JPH0530936Y2 - - Google Patents

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JPH0530936Y2
JPH0530936Y2 JP5582385U JP5582385U JPH0530936Y2 JP H0530936 Y2 JPH0530936 Y2 JP H0530936Y2 JP 5582385 U JP5582385 U JP 5582385U JP 5582385 U JP5582385 U JP 5582385U JP H0530936 Y2 JPH0530936 Y2 JP H0530936Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、可視情報としてのプリント表示を簡
単に行うことができる情報記録カードに関する。
〔考案の概要〕
本考案は、シート本体に熱溶融性又は熱昇華性
の感熱インクを含ませた感熱シートをカード本体
に適度に剥し易いように附着させることにより、
プリント表示を行うプリント表示部分を形成する
ことによつて、小型のカード式記録再生装置によ
り可視情報の記録を簡単に行い得るようにしたも
のである。
〔従来の技術〕
従来から、情報記録カードにプリント表示を行
う方法として、以下の3種類の方法が用いられて
いる。
(1) カード式記録再生装置のプリンタに印字用リ
ボン又はシートを設け、熱転写方式又はインパ
クト方式(ドツトプリント方式)によりプリン
ト表示を行なう方法。
(2) インクジエツト方式によりプリント表示を行
なう方法。
(3) カード本体に感熱剤を塗布し、サーマルヘツ
ドによつて感熱プリント表示を行なう方法。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし第1の方法では、印字用リボン又はシー
トを設ける分だけカード式記録再生装置が大型化
する。また第2の方法はインクジエツト機構が小
型化できないので、小型のプリンタ、即ち小型の
カード式記録再生装置に不向きである。更に、第
3の方法では、感熱剤を塗布した部分が経年変化
し易い。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述のような問題点を解決するために
考案されたものであつて、目視できない第1の情
報を磁気記録再生などの記録再生するための記録
再生部分と、目視できる(すなわち、可視の)第
2の情報をプリントするためのプリント表示部分
とがカード本体にそれぞれ設けられた情報記録カ
ードであつて、前記プリント表示部分は、シート
本体に熱溶融性又は熱昇華性の感熱インクを含ま
せた感熱シートを、前記カード本体の表面の少く
とも一部分を覆うようにかつ適度に剥し易いよう
に、前記カード本体に付着させることによつて構
成され、サーマルヘツドにより前記感熱シートに
熱を与えることによつて、前記感熱インクにより
前記カード本体に目視できる第2の情報をプリン
トし得るように構成されたことを特徴とする情報
記録カードに係るものである。
〔実施例〕
以下、本考案を従来の小切手に代つて用い得る
小切手カードに適用した第1〜第3の実施例を第
1図〜第3図に基づいてそれぞれ説明すると、小
切手カード1は、紙、合成樹脂等の適当な材料か
らほゞ長方形に形成したカード本体6と、このカ
ード本体6の表面にこの表面の一部分を覆うよう
にかつ適度に剥し易いように接着等により固定さ
れている感熱ストライプ3と、上記カード本体6
の裏面に形成されている磁気ストライプ2とから
成つている。前記感熱ストライプ3はシート本体
に熱溶融性又は熱昇華性の感熱インクを含ませた
感熱シートによつて構成され、このシートは、第
1図、第2図及び第3図に示すように、カード本
体6にその一端が固定されるか、その両端が固定
されるか、或はその全面が例えば接着剤によつて
固定されている。なお第3図の場合には、特に、
接着力の弱い糊が用いられている。
従つて、サーマルヘツドにより、カード本体6
に対して感熱ストライプ3上から間接的にプリン
ト操作を行うと、感熱ストライプ3を構成してい
るシートに含まれる感熱インクが熱溶融又は熱昇
華するので、上記シートの裏側に位置するカード
本体6の所定箇所にプリント表示がなされる。そ
してこのプリント表示後には、感熱ストライプ3
をカード本体6から剥せばよい。なお磁気ストラ
イプ2は、その表面のみに磁性層を形成した磁気
テープを接着したものであつてもよいし、カード
本体6に磁性塗料を塗布して磁性層を直接形成し
てもよい。
このように構成されたカード本体6は、感熱ス
トライプ3及び磁気ストライプ2が形成されてい
ないいくつかの余白部分5を有している。従つて
この余白部分5に小切手カード1の取扱い説明、
小切手としての必要事項、図柄等をあらかじめ印
刷しておくことができる。更に、小切手カード1
の利用者が署名、宛名等の事項を記入することも
できる。また感熱部分3をストライプ状として余
白部分5を形成するようにしたので、その表面全
体に感熱部分を形成する場合に比べて、カード1
枚あたりのコストが安くなるとともに、比較的経
年変化し難い。また感熱部分3が仮に経年変化等
により色あせても、余白部分5はその影響を受け
ることがない。
次に上述の小切手カード1の具体的な使用方法
の一例を述べる。まず、企業、事業者等の利用者
が当座預金口座を開設すると、銀行から従来の小
切手帳に代えて第1図〜第3図のうちの何れかに
示す多数の小切手カード1が交付されるととも
に、小切手カード振出し機が貸与される。なお、
第1図〜第3図のうちの何れかに示すような小切
手カード1の交付の際に、銀行に備付けてある専
用の小切手カード発行機によつて利用者の銀行コ
ード、連番、支店番号及び口座番号等が小切手カ
ード1の磁気ストライプ2に目視できない情報と
して磁気記録される。これと共に、上記小切手カ
ード発行機によつて、利用者の氏名(名称)及び
住所並びに連番等がドツトプリンタ等によつて余
白部分5に目視できる情報としてプリント表示さ
れる。また小切手カード振出し機内のメモリに
も、照合のために使用される利用者のパスワード
(暗証番号等)、銀行コード、支店コード及び口座
番号等が記憶される。
利用者がこの小切手カード1を利用する際、上
記小切手カード振出し機の電源スイツチを入れ、
パスワードを入力する。このパスワードが予め記
憶されているパスワードと一致した場合には、
「モード選択」の旨が振出し機の表示板に液晶表
示等によつて表示されるので、小切手カード1を
振出し機のカード導入口に差込む。なお、小切手
カード振出し機はモードを選択することによつて
電子式卓上計算機等に利用可能になつている。つ
ぎに、小切手振出し機内で小切手カード1の磁気
ストライプ2に目視できない情報として記録され
ている銀行コード、支店コード及び口座番号が読
出され、装置内のメモリに予め記憶されている銀
行コード、支店コード及び口座番号とそれぞれ照
合される。それらがすべて一致した時、その旨が
表示されるので、利用者は小切手カード振出し機
のキーボードを操作して振出金額、振出日付等の
必要事項を入力し、全ての入力操作が完了した後
に、キーボードの確認キーを操作する。この結
果、小切手カード振出し機によつて振出金額、振
出日付等が小切手カード1の磁気ストライプ2に
目視できない情報として磁気記録されるととも
に、振出し機内のメモリにも記憶される。またこ
れと同時に、振出金額、振出日付等がサーマルヘ
ツドにより感熱ストライプ3に熱を与えることに
よつてカード本体6に目視できる情報としてプリ
ント表示される。また、必要に応じて利用者は余
白部分5に振出先などを筆記することができる。
以上のようにして振出された小切手カード1を
受取つた利用者は、これを最寄の銀行等の金融機
関へ持参し、そこに設置されているATM
(Automatic Tellers Machine)の小切手カード
挿入口(キヤツシユカード挿入口を共用しても良
いし、小切手カード専用の挿入口であつても良
い)に小切手カード1を挿入することによつて自
分の預金口座にオンラインで自動振込みすること
ができる。また、小切手カード1の発行店で直接
現金化することも可能である。なお現金化され
た、即ち決済済みの小切手カード1の磁気ストラ
イプ2には、該当する手形交換所番号が磁気記録
される。そして決済済みの小切手カード1が振出
し人に返却された際、小切手カード振出し機のモ
ードを「照合モード」にして、銀行コード、支店
コード、口座番号、振出金額及び振出日付を、振
出し機内のメモリに記憶されているものとそれぞ
れ照合する。これによつて、その小切手カードが
実際に振出人によつて振出されたものか否かを照
合することができる。なお照合の際にメモリの該
当エリアにフラツグをセツトすることによつて、
例えば外部プリンタを使つて決済済み及び未決済
の小切手カード1に関する取引のジヤーナルをプ
リントし、その後に、フラツグがセツトされた振
出金額、振出日付に関するデータを消去しても良
い。
一方、従来の小切手は上述のようにオンライン
処理できなかつたので、その流通過程において人
手を介する何段階かの機会処理を含む繁雑な手続
が必要であつた。
以上、本考案をその実施例について説明した
が、本考案の技術的思想から逸脱しない限り、上
述の実施例において種々の変更や修正が可能であ
る。
例えばストライプ2及び/又は3を必要に応じ
てカード本体6の一つの面全体に形成しても良
い。またストライプ2及び/又は3は特にストラ
イプ状である必要はない。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、本考案による上述記録カ
ードは、シート本体に熱溶融性又は熱昇華性の感
熱インクを含ませた感熱シートをカード本体に適
度に剥し易いように附着させることにより、プリ
ント表示を行うためのプリント表示部分を形成す
るようにしたので、情報記録カードの経年変化を
極力防止することができる。また、シート本体に
熱溶融性又は熱昇華性の感熱インクを含ませた感
熱シートにサーマルヘツドにより熱を与えること
によつて、上記感熱シートを適度に剥し易いよう
に附着させたカード本体にプリント表示すること
ができるので、インクシートを具備する熱転写方
式、インパクト方式などのプリンタを使用したカ
ード式記録再生装置に比べて極めて小型のカード
式記録再生装置によつて、可視情報の記録を簡単
に行うことが可能な情報記録カードを提供するこ
とができる。また本考案による情報記録カードは
紙製、合成樹脂製などの目視できない情報を記録
再生するための記録再生部とシート本体に熱溶融
性又は熱昇華性の感熱インクを含ませた感熱シー
トを適度に剥し易いようにカード本体に付着させ
ることにより構成したプリント表示部分とをカー
ド本体に設けたものであるから、安価に大量生産
することができ、従つて使い捨て用の情報記録カ
ード、特に小切手カードとして使用するのに最適
である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案を小切手カードに適用
した第1〜第3の実施例における小切手カードの
それぞれの斜視図である。 なお図面に用いた符号において、1……小切手
カード(情報記録カード)、2……磁気ストライ
プ、3……感熱ストライプ、6……カード本体、
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 目視できない第1の情報を記録再生するための
    記録再生部分と、目視できる第2の情報をプリン
    トするためのプリント表示部分とがカード本体に
    それぞれ設けられた情報記録カードであつて、 前記プリント表示部分は、シート本体に熱溶融
    性又は熱昇華性の感熱インクを含ませた感熱シー
    トを、前記カード本体の表面の少くとも一部分を
    覆うようにかつ適度に剥し易いように、前記カー
    ド本体に付着させることによつて構成され、 サーマルヘツドにより前記感熱シートに熱を与
    えることによつて、前記感熱インクにより前記カ
    ード本体に目視できる第2の情報をプリントし得
    るように構成されたことを特徴とする情報記録カ
    ード。
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JPS61174092U JPS61174092U (ja) 1986-10-29
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