１５は回転軸線５に対し
て平行に延びていて、円筒形の内輪郭で以てポス２の円
筒形の区分１０に接している。回転軸線５に対して傾斜
して延びる結合区分３９は軸線方向の端部でリング部分
１６に結合されており、リング部分は軸線方向の別の区
分で脚部１５に移行している。リング部分１６はこの場
合回転軸線５に対してほぼ平行に延びていて、外側輪郭
でカバープレート６の中央の円形の開口１１内に差し込
まれて半径方向で固定されている。

回動不能な結合はカバープレート６の切欠き１２によっ
て行なわれ、この切欠き内にはプラスチックリング１４
ａの突起１３が係合する。突起１３はこの場合脚部２２
の外周直径に相応する外周直径を有している。プラスチ
ックリング１４ａの横断面形状に基づき半径方向の弾性
変形が所定の程度で可能になり、これによって伝動装置
の回転軸線５と内燃機関のクランク軸との間の整合誤差
が補償される。両方の回転軸線間の傾斜位置もプラスチ
ックリング１４ａの弾性によって補償される。図示の実
施例では摩擦装置が２つの摩擦リング２５．２６、圧力
リング２７及び皿ばね２８から成っている。この場合、
圧力リング２７はカバープレート６に対して回動不能に
ではあるが軸線方向移動可能に案内されている。

プラスチックリング１４の構造は第４図に詳細に示しで
ある。スペーサウェブ２４は例えば第２図及び第３図の
実施例においては必要でない。プラスチックリングは周
方向で異なるブロック１８．１９に分けられている。さ
らにプラスチックリングは、半径方向内側からほぼ半径
方向に延びるスリット２０若しくは２３によって環状の
リング部分１６の少なくとも半径方向内側の制限部２１
まで分離されており、この場合周囲に均一に分配された
４つのブロック１８は半径方向のばね作用を生ぜしめず
、周方向で平行に延びるそれぞれ２つのスリト２３によ
って制限されており、ブロック１８の内径りはポス２の
円筒形の区分ｌＯに対する案内のために円筒形の内側輪
郭１７を規定する寸法ｄよりも少なくともブロック１９
の可能なばね変形量だけ大きくなっている。スリット２
０はこの場合はぼ半径方向に配置されている。第４図の
実施例で内実に構成されたブロック１８は例えば軸線方
向負荷を受容するようになっていてよく、弾性的なブロ
ック１９への作用は見込まれない。第４図に示すプラス
チックリング１４は外側へ突出する脚部２２のカバープ
レート６とは逆の側にスペーサウェブ２４を有しており
、軸線方向の所定の距離が橋絡される。スペーサウェブ
２４は、トーション振動減衰装置のアイドリング運転範
囲のためのポスプレート３０に対してカバープレート６
を軸線方向で支持すると同時に、回転軸線に対して垂直
に延びる面４０で以て摩擦部材として作用する。

第３図の実施例においては、アイドリング運転範囲のた
めのばね作用を生ぜしめる構成部分が第１図の実施例に
比ベボスプレート４の逆の側に配置されている。スペー
サリング２９がプラスチックリング１４ａと相対する側
に配置されている。プラスチックリング１４ａはこの場
合にはスペーサウェブは備えておらず、ポス２若しくは
ボスプレート４０に面した側に平らな面４０を有してお
り、この面４０は回転軸線５に対して垂直に延びている
。プラスチックリングは第４図のブロック１８の内側で
スリットを切られており、そこでポス２の円筒形の区分
１０に対して間隙３５が規定されている。この間隙３５
は周方向で隣接するブロック１９の半径方向の可能なば
ね変形量と少なくとも同じ大きさである。プラスチック
リング１４ａとポス２との間に支持りング３３並びに摩
擦ばね３４を配置してあり、摩擦ばね３４はカバープレ
ート６若しくは７がポス２に対して回動する場合に常に
スペーサリング２９と一緒に摩擦力を生ぜしめている。

この場合プラスチックリング１４ａは面４０に互って直
接に摩擦部材として作用しており、それというのは摩擦
ばね３４並びに支持リング３３が金属から構成されてお
り、この両方の構成部材間にプラスチックリング１４ａ
よりも高い摩擦値が存在しているからである。第３図か
らさらに明らかなように、カバープレート７の内径はポ
ス２の対応する区分の径より著しく大きくなっており、
ここでは接触は生じていない。アイドリング運転範囲の
ためのばね作用を生ぜしめる構成部分、両方のカバープ
レート３１，３２、並びにボスプレート３０の外側に負
荷範囲のための摩擦装置を配置してあり、この摩擦装置
は摩擦リング２５．２６、圧力リング２７、及び皿ばね
２８から成っている第４図のプラスチックリング１４の
ブロック１８は原理的には、カバープレートとの回動不
能な結合のための突起１３を維持した状態でブロック１
９と同じように構成することができ、この場合内径りは
寸法ｄと同じ大きさに構成される。この場合円筒形の内
側輪郭１７、及び内側輪郭のポス上での半径方向のプレ
ストレスのない支承によって回動部分が半径方向に著し
く弾性的にかつ摩耗の少ない小さい摩擦を保証するよう
に確実に案内される。

第５図、第６図、及び第７図には異なる実施例のプラス
チックリングが示しである。

第５図に示すプラスチックリング１４ｂはほぼＵ字形若
しくはＶ字形の横断面を有しており、環状のリング部分
１６が軸線方向の端部範囲で結合区分３８を介して脚部
１５に移行しており、この場合脚部１５はクラッチディ
スクの回転軸線に対して傾斜して延びていて、結合区分
とは逆の端部の円筒形の内側輪郭１７でボス２の円筒形
の区分１０に接触している。このような構造は内燃機関
の回転軸線と伝動軸の回転軸線との間の傾斜位置を補償
するために特に申し分なく適している。プラスチックリ
ング１４ｂにおいてもボス２に面した側に平らな面４０
を配置してあり、この面は回転軸線に対して垂直に延び
ていて、摩擦力を生ぜしめるために役立つ。

第６図に示すプラスチックリング１４ｃにおいては、脚
部１５が第５図の実施例に対して逆向きに構成されてい
る。

第７図に示すプラスチックリング１４ｄは第２図のプラ
スチックリング１４ａと類似の横断面を有している。グ
ラスチックリング１４ａに対する相異点としてここでは
、円筒形の内側輪郭１７が脚部１５の自由端部からずら
されていて軸線方向の一部分に互ってしか延びていない
このような構造により弾性が回転軸線の傾斜位置に関連
しても変えられかつそれぞれの組込状態に適合させられ
る。さらにこのような構造においては外側に突出する脚
部２２が外側縁部から内側へ引っ込められており、これ
によって面４０がカバープレート６に対して大きな距離
を有している。

プラスチックリングの脚部１５並びに結合区分３９はほ
ぼ同じ横断面に構成されており、負荷ピークが避けられ
る。しかしながら弾性的な部分が所定の弾性値を得るた
めに局所的に補強されていてよい。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図はク
ラッチディスクの断面図、第２図はクラッチディスクの
拡大部分断面図、第３図は別の実施例のクラッチディス
クの拡大部分断面図、第４図はプラスチックリングの平
面、断面及び裏面を示す図、第５図は別の実施例のプラ
スチックリングの拡大部分断面図、第６図はさらに別の
実施例のグラスチックリングの拡大部分断面図、及び第
７図はさらに別の実施例のプラスチックリングの拡大部
分断面図である。ｌ・・・クラッチグレート、２・・・ボス、３及び４・
・・ボスグレート、５・・・回転軸線、６及び７・・・
カバープレート、８・・・リベット、９・・・トーショ
ンばね、ｌＯ・・・区分、１１・・・開口、１２・・・
切欠き１３−・・突起、１４．１４ａ、１４ｂ、１４ｃ
及び１４ｄ・・・プラスチックリング、１５・・・脚部
１６・・・リング部分、１７・・・内側輪郭、１８及び
１９・・・ブロック、２０・・・スリット、２１・・・
制限部、２２・・・脚部、２３・・・スリット、２４・
・・スペーサウェブ、２５及び２６・・・摩擦リング、
２７・・・圧力リング、２８・・・皿ばね、２９・・・
スペーサリング、３０・・・ボスグレート、３１及び３
２・・・カバープレート、３３・・・支持リング、３４
・・・摩擦ばね、３５・・・間隙、３６・・・トーショ
ンばね３７・・・摩擦ライニング、３８及び３９・・・
結合区分、４０・・・面

Claims

【特許請求の範囲】１、トーション振動減衰装置を備えたクラッチディスク
であって、ボスプレートを備えたボス及びボスプレート
の両側に配置されたカバープレートを有しており、カバ
ープレートが互いに不動に結合されていてかつばねの力
に抗してボスプレートに対して所定の量だけ回動可能で
あり、互いに回動可能な構成部分の半径方向の案内が１
つのカバープレート及びカバープレートの中央の開口内
に配置されたプラスチックリングを介して行われており
、プラスチックリングが制限された範囲で半径方向に弾
性変形可能に構成されていてボスの円筒形の区分に取り
付けられている形式のものにおいて、プラスチックリン
グ（１４、１４ａ、１４ｂ、１４ｃ、１４ｄ）の半径方
向外側の区分が環状のリング部分（１６）とカバープレ
ート（６）に対する軸線方向ストッパとしての外側へ突
出する脚部（６）とから成っており、リング部分（１６
）がカバープレート（６）の中央の開口（１１）内に回
動不能に差し込まれていて、軸線方向の端部部分で結合
区分（３８、３９）を介して半径方向内側に位置する脚
部（１５）内に移行しており、脚部が回転軸線（５）に
対してほぼ平行に若しくは軽く傾斜して延びかつ少なく
とも軸線方向の一部分に亙って円筒形の内側輪郭（１７
）を有していて、この輪郭で以て半径方向のプレストレ
スなしにボス（２）の円筒形の区分（１０）に差し嵌め
られていることを特徴とするクラッチディスク。２、プラスチックリング（１４、１４ａ、１４ｂ、１４
ｃ、１４ｄ）が周方向で複数の個別のブロック（１８、
１９）に分けられており、スリット（２０、２３）を設
けてあり、スリットが半径方向内側から環状のリング部
分（１６）の半径方向内側の制限部（２１）まで延びて
いる請求項１記載のクラッチディスク。３、プラスチックリング（１４、１４ａ、１４ｂ、１４
ｃ、１４ｄ）のカバープレート（６）内での回動防止が
リング部分（１６）から半径方向外側へ突出する突起（
１３）を介して行われており、突起がカバープレート（
６）の対応する切欠き（１２）内に係合しており、突起
の外径が脚部（２２）の外径に相応している請求項１又
は２記載のクラッチディスク。４、突起（１３）の周方向の制限部の範囲に平行なスリ
ット（２３）を設けてあり、このスリット（２３）の内
側でプラスチックリング（１４、１４ａ、１４ｂ、１４
ｃ、１４ｄ）が閉じられたブロックとして構成されてお
り、すべてのブロック（１８）の内径が半径方向のばね
距離に相応して円筒形の内側輪郭（１７）の内径（ｄ）
に比べて拡大して構成されている請求項１から３のいず
れか１項記載のクラッチディスク。５、プラスチックリング（１４ｂ、１４ｃ）の横断面が
環状のリング部分（１６）を含めてほぼＵ字形若しくは
Ｖ字形に構成されており、結合区分（３８）が環状のリ
ング部分（１６）を直接に半径方向内側の脚部（１５）
に結合している請求項１から４のいずれか１項記載のク
ラッチディスク。６、プラスチックリング（１４、１４ａ、１４ｄ）の横
断面が環状のリング部分（１６）を含めてほぼＳ字形若
しくはＺ字形に構成されており、結合区分（３９）が延
長され、傾斜して内側へ延びかつ環状のリング部分（１
６）の軸線方向で見て逆の端部範囲の内側で半径方向に
半径方向内側の脚部（１５）へ移行している請求項１か
ら４のいずれか１項記載のクラッチディスク。７、プラスチックリングの外側へ突出する脚部がカバー
プレートのボスプレートに向いた内側に配置されており
、プラスチックリング（１４、１４ａ、１４ｂ、１４ｃ
、１４ｄ）のボスプレート（３、４）に向けられた端部
区分が、回転軸線（５）に対して垂直に延びてボス部分
（２、３０）に対して摩擦を生ぜしめる面（４０）を備
えている請求項１から６のいずれか１項記載のクラッチ
ディスク。