JP2000090354A - カードシステム、クリーニング物の無人預け入れ装置およびクリーニング物の預け入れ引き渡しシステム - Google Patents

カードシステム、クリーニング物の無人預け入れ装置およびクリーニング物の預け入れ引き渡しシステム

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JP2000090354A
JP2000090354A JP10274389A JP27438998A JP2000090354A JP 2000090354 A JP2000090354 A JP 2000090354A JP 10274389 A JP10274389 A JP 10274389A JP 27438998 A JP27438998 A JP 27438998A JP 2000090354 A JP2000090354 A JP 2000090354A
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Tomohiko Ota
與彦 太田
Toyokazu Takahashi
豊和 高橋
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引換え券の不要なカードシステムを提供す
る。 【解決手段】 預けた内容もしくは借りた内容からなる
利用内容を表示する書き換え可能なリライタブル表示媒
体C1と、利用者の識別情報を記憶すると共に前記利用
内容を特定する利用情報を記憶する書き換え可能な記憶
媒体C1とを備えた会員カードを用いたカードシステム
であって、前記記憶媒体C2の識別情報を読み取る読取
手段と、前記記憶媒体C2に利用情報を書き込む書込手
段と、前記表示媒体C2に利用内容を印字するリライト
装置とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカードシステムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ランドリーボックスのシステ
ムが開発されている(たとえば、特開平1−91298
号、同7−65231号公報参照)。このシステムは、
コンビニエンスストアの店頭等にクリーニング物を投入
するボックスを設置しておき、会員が所持する磁気カー
ドを差し込むと投入口が開き、クリーニング物を投入す
ると、引換え券を印字して発行する。投入されたクリー
ニング物を所定時刻に業者が回収し、仕上り品を所定の
時刻にストアに納品する。会員は、引換え券をストアの
店員に提示して、納品されたクリーニング物を受け取
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、利用者がクリ
ーニング物を受け取りに来る際に利用者が該引換え券を
取り忘れたり、あるいは、引換え券を紛失したりするお
それがある。これらの場合、クリーニング物を受け取る
ことができない。また、引換え券に用いる用紙の紙切れ
のチェックを行う必要がある。かかる問題は、ビデオの
レンタルシステムや、他のカードシステムにおいても生
じる。したがって、本発明の目的は、引換え券の不要な
カードシステムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、預けた内容もしくは借りた内容からなる
利用内容を表示する書き換え可能なリライタブル表示媒
体と、利用者の識別情報を記憶すると共に前記利用内容
を特定する利用情報を記憶する書き換え可能な記憶媒体
とを備えた会員カードを用いたカードシステムであっ
て、前記記憶媒体の識別情報を読み取る読取手段と、前
記記憶媒体に利用情報を書き込む書込手段と、前記表示
媒体に利用内容を印字するリライト装置とを備えたこと
を特徴とする。
【0005】本発明において、「識別情報」とは、利用
者を特定するための情報をいい、たとえば、会員No. か
らなる。「利用内容」とは、たとえばクリーニング物の
無人預け入れシステムにおいては、クリーニング物の少
なくとも仕上日時を含む情報をいう。「利用情報」と
は、利用内容を特定し得る情報であればよく、たとえ
ば、受付No. のみでもよく、あるいは、受付日時のみで
もよく、あるいは、受付No. および受付日時の他に店舗
No. などを含んでもよい。「リライタブル表示媒体」と
は、可視情報の消去および印字を繰り返し行うことがで
きる表示媒体をいう。「リライタブル表示媒体」として
は、たとえば、熱によって可視情報の消去および印字を
行うリライタブルカードなどを用いることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。この実施形態では、クリーニン
グ物の預け入れシステムを例にとって説明する。図1に
示すように、本カードシステムは、ランドリーボックス
装置(クリーニング物の無人預け入れ装置)1を用いた
システムである。ランドリーボックス装置1は、たとえ
ば、24時間営業のコンビニエンスストアなどの店頭に
配置される。一方、本システムは、図2(b)に示す、
コンビニエンスストア内に設置されたキャッシュレジス
ター4を有している。本システムでは、各利用者がラン
ドリーボックス装置1にクリーニング物を預け入れ、予
定の仕上げ日にコンビニエンスストアのキャッシュコー
ナでクリーニング物を受け取る。
【0007】まず、ランドリーボックス装置1について
説明する。図1(a)に示すように、該ランドリーボッ
クス装置1の本体ケース(筐体)10には、表示器1
1、操作扉12および投入扉13が設けてある。前記表
示器11は、たとえば、バックライト付の液晶表示器か
らなり、図9に示すような操作手順等を表示する。
【0008】図1(b)に示すように、前記操作扉12
の奥には、第1読取書込装置14(図2(a))の挿入
口15と、預かり実績発行装置16(図2(a))の発
行口17とが設けられている。前記挿入口15は会員カ
ードC(図6)を挿入するためのものである。該挿入口
15から会員カードCを挿入することにより、第1読取
書込装置14が後述する会員カードの読み込み、書き込
みおよび印字を行う。
【0009】図1(a)に示すように、前記投入扉13
は、開閉可能に前記本体ケース10に取り付けられてい
ると共に、ロック装置18によって、常時は施錠された
状態となっている。該ロック装置18は、前記会員カー
ドCから利用者の識別情報等が受け付けられると(所定
のトリガーで)、投入扉13の施錠を解錠する。
【0010】前記本体ケース10内には、預け入れ部2
0および図示しない収容部が設けられている。前記預け
入れ部20は、投入扉13の奥に設けられており、クリ
ーニング物を預け入れるための空間である。クリーニン
グ物は、バッグBに収容された状態で、預け入れ部20
に投入される。前記収容部は、預け入れ部20に投入さ
れたクリーニング物を収容する。
【0011】つぎに、本クリーニング物の預け入れシス
テムの構成について説明する。図2(a)に示すランド
リーボックス装置1は、情報処理および制御装置として
の第1マイコン30を有している。第1マイコン30
は、第1CPU31、第1計時手段32、第1ROM3
3および第1RAM34を備えている。第1計時手段3
2は、現在の年月日時を第1マイコン30に送信する。
第1ROM33は、操作説明ファイル33aを有してい
る。
【0012】操作説明ファイル33aには、図3に示す
ように、説明文呼出No. と操作説明文とが互いに関連付
けられて記憶されている。前記操作説明文は、共通文エ
リア、日本文エリアおよび英文エリアの3つの言語エリ
アにそれぞれ分けて記憶されている。共通文エリアに
は、「カードを入れて下さい。Please insert the memb
ers card. 」などの日本語および英語の説明文が両方記
憶されている。日本文エリアには日本語の説明文が表示
内容ごとに説明文呼出No. に関連付けられて記憶されて
いる。英文エリアには英語の説明文が、表示内容ごとに
説明文呼出No. に関連付けられて記憶されている。たと
えば、説明文呼出No. 「002」には、「扉を閉めて下
さい。」という日本文と、該日本文と同様な意味の「Pl
ease close the door.」という英文とが記憶されてい
る。したがって、言語エリアを選択し、説明文呼出No.
を指定することで、異なる言語で同じ意味の説明文を選
択して読み出すことができる。
【0013】図2の前記第1RAM34には、第1会員
情報ファイル34aおよび受付ファイル34bが記憶さ
れている。図4(a)に示すように、第1会員情報ファ
イル34aには、会員No. 、当該会員の氏名およびラン
ドリーボックス装置1の操作時に表示される表示言語な
どからなる会員情報が互いに関連づけられて記憶されて
いる。図4(b)に示すように、受付ファイル34bに
は、クリーニング物の受付No. と、当該クリーニング物
を預けた会員の会員No. および該クリーニング物の受付
日時を含む利用内容とが互いに関連づけられて記憶され
る。
【0014】図6(a)に示すように、前記会員カード
Cは、磁性体からなる記憶媒体C2を一方の面に備えて
いる。記憶媒体C2には、図6(b)に示すように、店
No.および会員No. を含む利用者の識別情報が、後述す
る会員登録時に磁気情報(残留磁気)として書き込まれ
ている。また、記憶媒体C2には、クリーニング物の受
付No. および受付日時を含む利用内容を書き込むエリア
が設けてある。
【0015】図2(a)の前記第1マイコン30には、
前記第1読取書込装置14、第1表示器11および預か
り実績発行装置16が図示しないインターフェイスを介
して接続されている。第1読取書込装置14は、会員カ
ードCの読み込みと、会員カードCへの書き込みおよび
印字を行うもので、後述する第1読取手段35、第1書
込手段36およびリライト装置37を備えている。
【0016】前記第1読取書込装置14は、図2(c)
に示すように、磁気ヘッド38、読取用信号処理回路3
5a、書込用信号処理回路36aおよび消去ヘッド(図
示せず)を備えている。前記磁気ヘッド38および読取
用信号処理回路35aは、第1読取手段35を構成して
いる。該第1読取手段35は、磁気ヘッド38および読
取用信号処理回路35aを介して、記憶媒体C2に書き
込まれた磁気情報(残留磁気)を検出すると共に、当該
磁気情報を復調し、第1CPU31に読取情報として出
力する。すなわち、第1読取手段35は、記憶媒体C2
から読み取った読取情報、すなわち、図6(b)に示す
当該会員カードCに書き込まれた利用者の識別情報や利
用内容などを第1CPU31に出力する。
【0017】前記図示しない消去ヘッドは、記憶媒体C
2の磁気情報すなわち残留磁気の消去を行うものであ
る。消去ヘッドが記憶媒体C2に書き込まれている磁気
情報を消去した後、第1CPU31が書込情報を書込用
信号処理回路36aに出力すると、該書込情報が、書込
用信号処理回路36aによって変調された後、磁気ヘッ
ド38によって記憶媒体C2に磁気情報として書き込ま
れる。したがって、消去ヘッド、磁気ヘッド38および
書込用信号処理回路36aは、第1書込手段36を構成
している。
【0018】図6(c)に示すように、前記会員カード
Cの他方の面は、書き換え可能なリライタブル表示媒体
C1を備えている。リライタブル表示媒体C1は、たと
えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の基材
の片面に、光反射層、記録層および保護層が形成されて
なる。前記記録層は、高分子/低分子複合型の熱可逆性
記録層からなり、高温域(たとえば約120°C)まで
加熱された後に常温まで冷却された場合には白濁して印
字状態となり、前記高温域よりも低い温度域(たとえば
約100°C)まで加熱された後冷却された場合には透
明になる。光反射層は保護層および記録層を経て入射し
た光を反射させる(特開平10−143620号公報
段落番号〔0002〕参照)。
【0019】図2(a)のリライト装置37は、図示し
ない消去部および印字部を備えている。前記消去部は、
ヒータを内蔵しており、約100°Cに加熱される消去
板と、該消去板に対向して配置された押圧板とから構成
されている。リライト装置37は、第1CPU31から
の消去信号を受け取ると、リライタブル表示媒体C1の
記録層を加熱状態の消去板に押しつけることで、印字内
容を消去する。記録部は、サーマルヘッドを備えてい
る。該サーマルヘッドは、複数の発熱素子を一直線状に
整列させた、いわゆるライン型である。
【0020】第1CPU31は、当該利用者の識別情報
および利用内容からなる印字情報をリライト装置37に
出力する。サーマルヘッドは、当該印字情報に基づいて
発熱素子を随時約120°Cに発熱させる。リライタブ
ル表示媒体C1の記録層がサーマルヘッドと接触し、該
発熱した発熱素子によって熱を受けた部分のみが白濁す
ることにより、リライタブル表示媒体C1への印字が行
われる(特開平10−143620号公報 段落番号
〔0021〕〜〔0027〕参照)。このように、消去
部によって、リライタブル表示媒体C1の消去を行った
後、リライト装置37によって、印字を行うことによ
り、印字情報が繰り返し印字される。
【0021】前記預かり実績発行装置16は、図10に
示すような預かり実績票Sを印字して発行する。預かり
実績票Sには、当該クリーニング物の受付No. 、該クリ
ーニング物を預けた会員の会員No. およびクリーニング
物を受け付けた受付年月日時などの識別情報および利用
情報と共に、当該受付情報をバーコード化したバーコー
ドなどが印字されている。
【0022】つぎに、コンビニエンスストア内に設置さ
れたキャッシュレジスターについて説明する。図2
(b)のキャッシュレジスター4は、第2マイコン40
を有している。第2マイコン40は、第2CPU41、
第2計時手段42、第2ROM43および第2RAM4
4を備えている。第2計時手段42は、現在の年月日時
を第2マイコン40に送信する。第2RAM44には、
第2会員情報ファイル44aおよび引渡ファイル44b
が設けられている。図4(a)に示すように、第2会員
情報ファイル44aには、前記第1会員情報ファイル3
4aと同一内容の会員情報が記憶されている。図5に示
すように、引渡ファイル44bには、クリーニング物の
引渡No. 、前記受付No. 、当該クリーニング物を受け取
った会員の会員No. 、該クリーニング物の引渡日時およ
び引き渡したクリーニング物の内容が互いに関連付けら
れて記憶される。
【0023】図2(b)の第2マイコン40には、第2
読取書込装置24、第2表示器48およびレシート発行
装置49が図示しないインターフェイスを介して接続さ
れている。第2読取書込装置24は、第2読取手段4
5、第2書込手段46および第2リライト装置47を備
えている。第2読取書込装置24は、第1読取書込装置
14と同様な構成であり、その詳しい説明を省略する。
第2読取手段45は、前記記憶媒体C2に書き込まれた
利用者の識別情報および利用内容を読み取り、第2CP
U41に出力する。第2書込手段46は、記憶媒体C2
に書き込まれた利用内容の消去を行う。すなわち、第2
マイコン40は、当該利用者の識別情報などと共に、た
とえば「0」からなる利用内容がないという意味の情報
を利用内容とする書込情報を作成する。第2マイコン4
0が当該書込情報を第2書込手段46に出力し、第2書
込手段46が該書込情報を記憶媒体C2に書き込むこと
により、利用内容の消去が行われる。一方、第2リライ
ト装置47の消去部は、第2CPU41からの消去信号
に基づいてリライタブル表示媒体C1に印字された利用
内容の消去を行う。
【0024】つぎに、本クリーニング物の預け入れシス
テムの運用方法について説明する。まず、会員登録につ
いて説明する。利用者は、予め、図7に示すような申し
込み用紙に氏名、住所、電話番号などの項目を記入する
と共に、ランドリーボックスの使用時に、第1表示器1
1(図1)に表示される言語(「日本語」または「Engl
ish 」)を選択し、該当部分Aにマークをしてコンビニ
エンスストアに提出する。クリーニング業者およびスト
アの店員は、それぞれ、当該申し込み用紙に記入された
会員情報を、図2の第1マイコン30の第1会員情報フ
ァイル34aおよび第2マイコン40の第2会員情報フ
ァイル44aに記憶させる。一方、店員は、新たな会員
カードCに利用者の該識別情報などを書き込んで、図6
の会員カードCを発行する。
【0025】つぎに、登録後の利用方法について説明す
る。利用者は、洗濯対象のクリーニング物をバッグBに
収容する。利用者は、図8に示すクリーニング伝票Dに
クリーニング物の内容および数量(「ワイシャツ:
2」、「ジャケット:1」など)を書き込んで、図1の
バッグBのポケットPに該クリーニング伝票Dを収納す
る。その後、つぎに説明する手順で、ランドリーボック
ス装置1にクリーニング物の預け入れを行う。
【0026】前記第1表示器11には、図9(a)に示
すように、「カードを入れて下さい。Please insert t
he members card.」というように、日本語と英語の両方
の言語で初期画面が表示されている。利用者は、図1
(b)の操作扉12を開き、会員カードCを挿入口15
から挿入する。会員カードCが挿入されると、第1読取
手段35は、当該会員カードCの記憶媒体C2(図6
(c))に記憶された会員No. 「12345」および店
No. からなる会員情報を読み出し、第1マイコン30に
出力する。第1マイコン30は、図4(a)の第1会員
情報ファイル34aから当該会員No. 「12345」に
対応する表示言語「日本語」を読み出す。第1マイコン
30は、該表示言語「日本語」に基づいて、図3の操作
説明ファイル33aの日本文エリアから、次に表示すべ
き説明文呼出No. に対応する操作説明文を順次読み出
し、後述する順序で第1表示器11(図1)に表示させ
る。
【0027】第1マイコン30は、操作説明文「扉を開
き、クリーニングバッグを1つ入れて下さい。」を読み
出し、図1(a)の第1表示器11に表示させる。一
方、第1マイコン30からの指令で、ロック装置18が
投入扉13の施錠を解除する。その後、利用者は、投入
扉13を開き、バッグBを預け入れ部20に投入する。
該投入後、第1マイコン30は、説明文「扉を閉めて下
さい。」を操作説明ファイル33a(図3)から読み出
し、第1表示器11に表示させる。利用者が、投入扉1
3を閉めると、第1マイコン30は、次に表示すべき説
明文「カードに書き込み中です。しばらくお待ち下さ
い。」を操作説明ファイル33a(図3)から読み出
し、第1表示器11(図9(d))に表示させる。
【0028】一方、第1CPU31は、第1計時手段3
2から現在の年月日時(受付日時)を受け取る。第1C
PU31は、現在の年月日時に所定の時間を加えて仕上
り日時を算出する。第1CPU31は、当該会員No. 、
受付日時(現在の年月日時)および仕上り日時と受付N
o. とを互いに関連させて受付ファイル34bに記憶さ
せる。その後、第1CPU31は仕上り日時や利用内容
などからなる印字情報を第1リライト装置37に出力す
る。第1リライト装置37は、該印字情報に基づいて、
図6(c)に示すリライタブル表示媒体C1に印字を行
う。一方、第1CPU31は、当該利用内容に基づいて
書込情報を作成し、第1書込手段36に出力する。第1
書込手段36は、記憶媒体C2に、図6(b)に示す利
用内容を書き込む。該印字および書き込み終了後、第1
CPU31は、前記挿入口15から当該利用者の会員カ
ードを排出させる。同時に、第1CPU31は、次に表
示すべき説明文「ありがとうございました。カードをお
受け取り下さい。」を操作説明ファイル33aから読み
出し、第1表示器11(図9(e))に表示させる。
【0029】なお、記憶媒体C2に書き込まれた会員N
o. に対応する対応する表示言語が「英語」の場合、第
1マイコン30は、該表示言語「英語」に基づいて、操
作説明ファイル33a(図3)の英文エリアから、次に
表示すべき説明文呼出No. に対応する操作説明文を順次
読み出し、第1表示器11に表示させる。したがって、
日本語の説明文と同様な意味の英語の説明文が図9
(f)〜(i)に示すように、次々に表示される。
【0030】つぎに、クリーニング物の集荷および納品
について簡単に説明する。クリーニング物の集荷員は、
ランドリーボックス装置1に預けられたクリーニング物
の集荷を行うと共に、所定の操作を行い、前記預かり実
績発行装置16に図10の預かり実績票Sを発行させ
る。クリーニング工場において、該実績票Sおよび前記
クリーニング伝票に基づいてクリーニング物を仕分けし
てクリーニングを行い、コンビニエンスストアに納品す
る。
【0031】つぎに、クリーニング物の受け取りについ
て説明する。利用者は、図6(c)に示すリライタブル
表示媒体C1に印字された仕上り日時以降にコンビニエ
ンスストア(受付店)に出向き、当該会員カードCをコ
ンビニエンスストアの店員に渡す。店員は、図2(b)
の第2読取書込装置24に該会員カードCを読み込ませ
る。第2読取書込装置24は、記憶媒体C2に書き込ま
れた当該会員の識別情報および利用内容などを読み取り
第2CPU41に出力する。第2CPU41は当該識別
情報および利用内容などを第2表示器48に表示させ
る。店員は、納品されたクリーニング物の中から、該利
用内容の受付No.に該当するクリーニング物を探し、利
用者に渡して代金を受け取る。
【0032】代金受領後、所定のトリガーで、第2CP
U41が第2計時手段42から現在の年月日時を読み出
す。第2CPU41は、前記引渡ファイル44b(図
5)に、当該クリーニング物の引渡No. 、受付No. 、会
員No. 、引渡時刻(現在の年月日時)および引き渡した
クリーニング物の内容(「ワイシャツ2」、「ジャケッ
ト1」)などを書き込む。その後、第2CPU41は、
第1リライト装置37の消去部にリライタブル表示媒体
C1の印字内容(利用内容)を消去させると共に、第2
書込手段46に記憶媒体C2の利用内容を消去させる。
【0033】このように、本発明によれば、図6(c)
の会員カードのリライタブル表示媒体C1に利用内容を
表示させるようにしたので、引換え券が不要になる。そ
のため、引換え券を取り忘れたり、紛失したりするおそ
れがない。また、引換え券を印字するための用紙の紙切
れのチェックを行う必要がない。
【0034】なお、前記実施形態では、記憶媒体C2に
利用内容(受付No. および受付日時)を記憶させたが、
本システムでは、利用内容のうちのたとえば受付No. の
みからなる利用情報を記憶媒体C2に記憶させてもよ
い。また、前記実施形態では、クリーニング物の集荷時
に預かり実績発行装置16から預かり実績票Sを発行さ
せるようにしたが、会員カードCと同様なカードを用い
てもよい。
【0035】さらに、図11(a)に示すように、リラ
イタブル表示媒体C1の面積を大きくして、複数回の利
用内容を印字できるようにすると共に、図11(b)に
示すように、記憶媒体C2に第1利用内容および第2利
用内容など複数の利用内容を書き込むエリアを設けても
よい。また、記憶媒体C2として磁気カードの代わり
に、カード状のケース内にマイクロコンピュータや半導
体メモリを埋め込んだICカードを用いてもよい。
【0036】また、前記実施形態では、クリーニング物
を預ける場合について説明したが、本発明では、お金を
預け入れる銀行などのシステムの他に、ビデオテープな
どを借りるレンタルシステムについても同様に適用し得
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用情報を記憶する書き換え可能な記憶媒体と、利用内
容を表示する書き換え可能なリライタブル表示媒体とを
備えた会員カードを用い、利用内容を該リライタブル表
示媒体に印字するようにしたので、引換え券が不要にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるランドリーボック
ス装置を示す斜視図である。
【図2】(a)はランドリーボックス装置を示す概略構
成図、(b)はキャッシュレジスターを示す概略構成
図、(c)は第1読取手段および第1書込手段を示す概
略構成図である。
【図3】操作説明ファイルの記憶内容を示す図表であ
る。
【図4】第1会員情報ファイル、第2会員情報ファイル
および受付ファイルの記憶内容を示す図表である。
【図5】引渡ファイルの記憶内容を示す図表である。
【図6】(a)は会員カードの一方の面を示す正面図、
(b)は記憶媒体の記憶内容を示す図表、(c)は会員
カードの他方の面を示す正面図である。
【図7】申し込み用紙を示す正面図である。
【図8】クリーニング伝票を示す正面図である。
【図9】第1表示器の表示内容を示す正面図である。
【図10】実績票を示す正面図である。
【図11】(a)は会員カードの変形例を示す正面図、
(b)は同会員カードの記憶媒体の記憶内容を示す図表
である。
【符号の説明】
1:ランドリーボックス装置(クリーニング物の無人預
け入れ装置) 35:第1読取手段 36:第1書込手段 37:リライト装置 45:第2読取手段 46:第2書込手段 47:第2リライト装置 C:会員カード C1:リライタブル表示媒体 C2:記憶媒体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 預けた内容もしくは借りた内容からなる
    利用内容を表示する書き換え可能なリライタブル表示媒
    体と、利用者の識別情報を記憶すると共に前記利用内容
    を特定する利用情報を記憶する書き換え可能な記憶媒体
    とを備えた会員カードを用いたカードシステムであっ
    て、 前記記憶媒体に記憶された利用者の識別情報を読み取る
    読取手段と、 前記記憶媒体に利用情報を書き込む書込手段と、 前記表示媒体に利用内容を印字するリライト装置とを備
    えたカードシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 品物の引き取り、引き渡し時もしくは返却時に前記記憶
    媒体および前記表示媒体の利用内容を消去するようにし
    たカードシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記読取手段、書込手段およびリライト装置が、クリー
    ニング物の無人預け入れ装置に設けられているカードシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 クリーニング物を預けた内容からなる利
    用内容を表示する書き換え可能なリライタブル表示媒体
    と、利用者の識別情報を記憶すると共に前記利用内容を
    特定する利用情報を記憶する書き換え可能な記憶媒体と
    を備えた会員カードを用いたクリーニング物の預け入れ
    引き渡しシステムであって、 前記記憶媒体に記憶された利用者の識別情報を読み取る
    第1読取手段と、前記記憶媒体に利用情報を書き込む第
    1書込手段と、前記表示媒体に利用内容を印字する第1
    リライト装置とを無人預け入れ装置に設け、 前記記憶媒体の前記識別情報および利用情報を読み取る
    第2読取手段と、前記記憶媒体の利用情報を消去する第
    2書込手段と、前記表示媒体に印字された利用内容を消
    去する第2リライト装置とを店舗内に設けたクリーニン
    グ物の預け入れ引き渡しシステム。
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