JP3588651B2 - 商品及び顧客の管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品及び顧客を管理するシステムに係り、特に、展示されているビデオテープ、コンパクトディスク、レコード、本等のレンタル商品及びこれらを利用する顧客を管理する際に用いて好適な商品及び顧客の管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオテープ、コンパクトディスク等の商品及びこれをレンタルする顧客を管理する、いわゆるレンタルシステムに関する従来技術として、次のようなものが知られている。
【0003】
ビデオレンタル店を顧客である会員が、店舗内に展示されているビデオテープ、コンパクトディスク等の空の商品ケースを売場で見てまわり、商品陳列棚にある空の商品ケースを手に取り、その空の商品ケースを貸出レジまで持っていくと、店員であるオペレータが、レジにおいて会員に対して会員カードの提示を求める。会員は、会員カードをオペレータに渡す。オペレータは、会員カードの会員番号であるバーコードをバンドスキャナに登録し、ハンドスキャナは会員カードに貼られているバーコードを読み取って会員コードに変換する。レジはその会員のバーコードのデータから、会員番号、氏名,有効期限などの予め登録してあるデータから構成される会員情報ファイルをサーチし、当店の会員であることをオペレータに確認させるよううながす。次に、オペレータが空の商品ケースから一個ずつハンドスキャナに登録し、ハンドスキャナは空の商品ケースに貼られているバーコードを読み取って商品コードに変換する。レジはその商品のバーコードのデータから、商品のコード、貸出価格、商品名などの予め登録してあるデータから構成される商品情報ファイルをサーチし、貸出価格を求め、商品名と価格とを表示し、プリンタ用紙に商品名、商品コード、価格、貸出期間などのデータを印字し、貸出合計額に加算し、この処理を貸出商品がなくなるまで繰り返し行い、貸出合計額を求めるキーを押すことで、貸出合計額を求める。オペレータは、この貸出合計額を会員に伝え、その金額の支払いを要求し、会員は要求された金額を支払い、オペレータはその支払われた金額値をレジに入力し、レジは入力された金額と貸出合計額とから釣り銭を計算して取引終了となり、釣り銭を表示し、現金の入ったドロアをあけ、プリンタへ貸出明細印字を行う。これと、平行してオペレータは空の商品ケースのバーコードから貸し出し現品を準備する。それから、オペレータは表示された釣銭をドロアから出して、準備した貸出現品と貸出明細と釣銭とを会員に渡す。
【0004】
上述したような、バーコードにより商品及び顧客の管理する場合は、貸し出しレジのオペレータが利用者である顧客の会員カードのバーコードをハンドスキャナで読み取り、貸し出し商品のバーコードもハンドスキャナで読み取るという操作をすることとなるため、読み取り誤り、読み取り間違いが発生し貸し出し商品を利用者である顧客に手渡すまでの処理時間が長くかかることになる。また、貸し出し商品の返却処理においても同様の問題が発生してくる。
【0005】
また、商品貸し出し処理のとき、利用者である会員はカードをカードリーダに挿入し貸し出し商品を商品投入口に一個ずつ投入することなるため、レジ精算の処理時間が長くかかることになり、利用者である顧客にとっても登録作業を行うという煩わしさが発生する。また、登録した貸し出し商品が利用者である顧客の所望する個数登録されたかはわからないという問題が発生する。また、同様に商品返却処理においても、利用者である会員がカードをカードリーダに挿入し貸し出し商品を商品投入口に一個ずつ投入することなる。このため、レジ精算の処理時間が長くかかることになり、利用者である顧客にとっても登録作業を行うという煩わしさが発生する。
【0006】
更に、空の商品ケースを陳列しておき、貸し出しを希望する商品ケースをレジで処理するシステムにおいては、空の商品ケースの陳列場所以外に実際の中身の保管場所が必要となるため、広い店舗面積を確保せざるを得なくなる。
【0007】
一方、空の商品ケースを陳列せずに、現物を直接陳列し、会員が現物を清算カウンタにおいて清算するビデオレンタルシステムも知られている。しかし、このシステムでは、店舗面積は狭くて済むが、陳列された商品の店舗外へ商品の無断持ち出しの問題がある。
【0008】
かかる商品の無断持ち出しの問題を解決した従来技術として、特開平10−334318号公報に記載されているようなレンタル方法が知られている。この方法においては、バーコードで印刷した商品識別情報をレンタル商品に、また、バーコードで印刷した会員の身元識別情報を会員カードに担持させるとともに、商品に感知部材を取付けておき、バーコードリーダーで読み取った商品識別情報及び身元識別情報に基づいて、商品及び顧客を管理する一方で、前記感知部材の感知の有無により店舗外へ商品の無断持ち出しの防止を図っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のレンタル方法では、商品・顧客の管理をバーコードで行っているため、上述のバーコードでの管理における問題が依然として存在している。また、バーコードを貼り付けた商品に感知部材を取り付けても、商品が店舗から無断で持ち出されたという事実はわかるが、どの商品が持ち出されたのかを識別できないため、強引に商品の持ち出しをされれば、即座にこれを特定することは非常に困難である。
【0010】
本発明の目的は、従来におけるバーコードを使用した商品の貸し出し・返却処理の煩雑さを解消して迅速に対応し得る商品及び顧客の管理システムを提供することにある。
【0011】
また、本発明の目的は、商品の貸し出し・返却処理の煩雑さを解消し得、かつ商品が無断持ち出しされた際における商品の特定を容易に行い得る商品及び顧客の管理システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明は、一意的なタグアドレスを有する無線タグ及び該無線タグのタグアドレスを読み取る読み取り手段を含む無線システムと、該無線システムと通信可能に構成した端末装置とを具備してなり、前記無線システム及び端末装置を店舗に配置し、前記読み取り手段で読み取ったタグアドレスに基づいて該店舗に出入りする商品及び顧客の管理を行う商品及び顧客の管理システムにおいて、前記無線タグを取り付けて商品及び顧客携行品を構成し、前記端末装置に、前記無線タグのタグアドレスと該タグアドレスに対応しかつ商品か顧客の携行品かの分類と前記タグアドレスに対応する商品コード又は顧客コードとから構成されるレコードを格納した無線タグマスタ、前記タグアドレスに対応する前記商品コードと少なくとも商品重量を含む商品情報とから構成される商品レコードを格納した商品マスタ、及び前記タグアドレスに対応する前記顧客コードと顧客情報とから構成される顧客レコードを格納した顧客マスタを構築し、かつ、前記商品の重量を測定する重量測定手段及び前記商品の重量情報を集計する集計手段を設け、前記読み取り手段で読み取った無線タグのタグアドレスに基づいて、前記無線タグマスタから該当するタグアドレスを含むレコードを検索し、該レコードにおける分類に応じて商品マスタ又は顧客マスタを選択し、選択した商品マスタ又は顧客マスタから前記分類に対応する商品コード又は顧客コードを含む商品レコード又は顧客レコードを検索し、該商品レコード又は顧客レコードの商品情報又は顧客情報を認識可能にすると共に、前記重量測定手段で測定した全体の商品重量と前記集計手段による積算重量情報とを比較し商品重量を確認可能としたことを第1の特徴としている。
【0013】
また、本発明は、上記第1の特徴の商品及び顧客の管理システムにおいて、前記商品情報として少なくとも商品重量を設定するとともに、前記端末装置に、前記商品の重量を測定する重量測定手段及び該重量測定手段で測定した商品重量に基づいて商品の数を集計する集計手段を付設したことを第2の特徴としている。
【0014】
また、本発明は、上記第1の特徴の商品及び顧客の管理システムにおいて、前記商品情報として少なくとも商品寸法を設定するとともに、前記端末装置に、商品の寸法を検出する寸法検出手段及び前記商品の寸法情報を集計する集計手段を設け、前記寸法検出手段で検出した全体の商品寸法と前記集計手段による積算寸法情報とを比較し商品寸法を確認可能としたことを第2の特徴としている。
【0015】
また、本発明は、上記第1ないし第3のいずれかの特徴の商品及び顧客の管理システムにおいて、前記読み取り手段を前記店舗に複数配置し、その少なくとも一つを、前記店舗の出入り口に配置したことを第4の特徴としている。
【0016】
また、本発明は、一意的なタグアドレスを有する無線タグ及び該無線タグのタグアドレスを読み取る読み取り手段を含む無線システムと、該無線システムと通信可能に構成した端末装置とを具備してなり、前記無線システム及び端末装置を複数の店舗に配置し、前記読み取り手段で読み取ったタグアドレスに基づいて該複数の店舗に出入りする商品及び顧客の管理を行う商品及び顧客管理システムにおいて、前記無線タグに少なくとも店舗情報を格納可能な任意の書き込みエリアを設けるとともに、該無線タグを取り付けて商品及び顧客携行品を構成し、前記読み取り手段を、前記店舗情報を読み取り可能に構成し、前記端末装置に、前記無線タグのタグアドレスと該タグアドレスに対応しかつ商品か顧客の携行品かの分類と前記タグアドレスに対応する商品コード又は顧客コードとから構成されるレコードを格納した無線タグマスタ、前記タグアドレスに対応する前記商品コードと商品情報とから構成される商品レコードを格納した商品マスタ、及び前記タグアドレスに対応する前記顧客コードと顧客情報とから構成される顧客レコードを格納した顧客マスタを構築し、前記読み取り手段で読み取った無線タグのタグアドレスに基づいて、前記無線タグマスタから該当するタグアドレスを含むレコードを検索し、該レコードにおける分類に応じて商品マスタ又は顧客マスタを選択し、選択した商品マスタ又は顧客マスタから前記分類に対応する商品コード又は顧客コードを含む商品レコード又は顧客レコードを検索し、該商品レコード又は顧客レコードからの商品情報又は顧客情報と、前記読み取り手段で読み取った店舗情報とを認識可能にしたことを第3の特徴としている。
【0017】
本発明の商品及び顧客の管理システムにおいて使用する無線システムには、例えば、米国特許5434572号のような、各々一意的なタグアドレスを有する複数の無線タグと、これら複数の無線タグのタグアドレスを読み取る読み取りアンテナと、このアンテナと通信可能なコントローラとから構成される無線システムを使用する。また本明細書において、一意的とは、無線タグのタグアドレスに重複がないことをいう。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。以下の本実施形態は、本発明における商品及び顧客の管理システムをビデオレンタル店のビデオテープカセット及び顧客管理に適用したものである。なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではない。
【0019】
図1は、本発明の第1実施形態の概略を示したものである。同図において、符号1はビデオレンタルシステム、7は無線タグ、8は無線タグ7を表面に貼り付けた会員カード(顧客携行品)、9は無線タグ7を表面に貼り付けたビデオテープカセット(商品)である。
【0020】
ビデオレンタルシステム1は、端末装置2と、無線システムRとから構成され、端末装置2及び無線システムRは、店舗(図示せず)に配置されている。無線システムRは、一意的なタグアドレスを有する無線タグ7、無線タグ7におけるタグアドレスを読み取る無線タグ商品スキャン用のアンテナ3(読み取り手段)、店舗の出入り口に所定の間隔をおいて配置された出入り口用のアンテナ4(読み取り手段)及びアンテナ3、4を制御するコントローラ(制御装置)3a、4aから構成されている。端末装置2と無線システムRとはデーター通信可能に接続されている。本実施形態においては、コントローラ3a、4aは、端末装置2から独立して設けられているが、これらは、端末装置2内に組み込んでおいてもよい。
【0021】
上記端末装置2は、後述の無線タグマスタ11、商品マスタ12及び顧客マスタ13を格納するディスク装置2a、ディスク装置2aを含む周辺装置を制御するCPU2b、データを表示する画面を表示する表示器2c、レシート、伝票等を印刷するプリンタ2d、数字キーや小計キーなどを入力するキーボード2eを備えている。また、端末装置2には、ブザー(図示せず)が搭載されており、後述のブザー10の警告音発信と同時に警告音を発して表示器2cに無断持ち出しの発生を表示するように設けられている。
【0022】
アンテナ3は、マルチスキャンが可能なアンテナであり、複数のビデオ9の無線タグ7を一括してスキャン(読み取り)することができ、また、会員カード8に貼り付けられた無線タグ7も、複数のビデオテープカセット9の無線タグ7と同時にスキャンすることができるように構成されている。アンテナ3は、貸し出し・返却処理を行うカウンターに配置され、上記キーボード2eの所定のキー入力により、上記コントローラ3aを介して無線タグ7のタグアドレスの読み取りを行えるように構成されている。
【0023】
アンテナ4は、アンテナ3と同様にマルチスキャンが可能なアンテナであるが、アンテナ3とは異なり、その間を通過する無線タグ7のタグアドレスを常時読み取り、これをコントローラ4aに送信できるように構成されている。同図では、アンテナ4は1つのみ示しているが、店舗の出入り口数が複数ある場合にはそれに応じて複数配置する。
【0024】
アンテナ4とコントローラ4aとの間には、ブザー10が接続されており、アンテナ4において未清算のビデオテープカセットの無線タグのタグアドレスを検出した場合、無断持ち出しとして警告音を発するよう設けられている。
【0025】
図2は、端末装置2のディスク装置2a内に構築されている無線タグマスタ11のデーター構成を示している。無線タグマスタ11は、無線タグ7のタグアドレスをキーにその無線タグ7の分類を検索するためのデータベースである。無線タグマスタ11には、タグアドレス11a、分類11b、及びコード11cから構成されるレコードが複数格納されるように設けられている。
【0026】
図3は、端末装置2のディスク装置2a内に構築されている商品マスタ12のデータ構成を示している。この商品マスタ12は、上記分類に対応した商品コードをキーにその商品情報を検索するためのデータベースである。商品マスタ12は、商品コード12aと、単価12b、重さ12c、高さ12d、商品の貸出判定12e及びレンタル回数12fからなる商品情報とから構成される商品レコードが複数格納されるように設けられている。商品レコードには、この他に、例えば、売り切り商品とする場合には、その判定などを含めることができる。
【0027】
図4は、端末装置2のディスク装置2aに構築されている顧客マスタ13のデータ構成を示している。この顧客マスタ13は、上記分類に対応した顧客コードをキーにその顧客情報を検索するためのデータベースである。顧客マスタ13は、上記顧客コード13aと、氏名13b、住所13c及びレンタル回数13dからなる顧客情報とから構成される顧客レコードが複数格納されるように設けられている。
【0028】
次に、図5のフローチャート及び図1を参照しながら、無線タグ7のタグアドレスに基づいて、無線タグマスタ11、商品マスタ12、顧客マスタ13にデータを登録する方法について説明する。この登録は、店員である端末装置2のオペレータが行う。
【0029】
まず、オペレータがキーボード2eの所定のキーを押し下げると、CPU2bから上記アンテナ3へ、無線タグ7のタグアドレスの読み込み指示がなされる(ステップST1)。読み取られたタグアドレスは、コントローラ3aを介して端末装置2に送信されメモリ(図示せず)に記憶される。
【0030】
次に、メモリー記憶されたタグアドレスをキーとして、CPU2bからディスク装置2aに無線タグマスタ11の検索指示が出され(ステップST2)、無線タグマスタ11内に該当するタグアドレスがない場合は(ステップST3)、ディスク装置2aに新規のレコードの無線タグマスタ11への追加指示が出される(ステップST4)。無線タグマスタ11内に該当するタグアドレス情報がある場合は(ステップST3)、そのレコードがその後の処理対象となる。
【0031】
次に、オペレータは、その無線ラベル7をビデオテープカセット9(商品)で利用するか会員カード8(顧客)で利用するかの分類をキーボード2eから入力する。入力が完了すると、無線タグマスタ11に分類を格納するようCPU2bからディスク装置2aに指示が出される(ステップST5)。
【0032】
分類を商品として入力した場合(ステップST6)、オペレータは、商品コード12aと、単価12b、重さ12c、高さ12d、貸出処理判定12e及びレンタル回数12fからなる商品情報とを、さらにキーボード2eから入力し(ステップST8)、入力が完了すると、CPU2bからディスク2aに商品マスタ12への格納指示が出される。これによりデータが商品マスタ12に登録される(ステップST9)。
【0033】
商品マスタ12への登録が完了すると、無線タグマスタ11のレコードへのデータの登録が行われる。すなわち、オペレータがキーボード2eの所定キーを押し下げると、読み込んだ上記タグアドレスをタグアドレス11aに、これに対応する分類及び商品コードをそれぞれ分類11b及びコード11cに格納するように、CPU2bからディスク装置2aに格納指示が出される。これにより、これらデータが無線タグマスタ11に登録される(ステップST13)。
【0034】
一方、分類を顧客として入力した場合(ステップST7)、オペレータは更に顧客コード13aと、氏名13b、住所13cなどの顧客情報とをさらにキーボードから入力し(ステップST10)、入力が完了すると、CPU2bからディスク2aに顧客マスタ13への格納指示が出される。これによりデータが顧客マスタ13に登録される(ステップ11)。
【0035】
顧客マスタ13への登録が完了した後、無線タグマスタ11へのデータの登録が行われる。すなわち、オペレータがキーボード2eの所定キーを押し下げると、読み込んだタグアドレスをタグアドレス11aに、これに対応する分類及び顧客コードを分類11b及びコード11cにそれぞれ格納するように、CPU2bからディスク装置2aに格納指示が出され、データが登録される(ステップST13)。
【0036】
オペレータによって入力された分類が商品又は顧客以外の場合は、エラー処理として分類の再入力を促すエラーを表示するように、CPU2bから表示器2cに指示が出される(ステップST12)。オペレータは、この表示を確認し、再度、分類を入力し直した後(ステップST5)、上記手順で商品マスタ12又は顧客マスタ13及び無線タグマスタ11へのデータの登録を行う。
【0037】
次に、図6のフローチャート及び図1を参照し、無線タグ7のタグアドレスに基づいて、無線タグマスタ11、商品マスタ12、顧客マスタ13を検索する方法について説明する。
【0038】
まず、アンテナ3によって無線タグ7のタグアドレスを読み取る場合について説明する。
【0039】
端末装置2のオペレーターがキーボードの所定キーを押し下げると、CPU2bからアンテナ3に、ビデオカセットテープ9及び会員カード9のタグアドレスを読み取るように指示が出される(ステップST20)。そして、CPU2bからディスク装置2aに、読み込んだタグアドレスをキーとして無線タグマスタ11内の検索するように指示が出される(ステップST21)。
【0040】
無線タグマスタ11内に該当するタグアドレス情報がない場合は(ステップST22)、エラー処理として、CPU2bから表示器2c及びブザーに、その旨の表示及び警告音の出力の指示が出され、ディスク装置2aには検索を終了する指示が出される(ステップST27)。
【0041】
無線タグマスタ11内に該当するタグアドレス情報があり(ステップST22)、その分類11bが商品である場合は(ステップST23)、その商品コード11cからの商品マスタ12の検索を行うようCPU2bからディスク装置2aに検索指示が出される(ステップST25)。なお、アンテナ3での読み取りでは、ステップST251及び252の処理は行われない。
【0042】
無線タグマスタ11内に該当するタグアドレスがあり、その分類11bが顧客である場合は(ステップST24)、それに対応する顧客コード11cに基づいて、顧客マスタ13の検索を行うように、CPU2bからディスク装置2aに指示が出される(ステップST26)。
【0043】
分類11bが商品でも顧客でもない場合は、エラー処理として、CPU2bから、表示器2c及びブザーに、その旨の表示及びの警告音の出力指示が出され、ディスク装置2aには検索の終了の指示が出される(ステップST27)。
【0044】
検索の結果、該当する商品情報又は顧客情報がある場合、CPU2bから表示器2c及びプリンタ2dに、これらの表示及び印刷指示が出される。
【0045】
一方、出入り口に配置したアンテナ4によってその間を通過する無線タグ7のタグアドレスを読み取って検索を行う場合は、上記の検索手順における上記ステップST25の後に、該当するタグアドレスに対応するレコードにおいて貸出処理の有無の判定処理を更に行うように、CPU2bからディスク装置2aに指示が出され(ステップST252)、この判定で貸出処理が済んでいる場合には、ディスク装置2aに検索の終了指示が出され、貸し出しが未処理であれば、ブザー10及び端末装置2のブザーの双方に警告音の発信指示が出されるとともに、表示器2cに表示指示が出され(ステップST252)、ディスク装置2aには検索の終了指示が出される。
【0046】
なお、ビデオテープカセット9の廃棄、顧客の脱会が発生した場合には、オペレータは、使用していた無線タグ7に対応した無線タグマスタ11及び商品マスタ12又は顧客マスタ13上のレコードの削除をキーボード2eから行い、その無線タグ7のタグアドレスを新しいビデオテープカセット又は新しい会員カード用として再利用する。
【0047】
このように、本実施形態のビデオレンタルシステムにおいては、一意的なタグアドレスを有する無線タグ7のタグアドレスに基づいて商品情報及び顧客情報が認識できるので、従来のバーコードを使用したシステムに比べて、迅速に貸し出し・返却処理を行うことができる。また、一意的なタグアドレスを有する無線タグ7のみでビデオテープカセット9の貸出・返却処理と出入口におけるビデオテープカセット9の持ち出し検出の両方を行うので、無断持ち出しが発生した場合にも商品の特定を容易に行うことができる。
【0048】
また、レンタル回数12f等の商品に関する情報を商品マスタ12で管理することにより、貸出し、返却処理を行い、レンタル回数13d等の顧客に関する情報を顧客マスタ13で管理することにより、商品・顧客のレンタル回数の確認・分析等も容易に行うことができる。
【0049】
また、商品スキャン用のタグを無線タグ7としたので、ビデオテープカセット9をケースに入れたままレンタルを行うこともでき、この場合にも、貸し出し、返却の時にビデオテープカセット9をケースから出さずにスキャンすることができる。
【0050】
なお、上記実施形態において、レコードに登録するデータに、貸出しに応じたポイント数を追加することによって、累積ポイント管理を行うこともでき、この累積ポイントに応じた景品の提供や貸し出し割引サービスに対応することができる。
【0051】
また、顧客レコードに登録するデータに、出入口で会員カード8に貼り付けられた無線タグ7の検出時間を追加し、商品情報と併せてその出入情報を管理し、時間帯による年齢別又は性別の利用者の数などの情報の集計を行うことにより、ビデオテープカセット9の入荷量の決定するときの目安にすることができる。
【0052】
本実施形態では、図2、図3、図4で示したように、データベースを無線タグマスタ11、商品マスタ12及び顧客マスタ13の3つに分けて処理しているが、商品マスタ12と顧客マスタ13を無線タグマスタ11に含ませて1つのデータベースとすることもできる。
【0053】
図7は、本発明の第2実施形態の概略構成を示したものであり、図1のシステムにおいて、端末装置2に計量機(重量測定手段)を付加したものである。従って、同図において、図1と共通する部分については、同一符号を付し、その説明は省略する。
【0054】
同図において、符号5はビデオテープカセット9の重量を計測する計量器であり、2fは計量器5を制御する圧電センサ制御部である。このシステムでは、端末装置2に圧電センサ制御部2fを付加して計量器5を接続する。
【0055】
図8は計量器5上にビデオテープ9及び会員カード8を置いた状態を示す概略図である。計量器5は、重量を電気信号に変換してこれを制御部2fに入力する圧電センサ5aを備えている。商品スキャン用のアンテナ3と端末装置2の商品スキャン用無線コントローラ3aとは、送受線Aを介して接続されている。また、圧電センサ5aと端末装置2の圧電センサ制御部2fとは、送受線Bを介して接続されている。
【0056】
次に、図7〜図9を参照しながら、上記計量器5を付加したビデオレンタルシステム1におけるビデオテープカセット9の貸し出し動作を説明する。なお、無線タグのタグアドレスに基づく無線タグマスタ、商品マスタ、顧客マスタへのデータの登録は、上記図5に従って、あらかじめ行っておくものとする。また、図9では、売り切りの商品がある場合に、あらかじめ売り切り商品の商品マスタへの登録を行っておくための手順(ステップST30及び31)が示してあるが、この手順は売り切り商品がない場合は省略することができる。
【0057】
まず、端末装置2のオペレータは、売り切り商品の商品マスタへの登録を行う(ステップST30)。登録していないビデオテープカセット9がある場合(ステップST31)、そのビデオテープカセット9の数だけ登録を行う(ステップST30)。
【0058】
次に、オペレータは、図8に示すように、会員カード8及び貸出しを希望するビデオテープカセット9を計量器5上に置き、キーボード2eの小計キーを押し下げる(ステップST32)。これにより、CPU2bからアンテナ3に無線タグ7のタグアドレスの読取り指示が出され(ステップST33)、ビデオテープカセット9に貼られた無線タグ7のタグアドレスと、会員カード8に貼られた無線タグ7のタグアドレスとがアンテナ3で同時に読み込まれる。一方、圧電センサ5aによって出力されたビデオテープカセット9の総重量は、圧電センサ制御部2fを介して端末装置2に送信される。
【0059】
無線タグ7のタグアドレスが検出された場合(ステップST34)、読み取られたタグアドレスをもとに無線タグマスタ11を検索するようにCPU2bからディスク装置2aに指示が出され、検索されたレコードの分類が商品の場合はさらに商品マスタ12の検索指示が出される(ステップST35)。そして、商品マスタ12の検索の結果、該当する商品情報がある場合、これらを表示するようにCPU2bから表示器2cに指示が出されると共にプリンタ2dに印刷指示が出される(ステップST36)。そして、その商品の重量情報を商品マスタ12から取り出し、重量情報をメモリ(図示せず)に記憶させる。複数のビデオテープカセット9がある場合は、次の無線タグ7のタグアドレスを読取るようCPU2bからアンテナ3に読み取り指示が出され(ステップST33)、得られた重量情報は、すでにメモリに記憶したものに積算され、メモリに再度記憶される(ステップST37)。
【0060】
一方、読み取ったタグアドレスの分類が顧客の場合、CPU2bからディスク装置2aに顧客マスタ13の検索指示が出され(ステップST38)、該当する顧客情報がある場合、これを表示するように表示器2cに指示が出されると共にプリンタ2dに印刷指示が出され(ステップST39)、アンテナ3には次の無線タグ7の読取り指示が出される(ステップST33)。無線タグマスタ11に該当するタグアドレスがない場合は、エラー処理として、CPU2bから表示器2cにその旨の表示指示が出される(ステップST43)。無線タグ7が検出されなくなった場合、計量器5で計測された計測重量がメモリに読み込まれ(ステップST40)、これと上述の積算した重量情報とが比較され(ステップST41)、重量が同じであればレンタル料の精算指示が出され(ステップST42)、貸し出し処理は終了する。両重量が相違する場合は、無線タグ7の読み取り不正が発生していることを表示するようにCPU2bから表示器2cに指示が出され、再読み込みをオペレータに促す(ステップST43)。
【0061】
次に、図10のフローチャート及び図7を参照して、計量器5を用いたビデオレンタルシステム1におけるビデオテープカセット9の返却動作を説明する。
【0062】
端末装置2のオペレータが、顧客から返却されたビデオテープカセット9を計量器5上に置きキーボード2eの小計キーを押し下げると(ステップST50)、CPU2bからアンテナ3に無線タグ7の読取り指示が出され(ステップST51)、無線タグマスタ11内に読み取られたタグアドレスに該当するタグアドレスがあるかの検索指示がディスク装置2aに出される。該当する無線タグ7のタグアドレスが検出され(ステップST52)、そのタグアドレスの該当するレコードの分類が商品の場合は、さらに商品マスタ12の検索指示がディスク2aに出される(ステップST53)。そして、検索の結果、該当する商品情報がある場合、これを表示するようにCPU2bから表示器2cに指示が出され(ステップST54)、その商品の重量情報が商品マスタ12から取り出され、メモリ(図示せず)に記憶される。複数のビデオテープカセット9がある場合は、次の無線タグ7のタグアドレスを読取るようアンテナ3に読み取り指示が出され(ステップST51)、得られた重量情報は、すでにメモリに記憶されたものに積算されてメモリに再度記憶される(ステップST55)。商品マスタ12の検索処理を行った結果(ステップST53)、該当する商品情報がない場合は、エラー処理として、CPU2bから表示器2cにその旨の表示指示が出される(ステップST60)。
【0063】
アンテナ3において無線タグ7が検出されなくなったとき、計量器5で計測した計測重量がメモリに読み込まれ(ステップST56)、この計測重量と上述の積算した重量情報
とが比較され(ステップST57)、重量が同じであれば、CPU2bから表示器2cに返却日付の表示指示が出されオペレータに返却日付の確認を促す。そして、返却日以前の返却の場合(ステップ58)、返却処理を終了する。遅延が発生している場合は(ステップ58)、遅延料の精算処理を行ってこれを表示するようにCPU2bから表示器2cに指示が出されると共にプリンタに印刷指示が出される(ステップST59)。比較の結果、重量が違う場合は、エラー処理として、無線タグ7の読み取り不正が発生していることを表示するように、CPU2bから表示器2cに指示が出され、タグアドレスの再読み込みをオペレータに促す(ステータスST60)。
【0064】
このように、本実施形態のビデオレンタルシステムでは、複数の商品の処理を重量情報に基づいて一括して行えるので、貸し出し・返却処理をより迅速に行うことができる。また、商品重量の確認を返却時に行うことで、無線タグ7のタグアドレスの読み取り不正を発見することができる。
【0065】
上記計量器5を用いたビデオレンタルシステム1におけるビデオテープカセット9の貸し出し・返却処理は、図11のフローチャートに示す重量情報の更新手順を行うことにより、その正確性を高めるようにすることができる。
【0066】
図11に示す更新手順では、ビデオテープカセット9の返却時、または、返却後に、オペレータが、返却されたビデオテープカセット9を計量器5に置き、その重量を計測する(ステップST70)。次にそのビデオテープカセット9の無線タグ7のタグアドレスをアンテナ3で読込み(ステップST71)、無線タグ7が検出された場合(ステップST42)、読み取られたタグアドレスをもとに、CPU2bからディスク装置2aに無線タグマスタ11の検索指示が出され、分類が商品の場合には、さらに商品マスタ12の検索指示が出される(ステップST73)。そして、該当する商品情報が検出された場合は、上記計量器5からの計測重量がメモリに読み取られ、商品マスタ12に格納するようにCPU2bからディスク装置2aに指示が出される(ステップST74)。一方、商品マスタ12を検索した(ステップST73)結果、該当商品情報がない場合には、エラー処理として、その旨を表示するようにCPU2bから表示器2cに指示が出され(ステップST75)、処理は終了する。無線タグ7が検出されなかった場合も(ステップST72)、上記同様にエラー処理として、表示器2cにその旨の表示指示が出される(ステップST75)。
【0067】
このように、図11のフロー手順を行うことにより、商品返却のたびに商品マスタ12の重量情報を更新することができるので、商品チェックの正確性を保つことができる。
【0068】
図12は、本発明の第3実施形態である、光センサを用いた商品チェック機能を付加したビデオレンタルシステムの概略構成を示している。図1のシステムに光センサを有する商品チェック装置(寸法検出手段)を付加したものである。従って、同図において、図1と共通する部分については、同一符号を付し、その説明は省略する。
【0069】
同図において、符号6はビデオテープカセット9の高さを検出する光センサを有する商品チェック装置であり、2gは光センサを有する商品チェック装置6を制御する光センサ制御部である。このシステムでは、端末装置2に光センサ制御部2gと商品チェック装置6を接続する。
【0070】
図13は、商品チェック装置6の概略構成図である。この商品チェック装置6は、光を照射する発光素子6aと、照射された光を受光してその出力を制御部2gに送信する受光素子6bとを備えている。発光素子6a及び受光素子6bは、ビデオテープカセット9に高さに応じた間隔で上下方向に対向して配置されている。また、商品チェック装置6と光センサ制御部2gとは、送受線Dを介して接続されており、商品チェック装置6の出力は、光センサ制御部2gを介して端末装置2内のメモリ(図示せず)に記憶されるように構成されている。アンテナ3は、商品チェック装置6の下方に配設されており、商品スキャン用の無線コントローラ4aとは、送受線Cを介して接続されている。
【0071】
ビデオテープカセット9と会員カード8が商品チェック装置6に置かれると、発光素子6aから照射される光の一部が遮られ受光素子6bに届かなくなるため、光を受けた受光素子6bからの出力が低下し、これに応じて、ビデオテープカセット9の高さが判定され、商品チェック装置6はこの高さを光センサ制御部2gに送信する。
【0072】
図13では、発光素子6a・受光素子2bの上下方向の配置間隔をビデオテープカセット9の高さに合わせたが、例えばCCDセンサを使用してこの間隔を狭くすることにより、コンパクトディスクのような薄い商品の管理も行うことができる。
【0073】
次に、本実施形態のビデオレンタルシステムにおける貸し出し動作、返却動作について説明する。なお、このビデオレンタルシステムは、上記第2実施形態のビデオレンタルシステムにおける計量器5を、光センサを有する商品チェック装置6に置き換えたものであるため、以下の説明では、図9及び図10に基づいて、その動作上の異なる点のみを説明する。
【0074】
本実施形態のビデオレンタルシステムにおいては、図9のステップST37における、商品の重量情報の商品マスタ12からの取り出し、及び当該重量情報をメモリに記憶又は積算記憶する処理に代えて、商品の高さ情報の商品マスタ12からの取り出し、及び高さ情報をメモリに記憶又は積算記憶する処理が行われる。
【0075】
また、図9のステップST40における、計量器5から計測重量を読み込む処理に代えて、商品チェック装置6から計測した高さの読み込み処理が行われる。
【0076】
さらに、図9のステップST41における、商品マスタ12から検出した重量情報と計量器5による計測重量とを比較する処理に代えて、商品マスタ12から検出した高さ情報と商品チェック装置6による計測高さとを比較する処理が行われる。
【0077】
次に、本実施形態のビデオレンタルシステムにおける返却動作については、図10のステップST55における、商品の重量情報の商品マスタ12からの取り出し、及び重量情報をメモリに記憶又は積算記憶処理に代えて、商品の高さ情報の商品マスタ12からの取り出し、高さ情報をメモリに記憶又は積算記憶する処理が行われる。
【0078】
また、図10のステップST56における、計量器5から計測重量を読み込む処理に代えて、商品チェック装置6から計測した高さを読み込む処理が行われる。
【0079】
さらに、図10のステップST57における、商品マスタ12から検出した重量情報と計量器5で測定した計測重量とを比較する処理に代えて、商品マスタ12から検出した高さ情報と商品チェック装置6で計測した高さとを比較する処理が行われる。
【0080】
本実施形態のビデオレンタルシステム1では、複数のビデオテープカセットをその高さに基づいて一括に処理できるので、上記第2実施形態のビデオレンタルシステム同様に、貸し出し・返却処理をより迅速に行うことができる。また、商品寸法の確認を行うことで、無線タグ7のタグアドレスの読み取り不正を発見することができる。
【0081】
本実施形態のビデオレンタルシステムにおいて、図11に示した、上記重量情報の確実性を高める更新手順を適用する場合には、図11のステップST70における、ビデオテープカセット9の返却時又は返却後のビデオテープカセット9の計量器5による重量計測処理に代えて、ビデオテープカセット9の返却時又は返却後のビデオテープカセット9の商品チェック装置6による高さ計測処理を行う。
【0082】
また、図11のステップST74における、商品マスタ12検索後の該当重量情報の商品マスタ12への更新処理に代えて、商品マスタ12検索後の該当高さ情報の商品マスタ12への更新保存処理を行う。このようにして、寸法情報の更新を行うことにより、商品寸法の正確性を高めることができ、無線タグ7の読み取り不正をより確実に発見することができる。
【0083】
次に、本発明の第4実施形態であるビデオシステムについて説明する。本実施形態のビデオレンタルシステムは、上記第2実施形態におけるビデオレンタルシステムにおいて、無線タグの構成を、そのレコードの一部を書き込み可能な構成に変更し、かつ端末装置内の商品マスタ及び顧客マスタの商品レコード及び顧客レコードも上記無線タグのレコードに対応させて構成したものである。従って、システムの構成は、基本的に図7と同じであるので、その図示・説明は省略する。
【0084】
図14は、本実施形態における無線タグのデータ構成の概略を示したものである。図14では、無線タグに書込むデータを、商品と顧客とで別に示している。図中、符号7aは商品に貼りつけるための無線タグのデータ構成である商品レコードであり、また、7bは会員カード8に貼りつけるための無線タグのデータ構成である顧客レコードである。
【0085】
商品レコード7aは、タグアドレス71aと、会社番号72a、店番73a、分類74a、商品コード75a、商品名76a、貸出処理判定77a及びレンタル回数78aからなる商品情報とで構成されており、タグアドレス71a以外のエリアは書込み可能となっている。
【0086】
顧客レコード7bは、タグアドレスである71bと、レンタルする会社の会社番号72b、その会社に属する店番73b、商品か顧客かの分類を区別する分類74b、顧客毎のコードである顧客コード75b、顧客氏名76b、顧客住所77b及びレンタル回数78bとからなる顧客情報とで構成されており、タグアドレス71b以外のエリアは書込み可能となっている。なお、端末装置2内には、上記無線タグの各レコードに対応したレコード格納可能な商品マスタ及び顧客マスタが構築されており、無線タグのレコードに対応したデータの格納ができるよう構成されている。
【0087】
次に、図15のフローチャート及び図7を参照しながら、上記の書込み可能な無線タグ7及び計量器5を用いたビデオレンタルシステム1におけるビデオテープカセット9の貸し出し時点における無線タグ7のレコード(7a又は7b)からの商品マスタ12および顧客マスタ13への登録の方法を説明する。
【0088】
登録操作は、図9のフローチャートにおいて、無線タグのタグアドレスをもとに商品マスタ12及び顧客マスタ13を検索した結果(ステップST35及び38)、該当する商品情報及び顧客情報が検索されなかった場合に行う。
【0089】
まず、オペレータがキーボード2cの所定キーを押し下げると、CPU2bからアンテナ3に、ビデオテープカセット9又は会員カード8に貼付された無線タグ7のタグアドレスの読み取り指示が出され、タグアドレスの読み取りが行われ(ステップST80)、CPU2bから表示器2cへ読み取られたタグアドレスの表示指示が行われる。そして、オペレータは、表示された分類(74a又は74b)を確認する。
【0090】
分類が商品の場合(ステップST81)、会社番号72a、店番73aをさらに確認し(ステップ83)、その店舗の商品であれば、所定のキーを押し下げて、その無線タグ7のレコードにあるデータを商品マスタ12の商品レコードに登録する(ステップST84)。商品マスタ12にデータを登録した後、オペレータが所定のキーを押し下げると、CPU2bから表示器2cに、商品コード、商品名等の表示指示が出されると共にプリンタ2dに印刷指示が出される(ステップST85)。読み取る無線タグがさらに存在する場合には、同様の手順で次の無線タグ7のタグアドレスに基づいて、これに対応する各レコード7aのデータを、商品マスタに登録する。
【0091】
一方、分類が顧客の場合(ステップST82)、オペレータは、会社番号72bをさらに確認し、同じ会社番号であれば(ステップST86)、その無線タグ7の顧客レコード7bにあるデータを顧客マスタ13の顧客レコードに登録するようにキー操作する(ステップST87)。顧客マスタ13に登録後、オペレータが所定のキーを押し下げると、CPU2bから表示器2c及びプリンタ2dに、顧客コード、顧客氏名等の顧客情報の指示及び印刷指示が出される(ステップST88)。
【0092】
その無線タグ7の情報が同じレンタル会社の店舗のビデオテープカセット9でない場合、及びその顧客でない場合は、エラー処理として、その旨を表示するようにCPU2bから表示器2cに指示が出され(ステップST89)、貸し出し時の登録処理は終了する。
【0093】
このように、本実施形態のビデオレンタルシステムでは、貸し出し時において、無線タグアドレスを検索した結果、該当する商品情報が検索されなかった場合に、無線タグ7の商品レコード7aから直接商品マスタ12にデータを登録することで、該当する店舗の商品マスタ12登録されていないビデオテープカセット9についても貸し出し処理を行うことができるため、同じレンタル会社内の他店舗の商品に対しても、迅速に貸し出し処理を行うことが出来る。
【0094】
また、同じレンタル会社の他店舗の既会員に対しても、顧客マスタ13への登録を無線タグ7の顧客レコード7bから直接行うことができるため、あらためて入会手続きをすることもなくなり、迅速にビデオテープカセット9を貸し出しすることが出来る。
【0095】
また、レンタル回数が、表示できるので、別途にデータベースを構築せずに商品及びの利用回数を知ることもできる。
【0096】
なお、無線タグ7のレコードに利用ポイント情報を追加し、これを利用時に書込むことによって、別途データベースを構築せずに利用ポイントの管理をすることもできる。
【0097】
本実施形態のビデオレンタルシステムにおける返却動作は、上記貸し出しの動作と同様に、無線タグ7のタグアドレスを読み取り、このタグアドレスをもとに商品マスタ12又は顧客マスタ13を検索した際に、該当する商品情報又は顧客情報がなく同じレンタル会社の商品又は顧客の場合、無線タグの商品レコード又は顧客レコードを、商品マスタ12又は顧客マスタ13にデータ登録し、同じレンタル会社の商品及び顧客でない場合には、エラー処理で検索を終了することにより、同じレンタル会社内の他店舗の商品・既顧客に対しても迅速に返却処理を行うことができる。
【0098】
上記第3実施形態では、光センサを有する商品チェック装置6を使用したが、これに代えて、図16に示すゲージ14又は、図17に示すゲージ15を使用することもできる。
【0099】
図16のゲージは、ビデオテープカセット9の数量を確認できるものであり商品数を確認する為の商品横置き型商品数確認ゲージである。商品横置き型商品数確認ゲージ14には、その壁部内面の上下方向にビデオテープの高さ間毎にゲージが引いてあり、高さに応じた本数が表示されている。そして、ビデオテープを商品横置き型商品数確認ゲージ14にあわせて重ねて横置きするとその本数を数字で確認することができる。
【0100】
図17のゲージ15は、図16の商品横置き型商品数確認ゲージ14を商品縦置き型にしたものである。商品縦置き型商品数確認ゲージ15には、ビデオテープの幅のゲージが引いてあり、幅に応じた本数が表示されている。ビデオテープを商品縦置き型商品数確認ゲージ15に重ねて縦置きするとその本数を数字で確認することができる。
【0101】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏することができる。
【0102】
上記第1の特徴を有する商品及び顧客の管理システムでは、無線タグの一意的なタグアドレスに基づいて、商品及び顧客情報を認識できるので、従来におけるバーコードを使用した商品の貸し出し・返却処理の煩雑さを解消した迅速な対応が可能である。
【0103】
また、上記第2又は第3の特徴を有する商品及び顧客の管理システムでは、商品重量又は商品寸法に基づいて商品の集計ができるので、複数の商品を処理する場合でも迅速な貸し出し・返却処理が可能である。
【0104】
また、上記第4の特徴を有する商品及び顧客の管理システムでは、店舗の出入り口において、無線タグのタグアドレスの読み取りが可能であるので、上記各効果に加え、無断持ち出しが生じた場合でも、商品の特定を容易に行うことができる。
【0105】
上記第5の特徴を有する商品及び顧客の管理システムでは、無線タグの一意的なタグアドレス及び店舗情報に基づいて、複数の店舗間における商品の貸し出し処理及び顧客の管理を迅速かつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるビデオレンタルシステムの概略構成図。
【図2】同実施形態における無線タグマスタのデータ構成を示す概略図。
【図3】同実施形態における商品マスタのデータ構成を示す概略図。
【図4】同実施形態における顧客マスタのデータ構成を示す概略図。
【図5】同実施形態における無線タグマスタ、商品マスタ、顧客マスタにデータを登録する動作のフローチャートである。
【図6】同実施形態におけるタグアドレスをもとに無線タグマスタ、商品マスタ、顧客マスタを検索する動作のフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態であるビデオレンタルシステムの概略構成図。
【図8】同実施形態における計量器でビデオテープカセット及び会員カードを計量している状態を示す概略図。
【図9】同実施形態における商品貸し出し時に、無線タグ情報をもとに無線タグマスタ、商品マスタ、顧客マスタに登録する動作のフローチャートである。
【図10】同実施形態における商品返却動作のフローチャートである。
【図11】同実施形態における商品重量登録動作のフローチャートである。
【図12】本発明の第3実施形態であるビデオレンタルシステムの概略構成図。
【図13】光センサを有する商品チェック装置の概略構成図。
【図14】本発明の第4実施形態における無線タグのデータ構成を示す概略図であり、(a)は商品レコードの構成図、(b)は顧客レコードの構成図。
【図15】同実施形態における、商品貸し出し時に、無線タグ情報をもとに無線タグマスタ、商品品マスタ、顧客マスタに登録する動作のフローチャートである。
【図16】本発明の商品及び顧客の管理システムにおける寸法検出手段の他の実施形態を用いた商品寸法の測定状態を示す概略斜視図。
【図17】本発明の商品及び顧客の管理システムにおける寸法検出手段の他の実施形態を用いた商品寸法の測定状態を示す概略斜視図。
【符号の説明】
1:ビデオレンタルシステム、2:端末装置、2a:ディスク装置、2b:CPU、2c:表示器、2d:プリンタ、2e:キーボード、2f:圧電センサ制御部、2g:光センサ制御部、3:商品スキャン用アンテナ、3a:商品スキャン用無線コントローラ、4:出入口用アンテナ、4a:出入口用無線コントローラ、5:計量器、5a:圧電センサ、6:光センサを有する商品チェック装置、6a:発光素子、6b:受光素子、7:無線タグ、7a:商品レコード、71a:タグアドレス、72a:会社番号、73a:店番、74a:分類、75a:商品コード、76a:商品名、77a:貸出判定、78a:レンタル回数、7b:顧客レコード、71b:タグアドレス、72b:会社番号、73b:店番、74b:分類、75b:顧客コード、76b:顧客氏名、77b:顧客住所、78b:レンタル回数、8:会員カード(顧客携行品)、9:ビデオテープカセット(商品)、10:ブザー、11:無線タグマスタ、11a:タグアドレス、11b:分類、11c:コード、12:商品マスタ、12a:商品コード、12b:単価、12c:重さ、12d:高さ、12e:貸出判定、12f:レンタル回数、13:顧客マスタ、13a:顧客コード、13b:氏名、13c:住所、13d:レンタル回数、14:商品横置き型商品数確認ゲージ、15:商品縦置き型商品数確認ゲージ、A:送受線、B:送受線、C:送受線、D:送受線、R:無線システム
Claims (3)
- 一意的なタグアドレスを有する無線タグ及び該無線タグのタグアドレスを読み取る読み取り手段を含む無線システムと、該無線システムと通信可能に構成した端末装置と、複数の商品の重量を測定する重量測定手段とを具備してなり、前記無線システム及び端末装置を店舗に配置し、前記読み取り手段で読み取ったタグアドレスに基づいて該店舗に出入りする複数の商品及び顧客の管理を行う商品及び顧客の管理システムにおいて、
前記無線タグを取り付けて商品及び顧客携行品を構成し、
前記端末装置が、
前記無線タグのタグアドレスと該タグアドレスに対応しかつ商品か顧客の携行品かの分類と前記タグアドレスに対応する商品コード又は顧客コードとから構成されるレコードを格納した無線タグマスタと、
前記タグアドレスに対応する前記商品コードと少なくとも商品重量を含む商品情報とから構成される商品レコードを格納した商品マスタと、
前記タグアドレスに対応する前記顧客コードと顧客情報とから構成される顧客レコードを格納した顧客マスタとを備え、
前記読み取り手段で読み取った無線タグのタグアドレスに基づいて、前記無線タグマスタから該当するタグアドレスを含むレコードを検索し、該レコードにおける分類に応じて商品マスタ又は顧客マスタを選択し、選択した商品マスタ又は顧客マスタから前記分類に対応する商品コード又は顧客コードを含む商品レコード又は顧客レコードを検索し、該商品レコード又は顧客レコードの商品情報又は顧客情報を認識可能にすると共に、
前記商品マスタから前記読み取ったタグアドレスに基づいた商品の重量情報を積算し、該積算した重量情報と前記重量測定手段からの重量情報とを比較し、両重量が同じの場合、料金の精算指示を行い、前記両重量が異なる場合、無線タグの再読み取りを促すことを特徴とする商品及び顧客の管理システム。 - 一意的なタグアドレスを有する無線タグ及び該無線タグのタグアドレスを読み取る読み取り手段を含む無線システムと、該無線システムと通信可能に構成した端末装置と、商品の寸法を検出する寸法検出手段とを具備してなり、前記無線システム及び端末装置を店舗に配置し、前記読み取り手段で読み取ったタグアドレスに基づいて該店舗に出入りする複数の商品及び顧客の管理を行う商品及び顧客の管理システムにおいて、
前記無線タグを取り付けて商品及び顧客携行品を構成し、
前記端末装置が、
前記無線タグのタグアドレスと該タグアドレスに対応しかつ商品か顧客の携行品かの分類と前記タグアドレスに対応する商品コード又は顧客コードとから構成されるレコードを格納した無線タグマスタと、
前記タグアドレスに対応する前記商品コードと少なくとも商品寸法を含む商品情報とから構成される商品レコードを格納した商品マスタと、
前記タグアドレスに対応する前記顧客コードと顧客情報とから構成される顧客レコードを格納した顧客マスタとを備え、
前記読み取り手段で読み取った無線タグのタグアドレスに基づいて、前記無線タグマスタから該当するタグアドレスを含むレコードを検索し、該レコードにおける分類に応じて商品マスタ又は顧客マスタを選択し、選択した商品マスタ又は顧客マスタから前記分類に対応する商品コード又は顧客コードを含む商品レコード又は顧客レコードの商品情報又は顧客情報を認識可能にすると共に、
前記商品マスタから前記読み取ったタグアドレスに基づいた商品の寸法を積算した積算寸法情報と前記寸法検出手段により検出した寸法とを比較し、両寸法が同じの場合、料金の精算指示を行い、前記両寸法が異なる場合、無線タグの再読み取りを促すことを特徴とする商品及び顧客の管理システム。 - 一意的なタグアドレスを有する無線タグ及び該無線タグのタグアドレスを読み取る読み取り手段を含む無線システムと、該無線システムと通信可能に構成した端末装置とを具備してなり、前記無線システム及び端末装置を複数の店舗に配置し、前記読み取り手段で読み取ったタグアドレスに基づいて該複数の店舗に出入りする商品及び顧客の管理を行う商品及び顧客の管理システムにおいて、
前記無線タグに少なくとも店舗情報を格納可能な任意の書き込みエリアを設けるとともに、該無線タグを取り付けて商品及び顧客携行品を構成し、
前記読み取り手段が前記店舗情報を読み取り可能に構成し、
前記端末装置が、
前記無線タグのタグアドレスと該タグアドレスに対応しかつ商品か顧客の携行品かの分類と前記タグアドレスに対応する商品コード又は顧客コードとから構成されるレコードを格納した無線タグマスタと、
前記タグアドレスに対応する前記商品コードとタグアドレスに対応した商品情報とから構成される商品レコードを格納した商品マスタと、
前記タグアドレスに対応する前記顧客コードと顧客情報とから構成される顧客レコードを格納した顧客マスタとを備え、
前記読み取り手段で読み取った無線タグのタグアドレスに基づいて、前記無線タグマスタから該当するタグアドレスを含むレコードを検索し、該レコードにおける分類に応じて商品マスタ又は顧客マスタを選択し、選択した商品マスタ又は顧客マスタから前記分類に対応する商品コード又は顧客コードを含む商品レコード又は顧客レコードを検索し、
前記タグアドレスに対応した商品コードが前記商品マスタに格納されていない場合、該タグアドレスに対応した商品情報を無線タグから読み出して商品マスタに格納し、
前記タグアドレスに対応した顧客コードが顧客マスタに格納されていない場合、該タグアドレスに対応した顧客コードを無線タグから読み出して顧客マスタに格納すること、
を特徴とする商品及び顧客の管理システム。
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