JPH09212564A - 自動物品貸出管理システム - Google Patents

自動物品貸出管理システム

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JPH09212564A
JPH09212564A JP1687696A JP1687696A JPH09212564A JP H09212564 A JPH09212564 A JP H09212564A JP 1687696 A JP1687696 A JP 1687696A JP 1687696 A JP1687696 A JP 1687696A JP H09212564 A JPH09212564 A JP H09212564A
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俊一 大原
Yasuhiro Nemoto
泰弘 根本
Masao Okayama
正男 岡山
Junichi Oizumi
純一 大泉
Ikuo Takeuchi
郁雄 竹内
Riyouko Satou
亮子 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の不正持ち出しを防止し、貸出や返却の
自動化を実現する。 【解決手段】 貸出物品である書籍10に情報キャリア
11を付着し、境界付近に複数の物品貸し出し装置1を
配置する。貸出時には、顧客が投入口2へ書籍10とI
Dカード40を入れると、情報キャリア11とIDカー
ド40が読み取られて貸し出し処理が行われ、顧客は場
外に配置された取出口3から当該書籍10を取り出す。
他方、返却時には、この逆の過程を辿る。上記以外の書
籍10の不正持ち出しは、書籍10に付着した情報キャ
リア11のタグ(無線タグ)44をタグ検知手段67で
検知して防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、図書館や
レンタルビデオ店等の、いわゆる物品の貸し出しを行う
業務において、貸し出し物品の不正持ち出しを防止し、
さらには、貸し出し処理の省力化を図ることの可能な自
動物品貸出管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図書館やレンタルビデオ店等の、いわゆ
る物品の貸し出しを行う業務においては、貸し出し物品
である書籍やビデオカセットの不正な持ち出しを防止
し、貸し出し物品の貸出期限の管理を行って貸出期限の
超過の防止を図り、さらには、貸出期限を超過した場合
には顧客に連絡して返却を求めるなどの、いわゆる貸し
出し物品の物品搬出入管理を行う必要がある。かかる物
品の貸し出しを行う図書館やレンタルビデオ店等では、
通常、貸し出しを行うための館員あるいは店員により、
貸し出しのための窓口業務を行っており、そのため、業
務時間に制限があった。
【0003】また、従来、このような物品の貸し出し業
務を自動化するため、例えば、特開平6−149831
号公報などにも記載のように、ディスプレイ表示による
貸し出し案内と、貸し出し品を搬送してその情報を自動
的に読み取る装置から構成された自動図書貸出・返却シ
ステムが既に提案され、知られている。これによれば、
図書の貸出・返却処理の操作を図書館の利用者自身が行
うことが出来るため、窓口担当者の負担の軽減や不在時
における処理を可能にし、長時間のサービス待ちや処理
ミスを減少し、さらには、人手不足の対策など、窓口業
務の効率化やサービスの向上に効果がある。
【0004】しかしながら、上記の従来技術になる自動
図書貸出・返却システムでは、図書館の利用者による書
籍の不正持ち出し防止に関しては、何等の考慮もされて
いなかった。図書館、レンタルビデオ店など、さらに
は、商店など、不特定多数の顧客に対する貸し出し手続
きや販売の自動化では、特に、顧客による不正防止が最
重要課題であり、この課題を解決しなければ、実際の自
動化は難しい。
【0005】ところで、商店などにおける顧客による商
品の不正持ち出しの防止に関しては、例えば、コンデン
サとスパイラルコイルからなる無線タグを用いる方法が
既に実用化されている。この方法によれば、上記の無線
タグを商品に張り付け、その商品を不正に店外に持ち出
そうとすると、商店の出入口に配置された検出器が反応
し、警告を発するというものである。一方、正当に支払
いを行った場合には、前記タグを、店員によって取り外
し、あるいは、その回路を破壊することでタグを不活性
化し、出入口を警告なしに通過することを可能にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術になるシステムを、図書館やレンタルビデオ店
等の物品の貸し出しを行う業務や店舗において用いる場
合、通常、その貸し出しの対象となる物品は、繰り返し
貸し出されるため、この貸し出し物品が返却される度に
新たなタグを取り付けなくてはならないという不便があ
った。
【0007】このように、従来技術では、特に、図書館
やレンタルビデオ店等の物品の貸し出しを行う業種で
は、簡略な不正防止システムを構築することができず、
そのため、物品の貸し出し業務の自動化を促進すること
が困難になっていた。
【0008】そこで、本発明では、上記の従来技術にお
ける問題点に鑑み、簡略なタグを貸し出し用の物品上に
付着するだけで、物品の不正持ち出し防止の実現と、さ
らには、それによる貸し出し業務の自動的な運用を可能
にするための自動物品貸出管理システムを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部から遮蔽
されたエリア内に収納され、少なくとも無線タグと識別
用の識別情報とを有するキャリアを付加された貸出物品
の貸出管理を行うための自動物品貸出管理システムであ
って、前記エリアの内側と外側とを結ぶ通路と、貸出物
品の貸出情報を管理するための管理テーブルと、貸出物
品及び利用者のIDカードを投入するために前記エリア
の内側に取り付けられた内側投入口と、前記識別情報と
IDカードに格納された利用者情報とを読み取るための
読み取り手段と、前記内側投入口から投入された貸出物
品及びIDカードを読み取り手段へ搬送し、更に読み取
り終了後のIDカードを前記エリアの外側へ搬送するた
めの搬送手段と、前記読み取り手段で読み取られた識別
情報及び利用者情報の前記管理テーブルへの登録と前記
搬送手段の動作制御を行うための第1の制御手段とを備
えたところの、前記通路の途中に設置された物品貸出装
置と、前記通路に設置され、前記物品貸出装置を通さず
に貸出物品が前記通路を通過したとき、当該貸出物品に
付加された無線タグを検出して警告を発するためのタグ
検出手段と、を有することを特徴とする自動物品貸出管
理システムを開示する。
【0010】また、本発明は、貸出物品及び利用者のI
Dカードを投入するために前記エリアの外側に取り付け
られた外側投入口と、前記搬送手段が前記外側投入口か
ら投入された貸出物品及びIDカードを前記読み取り手
段へ搬送してその読み取り終了後の貸出物品及びIDカ
ードを前記エリアの内側へ搬送し、更に前記読み取り手
段で読み取られた識別情報及び利用者情報に対応する前
記管理テーブル上の登録を抹消するための第2の制御手
段と、を前記物品貸出装置に付加したことを特徴とする
自動物品貸出管理システムを開示する。
【0011】また、本発明は、前記内側投入口または外
側投入口へ投入された貸出物品の特徴量を計測するため
の特徴量計測手段と、該手段により計測された特徴量と
当該貸出物品のキャリアまたは前記管理テーブルに格納
された当該貸出物品の特徴量とが所定値を越えて異なっ
ている不一致状態にあるときには、当該貸出物品の前記
管理テーブルへの登録もしくは前記管理テーブルからの
抹消を行わずに、当該貸出物品を投入された側へ戻すよ
うに制御するための第3の制御手段と、を前記物品貸出
装置に付加したことを特徴とする自動物品貸出管理シス
テムを開示する。
【0012】また、本発明は、前記特徴量の計測値と格
納された値との不一致状態が続けて所定回数発生したと
きに警報を発するための第1の警報手段を前記物品貸出
装置に付加したことを特徴とする自動物品貸出管理シス
テムを開示する。
【0013】また、本発明は、前記特徴量計測手段が、
貸出物品の高さまたは重量を特徴量として計測すること
を特徴とする自動物品貸出管理システムを開示する。
【0014】また、本発明は、前記読み取り手段による
前記識別情報の読みとりが成功しなかったときに、当該
貸出物品を投入された側へ戻すように制御するための第
4の制御手段を前記物品貸出装置に付加したことを特徴
とする自動物品貸出管理システムを開示する。
【0015】また、本発明は、貸出物品が投入された側
へ戻されたときに、利用者に操作指示を表示するための
表示手段と、利用者が前記表示手段の表示を見て必要な
ときに入力を行うための操作入力手段とを、前記物品貸
出装置に付加したことを特徴とする自動物品貸出管理シ
ステムを開示する。
【0016】また、本発明は、前記読み取り手段により
読み取られた識別情報の前記管理テーブルへの登録時
に、当該貸出物品を表す名称及び貸出期間を前記IDカ
ードに設けられた表示部に記入し、更に前記貸出期間を
当該貸出物品のキャリアに設けられた表示部に記入する
ための書き込み手段を前記物品貸出装置に付加したこと
を特徴とする自動物品貸出管理システムを開示する。
【0017】また、本発明は、当該貸出物品の返却時の
前記識別情報及び利用者情報に対応する登録を前記管理
テーブルから抹消するときに、前記IDカード及び貸出
物品のキャリア表示部に記入された情報を消去するため
の消去手段を、前記物品貸出装置に付加したことを特徴
とする自動物品貸出管理システムを開示する。
【0018】また、本発明は、前記通路を複数個設け、
その各々に前記物品貸出装置及び前記タグ検出手段を設
置したことを特徴とする自動物品貸出管理システムを開
示する。
【0019】また、本発明は、前記通路を複数個設け、
その一部に前記物品貸出装置及び前記タグ検出手段を設
置し、他の通路には前記タグ検出手段と該手段により前
記無線タグの通過が検出されたときに警報を発するため
の第2の警報手段とを設置したことを特徴とする自動物
品貸出管理システムを開示する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の詳細
について、添付の図面を参照ながら説明する。まず、図
1には、例えば図書館など、書籍を含む貸出物品を所定
の領域(図書館)から搬出(貸出)あるいは搬入(返
却)するのを管理するための、本発明になる自動物品貸
出管理システムが示されている。この図において、符号
200は、図書館の内部領域、すなわち、場内を示して
おり、また、符号201は、図書館の外部領域、すなわ
ち、場外を示しており、物品搬出入管理システムであ
る、いわゆる、自動図書貸し出しシステムは、図書(書
籍)の貸し出しと返却処理作業を行うものである。
【0021】ところで、この図書館の内部領域(場内
側)200と外部領域(場外側)201とを区画する境
界は、この図からも明らかなように、パーティション6
8で仕切られており、図書館の利用者(顧客)を含めた
人間の場内外への出入りは、パーティション68の一部
に設けられた物品貸し出し装置1の側通路69、あるい
は、一般出入口66を通じて行われる。すなわち、借用
者100は、物品貸し出し装置1によりセルフサービス
で貸し出し処理を行い、その後、後にも説明する物品貸
し出し装置1のゲートを通り、その側路である側通路6
9より場外へ出る。一方、返却者101は、やはり、物
品貸し出し装置1によりセルフサービスで返却処理を行
い、同様に、ゲートを通ってその側路である側通路69
より館内に入る。
【0022】なお、書籍の借用を行わない一般者102
は、一般出入口66より出入りすることとなるが、その
際、この一般出入口66から書籍を不正に持ち出そうと
すると、後に詳細に説明するが、書籍10に付着した情
報キャリア11の無線タグ44を、出入口66に設けた
タグ検知手段67が検知し、これにより警告を発する。
また、物品貸し出し装置1にも、同様にタグ検知手段6
7を配置しており、これにより、借用者100が物品貸
出装置1を通さず、書籍を側通路69を通って不正に持
ち出すことを検知して警告を発するように構成され、こ
うして貸出物品不正搬出防止が図られている。なお、こ
れらの複数の物品貸し出し装置1は、図示されていない
回線を通じて、後に説明する主制御部61に接続されて
いる。
【0023】次に、図2は、上記物品貸し出し装置1の
詳細構造を示す斜視図である。この物品貸し出し装置1
は、図にも示すように、図書館の内部領域(場内側)2
00と外部領域(場外側)201とを区画する境界21
0付近に配置される。なお、この物品貸し出し装置1
は、顧客が自ら操作する自動装置である。例えば、顧客
が書籍の貸し出しを希望する場合、貸し出しを希望する
物品である書籍10を、物品貸し出し装置1の場内側の
投入口2から装置内に投入する。そして、この投入され
た書籍10は、装置内で、無端ベルトで構成された搬送
ベルト9の働きにより、図中の矢印a方向に搬送され、
もって、装置の場外側の受け取り口3に至る。
【0024】また、この物品貸し出し装置1は、上記搬
送ベルト9の上方に読み取り部4を備えており、この読
み取り部4は、投入口2と受け取り口3との間にあっ
て、投入された書籍10に備え付けられた(例えば、そ
の表面上に付着された)情報キャリア11の情報を読み
取るための、いわゆる、読み取り手段を有しており、こ
れにより、搬送ベルト9上に搬送されてきた書籍10に
関する情報を読み取る。そして、この物品貸し出し装置
1は、その読み取った情報に応じて、その表示手段5を
介して貸し出し処理手順を顧客に提示し、顧客は、この
指示に従い、貸し出し操作を行うこととなる。なお、こ
の表示手段5は、例えばCRTあるいは液晶パネルによ
り構成され、その表示画面上には、例えばタッチパネル
が配置され、顧客は、この表示手段5の表示画面上に表
示された図表等を直接指示する事で、その操作を行うこ
とが出来るようになっている。
【0025】次に、この物品貸し出し装置1のゲートA
7は、上記投入口2と受け取り口3との間にあって、そ
の開閉動作により側通路69を通る人間の往来を制限
し、かつ、貸し出し物品である書籍の不正な持ち出し、
例えば、貸し出し手続きを行わずに持ち出すことなどを
防ぐ。例えば、顧客がIDカード40を、物品貸し出し
装置1のカード投入口6に投入すると、そのIDカード
40の顧客情報が、装置1に読み取られる。その結果、
顧客情報やその操作に不正がなければ、ゲートA7が図
示の状態から矢印bで示す方向に閉じ、側通路69を開
く。そして、物品貸し出し装置1の投入口2へ投入され
た書籍10は受け取り口3へ搬送されると共に、投入さ
れたIDカード40も、装置1の受け取り口3側のカー
ド排出口6’から排出される。これにより、顧客はゲー
ト部を通過して場外に出、自己のIDカード40と貸し
出しを希望する書籍10とを受け取る。
【0026】なお、上記の物品貸し出し装置1は、その
方向を逆に配置することにより貸し出し物品の返却装置
とすることも可能であるが、ここでは、同じ装置を利用
して、これを書籍の返却処理に使用することも可能とし
ている。すなわち、上記の物品貸し出し装置1におい
て、返却操作時には、装置1のゲートA7を閉じてお
き、一方、他のゲートB8を図中の矢印c方向に開いて
側通路69を遮断し、もって、場外からの人間の不正な
入場を防ぐ。そして、顧客は、返却する書籍10を、装
置1の場外側の受け取り口3から投入し、さらに、ID
カード40を装置1のカード排出口6’に投入する。こ
れにより、場外側の表示装置5’上には返却操作法が表
示され、この表示に従って顧客が返却操作を済ませる
と、この装置1の搬送ベルト9は投入した書籍10を場
内側の投入口2へ搬送する。そして、物品貸し出し装置
1のゲートB8を閉じてその側通路69を通過可能に
し、上記の返却処理を済ませた顧客は場内に進み、装置
1の投入口2から返却する書籍を取り出し、かつカード
投入口6からIDカードを取り出す。そして書籍の配置
されていた書棚等に戻すこととなる。
【0027】続いて、図3は、上記自動図書貸し出しシ
ステムにおいて用いられるIDカード40の構成が示さ
れている。図からも明らかなように、例えば合成樹脂製
の板状のカードの一方の表面に、「○○図書カード」な
どの印刷を行い、さらに、そのIDカード40の所有者
に関する情報は、例えば、カードの他の面(裏面)上に
配置された磁性体に磁気情報として記入されるか、ある
いは、カードに搭載されたICメモリの記憶領域に記載
される。そして、この自動図書貸し出しシステムにおい
て用いられるIDカード40では、さらに、その一方の
面(本例では表面)には、加熱による書き込み及び加熱
による消去可能な、可逆性感熱材料で構成された表示エ
リア41が設けられている。
【0028】なお、このIDカード40は、上記物品貸
し出し装置1のカード投入口6に投入されると、装置1
内をその排出口6’へ搬送されるが、このIDカード4
0が搬送される途中で、その磁性体やICメモリなどに
記憶された情報が装置1によって読み出されて入力され
る。また、このIDカード40が、装置1のカード投入
口6に投入された後、その排出口6’に排出される間
に、その表示エリア41上には、必要な情報、例えば、
図示のように、借用する書籍のタイトルと返却期限等
が、加熱により記載される。このように、顧客である図
書利用者が保有するIDカード40に、書き込み及び消
去が可能な表示エリア41を設け、これに貸し出し業務
に必要な情報を書き込むことが出来るようにしたことに
より、顧客が借りた書籍の返却期限を忘れて書籍の返却
が遅れることを未然に防止することが可能になるなどの
効果を得ることができる。なお、書籍の返却時には、I
Dカード40の表示エリア41上の情報は、再加熱によ
り消去されるため、このIDカード40は何回でも使用
可能である。
【0029】なお、一人の利用者がすでに書籍を借りて
いて、その上に更に別の書籍を借用したときや、借用中
の複数の書籍の内の一部のみを返却するときなどは、表
示エリア41の表示をすべて消去し、後述する主制御部
61(図6)から借用または返却処理を行った後になお
当該利用者が借用中の書籍データを取りだし、それを改
めて書き込むようにする。
【0030】さらに、図4には、上記自動図書貸し出し
システムで用いられる貸出物品管理用キャリアであっ
て、例えば、書籍の表紙上に付着して使用する情報キャ
リア11が示されている。この情報キャリア11はシー
ル状であり、その裏側には接着材が施されており、これ
により、書籍10上に張り付けられるようになってい
る。また、この情報キャリア11の表面上には、例えば
書籍を特定するための書籍情報が書籍IDとして、数字
や文字などにより表示されると共に、バーコード42に
より記載されている。また、この情報キャリア11に
は、やはり、上記図3に示したIDカード40の表示エ
リア41と同様に、加熱による書き込み及び加熱による
消去可能な可逆性感熱材料で構成された表示エリア43
が、さらには、書籍の不正持ち出しを検出するためのタ
グ(無線タグ)44が設けられている。なお、上記の表
示エリア43には、後に詳細に説明するが、上記物品貸
し出し装置1による貸し出し処理時に、返却期間などの
情報が加熱により記録される。
【0031】また、上記のタグ44は、例えば、コンデ
ンサ、スパイラルコイル等から構成される、いわゆる、
無線タグであり、このように、一般出入口66や側通路
69に設けられるタグ検知手段67により、非接触でタ
グ44の存在が検出可能なものが用いられることが好ま
しい。このようなコンデンサ、スパイラルコイル等から
構成される無線タグ44は、構成が簡略で安価であり、
また、紙や樹脂等のシート上に金属泊などにより構成す
ることが可能であるため、非常に薄く形成することがで
きる。このことにより、上記シート状の情報キャリア1
1上に形成しても、その厚さを増すことなく、特に、書
籍等の上に張り付けても、物品の収納性を阻害すること
がないという長所がある。そして、既に説明したよう
に、物品貸し出し装置1における投入口2と受け取り口
3との間の物品の搬送通路以外の出入口、すなわち、一
般出入口66や側通路69には、上記タグ44を検出す
るタグ検出手段67が配置されており、これにより、物
品貸し出し装置1以外からの物品(書籍)の不正な持ち
出しを検出し、これを検出した場合には、図示しない警
報器などにより警告を与えるようにする。それにより、
書籍など貸し出し物品の不正な持ち出しを防止する。
【0032】なお、上記の情報キャリア11の例では、
その書籍情報はバーコードにより記載されるものとした
が、これのみに限定されることなく、その他、例えば、
二次元コードなどを用いても同様の効果を得ることがで
きる。
【0033】さらに、上記の例では、そのIDカード4
0の表示エリア41、及び、情報キャリア11の表示エ
リア43は、可逆性感熱材料を用いて書き込み及び消去
可能なものとして説明したが、本発明では、かかる材料
だけに限定されるものではなく、これに代えて、通常の
感熱材料を使用することも可能である。ただし、通常の
感熱材料を使用した場合には、借用を繰り返すうちにそ
の表示エリアが不足四てくるから、この表示エリアに記
載する文字の表示サイズを小さくするとともに、この表
示エリアのみを貼り替え可能な感熱紙で構成するなどの
対策を行う必要がある。
【0034】続いて、上記に説明した物品貸し出し装置
1の読み取り部4の内部構成が、添付の図5に示されて
いる。なお、この図において、搬送ベルト9の上には、
その表紙に情報キャリア11が付着された書籍10が、
図中の矢印dあるいはeの方向へ搬送されている。図5
において、書籍の貸し出し処理時には、搬送ベルト9
は、図中の矢印dで示す方向に書籍10を搬送する。一
方、上記図2に示した投入口2から投入された書籍10
は、その投入口2側(すなわち、図の左側)において、
搬送ベルト9の両端に対向して設けられた第1の高さ検
知手段20、21により、搬送ベルト9表面からの高さ
を計測される。また、この第1の高さ検知手段20、2
1は、書籍の高さを検出するだけではなく、その出力に
より、書籍10の投入をも検知することとなる。なお、
この投入側の第1の高さ検知手段は、その一方の高さ検
知手段20では、例えば発光ダイオード等の発光素子を
複数個、縦方向に直線上に並べて配置し、他方の高さ検
知手段21では、受光トランジスタや受光ダイオードな
どの受光素子が複数個、同様に、縦方向に直線上に並べ
られて配置されて構成されている。かかる構成の第1の
高さ検知手段20、21では、検出される書籍10の高
さやその投入は、一方の高さ検知手段20から出射され
た光が遮られた位置から検出され測定されることとな
る。
【0035】また、物品貸し出し装置1の読み取り部4
では、投入口2側(図の左側)には第1のビデオカメラ
22が設けられており、このビデオカメラ22は搬送ベ
ルト9上方に配置され、投入された書籍10を上から撮
影する。この第1のビデオカメラ22により撮影された
画像から、後に説明する制御部が画像処理を行い、投入
された書籍10上に付着された情報キャリア11の位置
を検出する。この時、制御部は、情報キャリア11がバ
ーコードリーダ24側(すなわち、上方)を向いている
かどうかを検知し、向いていない場合には、情報キャリ
ア11のバーコードの読み取りが出来ないため、搬送ベ
ルト9を反転させ(すなわち、図の矢印e方向に搬送
し)、投入した書籍10を投入口2へ戻し、表示手段5
の表示画面などを介して、顧客に書籍10を搬送ベルト
9上に置く向きを変えて再投入するよう指示を与える。
【0036】このようにしてバーコードリーダー24が
書籍10上に付着された情報キャリア11のバーコード
42を読み取った後、次に、上記第1のビデオカメラ2
2により撮影された画像から得られた位置情報を基に、
レーザー記入機23は、書籍10の表紙に付着された情
報キャリア11上に、より具体的には、情報キャリア1
1の表示エリア43内に、例えば返却日等の情報をレー
ザーの熱で記入する。このレーザー記入機23は、例え
ば、レーザー光をミラーで反射し、そのミラーを動作さ
せることでレーザー光を走査し、文字等を形成するもの
により構成される。なお、上記のバーコードリーダー2
4は、複数走査を行うリーダーであり、情報キャリア1
1の位置が一定でなくとも読み取りが可能である。
【0037】さらに、物品貸し出し装置1の読み取り部
4には、書籍10上に付着された情報キャリア11に記
載された返却期限等の情報を加熱して消去する、いわゆ
る、ヒートローラ27がスイングアーム26に取り付け
られている。このスイングアーム26は、例えばモータ
等の回転駆動装置25によって回動可能とし、これによ
って、貸し出し時には、図のようにヒートローラー27
を上昇させ、書籍10の通過の妨げにならないようにし
ている。これに対し、書籍の返却時には、反対の受け取
り口3側(図の右側)に設けられた第2の高さ検知手段
20’、21’により、上記と同様にして、書籍10の
投入が検知され、これにより、搬送ベルト9が図中の矢
印eの方向に動作することとなり、さらに、この第2の
高さ検知手段20’、21’が搬送ベルト9上の書籍1
0の高さを測定する。その後、受け取り口3側の第2の
ビデオカメラ22’は、同様に、投入された書籍10に
付着された情報キャリア11が上方を向いているか確認
する。すなわち、上記と同様に、書籍10の情報キャリ
ア11が上方を向いていない(すなわち、搬送ベルト9
側にある)場合は、搬送ベルト9を逆転させ、書籍10
を受け取り口3へ戻し、表示手段5’の表示画面などを
介して、顧客に書籍10を搬送ベルト9上に置く向きを
変えて再投入するよう指示を与える。
【0038】上記の動作の後、情報キャリア11が正常
に上を向いている場合には、搬送ベルト9は書籍10を
そのまま矢印eの方向へ搬送し、先に第2の高さ検知手
段20’、21’により測定した書籍の高さに応じて、
上記回転駆動装置25によりスイングアーム26を矢印
f方向に回動し、これによりヒートローラ27を降下さ
せて、搬送ベルト9上を移動する書籍10の表面に付着
されている情報キャリア11上の表示エリア43を加熱
し、そこに記入されている情報を消去する。その後、さ
らに、バーコードリーダー24は上記情報キャリア11
上に表示されている書籍情報を読み取り、必要な返却処
理を行う。
【0039】なお、図5の読み取り部4では、バーコー
ドリーダを情報からそのリーダ24で読み取るものとし
たが、搬送ベルト9をポリエチレン・テレフタレート
(PET)等の透明樹脂で構成し、搬送面下方にもバー
コードリーダやビデオカメラを配置すれば、下方からの
バーコードリーダの読み取りも可能になり、処理効率が
向上するとともに、利用者にとってより使い易い装置と
することができる。
【0040】図6は、上記物品貸し出し装置1の内部回
路構成と、これに接続された主制御部61とを示すブロ
ック図である。なお、この図では、説明の簡単のため
に、1個の物品貸し出し装置1だけを示しているが、実
際には、この物品貸し出し装置1は複数台が主制御部6
1に接続されることとなる。この物品貸し出し装置1の
内部回路構成を説明すると、図からも明らかなように、
主に、各種の検知手段と駆動装置、そして、それらを制
御する制御部58とから構成されている。そして、この
制御部58はインターフェース57を介して、各種の検
知手段と駆動装置である、タッチパネル51、51’、
表示装置5、5’、モータードライバ56、高さ検知手
段20、20’、21、21’、バーコードリーダ2
4、レーザー記入機23、IDカードリーダ54、ID
カードライタ55、ビデオカメラ22、22’と接続さ
れ、さらに、この制御部58には、記憶装置59、そし
て、通信用インターフェース60等が接続されている。
【0041】上記の各種の検知手段と駆動装置のうち、
上記モータードライバー56は、搬送ベルト駆動モータ
52、スイングアーム駆動モータ25、ゲート開閉モー
タ53等を駆動する。また、上記の記憶装置59には、
動作プログラム、表示装置5に表示する画像データ等が
格納されている。さらに、上記の通信用インターフェー
ス60を介して、物品貸し出し装置1は主制御部61と
接続されている。そして、制御部58は、バーコードリ
ーダ24が読み取った情報を基に主制御部61に問い合
わせ、これにより書籍の情報を受け取り、あるいは、書
籍の貸し出しや返却の情報を主制御部61に送る。この
ことからも明らかなように、上記の主制御部61は、図
書館内に在庫されている全書籍の情報、及び、貸し出し
状況等を、一括して管理する。
【0042】続いて、図7は、上記の物品貸し出し装置
1の制御部58の動作を示すフローチャートであり、そ
の詳細について、以下に説明する。まず、動作状態にな
った装置は、その動作を開始し、装置に近づく顧客を検
知する。そして、顧客など人間が装置に近づくのを検知
する(ステップ101)と、当該人間の接近が場内側の
装置1の投入口2の側であれば、ゲートA7(図2を参
照)を開いて(ステップ102)、装置1の側通路を遮
る。その後、場内側の表示手段5に操作法を表示し(ス
テップ103)、顧客に操作法を指示する。この操作法
の指示に従い、顧客は、借り出したい書籍10を投入口
2に投入し(ステップ104)、カード投入口6に自己
の所有するIDカード40を投入する(ステップ10
5)。その後、装置1は、その高さ検知手段20、21
が書籍10の投入を検知すると(ステップ106)、搬
送ベルト9を作動し、書籍10を搬送する(ステップ1
07)。この時、同時に、高さ検知手段20、21が書
籍10の厚さ(すなわち、搬送ベルト9からの高さ)を
測定する(ステップ108)。その後、ビデオカメラ2
2は搬送ベルト9上の書籍10の画像を取り込み、上述
のように、その画像を処理する事により、書籍10の上
の情報キャリア11の位置を検出する(ステップ10
9)。この時、装置1は、情報キャリア11が読み取れ
るか否かを判断する(ステップ110)。
【0043】上記の判断の結果、情報キャリア11が読
み取れる(「YES」)場合には、情報キャリア11が
バーコードの読み取り位置に達したところで搬送ベルト
9を停止し(ステップ111)、そこでバーコードを読
み取る(ステップ112)。この時、バーコードが読み
取れたかどうかを判断する(ステップ113)。そし
て、読み取れた(「YES」)場合には、その読み取れ
たデータを主制御部61に送り、そこで書籍情報である
書籍データを基にデータ検索する(ステップ114)。
なお、この書籍データの中に、書籍10の厚さ(高さ)
のデータを加えておき、この書籍の厚さのデータを上記
のステップ108で計測した結果と比較し、その厚さ
(高さ)が正常か否かを判断する(ステップ115)。
そして、その値が記憶した厚さのデータから大幅に異な
る(「NO」)場合には、例えば、顧客が書籍10を他
の書籍と重ねて投入する等の誤った処理あるいは不正な
行為が考えられるため、後にも再び説明するが、装置1
は顧客に処理のやり直しを指示する。なお、正常であっ
た(「YES」)場合には、投入された書籍のデータを
表示し(ステップ116)、さらに、借用内容が正しい
か否か、すなわち、内容がOKであることの判断を顧客
に仰ぐ(ステップ117)。なお、上記では、書籍の特
徴量である厚さを主制御部に格納しておくものとしてい
るが、これをキャリアのバーコードに記入しておいて、
読み取るようにすることもできる。
【0044】ステップ117の判断で、顧客が「YE
S」の回答をしたときは、装置1は、書籍10の表面に
付着されている情報キャリア11の表示エリア41、そ
して、投入されたIDカード40の表示エリア43に返
却期限等の情報を記入する(ステップ118)。この情
報の記入が終了した後、装置1は搬送ベルト9を動作さ
せて書籍10を場外側の受け取り口3へ搬送し(ステッ
プ119)、また、IDカード40を搬送して場外側の
カード排出口6’から当該IDカード40を突出させ、
その後、ゲートA7を閉じ(ステップ120)、側通路
69を開いて顧客の通過を促す。これにより、顧客はゲ
ートA7を通過して場外に配置された受け取り口3へ行
き、そこから借り出した書籍10と自己のIDカード4
0を受け取り(ステップ121)、再び、上記のステッ
プ101へ戻り、以降の処理を行う。
【0045】なお、上記の処理において、特に、以下に
挙げる4個の判断ステップにおいて、その判断結果が否
定的になった場合、すなわち、(1)上記の判断ステッ
プ110において、書籍10上に付着した情報キャリア
11が上方を向いておらず、そのため、装置1が当該情
報キャリア11を読み取れなかった(「NO」)場合、
(2)上記の判断ステップ113において、情報キャリ
ア11上のバーコードが読み取れなかった(「NO」)
場合、(3)上記のステップ115に於て、測定された
書籍10の厚さ(高さ)が記憶されたデータとは著しく
異なり、そのため、異常(「NO」)と判断された場
合、そして、(4)上記のステップ117に於て、顧客
が意図した貸し出し内容とは異なり、内容を表示して顧
客に判断を仰いだ結果、「NO」となった場合、には、
装置1は、搬送ベルト9を反転させて書籍10を投入口
2に戻し(ステップ150)、その表示手段5を介して
その異常内容を知らせると共に、顧客に対しては、その
表示手段5を介して、借り出そうとする書籍10を再度
投入するよう、すなわち、やり直しの指示を与える(ス
テップ151)。
【0046】また、上記の装置1では、表示装置5上の
タッチパネル51には、係員の呼び出しを要求するため
のキーを表示しておき、顧客が必要に応じてこのキーを
押すことにより、係員を呼び出すことを可能にしてい
る。そこで、さらに、このキーを押すことにより、係員
を呼び出しているか否かを判断し(ステップ152)、
その結果、このキーを押した(「YES」)と判断され
る場合には、係員を呼び出し、操作の補助を依頼し、あ
るいは、係員の手作業による貸し出し手続きを依頼でき
るようにしておく(ステップ153)。これにより、装
置1の不調、あるいは、顧客の操作ミスがあった場合に
も、借用処理、あるいは、以後に説明するが、返却処理
の大幅な遅れを防止し、もって、顧客サービスの低下を
防ぐことが可能になる。他方、上記ステップ152の判
断の結果、係員を呼び出すキーを押していない(「N
O」)と判断された場合には、フローは上記のステップ
104まで戻り、以後の処理を繰り返すこととなる。更
に、係員の呼び出しが行われないまま、書籍10が所定
回数以上戻されたときは、警報を発生して係員を呼ぶよ
うにすることもできる。
【0047】以上には、上記物品貸し出し装置1の貸し
出し時の動作について説明したが、次に、この装置1に
よる返却処理について、以下に説明する。まず、返却処
理を行うため、顧客が場外に配置される装置1の取り出
し口3から装置に近づくことにより対人検知が行われる
(ステップ101)のは、上記の貸し出し時の動作と同
様である。そして、顧客の近接が検知されると、装置1
はそのゲートB8を開いて(ステップ122)その側通
路69を遮る。
【0048】その後は、図のフローからも明らかなよう
に、やはり、上記の貸し出し時の動作と同様に、場外の
表示手段5’に操作方法を表示(ステップ123)し、
顧客に操作方法を指示する。顧客はこの表示された指示
に従い、書籍10を場外の受け取り口3に、返却する書
籍10を投入する(ステップ124)。そして、IDカ
ードを、場外側に配置されているカード排出口6’(こ
の場合、カード投入口として機能する)に投入する(ス
テップ125)。その後、場外側に配置された第2の高
さ検知手段20’、21’が書籍10の投入を検知する
と(ステップ126)、搬送ベルト9が動作し、書籍1
0を搬送する(ステップ127)。このとき同時に、高
さ検知手段20’、21’が書籍10の厚さを測定する
(ステップ128)。さらに、やはり場外側に配置され
た第2のビデオカメラ22’が搬送ベルト9上に移動す
る書籍10の画像を取り込み、その取り込んだ画像を処
理する事で、書籍10上に付着された情報キャリア11
の位置を検出し(ステップ129)、この情報キャリア
11が読み取れた否かを判断する(ステップ130)。
【0049】上記で情報キャリア11が読み取れた
(「YES」)と判断すると、次に、情報キャリア11
がバーコード読み取り位置に達した時点で搬送ベルト9
を停止し(ステップ131)、上記情報キャリア11に
記載されたバーコードを読み取る(ステップ132)。
この時、さらに、バーコードが読み取れたかどうかを判
断する(ステップ133)。その結果、読み取れた
(「YES」)場合には、その読み取れたデータを主制
御部61に送り、上記と同様に、書籍情報を検索する
(ステップ134)。さらに、上記ステップ128での
書籍の厚さ(高さ)の計測結果を記録したデータと比較
し、投入された書籍10の厚さが正常か否かを判断する
(ステップ135)。その結果、その値が大幅に異なる
(「NO」)場合には、書籍10を重ねて投入する等の
誤った処理、あるいは、不正が考えられるため、顧客に
処理のやり直しを指示する。これに対して、正常であっ
た(「YES」)場合には、投入された書籍10の情報
キャリア11から読み取ったデータを表示し(ステップ
136)、その返却内容が正しいか否かの判断を顧客に
仰ぐ(ステップ137)。
【0050】この判断で顧客が「YES」の回答をした
ときは、装置1は、ヒートローラ20を書籍10上の情
報キャリア11に押し当て、その表示エリア43に借用
時に記入した返却期限等の情報を消去する(ステップ1
38)。この情報の消去が終了した後、搬送ベルト9を
動作させ、書籍10を場内の投入口2へ搬送する(ステ
ップ139)。また、この時、IDカード40をも搬送
し、場内側に設けられたカード投入口6から突出させ
る。その後、装置1は、ゲートB8を閉じ(ステップ1
40)、側通路69を開いて顧客の通過を促す。これに
より、顧客はゲートB8を通過して図書館の場内へ入
り、その投入口2へ行き、投入した返却すべき書籍10
と自己のIDカード40とを受け取る(ステップ14
1)。
【0051】なお、判断ステップ130において書籍1
0の情報キャリア11が上方を向いておらず、これが読
み取れなかった場合、判断ステップ133においてバー
コードが読み取れなかった場合、判断ステップ135に
於て厚さが正常でなかった場合、そして、判断ステップ
137において表示された内容が貸し出し内容と異なり
OKでない場合には、上記貸出の場合と同様、搬送ベル
ト9を反転させて書籍10を再び場外の取り出し口3に
戻し(ステップ154)、場外側の表示手段5’から異
常内容を顧客に知らせると共に、返却すべき書籍10を
再投入するよう指示を与える(ステップ155)。
【0052】また、上記と同様に、場外側の表示装置
5’のタッチパネル51’にも、やはり、係員の呼び出
しを要求するためのキーを表示して係員の呼び出しを指
示可能にし(ステップ156)、このキーを押す(「Y
ES」)ことにより係員を呼び出して、操作の補助ある
いは係員の手作業による返却手続き(ステップ157)
を依頼できるようにしておく。なお、上記ステップ15
6において、係員の呼び出しキーが押されなかった
(「NO」)場合には、フローは上記のステップ124
へ戻り、その後のステップを順次行うこととなる。そし
て、装置1のスイッチを切ることなどにより、その動作
を終了する。
【0053】以上のように、上記に説明した物品貸し出
し装置1、さらには、IDカード40や情報キャリア1
1を使用した本発明になる自動図書貸し出しシステムに
よれば、書籍の貸し出し処理、さらには、返却処理を自
動化し、顧客自身によるセルフサーピスにより、その貸
し出し及び返却を行うことが可能になる。そのため、書
籍の貸し出し返却処理を行う人員を削減し、あるいは、
その貸し出し時間を延長し、もって、効率的で利用者に
とっても便利な物品の貸し出しを行うことが可能にな
る。また、特に、上記に説明した物品貸し出し装置1に
よれば、既述のように、書籍の貸し出し処理及び返却処
理を、一つの装置で処理でき、これにより、少ない装置
数で多くの顧客処理が可能になるというメリットがあ
る。
【0054】図8は、図5に示した物品貸し出し装置1
の読み取り部4の内部構成とは異なる他の構成例を示す
図である。なお、ここでは、上記図5と異なる点のみを
説明するが、その主な相違点は、返却期限等の情報の記
入を感熱ヘッドで行う点である。すなわち、この読み取
り部4の他の構成例では、その感熱ヘッド32が、第二
のスイングアーム31に取り付けられ、第2の駆動装置
30により上下する構成となっている。
【0055】かかる構成において、投入された書籍10
の厚さ(高さ)に応じてその感熱ヘッド32を上下さ
せ、もって、常に一定範囲内の押し圧で、発熱体が情報
キャリア11の表示手段41に接するようにする。な
お、その押し圧は、バネ33によって一定の範囲内にお
さまるようにする。
【0056】また、この感熱ヘッド32の書籍に接する
側には、幅方向に直線上に並んだ複数の発熱体が配置さ
れる。そして、この発熱体を表示エリア43(図4)に
押し当てながら書籍10を搬送し、記入する情報に応じ
てこれら発熱体をオンあるいはオフする事により返却期
限等の文字情報を形成する。なお、ここでは、書籍10
の移動を滑らかに行うため、感熱ヘッド32の端部にガ
イドローラ34が設けられている。また、書籍10の返
却時には、上記第2の駆動手段30がスイングアーム3
1を図中の矢印gで示す方向に回動させ、もって、感熱
ヘッド32を上昇させて、搬送されてくる書籍10の妨
げにならないようにする。
【0057】かかる他の構成例になる読み取り部4の構
成では、図5に示した読み取り部の構成に比較し、情報
キャリア11の表示エリア43への情報の記入にレーザ
ーを使用しないため、装置の取扱が容易になると共に、
かかる感熱ヘッド自体が一般的で安価な部品であるた
め、装置自体の製作費を低減することも可能になる。
【0058】更に以上の図1、図8の例では、書籍を対
象としてきたが、本発明はこれに限るものではない。ま
た、不正や間違い防止のために物体の特徴量として高さ
を用いたが、これは他の特徴量であってもよい。例えば
レンタルビデオのように、扱う物体の重量が一定のもの
であれば、物体の特徴量として高さの代わりに重量を計
測して不正防止のチェックを行うと、個々の貸出物品の
特徴量を読み出す必要がなくなり、処理効率がよくな
る。そして重量計測を用いる場合には、搬送ベルト9の
重力方向を支持するガイドを設け、そのガイドの重力方
向の荷重をロードセルなどで検出すればよい。この方法
によると、高さの検出に比べてセンサの個数を減らせる
から、装置コストを低減できる利点がある。
【0059】以上のように、本発明になる自動物品貸出
管理システムによれば、上記の物品貸し出し装置以外か
ら書籍を持ち出す、あるいは、持ち込むなどの場合には
不正になり、警報が発せられるため、顧客は、常に、物
品貸し出し装置で貸し出しのための処理を行うことが必
要になる。また、その返却時も装置内を通過させるよう
にしたため、従来のように、不正検知用の無線タグを不
活性化する必要がなく、一度書籍に付与すれば、その後
は、半永久的に使用することが可能になる。すなわち、
安価な無線タグを用いながら、不正持ちだしの防止を実
現することが可能となる。また、上記の自動物品貸出管
理システムを利用して自動貸し出し、返却を実現するこ
とにより、図書館、ビデオレンタル店等の貸し出しを行
う業務の省力化と長時間の営業を可能にする。加えて、
上記のシステムによる貸出・返却の自動化により顧客の
プライバシーを保護することも可能になる。さらに、上
記のシステムでは、その物品管理用キャリアである図4
の情報キャリア、あるいは、図3のIDカードの表示エ
リアには、貸し出し期限が表示されるため、顧客の返却
忘れを防止できるという効果もある。
【0060】
【発明の効果】上記の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明になる自動物品貸出管理システムによれば、
図書館、ビデオレンタル店等における物品の搬出入であ
る貸し出しや返却を、不正な持ち出しを防止しながら、
自動的に管理し、すなわち、貸し出しや返却の処理を無
人で行うことが可能になることから、それらの業務に携
わる人員の大幅な削減を含む省力化と長時間の営業を可
能にしてサービスを向上させ、さらには、自動化により
顧客のプライバシーを保護すると同時に、経済的な運営
を実現することが出来るという優れた効果を発揮するこ
ととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動物品貸出管理システムの構成例を
示す図である。
【図2】上記自動物品貸出管理システムに使用される物
品貸し出し装置の詳細構造を示す斜視図である。
【図3】上記自動物品貸出管理システムに使用されるI
Dカードを説明するための外観図である。
【図4】上記自動物品貸出管理システムにおいて書籍に
付着して使用される書籍の情報キャリアを説明するため
の外観図である。
【図5】上記図2に示した物品貸し出し装置における読
み取り部の内部詳細構造を示す展開斜視図である。
【図6】上記図2に示した物品貸し出し装置の内部回路
構成を示すブロック図である。
【図7】上記図2に示した物品貸し出し装置における貸
し出し及び返却時の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図8】本発明の他の実施の形態になる物品貸し出し装
置における読み取り部の内部詳細構造を示す展開斜視図
である。
【符号の説明】
1 物品貸し出し装置 2 投入口 3 受け取り口 4 読みとり部 5、5’ 表示手段 6 カード投入口 6’ カード排出口 10 書籍 11 情報キャリア 40 IDカード 42 バーコード 41、43 表示エリア 44 タグ(無線タグ) 58 制御部 61 主制御部 66 一般出入口 67 タグ検知手段 68 パーティション 69 側通路 100 借用者(顧客) 101 返却者(顧客) 102 一般者(顧客)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大泉 純一 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 竹内 郁雄 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 佐藤 亮子 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から遮蔽されたエリア内に収納さ
    れ、少なくとも無線タグと識別用の識別情報とを有する
    キャリアを付加された貸出物品の貸出管理を行うための
    自動物品貸出管理システムであって、 前記エリアの内側と外側とを結ぶ通路と、 貸出物品の貸出情報を管理するための管理テーブルと、 貸出物品及び利用者のIDカードを投入するために前記
    エリアの内側に取り付けられた内側投入口と、前記識別
    情報とIDカードに格納された利用者情報とを読み取る
    ための読み取り手段と、前記内側投入口から投入された
    貸出物品及びIDカードを読み取り手段へ搬送し、更に
    読み取り終了後のIDカードを前記エリアの外側へ搬送
    するための搬送手段と、前記読み取り手段で読み取られ
    た識別情報及び利用者情報の前記管理テーブルへの登録
    と前記搬送手段の動作制御を行うための第1の制御手段
    とを備えたところの、前記通路の途中に設置された物品
    貸出装置と、 前記通路に設置され、前記物品貸出装置を通さずに貸出
    物品が前記通路を通過したとき、当該貸出物品に付加さ
    れた無線タグを検出して警告を発するためのタグ検出手
    段と、 を有することを特徴とする自動物品貸出管理システム。
  2. 【請求項2】 貸出物品及び利用者のIDカードを投入
    するために前記エリアの外側に取り付けられた外側投入
    口と、 前記搬送手段が前記外側投入口から投入された貸出物品
    及びIDカードを前記読み取り手段へ搬送してその読み
    取り終了後の貸出物品及びIDカードを前記エリアの内
    側へ搬送し、更に前記読み取り手段で読み取られた識別
    情報及び利用者情報に対応する前記管理テーブル上の登
    録を抹消するための第2の制御手段と、 を前記物品貸出装置に付加したことを特徴とする請求項
    1に記載の自動物品貸出管理システム。
  3. 【請求項3】 前記内側投入口または外側投入口へ投入
    された貸出物品の特徴量を計測するための特徴量計測手
    段と、 該手段により計測された特徴量と当該貸出物品のキャリ
    アまたは前記管理テーブルに格納された当該貸出物品の
    特徴量とが所定値を越えて異なっている不一致状態にあ
    るときには、当該貸出物品の前記管理テーブルへの登録
    もしくは前記管理テーブルからの抹消を行わずに、当該
    貸出物品を投入された側へ戻すように制御するための第
    3の制御手段と、 を前記物品貸出装置に付加したことを特徴とする請求項
    2に記載の自動物品貸出管理システム。
  4. 【請求項4】 前記特徴量の計測値と格納された値との
    不一致状態が続けて所定回数発生したときに警報を発す
    るための第1の警報手段を前記物品貸出装置に付加した
    ことを特徴とする請求項3に記載の自動物品貸出管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記特徴量計測手段は、貸出物品の高さ
    または重量を特徴量として計測することを特徴とする請
    求項3または4に記載の自動物品貸出管理システム。
  6. 【請求項6】 前記読み取り手段による前記識別情報の
    読みとりが成功しなかったときに、当該貸出物品を投入
    された側へ戻すように制御するための第4の制御手段を
    前記物品貸出装置に付加したことを特徴とする請求項2
    に記載の自動物品貸出管理システム。
  7. 【請求項7】 貸出物品が投入された側へ戻されたとき
    に、利用者に操作指示を表示するための表示手段と、利
    用者が前記表示手段の表示を見て必要なときに入力を行
    うための操作入力手段とを、前記物品貸出装置に付加し
    たことを特徴とする請求項3または6に記載の自動物品
    貸出管理システム。
  8. 【請求項8】 前記読み取り手段により読み取られた識
    別情報の前記管理テーブルへの登録時に、当該貸出物品
    を表す名称及び貸出期間を前記IDカードに設けられた
    表示部に記入し、更に前記貸出期間を当該貸出物品のキ
    ャリアに設けられた表示部に記入するための書き込み手
    段を前記物品貸出装置に付加したことを特徴とする請求
    項2に記載の自動物品貸出管理システム。
  9. 【請求項9】 貸出物品の返却時の前記識別情報及び利
    用者情報に対応する登録を前記管理テーブルから抹消す
    るときに、前記IDカード及び貸出物品のキャリア表示
    部に記入された情報を消去するための消去手段を、前記
    物品貸出装置に付加したことを特徴とする請求項8に記
    載の自動物品貸出管理システム。
  10. 【請求項10】 前記通路を複数個設け、その各々に前
    記物品貸出装置及び前記タグ検出手段を設置したことを
    特徴とする請求項1ないし9の内の1つに記載の自動物
    品貸出管理システム。
  11. 【請求項11】 前記通路を複数個設け、その一部に前
    記物品貸出装置及び前記タグ検出手段を設置し、他の通
    路には前記タグ検出手段と該手段により前記無線タグの
    通過が検出されたときに警報を発するための第2の警報
    手段とを設置したことを特徴とする請求項1ないし9の
    内の1つに記載の自動物品貸出管理システム。
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