JP4726899B2 - デジタルメディアを保護するセルフチェックシステム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、集金管理・盗難阻止システムに関する。本発明は、製品が借出し施設内に保護されている機構を改良する。より詳しくは、本発明は、店員が、製品を販売、レンタル又は借出しできるように製品上のセキュリティ装置を除去する必要を解消する。
本発明は、一般に、IDタグに関し、より詳しくは、8.2MHz電子商品監視(EAS)タグと13.56MHzISO15693無線周波数識別(RFID)タグを同時に検出するシステム及び方法に関する。
現在、借出し施設からの製品の盗難の阻止を助ける多くの既知のセキュリティ機構がある。セキュリティタグは、盗難や在庫の「縮小」を防止することにより、在庫管理において大きな働きをする。ミナジー(Minasy)の米国特許第3,696,379号に開示されているような基本的なセキュリティタグは、タグが1組のアンテナの範囲内に持込まれた時に電磁界によって電圧印加されるパッシブタグを示す。アンテナは、習慣的に、借出し施設の出口に設置される。活性化させられたタグが一旦アンテナの範囲内に持込まれると、アンテナは、光を発したり、アラームを鳴らしたり、商品特定識別子をロギングする等の事象を開始する。
従来、タグは、メディアの包装上に設置されてきた。包装が殆ど又は全く価値がないため、この技術はデジタルメディアにおける使用を制限してきた。メディア自身は、アラームを鳴らさずに運ぶことができる。電子商品監視(EAS)タグは、オンとオフの2個のステータスを有する型式のタグである。常時機能しているEASタグは、常にオンである。よって、タグがアンテナの範囲内に持込まれると、タグは、アンテナによって活性化させられて、信号をアンテナに戻す。タグをオフするには、タグを物理的に破壊する(電磁パルス(EMP)、磁気エネルギー等)又はタグを活性化することができないように、タグを離調材料で封鎖するという2通りの方法しかない。
施設をこの問題から保護する2個の製品が当業界で知られている。それらは、一般に、「セキュリティボックス」と呼ばれる。一つのバージョンが、ニュージャージー州、ソロフエアーのチェックポイント システムズ社により商標"Safer"の名前で販売され、別のバージョンが、ニューヨーク州、ウェストベリーのクリア・ヴ(Clear-Vu)社により"Clear Vu"の名前で販売されている。これらのセキュリティボックスは、本質的に商品(例えば、CD−ROM、DVD等のデジタルメディア)をボックスの中にロックして、商品をボックスから取出すアンロック機構を必要とする。この技術を内部のセキュリティタグと組合せる時、効果的な盗難阻止システムが設立される。セキュリティボックスがアンテナの範囲に持込まれると、メディアを取出すようにボックスを開けることができず、更に、ボックスはアラームを鳴らす。典型的に、メディアを顧客に与えることができるように、タグ付きセキュリティボックスがアンテナの回りを通過させられるEASタグと共に用いられる。どの寸法の商品もボックス内に収容することができるが、殆どの商品は、典型的にボックスの内部体積の相当部分を占める。
組合せたセキュリティタグとセキュリティボックスはいくつかの既知の欠陥を有する。ボックスが何を収容しているかを決定するために中身を容易に目視検査することができないので、借出し施設は、セキュリティボックス内の商品の在庫品調べをすることが困難である。その上、従業員は、どのメディアがレンタル中であるか又は販売されたかをロギングする必要があると共に、メディアをアンテナの周りを通過させたり、離調装置をタグに設置しなければならないので、このシステムは、従業員がメディアを手動でチェックアウトすることを必要とする。この結果、借出し施設でのラインがより長くなると共に、より多くの従業員がチェックアウトレジスタで働くことになる。もしセキュリティタグが製品ケースの包装上に配置されると、店員は、セキュリティボックスを取出すと共に、貸出し物をアンテナの周りを通過させたり、離調材料をタグに設置しなければならない。
デジタルメディアをレンタルする顧客が直面する別の問題は、顧客が、返却期限のずっと前に借出し施設にデジタルメディアを返却したと確信していても、延滞料金が発生することである。この問題のいくらかは、期限後に、店員が返却されたデジタルメディアを実際に手に取ってそれを見てから、デジタルメディアの返却時期を入力することに起因する。これを証明することができなければ、顧客は延滞料金を支払わざるを得ない。
よって、どのメディアが貸出し中であるかを追跡する自動チェックアウト/チェックインシステムを用意し、商品の確実なインタロゲーション(監視)を用意すると共に、貸出されたデジタルメディアの顧客によって証明された返却時期に必要な手段を取る必要性が長年に渡って感じられてきた。
本明細書で挙げた全ての引例の全体が参考のために本明細書に組込まれている。
デジタルメディア(例えば、コンパクトディスク又はデジタルビデオディスク等)が顧客に販売又は顧客によって借りられる施設内に配置されるデジタルメディア用の自動チェックアウトシステムにおいて、該システムは、デジタルメディアのIDデータ(例えば、タイトル、著者、通し番号等)を格納するように、デジタルメディアに固定されたコンテンツタグ(例えば、RFIDタグ)と、デジタルメディアが装入されるセキュリティボックスと、チェックアウトステーションと、コンテンツタグの存在を検出するように、施設の出口に配置されると共に、コンピュータに連結されたペデストラルと、コンピュータに連結されたアラームとを備え、又、セキュリティボックスが解除自在のロックを含み、該ロックは、アンロックされるまで、セキュリティボックスに収容されたデジタルメディアへのアクセスを妨げ、更に、チェックアウトステーションは、コンテンツタグから前記IDデータを得る少なくとも1個のタグリーダ、デジタルメディアを顧客IDと関連付けるデータベースに連結されたコンピュータ、コンピュータに連結されて、顧客がデジタルメディアを購買又は借りるための支払金を提出することを許容するPOS装置、及びコンピュータに連結されて、支払金が発生した時はいつでもコンピュータによって活性化されるアンロック部(例えば、磁石又は電磁石)を含み、且つ、コンピュータは、データベースに格納されるデジタルメディアのステータス識別子を前記支払金に基づいて修正する一方、アラームは、コンテンツタグがペデストラルにおいて検出されると共にステータス識別子が修正されなかった時はいつでも活性化される。
デジタルメディア(例えば、コンパクトディスク又はデジタルビデオディスク等)が顧客に販売又は顧客によって借りられる施設内に配置されるデジタルメディア用の自動チェックアウトシステムにおいて、該システムは、デジタルメディアのIDデータ(例えば、タイトル、著者、通し番号等)を格納するように、デジタルメディアに固定されたコンテンツタグ(例えば、RFIDタグ)と、デジタルメディアが装入されると共に、セキュリティタグ(例えば、RFIDタグ)、及び解除自在のロックを含むセキュリティボックスと、チェックアウトステーションと、セキュリティタグの存在を検出するように、施設の出口に配置されると共に、コンピュータに連結されたペデストラルと、コンピュータに連結されたアラームとを備え、又、ロックは、アンロックされるまで、セキュリティボックスに収容されたデジタルメディアへのアクセスを妨げ、更に、チェックアウトステーションは、コンテンツタグから前記IDデータを得る第1タグリーダ、デジタルメディアを顧客IDと関連付けるデータベースに連結されたコンピュータ、コンピュータに連結されて、顧客がデジタルメディアを購買又は借りるための支払金を提出することを許容するPOS装置、及びコンピュータに連結されて、支払金が発生した時はいつでもコンピュータによって活性化されるアンロック部(例えば、磁石又は電磁石)を含み、且つ、コンピュータは、データベースに格納されるデジタルメディアのステータス識別子を前記支払金に基づいて修正する一方、アラームは、セキュリティタグがペデストラルにおいて検出されると共にステータス識別子が修正されなかった時はいつでも活性化される。
デジタルメディア(例えば、コンパクトディスク又はデジタルビデオディスク等)が販売又はレンタルされる施設内に配置されるデジタルメディアを顧客が自動的にチェックアウトすることを許容する方法において、該方法は、デジタルメディアのIDデータ(例えば、タイトル、著者、通し番号等)を格納するコンテンツタグ(例えば、RFIDタグ)をデジタルメディアに固定すると共に、コンテンツタグの通過を検出し得るペデストラルを施設の出口に設けるステップと、ペデストラルがコンテンツタグの通過を検出する時に活性化され得るアラームを設けるステップと、アンロックされるまで、セキュリティボックスに収容されたデジタルメディアへのアクセスを妨げる解除自在のロックを有するセキュリティボックスに、デジタルメディアを装入するステップと、顧客によってコンテンツタグからIDデータをワイヤレスで得る(例えば,RFIDリーダ等)ステップと、顧客から顧客IDデータを得て、該顧客IDデータをデータベースの顧客IDデータと関連付けるステップと、デジタルメディアを借りるか購買するために、顧客から支払金を受取るステップと、データベースに格納される借りたか購買したデジタルメディアのステータス識別子を前記支払金に基づいて修正すると共に、前記支払金に基づいてロックをアンロックするステップと、ペデストラルがコンテンツタグの通過を検出し、且つ、ステータス識別子が修正された時は、アラームを非活性化し、又、ペデストラルがコンテンツタグの通過を検出し、且つ、ステータス識別子が修正されなかった時は、アラームを活性化するステップとを備える。
デジタルメディア(例えば、コンパクトディスク又はデジタルビデオディスク等)が販売又はレンタルされる施設内に配置されるデジタルメディアを顧客が自動的にチェックアウトすることを許容する方法において、該方法は、デジタルメディアのIDデータ(例えば、タイトル、著者、通し番号等)を格納するコンテンツタグ(例えば、RFIDタグ)をデジタルメディアに固定すると共に、ペデストラルを施設の出口に設けるステップと、アンロックされるまで、セキュリティボックスに収容されたデジタルメディアへのアクセスを妨げる解除自在のロックを有すると共にセキュリティタグ(例えば、RFIDタグ)を含むセキュリティボックスに、デジタルメディアを装入するステップと、ペデストラルがセキュリティタグの通過を検出する時に活性化され得るアラームを設けるステップと、顧客によってコンテンツタグからIDデータをワイヤレスで得る(例えば,RFIDリーダ等)ステップと、顧客から顧客IDデータを得て、該顧客IDデータをデータベースの顧客IDデータと関連付けるステップと、デジタルメディアを借りるか購買するために、顧客から支払金を受取るステップと、データベースに格納される借りたか購買したデジタルメディアのステータス識別子を前記支払金に基づいて修正すると共に、前記支払金に基づいてロックをアンロックするステップと、ペデストラルがセキュリティタグの通過を検出し、且つ、ステータス識別子が修正された時は、アラームを非活性化し、又、ペデストラルがセキュリティタグの通過を検出し、且つ、ステータス識別子が修正されなかった時は、アラームを活性化するステップとを備える。
本発明は、製品を保護する既存のロック自在のケーシングを使用するどんな装置にも使用されるように期待される。非制限的な例は、キー、PCカード、ビデオゲーム、宝石類等を含む。本開示の大部分は、この発明概念をDVDやCD媒体の保護に適用することに関するが、この技術は、上記のキーやビデオゲーム等の他の技術に用いることができることが理解及び予想される。
本発明のシステム20は、図1に示されると共に、基本的に、チェックアウトステーション22、コンピュータ24、データベース26とペデストラル28を備える。チェックアウトステーション22は、顧客がデジタルメディアを提出すると共に店員の助けの必要無しにセルフチェックインを行うための自動的方法をもたらす。チェックアウトステーション22は、コンピュータ24/デジタルメディア2についての引出すべきステータス情報を格納するデータベース26と通信し、チェックアウトステーション22は、又、デジタルメディア容器をアンロックするアンロック部30を備える。もし正当なレンタル(又は購買)が発生すると、コンピュータ24は、デジタルメディア容器の「アンロッキング」と共にペデストラル28における検出によってトリガされるアラーム33の非活性化を制御する。後で詳述するように、アンロック部30は、電源44、スイッチ46とアンロック装置48(例えば、磁石又は電磁石等)を備えるが、これは一例であって、アンロック部30の多くの他の構成が本発明の最も広い範囲内に入る。
システム20の操作を理解するために、どのように特定のデジタルメディア、例えば、CD−ROM(以下、「CD」と呼ぶ)又はDVDがシステム20を使用してレンタル又は販売のために顧客に提供されるか説明する必要がある。
図2及び図3に示すように、デジタルメディア2であるCD又はDVDは、IDタグ32,最も好ましくは、無線周波数識別(RFID)タグを備える。RFIDタグは、例えば、米国特許第6,025,780号(バウワーズ)と米国特許第6,195,006号(バウワーズ等)に開示されており、これら両件は、参考のために本明細書に組込まれている。RFIDタグは、タグ32が活性化させられる時、製品についての詳細な情報を与えるように設計されている。RFIDタグをデジタルメディア2に直接固着するためには、環状タグ構造が好ましい。何故なら、環状タグ構造は、CD/DVDの穴を囲むと共にCD/DVDプレーヤーによって読取られない透明プラスチックハブ2Aに固定することができる。一例としてだけ、このような環状RFIDタグ32が、本願の出願人、即ち、チェックポイント システムズ社によって登録商標"CIRCULATION CIRCUIT"で販売されている。以下に「RFIDコンテンツタグ」と呼ぶこのRFIDタグ32は、そのRFID集積回路に特定のデジタルメディアについての詳細を格納する。例えば、メディアの名前(例えば、タイトル、曲名、映画名、著者、歌手、製作会社)及び/又は通し番号又はそのデジタルメディアに関する他の何らかの情報が、RFIDコンテンツタグ32に格納される。このような情報は、在庫、集金管理と店舗作業能率統計又は他のなんらかの有用な仕事情報に使用することができる。このようにして、RFIDリーダをRFIDコンテンツタグの周波数に同調し、RFIDコンテンツタグ32を活性化してその情報を引出すことにより、デジタルメディア2の見出しを得ることができる。更に、もしデジタルメディア2が不透明容器(例えば、次に、詳述するようにセキュリティボックス)に収容されていると、それが何であるのか識別するために、デジタルメディアを取外す必要が無い。
上述したように、盗難を阻止するためには、殆どのデジタルメディア2は、正当なレンタル又は購買がなされないと開くことのできないセキュリティボックス内に配置される。一例としてだけ、2個の型式のセキュリティボックスがシステム20に使用されているが、システム20は、これら2個の型式のセキュリティボックスに決して制限されないことを理解すべきである。
図2は、解放自在のロック機構9を含んで、本のように開閉する例示のセキュリティボックス8Aを描写する。この型式のセキュリティボックス8Aは通常不透明である。従って、RFIDコンテンツタグ32を活性化させてそのコンテンツを示すRFIDリーダの近くに顧客がセキュリティボックス8Aを配置することができなければ及びできるまで、顧客は、セキュリティボックス8Aの中味を決定するのに、セキュリティボックス8Aの外側上の何らかの印刷又はラベルに頼らねばならない。セキュリティボックス8Aを開くためには、顧客は、正当なレンタル/購買処理を行わなければならず、この場合、正当なレンタル又は購買が発生したので、顧客は、解放自在のロック機構9を開くアンロック部30内にセキュリティボックス8Aを配置する。
例えば、図4Aと図4Bに明示するように、解放自在のロック機構9は、1対のスリーブ9A/9B、1対のロッキングタング9C/9Dとロッキングバー9Eを備え、ロッキングバーは、タング9C/9Dの1対の突起9Gに対応する1対の切欠き9Fを備える。セキュリティボックス8Aが閉じられ、ロッキングバー9Eがスリーブ9A/9Bを下方に摺動すると、突起9Gは、切欠き9Fに押入れられて、セキュリティボックス8Aを閉鎖状態でロックする。例えば、図4Bの磁石10を用いてアンロック部30のアンロック装置48から所要磁界の印加は、強磁性タング9C/9Dをアンロック装置48の方に引込んで、タング9C/9Dを切欠き9Fから係合離脱することにより、ロッキングバー9Eが矢印11の方向に上方へ摺動させられる。顧客は、バー9Eを取外し、それを回収ビン9H(図1参照)に入れ、次に、レンタル/購買したデジタルメディア2と共に出口に進む。
本発明のシステム20と共に使用されるように、セキュリティボックス8Aは、セキュリティタグ34(図9)を備える。セキュリティタグ34は、電子商品監視(EAS)タグ又はRFIDタグであり得る。これらのタグは、下記の周波数範囲内で動作することができる。
Figure 0004726899
もしセキュリティボックス8Aを正当なレンタル又は購買無しに店から持出そうとすると、泥棒は、デジタルメディア2を取外すようにセキュリティボックス8Aを開くことができないのみならず、泥棒がペデストラル28に一旦到達すると、ペデストラル28は、EAS又はRFIDセキュリティタグ34の存在を検出してアラーム33を活性化させることにより、セキュリティタグ34は盗難を阻止する。反対に、もし正当なレンタル又は購買が発生したら、顧客がセキュリティボックス8Aと共にペデストラル28を通過する時に、ペデストラル28はアラーム33を活性化させない。一例としてだけ、セキュリティタグ34は、全開示内容が本明細書に参考のために組込まれていると共に、本願と同じ出願人、即ち、チェックポイント システムズ社によって所有される米国特許第5,081,446号(ジル等)に開示されるセキュリティタグを使用して実施してもよい。
図5Aと図5Bは、別のセキュリティボックス8Bを描写する。セキュリティボックス8Bは、従来の宝石箱3に収容されるデジタルメディア2の取外しを許容するように、ロック又はアンロックし得るロック機構11(図6A及び図6B)を備える。この型式のセキュリティボックス8Bは通常透明であるので、顧客並びに店員は、CD又はDVDを直接容易に見ることができ、セキュリティボックス8BをRFIDリーダの近くに配置することは、CD又はDVDのコンテンツを示すと共に確認するように、RFIDコンテンツタグ32を活性化させるだろう。セキュリティボックス8Bを開くために、顧客は正当なレンタル/購買処理を行わなければならず、この場合、セキュリティボックス8Bを持つ顧客は、ロック機構11を開くアンロック部30にセキュリティボックス8Bを配置する。次に、顧客は、宝石箱3をセキュリティボックス8Bから取外し、セキュリティボックス8Bを貯蔵ビン60(図1参照)に入れ、次に、宝石箱3と共に出口に進む。本発明のシステム20と使用して、セキュリティボックス8B自身も、又、セキュリティタグ34を備える。セキュリティタグ34は、EASタグ又はRFIDタグであり得る。これらのタグは、前記の表に述べた周波数範囲内で動作することができる。
特に、セキュリティボックス8Bは、ケーシング12Cにヒンジ付け12A/12Bされたふた12を備える。解除自在のロック機構11は、上方ドライバ部12Eと下方ペグラック部12Fを含むスライダ部12D(図8)を備える。ロック機構11がロックされる時、ペグ12Gは、セキュリティボックス8Bの開放時のタング部12Iの開口12Hを貫通する。図5Aの垂直矢印は、ふた12をケーシング12Cからアンロックするためにペグ12Gが移動する方向を指す。ペグ12Gを開口12Hから抜出すために、下方ペグラック部12Fは、図6Bの矢印Aの方向に上方へ移動させる必要があり、上方ドライバー部12Eが図6Bの矢印12Lの左方に移動させられる時にペグ12J(図6A、図6Bと図8)を下方ペグラック部12Fの溝12K内を摺動させることにより、下方ペグラック部12Fは上方に駆動される。よって、上方ドライバー部12Eの運動は図6A及び図6Bにおいて水平である一方、下方ペグラック部12Fの運動は図6Aと図6Bにおいて垂直であることを理解すべきである。上方ドライバー部12Eの運動は、ふた12がアンロック装置48の近傍に配置されている時だけ得られる。図7A乃至図7Cに明示するように、突起12Nを有する強磁性部材12Mはフェアリング12P内に位置している。解放自在のロック機構12がロックされる時、突起12Nが、凹所12Qに係止されて(図6A及び図7A)、上方ドライバー部12Eの矢印12Lの方向の移動を防止する。しかしながら、図7Bに示すように、フェアリング12Pがアンロック装置48(例えば、適当な磁界を有する磁石M)の近傍に位置している時、突起12Nは、矢印12T(図7B)の方向に凹所12Qから引出され、ユーザーが矢印12L(図5A及び図6B)の方向にフェアリング12Pを摺動させることを許容する。これにより、突起12Nが下方ペグラック部12Fの表面12R(図8)に沿って摺動させられる一方、ペグ12Jが下方ペグラック部12Fを矢印A(図5A及び図6A)の方向に上方へ移動させる。フェアリング12Pの矢印12Lの方向の継続的移動は、最後に、突起12Nを第2凹所12Sに進入させる。次に、ふた12はアンロックされて、ユーザーは、図7Dに示すようにふた12を上方に回転させてその中味を取外すことができる。単にふた12を閉じ、フェアリング12Pを矢印12Lと反対の方向に摺動させる結果、突起12Nを第2凹所12Sから離脱させて第1凹所12Qに戻して、解放自在のロック機構11がもう一度ロックされることにより、ユーザーはふた12を手動で再びロックすることができることを注目すべきである。
図10及び図11は、セキュリティボックス8A/8B又は他の型式の磁気制御セキュリティボックスと使用することのできるアンロック部30のアンロック装置48の例示の構成を示す。別のセキュリティボックス8Bが、図10及び図11に一例としてだけ示されている。図10において、アンロック装置48は、穴54を形成してそこに配置された磁石Mを露出させるように移動させ得る可動部52を含む表面50を備える。可動部52は、コンピュータ24によって制御されるアクチュエータ56によって駆動される。よって、もし正当な購買又はレンタルが発生すると、コンピュータ24は、可動部52を移動させて磁石Mを露出させるように、アクチュエータ56を活性化させる。次に、顧客は、ふた12が下方に指向してフェアリング12Pが穴54に装入されるように、セキュリティボックス8Bを位置決めするよう促される。磁石Mの露出は、前述したように突起12Nを凹所12Qから引出し、フェアリング12Pが穴54の側部58に衝突して、上方ドライバー部12Eを矢印12Lの方向に移動させると共にセキュリティボックス8Bを開くように、顧客はセキュリティボックス8Bを右に摺動させるよう促される。顧客は、次に、宝石箱3を取外し、空のセキュリティボックス8Bをビン60(図1)に入れる。これに対する他の変形例は、移動自在であると共にコンピュータ24によって制御される磁石を有することを含む。例えば、その磁石は、コンピュータ24によって制御されるアクチュエータに連結され得る。その正常位置において、磁石は、セキュリティボックス8A/8Bが顧客によって載置される表面から離隔した下方高度に位置決めされる。もし正当な販売又はレンタルが発生すると、コンピュータ24は、セキュリティボックス8A/8Bが配置された表面の近傍まで上方に磁石を駆動させて、解放自在のロック機構9又は11をアンロックする。
図11は、永久磁石よりもむしろ電磁石62を用いるアンロック装置48を描写する。この構成では、可動部52もアクチュエータ56も全く無い。代わりに、穴54は常に開放されるが、電磁石62は、正当な購買又はレンタルが発生した場合にだけコンピュータ24によって電圧印加される。もし正当な購買又はレンタルが発生すると、顧客は、ふた12が下方に指向してフェアリング12Pが穴54に装入されるように、セキュリティボックス8Bを位置決めするよう促される。次に、図10について前述したように、顧客は、フェアリング12Pを移動させるように、セキュリティボックス8Bを摺動させる。同様に、電磁石62を使用するこの別のアンロック装置48は、セキュリティボックス8Aの解放自在のロック機構9をアンロックするのに使用することもできる。
図12は、セキュリティボックス8A/8Bのアンロック動作を制御するために、データベース26に格納されたデータの一例を示す。図示するように、各データベース記録は、デジタルメディアID表示(通し番号、タイトル、著者等)、セキュリティボックスのID、ステータス・インジケータ(正当又は不当)、顧客ID表示、レンタルの日付/時間と返却の日付/時間を備える。返却の日付/時間を除いて、この情報の全ては、チェックアウトステーション22におけるチェックアウト中にデータベース26に自動的に入力される。ステータス・インジケータ用デフォルト設定は「不当」である。もしなんらかのセキュリティボックスのステータス・インジケータが「不当」であると、セキュリティボックスがペデストラル28を通過する時に、ペデストラル28はアラームを始動させる。ステータス・インジケータを「正当」に変更するためには、正当な購買又はレンタルがチェックアウトステーション22において発生しなければならない。
図14は、この2個のタグ構成を使用するセルフ・チェックアウト手順のフローチャートを示し、図16は、この2個のタグ構成を使用するセルフ・チェックイン手順のフローチャートを示す。一方、もしEAS/RFIDセキュリティタグ34がセキュリティボックス8A/8Bと連係せず、RFIDコンテンツタグ32のみが使用されると、図15と図17が、夫々、このような単一のタグ構成に対するセルフ・チェックイン手順とセルフ・チェックアウト手順を示す。
特に、一旦顧客が企業在庫からセキュリティボックス8A/8Bを選択すると、顧客はチェックアウトステーション22に進行する。チェックアウトステーション22(図1)は、第1RFIDリーダ36、販売時点情報管理(POS)装置38(例えば、硬貨/紙幣装置、クレジット/デビットカード装置等)、ディスプレイ40、第2RFIDリーダ42、電源44、スイッチ46とアンロック装置48を備え、これらの装置の殆どはコンピュータ24と連結されている。電源44、スイッチ46とアンロック装置48はアンロック部30を形成するように統合することができることを注目すべきである。更に、チェックアウトステーション22の全ての部品は、登録商標"RAPICIRC III"で販売されているような統合ステーション、又は本願の出願人、即ち、ニュージャージー州、ソロフエアーのチェックポイント システムズ社によって登録商標"INTELLIGENT LIBRARY SYSTEM"で販売されるセルフ・チェックアウトステーションを形成することができる。
チェックアウトステーション22に到達すると、顧客は、第1RFIDリーダ36に近接していると共に顧客には見えない、デジタルメディア2用の指定位置にセキュリティボックス8A/8Bを置く。RFIDリーダ36は、RFIDコンテンツタグ32に電圧印加すると共に、レンタル又は購買されてているデジタルメディア2についての全ての関連データを検索する。この情報は、顧客に対してディスプレイ40上に表示され、顧客は、次に、これが自分が選択したデジタルメディアであることを確認するよう指示される。同様に、コンテンツタグ32がEASタグである場合、リーダ36は、EASタグリーダ(例えば、チェックポイント社のTR−4024パルス・リッスンリーダ)から成る。
顧客は、自分の会員カードをRFIDリーダ36の近傍に置くことができ、RFIDリーダ36は、顧客の関連情報と会員口座を決定することができる。この情報は、ディスプレイ40上に表示することができると共に、ユーザーにその情報を確認する(及び/又はもし必要であれば、修正を行う)よう促す。一旦全てのこの情報がデータベース26に正確に入力されると、コンピュータ24は、第1RFIDリーダ36から得られるのと共通の情報、例えば、デジタルメディア2のタイトル、著者等を有すべきセキュリティボックス8A/8BについてのID情報を得るように、RFIDセキュリティタグ34に電圧印加する第2RFIDリーダ42を活性化する。図14によれば、コンピュータは、デジタルメディアID表示がセキュリティボックスID表示に対応するかどうかを確認するよう検査して、もし対応しなければ、チェックアウトプロセスは終了されると共に企業又は店の経営者が警告を受ける一方、もし2個のタグデータが対応すれば、コンピュータ24は販売/レンタル処理自身を開始する。特に、POS装置38は活性化され、又、ディスプレイ40は、ユーザーに適当な支払金を提出するよう促すと共に、ユーザーがPOS装置38の適当な部分に硬貨及び/又は紙幣を払い込むことを許容する。その上、POS装置38は、POS装置38(例えば、従来のクレジットカードリーダ又はデビットカードリーダ)に受入れられ得るクレジットカード又はデビットカードの使用を許可する。図14によれば、もし支払金が提出されると、コンピュータ24は、デフォルトステータス識別子を「不当」から「正当」に変更すると共に、アンロック装置48に電力供給するスイッチ46を直ちにイネーブルにする。前述したように、顧客は、セキュリティボックス8A/8Bをアンロックされるように位置決めするようディスプレイ40によって促される。顧客がペデストラル28を通過する時にたとえペデストラル28の検出器がRFIDセキュリティタグ34を検出しても、コンピュータ24は、ステータス識別子を「正当」に変更したので、アラーム33は、データベース26内の「正当」な識別子のために活性化されない。逆に、もし支払金が提出されないと、ステータス識別子は「不当」のままであり、ペデストラル28(例えば、商標"Checkpoint Strata" PXペデストラル)の検出器が特定のRFIDセキュリティタグ34を検出してコンピュータ24に通知する時、コンピュータ24はアラーム33を始動する。
セキュリティボックス8Aは、典型的に不透明であると共に、収容するデジタルメディア2についての印刷物をそのカバー上に含むので、セキュリティボックスID表示に対応するデジタルメディアID表示の確認は、セキュリティボックス8Aが使用される場合だけ必要であることを注目すべきである。一方、典型的に透明な別のセキュリティボックス8Bが使用される場合、特定のセキュリティボックス8Bをあるデジタルメディア2と関連付ける必要はない。
又、セキュリティタグ34がEASタグである場合、第2リーダ42はEASタグリーダ(例えば、チェックポイント社のTR−4024パルス・リッスンリーダ)から成ることを理解すべきである。
図15に示すように、RFIDコンテンツタグ32のみが使用される場合、第1RFIDリーダ36だけが必要である。その構成では、一旦デジタルメディアIDデータがデータベース26に読込まれると、コンピュータ24は販売又はレンタル処理を開始し、そのプロセスは、図14について説明したプロセスに類似している。
前述したように、デジタルメディアを借りる顧客が直面する問題の一つが、顧客が、返却期限のずっと前に借出し施設にデジタルメディアを返却したと確信していても、延滞料金が発生することである。この問題の解決策が、入口における自動チェックイン手順である。図13は、第1RFIDリーダ136、ディスプレイ140と第2RFIDリーダ142を備えるこのようなチェックインステーション122である。チェックインステーション122は、又、保管ビン133並びにビン9Hと60を備える。RFIDリーダ136と142の両方はコンピュータ24に連結されている。図16によれば、顧客が、対応するデジタルメディア2を収容するセキュリティボックス8Aを返却する時、顧客は、チェックイン手順を行うようにディスプレイ140によって指示される。保管ビン133への通路は、ロックされていて、チェックイン手順が行われる時にコンピュータ24によってのみ開放され得るので、顧客は、返却セキュリティボックス8Aを保管ビン133に単に投入するのを試みることを妨げられる。特に、顧客は、第1RFIDリーダ136と第2RFIDリーダ142に近接している、チェックインステーション122の指定位置にセキュリティボックス8Aを置くよう促される。RFIDリーダ136は、RFIDコンテンツタグ32に電圧印加すると共に、デジタルメディア2についての関連データを読込む。次に、コンピュータ24は、セキュリティボックスIDデータを決定するために、第2RFIDリーダ142に電圧印加する。このセキュリティボックス8A/デジタルメディア2が正当にレンタルされた時に、もしこのデータがデータベース26に以前に格納されているものに対応すると、コンピュータ24は、データベース記録(図12)に返却の日付/時間を入力する。次に、コンピュータ24は、借りたデジタルメディアを返却する顧客に課金すべき延滞状態があるかどうかを決定する。コンピュータ24は、次に、ステータス識別子を「不当」に変更し、次に、電源144からの電力を供給するスイッチ146に、保管ビン133への通路を開くように、アクチュエータ(不図示)に電圧印加するよう指令する。一方、もしデジタルメディア2とセキュリティボックス8Aのデータが対応しないと、チェックイン手順が終了させられると共に、店経営者が警告を受ける。認識されるように、もし顧客が、成功したチェックインプロセスを結論付けると、データベース26は、借りたデジタルメディアの実際の返却の日付/時間を反映することにより、返却されたデジタルメディアが、今、他の誰かにによって使用されているとしても、延滞料金の起こり得る発生を防止する。一旦デジタルメディア2/セキュリティボックス8Aが保管ビン内に入れられると、店員は、次に、ロッキングバー9Eをビン9Hからロック機構9に挿入して、セキュリティボックス8Aを棚の上に戻すことができる。
顧客が、対応する宝石箱3内のデジタルメディア2だけを返却する場合、1個だけのタグ、即ち、RFIDコンテンツタグ32がある。図17は、その場合のチェックインプロセスを描写する。特に、顧客が、チェックインステーション122の指定位置に宝石箱3を置くと共に、第1RFIDリーダ136がデジタルメディアデータを読込む時、コンピュータ24は、データベース記録(図12)に返却の日付/時間を入力する。次に、コンピュータ24は、借りたデジタルメディアを返却する顧客に課金すべき延滞状態があるかどうかを決定する。コンピュータ24は、次に、ステータス識別子を「不当」に変更し、次に、スイッチ146に、保管ビンへの通路を開くよう指令する。
デジタルメディア2を収容する宝石箱3が、一旦、保管ビン133に投入されると、店員は、アンロック状態のセキュリティボックス8Bのいずれをビン60から除去して、それに宝石箱3を挿入し、次に、セキュリティボックス8Bをロックすることができる。その結果、宝石箱3/デジタルメディア2を収容するセキュリティボックス8Bを、次に、棚に戻すことができる。
このシステム20の利点は、正当な購買又はレンタルが発生するまで、メディア2(例えば、CD/DVD)が防護されていると共に、セキュリティボックス8A/8Bが非開放状態のままであることである。これは、盗難の危険を低減すると共に、材料加工と収集管理の速度を改良することにより、勤務時間におけるレンタル施設費用と在庫縮小を少なくする。
デジタルメディア情報識別とペデストラル28による検出の両方にコンテンツタグ32を使用することは、本発明の最も広い範囲内であることを理解すべきである。その状況において、セキュリティボックス8A/8Bと共に使用するセキュリティタグ34があるであろう。施設のアンテナがセキュリティ目的(例えば、店舗内からの違法な取出し)にも検出する型式のタグとしてRFIDコンテンツタグ32を使用することが予想されるが、これらのタグ32の構造上の制約は、ペデストラル28のセキュリティアンテナが確実にアラームを鳴らすように信号を受けることができる程十分に強い信号をタグ32が発射するのに使用されることを防止する。よって、RFIDコンテンツタグ32は、概して、金属又は鉄分を含有する材料(例えば、CDとDVD)上に載置される時にショートレンジタグとして知られている。RFIDコンテンツタグ32のこのショートレンジ動作を直すために、RFIDコンテンツタグ32の使用が、セキュリティボックス8A/8Bにおける別個のEAS又はRFIDタグ34又はセキュリティボックス8A/8Bに収容される材料(不図示)の標準梱包の使用と組合せられる。特に、別個のEAS又はRFIDタグ34が、会社の回り又は会社出口のペデストラル28においてEAS又はRFIDアンテナによる検出のためにロングレンジ動作を支援する。
よって、一方がデジタルメディア2上のRFIDコンテンツタグ32で他方がセキュリティボックス8A/8B上のEAS/RFIDタグ34の2個のタグ構成の使用は、下記のように、本発明のシステム20に使用することができる。
用語「ディスプレイ40/140」は、顧客がコンピュータ24から指示、助言と情報を認識することを許容するどんな型式の入出力装置を包含すると共に、要求される/必要とされる時に情報を入力するものを意味することを理解すべきである。その結果、ディスプレイ40/140は、スピーカ、モニター(タッチスクリーンを含む)、テレビスクリーン等を含み得ると共に、顧客が情報を入力することを許容するキーパッド、キーボード、マウス等を含む。
又、チェックアウトステーション22とチェックインステーション122は、ハードワイヤ構成に制限されず、(WIFI、Bluetooth等)、光学プロトコル、ソナープロトコル等のワイヤレス構成を含み得ることを理解すべきである。
本発明のシステムの機能線図である。 解放自在のロック機構とセキュリティタグを使用すると共に、それ自身がRFIDコンテンツタグを含むデジタルメディア、例えば、CD−ROMやDVDを収容する開放セキュリティボックスの平面図である。 デジタルメディアと共に使用する例示の環状RFIDタグを示す分解図である。 図2に示すセキュリティボックス用の例示の解放自在のロック機構のロック状態を示す拡大図である。 図2に示すセキュリティボックス用の例示の解放自在のロック機構のアンロック状態を示す拡大図である。 解放自在のロック機構とその上にセキュリティタグを使用すると共に、それ自身がRFIDコンテンツタグを含むデジタルメディア、例えば、CD−ROMやDVDを収容するロック状態の別のセキュリティボックスの斜視図である。 解放自在のロック機構のアンロック状態を示すと共に、デジタルメディア、例えば、CD−ROMやDVDが取外された図5Aの別のセキュリティボックスの斜視図である。 図5Aの6A−6A線に沿ったロック状態の解放自在のロック機構の拡大断面図である。 アンロック状態の解放自在のロック機構を示すと共に、スライダー部を左方に移動させた図6Aに類似の図である。 図6Aの7A−7A線に沿った解放自在のロック機構の断面図である。 スライダー部の摺動を許容するように、どのように所要磁界の印加が解放自在のロック機構と相互に作用するかを示す、図6Bの7B−7B線に沿った解放自在のロック機構の断面図である。 ふたがヒンジの回りに回転し得るように、どのようにスライダー部のペグがケースのタングから取外されたかを示す、図6Bの7C−7C線に沿った解放自在のロック機構の断面図である。 別のセキュリティボックスの中味へのアクセスを許容するように、ヒンジの回りに回転されているふたを示す、図7Cに類似の断面図である。 上方ドライバー部と下方ペグ・ラック部を示すスライダー部の分解斜視図である。 本発明のシステムに使用されるセキュリティボックスの上/中に使用される例示のセキュリティタグの拡大平面図である。 所要磁界が解放自在のロック機構と相互に作用するように開口が露出した、部分的図示のアンロック部に適用された別のセキュリティボックスの斜視図である。 解放自在のロック機構と相互に作用する所要磁界を発生するように電磁石に電圧が印加される、部分的図示の別のアンロック部に適用された別のセキュリティボックスの斜視図である。 本発明を用いて販売又は使用許可される各デジタルメディアのステータス及び関連情報を格納するシステムデータベースの例示の記録である。 チェックアウトシステムと一緒に使用することができる例示のチェックインシステムである。 デジタルメディア・コンテンツタグとセキュリティタグがセキュリティボックスと共に使用される、本発明のシステムのチェックアウトプロセスのフローチャートである。 1個のタグだけが使用される、本発明のシステムのチェックアウトプロセスのフローチャートである。 顧客がセキュリティボックスをデジタルメディアと共に返却する、本発明のシステムのチェックインプロセスのフローチャートである。 デジタルメディアが別のセキュリティボックスに復帰させた、本発明のシステムのチェックインプロセスのフローチャートである。
符号の説明
2 デジタルメディア
3 宝石箱
8A セキュリティボックス
8B セキュリティボックス
9 ロック機構
12 ふた
20 システム
22 チェックアウトステーション
24 コンピュータ
26 データベース
28 ペデストラル
30 アンロック部
32 IDタグ
33 アラーム
34 セキュリティタグ
36 第1RFIDリーダ
38 POS装置
40 ディスプレイ
42 第2RFIDリーダ
60 貯蔵ビン
122 チェックインステーション
133 保管ビン

Claims (41)

  1. デジタルメディアが顧客に販売又は顧客によって借りられる施設内に配置されるデジタルメディア用の自動セルフチェックアウトシステムにおいて、
    デジタルメディアのIDデータを格納するように、デジタルメディアに固定されたコンテンツタグと、デジタルメディアが装入されるセキュリティボックスと、チェックアウトステーションと、コンテンツタグの存在を検出するように、施設の出口に配置されると共に、コンピュータに連結されたペデストラルと、コンピュータに連結されたアラームとを備え、又、セキュリティボックスが解除自在のロックを含み、該ロックは、アンロックされるまで、セキュリティボックスに収容されたデジタルメディアへのアクセスを妨げ、更に、チェックアウトステーションは、コンテンツタグから前記IDデータを得る少なくとも1個のタグリーダ、デジタルメディアを顧客IDと関連付けるデータベースに連結されたコンピュータ、コンピュータに連結されて、顧客がデジタルメディアを購買又は借りるための支払金を提出することを許容するPOS装置、及び前記ロックをアンロックするアンロック部を含み、該アンロック部は、コンピュータに連結されて、前記支払金が発生した時はいつでもコンピュータによって作動させられ、且つ、デジタルメディアのステータス識別子が、前記支払金の提出前は不当状態でデータベースに格納され、コンピュータは、前記支払金の提出に応じて、データベース内のステータス識別子を不当状態から正当状態に変更する一方、アラームは、コンテンツタグがペデストラルにおいて検出されると共にステータス識別子が不当状態から正当状態に変更されなかった時はいつでも始動させられる自動セルフチェックアウトシステム。
  2. 前記タグリーダが、又、顧客IDを得るように、顧客によって提供される会員カードを読込む請求項1に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  3. デジタルメディアが、コンパクトディスク又はデジタルビデオディスクから成り、又、前記コンテンツタグが、コンパクトディスク又はデジタルビデオディスクのハブ部の回りに固定される環状構造を有する請求項1に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  4. 前記アンロック部が、前記ロックをアンロックするように、前記ロックと相互に作用する所要磁界を有する磁石を含む請求項1に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  5. 前記磁石が、前記コンピュータによって作動させられる時に露出されるか又は前記セキュリティボックスの近傍に移動させられる請求項4に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  6. 前記アンロック部が、前記コンピュータによって電圧を印加される電磁石を含み、又、該電磁石が、前記ロックをアンロックするように、前記ロックと相互に作用する所要磁界を発生する請求項1に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  7. 前記セキュリティボックスが、前記ロックが一旦アンロックされると取外すことのできるロッキングバーを含む請求項4に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  8. 前記セキュリティボックスが、前記ロックが一旦アンロックされると取外すことのできるロッキングバーを含む請求項6に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  9. 前記セキュリティボックスが、ふたとケーシングを含み、又、ふたはケーシングに前記ロックによってロックされ、更に、前記ロックが前記アンロック部によってアンロックされる時、ふたの一部をケーシングから係合離脱させることができる請求項4に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  10. 前記セキュリティボックスが、ふたとケーシングを含み、又、ふたはケーシングに前記ロックによってロックされ、更に、前記ロックが前記アンロック部によってアンロックされる時、ふたの一部をケーシングから係合離脱させることができる請求項6に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  11. 更に、チェックインシステムを備え、又、該チェックインシステムが、借りたデジタルメディアを顧客が施設に返却中である時に前記コンテンツタグからIDデータを得るように、前記コンピュータに連結された第2タグリーダ、及びアクセスが前記コンピュータによって制御される入口を有する保管ビンを含み、更に、前記コンピュータは、デジタルメディアの返却の日付と時間を含むようにデータベース記録を修正すると共に、返却の日付と時間が前記データベースに入力される時に前記入口を介したアクセスを許容する請求項1に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  12. 前記コンピュータが、借りたデジタルメディアを顧客が返却する時に延滞料金があるかどうかを見つけるように検査する請求項11に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  13. デジタルメディアが顧客に販売又は顧客によって借りられる施設内に配置されるデジタルメディア用の自動セルフチェックアウトシステムにおいて、
    デジタルメディアのIDデータを格納するように、デジタルメディアに固定されたコンテンツタグと、デジタルメディアが装入されると共に、セキュリティタグ、及び解除自在のロックを含むセキュリティボックスと、チェックアウトステーションと、セキュリティタグの存在を検出するように、施設の出口に配置されると共に、コンピュータに連結されたペデストラルと、コンピュータに連結されたアラームとを備え、又、ロックは、アンロックされるまで、セキュリティボックスに収容されたデジタルメディアへのアクセスを妨げ、更に、チェックアウトステーションは、コンテンツタグから前記IDデータを得る第1タグリーダ、デジタルメディアを顧客IDと関連付けるデータベースに連結されたコンピュータ、コンピュータに連結されて、顧客がデジタルメディアを購買又は借りるための支払金を提出することを許容するPOS装置、及び前記ロックをアンロックするアンロック部を含み、該アンロック部は、コンピュータに連結されて、前記支払金が発生した時はいつでもコンピュータによって作動させられ、且つ、デジタルメディアのステータス識別子が、前記支払金の提出前は不当状態でデータベースに格納され、コンピュータは、前記支払金の提出に応じて、データベース内のステータス識別子を不当状態から正当状態に変更する一方、アラームは、セキュリティタグがペデストラルにおいて検出されると共にステータス識別子が不当状態から正当状態に変更されなかった時はいつでも始動させられる自動セルフチェックアウトシステム。
  14. 前記第1タグリーダが、又、顧客IDを得るように、顧客によって提供される会員カードを読込む請求項13に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  15. デジタルメディアが、コンパクトディスク又はデジタルビデオディスクから成り、又、前記コンテンツタグが、コンパクトディスク又はデジタルビデオディスクのハブ部の回りに固定される環状構造を有する請求項13に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  16. 前記アンロック部が、前記ロックをアンロックするように、前記ロックと相互に作用する所要磁界を有する磁石を含む請求項13に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  17. 前記磁石が、前記コンピュータによって作動させられる時に露出されるか又は前記セキュリティボックスの近傍に移動させられる請求項16に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  18. 前記アンロック部が、前記コンピュータによって電圧を印加される電磁石を含み、又、該電磁石が、前記ロックをアンロックするように、前記ロックと相互に作用する所要磁界を発生する請求項13に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  19. 前記セキュリティボックスが、前記ロックが一旦アンロックされると取外すことのできるロッキングバーを含む請求項16に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  20. 前記セキュリティボックスが、前記ロックが一旦アンロックされると取外すことのできるロッキングバーを含む請求項18に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  21. 前記セキュリティボックスが、ふたとケーシングを含み、又、ふたはケーシングに前記ロックによってロックされ、更に、前記ロックが前記アンロック部によってアンロックされる時、ふたの一部をケーシングから係合離脱させることができる請求項16に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  22. 前記セキュリティボックスが、ふたとケーシングを含み、又、ふたはケーシングに前記ロックによってロックされ、更に、前記ロックが前記アンロック部によってアンロックされる時、ふたの一部をケーシングから係合離脱させることができる請求項18に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  23. 更に、チェックインシステムを備え、又、該チェックインシステムが、借りたデジタルメディアを顧客が施設に返却中である時に前記コンテンツタグからIDデータを得るように、前記コンピュータに連結された第2タグリーダ、及びアクセスが前記コンピュータによって制御される入口を有する保管ビンを含み、更に、前記コンピュータは、デジタルメディアの返却の日付と時間を含むようにデータベース記録を修正すると共に、返却の日付と時間が前記データベースに入力される時に前記入口を介したアクセスを許容する請求項13に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  24. 前記コンピュータが、借りたデジタルメディアを顧客が返却する時に延滞料金があるかどうかを見つけるように検査する請求項23に記載の自動セルフチェックアウトシステム。
  25. デジタルメディアが販売又はレンタルされる施設内に配置されるデジタルメディアを顧客が自動的にチェックアウトする方であって、デジタルメディアのIDデータを格納するコンテンツタグが、デジタルメディアに固定され、コンテンツタグの通過を検出し得るペデストラルが、施設の出口に設けられ、ペデストラルがコンテンツタグの通過を検出する時に始動させ得るアラームが、設けられ方法において
    アンロックされるまで、セキュリティボックスに収容されたデジタルメディアへのアクセスを妨げる解除自在のロックを有するセキュリティボックスに、デジタルメディアを装入するステップと、コンテンツタグからIDデータをワイヤレスで得るステップと、顧客から顧客IDデータを得て、該顧客IDデータをデータベースの顧客IDデータと関連付けるステップと、デジタルメディアを借りるか購買するために、顧客から支払金を受取るステップと、前記支払金の受取り前は不当状態でデータベースに格納される借りたか購買したデジタルメディアのステータス識別子を、前記支払金の受取りに基づいて不当状態から正当状態に変更すると共に、前記支払金の受取りに基づいてロックをアンロックするステップと、ペデストラルがコンテンツタグの通過を検出し、且つ、ステータス識別子が不当状態から正当状態に変更された時は、アラームを始動させず、又、ペデストラルがコンテンツタグの通過を検出し、且つ、ステータス識別子が不当状態から正当状態に変更されなかった時は、アラームを始動させるステップとを備える方法。
  26. コンテンツタグからIDデータをワイヤレスで得る前記ステップが、RFIDリーダを設けることを含み、更に、前記コンテンツタグがRFIDタグである請求項25に記載の方法。
  27. 顧客IDデータを得る前記ステップが、前記RFIDリーダで読取ることのできる会員カードを顧客が提示することを含む請求項26に記載の方法。
  28. 前記ロックをアンロックする前記ステップが、前記ロックをアンロックするように、所要磁界を有する磁石を露出するか又は前記セキュリティボックスの近傍に移動させることを含む請求項25に記載の方法。
  29. 前記ロックをアンロックする前記ステップが、前記ロックをアンロックするように、所要磁界を有する電磁石に前記セキュリティボックスの近傍で電圧を印加することを含む請求項25に記載の方法。
  30. 顧客がデジタルメディアを返却するために前記施設に戻る時に前記コンテンツタグからIDデータをワイヤレスで得るステップと、前記データベースに返却の日付と時間を格納するステップと、返却の日付と時間が前記データベスに入力される時に返却されたデジタルメディアを入口に通過させることを顧客に許容するステップとを更に備える請求項25に記載の方法。
  31. 前記アラームを始動させるように、ステータス識別子を修正するステップを更に備える請求項30に記載の方法。
  32. 借りたデジタルメディアを顧客が返却する時に延滞料金があるかどうかを見つけるように検査するステップを更に備える請求項30に記載の方法。
  33. デジタルメディアが販売又はレンタルされる施設内に配置されるデジタルメディアを顧客が自動的にチェックアウトする方であって、デジタルメディアのIDデータを格納するコンテンツタグが、デジタルメディアに固定され、ペデストラルが施設の出口に設けられペデストラルがセキュリティタグの通過を検出する時に始動させ得るアラームが、設けられる方法において、
    アンロックされるまで、セキュリティボックスに収容されたデジタルメディアへのアクセスを妨げる解除自在のロックを有すると共にセキュリティタグを含むセキュリティボックスに、デジタルメディアを装入するステップと、コンテンツタグからIDデータをワイヤレスで得るステップと、顧客から顧客IDデータを得て、該顧客IDデータをデータベースの顧客IDデータと関連付けるステップと、デジタルメディアを借りるか購買するために、顧客から支払金を受取るステップと、前記支払金の受取り前は不当状態でデータベースに格納される借りたか購買したデジタルメディアのステータス識別子を、前記支払金の受取りに基づいて不当状態から正当状態に変更すると共に、前記支払金の受取りに基づいてロックをアンロックするステップと、ペデストラルがセキュリティタグの通過を検出し、且つ、ステータス識別子が不当状態から正当状態に変更された時は、アラームを始動させず、又、ペデストラルがセキュリティタグの通過を検出し、且つ、ステータス識別子が不当状態から正当状態に変更されなかった時は、アラームを始動させるステップとを備える方法。
  34. コンテンツタグからIDデータをワイヤレスで得る前記ステップが、RFIDリーダを設けることを含み、更に、前記コンテンツタグがRFIDタグである請求項33に記載の方法。
  35. 顧客IDデータを得る前記ステップが、前記RFIDリーダで読取ることのできる会員カードを顧客が提示することを含む請求項33に記載の方法。
  36. 前記ロックをアンロックする前記ステップが、前記ロックをアンロックするように、所要磁界を有する磁石を露出するか又は前記セキュリティボックスの近傍に移動させることを含む請求項33に記載の方法。
  37. 前記ロックをアンロックする前記ステップが、前記ロックをアンロックするように、所要磁界を有する電磁石に前記セキュリティボックスの近傍で電圧を印加することを含む請求項33に記載の方法。
  38. 顧客がデジタルメディアを返却するために前記施設に戻る時に前記コンテンツタグとセキュリティタグからIDデータをワイヤレスで得るステップと、前記コンテンツタグから得たIDデータと前記セキュリティタグから得たIDデータを比較するステップと、前記データベースに返却の日付と時間を格納するステップと、返却の日付と時間が前記データベースに入力される時に返却されたデジタルメディアを入口に通過させることを顧客に許容するステップとを更に備える請求項33に記載の方法。
  39. 前記アラームを始動させるように、ステータス識別子を修正するステップを更に備える請求項38に記載の方法。
  40. IDデータを比較する前記ステップが、前記コンテンツタグから得たIDデータと前記セキュリティタグから得たIDデータが一致するかどうか施設要員に警告することを含む請求項38に記載の方法。
  41. 借りたデジタルメディアを顧客が返却する時に延滞料金があるかどうかを見つけるように検査するステップを更に備える請求項38に記載の方法。
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