JP2961317B2 - ねじりダンピング装置 - Google Patents

ねじりダンピング装置

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JP2961317B2
JP2961317B2 JP63092633A JP9263388A JP2961317B2 JP 2961317 B2 JP2961317 B2 JP 2961317B2 JP 63092633 A JP63092633 A JP 63092633A JP 9263388 A JP9263388 A JP 9263388A JP 2961317 B2 JP2961317 B2 JP 2961317B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/129Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、組をなして装着されかつ弾性装置の偏位作
用に抗して所定の角変位範囲の限度以内で相互に相対回
転可能である少なくとも3個の共軸部分を備えた特に自
動車用板型摩擦クラッチ用のねじりダンピング装置にお
いて、前記共軸部分がボスを含む第1部分と、主ダンパ
プレートを備えかつ該ダンパプレートと前記ボスとの間
に相対回転変位装置を有する第2部分と、前記ボスを囲
繞ししかも前記ボスと連結されていない環状部材を横方
向に構成する少なくとも1個の回転可能な要素を備えた
第3部分とを備えたねじりダンピング装置に関する。
〔従来の技術〕
このようなねじりダンピング装置は、例えば、フラン
ス特許出願第2560329号およびフランス特許出願第25738
30号の各明細書に記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これらの構造においては、回転可能な要素(一般にガ
イドリングと呼ばれている)と、ボスとの間には、該ボ
スと係合する内側部分および前記回転可能な要素と係合
する外側部分を有するリング部材を半径方向に介在させ
てある。
このリング部材に小さいこわさを有する弾性装置の作
用を遮断する可能性がある付随的に生ずる摩擦作用を回
避するように半径方向に変形する能力を与えることは、
例えば、フランス特許出願第2496786号明細書に既に提
案されている。
このような装置は、徐速走行モードの間に振動を十分
に濾波することができるが、伝達されたトルクが無視で
きない車両の通常の走行モード時には、この解決方法は
不利になる。
特に、ボスに対して相対移動する能力を有するダンパ
プレートについては、この解決法では、殊にリング部材
の弾性及び通常の走行中に発生する半径方向力によっ
て、ねじりダンパの弾性装置とガイドリングなどとの摩
擦が増大する結果を生じる。これらの摩擦作用は、クラ
ッチの耐用寿命に影響を及ぼす。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、これらの不利な点を減少しかつそれ
により摩耗を最小限にとどめることができると共に低い
こわさを有する弾性装置の作用を遮断しないように半径
方向に弾性変形可能でありリング部材を提供することで
ある。
この目的のために、本発明はリング部材が少なくとも
2個の部分を備え、これらの2個の部分の第1部分が半
径方向に第弾性変形可能であり、かつ第2部分が該第1
部分に対して比較的に剛性であり、前記第2部分が主ダ
ンパプレートに対して前記リング部材を心合せする心合
せ装置を備えかつ回転可能な要素に対して回転可能に装
着されたことを特徴とする上記の種類のリング部材を設
けることを提案すものである。
〔作用〕
本発明に前記の特徴を付与した結果、主ダンパプレー
トとボスとが相対移動する間に、リング部材の弾性作用
が保持されると共に、トルクをうけているとき、すなわ
ち、主ダンパプレートおよびボスが一緒に回転するよう
に連結された後、リング部材が剛性になりかつ特に半径
方向の移動により惹き起こされる種々の構成部分の摩耗
を減少する。このようにして、リング部材は、小さいこ
わさを有する弾性装置が作用するかまたは大きいこわさ
を有する弾性装置が作用するか否かにより可変のこわさ
を有することになる。
第2部分は、主ダンパプレートに対して直接に心合せ
することができる。この心合せリンク仕掛けは、前記第
2部分との異なる相互作用モードを達成するために隙間
を保持しまたは保持しゃにで円周方向に延びるように構
成することができる。
第2部分は、例えば、主ダンパプレートの開口部分内
に円周方向の隙間を保持したままは保持しないで係合さ
れた心合せ要素を有することができる。
また、第2部分は、別の態様として、主ダンパプレー
トと共に回転するために連結させるようになった部材に
対して円周方向の隙間を保持しまたは保持しないで心合
せすることができる。
この第2部分は、例えば、主ダンパプレートと共に回
転するために連結されかつタブによる主ダンパプレート
に対して心合せされた摩耗リンクを備え、前記ダンパプ
レートと前記摩耗リングとの間には、摩擦を促進するた
めに、弾性要素が付加的のい設けられている。
リング部材の第2部分は、一実施例値においては、ガ
イドリングと係合するための外側部分と、第2部分から
分離しかつボスにより担持されたリング部材の第1部分
と係合するための内側部分とを有している。
リング部材の第1部分は、半径方向に変形する能力を
有しているため、第2部分の内側に係合することがで
き、かつ前記第2部分の肩部を横切った後に、第1部分
の軸方向の移動を阻止することができる。
フランス特許第2496786号明細書に記載されたものと
は逆に、リング部材をボス上に係合した弾性変形可能な
小さいタングと共に使用することができることは理解さ
れよう。
リング部材は、比較的に剛性の第2部分を備えている
ために、トルクを受けているとこに、良好に良好な特性
を発揮する。
〔実施例および作用〕
さて、本発明の実施例を添付図面について以下に説明
する。
添付図面には、本発明を特に自動車用の摩擦円板クラ
ッチを適用した実施例を示してある。
この摩擦円板クラッチの一部分を構成するねじりダン
ピング装置は、一般に2個で1組をなして装着されかつ
弾性装置の偏位作用に抗して所定の角変位の限度内で相
互に相対回転可能である3個の共同部分A,B,Cを備えて
いる。
部分Aは、関連した車両の歯車箱の入力軸と共に回転
するように該入力軸に装着されるようになったボス10を
備え、かつこの目的のために、このボス10の穴11には、
スプラインヲ切ってある。
部品Bは、主ダンパプレート12を備えている。主ダン
パプレート12は、ボス10に対して完全に半径方向であ
り、この環状部材それ自体と前記ボス10との間には、相
対回転変位装置が設けられている。
この目的のために、ボス10は、その厚く形成された外
周部にその長手方向の所定部分に沿って半径方向に外方
に延びるスプライン、すなわち、リブ13を有し、また主
ダンパプレート12そっれ自体は、その内周部にリブ13と
相補的な形状に形成されそれにより角変位のための所定
の隙間を保持してボス10のリブ13と係合するスプライ
ン、すなわちリブ14を有している。
部品Cは、少なくとも1個の回転可能な要素15を備え
ている。回転可能な要素15は、主ダンパプレート12に平
行であり、かつボス10を囲繞ししかもこのボス10と連結
されていない環状の横方向の部材を構成している。
部品Cは、実際には、通常、ガイドリングと呼ばれて
いる2個の同一形状の回転可能な要素15,15′を有して
いる。回転可能な要素15,15′は、主ダンパプレート12
の両側で相互に軸方向に隔置されかつ相互に平行に配置
され、かつ前記主ダンパプレート12を貫通し延びる軸方
向のスペーサ16を介して相互に連結されている。この目
的のために、スペーサ16は、主ダンパプレート12に形成
された切欠部に通される。
主ダンパプレート12とガイドリング15,15′との間に
は、円周方向に作用する第1弾性装置を介在させてあ
る。前記第1弾性装置は、第1弾性装置18を収納するた
めに、主ダンパプレート12の開口部17′と適合した貫通
した開口部17を有している。第1弾性装置18は、コイル
ばねの型式である。
同様に、主ダンパプレート12とボス10との間には、円
周方向に作用する第2弾性装置19を介在させてある。弾
性装置19のこわさは、第1弾性装置18のこわさよりも小
さい。第2弾性装置19は、特に、エンジンが徐速走行モ
ードにあるときに発生する振動を吸収するようになって
おり、一方ばね18は、主として、通常の走行中に発生す
る振動を吸収するようになっている。
この実施例においては、コイルばねからなるこれらの
第2弾性装置19は、特殊のねじり予備ダンピング(Per
−Damping)装置20の一部分として組み込まれている。
この予備ダンピング装置20は、主ダンパプレート12
と、ガイドリング15′との間に配置されている。ガイド
リング15′は、摩擦パッド24を担持した支持円板23をリ
ベッド22により担持している。ねじりダンパは、ガイド
リング15,15′ト共通に回転可能でありかつクラッチ機
構(図示せず)の反作用板と圧力板との間に押圧される
ようになったこれらの摩擦パッド24により、自動車のク
ランク軸と共に回転するようになっている。
この予備ダンパ装置20は、ガイドリング28、28′と共
に回転可能な予備ダンパプレート27を備えている。ガイ
ドリング28,28′は、ボス10に対して自由でありかつ各
々は予備ダンパプレート27の両側に軸線方向に配置され
ている。
第2弾性装置19は、ガイドリング28,28′および予備
ダンパプレート27にそれぞれ形成された貫通した開口29
および30内になんら隙間を保たれないで確実に収納され
ている。この予備ダンパプレート27は、肩部31を超えて
半径方向の高さが減少したボス10のリブ13により、ボス
10と共に回転可能になっている。予備ダンパプレート27
自体は、相補的なスプライン、すなわち、リブ32を備え
ている。予備ダンパプレート27は、リブ32を介して、リ
ブ13の半径方向の高さが減少した部分と隙間を保たない
で係合する。
ボス10の円筒形部分34と、ガイドリング15′の円筒形
部分35との間に、半径方向に、軸方向のリング部材33を
以下に説明するように介在させてある。円筒形部分35
は、軸方向に外方に湾曲したガイドリング15′の一部分
の形態になっている。
このリング部材33は、スペーサリング37に固定されか
つ該スペーサリングと共に回転可能になっている。スペ
ーサリング37は、その外周部に心合せピン38、軸方向ス
ペーサ39および弾性変形可能なつめ40を備えている。ス
ペーサリング37は、組立体の軸方向に対向した方向に横
方向に延びるように構成されている。
ピン38は、円筒形に形成されかつ主ダンパプレート12
の開口部40内に係合されており、またすぺーさ39の自由
端緑は、支持円板23に面した主ダンパプレート12の面と
接触するようになっており、一方弾性変形可能なつめ40
は、予備ダンパプレート27がボス10のリブ13に装着され
る前にガイドリング28、28′および予備ダンパプレート
27と共に副組立体を構成するように、フックにより配列
されている。スペーサ39が一方においてガイドリング2
8,28′を心合せしかつ他方ガイドリング28,28′の周囲
に半径方向に延びるタブ39′を介してガイドリング28,2
8′に回転可能に連結されている。タブ39′は各々のス
ペーサ39と係合している。
予備ダンパプレート27は、その基部が大きく形成され
ておりかつガイドリング28,28′の間のスペーサを構成
している。
予備ダンパプレート27に対向した方向に面したガイド
リング28′の面と接触したスペーサリング37は、その弾
性変形可能なつめ40により、他方のガイドリング28にフ
ツクで留められそれにより予備ダンパ副立体を構成して
いる。スペーサリング37には、勿論、ばね19との干渉を
回避するために、貫通した開口部をもうけてある。
摩擦リング43がガイドリング15′あとスペーサリング
37との軸線方向に配置されていることに気付かれよう。
予備ダンパ装置20を収納するスペースを許容する曲り
くねった形状を有する主ダンパプレート12と、ガイドリ
ング15との間には、摩擦装置44が軸線方向に装着されて
いる。摩擦装置44は、この明細書では、便宜上、外側摩
擦装置と呼ぶことにし、かつ弾性変形可能である。
この外側摩擦装置44は、内側摩擦リング45および座金
48を備えている。
摩擦リング45は、ガイドリング15と共に回転するよう
に装着されかつ例えば前記ガイドリングの相補的な穴と
係合することにより該ガイドリング15と共に回転するよ
うになった出張り46により、ガイドリング15に対して心
合せされる。摩擦リング45は、主ダンパプレート12と接
触するようになっている。
この実施例では、ベルビル(Belleville)座金である
座金48は、摩擦リング45に負荷しかつ主ダンパプレート
12と種々のリングとの間に軸方向の弾性による圧力を発
生する作用をする。
この座金48は、さらに正確に述べると、ガイドリング
15を押圧しかつ摩擦リング45を主ダンパプレート12に向
かって軸方向に偏位しそれにより摩擦リング43および予
備ダンパ装置20を捕捉する作用を生じ、それにより主ダ
ンパプレート12を押圧するスペーサ39のために、ガイド
リング15′と主ダンパプレート12との間に環状スペーサ
装置を完全に構成している。
この明細書では内側摩擦装置と便宜上呼ぶさらに別の
弾性変形可能な摩擦装置49をボス10とガイドリング15と
の間に軸方向に介在させてある。
この摩擦装置49は、さらに詳細に述べると、ガイドリ
ング15とボス10の外周部のリブ13により形成された半径
方向に大きく形成された部分との間に挿入された内側摩
擦リング50および弾性要素52を備えている。
この内側摩擦リング50は、リブ13を形成する横方向の
面により形成された肩部と接触するようになっている。
この実施例ではベルビル座金である弾性要素52は、ガイ
ドリング15を押圧しかつ摩擦リング50を主ダンパプレー
ト12に向かって偏位し、それにより摩擦リング43および
予備ダンパ装置20をガイドリング15′と主ダンパプレー
ト12との間に保持される。
この実施例では、摩擦装置44,49がクラッチ機構に面
したねじりダンピング装置の側に配置されているが、こ
の構造は、特に摩擦リング43および予備ダンパ装置20の
作用により、クラッチ摩擦パッド24を担持した支持円板
23の良好な垂直度を維持する目的のために有利である。
そのうえ、弾性要素48により作用する力は、弾性要素52
により作用する力よりも大きく、摩擦装置44,49の各々
は、弾性装置18,19にそれぞれ適合するようになってい
る。
外側摩擦装置44がスペーサ16およびばね18の半径方向
に内方に配置されていることに気付かれるよう。内側摩
擦装置49については、この摩擦装置は外側摩擦装置44の
内部に共軸方向に収納されている。
2個の摩擦装置44,49の摩擦リングの間には、回転中
に前記摩擦リングを連結する目的のために、係合装置が
設けられている。
係合装置は、この実施例においては、摩擦リング50に
より担持されかつ摩擦リング45の内側のレベルにおいて
形成された相補的な凹部70内に係合した少なくとも1個
の半径方向の突起部60を備えている。この構造と逆の構
造も勿論可能である。
係合装置、すなわち、突起部60は、端緑に丸味をつけ
た四変形の側面を有しかつ半径方向のタブを形成してい
る。
摩擦リング45は、この実施例では1981年11月25日に発
行されたフランス特許第2494795号明細書に記載されて
いるように摩擦特性および機械抵抗の両方が得られるよ
うに選択されたプラスチック材料から製造され、かつ例
えば、ガラス繊維で強化したポリアミド6/6を使用する
ことができる。
摩擦リング45は、図示した実施例においては、環状に
形成さえかつその外周から半径方向に延びる3個の丸く
形成された部分61を有している。丸く形成された部分61
は、円周方向に配置されかつ相互120゜の角度に隔置さ
れている。
各々の丸く形成された部分61は、ガイドリング15の相
補的な穴47内に軸方向に係合するように装着された円形
の側面を有する前述した出張り47の軸方向に突出した部
分である。
これらの丸く形成部分61は、環状材料のバンド65を介
して相互に連結されている。
このバンド65は、その内側の軸方向の面を介して、ベ
ルビル座金48を心合せする中空ハウジングを形成してい
る。
その結果、摩擦リング50は、摩擦リング45に形成さえ
た3個の凹部70内に係合する3個の突起部、すなわち、
出張り60を有している。
これらの凹部70は、図から理解されるように、丸く形
成された部分61、したがって、出張り46の半径方向に内
方に配置されている。
摩擦リング50は、金属製でありかつその厚さは薄くか
つ摩擦リング45と完全に同一の横方向の平面内にかつ摩
擦リング45の半径方向に内方に配置されている。
ベルビル座金の型式の弾性要素52は、その外周部によ
りガイドリング15を押圧しかつその内周部により摩擦リ
ング50の基部およびボス10の領域において摩擦リング50
を押圧するように、ベルビル座金48の方向と反対の方向
に向けられている。この実施例においては、前記摩擦リ
ング50を心合せするのは、ボス10それ自体である。
ガイドリング15とボス10の肩部51との間に構成部分が
軸方向に押し込められることを軽減することができるこ
とは、理解されよう。この目的のために、ガイドリング
15の内周部には、主ダンパプレート12の作動部分に対し
て該主ダンパプレートに向かって軸方向に偏位した横方
向の部分71を備えている。ベルビル座金52が押圧するの
は、この横方向の部分71である。
ガイドリング15はガイドリング15′と同一構造である
ので、この部分71は軸方向フランジ36に相当する。
本発明によれば、リング部材33は、少なくとも2個の
部分80,90、すなわち、半径方向に弾性変形可能な内側
部分80と、内側部分80と比較して比較的に剛性である第
2部分90とを備えている。前記第2部分90は、リング部
材33を主ダンパプレート12に対して心合せする心合せ装
置38,41を備えかつガイドリング15′に対して回転可能
に装着されている。
この実施例においては、内側部分80および第2部分90
が別個に構成され、かつ前記第2部分90は、例えばガラ
ス繊維で強化されたポリアミド6/6のような強化成形プ
ラスチック材料から製造されているために比較的に剛性
である。
この第2部分90は、その外側部分がガイドリング15′
の軸方向フランジ36と接触ししかもガイドリング15′に
確実に固定されないで軸方向に延び、かつスペーサリン
グ37と一体に構成されている。第2部分90を主ダンパプ
レート12に対して心合せしかつ第2部分90と主ダンパプ
レート12とも一緒に回転するように連結するのは、心合
せピン38である。
この実施例においては、第2部分90は扁平であり、そ
してこの共通の回転は遊動を伴わないで起こり、一方前
記第2部分90は、以下に説明するようにガイドリング1
5′に対して回転可能に装着されている。
2個の心合せピン38は、図から理解されように、各々
の軸方向スペーサ部分39と組み合わされている。軸方向
スペーサ部分の中央部は、弾性変形可能なつめ40を収納
するための間隙を形成するために途切れている。
これらの心合せピン38は、スペーサ部分39の円周方向
端縁に配置されている。この実施例においては、スペー
サリング37は、相互に円周方向に120゜の角度に規則正
しく隔置された3個のスペーサ部分39を有し、したがっ
て、3個のつめ40および6個のピン38を有している。主
ダンパプレート12の相当した開口部41の側面と接触する
のがピン38の外側部分であることに気付かれよう。実際
問題として、ピン38の内側部分は、ガイドリング28の外
周縁と接触させかつガイドリング28に対して心合せする
ために二番取りされている。
第2部分90の内側で軸線方向に延びる内側部分80は、
内側突起部81および外側突起部82を備えている。突起部
81,82の各々は、少なくとも2個の別個の突出した係合
領域に分割されている。突起部81,82は、スペーサリン
グ84から完全に軸方向に偏位して配置されかつスペーサ
リング84と一体に構成された共通の王冠形リングに形成
されている。
内側係合領域85は、軸線に向かって半径方向に内方に
延び、一方外側係合領域86は、半径方向に外方に延びて
いる。
内側突起部81の係合領域85は、外側突起部82の係合領
域86に対して円周方向に偏位するように形成されてい
る。
この実施例においては、各々の内側突起部81または外
側突起部82の係合領域85,86は、120゜の角度において2
個で1組をなして設けられており、かつ一方の突起部の
各々の係合領域は、それと組み合わされた前記突起部の
他方の2個の係合領域から円周方向に等距離に配置され
ている。
これらの構造に構成した結果、リング部材33は、半径
方向に変形可能であり、かつボス10に対して隙間を保た
ないで小さい力で係することができる寸法に形成される
ことが好ましく、その弾性変形によりこのような係合を
有利に可能にしている。
このような内側部分80は、これらの外側係合領域86に
より、第2部分90の内側ブッシュ部分92と十分に接触し
かつそれにより比較的に剛性になっている。
内側部分80のスペーサリング84が前記第1部分を軸方
向に移動不能にするように、組立後、主ダンパプレート
12のリブ13の端部とスペーサリング37との間に軸方向に
挿入されていることに気付かれよう。そのうえ、このス
ペーサリング84には、内側部分80を半径方向に変形可能
にするために、内側部分80の2個の係合領域86の間に円
周方向にスロットが形成されている。このねじりダンピ
ング装置は、以下に記載したように作動する。
1.ばね19に抗して主ダンパプレート12とボス10とが相対
運動する間、そのときの状況は、主ダンパプレート12が
あたかもガイドリング15,15′と共に回転可能であるよ
うに見えることである。この目的のために、ばね18およ
び19のこわさの差異を考慮してガイドリング15,15′を
主ダンパプレート12と合体して変位させるように、ばね
18のあるものは、主ダンパプレート12の貫通開口部17′
およびガイドリング15,15′の相応した貫通開口部17内
に隙間なく装着される。
この段階中、ボス10の肩部51と、摩擦リング45の凹部
70と係合する突起部60によりガイドリング15と回転可能
に連結された金属製摩擦リング50との間に摩擦が発生す
る。
この段階は、ボス10のリブ13と、主ダンパプレート12
のリブ14との間の隙間がなくなるまで継続する。
ピン38を介して主ダンパプレート12と共に回転可能な
予備ダンパのガイドリング28,28′と、予備ダンパのダ
ンパプレート27との間に相対移動が起こることに気付か
れよう。
前記ガイドリング28,28′と予備ダンパプレート27の
厚く形成された部分の間に摩擦が発生する。この摩擦
は、肩部31とガイドリング28との間に挿入された波形リ
ングにより弾性により惹き起こされる。
この段階中、リング部材の第2部分90が主ダンパプレ
ート12およびガイドリング15,15′と合体して変位させ
られかつ第1部分80の内側突起部85とボス10の円筒形部
分34との間または内側部分80の突起部86と第2部分の内
側穴92との間に摩擦が起こり、前記第2部分の外側部分
が作用しないことに気付かれよう。
2.リブ13とリブ14との間に隙間がなくなった後、主ダン
パプレート12は、ボス10と一体に回転可能になり、かつ
ばね19はそのときの状態で圧縮されたままに保たれる。
それと対比して、ガイドリング15,15′は、ばね18が作
用状態になったために、主ダンパプレート12に対して移
動可能になる。その後、主ダンパプレート12とガイドリ
ング15と回転するように連結された摩擦リング45の面64
との間に摩擦が発生する。また、摩擦リング50が摩擦リ
ング45を介して相互に回転するように連結されているた
めに、摩擦リング50がボス10の肩部51と摩擦係合するこ
とにも気付かれよう。
したがって、第2段階中、主ダンパプレート1がボス
10に回転連結されかつピン38を介してリング部材33が主
ダンパプレート12に回転連且つされているために、ガイ
ドリング15′の軸方向部分36と摩擦係合するのは、リン
グ部材の第2部分90の外側突起部であり、第2部分は作
用しなくなる。
以上の説明から明らかであるように、第2部分90はガ
イドリング15′に対して回転可能であり、さらに正確に
述べると、第2段階中にその軸方向フランジ36に対して
回転可能であるように装着されている。そのうえ、この
第2段階中、主ダンパプレート12は、ボス10に対して半
径方向と全く同様に円周方向に配置されている。これに
ついては、第1図を再び参照されたい。第1図から、主
ダンパプレートおよびボスの両者の斜めの歯元の面の接
触により主ダンパプレートの良好な半径方向の位置決め
が得られるように、リブ13および14が台形の側面を有す
る歯を備えていることが理解されよう。リング部材33を
相互に別個の二部分に製造することにより、これらの二
つの部分を別の材料で製造することができることは、理
解されよう。
内側部分80の弾性変形は、第1部分80を主ダンパプレ
ート12から最も遠く配置された端部において肩部を有す
ることができる第2部分90の内側部と結合してそれによ
り内側部分80が該肩部上に通された後に前記肩部とボス
10のリブ13の半径方向に延びた部分との間で軸線方向に
移動不可能になるようにする場合に利用することができ
る。
本発明は、勿論、図示した実施例に限定されるもので
はなく、すべての実施可能な変型を含有するものであ
る。本発明は、特に、フランス特許出願第2560329号明
細書に述べられているように、小さいこわさを有する弾
性装置がボスとダンパプレートとの間の変位領域に配置
された場合に適用可能である。
その場合には、リング部材33に連結されたスペーサリ
ング37は、スペーサとしての機能のみをはたす。
リング部材33の内側部分80は、その第2部分90と一体
に構成することができ、かつリング部材33の第2部分90
は、半径方向に弾性変形可能でありかつ内側部分80のこ
わさよりも大きいこわさを有する部分を備えることがで
きる。また、この内側部分80は、傾斜しかつ基台部が前
記第1部分の内側突起部を形成する複数の弾性変形可能
な小さいタングから形成することができる。
主ダンパプレート12に対する第2部分90の心合せは、
摩擦リング50,45の間の心合せと同様な態様で実施する
ことができ、すなわち、スペーサリング37は主ダンパプ
レート12に回転可能に連結されかつ該主ダンパプレート
に心合せしたリングの開口部内に隙間を保ちまたは保た
ないで係合されたタブ39′を備えることができる。主ダ
ンパプレート12は、勿論、その外周のスペーサリング37
に形成された相応した凹部内に係合されたピン38を有す
ることができる。
リング部材33が例えば主ダンパプレート12の楕円形の
円周方向の開口部内に係合されたピンにより主ダンパプ
レート12に対して回転するように連結されたときに、第
2部分90の外側突起部とガイドリング15′の軸方向フラ
ンジ部分との間に摩擦作用が生ずる前に、リング部材33
がピン38と主ダンパプレート12の開口部の端縁の一方と
の間に摩擦を生ずることに気付かれよう。主ダンパプレ
ート12と第2部分90とが相互に回転するように係合され
た後、ピンによる摩擦が作用しなくなる。
図示した実施例の場合のように、リング部材の2個の
部分が別個に構成されている場合には、前記2個の部分
を一緒に回転させるための結合は、例えば、スペーサリ
ング37上に設けられかつ内側部分80のスペーサリング84
の開口部内に係合されたピン38の助けにより行うことが
できる。
最後に、摩擦リング50上のリング56の作用領域を所望
の態様でボス10の外周と極めて近接し、したがってリン
グ部材33と極めて近接して配置することができるため
に、内側摩擦装置44を正確に作用させることができるの
で、係合装置60,70を介しての摩擦装置44,49の配置も本
発明によるリング部材33と良好に適合することに気付か
れよう。
リング50および52がボス10に装着される場合の隙間
は、必要であれば、リング部材33に干渉が生じないこと
を保証するために増大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は摩擦パッドを省略した本発明によるねじりダン
ピング装置の所定部分を局部的に切り欠いて示した立面
図、 第2図は第1図を破線II−IIに沿って裁ったねじりダン
ピング装置の断面図、 第3図はスペーサ装置を示した軸方向の部分断面図、 第4図は第2図において破線で示した長方形により囲ま
れた部分をより大きい縮尺で示した図、 第5図は本発明による弾性リング部材の第2部分を示し
た部分斜視図、 第6図は本発明による弾性リング部材の第1部分の部分
立面図である。 A,B,C……共軸部分、10……ボス、12……主ダンパプレ
ート、15,15′……回転可能な要素、18……ばね、33…
…リング部材、38……心合せピン、41……開口部、80…
…第1部分、84……スペーサリング、90……第2部分。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 11/00 - 23/14 F16F 15/12 F16F 15/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組をなして装着されかつ弾性装置の偏倚作
    用に抗して所定の角変位範囲の限度以内で相互に回転可
    能である少なくとも3個の共軸部分を備えた特に自動車
    用円板型摩擦クラッチ用のねじりダンピング装置におい
    て、前記3個の共軸部分がボスを備えた第1共軸部分
    と、主ダンパプレートを備えかつ該主ダンパプレートと
    前記ボスの間に相対回転変位装置を有する第2共軸部分
    と、前記ボスを囲繞ししかも前記ボスと連結されていな
    い環状部材をボスの軸方向に対して半径方向に構成する
    少なくとも1個の回転可能な要素を備えた第3共軸部分
    であり、前記ねじりダンピング装置はさらに前記回転可
    能な要素と前記ボスとの間に半径方向に介在させた弾性
    リング部材を備え、該リング部材は少なくとも2個の部
    分を備え、前記2個の部分の第1リング部材部分は半径
    方向に弾性変形可能であり、且つ第2リング部材部分は
    前記第1リング部材部分より剛性度が大きく、前記第2
    リング部材部分が前記主ダンパプレートに対して前記リ
    ング部材を心合せする心合せ装置を備えかつ前記回転可
    能な要素に対して回転可能に装着されたねじりダンピン
    グ装置。
  2. 【請求項2】前記第2リング部材部分が剛体であり、か
    つ前記第2リング部材部分に対して固定されかつ装置の
    軸方向に対して半径方向に伸びるスペーサリングにより
    前記主ダンパプレートに対して心合せされた請求項1記
    載のねじりダンピング装置。
  3. 【請求項3】前記スペーサリングが前記主ダンパプレー
    トに対して心合せするために前記主ダンパプレートの開
    口部分に係合された軸方向に伸びる心合せピンを担持し
    た請求項2記載のねじりダンピング装置。
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