JP2002024921A - 無人販売システム - Google Patents
無人販売システムInfo
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Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無人店舗を提供する。
【解決手段】 無人店舗100には、商品の実物ではな
く商品見本102が置かれる。商品見本102は、ID
情報を記憶したRFIDが装着されている。利用者は、
自分のRFIDと、欲しい商品の商品見本102のRF
IDとを、リーダ・ライタ101に近づける。リーダ・
ライタ101は、それらRFIDから利用者IDと商品
IDとを読み取り、配送センター110の管理コンピュ
ータに送るとともに、その商品の代金の決済を行う。商
品の実物は、配送センター110から配送先116に送
られる。
く商品見本102が置かれる。商品見本102は、ID
情報を記憶したRFIDが装着されている。利用者は、
自分のRFIDと、欲しい商品の商品見本102のRF
IDとを、リーダ・ライタ101に近づける。リーダ・
ライタ101は、それらRFIDから利用者IDと商品
IDとを読み取り、配送センター110の管理コンピュ
ータに送るとともに、その商品の代金の決済を行う。商
品の実物は、配送センター110から配送先116に送
られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を販売するた
めのシステムに関する。
めのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを利用した通信販売が様
々な方法で考案されている。これらは、基本的には、仮
想ショッピングマーケットで物を選択し、それを仮想買
い物籠に入れておき、その後購入を指示すると、希望商
品の配送の指示が行われ、利用者が登録している銀行か
らの振り込みや、登録されているクレディットカードか
らの振り込みが行われるような仕組みである。或いは、
航空券のチケットや中古車販売では利用者が欲しいもの
と希望購入価格を仲介業者に与え、ベンダーが仲介業者
を通じて利用者に価格を提示する所謂逆オークションな
どがある。
々な方法で考案されている。これらは、基本的には、仮
想ショッピングマーケットで物を選択し、それを仮想買
い物籠に入れておき、その後購入を指示すると、希望商
品の配送の指示が行われ、利用者が登録している銀行か
らの振り込みや、登録されているクレディットカードか
らの振り込みが行われるような仕組みである。或いは、
航空券のチケットや中古車販売では利用者が欲しいもの
と希望購入価格を仲介業者に与え、ベンダーが仲介業者
を通じて利用者に価格を提示する所謂逆オークションな
どがある。
【0003】このインターネットを通じた販売では、商
品情報を写真や仮想現実技術などを利用して利用者に提
供しているが、やはり実物を生の眼でみたり、手で取っ
てみたりすることには勝てない。また、仮想ショッピン
グは指と眼の動きだけでなされ、体全体が動いているわ
けでなくショッピングの面白さや、味が抜けているよう
に思われる。
品情報を写真や仮想現実技術などを利用して利用者に提
供しているが、やはり実物を生の眼でみたり、手で取っ
てみたりすることには勝てない。また、仮想ショッピン
グは指と眼の動きだけでなされ、体全体が動いているわ
けでなくショッピングの面白さや、味が抜けているよう
に思われる。
【0004】一方、無人店舗はいろいろこれまで考案さ
れているが、現実に存在するものは今のところ、基本的
に自動販売機を特定の場所に集めたようなものである。
これらの無人の自動販売機では、商品の品目がかなり制
限されており、また、それぞれの商品を購入するに際し
ては、貨幣、特に硬貨を投入しなければならない。この
ことは自動販売機では偽造硬貨の問題が残っている現状
では、販売機の所有者が一部の心無い人間によって多大
な被害をもたらす可能性もある。
れているが、現実に存在するものは今のところ、基本的
に自動販売機を特定の場所に集めたようなものである。
これらの無人の自動販売機では、商品の品目がかなり制
限されており、また、それぞれの商品を購入するに際し
ては、貨幣、特に硬貨を投入しなければならない。この
ことは自動販売機では偽造硬貨の問題が残っている現状
では、販売機の所有者が一部の心無い人間によって多大
な被害をもたらす可能性もある。
【0005】また、今後増えると予想される老人にとっ
て現状のスーパー等でショッピングをするならばたとえ
ショッピングカートを利用するにせよ購入品目を店内・
店外で運んだりすることは大変な重労働と思われる。さ
らに、レジでの長い順番待ちは精神衛生上好ましくない
状況である。レジ待ちはレジの数を増やせば解消するか
も知れないが、今度はスーパーに取って押さえなければ
ならない人件費が増すことになり、むやみやたらと増や
すわけにはいかない。
て現状のスーパー等でショッピングをするならばたとえ
ショッピングカートを利用するにせよ購入品目を店内・
店外で運んだりすることは大変な重労働と思われる。さ
らに、レジでの長い順番待ちは精神衛生上好ましくない
状況である。レジ待ちはレジの数を増やせば解消するか
も知れないが、今度はスーパーに取って押さえなければ
ならない人件費が増すことになり、むやみやたらと増や
すわけにはいかない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
に鑑みなされたものであり、自動販売機よりも多種の商
品品目を揃え、現金の受け渡しなどの必要が無く、人件
費を生じない形で、かつ、消費者に仮想現実ではなく、
現物のサンプルを手にとってみるなどある程度の現実の
ショッピング感覚を利用者に味わわせることができるシ
ステムを提供することを目的とする。
に鑑みなされたものであり、自動販売機よりも多種の商
品品目を揃え、現金の受け渡しなどの必要が無く、人件
費を生じない形で、かつ、消費者に仮想現実ではなく、
現物のサンプルを手にとってみるなどある程度の現実の
ショッピング感覚を利用者に味わわせることができるシ
ステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、利用者に携帯され、当該利用者の識別
情報を記憶した利用者RFIDと、店舗に陳列される商
品の見本に装着され、当該商品の識別情報を記憶した商
品見本RFIDと、前記店舗内に設けられ、前記利用者
RFID及び商品見本RFIDと通信し、それらRFI
Dから記憶情報を読み出すための第1のリーダ手段と、
前記第1のリーダ手段にて、利用者RFIDと商品見本
RFIDから実質的に同時に利用者の識別情報と商品の
識別情報が読み取られた場合、当該利用者が当該商品を
購入したと判定する判定手段と、前記判定手段が購入を
判定した商品についての代金についての決済処理を、当
該利用者の利用者RFIDから読み出した情報に基づい
て実行する決済手段と、を含む。
に、本発明では、利用者に携帯され、当該利用者の識別
情報を記憶した利用者RFIDと、店舗に陳列される商
品の見本に装着され、当該商品の識別情報を記憶した商
品見本RFIDと、前記店舗内に設けられ、前記利用者
RFID及び商品見本RFIDと通信し、それらRFI
Dから記憶情報を読み出すための第1のリーダ手段と、
前記第1のリーダ手段にて、利用者RFIDと商品見本
RFIDから実質的に同時に利用者の識別情報と商品の
識別情報が読み取られた場合、当該利用者が当該商品を
購入したと判定する判定手段と、前記判定手段が購入を
判定した商品についての代金についての決済処理を、当
該利用者の利用者RFIDから読み出した情報に基づい
て実行する決済手段と、を含む。
【0008】この構成において、決済手段は、電子マネ
ー方式、口座引き落とし方式、クレディットカード決済
方式などのいずれかの方式で代金決済処理を行う。電子
マネー方式の場合は、決済処理は、利用者RFIDに残
金情報を持たせ、その残金情報を第1のリーダ手段で取
得し、その残金情報から購入商品の代金を差し引いて利
用者RFIDに書き戻すなどの処理となる。口座引き落
としやクレディットカード決済の方式では、利用者の口
座番号やクレディット番号を予め決済手段に登録してお
いたり、あるいは利用者RFIDにそれら番号の情報を
記憶しておいたりすればよい。
ー方式、口座引き落とし方式、クレディットカード決済
方式などのいずれかの方式で代金決済処理を行う。電子
マネー方式の場合は、決済処理は、利用者RFIDに残
金情報を持たせ、その残金情報を第1のリーダ手段で取
得し、その残金情報から購入商品の代金を差し引いて利
用者RFIDに書き戻すなどの処理となる。口座引き落
としやクレディットカード決済の方式では、利用者の口
座番号やクレディット番号を予め決済手段に登録してお
いたり、あるいは利用者RFIDにそれら番号の情報を
記憶しておいたりすればよい。
【0009】また本発明に係る無人販売システムは、利
用者に携帯され、当該利用者の識別情報を記憶した利用
者RFIDと、店舗に陳列される商品に装着され、当該
商品の識別情報を記憶した商品RFIDと、前記利用者
RFID及び商品RFIDと通信し、それらRFIDの
記憶情報を読み出すための第1のリーダ手段と、前記第
1のリーダ手段にて、利用者RFIDと商品RFIDか
ら実質的に同時に利用者の識別情報と商品の識別情報が
読み取られた場合、当該利用者が当該商品を購入したと
判定する判定手段と、前記判定手段が購入を判定した商
品についての代金についての決済処理を、当該利用者の
利用者RFIDから読み出した情報に基づいて実行する
決済手段と、前記決済手段により代金決済が完了した商
品の商品RFIDに対し決済済みを示す情報を記憶させ
る手段と、前記店舗の出口に設けられた自動ドアと、前
記店舗の出口近傍に設けられ、その出口から出ようとす
る利用者及び商品のRFIDの情報を読み取る第3のリ
ーダ手段と、前記第3のリーダ手段によって実質的に同
時に読み取られた商品RFIDの中に前記決済済みを示
す情報を含んでいないものがあった場合、前記自動ドア
を閉じるドア制御手段とを含む。
用者に携帯され、当該利用者の識別情報を記憶した利用
者RFIDと、店舗に陳列される商品に装着され、当該
商品の識別情報を記憶した商品RFIDと、前記利用者
RFID及び商品RFIDと通信し、それらRFIDの
記憶情報を読み出すための第1のリーダ手段と、前記第
1のリーダ手段にて、利用者RFIDと商品RFIDか
ら実質的に同時に利用者の識別情報と商品の識別情報が
読み取られた場合、当該利用者が当該商品を購入したと
判定する判定手段と、前記判定手段が購入を判定した商
品についての代金についての決済処理を、当該利用者の
利用者RFIDから読み出した情報に基づいて実行する
決済手段と、前記決済手段により代金決済が完了した商
品の商品RFIDに対し決済済みを示す情報を記憶させ
る手段と、前記店舗の出口に設けられた自動ドアと、前
記店舗の出口近傍に設けられ、その出口から出ようとす
る利用者及び商品のRFIDの情報を読み取る第3のリ
ーダ手段と、前記第3のリーダ手段によって実質的に同
時に読み取られた商品RFIDの中に前記決済済みを示
す情報を含んでいないものがあった場合、前記自動ドア
を閉じるドア制御手段とを含む。
【0010】また本発明に係る無人販売システムは、利
用者に携帯され、当該利用者の識別情報を記憶した利用
者RFIDと、店舗に陳列される商品に装着され、当該
商品の識別情報を記憶した商品RFIDと、前記利用者
RFID及び商品RFIDと通信し、それらRFIDの
記憶情報を読み出すための第1のリーダ手段と、前記第
1のリーダ手段にて、利用者RFIDと商品RFIDか
ら実質的に同時に利用者の識別情報と商品の識別情報が
読み取られた場合、当該利用者が当該商品を購入したと
判定する判定手段と、前記判定手段が購入を判定した商
品についての代金についての決済処理を、当該利用者の
利用者RFIDから読み出した情報に基づいて実行する
決済手段と、前記決済手段により代金決済が完了した商
品の識別情報を、前記利用者の利用者RFIDに記憶さ
せる手段と、前記店舗の出口に設けられた自動ドアと、
前記店舗の出口近傍に設けられ、その出口から出ようと
する利用者及び商品のRFIDの情報を決済済み商品識
別情報として読み取る第3のリーダ手段と、前記第3の
リーダ手段によって実質的に同時に読み取られた利用者
RFIDと商品RFIDについて、その商品RFIDか
ら読み取られた商品の識別情報の中にその利用者RFI
Dから読み取られた決済済み商品識別情報に含まれない
ものがあった場合に、前記自動ドアを閉じるドア制御手
段と、を含む。
用者に携帯され、当該利用者の識別情報を記憶した利用
者RFIDと、店舗に陳列される商品に装着され、当該
商品の識別情報を記憶した商品RFIDと、前記利用者
RFID及び商品RFIDと通信し、それらRFIDの
記憶情報を読み出すための第1のリーダ手段と、前記第
1のリーダ手段にて、利用者RFIDと商品RFIDか
ら実質的に同時に利用者の識別情報と商品の識別情報が
読み取られた場合、当該利用者が当該商品を購入したと
判定する判定手段と、前記判定手段が購入を判定した商
品についての代金についての決済処理を、当該利用者の
利用者RFIDから読み出した情報に基づいて実行する
決済手段と、前記決済手段により代金決済が完了した商
品の識別情報を、前記利用者の利用者RFIDに記憶さ
せる手段と、前記店舗の出口に設けられた自動ドアと、
前記店舗の出口近傍に設けられ、その出口から出ようと
する利用者及び商品のRFIDの情報を決済済み商品識
別情報として読み取る第3のリーダ手段と、前記第3の
リーダ手段によって実質的に同時に読み取られた利用者
RFIDと商品RFIDについて、その商品RFIDか
ら読み取られた商品の識別情報の中にその利用者RFI
Dから読み取られた決済済み商品識別情報に含まれない
ものがあった場合に、前記自動ドアを閉じるドア制御手
段と、を含む。
【0011】また本発明に係る無人販売システムは、利
用者に携帯され、当該利用者の識別情報を記憶した利用
者RFIDと、店舗に陳列される商品に装着され、当該
商品の識別情報を記憶した商品RFIDと、前記店舗の
出口に設けられ、前記利用者RFID及び商品RFID
と通信し、それらRFIDの記憶情報を読み出すための
リーダ手段と、前記リーダ手段にて、利用者RFIDと
商品RFIDから実質的に同時に利用者の識別情報と商
品の識別情報が読み取られた場合、当該利用者が当該商
品を購入したと判定する判定手段と、前記判定手段が購
入を判定した商品についての代金についての決済処理
を、当該利用者の利用者RFIDから読み出した情報に
基づいて実行する決済手段と、前記店舗の出口に設けら
れた自動ドアと、前記決済手段による代金決済が成功す
ると、前記自動ドアを開けて当該利用者が店舗外に退出
できるようにするドア制御手段と、を含む。
用者に携帯され、当該利用者の識別情報を記憶した利用
者RFIDと、店舗に陳列される商品に装着され、当該
商品の識別情報を記憶した商品RFIDと、前記店舗の
出口に設けられ、前記利用者RFID及び商品RFID
と通信し、それらRFIDの記憶情報を読み出すための
リーダ手段と、前記リーダ手段にて、利用者RFIDと
商品RFIDから実質的に同時に利用者の識別情報と商
品の識別情報が読み取られた場合、当該利用者が当該商
品を購入したと判定する判定手段と、前記判定手段が購
入を判定した商品についての代金についての決済処理
を、当該利用者の利用者RFIDから読み出した情報に
基づいて実行する決済手段と、前記店舗の出口に設けら
れた自動ドアと、前記決済手段による代金決済が成功す
ると、前記自動ドアを開けて当該利用者が店舗外に退出
できるようにするドア制御手段と、を含む。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0013】[実施形態1]本実施形態の無人店舗と配
送システムの概略を図1を参照して説明する。
送システムの概略を図1を参照して説明する。
【0014】無人店舗100には、利用者が何らかの形
で品定めができる商品見本102が置かれている。しか
し、店舗の在庫は無いものとし、商品111の在庫は中
央の配送センター110にあるものとする。従って、選
ばれた商品は利用者の指定配送先116、例えば、利用
者の自宅、に配送されるものとする。なお、利用者の指
定配送先は、配送センター110の管理コンピュータな
どに、当該利用者のID番号に対応づけて、予め登録さ
れている。
で品定めができる商品見本102が置かれている。しか
し、店舗の在庫は無いものとし、商品111の在庫は中
央の配送センター110にあるものとする。従って、選
ばれた商品は利用者の指定配送先116、例えば、利用
者の自宅、に配送されるものとする。なお、利用者の指
定配送先は、配送センター110の管理コンピュータな
どに、当該利用者のID番号に対応づけて、予め登録さ
れている。
【0015】図2の例は、商品見本102として、3種
のサンプル200a,200b,200cが用意されて
いる場合を示している。商品見本102としては、
(1)商品の写真、(2)実物大のモデル、(3)実物
見本などが考えられる。無人店舗100に陳列された各
商品見本102には、それぞれにはRFID(Radio Fr
equency IDentifier)が装着されており、そのRFID
内には商品に固有の番号が記憶されているものとする。
のサンプル200a,200b,200cが用意されて
いる場合を示している。商品見本102としては、
(1)商品の写真、(2)実物大のモデル、(3)実物
見本などが考えられる。無人店舗100に陳列された各
商品見本102には、それぞれにはRFID(Radio Fr
equency IDentifier)が装着されており、そのRFID
内には商品に固有の番号が記憶されているものとする。
【0016】RFIDは、一般にループアンテナとIC
チップからなり、クレディットカードなどのサイズに収
まる大きさのものである。このRFIDはリーダ・ライ
タという別のアンテナと電磁誘導の原理でデータ通信が
可能である。RFIDとリーダ・ライタはその通信距離
や利用周波数帯に応じて、密着型(通常無電池、通信距
離数ミリ程度)、近接型(通常無電池、通信距離20-30c
m程度)、近傍型(通常無電池、通信距離70-100cm程
度)、マイクロ波型(通常電池有り、通信距離数m程
度)と呼ばれている。また、これらのシステムでは近年
マルチリード、即ち、複数のRFIDを同時に読む機能
が実用化されている。各実施形態では、このマルチリー
ド機能を持つリーダ・ライタを使用する。なお、リーダ
・ライタとは通常アンテナ部分と信号処理のコントロー
ラからなる。
チップからなり、クレディットカードなどのサイズに収
まる大きさのものである。このRFIDはリーダ・ライ
タという別のアンテナと電磁誘導の原理でデータ通信が
可能である。RFIDとリーダ・ライタはその通信距離
や利用周波数帯に応じて、密着型(通常無電池、通信距
離数ミリ程度)、近接型(通常無電池、通信距離20-30c
m程度)、近傍型(通常無電池、通信距離70-100cm程
度)、マイクロ波型(通常電池有り、通信距離数m程
度)と呼ばれている。また、これらのシステムでは近年
マルチリード、即ち、複数のRFIDを同時に読む機能
が実用化されている。各実施形態では、このマルチリー
ド機能を持つリーダ・ライタを使用する。なお、リーダ
・ライタとは通常アンテナ部分と信号処理のコントロー
ラからなる。
【0017】図2に示すように、利用者201は、利用
者の固有番号を記憶したRFID202を携帯する。ま
た、この利用者201のRFID202は、電子マネー
機能を備えているものとする。
者の固有番号を記憶したRFID202を携帯する。ま
た、この利用者201のRFID202は、電子マネー
機能を備えているものとする。
【0018】無人店舗100には、商品見本102や利
用者201のRFIDから記憶情報を読み出したり、そ
れらRFIDへ情報を書き込んだり書き換えたりする機
能を持つリーダ・ライタ101が設置されている。リー
ダ・ライタ101の種類(密着型、近接型、近傍型、マ
イクロ波型)や設置の仕方は、商品見本102の形態
や、無人店舗100や商品見本陳列棚など設計に合わせ
て適切なものを選択する。一般的な設計では、近接型や
近傍型が便利である。リーダ・ライタ101は、管理コ
ンピュータ(図示省略)に接続されており、この管理コ
ンピュータは、インターネット等のデータ通信ネットワ
ークを介して配送センター110の管理コンピュータに
繋がっているものとする。
用者201のRFIDから記憶情報を読み出したり、そ
れらRFIDへ情報を書き込んだり書き換えたりする機
能を持つリーダ・ライタ101が設置されている。リー
ダ・ライタ101の種類(密着型、近接型、近傍型、マ
イクロ波型)や設置の仕方は、商品見本102の形態
や、無人店舗100や商品見本陳列棚など設計に合わせ
て適切なものを選択する。一般的な設計では、近接型や
近傍型が便利である。リーダ・ライタ101は、管理コ
ンピュータ(図示省略)に接続されており、この管理コ
ンピュータは、インターネット等のデータ通信ネットワ
ークを介して配送センター110の管理コンピュータに
繋がっているものとする。
【0019】ここでは、簡単な例として、商品見本20
0a〜200cが、図2に示すように2次元的に配列さ
れている場合を例にとる。図2の例は、碁盤目状に仕切
られた陳列台の各ボックスに模型や実物見本が一つづつ
格納されていたり、それら各ボックスに商品の写真が貼
られていたりする場合の例を示しており、一行三列のボ
ックス群に3つの商品見本が展示されている。これら各
ボックスごとに、RFIDが設けられている。RFID
は、ボックス内の商品見本その物に装着してもよいし、
商品見本ではなくそのボックスの台や側壁や窓などにR
FIDを装着してもよい。また、各ボックスに対応し
て、そのボックスの上方を通信範囲に収めるアンテナ
(図示省略)が設けられている。これらアンテナは、コ
ントローラとともにリーダ・ライタ101を構成してい
る。コントローラは、これら各ボックスごとのアンテナ
に対して1つずつ設けてもよいが、処理能力の高いコン
トローラであれば1台でそれらアンテナ群をすべてまと
めて制御することもできる。
0a〜200cが、図2に示すように2次元的に配列さ
れている場合を例にとる。図2の例は、碁盤目状に仕切
られた陳列台の各ボックスに模型や実物見本が一つづつ
格納されていたり、それら各ボックスに商品の写真が貼
られていたりする場合の例を示しており、一行三列のボ
ックス群に3つの商品見本が展示されている。これら各
ボックスごとに、RFIDが設けられている。RFID
は、ボックス内の商品見本その物に装着してもよいし、
商品見本ではなくそのボックスの台や側壁や窓などにR
FIDを装着してもよい。また、各ボックスに対応し
て、そのボックスの上方を通信範囲に収めるアンテナ
(図示省略)が設けられている。これらアンテナは、コ
ントローラとともにリーダ・ライタ101を構成してい
る。コントローラは、これら各ボックスごとのアンテナ
に対して1つずつ設けてもよいが、処理能力の高いコン
トローラであれば1台でそれらアンテナ群をすべてまと
めて制御することもできる。
【0020】利用者は、商品を確かめ、購入を決定する
と、その商品のボックスの上に自分のRFID202を
かざす。この場合、各ボックスのアンテナは、利用者の
RFID202と、対応ボックスの商品見本のRFID
とを同時に読み取ることができる。なお、ここでは、各
ボックス内の商品見本にRFIDが装着されている場合
を例にとったが、この代わりに個々のボックスに対応し
たアンテナに予め固有番号を与えておき、コントローラ
でそれを認識することによってどの商品が選ばれたか分
かるようにすることも可能である。
と、その商品のボックスの上に自分のRFID202を
かざす。この場合、各ボックスのアンテナは、利用者の
RFID202と、対応ボックスの商品見本のRFID
とを同時に読み取ることができる。なお、ここでは、各
ボックス内の商品見本にRFIDが装着されている場合
を例にとったが、この代わりに個々のボックスに対応し
たアンテナに予め固有番号を与えておき、コントローラ
でそれを認識することによってどの商品が選ばれたか分
かるようにすることも可能である。
【0021】各ボックスに設けるリーダ・ライタ用のア
ンテナには、例えば、比較的安価な近接型のアンテナを
用いることができる。
ンテナには、例えば、比較的安価な近接型のアンテナを
用いることができる。
【0022】利用者が選んだ商品のボックスの上に自分
のRFID202をかざすと、そのボックスのアンテナ
は、利用者のRFIDと商品見本のRFIDから記憶情
報を読み出す。利用者のRFID202には、当該利用
者の個人識別情報に加え、電子マネー機能のための残金
情報が含まれている。リーダ・ライタ101のコントロ
ーラは、アンテナで読み取られた利用者の個人ID及び
残金情報を、当該ボックスの商品のID情報と共に、管
理コンピュータに送る。
のRFID202をかざすと、そのボックスのアンテナ
は、利用者のRFIDと商品見本のRFIDから記憶情
報を読み出す。利用者のRFID202には、当該利用
者の個人識別情報に加え、電子マネー機能のための残金
情報が含まれている。リーダ・ライタ101のコントロ
ーラは、アンテナで読み取られた利用者の個人ID及び
残金情報を、当該ボックスの商品のID情報と共に、管
理コンピュータに送る。
【0023】管理コンピュータは、受信した商品のID
と利用者のIDの正当性や、残金が商品価格より多いこ
となどが確かめられると、先ほど受信した残金情報から
当該商品の価格を差し引いた新たな残金情報を、当該リ
ーダ・ライタのアンテナを介して、当該利用者のRFI
D202の残金情報に上書きする。また管理コンピュー
タは、その商品及び利用者のIDを中央の配送センター
110の配送管理コンピュータに送る。配送センター1
10では、いくらか時間をおいて、同じ顧客の注文品を
まとめて、その顧客の指定先に配送する。
と利用者のIDの正当性や、残金が商品価格より多いこ
となどが確かめられると、先ほど受信した残金情報から
当該商品の価格を差し引いた新たな残金情報を、当該リ
ーダ・ライタのアンテナを介して、当該利用者のRFI
D202の残金情報に上書きする。また管理コンピュー
タは、その商品及び利用者のIDを中央の配送センター
110の配送管理コンピュータに送る。配送センター1
10では、いくらか時間をおいて、同じ顧客の注文品を
まとめて、その顧客の指定先に配送する。
【0024】なお、ボックス(即ちアンテナ)にIDを
設定する方式と、個々の商品見本に対してRFIDを装
着する方式とでは、後者の方が良い。なぜなら、前者の
場合、商品が変わる度にデータ・ベース内の品名を変更
しなければならないが、後者の場合、商品を変えるだけ
で、データベース内にID・品目のレコードを変える必
要がないからである。
設定する方式と、個々の商品見本に対してRFIDを装
着する方式とでは、後者の方が良い。なぜなら、前者の
場合、商品が変わる度にデータ・ベース内の品名を変更
しなければならないが、後者の場合、商品を変えるだけ
で、データベース内にID・品目のレコードを変える必
要がないからである。
【0025】以上では、商品見本200a〜cの収容さ
れたボックスに、利用者が自分のRFIDをかざすこと
により購入の意思表示を行うシステムを説明した。次
に、購入意思表示のための別の方式を説明する。この方
式は、商品見本として上述の(3)実物見本を用い、利
用者がその実物見本を手に取ることができる場合の例で
ある。
れたボックスに、利用者が自分のRFIDをかざすこと
により購入の意思表示を行うシステムを説明した。次
に、購入意思表示のための別の方式を説明する。この方
式は、商品見本として上述の(3)実物見本を用い、利
用者がその実物見本を手に取ることができる場合の例で
ある。
【0026】図3に示すように、店舗内の陳列台304
上に置かれた各商品見本305(図には、セーター、フ
ライパン、ノート型PCの3つが示される)には、それ
ぞれ対応商品のIDその他の情報を記憶したRFID3
06が装着されている。利用者は、それら見本305を
心行くまで手に取ってみることができる。商品が服の場
合では試着することも可能である。もし利用者がこの商
品を購入すると判断すれば、利用者は店舗内に設けられ
た購入手続台300に行って、その商品の見本305と
自分のRFID202をその台の上に重ねて置く。購入
手続台300には、リーダ・ライタのアンテナ300a
が設けられており、そのアンテナ300aはコントロー
ラ301により制御される。アンテナ300aとコント
ローラ301により、台300に置かれた見本305の
RFID306と利用者のRFID202からIDなど
の情報が読み取られる。読み取られた利用者IDと商品
IDは、店舗内の管理コンピュータ302に送られる。
これ以降の処理は、前述のボックスに利用者RFIDを
かざすタイプの場合と同様である。管理コンピュータ3
02は、インターネット等を介して、配送センターの管
理コンピュータ303に対して利用者IDと商品IDの
情報を送り、これに応じて配送センターで商品配送の処
理が行われる。
上に置かれた各商品見本305(図には、セーター、フ
ライパン、ノート型PCの3つが示される)には、それ
ぞれ対応商品のIDその他の情報を記憶したRFID3
06が装着されている。利用者は、それら見本305を
心行くまで手に取ってみることができる。商品が服の場
合では試着することも可能である。もし利用者がこの商
品を購入すると判断すれば、利用者は店舗内に設けられ
た購入手続台300に行って、その商品の見本305と
自分のRFID202をその台の上に重ねて置く。購入
手続台300には、リーダ・ライタのアンテナ300a
が設けられており、そのアンテナ300aはコントロー
ラ301により制御される。アンテナ300aとコント
ローラ301により、台300に置かれた見本305の
RFID306と利用者のRFID202からIDなど
の情報が読み取られる。読み取られた利用者IDと商品
IDは、店舗内の管理コンピュータ302に送られる。
これ以降の処理は、前述のボックスに利用者RFIDを
かざすタイプの場合と同様である。管理コンピュータ3
02は、インターネット等を介して、配送センターの管
理コンピュータ303に対して利用者IDと商品IDの
情報を送り、これに応じて配送センターで商品配送の処
理が行われる。
【0027】この態様では、購入手続台300の上に商
品を置いた状態で処理ができるので、大きな商品などを
手で持っている必要がない。また、上述した各ボックス
にアンテナを設置する場合と違って、商品アイテム数に
かかわらず少ない数のアンテナで一店舗をまかなうこと
が可能である。なお、購入台300の上に複数個の商品
を一度に置いて購入処理を行うこともできる。
品を置いた状態で処理ができるので、大きな商品などを
手で持っている必要がない。また、上述した各ボックス
にアンテナを設置する場合と違って、商品アイテム数に
かかわらず少ない数のアンテナで一店舗をまかなうこと
が可能である。なお、購入台300の上に複数個の商品
を一度に置いて購入処理を行うこともできる。
【0028】なお、商品が洗濯機や冷蔵庫などの持ち運
びが容易でない商品の場合は、商品に付けたRFIDを
はずしてリーダ・ライタの所にもって行くようにすれば
良い。
びが容易でない商品の場合は、商品に付けたRFIDを
はずしてリーダ・ライタの所にもって行くようにすれば
良い。
【0029】更に、各商品見本にはRFIDが取り付け
られているので、店舗出入口にRFIDを検知するリー
ダ・ライタを設置し、それら商品見本の持出を検知して
警報出力や管理センターへの通報などの処置を行うこと
も可能である。
られているので、店舗出入口にRFIDを検知するリー
ダ・ライタを設置し、それら商品見本の持出を検知して
警報出力や管理センターへの通報などの処置を行うこと
も可能である。
【0030】なお、代金決済は、上述した電子マネー方
式に限らない。例えば、クレディットカードやデビット
カードにより決済する方式を用いる場合は、利用者が予
め当該店舗の組織に対してそれらカードの番号を登録し
ておけばよい。そして、利用者のカードの番号をその人
に付与したRFIDのID番号と関連付けて記憶してお
けばよい。
式に限らない。例えば、クレディットカードやデビット
カードにより決済する方式を用いる場合は、利用者が予
め当該店舗の組織に対してそれらカードの番号を登録し
ておけばよい。そして、利用者のカードの番号をその人
に付与したRFIDのID番号と関連付けて記憶してお
けばよい。
【0031】以上説明したように、本実施形態では、利
用者が手にとって商品をとることができ、現金の授受が
店舗では行われないので盗難の危険が少ない。商品を配
送センターから宅配させることができるので、利用者は
商品を持ち運ぶ必要がなく、わざわざ車で店舗を訪れる
必要もない。POSシステムと比較した場合、複数の商
品を一度に購入処理ができ、また、機能的にもバーコー
ドを読んだりIDを打ち込んだりする操作が無く、商品
をアンテナが埋め込まれている台に置くだけで済むの
で、特にお年寄りなどにとってはより快適に操作を行え
る。なお、このシステムでは、利用者のRFIDカード
に、購入した品目を登録することができる。この機能を
利用すれば、商品到着の際に購入した品目が届いたかチ
ェックができる。
用者が手にとって商品をとることができ、現金の授受が
店舗では行われないので盗難の危険が少ない。商品を配
送センターから宅配させることができるので、利用者は
商品を持ち運ぶ必要がなく、わざわざ車で店舗を訪れる
必要もない。POSシステムと比較した場合、複数の商
品を一度に購入処理ができ、また、機能的にもバーコー
ドを読んだりIDを打ち込んだりする操作が無く、商品
をアンテナが埋め込まれている台に置くだけで済むの
で、特にお年寄りなどにとってはより快適に操作を行え
る。なお、このシステムでは、利用者のRFIDカード
に、購入した品目を登録することができる。この機能を
利用すれば、商品到着の際に購入した品目が届いたかチ
ェックができる。
【0032】[実施形態2]この実施形態では無人店舗
が商品の在庫をもっている場合を説明する。本実施形態
の無人店舗は、図1のシステムにおいて、無人店舗10
3として示されている。無人店舗103は、リーダ・ラ
イタ104や商品見本105の他に、商品在庫を保管す
る無人自動倉庫106を持つ。
が商品の在庫をもっている場合を説明する。本実施形態
の無人店舗は、図1のシステムにおいて、無人店舗10
3として示されている。無人店舗103は、リーダ・ラ
イタ104や商品見本105の他に、商品在庫を保管す
る無人自動倉庫106を持つ。
【0033】この店舗の更なる詳細は図4に示されてい
る。これは実施形態1に無人自動倉庫を加えたような構
造を持つ。在庫の各商品には書込み・書き換え可能な記
憶領域をもったRFIDが装着されているものとする。
る。これは実施形態1に無人自動倉庫を加えたような構
造を持つ。在庫の各商品には書込み・書き換え可能な記
憶領域をもったRFIDが装着されているものとする。
【0034】商品購入の手続きは実施形態1の場合と同
じである。従って、課金(代金決済)も購入時点で行わ
れるものとする。利用者408が購入商品410を決
め、実施形態1に説明した方式のうちのいずれかで、自
分のRFID408aと商品見本に装着されたRFID
を、店舗内ののリーダ・ライター401に読み取らせる
と、リーダ・ライタ401は、それらRFIDから読み
取った利用者及び商品のID情報を管理コンピュータ4
00に送る。管理コンピュータ400は、利用者のID
や各商品のIDなどを登録したデータ・ベース400a
に接続されている。管理コンピュータ400は、リーダ
・ライタ401から受け取った利用者IDと商品IDと
が正しいものか、データ・ベース400aにアクセスす
ることによって確認する。この確認ができると、管理コ
ンピュータ400は、自動倉庫の管理装置に対し、その
商品のIDと利用者のIDを送る。自動倉庫の管理装置
は、自動倉庫の各部を制御し、受け取った商品IDに対
応する商品の現物を取り出す。商品現物405はベルト
コンベヤなどの搬送機構404,406によって、商品
受け取り口407まで運ばれていく。この搬送経路の途
中の、商品現物が倉庫から出てくる時に通る特定の場
所、例えば搬送機構404から406に商品が移行する
部分などに、リーダ・ライタ402のアンテナが設置さ
れている。現物がこの場所を通る時に、リーダ・ライタ
402は商品現物のRFIDから商品IDを読み取り、
管理コンピュータ400から取得したこの商品の購入者
のIDをその商品現物のRFIDに書き込む。なお、自
動倉庫についてはいろいろなものが考案されており、本
システムにはそのいずれを利用してもよい。商品や物の
RFIDに利用者のRFIDのIDを書き込む方式は本
件発明者による特願2000-040484号にも示されている。
じである。従って、課金(代金決済)も購入時点で行わ
れるものとする。利用者408が購入商品410を決
め、実施形態1に説明した方式のうちのいずれかで、自
分のRFID408aと商品見本に装着されたRFID
を、店舗内ののリーダ・ライター401に読み取らせる
と、リーダ・ライタ401は、それらRFIDから読み
取った利用者及び商品のID情報を管理コンピュータ4
00に送る。管理コンピュータ400は、利用者のID
や各商品のIDなどを登録したデータ・ベース400a
に接続されている。管理コンピュータ400は、リーダ
・ライタ401から受け取った利用者IDと商品IDと
が正しいものか、データ・ベース400aにアクセスす
ることによって確認する。この確認ができると、管理コ
ンピュータ400は、自動倉庫の管理装置に対し、その
商品のIDと利用者のIDを送る。自動倉庫の管理装置
は、自動倉庫の各部を制御し、受け取った商品IDに対
応する商品の現物を取り出す。商品現物405はベルト
コンベヤなどの搬送機構404,406によって、商品
受け取り口407まで運ばれていく。この搬送経路の途
中の、商品現物が倉庫から出てくる時に通る特定の場
所、例えば搬送機構404から406に商品が移行する
部分などに、リーダ・ライタ402のアンテナが設置さ
れている。現物がこの場所を通る時に、リーダ・ライタ
402は商品現物のRFIDから商品IDを読み取り、
管理コンピュータ400から取得したこの商品の購入者
のIDをその商品現物のRFIDに書き込む。なお、自
動倉庫についてはいろいろなものが考案されており、本
システムにはそのいずれを利用してもよい。商品や物の
RFIDに利用者のRFIDのIDを書き込む方式は本
件発明者による特願2000-040484号にも示されている。
【0035】受け取り口407の近傍には、リーダ・ラ
イタ403が設けられている。このリーダ・ライタ40
3は、受け取り口407に達した商品現物のRFIDか
ら、購入者のIDを読み取り、この読み取ったIDを分
別機構に送り、商品を購入者別に物理的に分別させる。
物品にRFIDを装着し、そのRFIDの記憶内容によ
ってそれら物品を分別する仕組みは、いろいろ考案され
て商品化されている。本システムでは、それら公知の方
式のいずれかを利用すればよい。このようにして分別さ
れた商品の集まりは、待っていた利用者409に受け取
られる。
イタ403が設けられている。このリーダ・ライタ40
3は、受け取り口407に達した商品現物のRFIDか
ら、購入者のIDを読み取り、この読み取ったIDを分
別機構に送り、商品を購入者別に物理的に分別させる。
物品にRFIDを装着し、そのRFIDの記憶内容によ
ってそれら物品を分別する仕組みは、いろいろ考案され
て商品化されている。本システムでは、それら公知の方
式のいずれかを利用すればよい。このようにして分別さ
れた商品の集まりは、待っていた利用者409に受け取
られる。
【0036】なお購入しようとしている商品が店舗にな
い場合もある。利用者が商品見本と自分のRFIDをリ
ーダ・ライタ401の近傍に近づけた際に、管理コンピ
ュータ400は、その商品に在庫があるかどうかを判定
し、在庫がない場合は、店舗内に設けた案内用のディス
プレイモニターにその旨を表示する。更に管理コンピュ
ータ400は、配送センターの管理コンピュータに問い
合わせるなどして配送センターに在庫があるかを判定
し、配送センターに在庫がある場合は、利用者に対して
配送が可能である旨をモニターに表示し、配送による購
入を希望するかどうかを尋ねる。この質問に対する利用
者の意思表示は、モニター近傍に設けた入力手段によっ
て行われる。利用者が配送を希望する場合、実施形態1
の場合のような希望商品の配送がなされるものとして、
モニター近傍に設けられたプリント装置から購入明細が
プリントアウトされる。配送希望がなされた商品は、実
施形態1と同様の処理で、利用者の自宅等に配送され
る。
い場合もある。利用者が商品見本と自分のRFIDをリ
ーダ・ライタ401の近傍に近づけた際に、管理コンピ
ュータ400は、その商品に在庫があるかどうかを判定
し、在庫がない場合は、店舗内に設けた案内用のディス
プレイモニターにその旨を表示する。更に管理コンピュ
ータ400は、配送センターの管理コンピュータに問い
合わせるなどして配送センターに在庫があるかを判定
し、配送センターに在庫がある場合は、利用者に対して
配送が可能である旨をモニターに表示し、配送による購
入を希望するかどうかを尋ねる。この質問に対する利用
者の意思表示は、モニター近傍に設けた入力手段によっ
て行われる。利用者が配送を希望する場合、実施形態1
の場合のような希望商品の配送がなされるものとして、
モニター近傍に設けられたプリント装置から購入明細が
プリントアウトされる。配送希望がなされた商品は、実
施形態1と同様の処理で、利用者の自宅等に配送され
る。
【0037】この実施形態によれば、現金の授受を必要
としない無人店舗で商品のサンプル商品を手にとって見
ることができ、且つ出口で購買品を受け取ることができ
る。在庫がない場合には配送依頼が出来る。
としない無人店舗で商品のサンプル商品を手にとって見
ることができ、且つ出口で購買品を受け取ることができ
る。在庫がない場合には配送依頼が出来る。
【0038】[実施形態3]実施形態2では、利用者が
商品見本と自分のRFIDとをリーダ・ライタ401に
近づけるという購入操作を行った時点で、商品の代金決
済を行った。しかし、この場合、商品受け取り口で商品
を受け取る時、何らかのミスで他人の受け取る商品が間
違って混入したり、或いは自分の受け取るべき商品が他
人のものに間違って入ってしまう可能性がある。また、
購入商品が入ってない場合も考えられる。
商品見本と自分のRFIDとをリーダ・ライタ401に
近づけるという購入操作を行った時点で、商品の代金決
済を行った。しかし、この場合、商品受け取り口で商品
を受け取る時、何らかのミスで他人の受け取る商品が間
違って混入したり、或いは自分の受け取るべき商品が他
人のものに間違って入ってしまう可能性がある。また、
購入商品が入ってない場合も考えられる。
【0039】このミスを検出するには勿論利用者が現物
確認をすれば済むことである。しかし、品数が増えてき
た場合、利用者が購入した品目をすべて覚えていて直ぐ
に思い出せるか疑問である。ここでこのような間違いを
防ぐ方法を説明する。システム構成は図4に示したもの
でよく、システムの各構成要素は、基本的には実施形態
2に示した処理を行うものとする。
確認をすれば済むことである。しかし、品数が増えてき
た場合、利用者が購入した品目をすべて覚えていて直ぐ
に思い出せるか疑問である。ここでこのような間違いを
防ぐ方法を説明する。システム構成は図4に示したもの
でよく、システムの各構成要素は、基本的には実施形態
2に示した処理を行うものとする。
【0040】まず、始めに利用者が商品を購入した時点
で、即ち、商品のRFIDと利用者のRFIDが実質的
に同時にリーダ・ライタ401で読込まれて、購入の意
思表示がなされた時に、同じリーダ・ライタ401がそ
の商品のIDをその利用者のRFIDに書き込む。
で、即ち、商品のRFIDと利用者のRFIDが実質的
に同時にリーダ・ライタ401で読込まれて、購入の意
思表示がなされた時に、同じリーダ・ライタ401がそ
の商品のIDをその利用者のRFIDに書き込む。
【0041】利用者が受け取り口407で商品を受け取
る時点では、利用者がこの店舗において購入した各商品
のIDが全て書き込まれていることになる。店舗出入口
のリーダ・ライタ411に、利用者が購入した商品の塊
と自分のRFIDを近づける。リーダ・ライタ411は
利用者のRFIDに書かれてある購入商品のID群と、
実際の商品のRFIDに格納された商品IDとを読み取
り、管理コンピュータ400に送る。管理コンピュータ
400は、それらを比較対照し、不整合があればその旨
をモニターなどに表示して利用者に知らせる。
る時点では、利用者がこの店舗において購入した各商品
のIDが全て書き込まれていることになる。店舗出入口
のリーダ・ライタ411に、利用者が購入した商品の塊
と自分のRFIDを近づける。リーダ・ライタ411は
利用者のRFIDに書かれてある購入商品のID群と、
実際の商品のRFIDに格納された商品IDとを読み取
り、管理コンピュータ400に送る。管理コンピュータ
400は、それらを比較対照し、不整合があればその旨
をモニターなどに表示して利用者に知らせる。
【0042】本実施形態の変形例として、希望商品の確
認方法として、商品が受け取り人毎に分別された後、さ
らに、別のコンベヤでもって受け取り場所まで運ばれる
ようにする方式が考えられる。そうすることによって、
分別された商品の集まりごとにリーダ・ライタ411で
もってそれら各商品のIDを読みとる。この読みとりの
際にはその商品のRFIDに書き込まれている購入者の
IDも読みとれる。この購入者のIDと各商品のIDを
管理コンピュータ400に送りこむ。
認方法として、商品が受け取り人毎に分別された後、さ
らに、別のコンベヤでもって受け取り場所まで運ばれる
ようにする方式が考えられる。そうすることによって、
分別された商品の集まりごとにリーダ・ライタ411で
もってそれら各商品のIDを読みとる。この読みとりの
際にはその商品のRFIDに書き込まれている購入者の
IDも読みとれる。この購入者のIDと各商品のIDを
管理コンピュータ400に送りこむ。
【0043】ここで、管理コンピュータ400は、購入
操作の際にリーダ・ライタ401で読み取った各商品の
ID情報を、購入操作を行った利用者のIDに対応づけ
て、その利用者の購入リストとしてデータ・ベース40
0aに記憶しておくものとする。
操作の際にリーダ・ライタ401で読み取った各商品の
ID情報を、購入操作を行った利用者のIDに対応づけ
て、その利用者の購入リストとしてデータ・ベース40
0aに記憶しておくものとする。
【0044】出入口近傍のリーダ・ライタ411が各商
品のRFIDから読み取った購入者のID及び当該商品
自体のIDを受信した管理コンピュータは、その購入者
IDをキーとしてデータ・ベース400aを検索し、そ
の購入者IDに対応する購入商品リストを取得する。そ
して、この購入商品リストと、リーダ・ライタ411か
ら取得した各商品のID群とを比較してその不整合を調
べる。不整合がある場合、その旨をモニター表示その他
の方法で報知し、何らかの対策を講じる。
品のRFIDから読み取った購入者のID及び当該商品
自体のIDを受信した管理コンピュータは、その購入者
IDをキーとしてデータ・ベース400aを検索し、そ
の購入者IDに対応する購入商品リストを取得する。そ
して、この購入商品リストと、リーダ・ライタ411か
ら取得した各商品のID群とを比較してその不整合を調
べる。不整合がある場合、その旨をモニター表示その他
の方法で報知し、何らかの対策を講じる。
【0045】また、このように購入商品リストを作成す
る代わりに、出入口のリーダ・ライタ411がRFID
群から実質的に同時に読み取った情報をもとに、間違っ
た商品を持ちだそうとしていないか判断することもでき
る。すなわち、利用者が商品を持って出入口を通る際、
リーダ・ライタ411がその利用者と商品のRFIDか
ら情報を読み出し、その商品のRFID内に記憶されて
いる購入者のIDと、その利用者のRFIDから読み取
った利用者IDとが一致すれば、正しい商品の持ち出し
と判定できる。一致しなければ、リーダ・ライタ411
近傍に設けた案内用のディスプレイモニターに商品間違
いの旨を表示したり、店舗内の警報を鳴らしたり、無人
店舗の管理センターに対して通知を行うなどの処置を行
うことができる。
る代わりに、出入口のリーダ・ライタ411がRFID
群から実質的に同時に読み取った情報をもとに、間違っ
た商品を持ちだそうとしていないか判断することもでき
る。すなわち、利用者が商品を持って出入口を通る際、
リーダ・ライタ411がその利用者と商品のRFIDか
ら情報を読み出し、その商品のRFID内に記憶されて
いる購入者のIDと、その利用者のRFIDから読み取
った利用者IDとが一致すれば、正しい商品の持ち出し
と判定できる。一致しなければ、リーダ・ライタ411
近傍に設けた案内用のディスプレイモニターに商品間違
いの旨を表示したり、店舗内の警報を鳴らしたり、無人
店舗の管理センターに対して通知を行うなどの処置を行
うことができる。
【0046】この実施形態では、購入商品についての代
金決済は、上記の仕組みにより受け取り商品の整合性が
あったと判定された場合のみ、その時点でなされるもの
とする。
金決済は、上記の仕組みにより受け取り商品の整合性が
あったと判定された場合のみ、その時点でなされるもの
とする。
【0047】本実施形態によれば、購入商品にチェック
が行える。また本当に購入されたもののみについて代金
決済を行うことができる。
が行える。また本当に購入されたもののみについて代金
決済を行うことができる。
【0048】[実施形態4]この実施形態では実施形態
1のように、商品が指定配送先116に配送されるもの
とする。店舗として商品在庫の無いタイプのものを利用
する。そして、代金決済は実施形態1のように購入指示
時点では行わず、配送先に商品が到着した時点で行う。
1のように、商品が指定配送先116に配送されるもの
とする。店舗として商品在庫の無いタイプのものを利用
する。そして、代金決済は実施形態1のように購入指示
時点では行わず、配送先に商品が到着した時点で行う。
【0049】図1を参照して説明すると、本実施形態で
は、配送先116にもリーダ・ライタ117を設置して
おく。利用者がRFIDの付与を受ける際、同時にリー
ダ・ライタ117を取得すればよい。
は、配送先116にもリーダ・ライタ117を設置して
おく。利用者がRFIDの付与を受ける際、同時にリー
ダ・ライタ117を取得すればよい。
【0050】配送センター110から商品113が配送
トラック112などにより配送されると、その配送先の
利用者は自分のRFIDと受け取った商品に装着された
RFIDとを、配送先116のリーダ・ライタ117で
読み込ませる。利用者のRFIDには、無人店舗100
のリーダ・ライタ101により、購入した各商品のID
が書き込まれているものとする。したがって、配送先1
16のリーダ・ライタ117は、利用者のRFIDから
は利用者IDと各購入商品のIDを、配送された各商品
のRFIDからはそれら各商品のIDを、それぞれ読み
取る。
トラック112などにより配送されると、その配送先の
利用者は自分のRFIDと受け取った商品に装着された
RFIDとを、配送先116のリーダ・ライタ117で
読み込ませる。利用者のRFIDには、無人店舗100
のリーダ・ライタ101により、購入した各商品のID
が書き込まれているものとする。したがって、配送先1
16のリーダ・ライタ117は、利用者のRFIDから
は利用者IDと各購入商品のIDを、配送された各商品
のRFIDからはそれら各商品のIDを、それぞれ読み
取る。
【0051】リーダ・ライタ117は、利用者のRFI
Dから読み取られた購入商品のIDと、配送された商品
のRFIDから読み取られた商品IDとを比較し、両者
に不整合がある場合は、付属のモニタなどを通してその
旨を利用者に知らせ、再送の依頼または購入キャンセル
などを利用者に選択させる。両者が整合した場合、リー
ダ・ライタ117は、インターネットなどを通じ、その
利用者のIDとそれら商品のIDと、配送が成功した旨
の通知とを配送センター110の管理コンピュータに知
らせる。配送センター110の管理コンピュータは、こ
れらの情報をもとに、口座引き落としやクレディットカ
ード決済などの方式で代金決済処理を行う。
Dから読み取られた購入商品のIDと、配送された商品
のRFIDから読み取られた商品IDとを比較し、両者
に不整合がある場合は、付属のモニタなどを通してその
旨を利用者に知らせ、再送の依頼または購入キャンセル
などを利用者に選択させる。両者が整合した場合、リー
ダ・ライタ117は、インターネットなどを通じ、その
利用者のIDとそれら商品のIDと、配送が成功した旨
の通知とを配送センター110の管理コンピュータに知
らせる。配送センター110の管理コンピュータは、こ
れらの情報をもとに、口座引き落としやクレディットカ
ード決済などの方式で代金決済処理を行う。
【0052】以上説明した本実施形態の方式は、従来か
ら広く行われている代金着払いの方式に類似するが、現
金の授受は行われないことと商品確認に人手を使わない
ことが異なる。以上では、配送された全商品についてま
とめて決済を行ったが、希望商品のみについて決済処理
を行うようにしても良い。
ら広く行われている代金着払いの方式に類似するが、現
金の授受は行われないことと商品確認に人手を使わない
ことが異なる。以上では、配送された全商品についてま
とめて決済を行ったが、希望商品のみについて決済処理
を行うようにしても良い。
【0053】以上説明したように本実施形態によれば、
配送された商品の確認ができ、確認ができた場合にのみ
代金決済が行われる。
配送された商品の確認ができ、確認ができた場合にのみ
代金決済が行われる。
【0054】[実施形態5]この実施形態では、商品が
中央配送センター110の他に、いくつかの店舗103
にも分散的に在庫されているものとする。利用者が、店
舗にて自分のRFIDを商品見本と一緒にしてリーダ・
ライタに読ませることによって注文するのはこれまでの
実施形態と同様である。
中央配送センター110の他に、いくつかの店舗103
にも分散的に在庫されているものとする。利用者が、店
舗にて自分のRFIDを商品見本と一緒にしてリーダ・
ライタに読ませることによって注文するのはこれまでの
実施形態と同様である。
【0055】店舗103にて利用者が注文を行った際、
その店舗内に注文品の在庫がない場合は、注文された商
品のIDがその店舗103の管理コンピュータからイン
ターネットなどを通して配送センター110にある中央
の管理コンピュータに送られ、中央の管理コンピュータ
は、ただちにセンター110及び各店舗での在庫状況を
調べる。この調査結果は、ただちに利用者のいる店舗に
インターネット等を通じて送り返される。その店舗の管
理コンピュータは、注文商品の店内在庫がない旨や、そ
の商品を在庫している店舗の住所その他の情報などを、
付属のモニター上に表示して利用者に知らせ、どこかの
店舗のものを配送させるか、或いは予約してそこに取り
に行くかを選択させる。
その店舗内に注文品の在庫がない場合は、注文された商
品のIDがその店舗103の管理コンピュータからイン
ターネットなどを通して配送センター110にある中央
の管理コンピュータに送られ、中央の管理コンピュータ
は、ただちにセンター110及び各店舗での在庫状況を
調べる。この調査結果は、ただちに利用者のいる店舗に
インターネット等を通じて送り返される。その店舗の管
理コンピュータは、注文商品の店内在庫がない旨や、そ
の商品を在庫している店舗の住所その他の情報などを、
付属のモニター上に表示して利用者に知らせ、どこかの
店舗のものを配送させるか、或いは予約してそこに取り
に行くかを選択させる。
【0056】また、上記と同時に、利用者のいる店舗の
管理コンピュータは、余分に在庫をもっている店舗から
該当商品を、その在庫不足の店舗に配送させる指示を、
例えば配送センター110の管理コンピュータに送る。
配送センター110の管理コンピュータは、この指示も
考慮した上で、配送トラックの経路や配送商品の計画を
立てる。配送センターから発進するトラックは、この計
画に基づき、顧客の商品を指定住所に送るのみならず、
店舗内の商品の交換や移動をも担当する。ガソリン代や
搬送経路を最短にするためのアルゴリズムなどはいろい
ろ開発されており、それを利用すればよい。
管理コンピュータは、余分に在庫をもっている店舗から
該当商品を、その在庫不足の店舗に配送させる指示を、
例えば配送センター110の管理コンピュータに送る。
配送センター110の管理コンピュータは、この指示も
考慮した上で、配送トラックの経路や配送商品の計画を
立てる。配送センターから発進するトラックは、この計
画に基づき、顧客の商品を指定住所に送るのみならず、
店舗内の商品の交換や移動をも担当する。ガソリン代や
搬送経路を最短にするためのアルゴリズムなどはいろい
ろ開発されており、それを利用すればよい。
【0057】以上説明した実施形態によれば、店舗群全
体でみた場合の在庫をできるだけ最少に押さえることが
可能になる。
体でみた場合の在庫をできるだけ最少に押さえることが
可能になる。
【0058】[実施形態6]ビデオショップにおいて店
員の確保や様々なメンテナンスのコストは難しい問題で
ある。この実施形態では、ビデオショップを無人化しコ
ストを下げる方法を説明する。
員の確保や様々なメンテナンスのコストは難しい問題で
ある。この実施形態では、ビデオショップを無人化しコ
ストを下げる方法を説明する。
【0059】図5は、本実施形態の店舗システムの一例
を示す。ここでは、ビデオの貸出と販売の両方を行う店
舗の例を説明する。この図ではビデオテープを保管した
り、そこからビデオを取り出す機構の図示は省略してい
る。
を示す。ここでは、ビデオの貸出と販売の両方を行う店
舗の例を説明する。この図ではビデオテープを保管した
り、そこからビデオを取り出す機構の図示は省略してい
る。
【0060】ドア504,506,508は3つあり、
それぞれは管理コンピュータ500から開閉の指示をも
らう。また、各ドア504,506,508の近傍に
は、それぞれリーダ・ライタのアンテナ503,50
5,507が設置されており、それら各アンテナはコン
トローラ502に接続されている。またコントローラ5
02は、管理コンピュータ500に接続されている。管
理コンピュータ500は、ビデオテープや会員の管理情
報を保持する記憶装置501に繋がれている。なお、図
中では、各ドア504等と管理コンピュータ500との
接続は、煩雑さを避けるため図示を省略している。
それぞれは管理コンピュータ500から開閉の指示をも
らう。また、各ドア504,506,508の近傍に
は、それぞれリーダ・ライタのアンテナ503,50
5,507が設置されており、それら各アンテナはコン
トローラ502に接続されている。またコントローラ5
02は、管理コンピュータ500に接続されている。管
理コンピュータ500は、ビデオテープや会員の管理情
報を保持する記憶装置501に繋がれている。なお、図
中では、各ドア504等と管理コンピュータ500との
接続は、煩雑さを避けるため図示を省略している。
【0061】このビデオショップ513では、利用者5
09が会員カードとしてRFIDカード510を用い
る。また、入り口のドア504は、一人が通れる程度の
幅にしておく。ここで、RFIDカード510を持った
人でないとドア504が開かないような仕組みすること
も可能である。
09が会員カードとしてRFIDカード510を用い
る。また、入り口のドア504は、一人が通れる程度の
幅にしておく。ここで、RFIDカード510を持った
人でないとドア504が開かないような仕組みすること
も可能である。
【0062】ショップ513内部の陳列棚512には、
貸出用のビデオテープ又はその空ケースが陳列されてい
る。本実施形態では、販売用にはビデオテープ実物を陳
列し、レンタル用にはビデオテープの空ケースを陳列し
ているものとする。ビデオテープのケース(空ケースを
含む)には、そのテープのIDを記憶したRFIDが装
着されている。テープのIDは、レンタル用と販売用と
で区別してあり、管理コンピュータ500は、読み取っ
たテープのIDによりそれがレンタル用か販売用かを判
定できる。
貸出用のビデオテープ又はその空ケースが陳列されてい
る。本実施形態では、販売用にはビデオテープ実物を陳
列し、レンタル用にはビデオテープの空ケースを陳列し
ているものとする。ビデオテープのケース(空ケースを
含む)には、そのテープのIDを記憶したRFIDが装
着されている。テープのIDは、レンタル用と販売用と
で区別してあり、管理コンピュータ500は、読み取っ
たテープのIDによりそれがレンタル用か販売用かを判
定できる。
【0063】本実施形態では、ビデオテープ自体がショ
ップ513内にある点が、これまでの実施形態(商品は
配送センター又は自動倉庫内にあった)と異なる。これ
は既存の店舗での顧客の慣れを考慮したものである。
ップ513内にある点が、これまでの実施形態(商品は
配送センター又は自動倉庫内にあった)と異なる。これ
は既存の店舗での顧客の慣れを考慮したものである。
【0064】店内に利用者のRFIDとビデオテープの
RFIDとを同時に読めるリーダ・ライタ511を設置
する。利用者のRFIDとビデオテープ(又は空ケー
ス)のRFIDが同時に読込まれた時、管理コンピュー
タ500はその利用者がそのビデオを購入または借出し
たと判断する。購入かレンタル希望かは、RFIDから
読み出したテープのIDで区別することができる。従っ
て、この構成では、利用者は購入かレンタルかを指示す
る必要がない。
RFIDとを同時に読めるリーダ・ライタ511を設置
する。利用者のRFIDとビデオテープ(又は空ケー
ス)のRFIDが同時に読込まれた時、管理コンピュー
タ500はその利用者がそのビデオを購入または借出し
たと判断する。購入かレンタル希望かは、RFIDから
読み出したテープのIDで区別することができる。従っ
て、この構成では、利用者は購入かレンタルかを指示す
る必要がない。
【0065】購入と判断した場合は、管理コンピュータ
500は、実施形態1に示した方法で代金決済処理を行
い、更にその購入されたビデオテープのRFIDに対
し、売却済みであることを示す所定の情報を書き込む。
この場合、購入した利用者のRFIDから読み取ったI
Dを、そのビデオテープのRFIDに書き込むようにす
ることが好適である。
500は、実施形態1に示した方法で代金決済処理を行
い、更にその購入されたビデオテープのRFIDに対
し、売却済みであることを示す所定の情報を書き込む。
この場合、購入した利用者のRFIDから読み取ったI
Dを、そのビデオテープのRFIDに書き込むようにす
ることが好適である。
【0066】レンタルと判断した場合は、管理コンピュ
ータ500は代金決済処理を行った上で、レンタルビデ
オテープを収容した自動倉庫に対し、利用者が選んだテ
ープを取り出す旨指示する。
ータ500は代金決済処理を行った上で、レンタルビデ
オテープを収容した自動倉庫に対し、利用者が選んだテ
ープを取り出す旨指示する。
【0067】また、本実施形態では、購入、レンタルの
いずれの場合でも、この代金決済と並行して、ビデオテ
ープ又は空ケースのRFIDから読み取ったIDを、そ
の利用者のRFIDに書き込むようにする。
いずれの場合でも、この代金決済と並行して、ビデオテ
ープ又は空ケースのRFIDから読み取ったIDを、そ
の利用者のRFIDに書き込むようにする。
【0068】ショップ513の出口は二重構造になって
おり、ビデオ展示ルームからでたところにレンタルビデ
オを受け取るレンタル受取ルーム520を設ける。展示
ルールと受取ルーム520の間には、管理コンピュータ
500に制御されたドア508と、そのドア508の手
前(展示ルーム側)を通信範囲に収めるアンテナ507
が設置されている。利用者がレンタル受取ルーム520
に入ろうとしてそのドア508の前に来ると、コントロ
ーラ502とアンテナ507により、その利用者のRF
IDとその利用者が持っているビデオテープや空きケー
スのRFIDの情報が読み出され、管理コンピュータ5
00に送られる。すると、管理コンピュータ500は、
それら情報のうち、ビデオテープ現物のRFIDから読
み出した情報を調べ、売却済みの旨の情報が含まれてい
るかどうかを判断する。ここで、もし売却済み情報のな
いビデオテープ現物が検出されると、管理コンピュータ
500は、ドア508を閉じて開かないようにする。こ
れにより、購入操作を経ていないビデオテープが持ち出
されるのを防ぐことができる。
おり、ビデオ展示ルームからでたところにレンタルビデ
オを受け取るレンタル受取ルーム520を設ける。展示
ルールと受取ルーム520の間には、管理コンピュータ
500に制御されたドア508と、そのドア508の手
前(展示ルーム側)を通信範囲に収めるアンテナ507
が設置されている。利用者がレンタル受取ルーム520
に入ろうとしてそのドア508の前に来ると、コントロ
ーラ502とアンテナ507により、その利用者のRF
IDとその利用者が持っているビデオテープや空きケー
スのRFIDの情報が読み出され、管理コンピュータ5
00に送られる。すると、管理コンピュータ500は、
それら情報のうち、ビデオテープ現物のRFIDから読
み出した情報を調べ、売却済みの旨の情報が含まれてい
るかどうかを判断する。ここで、もし売却済み情報のな
いビデオテープ現物が検出されると、管理コンピュータ
500は、ドア508を閉じて開かないようにする。こ
れにより、購入操作を経ていないビデオテープが持ち出
されるのを防ぐことができる。
【0069】なお、ここでは販売用のビデオテープは実
物を展示する場合の例を示しているが、販売用について
も空ケースを展示しておき、利用者が空ケースをリーダ
・ライタのアンテナ511に近づけた際に、その近傍に
設置したモニター上に購入かレンタルかの選択を求める
ようにしても良い。この場合、購入したビデオテープの
実物は、受取ルーム520でレンタルテープと共に受け
取るようにする。
物を展示する場合の例を示しているが、販売用について
も空ケースを展示しておき、利用者が空ケースをリーダ
・ライタのアンテナ511に近づけた際に、その近傍に
設置したモニター上に購入かレンタルかの選択を求める
ようにしても良い。この場合、購入したビデオテープの
実物は、受取ルーム520でレンタルテープと共に受け
取るようにする。
【0070】レンタル受取ルーム520では、利用者毎
にまとめられたレンタルビデオが用意されている。これ
はこれまでの実施形態で説明されたように自動倉庫のシ
ステムを構築することによって実現される。
にまとめられたレンタルビデオが用意されている。これ
はこれまでの実施形態で説明されたように自動倉庫のシ
ステムを構築することによって実現される。
【0071】なお、レンタル受取ルーム520内の利用
者のRFID510には、今回購入したり、レンタルし
たりしたビデオのIDが書き込まれている。利用者が受
取ルーム520の出口のドア506の近傍に来ると、ア
ンテナ505により、その利用者のRFID内に記録さ
れているビデオテープのIDと、その利用者が持ってい
るビデオテープのIDとが読み取られ、管理コンピュー
タ500に渡される。管理コンピュータ500は、利用
者のRFIDに登録されていた各ビデオのIDと、実際
の各ビデオテープのRFIDから読み取ったIDとを比
較し、両者が整合しているか判定する。両者が整合して
いれば、管理コンピュータ500は出口のドア506を
開き、利用者が退出できるようにする。一方、両者が不
整合の場合は、ドア506を開かないようにする。これ
はレンタルされたビデオが他人によって持ち去られるの
を防ぐ為である。そして、管理コンピュータ500は、
間違ったビデオテープを持っている旨を、出口近傍に設
置したモニターに表示したり、音声出力したりして、退
出しようとする利用者に注意を促す。
者のRFID510には、今回購入したり、レンタルし
たりしたビデオのIDが書き込まれている。利用者が受
取ルーム520の出口のドア506の近傍に来ると、ア
ンテナ505により、その利用者のRFID内に記録さ
れているビデオテープのIDと、その利用者が持ってい
るビデオテープのIDとが読み取られ、管理コンピュー
タ500に渡される。管理コンピュータ500は、利用
者のRFIDに登録されていた各ビデオのIDと、実際
の各ビデオテープのRFIDから読み取ったIDとを比
較し、両者が整合しているか判定する。両者が整合して
いれば、管理コンピュータ500は出口のドア506を
開き、利用者が退出できるようにする。一方、両者が不
整合の場合は、ドア506を開かないようにする。これ
はレンタルされたビデオが他人によって持ち去られるの
を防ぐ為である。そして、管理コンピュータ500は、
間違ったビデオテープを持っている旨を、出口近傍に設
置したモニターに表示したり、音声出力したりして、退
出しようとする利用者に注意を促す。
【0072】なお、以上の例では、出口にドア508と
506の2重の関門を設けたが、これをドア506だけ
に集約することも可能である。この場合、出口のアンテ
ナ505で利用者のRFIDに記憶されたビデオテープ
のIDと、その利用者の持っている各ビデオテープのR
FIDのID情報とを読み出し、両者の整合性を判定し
て、1つでも未決済のビデオテープがあれば、ドア50
6を開かないようにすればよい。また、利用者のRFI
Dには登録されているのに、利用者が持って出ようとし
たビデオテープ群のRFIDからは検出できなかったI
Dがあった場合には、(購入又はレンタルの手続をした
にもかかわらず)持出を忘れたビデオテープがある旨を
モニターなどに表示して利用者の注意を促すことも好適
である。なお、いずれにしても、購入も借出もしない者
は、自分のRFIDには何も書かれていないので、出口
を通過することが可能である。
506の2重の関門を設けたが、これをドア506だけ
に集約することも可能である。この場合、出口のアンテ
ナ505で利用者のRFIDに記憶されたビデオテープ
のIDと、その利用者の持っている各ビデオテープのR
FIDのID情報とを読み出し、両者の整合性を判定し
て、1つでも未決済のビデオテープがあれば、ドア50
6を開かないようにすればよい。また、利用者のRFI
Dには登録されているのに、利用者が持って出ようとし
たビデオテープ群のRFIDからは検出できなかったI
Dがあった場合には、(購入又はレンタルの手続をした
にもかかわらず)持出を忘れたビデオテープがある旨を
モニターなどに表示して利用者の注意を促すことも好適
である。なお、いずれにしても、購入も借出もしない者
は、自分のRFIDには何も書かれていないので、出口
を通過することが可能である。
【0073】本実施形態によれば、ビデオショップを無
人で構築することが可能になり、人件費の節約になる。
また、RFIDの読取結果に応じて出入口のドアを制御
したことにより、顧客が間違ってビデオを持ち去ること
などを防げる。
人で構築することが可能になり、人件費の節約になる。
また、RFIDの読取結果に応じて出入口のドアを制御
したことにより、顧客が間違ってビデオを持ち去ること
などを防げる。
【0074】また、近傍型など人一人の歩く幅程度の有
効通信範囲を持つRFIDシステムを用い、一人が通れ
る程度の幅のチェックポイントを店舗内に設定し、そこ
にリーダ・ライタを設置するようにすれば、利用者が所
定の移動経路に沿って移動するに従って自動的にRFI
Dの読取を行うことができる。従来広く行われていたバ
ーコードを利用した貸出管理では、バーコードリーダの
読取距離などの関係で、人手によりバーコードを読み取
らせる作業が必要であったが、本実施形態のようにRF
IDを利用すれば、その必要はなくなる。なお、この利
点は、本実施形態以外の他の実施形態にも共通するもの
である。
効通信範囲を持つRFIDシステムを用い、一人が通れ
る程度の幅のチェックポイントを店舗内に設定し、そこ
にリーダ・ライタを設置するようにすれば、利用者が所
定の移動経路に沿って移動するに従って自動的にRFI
Dの読取を行うことができる。従来広く行われていたバ
ーコードを利用した貸出管理では、バーコードリーダの
読取距離などの関係で、人手によりバーコードを読み取
らせる作業が必要であったが、本実施形態のようにRF
IDを利用すれば、その必要はなくなる。なお、この利
点は、本実施形態以外の他の実施形態にも共通するもの
である。
【0075】以上レンタルビデオなどのショップを例に
とって説明したが、この方式は他の様々なレンタル業
態、小売業、及びそれらの複合業態の店舗にも適用可能
である。
とって説明したが、この方式は他の様々なレンタル業
態、小売業、及びそれらの複合業態の店舗にも適用可能
である。
【0076】[実施形態7]この実施形態では、利用者
のRFIDカードを買い物メモ代わりに利用できるシス
テムを説明する。利用者は、これまでの実施形態で見て
きたように、商品を手に取って品定めをした後に買うか
どうかを決める場合もあるが、生鮮食料品のように予め
何を買うか分かっている場合もある。後者の場合、買い
忘れを防ぐため、予めメモに買う品目を書いておき、そ
れをもって買い物へ行く場合が多い。
のRFIDカードを買い物メモ代わりに利用できるシス
テムを説明する。利用者は、これまでの実施形態で見て
きたように、商品を手に取って品定めをした後に買うか
どうかを決める場合もあるが、生鮮食料品のように予め
何を買うか分かっている場合もある。後者の場合、買い
忘れを防ぐため、予めメモに買う品目を書いておき、そ
れをもって買い物へ行く場合が多い。
【0077】本実施形態のシステムを図1を参照して説
明する。本実施形態では、商品ベンダーは、インターネ
ットのウェブページや電子メールなどを用いて、利用者
に対して商品情報を提供する。利用者は、パーソナルコ
ンピュータ107により、その商品情報を取得する。パ
ーソナルコンピュータ107には、RFIDカード10
8や109に対してデータの読み書きが行えるカードア
ダプタが接続されている。カードアダプタには、簡易な
リーダ・ライタを用いることもできる。
明する。本実施形態では、商品ベンダーは、インターネ
ットのウェブページや電子メールなどを用いて、利用者
に対して商品情報を提供する。利用者は、パーソナルコ
ンピュータ107により、その商品情報を取得する。パ
ーソナルコンピュータ107には、RFIDカード10
8や109に対してデータの読み書きが行えるカードア
ダプタが接続されている。カードアダプタには、簡易な
リーダ・ライタを用いることもできる。
【0078】パーソナルコンピュータ107は、利用者
が選択又は入力した商品のID番号を、カードアダプタ
を介してRFID108や109に書き込むためのプロ
グラムを搭載している。このプログラムは、例えば、ブ
ラウザと連動し、利用者がウェブページ上で選択(クリ
ック)した商品のID番号を、買い物予定としてRFI
Dに記録する。また、利用者がタイプ入力した商品ID
をRFIDに書き込むようなものでもよい。
が選択又は入力した商品のID番号を、カードアダプタ
を介してRFID108や109に書き込むためのプロ
グラムを搭載している。このプログラムは、例えば、ブ
ラウザと連動し、利用者がウェブページ上で選択(クリ
ック)した商品のID番号を、買い物予定としてRFI
Dに記録する。また、利用者がタイプ入力した商品ID
をRFIDに書き込むようなものでもよい。
【0079】利用者は、このようにして自分のRFID
108又は109に買い物予定の商品のIDのリストを
書き込んだ上で、そのRFIDを持って無人店舗100
又は103に行く。
108又は109に買い物予定の商品のIDのリストを
書き込んだ上で、そのRFIDを持って無人店舗100
又は103に行く。
【0080】利用者は、無人店舗100又は103のリ
ーダ・ライタ101又は104に、そのRFID108
又は109を読込ませる。店舗の管理コンピュータは、
そのRFIDから読み込まれた情報の中に、買い物予定
の商品のIDリストがあれば、そのリストに含まれるI
Dの商品アイテムが注文されたものと判断して、実施形
態1と同様の代金決済及び配送手配の処理を行う。な
お、その処理を行う前に、なんらかの形でそれらリスト
の商品についての購入意志を確かめる手段を用意するこ
とも出来る。例えば、商品品目をモニター上に出させ
て、タッチパネル方式で購入の意志表示をさせることが
可能である。
ーダ・ライタ101又は104に、そのRFID108
又は109を読込ませる。店舗の管理コンピュータは、
そのRFIDから読み込まれた情報の中に、買い物予定
の商品のIDリストがあれば、そのリストに含まれるI
Dの商品アイテムが注文されたものと判断して、実施形
態1と同様の代金決済及び配送手配の処理を行う。な
お、その処理を行う前に、なんらかの形でそれらリスト
の商品についての購入意志を確かめる手段を用意するこ
とも出来る。例えば、商品品目をモニター上に出させ
て、タッチパネル方式で購入の意志表示をさせることが
可能である。
【0081】また、リーダ・ライタ101又は104で
読み取った買い物予定商品のIDのリストから、それら
商品の商品名や陳列場所などを表示した画像を生成し、
リーダ・ライタ101又は104の近傍に配置したモニ
ターやプリンタから出力して利用者に提供することも好
適である。利用者は、この表示出力を参照して、店舗内
にある商品見本を見つけることができ、それを手にとっ
て確かめることができる。その上で、その商品が気に入
ったら、利用者は、上記実施形態1と同じようにその商
品見本を自分のRFIDと一緒にリーダ・ライタ101
又は104に近づけ、購入意志を入力すればよい。な
お、商品見本のRFIDから読み取られたID番号と同
じものが、利用者のRFIDの買い物予定のリストにあ
る場合は、店舗内の管理コンピュータがその見本に対応
する商品は買い物予定のリストから削除するなどするこ
とで、重複購入を防止できる。
読み取った買い物予定商品のIDのリストから、それら
商品の商品名や陳列場所などを表示した画像を生成し、
リーダ・ライタ101又は104の近傍に配置したモニ
ターやプリンタから出力して利用者に提供することも好
適である。利用者は、この表示出力を参照して、店舗内
にある商品見本を見つけることができ、それを手にとっ
て確かめることができる。その上で、その商品が気に入
ったら、利用者は、上記実施形態1と同じようにその商
品見本を自分のRFIDと一緒にリーダ・ライタ101
又は104に近づけ、購入意志を入力すればよい。な
お、商品見本のRFIDから読み取られたID番号と同
じものが、利用者のRFIDの買い物予定のリストにあ
る場合は、店舗内の管理コンピュータがその見本に対応
する商品は買い物予定のリストから削除するなどするこ
とで、重複購入を防止できる。
【0082】また、利用者のRFIDに発光装置を設
け、利用者がリーダ・ライタ101又は104の所まで
持ってきた商品見本が買い物予定のリストに登録された
ものであれば、それを発光により利用者に報せることも
好適である。この場合、その商品見本のRFIDから読
み取られたIDが、利用者のRFIDから読み取った買
い物予定リストに含まれているかどうかを管理コンピュ
ータ500が判定し、含まれていれば、管理コンピュー
タ500から利用者のRFIDに対し発光指示を送る。
利用者は、RFIDの発光により、自分が予め考えてい
た商品をもってきたことを確認できる。
け、利用者がリーダ・ライタ101又は104の所まで
持ってきた商品見本が買い物予定のリストに登録された
ものであれば、それを発光により利用者に報せることも
好適である。この場合、その商品見本のRFIDから読
み取られたIDが、利用者のRFIDから読み取った買
い物予定リストに含まれているかどうかを管理コンピュ
ータ500が判定し、含まれていれば、管理コンピュー
タ500から利用者のRFIDに対し発光指示を送る。
利用者は、RFIDの発光により、自分が予め考えてい
た商品をもってきたことを確認できる。
【0083】RFIDの発光装置への電力供給のため、
電池や太陽電池をRFIDに内蔵することも好適であ
る。
電池や太陽電池をRFIDに内蔵することも好適であ
る。
【0084】なお、利用者への報知のためにRFIDに
設けるのは、発光機構に限らず、液晶などの表示装置で
もよい。
設けるのは、発光機構に限らず、液晶などの表示装置で
もよい。
【0085】また、以上の例では、利用者のRFIDに
発光機構を設けたが、商品見本のRFIDに発光機構や
表示機構を設けても同様の効果が得られる。商品見本の
RFIDに発光機構を設ける方式は、コストは上昇する
が、複数の商品見本を一度にリーダ・ライタに近づけた
場合でも、買い物予定リストにあるかどうかを個々の商
品ごとに報せることができる。
発光機構を設けたが、商品見本のRFIDに発光機構や
表示機構を設けても同様の効果が得られる。商品見本の
RFIDに発光機構を設ける方式は、コストは上昇する
が、複数の商品見本を一度にリーダ・ライタに近づけた
場合でも、買い物予定リストにあるかどうかを個々の商
品ごとに報せることができる。
【0086】また、RFIDに発光機構や表示機構を設
ける代わりに、又はそのような機構を設けるのに加え
て、リーダ・ライタ101又は104の近傍に表示装置
やスピーカを設け、リーダ・ライタから情報を得る管理
コンピュータの判定結果をその表示装置やスピーカから
出力して、利用者に報せてもよい。
ける代わりに、又はそのような機構を設けるのに加え
て、リーダ・ライタ101又は104の近傍に表示装置
やスピーカを設け、リーダ・ライタから情報を得る管理
コンピュータの判定結果をその表示装置やスピーカから
出力して、利用者に報せてもよい。
【0087】[実施形態8]ここでは、無人店舗に商品
見本ではなく商品の実物を陳列する場合のシステムを説
明する。
見本ではなく商品の実物を陳列する場合のシステムを説
明する。
【0088】このシステムでは、無人店舗へは、予め定
めた入口と出口以外からは出入りができないようにす
る。
めた入口と出口以外からは出入りができないようにす
る。
【0089】店舗の入口にはリーダ・ライタとコンピュ
ータ制御の自動ドアを設け、利用者が正当なRFIDを
携帯していない限り、その自動ドアが開かないようにす
る。
ータ制御の自動ドアを設け、利用者が正当なRFIDを
携帯していない限り、その自動ドアが開かないようにす
る。
【0090】店舗内では、利用者は通常の店舗のように
商品を手に取り、買い物かご等に入れて持ち運びでき
る。これまでの実施形態と同様、陳列された商品実物に
はRFIDが装着されている。
商品を手に取り、買い物かご等に入れて持ち運びでき
る。これまでの実施形態と同様、陳列された商品実物に
はRFIDが装着されている。
【0091】店舗の出口の手前にも、リーダ・ライタと
コンピュータ制御の自動ドアを設ける。出口のリーダ・
ライタは、店舗から出ようとする利用者のRFIDとそ
の利用者がかごなどに入れて持っている商品のRFID
とを同時に読取り、その利用者が同時に通過した商品を
購入したと判断して代金決済を行う。
コンピュータ制御の自動ドアを設ける。出口のリーダ・
ライタは、店舗から出ようとする利用者のRFIDとそ
の利用者がかごなどに入れて持っている商品のRFID
とを同時に読取り、その利用者が同時に通過した商品を
購入したと判断して代金決済を行う。
【0092】利用者RFIDが認識されずに商品のRF
IDのみが認識された場合は、出口の自動ドアを開けな
いようにすることで、商品の盗難を防げる。また、利用
者の登録している口座から代金引き落としが出来ない場
合や、利用者の登録しているクレディットカードの番号
が無効であった場合など、決済が成功しなかった場合に
は、店舗の管理コンピュータは、出口ドアを閉じ、利用
者に決済不成功の旨を通知して対処を求めたり、遠隔の
管理センターに通知するなどの、適当な対応をする。
IDのみが認識された場合は、出口の自動ドアを開けな
いようにすることで、商品の盗難を防げる。また、利用
者の登録している口座から代金引き落としが出来ない場
合や、利用者の登録しているクレディットカードの番号
が無効であった場合など、決済が成功しなかった場合に
は、店舗の管理コンピュータは、出口ドアを閉じ、利用
者に決済不成功の旨を通知して対処を求めたり、遠隔の
管理センターに通知するなどの、適当な対応をする。
【0093】本実施形態によれば、現金やクレディット
カードなどを取り出して提示するなどの動作をせずに代
金支払いをすることができる。
カードなどを取り出して提示するなどの動作をせずに代
金支払いをすることができる。
【図1】 実施形態のシステムの概略構成を示す図であ
る。
る。
【図2】 無人店舗内での商品見本の陳列と注文の仕方
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図3】 無人店舗内での商品見本の陳列と注文の仕方
の別の例を説明するための図である。
の別の例を説明するための図である。
【図4】 商品実物を自動倉庫から出庫して利用者に渡
す形式の店舗システムの例を示す図である。
す形式の店舗システムの例を示す図である。
【図5】 本発明を適用したビデオショップのシステム
を示す図である。
を示す図である。
100,103 無人店舗、101,104,117
リーダ・ライタ、102,105 商品見本、106
自動倉庫、107 パーソナルコンピュータ、108,
109 RFID、110 配送センター、111,1
13 商品、112 配送トラック、116 配送先。
リーダ・ライタ、102,105 商品見本、106
自動倉庫、107 パーソナルコンピュータ、108,
109 RFID、110 配送センター、111,1
13 商品、112 配送トラック、116 配送先。
Claims (14)
- 【請求項1】 利用者に携帯され、当該利用者の識別情
報を記憶した利用者RFIDと、 店舗に陳列される商品の見本に装着され、当該商品の識
別情報を記憶した商品見本RFIDと、 前記店舗内に設けられ、前記利用者RFID及び商品見
本RFIDと通信し、それらRFIDから記憶情報を読
み出すための第1のリーダ手段と、 前記第1のリーダ手段にて、利用者RFIDと商品見本
RFIDから実質的に同時に利用者の識別情報と商品の
識別情報が読み取られた場合、当該利用者が当該商品を
購入したと判定する判定手段と、 前記判定手段が購入を判定した商品についての代金につ
いての決済処理を、当該利用者の利用者RFIDから読
み出した情報に基づいて実行する決済手段と、 を含む無人販売システム。 - 【請求項2】 前記判定手段で購入を判定した商品の実
物を当該利用者に届ける旨の指示を、ネットワークを介
して所定の配送センターの管理コンピュータに通知する
手段を更に含む請求項1に記載の無人販売システム。 - 【請求項3】 前記店舗に付属する自動倉庫手段であっ
て、前記判定手段で購入を判定した商品の実物を取り出
し、所定の商品受取所まで移送する自動倉庫手段、を更
に備える請求項1に記載の無人販売システム。 - 【請求項4】 前記自動倉庫手段に在庫された各商品に
装着され、当該商品の識別情報を記憶した商品RFID
と、 前記判定手段で購入を判定した商品の識別情報を、当該
商品を購入した利用者の利用者RFIDに記憶させる手
段と、 前記商品受取所に来た利用者の利用者RFIDに記憶さ
れた購入商品の識別情報と、前記自動倉庫手段にてその
受取所まで移送されてきた商品の商品RFIDに記憶さ
れた当該商品の識別情報とを読み取り、両者が一致する
場合に、前記決済手段を動作させる手段と、 を更に備える請求項3記載の無人販売システム。 - 【請求項5】 前記自動倉庫手段に在庫された各商品に
装着され、当該商品の識別情報を記憶した商品RFID
と、 前記自動倉庫手段により前記商品受取所に移送される商
品の商品RFIDに対し、前記判定手段で当該商品を購
入したと判定した利用者の識別情報を記憶させる手段
と、 前記商品受取所に来た利用者の利用者RFIDに記憶さ
れた当該利用者の識別情報と、前記自動倉庫手段にてそ
の受取所まで移送されてきた商品の商品RFIDに記憶
された購入者の識別情報とを読み取り、両者が一致する
場合に、前記決済手段を動作させる手段と、 を更に備える請求項3記載の無人販売システム。 - 【請求項6】 前記判定手段で購入を判定した商品の識
別情報を、当該商品を購入した利用者の利用者RFID
に記憶させる手段と、 利用者の指定した商品の配送先に予め設置され、RFI
Dから情報を読み取ることができる第2のリーダ手段
と、 前記第2のリーダ手段で前記利用者RFIDから読み取
った購入商品の識別情報と、配送された商品に装着され
た商品RFIDから前記第2のリーダ手段にて読み取っ
た当該商品の識別情報とを比較し、両者が一致する場合
に前記決済手段を動作させる手段と、 を含む請求項2に記載の無人販売システム。 - 【請求項7】 前記第1のリーダ手段にて商品見本RF
IDから読み取った識別情報に対応する商品が前記自動
倉庫手段に在庫しているか否かを判定し、在庫していな
い場合に、ネットワークを介して所定の配送センターの
管理コンピュータに対して在庫状況を問い合わせ、その
結果を利用者に報告する在庫状況報告手段を更に備える
請求項3記載の無人販売システム。 - 【請求項8】 前記配送センターの管理コンピュータ
は、前記利用者がいる店舗とは他の店舗に当該商品の在
庫がある場合は、その他店舗の情報を在庫状況報告手段
に通知することを特徴とする請求項7記載の無人販売シ
ステム。 - 【請求項9】 利用者に携帯され、当該利用者の識別情
報を記憶した利用者RFIDと、 店舗に陳列される商品に装着され、当該商品の識別情報
を記憶した商品RFIDと、 前記利用者RFID及び商品RFIDと通信し、それら
RFIDの記憶情報を読み出すための第1のリーダ手段
と、 前記第1のリーダ手段にて、利用者RFIDと商品RF
IDから実質的に同時に利用者の識別情報と商品の識別
情報が読み取られた場合、当該利用者が当該商品を購入
したと判定する判定手段と、 前記判定手段が購入を判定した商品についての代金につ
いての決済処理を、当該利用者の利用者RFIDから読
み出した情報に基づいて実行する決済手段と、 前記決済手段により代金決済が完了した商品の商品RF
IDに対し決済済みを示す情報を記憶させる手段と、 前記店舗の出口に設けられた自動ドアと、 前記店舗の出口近傍に設けられ、その出口から出ようと
する利用者及び商品のRFIDの情報を読み取る第3の
リーダ手段と、 前記第3のリーダ手段によって実質的に同時に読み取ら
れた商品RFIDの中に前記決済済みを示す情報を含ん
でいないものがあった場合、前記自動ドアを閉じるドア
制御手段と、 を含む無人販売システム。 - 【請求項10】 利用者に携帯され、当該利用者の識別
情報を記憶した利用者RFIDと、 店舗に陳列される商品に装着され、当該商品の識別情報
を記憶した商品RFIDと、 前記利用者RFID及び商品RFIDと通信し、それら
RFIDの記憶情報を読み出すための第1のリーダ手段
と、 前記第1のリーダ手段にて、利用者RFIDと商品RF
IDから実質的に同時に利用者の識別情報と商品の識別
情報が読み取られた場合、当該利用者が当該商品を購入
したと判定する判定手段と、 前記判定手段が購入を判定した商品についての代金につ
いての決済処理を、当該利用者の利用者RFIDから読
み出した情報に基づいて実行する決済手段と、 前記決済手段により代金決済が完了した商品の識別情報
を、前記利用者の利用者RFIDに記憶させる手段と、 前記店舗の出口に設けられた自動ドアと、 前記店舗の出口近傍に設けられ、その出口から出ようと
する利用者及び商品のRFIDの情報を決済済み商品識
別情報として読み取る第3のリーダ手段と、 前記第3のリーダ手段によって実質的に同時に読み取ら
れた利用者RFIDと商品RFIDについて、その商品
RFIDから読み取られた商品の識別情報の中にその利
用者RFIDから読み取られた決済済み商品識別情報に
含まれないものがあった場合に、前記自動ドアを閉じる
ドア制御手段と、 を含む無人販売システム。 - 【請求項11】 前記利用者が指定した商品の識別情報
を買い物予定情報として前記利用者RFIDに記憶させ
る手段と、 前記第1のリーダ手段で読み取られた情報が、前記利用
者RFIDからの情報のみであり、かつ前記買い物予定
情報を含んでいる場合は、その買い物予定情報に含まれ
る識別情報に対応する商品を当該利用者が購入したと判
定する手段と、 を含む請求項1記載の無人販売システム。 - 【請求項12】 前記利用者が指定した商品の識別情報
を買い物予定情報として前記利用者RFIDに記憶させ
る手段と、 前記店舗内に設けられ、前記利用者RFIDから買い物
予定情報を読み出し、この情報を前記利用者に提供する
手段と、 を含む請求項1記載の無人販売システム。 - 【請求項13】 前記第1のリーダ手段で前記商品見本
RFIDから読み取った商品の識別情報が前記利用者R
FIDから読み取られた前記買い物予定情報に含まれる
か否かを判定し、その判定結果を利用者に報知する報知
手段を設けたことを特徴とする請求項12記載の無人販
売システム。 - 【請求項14】 利用者に携帯され、当該利用者の識別
情報を記憶した利用者RFIDと、 店舗に陳列される商品に装着され、当該商品の識別情報
を記憶した商品RFIDと、 前記店舗の出口に設けられ、前記利用者RFID及び商
品RFIDと通信し、それらRFIDの記憶情報を読み
出すためのリーダ手段と、 前記リーダ手段にて、利用者RFIDと商品RFIDか
ら実質的に同時に利用者の識別情報と商品の識別情報が
読み取られた場合、当該利用者が当該商品を購入したと
判定する判定手段と、 前記判定手段が購入を判定した商品についての代金につ
いての決済処理を、当該利用者の利用者RFIDから読
み出した情報に基づいて実行する決済手段と、 前記店舗の出口に設けられた自動ドアと、 前記決済手段による代金決済が成功すると、前記自動ド
アを開けて当該利用者が店舗外に退出できるようにする
ドア制御手段と、 を含む無人販売システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000208178A JP2002024921A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | 無人販売システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000208178A JP2002024921A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | 無人販売システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002024921A true JP2002024921A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18704806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000208178A Pending JP2002024921A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | 無人販売システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002024921A (ja) |
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- 2000-07-10 JP JP2000208178A patent/JP2002024921A/ja active Pending
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