JP2002092731A - デジタル情報提供装置 - Google Patents
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Abstract
デジタルコンテンツ)をユーザー(例えば顧客等)に提
供(主として販売)するにあたり、該デジタル情報を所
定の記録メディアに書き込むために必要とされる待ち時
間を利用して、ユーザーが食事や買い物等を行うことが
でき、該待ち時間を有効に活用できるようなデジタル情
報提供装置を提供する。 【解決手段】タッチパネル式ディスプレイ15により音
楽データの選択を受け付け、選択の受付後に、制御部1
2により受付を特定可能な受付情報を記憶するための処
理を行うと共に、タッチパネル式ディスプレイ15によ
り音楽データの書込の終了予定を報知して、記録メディ
アライタ17により音楽データを所定の記録メディア7
に書き込み、カードリーダ13により受付情報を受け付
けた後に、音楽データが書き込まれた記録メディア7を
提供するデジタル情報提供装置(キオスク端末10)を
構成する。
Description
ル情報(即ちデジタルコンテンツ)をユーザー(例えば
顧客等)に提供(主として販売)するための装置に関す
る。さらに詳しくは、デジタル情報を所定の記録メディ
アに書き込む終了予定を「報知」することができるよう
なデジタル情報提供装置に関する。
ーザーに販売するための装置としては、例えば特開平1
1−120253号公報に開示された「コンテンツ販売
システム」や、特開平11−120693号公報に開示
された「通信形音楽選曲販売システム」等が知られてい
る。これらは、コンビニエンスストア等に設置されたキ
オスク端末により、音楽データ等のデジタル情報の選択
を受け付け、配信サーバから該デジタル情報の配信を受
け、該デジタル情報をミニディスク(MD)等の所定の
記録メディアに書き込み、該デジタル情報の対価の支払
を受けて決済を行い、選択されたデジタル情報が書き込
まれた記録メディアをユーザーに販売するものである。
て、デジタル情報として複数の音楽データや長篇の映画
等を選択する場合には、それらをダウンロードして記録
メディアに書き込むためにある程度の待ち時間が必要と
される。
の従来のシステムにおいては、かかる待ち時間を有効に
活用する手段が何ら講じられていないため、ユーザー
は、キオスク端末の画面に表示される宣伝広告等を見な
がら待ち時間を無為に過ごさなければならなかった。
たものであり、その目的は、音楽データ等の選択された
デジタル情報(即ちデジタルコンテンツ)をユーザー
(例えば顧客等)に提供(主として販売)するにあた
り、該デジタル情報を所定の記録メディアに書き込むた
めに必要とされる待ち時間を利用して、ユーザーが食事
や買い物等を行うことができ、該待ち時間を有効に活用
できるようなデジタル情報提供装置を提供することにあ
る。
決するために、次のような手段を採る。
デジタル情報をユーザーに提供するための処理を行う装
置であって、前記デジタル情報の選択を受け付け、該選
択の受付後に、該受付を特定可能な受付情報を記憶する
ための処理を行うと共に、該デジタル情報の書込の終了
予定を報知して、該デジタル情報を所定の記録メディア
に書き込み、前記受付情報を受け付けた後に、前記デジ
タル情報が書き込まれた前記記録メディアを提供するこ
とを特徴とするデジタル情報提供装置である。
デジタル情報をユーザーに提供するための処理を行う装
置であって、前記デジタル情報の選択を受け付ける選択
受付手段と、該受付を特定可能な受付情報を記憶するた
めの処理を行う受付情報記憶手段と、前記選択されたデ
ジタル情報の書込の終了予定を報知する報知手段と、該
デジタル情報を書き込むための所定の記録メディアを受
け付け、該デジタル情報を該記録メディアに書き込む記
録メディア書込手段と、該デジタル情報の対価の支払を
受け付ける支払受付手段と、前記受付情報を受け付ける
受付情報受付手段と、を備えることを特徴とするデジタ
ル情報提供装置である。
記載したデジタル情報提供装置であって、前記選択受付
手段は、選択可能な前記デジタル情報のリストを表示す
る表示手段を有することを特徴とするデジタル情報提供
装置である。
は3に記載したデジタル情報提供装置であって、前記デ
ジタル情報の選択の受付を特定可能な受付特定情報が記
録された受付特定用記録媒体を発行する記録媒体発行手
段を備え、前記受付情報記憶手段は、前記受付情報とし
て、前記受付特定情報を記憶するための処理を行い、前
記受付情報受付手段は、前記受付特定用記録媒体の前記
受付特定情報を読取可能であることを特徴とするデジタ
ル情報提供装置である。
4のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置であ
って、前記選択されたデジタル情報を複数の前記記録メ
ディアに書込可能な複数の前記記録メディア書込手段を
備えることを特徴とするデジタル情報提供装置である。
5のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置であ
って、複数の前記記録メディアを貯留可能な記録メディ
ア貯留手段を備えることを特徴とするデジタル情報提供
装置である。
6のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置であ
って、前記記録メディアの種類に応じた複数種類の前記
記録メディア書込手段を備えることを特徴とするデジタ
ル情報提供装置である。
7のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置であ
って、該デジタル情報提供装置は、前記ユーザーを呼出
可能な呼出手段と接続され、前記書込の終了後であって
前記終了予定後に所定時間を経過した場合に、前記ユー
ザーの呼出を行うための信号を前記呼出手段に送信する
ことを特徴とするデジタル情報提供装置である。
8のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置であ
って、前記書込の終了後であって前記終了予定後に所定
時間を経過した場合に、排出されていない前記記録メデ
ィアを内部留保又は強制排出することを特徴とするデジ
タル情報提供装置である。
〜9のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置で
あって、前記受付情報を受け付けた後であって前記記録
メディアを提供する前に、前記デジタル情報の対価を決
済するための処理を行うことを特徴とするデジタル情報
提供装置である。
〜9のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置で
あって、前記選択の受付後であって前記受付情報を受け
付ける前に、前記デジタル情報の対価を決済するための
処理を行うことを特徴とするデジタル情報提供装置であ
る。
0又は11に記載したデジタル情報提供装置であって、
前記対価は、前記ユーザーが所有している現金によって
支払可能であることを特徴とするデジタル情報提供装置
である。
0又は11に記載したデジタル情報提供装置であって、
前記対価は、前記ユーザーが所有している有価価値の大
きさを特定可能な情報が記録された記録媒体の記録情報
を読み取ることにより特定される該有価価値の大きさに
よって支払可能であることを特徴とするデジタル情報提
供装置である。
〜13のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置
であって、前記選択可能なデジタル情報として、発売前
のデジタル情報も含むことを特徴とするデジタル情報提
供装置である。
〜14のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置
であって、該デジタル情報提供装置は、デジタル情報配
信手段と通信可能に接続され、前記デジタル情報が選択
される前に、予め前記デジタル情報配信手段から該デジ
タル情報の配信を受け、該デジタル情報を記憶するデジ
タル情報記憶手段を備え、前記デジタル情報が選択され
た後に、前記デジタル情報記憶手段から該デジタル情報
を読み出すことを特徴とするデジタル情報提供装置であ
る。
〜14のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置
であって、該デジタル情報提供装置は、デジタル情報配
信手段と通信可能に接続され、前記デジタル情報が選択
された後に、その都度、選択された該デジタル情報の配
信を要求する信号を前記デジタル情報配信手段に送信
し、該信号に基づいて該デジタル情報配信手段から配信
される該デジタル情報を受信することを特徴とするデジ
タル情報提供装置である。
〜16のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置
であって、前記デジタル情報は、デジタル音楽情報,デ
ジタル文字情報,及びデジタル画像情報から選択される
一種以上からなる情報であることを特徴とするデジタル
情報提供装置である。
7に記載したデジタル情報提供装置であって、前記デジ
タル情報が前記デジタル音楽情報を含む場合に、該デジ
タル音楽情報を再生して試聴するための試聴手段を備え
ることを特徴とするデジタル情報提供装置である。
〜18のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装置
であって、前記選択されたデジタル情報に関連する情報
を記録して発行する発行手段を備えることを特徴とする
デジタル情報提供装置である。
1〜19のいずれか1つに記載したデジタル情報提供装
置であって、前記終了予定の報知は、前記ユーザーが目
視可能なように所定の記録媒体に記録されることにより
行われることを特徴とするデジタル情報提供装置であ
る。
を、発明の実施の形態及び図面の表記と対応させて説明
する。デジタル情報提供装置にはキオスク端末10(1
0’)が対応する。デジタル情報には音楽データが対応
する。終了予定には仕上がり予定の時間,時刻,又は日
時等が対応する。所定の記録メディア7にはMD等が対
応する。
レイ15(ディスプレイ15a及びキーボード15b)
が対応する。受付情報記憶手段には制御部12が対応す
る。報知手段にはタッチパネル式ディスプレイ15(デ
ィスプレイ15a)が対応する。記録メディア書込手段
には記録メディアライタ17(17’)が対応する。支
払受付手段には支払受付装置21(21’)が対応す
る。受付情報受付手段にはカードリーダ13が対応す
る。
15(ディスプレイ15a)が対応する。受付特定用記
録媒体には引換カード5が対応し、受付特定情報にはカ
ードIDが対応する。記録媒体発行手段にはカードリー
ダ13が対応する。記録メディア貯留手段には記録メデ
ィアチェンジャ18が対応する。呼出手段には店内放送
装置35が対応する。ユーザーが所有している有価価値
の大きさには電子マネー,前払金,又は預貯金等の金銭
が対応する。
40が対応する。デジタル情報記憶手段にはハードディ
スク16が対応する。試聴手段にはヘッドフォン19が
対応する。デジタル情報に関連する情報には歌詞やジャ
ケット写真等が対応し、発行手段にはプリンタ20や記
録メディアライタ17(17’)が対応する。所定の記
録媒体には引換カード5や確認用レシート6が対応す
る。
面を参照して説明する。なお、以下においては、本発明
に係るデジタル情報提供装置が、ファミリーレストラ
ン,コンビニエンスストア,レコード店,ショッピング
センター,遊技場,鉄道の駅,高速道路上のサービスエ
リアやパーキングエリア等の街中の各所(以下「店舗」
という。)に設置されるキオスク端末10,10’であ
る場合を例に説明を行う。ただし、デジタル情報提供装
置は、店舗の内外に設置されるキオスク端末10,1
0’には限定されない。
ず、本発明に係るデジタル情報提供装置であるキオスク
端末10,10’の概念について説明する。ここで、図
1は、キオスク端末10の構成の第一実施形態を表す機
能ブロック図であり、図3は、キオスク端末10’の構
成の第二実施形態を表す機能ブロック図であり、図7
は、キオスク端末10,10’の動作のパターンを表す
フローチャートである。
0と第二実施形態に係るキオスク端末10’とは、その
概念においてほぼ同様であるため、以下においては、特
に断りがある場合を除き、第一実施形態に係るキオスク
端末10について説明を行い、第二実施形態に係るキオ
スク端末10’についての説明を省略する。
情報(即ちデジタルコンテンツ)をユーザー(例えば顧
客等)に提供(主として販売)するための装置であり、
特にデジタル情報を所定の記録メディア7に書き込む終
了予定を「報知」することができるものである。従っ
て、デジタル情報の選択を受け付ける「受付」(図7の
※1参照)の後に、「報知」に基づいて、該デジタル情
報が書き込まれた記録メディアを提供する「引換」(図
7の※2参照)を行うことにより、該デジタル情報を所
定の記録メディアに書き込むために必要とされる待ち時
間を利用して、ユーザーが食事や買い物等を行うことが
でき、該待ち時間を有効に活用できるものである。
ーザーが、例えば食事や買い物の途中等の手すきの時間
を見計らってデジタル情報を選択しておき、その後に仕
上がり予定の時間,時刻,又は日時等の終了予定の報知
に基づいて、食事や買い物の終了後等の好みの時間を見
計らってデジタル情報が書き込まれた記録メディアの引
換を行うことにより、デジタル情報の書込が終了した記
録メディアを直ちに受け取ることができ、またデジタル
情報の書込に要する待ち時間を利用して食事や買い物等
をすることができる。
された各種の情報(即ちデジタルコンテンツ)であり、
例えば後述するデジタル情報配信手段から通信回線を介
して配信されるものや、後述する記憶媒体(例えば読出
専用デジタル多用途ディスク(DVD−ROM)等)に
予め記憶されているものである。このデジタル情報は、
例えばデジタル音楽情報,デジタル文字情報,及びデジ
タル画像情報から選択される一種以上からなる情報であ
る。
謡曲及びクラシック音楽等の音楽データがあり、デジタ
ル文字情報としては報道記事,雑誌記事及び小説等の文
字データがあり、デジタル画像情報としては報道写真及
び絵画等の静止画データや無声映画等の動画データがあ
り、それらの組み合わせであるカラオケ及び映画等のデ
ータも含まれる。なおデジタル情報は、例示のものには
限定されず、さらにはパソコンソフト及びゲームソフト
等のソフトウェアや、該ソフトウェアにかけられている
暗号を解読するための鍵等も含まれる。
を選択してオリジナルのMDを作成する場合や、長篇の
映画を選択する場合において、ユーザー及び店舗の双方
にとってメリットが大きい。それらを記録メディア7に
書き込むためにはある程度の待ち時間が必要とされると
ころ、本発明によれば、その待ち時間を利用して食事や
買い物等をすることができるため、書込に要する待ち時
間を有効に活用できるからである。
として、デジタル情報配信手段である音楽配信サーバ4
0からインターネット2等の通信回線を介して配信され
る歌謡曲の音楽データ(以下単に「音楽データ」とい
う。)を例に説明を行う。このような音楽データは、配
信されるデータ量が数メガバイト程度と比較的少なく、
またその対価が数百円程度と比較的低額なものであり、
ユーザーのニーズが高いものである。
を保護するために暗号化されて、音楽配信サーバ40か
ら配信される。この暗号化の方式としては、例えば公開
鍵方式を用いることができる。これは、暗号化のための
鍵である公開鍵と暗号を解読するための鍵である秘密鍵
の二つの鍵を用いる方式である。
で作成され、公開鍵が音楽データを配信する側の音楽配
信サーバ40に送られる一方、秘密鍵が音楽データの配
信を受ける側のキオスク端末10に保存され、公開鍵で
暗号化された音楽データが音楽配信サーバ40からキオ
スク端末10に配信されて、秘密鍵と共に後述する記録
メディア7に記録される。この公開鍵で暗号化された音
楽データは、対応する秘密鍵でしか解読できない。従っ
て、公開鍵で暗号化された音楽データが他の記録メディ
アにコピーされたとしても、秘密鍵は元の記録メディア
7に保存され他の記録メディアにはコピーされないた
め、他の記録メディアにコピーされた音楽データは解読
することができず、著作権が保護される。
配信されるデータ量を少なくするために圧縮符号化され
て、音楽配信サーバ40から配信される。この圧縮符号
化の方式としては、例えばMP3方式,登録商標ATR
AC3方式,登録商標TwinVQ方式,登録商標WM
A方式,登録商標AAC方式等、種々の方式を用いるこ
とができる。
売中のデジタル情報の他に、発売前のデジタル情報も含
まれる。即ち、このキオスク端末10においては、発売
前のデジタル情報の予約をすることもできる。
ル情報の選択を受け付け、該選択の受付後に、該受付を
特定可能な受付情報を記憶するための処理が行われる。
この受付情報は、例えば選択を行ったユーザーを特定可
能な情報(例えば会員IDやカードID)と、選択され
たデジタル情報を特定可能な情報(例えば楽曲ID),
選択された日時の情報,及び/又は支払済か否かの情報
等とを、相互に関連付けて生成される情報である。
例えば後述する会員カード4の会員ID等の所持者特定
情報,後述する引換カード5のカードID等の受付特定
情報,あるいは引換番号等がある。キオスク端末10に
おいては、この受付情報を受け付けた後に、選択された
デジタル情報が書き込まれた所定の記録メディア7が提
供(排出)される。
の終了予定を知らせることを意味し、例えば視覚,聴
覚,触覚等を通じてユーザーが認識できるように、直接
的に(又は例えば店舗の店員等を介して間接的に)ユー
ザーに知らせることをいう。具体的には、終了予定は、
後述するタッチパネル式ディスプレイ15(ディスプレ
イ15a),引換カード5,確認用レシート6等により
視覚を通じて(即ちユーザーが目視可能なように)、又
はスピーカ,後述するヘッドフォン19等により聴覚を
通じて、あるいはバイブレータ等により触覚を通じて、
ユーザーに報知される。
終了して記録メディア7が仕上がる予定の時間(例えば
□分後),時刻(例えば□時□分),又は日時(例えば
□月□日 □時□分)等を意味する。ここで、例えばデ
ジタル情報の書込が、デジタル情報の選択を受け付けた
当日の営業時間中に終了する場合には、仕上がり予定の
時間や時刻が報知され、デジタル情報の選択を受け付け
た当日の営業時間中に終了しない場合(発売前のデジタ
ル情報が予約された場合も含む)には、仕上がり予定の
日時が報知される。
販売)される場合においては、該デジタル情報の対価
は、ユーザーが所有している現金22,又はユーザーが
所有している有価価値の大きさによって支払可能であ
る。ここで有価価値の大きさは、例えばユーザーが所有
している有価価値の大きさを特定可能な情報(例えばカ
ードID等)が記録された記録媒体(例えばICカード
23,プリペイドカード24,キャッシュカード25及
びクレジットカード26等)の記録情報を読み取ること
により特定されるものであり、ICカード23に記録さ
れている電子マネー,プリペイドカード24に記録され
ている前払金,銀行53において開設されているユーザ
ーの口座に貯蓄されている預貯金,又はクレジットカー
ド会社54において開設されているユーザーの口座の使
用限度の範囲内での信用等である。
えばパチンコ機等)による遊技によりユーザーの所有と
なった有価価値の大きさ(例えば貯玉の数や、該貯玉の
数が所定の比率で変換されてなる点数等)によっても支
払可能である。ここで該有価価値の大きさは、例えばユ
ーザーの所有となった該有価価値の大きさを特定可能な
情報(例えばユーザーID等)が記録された記録媒体
(例えばユーザーカード等)の記録情報を読み取ること
により特定されるものである。即ち有価価値の大きさ
は、金銭には限定されない。
に、本発明に係るデジタル情報提供装置であるキオスク
端末10,10’を含むデジタル情報提供システム1,
1’の構成について説明する。ここで、前述した図1及
び図3の他に、図2は、キオスク端末10の外観の第一
実施形態を表す斜視図であり、図4(a)は、キオスク
端末10’の外観の第二実施形態を表す斜視図であり、
図4(b)は、記録メディアライタ17’の一例を表す
正面図であり、図5(a)(b)(c)は、それぞれ会
員カード4,引換カード5,確認用レシート6の一例を
表す正面図であり、図6(a)(b)は、それぞれ音楽
データのリスト8,レシート9の一例を表す正面図であ
る。
るキオスク端末10を中心に説明を行い、第二実施形態
に係るキオスク端末10’については、第一実施形態に
係るキオスク端末10と異なる四つの点(第一にタッチ
パネル式ディスプレイ15に代えてディスプレイ15a
及びキーボード15bを備える点,第二に記録メディア
ライタ17及び記録メディアチェンジャ18に代えて複
数の記録メディアライタ17’を備える点,第三に支払
受付装置21に代えて支払受付装置21’を備える点,
及び第四に外観が異なる点)についてのみ該当個所にお
いて説明を行い、その他の共通する点については同一の
符号を付して説明を省略する。
情報提供システム1,1’においては、図1又は図3に
示すように、ユーザーは、会員カード4,所定の記録メ
ディア7,現金22,ICカード23,プリペイドカー
ド24,キャッシュカード25,及びクレジットカード
26等を所有しており、またユーザーには、引換カード
5,確認用レシート6,及びレシート9等が付与され
る。
に、所持者であるユーザーを特定可能な所持者特定情報
が記録された所持者特定用記録媒体であり、例えば住
所,氏名,電話番号,生年月日,及び性別等の登録情報
を予め登録した会員であるユーザーに対して発行される
磁気カードである。なお、会員カード4の属性は磁気カ
ードには限定されず、例えば感熱式カードやICカード
等でも良く、その形態もカード型には限定されず、例え
ばコイン型やアクセサリ型等でも良い。
は、カードID,会員ナンバー等の会員IDが所持者特
定情報として記録されている。この所持者特定情報であ
る会員IDが後述するカードリーダ13で読み取られる
ことにより、後述するハードディスク16に記憶されて
いる音楽データの楽曲IDが特定され、受付情報が受け
付けられたことになる。なお、磁気ストライプ部4aに
は、キオスク端末10,10’のバックアップを目的と
して、該受付情報が記録される場合もある。
付情報がキオスク端末10,10’に受け付けられ、選
択された音楽データが書き込まれた記録メディア7を提
供することができるようになるので、例えば会員である
ユーザーに対して別途に受付特定用記録媒体を発行する
必要がなく、経済的なデジタル情報提供システム1,
1’及びキオスク端末10,10’を構成できる。また
ユーザーが選択した音楽データを集計することにより、
ユーザーの好みを把握して販売戦略に活用することもで
きる。なお、所持者特定用記録媒体は、ユーザーを特定
可能な情報が記録されたものであれば、後述するICカ
ード23,キャッシュカード25,又はクレジットカー
ド26等でも良い。
に、デジタル情報の選択の受付を特定可能な受付特定情
報が記録された受付特定用記録媒体であり、前記会員で
ないユーザーに対して発行される磁気カード、即ちいわ
ゆる引換券・予約券である。なお、引換カード5の属性
は磁気カードには限定されず、例えば感熱式カードやI
Cカード等でも良く、その形態もカード型には限定され
ず、例えばコイン型やアクセサリ型等でも良い。また、
受付特定用記録媒体は、例えば受付特定情報がバーコー
ドや引換番号として印刷されたレシート状の紙片でも良
い。
には、カードIDが受付特定情報として記録されてい
る。この受付特定情報であるカードIDが後述するカー
ドリーダ13で読み取られることにより、後述するのハ
ードディスク16に記憶されている音楽データの楽曲I
Dが特定されて、受付情報が受け付けられたことにな
る。なお、磁気ストライプ部5aには、キオスク端末1
0,10’のバックアップを目的として、該受付情報が
記録される場合もある。また、中央の情報表示部5bに
は、選択された音楽データの書込の終了予定(ここでは
仕上がり予定の日時)が、ユーザーが目視可能なように
記録(表示)されており、終了予定の報知が行われるよ
うになっている。
付情報がキオスク端末10,10’に受け付けられ、選
択された音楽データが書き込まれた記録メディア7を提
供することができるようになるので、会員でないユーザ
ーに対して受付情報を容易に特定できる手段を付与する
ことができ、会員でなくとも利用可能なデジタル情報提
供システム1,1’及びキオスク端末10,10’を構
成できる。なお、引換カード5を発行せずに、引換番号
等の受付特定情報を文字や音声等でユーザーに報知する
ようにしても良い。また、引換カード5を会員であるユ
ーザーに対して発行しても良い。
うに、終了予定が記録された確認用記録媒体であり、前
記会員であるユーザーに対して確認用に発行されるレシ
ート状の紙片である。この確認用レシート6には、選択
された音楽データの書込の終了予定(ここでは仕上がり
予定の日時)が、ユーザーが目視可能なように記録(表
示)されており、終了予定の報知が行われるようになっ
ている。なお、確認用レシート6を発行せずに、終了予
定を文字や音声等でユーザーに報知するようにしても良
い。
録するための媒体、換言すればデジタル情報記録用メデ
ィアであり、ユーザーが予め所有するもの,又はユーザ
ーがコンビニエンスストア等の店舗においてその場で購
入したもの等である。
0,10’に備えられる記録メディアストッカ(図示
外)から取り出されて、後述する記録メディアライタ1
7,17’に装着されるものでも良い。この場合の記録
メディア7の対価は、音楽データの対価と共に、前記現
金22又は有価価値の大きさによって支払われる。
ク(MD),各種の不揮発性メモリ(例えば登録商標マ
ルチメディアカード,登録商標スマートメディア,登録
商標メモリスティック,登録商標SDメモリカード
等),フレキシブルディスク(FD),追記型コンパク
トディスク(CD−R),書換型コンパクトディスク
(CD−RW),書換型デジタル多用途ディスク(DV
D−RAM,DVD−RW),及び光磁気ディスク(M
O)等である。なお、記録メディア7は、例示のものに
は限定されず、例えば携帯電話やメモリープレイヤ等の
内蔵メモリでも良い。
音楽データに関連する情報が記録されたものであり、音
楽データの提供を受けたユーザーに対して発行されるレ
シート状の紙片である。このレシート9には、例えば発
行年月日,発行場所,支払方法,カードナンバー,記録
メディア,及び記録容量等の発行及び支払に関する情報
の他に、曲名,歌手名,歌詞(1番…と表示されている
部分),及びジャケット写真(図示外)等の音楽データ
に関連する情報が記録(表示)されている。なお、レシ
ート9を発行せずに、音楽データに関連する情報をデジ
タルデータとして記録メディア7に記録して、ユーザー
に提供するようにしても良い。
ICカード23は、電子マネーの金額が記録されている
記録媒体であり、後述する電子マネー管理会社51によ
りユーザーに対して発行されるICカードである。この
ICカード23は、電子マネー管理会社51以外の機関
が発行するもの(例えば公的機関が発行する身分証明書
や、鉄道会社が発行する定期券等と兼用されるもの)で
も良い。プリペイドカード24は、前払金の金額が記録
されている記録媒体、即ち前払式証票であり、後述する
プリペイドカード会社52によりユーザーに対して発行
される磁気カードである。
3に開設されているユーザーの口座を特定可能な情報
(例えばカードID)が記録された記録媒体であり、銀
行53によりユーザーに対して発行される磁気カードで
ある。クレジットカード26は、後述するクレジットカ
ード会社54に開設されているユーザーの口座を特定可
能な情報(例えばカードID)が記録された記録媒体で
あり、クレジットカード会社54によりユーザーに対し
て発行される磁気カードである。ここで各カードは、い
ずれも周知のものであるが、それらの属性や形態は特に
限定されない。
情報提供システム1,1’は、図1又は図3に示すよう
に、店舗内に設けられるキオスク端末10(10’),
及び店舗管理装置30と、店舗外に設けられる音楽配信
サーバ40,電子マネー管理会社51,プリペイドカー
ド会社52,銀行53,及びクレジットカード会社54
等からなる。
11aは、デジタル総合回線3a及びインターネット2
を介して、音楽配信サーバ40の通信部41,電子マネ
ー管理会社51,プリペイドカード会社52,銀行5
3,及びクレジットカード会社54と通信可能とされて
いる。また、キオスク端末10,10’の通信部11b
は、LAN3bを介して、店舗管理装置30の通信部3
1と通信可能とされている。なお、インターネット2,
デジタル総合回線3a及びLAN3bは通信回線の一例
であり、各通信部を通信可能に接続するものであれば特
に限定されず、例えばインターネット2を介さなくても
良く、デジタル総合回線3aに代えてケーブルテレビ回
線等の専用回線や衛星回線を用いても良い。
図1に示すように、通信部11a,11bにバスを介し
て接続される制御部12と、制御部12にバスを介して
接続されるカードリーダ13,引換カードストッカ1
4,タッチパネル式ディスプレイ15,ハードディスク
16,記録メディアライタ17,記録メディアチェンジ
ャ18,ヘッドフォン19,プリンタ20,及び支払受
付装置21等を備えている。
は、図3に示すように、通信部11a,11bにバスを
介して接続される制御部12と、制御部12にバスを介
して接続されるカードリーダ13,引換カードストッカ
14,ディスプレイ15aとキーボード15b,ハード
ディスク16,複数の記録メディアライタ17’,ヘッ
ドフォン19,プリンタ20,及び支払受付装置21’
等を備えている。
に、デジタル総合回線3a及びインターネット2等の通
信回線を介して、キオスク端末10,10’と、音楽配
信サーバ40,電子マネー管理会社51,プリペイドカ
ード会社52,銀行53,及びクレジットカード会社5
4との間の通信を司るものであり、特に音楽配信サーバ
40から音楽データの配信を受ける機能を備えるもので
ある。ここで、音楽配信サーバ40から音楽データの配
信を受ける方式としては、例えば以下の二方式がある。
される前(例えば店舗の営業時間前,営業時間中の一定
時間おき,及び/又は営業時間後等の任意のタイミン
グ)に、選択可能な発売中の全ての音楽データが予め音
楽配信サーバ40から配信されている「事前配信」方式
がある。この方式で配信された音楽データは、後述する
ハードディスク16に記憶され、音楽データを書き込む
前にハードディスク16から読み出されて記録メディア
7に書き込まれる。
楽データが選択される前に、選択可能な発売中の一部の
音楽データ(例えば選択される頻度が高い音楽データ)
が予め音楽配信サーバ40から配信されている方式があ
る。この方式で配信された音楽データも、後述するハー
ドディスク16に記憶され、音楽データを書き込む前に
ハードディスク16から読み出されて記録メディア7に
書き込まれる。なお、予め音楽配信サーバ40から配信
されていない音楽データ(例えば選択される頻度が低い
音楽データ)が選択された場合には、次に述べる第二の
方式の如く、その都度配信を受ける。
された後に、その都度、選択された発売中の音楽データ
の配信を要求する信号(配信要求信号)を音楽配信サー
バ40に送信し、その配信要求信号に基づいて音楽配信
サーバ40から配信される音楽データを受信する「その
都度配信」方式がある。この方式で配信された音楽デー
タは、後述するハードディスク16に記憶され、音楽デ
ータを書き込む前にハードディスク16から読み出され
て記録メディア7に書き込まれるか、又はハードディス
ク16に記憶されずに、配信されると同時に記録メディ
ア7に書き込まれる。
合には、該音楽データが発売された後に、前記二方式の
いずれかにより配信される。また、後述する音楽データ
のリスト8がキオスク端末10,10’に配信されるこ
とにより、後述するハードディスク16に記憶されてい
るリスト8の内容が更新される。
に、LAN3b等の通信回線を介して、キオスク端末1
0,10’と店舗管理装置30との間の通信を司るもの
である。
に、計算機能を備える中央演算処理装置(以下「CP
U」という。),メモリ機能を備えるランダムアクセス
メモリ(以下「RAM」という。),及びシステムプロ
グラムを備えるリードオンリーメモリ(以下「ROM」
という。)等が、バスを介して接続されたコンピュータ
である。
断を行うプログラムや、後述する報知に必要とされる終
了予定(即ち仕上がり予定の時間,時刻,又は日時等)
の終了予定を演算するプログラムや、後述する呼出信号
を生成するプログラムや、必要に応じて、配信される音
楽データを暗号化するための暗号を作成する暗号化プロ
グラム等が記憶されている。
を決済するためのプログラムが記憶されている。制御部
12は、このプログラムに基づいて作動することによ
り、音楽データの対価を決済する手段として構成され
る。なお、制御部12は、少なくとも選択されたデジタ
ル情報の対価を決済するための処理(実際の決済の前段
階の処理)を行う決済処理手段として構成されれば良
い。換言すれば、実際の決済は、必ずしもキオスク端末
10,10’において行われる必要はなく、デジタル情
報提供システム1,1’のいずれかの構成(例えば後述
する店舗管理装置30の制御部32,銀行53,又はク
レジットカード会社54等)において行われれば良い。
するハードディスク16に記憶するためのプログラムが
記憶されている。ハードディスク16は、このプログラ
ムに基づいて作動することにより、受付情報を記憶する
手段として構成される。なお、制御部12は、少なくと
も受付情報を記憶するための処理(実際の記憶の前段階
の処理)を行う受付情報記憶手段として構成されれば良
い。換言すれば、実際の記憶は、必ずしもキオスク端末
10,10’において行われる必要はなく、デジタル情
報提供システム1,1’のいずれかの構成(例えば後述
する店舗管理装置30の販売管理DB34等)において
行われれば良い。
ように、受付情報受付手段の一例であり、受付情報を受
け付ける機能を備え、具体的には、会員カード4の会員
ID(即ち所持者特定情報)又は引換カード5のカード
ID(即ち受付特定情報)を読み取る機能,及び必要に
応じてバックアップを目的として会員カード4又は引換
カード5に受付情報を書き込む機能を備えるものであ
る。このカードリーダ13において、会員カード4の会
員ID又は引換カード5のカードIDが読み取られるこ
とにより、受付情報が受け付けられる。
体を受け付けるための記録媒体受付部を有し、この例で
は、図2又は図4(a)に示すように、会員カード4又
は引換カード5を挿入し排出するためのカード挿入・排
出口13aを有する。なお、受付情報受付手段は、同様
の機能を備えるものであれば、例えば記録媒体受付部の
近傍にある記録媒体と交信して非接触で記録情報を読み
取り書き込むもの(例えばブルートゥースに対応したも
の)でも良く、またレシート状の紙片に印刷されたバー
コードを読み取るバーコードリーダでも良く、さらに引
換番号等の受付特定情報をの入力を受け付けるタッチパ
ネル式ディスプレイ15(キーボード15b)等でも良
い。
体発行手段の一例でもあり、前記会員でないユーザーに
よる音楽データの選択を受け付けた場合に、音楽データ
の選択の受付を特定可能なカードID(即ち受付特定情
報)が記録された引換カード5(即ち受付特定用記録媒
体)を発行する機能を備えるものである。
録媒体の一例である引換カード5に、終了予定を記録し
て報知するものでもある。このカードリーダ13を備え
ることにより、図5(b)に示す引換カード5に、仕上
がり予定の時間や時刻等(ここでは仕上がり予定の日
時)の終了予定を印刷してユーザーが目視可能なように
記録し、後述するカード挿入・排出口13aから排出し
てユーザーに提供し、終了予定の報知が行われる。
に示すように、受付情報が記録される前の生の引換カー
ド5を貯蔵する機能,及びその引換カード5を取り出し
てカードリーダ13に装着する機能を備えるものであ
る。
に示すように、各種の情報を表示し、各種の入力を受け
付けるものであり、具体的には、音楽データの選択を受
け付ける選択受付手段としての機能,及び選択可能な音
楽データのリスト8を表示する表示手段としての機能を
備えるものである。なお、選択受付手段及び表示手段
は、前記の機能を備えるものであれば、例えば各種の情
報を表示するディスプレイと、各種の入力を受け付ける
キーボード,音声認識装置,バーコードリーダ,スキャ
ナ,又は入力端子等との組み合わせによるものでも良
い。
は、例えば後述する図15〜図19に示すように、各種
の情報が画面上に表示され、ユーザーや店舗の店員等の
操作者が画面上の適宜の部位に触れることにより、画面
上に配置された透明電極が通電して各種の入力を受け付
ける。具体的には、選択受付手段及び表示手段として機
能する場合には、図15のD706に示すように、リス
ト8が画面上に表示され、操作者の入力によって音楽デ
ータの選択(予約)が受け付けられる。
に、発売の予定,試聴の可否,曲名,歌手名,音楽デー
タの対価である料金,及び記録メディア7に書き込むの
に必要な容量が、選択可能な曲毎に表示されている。こ
のリスト8には、発売中の音楽データの他に、発売予定
日が□月□日と表示された発売前の音楽データも示され
ており、発売前の音楽データの予約をすることもでき
る。
報知手段の一例でもあり、音楽データの書込の終了予定
を報知する機能を備えるものであり、例えば仕上がり予
定の時間,時刻,又は日時等をユーザーが目視可能なよ
うに表示することにより、終了予定を報知することがで
きるものである。具体的には、タッチパネル式ディスプ
レイ15では、例えば後述する図16のD712又はD
713に示すような画面表示がなされ、仕上がり予定の
時刻を報知する文字が表示される。
のであれば、例えば終了予定を表す音声を発するスピー
カや後述するヘッドフォンでも良く、また終了予定を表
す文字を記録した引換カード5を発行するカードリーダ
13でも良く、また終了予定を表す文字(点字を含む)
を印刷した確認用レシート6を発行する後述するプリン
タ20でも良く、さらに図4(b)に示すように終了予
定を7セグメントのデジタル数字で表示する後述する情
報表示部17bでも良い。
0’においては、図3及び図4(a)に示すように、前
記タッチパネル式ディスプレイ15に代えてディスプレ
イ15aとキーボード15bを備える点が、第一実施形
態に係るキオスク端末10と異なる。ここでディスプレ
イ15aは、選択可能な音楽データのリスト8を表示す
る表示手段としての機能,及び音楽データの書込の終了
予定を報知する報知手段としての機能を備え、キーボー
ド15bは、音楽データの選択をはじめとする必要事項
の入力を受け付ける機能を備え、両者を併せて音楽デー
タの選択を受け付ける選択受付手段としての機能を備え
る。
bでは、ディスプレイ15aによりリスト8が画面上に
表示され、キーボード15bを用いた操作者の入力(例
えば希望の音楽データを表すコード番号等の入力)によ
って音楽データの選択(予約)が受け付けられる。ま
た、このディスプレイ15aでは、仕上がり予定の時
間,時刻,又は日時等をユーザーが目視可能なように表
示することにより、終了予定が報知される。
すように、前記の如く受付情報を記憶する手段である他
に、デジタル情報記憶手段の一例であり、前記「事前配
信」方式又は前記「その都度配信」方式により配信され
る音楽データを記憶する機能を備えるものである。この
ハードディスク16には、記憶されている音楽データ
を、受付情報に含まれる楽曲IDに基づいて、ハードデ
ィスク16内で検索して読み出すプログラムが記憶され
ており、また音楽データの選択のための前記リスト8も
記憶されている。なお、受付情報記憶手段及びデジタル
情報記憶手段は、同様の機能を備えるものであれば、他
の大容量の記憶媒体でも良い。
いては、ハードディスク16に記憶されている音楽デー
タが、一定条件の下に消去されるように構成することが
できる。例えば、選択される頻度が低い音楽データや、
配信開始後に一定期間経過した古い音楽データが、順次
消去されるように構成する。このように構成すれば、ハ
ードディスク16の記憶容量を有効に活用することがで
き、空いた記憶容量を活用して、ニーズが高い音楽デー
タを優先的に提供することができる。
0,10’においては、配信される音楽データが、一定
条件の下にハードディスク16に蓄積されるように構成
することもできる。例えば、選択される頻度が高い音楽
データが配信された場合に該音楽データが記憶されるよ
うに構成すれば、次に該音楽データが選択された場合に
該音楽データの配信を受ける必要がないので、ニーズが
高い音楽データを効率的に提供することができる。
うに、記録メディア書込手段の一例であり、選択された
音楽データを所定の記録メディア7に書き込む(書き換
える)機能,及び記録メディア7の空き容量を読み取る
機能を備えるものである。この記録メディアライタ17
は、記録メディア7を受け付けるための記録メディア受
付部を有し、この例では、図2に示すように、記録メデ
ィア7を挿入し排出するためのメディア挿入・排出口1
7aを有する。
能を備えるものであれば、例えば記録メディア受付部の
近傍にある記録メディア7と交信して、非接触でデジタ
ル情報を書き込むもの(例えばブルートゥースに対応し
たもの)でも良い。また、記録メディア書込手段は、記
録メディア7を受け付ける受付部と、デジタル情報を記
録メディア7に書き込む書込部が、それぞれ分離されて
いるものでも良い。さらに、記録メディア書込手段は、
単数の受付部と複数の書込部からなるものでも良く、こ
れとは逆に、複数の受付部と単数の書込部からなるもの
でも良い。
及びメディア挿入・排出口17aは、異なる記録メディ
ア7の種類に応じた複数種類(図2に示される例では3
種類)が備えられている。ただし、一の音楽データに対
して複数の記録メディア7を同時に受け付けることはで
きないようになっている。
すように、記録メディア貯留手段の一例であり、複数の
記録メディア7を貯留可能な機能を備えるものである。
具体的には、あたかもディスクチェンジ式のカラオケ装
置のように、音楽データが書き込まれる前の生の記録メ
ディア7を、又は音楽データが書き込まれた後の記録メ
ディア7を、記録メディアライタ17から取り出して貯
留し、次なる記録メディア7を受付可能とすると共に、
受付情報を受け付けた場合(即ち引換の場合)に、音楽
データが書き込まれた記録メディア7を排出して提供可
能とするものである。
ことにより、記録メディア7を貯留して次なる記録メデ
ィア7を受け付けることができるので、書込を効率良く
行えるという効果を奏する。換言すれば、ある種の記録
メディア7に関し、一台の記録メディアライタ17で、
複数枚の記録メディア7を受付可能とすることができ
る。
0’においては、図3及び図4(a)に示すように、記
録メディアライタ17及び記録メディアチェンジャ18
に代えて複数の記録メディアライタ17’を備える点
が、第一実施形態に係るキオスク端末10と異なる。こ
こで記録メディアライタ17’は、前記と同様の記録メ
ディア書込手段の一例であり、選択された音楽データを
所定の記録メディア7に書き込む(書き換える)機能,
及び記録メディア7の空き容量を読み取る機能を備える
ものである。
図3に示すように、それぞれが制御部12にバスを介し
て接続されている。また、それぞれの記録メディアライ
タ17’は、図4(b)に示すように、その正面に、記
録メディアライタ17’を特定するための文字(ここで
は「01」)が表示され、前記と同様のメディア挿入・
排出口17aと、終了予定(ここでは仕上がり予定の時
刻)を7セグメントのデジタル数字で表示して報知する
情報表示部17bと、記録メディアライタ17’の作動
状態を例えば空き状態は消灯,書込中は赤色,書込終了
後は緑色等で表示するランプ17cと、記録メディア7
を取り出すための取出ボタン17dを有する。さらに、
それぞれの記録メディアライタ17’は、必要に応じ
て、ハードディスク16から読み出された音楽データを
一時的に記憶する付属メモリ(図示外)を備える。この
複数の記録メディアライタ17’は、図4(a)に示す
ように、左右二列に各5個ずつの合計10個が備えられ
ている。
7’では、音楽データの選択の受付の際に、ディスプレ
イ15a上で指示された(又はユーザーにより選択され
た)特定の記録メディアライタ17’により記録メディ
ア7が受け付けられると、受付情報に含まれる楽曲ID
に基づいてハードディスク16から読み出された音楽デ
ータが該記録メディアライタ17’に送信され、必要に
応じて該音楽データが前記付属メモリに一時的に記憶さ
れ、該記録メディアライタ17’により該音楽データが
該記録メディア7に書き込まれる。
えることにより、デジタル情報を複数の記録メディア7
に書き込みでき、特に前記付属メモリを備えることによ
り、デジタル情報を複数の記録メディア7に同時並行し
て書き込みでき、複数の記録メディア7を受け付けた場
合にも書込待ちが生じないので、書込を効率良く行え
る。なお、記録メディアライタ17’は、前記と同様に
異なる記録メディア7の種類に応じた複数種類が備えら
れるものでも良い。また、前記記録メディアチェンジャ
18をさらに備えるものでも良い。
ように、試聴手段の一例であり、選択された音楽データ
を提供する前に、その音楽データを再生して試聴するこ
とができる機能を備えるものである。このヘッドフォン
19を備えることにより、図6(a)に示すリスト8で
試聴の欄に「可」と表示されている曲を選択すると、そ
の曲が所定の時間(例えば一分間)だけ再生されるの
で、ヘッドフォン19を装着したユーザーがその曲を試
聴することができる。従って、ユーザーがその曲の内容
を確かめてから購入することができる。
に、発行手段の一例でもあり、音楽データに関連する情
報を記録して発行する機能を備えるものである。このプ
リンタ20を備えることにより、図6(b)に示すレシ
ート9や図示しないラベル等に、歌詞(1番…と表示さ
れている部分)やジャケット写真(図示外)等の音楽デ
ータに関連する情報を印刷して、図2又は図4(a)に
示すレシート排出口20aから排出し、ユーザーに提供
することができる。
する情報をデジタルデータとして記録メディア7に記録
するもの(例えば前記記録メディアライタ17,1
7’)でも良い。このように記録された該情報は、例え
ばユーザーの自宅にあるパソコンにデジタルデータとし
て取り込んで、歌詞やジャケット写真をプリンタで印刷
したり、ジャケット写真をデスクトップ上に壁紙として
表示したりして、多様に利用することができる。また、
記録メディア7がミニディスク(MD)である場合に
は、曲名データをデジタルデータとして記録することも
できる。
体の一例である確認用レシート6に、終了予定を記録し
て報知するものでもある。このプリンタ20を備えるこ
とにより、図5(c)に示す確認用レシート6に、仕上
がり予定の時間や時刻等(ここでは仕上がり予定の日
時)の終了予定を印刷してユーザーが目視可能なように
記録し、図2又は図4(a)に示すレシート排出口20
aから排出してユーザーに提供し、終了予定の報知が行
われる。
ように、音楽データの対価の支払を受け付ける機能を備
えるものであり、ここでは現金22による支払を受け付
けるものである。この支払受付装置21は、紙幣の挿入
を受け付ける紙幣挿入口22a及び硬貨の挿入を受け付
ける硬貨挿入口22b,正規の現金22か否かを識別す
る識別機(図示外),現金22の金額を計数する計数機
(図示外),現金22を収納する収納箱(図示外),及
び釣銭に相当する金額の現金22を排出する釣銭排出口
22c等により構成される。
0’においては、図3及び図4(a)に示すように、支
払受付装置21に代えて支払受付装置21’を備える点
が、第一実施形態に係るキオスク端末10と異なる。支
払受付装置21’も、音楽データの対価の支払を受け付
ける機能を備えるものであり、ここでは電子マネーによ
る支払,前払金による支払,預貯金による支払(引き落
とし),又は使用限度の範囲内で信用による支払を受け
付けるものである。
付装置21’は、電子マネーの金額が記録されたICカ
ード23を受け付けるICカード挿入口23a,正規の
カードか否かを識別する識別機(図示外),及び電子マ
ネーの金額を読み取って減算後の残金額を書き込む読取
書込機(図示外)等により構成される。
置21’は、前払金の金額が記録されたプリペイドカー
ド24を受け付けるプリペイドカード挿入口24a,正
規のカードか否かを識別する識別機(図示外),及び前
払金の金額を読み取って減算後の残金額を書き込む読取
書込機(図示外)等により構成される。
の信用による支払を受け付ける支払受付装置21’は、
ユーザーの口座を特定可能な情報が記録されたキャッシ
ュカード25又はクレジットカード26を受け付けるカ
ード挿入口25aと、及び記録情報を読み取る読取機
(図示外)等により構成される。
れも周知のものであるが、この支払受付装置21,2
1’を備えることにより、多様な方法によって対価の支
払を受け付けることができる。なお、第一実施形態に係
るキオスク端末10において電子マネー,前払金,預貯
金,及び/又は信用による支払を受け付けるように構成
しても良く、第二実施形態に係るキオスク端末10’に
おいて現金22による支払を受け付けるように構成して
も良い。また、支払受付装置21,21’において、現
金,電子マネー,前払金,預貯金,及び/又は信用を適
宜組み合わせた支払を受け付けるように構成しても良
い。
図2に示すように、矩形を呈する筐体の内部に、前述し
た通信部11a,11b,制御部12,カードリーダ1
3,引換カードストッカ14,ハードディスク16,記
録メディアライタ17,記録メディアチェンジャ18,
プリンタ20,及び支払受付装置21を備え(ここでは
図示外)、その外部に、前述したカード挿入・排出口1
3a,タッチパネル式ディスプレイ15,3ヶ所のメデ
ィア挿入・排出口17a,ヘッドフォン19,レシート
排出口20a,紙幣挿入口22a,硬貨挿入口22b,
及び釣銭排出口22cを備えている。
0’においては、図4(a)に示すように、その外観が
第一実施形態に係るキオスク端末10と異なる。第二実
施形態に係るキオスク端末10’は、矩形を呈する筐体
の内部に、前述した通信部11a,11b,制御部1
2,カードリーダ13,引換カードストッカ14,ハー
ドディスク16,複数の記録メディアライタ17’,プ
リンタ20,及び支払受付装置21’を備え(ここでは
図示外)、その外部に、前述したカード挿入・排出口1
3a,ディスプレイ15a,キーボード15b,10ヶ
所のメディア挿入・排出口17a(図4(b)参照),
ヘッドフォン19,レシート排出口20a,ICカード
挿入口23a,プリペイドカード挿入口24a,及びカ
ード挿入口25aを備えている。
の外観を呈するものには限られず、例えばパソコン状の
外観を呈するものでも良い。
ように、通信部31にバスを介して接続される制御部3
2と、制御部32にバスを介して接続される会員データ
ベース(以下「会員DB」という。)33,販売管理デ
ータベース(以下「販売管理DB」という。)34,及
び店内放送装置35等を備えている。
介して、店舗管理装置30とキオスク端末10,10’
との間の通信を司るものである。
メモリ機能を備えるRAM,及びシステムプログラムを
備えるROM等が、バスを介して接続されたコンピュー
タである。このROMには、例えば会員ID及び暗証番
号を会員DB33に照会するプログラム,後述する販売
データ及び減算された金額データを販売管理DB34に
記録するプログラム,及び後述する呼出信号に基づいて
店内放送装置35を作動するプログラム等が記憶されて
いる。
ている記録情報(カードID,会員ナンバー等の会員I
D)や、暗証番号や、会員であるユーザーの住所,氏
名,電話番号,生年月日,及び性別等の登録情報を関連
付けて、会員データとして蓄積するものである。なお、
会員データには、例えばユーザーが選択した音楽データ
を集計することにより把握される、ユーザーの好みに関
する情報も含まれる。
売)された音楽データの楽曲IDを「販売データ」とし
て蓄積し、また音楽データの対価に相当する金額を「減
算された金額データ」として蓄積するものである。この
販売データ及び減算された金額データは、後述する業者
間決済の際に用いられる。
り、ユーザーを呼出可能な機能を備えるものである。こ
の店内放送装置35は、キオスク端末10,10’と接
続され、書込の終了後であって終了予定後に所定時間を
経過した場合(例えば書込終了直後又は書込終了の一時
間後等)に、ユーザーの呼出を行うための信号(呼出信
号)をキオスク端末10,10’から受信して店舗内に
呼出放送を流し、ユーザーを呼び出すものである。
り、書込の終了後であって終了予定後に所定時間を経過
した場合に、ユーザーを呼び出しでき、記録メディア7
の引換を促すことができるので、ユーザーにとって便利
であると共に、記録メディア7の滞留を防止できるの
で、キオスク端末10,10’の稼働率を上げることが
できる。ここで、この呼出は、書込の終了後であって終
了予定後に所定時間を経過した場合に行われるものであ
り、たとえ終了予定後であっても仮にトラブル等が生じ
て書込が終了していない場合には行われないようになっ
ている。
えられるものには限られず、キオスク端末10,10’
自体に備えられるものでも良い。また、呼出手段は、同
様の機能を備えるものであれば、例えば前記会員カード
4や前記引換カード5を通信機能及びバイブレータ付き
に構成し、あたかも携帯電話やポケットベル(登録商
標)の如く、ユーザーが所有する会員カード4,又はユ
ーザーに付与された引換カード5に呼出信号を送信して
バイブレータを作動させ、その振動によりユーザーを呼
び出すものでも良い。
いては、書込の終了後であって終了予定後に所定時間を
経過した場合に、引換・受取がなされず未だ排出されて
いない記録メディア7を、内部留保又は強制排出するよ
うに構成することができる。例えば、前記呼出を数回繰
り返してもユーザーが記録メディア7を受取に来ない場
合や、数日を経過してもユーザーが記録メディア7を受
取に来ない場合に、記録メディア7をキオスク端末1
0,10’の内部における所定の場所(前記記録メディ
アチェンジャ18とは異なる別の場所)に留保し、又は
記録メディア7をキオスク端末10,10’から強制排
出して店舗の店員が保管するように構成する。
って終了予定後に所定時間を経過した場合に、排出され
ていない記録メディア7を処分でき、記録メディア7の
滞留を防止できるので、キオスク端末10,10’の稼
働率を上げることができる。ここで、この内部留保又は
強制排出も、書込の終了後であって終了予定後に所定時
間を経過した場合に行われるものであり、たとえ終了予
定後であっても仮にトラブル等が生じて書込が終了して
いない場合には行われないようになっている。
すように、デジタル情報配信手段の一例であり、通信部
41にバスを介して接続される制御部42と、制御部4
2にバスを介して接続される音楽データベース(以下
「音楽DB」という。)43,及びハードディスク44
等を備えており、音楽データを配信する機能を備えるも
のである。
られる所定の機関であり、例えばレコード会社,プロバ
イダ,又はインターネット関連企業等が運営する音楽配
信会社である。このように、所定の機関である音楽配信
サーバ40が音楽データの配信を行うことにより、著作
権侵害の問題を生ずることなく、適法に音楽データの配
信を行うことができる。
インターネット2等の通信回線を介して、音楽配信サー
バ40とキオスク端末10,10’との間の通信を司る
ものであり、特に前記「事前配信」方式において、音楽
データが選択される前(例えば店舗の営業時間前,営業
時間中の一定時間おき,及び/又は営業時間後等の任意
のタイミング)に、音楽データをキオスク端末10,1
0’に予め配信する機能,及び前記「その都度配信」方
式において、キオスク端末10,10’から配信要求信
号を受け、その配信要求信号に基づいて音楽データをキ
オスク端末10,10’に配信する機能を備えるもので
ある。
メモリ機能を備えるRAM,及びシステムプログラムを
備えるROM等が、バスを介して接続されたコンピュー
タである。このROMには、蓄積されている音楽データ
を音楽DB43内で検索して読み出すプログラムが記憶
されている。また、このROMには、必要に応じて、配
信する音楽データを暗号化する暗号化プログラム,配信
する音楽データを圧縮符号化する圧縮符号化プログラ
ム,及び音楽データの配信と共に課金を行う課金プログ
ラム等が記憶されている。
ており、必要に応じて、歌詞やジャケット写真等の音楽
データに関連する情報のデータも蓄積されている。これ
らのデータは、予め圧縮符号化されて蓄積されている
が、圧縮符号化されていなくても良い。ハードディスク
44は、キオスク端末10,10’から受信した、音楽
データの読出及び書込の報告を記憶するものである。こ
の報告の結果は、後述する業者間決済の際に用いられ
る。
3を発行し、電子マネーの使用及び残高を管理する機関
である。プリペイドカード会社52は、プリペイドカー
ド24を発行し、前払金の使用及び残高を管理する機関
である。銀行53は、金融機関の一例であり、キャッシ
ュカード25を発行し、ユーザーの口座にある預貯金の
使用及び残高を管理する機関である。クレジットカード
会社54は、クレジットカード26を発行し、ユーザー
の口座の使用限度の範囲内での信用を管理すると共に、
銀行53と連携してユーザーの口座にある預貯金から音
楽データの対価を引き落とす機関である。ここで各機関
51,52,53,54は、いずれも周知のものである
が、この各機関を備えることにより、多様な方法によっ
て決済を行うことができる。
に、本発明に係るデジタル情報提供装置であるキオスク
端末10,10’の作用について説明する。なお、第一
実施形態に係るキオスク端末10と第二実施形態に係る
キオスク端末10’とは、その作用においてほぼ同様で
あるため、以下においては、特に断りがある場合を除
き、第一実施形態に係るキオスク端末10について説明
を行い、第二実施形態に係るキオスク端末10’につい
ての説明を省略する。
末10(及び10’)の動作のパターンを説明する。
※1の「受付」工程と、※2の「引換」工程を経て、選
択されたデジタル情報をユーザーに提供するものであ
る。ここで、※1の「受付」工程は、音楽データ等のデ
ジタル情報の選択を受け付ける「選択受付」と、その後
に選択の受付を特定可能な受付情報を記憶するための処
理を行う「記憶処理」と、音楽データの書込の終了予定
を報知する「報知」と、音楽データを記録メディア7に
書き込む「書込」からなる。また、※2の「引換」工程
は、受付情報を受け付ける「受付情報受付」と、その後
に音楽データが書き込まれた記録メディア7を提供する
「提供」からなる。
楽データの対価を決済するための処理を行う「決済処
理」も行われるが、この「決済処理」が選択受付後から
受付情報受付前の「受付」工程の際に行われる先払い方
式(図7の左側のフローチャート)か、受付情報受付後
から提供前の「受取」工程の際に行われる後払い方式
(図7の右側のフローチャート)かによって、キオスク
端末10の動作のパターンが異なってくる。ただし、※
1の「受付」工程内における決済処理,記憶処理,及び
報知の順序は任意であり、図示の順序には限定されな
い。
ンのうちのいずれか一つのパターンのみを実行するプロ
グラムが予め組み込まれているものでも良く、また前記
二パターンのいずれも実行可能なプログラムが組み込ま
れており、例えば店舗の都合やユーザーのニーズ等によ
って、いずれか一つのパターンを実行するプログラムが
選択されるものでも良い。
ンのいずれにおいても、前記「事前配信」方式又は前記
「その都度配信」方式を採用可能である。ここで「事前
配信」方式を採用した場合には、その都度音楽データの
配信を受ける必要がないため、通信費の削減や、音楽デ
ータの迅速なダウンロードを図ることができる。また
「その都度配信」方式を採用した場合には、最新のデジ
タル情報(例えば報道記事や報道写真等)を提供でき
る。以下においては、いずれの方式においても、「書
込」の前には音楽データが音楽配信サーバ40から配信
され、その音楽データがハードディスク16に記憶され
ているものとする。
作の一例を表すフローチャートである図8〜図14を参
照して、キオスク端末10(及び10’)の動作を説明
する。なお、図8〜図10はキオスク端末10(及び1
0’)の動作のメインルーチンを表すものであり、図1
1〜図14はキオスク端末10(及び10’)の動作の
サブルーチンを表すものである。
るキオスク端末10(及び10’)の動作の一例を表す
フローチャートである。
でスタートしてから、S101で記録メディアライタ1
7により記録メディア7を受け付け、S102に進む。
なおキオスク端末10’では、ディスプレイ15a上で
指示された(又はユーザーにより選択された)特定の記
録メディアライタ17’により記録メディア7を受け付
ける。また、記録メディア7の受付は、S101のタイ
ミングには限られず、例えば会員カード4を受け付けた
後等、少なくとも音楽データの書込の前に行われていれ
ば良い。さらに、記録メディア7の受付は、メディア挿
入・排出口17aに挿入される態様には限られず、所定
の通信ケーブル等を介して接続される態様や、非接触で
受け付ける態様(例えばブルートゥースに対応したも
の)でも良い。
15(キオスク端末10’ではディスプレイ15a)に
よりハードディスク16から読み出された音楽データの
リスト8を表示し、S103でタッチパネル式ディスプ
レイ15(キオスク端末10’ではキーボード15b)
により音楽データの選択を受け付け、S104に進む。
なお、S103では、複数の音楽データの選択や、発売
前の音楽データの予約を受け付けることも可能である。
を記録メディア7に書き込むのに必要な容量が空き容量
以下であるか否かの判断を行う。このS104で必要容
量が空き容量以下でない(NO)と判断した場合には、
S105で記録メディア7をメディア挿入・排出口17
aから排出する。一方、S104で必要容量が空き容量
以下である(YES)と判断した場合には、S106に
進む。
る場合にはS106からS107の後述する「決済処
理」を経てS108に進み、後払い方式である場合には
S106からS108に進む。S108では受付情報を
生成し、S109に進む。この受付情報は、例えば選択
を行ったユーザーを特定可能な情報(例えば会員カード
4の会員IDや引換カード5のカードID)と、選択さ
れた音楽データを特定可能な情報(例えば楽曲ID),
選択を受け付けた日時の情報,支払済か否かの情報等と
を、相互に関連付けて生成される。
カード4を受け付けたか否かの判断を行う。このS10
9で会員カード4を受け付けた(YES)と判断した場
合、即ち会員であるユーザーによる選択の場合には、S
110でカードリーダ13により会員IDを読み取り、
S111でタッチパネル式ディスプレイ15(キオスク
端末10’ではキーボード15b)により暗証番号を受
け付け、S112で会員ID及び暗証番号を店舗管理装
置30に送信し、S113に進む。これらを受信した店
舗管理装置30は、会員ID及び暗証番号の照会を行
い、正規のカードであるか否かの判断を行う。ここで正
規のカードでない場合には、NG信号をキオスク端末1
0に送信する。一方、正規のカードである場合には、O
K信号をキオスク端末10に送信する。
信号を店舗管理装置30から受信し、S114で前記受
信の結果に基づいて、正規の会員カード4であるか否か
の判断を行う。このS113でNG信号を店舗管理装置
30から受信した場合には、S114で正規の会員カー
ド4でない(NO)と判断し、S115で会員カード4
をカード挿入・排出口13aから排出する。一方、S1
13でOK信号を受信した場合には、正規の会員カード
4である(YES)と判断し、S116に進む。
付けて受付情報をハードディスク16に記憶し、バック
アップを目的としてS117でカードリーダ13により
受付情報を会員カード4にも記録し、S118に進む。
15(キオスク端末10’ではディスプレイ15a)に
より、受付情報に基づいて書込の終了予定を報知し、S
119に進む。具体的には、受付情報により特定される
選択された音楽データのデータ量(例えばXメガバイ
ト)及び記録メディアライタ17(キオスク端末10’
では記録メディアライタ17’)による書込能力(例え
ばYメガバイト/分)に基づいて、制御部12により書
込に要する所要時間(例えばX/Y分)を演算し、その
所要時間に基づいて、制御部12により終了予定(仕上
がり予定の時間又は時刻等)を演算し、タッチパネル式
ディスプレイ15(又はディスプレイ15a)により仕
上がり予定の時間又は時刻等の文字を表示すると共に、
図示しないスピーカにより仕上がり予定の時間又は時刻
等の音声を発して、書込の終了予定を報知する。なお、
発売前の音楽データが予約された場合においては、該音
楽データの発売後であって、該音楽データの書込が終了
して記録メディア7が仕上がる予定の日時等が報知され
る。
排出口13aから排出し、S120でプリンタ20によ
り印刷した確認用レシート6をレシート排出口20aか
ら排出し、S127に進む。このS119及びS120
で会員カード4及び確認用レシート6を受け取ったユー
ザーは、S118で書込の終了予定の報知を受けている
ので、書込の終了をその場で待つ必要はなく、仕上がり
予定の時刻まで食事や買い物等をすることができる。
4を受け付けていない(NO)と判断した場合、即ち会
員でないユーザーによる選択の場合には、S121で生
の引換カード5を引換カードストッカ14から取り出し
てカードリーダ13に装着し、S122でカードリーダ
13によりカードIDを読み取り、S123に進む。
連付けて受付情報をハードディスク16に記憶し、S1
24でカードリーダ13により終了予定(ここでは仕上
がり予定の日時)を引換カード5に記録すると共に、バ
ックアップを目的として受付情報を引換カード5に記録
し、S125に進む。
理を行い、タッチパネル式ディスプレイ15(キオスク
端末10’ではディスプレイ15a)により、受付情報
に基づいて書込の終了予定を報知し、S126で引換カ
ード5をカード挿入・排出口13aから排出し、S12
7に進む。このS126で引換カード5を受け取ったユ
ーザーは、S125で書込の終了予定の報知を受けてい
るので、書込の終了を待つ必要はなく、仕上がり予定の
時刻まで食事や買い物等をすることができる。
ータをハードディスク16から読み出し、S128で記
録メディアライタ17(キオスク端末10’では記録メ
ディアライタ17’)により音楽データを記録メディア
7に書き込み、書込の終了後に、S129で読出及び書
込の報告を音楽配信サーバ40に送信し、待機の後に、
S130で読出及び書込の記録完了の報告を音楽配信サ
ーバ40から受信し、S131に進む。この報告の結果
は、音楽配信サーバ40のハードディスク44に記憶さ
れ、後述する業者間決済の際に利用される。
れている受付情報と関連付けて書込済フラグを立て、S
132に進む。ここで、音楽データが書き込まれた記録
メディア7は、第一実施形態に係るキオスク端末10で
は、記録メディアライタ17から取り出されて、記録メ
ディアチェンジャ18により貯留され、第二実施形態に
係るキオスク端末10’では、記録メディアライタ1
7’にそのまま保持される。
であって終了予定後に所定時間を経過した場合(例えば
書込終了直後又は書込終了の一時間後等)に、制御部1
2により呼出信号を生成し、S133で呼出信号を店舗
管理装置30に送信し、「受付」工程が終了し、待機の
後、図10に示す「引換」工程に進む。ここで呼出信号
を受信した店舗管理装置30は、店内放送装置35によ
り店舗内に呼出放送を行い、ユーザーを呼び出して記録
メディア7の引換(受取)を促す。
間を経過した後(例えば前記呼出を数回繰り返してもユ
ーザーが記録メディア7を受取に来ない場合や、数日を
経過してもユーザーが記録メディア7を受取に来ない場
合)に、排出されていない記録メディア7を内部留保又
は強制排出する。
キオスク端末10(及び10’)の動作の一例を表すフ
ローチャートである。
1でカードリーダ13により、会員であるユーザーによ
る選択の場合には会員カード4を受け付け、又は会員で
ないユーザーによる選択の場合には引換カード5を受け
付け、S202に進む。
ードディスク16に記憶されている受付情報と関連付け
て書込済フラグが立てられているか否かの判断を行う。
このS202で書込済でない(NO)、即ち書込済フラ
グが立てられておらず書込中であると判断した場合に
は、S203で会員カード4又は引換カード5をカード
挿入・排出口13aから排出する。一方、S202で書
込済である(YES)、即ち書込済フラグが立てられて
いると判断した場合には、S204に進む。
否かの判断を行う。このS204で会員カード4を受け
付けた(YES)と判断した場合、即ち会員であるユー
ザーによる引換の場合には、S205でカードリーダ1
3により会員ID及び受付情報を読み取り、S206で
会員ID及び受付情報をハードディスク16に記憶され
ている受付情報と照合し、S209に進む。一方、S2
04で会員カード4を受け付けていない(NO)と判断
した場合、即ち引換カード5を受け付けており会員でな
いユーザーによる引換の場合には、S207でカードリ
ーダ13によりカードID及び受付情報を読み取り、S
208でカードID及び受付情報をハードディスク16
に記憶されている受付情報と照合し、S209に進む。
カード4又は引換カード5が正当であるか否か、即ち受
付情報が受け付けられたか否かの判断を行う。このS2
09で会員カード4又は引換カード5が正当である(Y
ES)、即ち受付情報が受け付けられたと判断した場合
には、S211に進む。一方、S209で会員カード4
又は引換カード5が正当でない(NO)、即ち受付情報
が受け付けられていないと判断した場合には、S210
で会員カード4又は引換カード5をカード挿入・排出口
13aから排出する。
る場合、即ち支払済の場合にはS211からS213に
進み、後払い方式である場合、即ち決済処理が済んでい
ない場合にはS211からS212の後述する「決済処
理」を経てS213に進む。
即ち会員カード4を受け付けているか否かの判断を行
う。このS213で会員カード4が有る(YES)、即
ち会員カード4を受け付けていると判断した場合には、
S214でカードリーダ13により受付情報を消去した
会員カード4をカード挿入・排出口13aから排出し、
S216に進む。一方、S213で会員カード4が無い
(NO)、即ち会員カード4を受け付けておらず引換カ
ード5を受け付けていると判断した場合には、S215
で引換カード5をキオスク端末10の内部に取り込み、
S216に進む。
録メディア7をメディア挿入・排出口17aから排出
(提供)し、S217に進む。ここで、記録メディア7
は、第一実施形態に係るキオスク端末10では、記録メ
ディアチェンジャ18から取り出されて記録メディアラ
イタ17から排出され、第二実施形態に係るキオスク端
末10’では、記録メディアライタ17’からそのまま
排出される。S217ではプリンタ20により印刷した
レシート9をレシート排出口20aから排出し、S21
8でエンドに至り、「引換」工程が終了する。
場合における「決済処理」に関するキオスク端末10の
動作の一例を表すフローチャートである。
図11に示すS300でスタートしてから、S301で
タッチパネル式ディスプレイ15により音楽データの対
価を表示し、S302で支払受付装置21の紙幣挿入口
22a及び硬貨挿入口22bにより現金22の挿入を受
け付け、S303に進む。
の現金22であるか否かの判断を行う。このS303で
正規の現金22でない(NO)と判断した場合には、S
304で紙幣を紙幣挿入口22aから排出し、又は硬貨
を釣銭排出口22cから排出する。一方、S303で正
規の現金22である(YES)と判断した場合には、S
305で計数機(図示外)により現金22の金額を計数
し、S306で収納箱(図示外)により現金22を収納
し、S307に進む。
金の金額が音楽データの対価以上であるか否かの判断を
行う。このS307で前記金額が前記対価以上でない
(NO)と判断した場合には、S302に戻って追加の
現金22の挿入を受け付ける。一方、S307で前記金
額が前記対価以上である(YES)と判断した場合に
は、S308で制御部12により音楽データの対価を計
数した現金の金額から減算し、S309に進む。
か否かの判断を行う。このS309で釣銭がある(YE
S)と判断した場合には、S310で釣銭の金額に相当
する現金22を釣銭排出口22cから排出し、S311
に進む。一方、S309で釣銭がない(NO)と判断し
た場合には、S311に進む。
データを店舗管理装置30に送信し、待機の後に、S3
12でそれらの記録完了の報告を店舗管理装置30から
受信し、S313に進む。この販売データ及び減算した
金額データは、店舗管理装置30の販売管理DB34に
記憶され、後述する業者間決済の際に利用される。
れている受付情報と関連付けて支払済フラグを立て、S
314でエンドに至り、「決済処理」が終了する。な
お、現金による支払及び決済処理の手順は、上記の手順
には限定されない。
23)によって支払う場合における「決済処理」に関す
るキオスク端末10’の動作の一例を表すフローチャー
トである。
0’は、図12に示すS400でスタートしてから、S
401でディスプレイ15aにより音楽データの対価を
表示し、S402で支払受付装置21’のICカード挿
入口23aによりICカード23の挿入を受け付け、S
403に進む。なお、ICカード23の受付は、ICカ
ード挿入口23aに挿入される態様には限られず、所定
の通信ケーブル等を介して接続される態様や、非接触で
受け付ける態様(例えばブルートゥースに対応したも
の)でも良い。
のICカード23であるか否かの判断を行う。このS4
03で正規のICカード23でない(NO)と判断した
場合には、S404でICカード23をICカード挿入
口23aから排出する。一方、S403で正規のICカ
ード23である(YES)と判断した場合には、S40
5で読取書込機(図示外)によりICカード23に記録
されている電子マネーの金額を読み取り、S406に進
む。
電子マネーの金額が音楽データの対価以上であるか否か
の判断を行う。このS406で前記金額が前記対価以上
でない(NO)と判断した場合には、S402に戻って
追加のICカード23の挿入を受け付けるか、又はIC
カード23をICカード挿入口23aから排出して別の
ICカード23の挿入を受け付ける。一方、S406で
前記金額が前記対価以上である(YES)と判断した場
合には、S407で制御部12により音楽データの対価
を読み取った電子マネーの金額から減算し、S408で
読取書込機(図示外)により減算後の残金額をICカー
ド23に書き込み、S409に進む。
データを店舗管理装置30に送信し、待機の後に、S4
10でそれらの記録完了の報告を店舗管理装置30から
受信し、S411に進む。この販売データ及び減算した
金額データは、店舗管理装置30の販売管理DB34に
記憶され、後述する業者間決済の際に利用される。S4
11では減算した金額データを電子マネー管理会社51
に送信し、待機の後に、S412でその記録完了の報告
を電子マネー管理会社51から受信し、S413に進
む。この減算した金額データは、電子マネー管理会社5
1において記憶され、後述する業者間決済の際に利用さ
れる。
挿入口23aから排出し、S414でハードディスク1
6に記憶されている受付情報と関連付けて支払済フラグ
を立て、S415でエンドに至り、「決済処理」が終了
する。なお、電子マネーによる支払及び決済処理の手順
は、上記の手順には限定されない。
ド24)によって支払う場合における「決済処理」に関
するキオスク端末10’の動作の一例を表すフローチャ
ートである。
0’は、図13に示すS500でスタートしてから、S
501でディスプレイ15aにより音楽データの対価を
表示し、S502で支払受付装置21’のプリペイドカ
ード挿入口24aによりプリペイドカード24の挿入を
受け付け、S503に進む。なお、プリペイドカード2
4の受付は、プリペイドカード挿入口24aに挿入され
る態様には限られず、所定の通信ケーブル等を介して接
続される態様や、非接触で受け付ける態様(例えばブル
ートゥースに対応したもの)でも良い。
のプリペイドカード24であるか否かの判断を行う。こ
のS503で正規のプリペイドカード24でない(N
O)と判断した場合には、S504でプリペイドカード
24をプリペイドカード挿入口24aから排出する。一
方、S503で正規のプリペイドカード24である(Y
ES)と判断した場合には、S505で読取書込機(図
示外)によりプリペイドカード24に記録されている前
払金の金額を読み取り、S506に進む。
前払金の金額が音楽データの対価以上であるか否かの判
断を行う。このS506で前記金額が前記対価以上でな
い(NO)と判断した場合には、S502に戻って追加
のプリペイドカード24の挿入を受け付けるか、又はプ
リペイドカード24をプリペイドカード挿入口24aか
ら排出して別のプリペイドカードの挿入を受け付ける。
一方、S506で前記金額が前記対価以上である(YE
S)と判断した場合には、S507で制御部12により
音楽データの対価を読み取った前払金の金額から減算
し、S508で読取書込機(図示外)により減算後の残
金額をプリペイドカード24に書き込み、S509に進
む。
データを店舗管理装置30に送信し、待機の後に、S5
10でそれらの記録完了の報告を店舗管理装置30から
受信し、S511に進む。この販売データ及び減算した
金額データは、店舗管理装置30の販売管理DB34に
記憶され、後述する業者間決済の際に利用される。S5
11では減算した金額データをプリペイドカード会社5
2に送信し、待機の後に、S512でその記録完了の報
告をプリペイドカード会社52から受信し、S513に
進む。この減算した金額データは、プリペイドカード会
社52において記憶され、後述する業者間決済の際に利
用される。
ペイドカード挿入口24aから排出し、S514でハー
ドディスク16に記憶されている受付情報と関連付けて
支払済フラグを立て、S515でエンドに至り、「決済
処理」が終了する。なお、前払金による支払及び決済処
理の手順は、上記の手順には限定されない。
ド25)又は信用(クレジットカード26)によって支
払う場合における「決済処理」に関するキオスク端末1
0’の動作の一例を表すフローチャートである。
0’は、図14に示すS600でスタートしてから、S
601でディスプレイ15aにより音楽データの対価を
表示し、S602で支払受付装置21’のカード挿入口
25aによりキャッシュカード25又はクレジットカー
ド26の挿入を受け付け、S603に進む。なお、キャ
ッシュカード25又はクレジットカード26の受付は、
カード挿入口25aに挿入される態様には限られず、所
定の通信ケーブル等を介して接続される態様や、非接触
で受け付ける態様(例えばブルートゥースに対応したも
の)でも良い。
ッシュカード25又はクレジットカード26に記録され
た記録情報を読み取り、S604でキーボード15bに
より暗証番号の入力を受け付け、S605に進む。
号,及びc)音楽データの対価を銀行53又はクレジッ
トカード会社54に送信し、待機の後に、S606に進
む。これらを受信した銀行53又はクレジットカード会
社54は、記録情報及び暗証番号の照会を行うと共に、
ユーザーの口座を特定し、正規のカードであるか否か,
又は銀行53の口座にある残高が不足しているか否か若
しくはクレジットカード会社54の口座の使用限度を超
過しているか否かの判断が行う。
不足の場合,若しくは使用限度超過である場合(信用が
与えられない場合)には、その旨の信号をキオスク端末
10’に送信する。一方、正規のカードであり、かつ残
高不足でない場合,若しくは使用限度超過でない場合
(信用が与えられる場合)には、音楽データの対価を銀
行53のユーザーの口座にある預貯金から引き落とし、
又は音楽データの対価をクレジットカード会社54のユ
ーザーの口座の使用限度の金額から減算し、減算された
金額データをキオスク端末10’に送信する。
信号,b)残高不足若しくは使用限度超過である旨の信
号,又はc)減算した金額データのいずれかを受信し、
S607で制御部12により減算した金額データを受信
したか否かの判断を行う。このS607で減算した金額
データを受信していない(NO)、即ちa)又はb)の
信号を受信したと判断した場合には、S608でキャッ
シュカード25又はクレジットカード26をカード挿入
口25aから排出する。一方、S607で減算した金額
データを受信した(YES)と判断した場合には、S6
09に進む。
データを店舗管理装置30に送信し、待機の後に、S6
10でそれらの記録完了の報告を店舗管理装置30から
受信し、S611に進む。この販売データ及び減算した
金額データは、店舗管理装置30の販売管理DB34に
記憶され、後述する業者間決済の際に利用される。
レジットカード26をカード挿入口25aから排出し、
S612でハードディスク16に記憶されている受付情
報と関連付けて支払済フラグを立て、S613でエンド
に至り、「決済処理」が終了する。ここでクレジットカ
ード26を用いて支払われた音楽データの対価は、事後
的に銀行53のユーザーの口座にある預貯金から引き落
とされる。なお、預貯金又は信用による支払及び決済処
理の手順は、上記の手順には限定されない。
な手順で業者間決済(店舗と音楽配信サーバ40との間
の決済,及び店舗と各機関51,52,53,54との
間の決済)が行われる。まず音楽配信サーバ40は、ハ
ードディスク44に記憶されている読出及び書込の報告
の結果に基づいて、音楽データの対価の支払を店舗に要
求する。次に支払を要求された店舗は、販売管理DB3
4に記憶されている販売データ及び減算された金額デー
タに基づいて確認を行い、音楽データの対価を音楽配信
サーバ40に支払う。
れている減算された金額データに基づいて、音楽データ
の対価の支払を各機関に要求する。次に支払を要求され
た各機関は、各機関において記憶されている減算された
金額データに基づいて確認を行い、音楽データの対価を
店舗に支払う。なお、音楽データの対価が現金により支
払われている場合には、店舗の手元に現金があるため、
各機関への支払の要求及び各機関からの支払は行われな
い。
されず、例えば店舗と各機関との間の決済を先に行い店
舗と音楽配信サーバ40との間の決済を後に行っても良
く、また音楽配信サーバ40と各機関との間で直接的な
決済を行っても良く、さらに店舗,音楽配信サーバ4
0,及び各機関の間に決済会社が介在する間接的な決済
を行っても良い。なお決済は、この例のような事後的な
決済以外に、オンラインによるリアルタイムの決済でも
良い。また決済においては、適宜の手数料の徴収が行わ
れても良い。
ら見たキオスク端末10(及び10’)の動作を説明す
る。なお、以下においては、後払い方式のパターンにつ
いて説明を行う。また、キオスク端末10(及び1
0’)を操作する操作者がユーザーである場合を例に説
明を行うが、操作者は例えば店舗の店員であっても良
い。
関する後払い方式のキオスク端末10(及び10’)の
画面表示の一例を表す正面図である。
すD701でタッチパネル式ディスプレイ15により
「受付」「引換」の文字と共に、ユーザーの興味を引く
ような今月の新譜のリスト8やプロモーションビデオ等
が表示されており、ユーザーが「受付」の部位に触れる
と、キオスク端末10ではD702に進み、キオスク端
末10’ではD703に進む。なお、キオスク端末1
0’においては、以下に示す必要事項の表示はディスプ
レイ15aにより行われ、必要事項の入力はキーボード
15bにより行われる。
付)を指示する文字が表示され、ユーザーが記録メディ
ア7(ここではMD)を所定のメディア挿入・排出口1
7aに挿入すると、D704に進む。一方、D703で
は指定の又は空いている記録メディアライタ17’(こ
こでは指定された○番)への記録メディア7の挿入(受
付)を指示する文字が表示され、ユーザーが記録メディ
ア7(ここではMD)を指定のメディア挿入・排出口1
7aに挿入すると、D704に進む。
タの選択方法を問う文字が表示される。このD704で
ユーザーが「今月の新譜から選択」の部位に触れると、
D706に進む。一方、D704でユーザーが「曲名か
ら選択」又は「歌手名から選択」の部位に触れると、D
705で希望の曲又は歌手の頭文字を問う文字が表示さ
れ、ユーザーが「五十音キー」の適宜の部位に触れて頭
文字を入力すると、D706に進む。
希望の音楽データ(曲)の選択(予約)を指示する文字
が表示される。このリスト8には、図6(a)にも示す
ように、発売の予定,試聴の可否,曲名,歌手名,音楽
データの対価である料金,及び記録メディア7に書き込
むのに必要な容量が、選択可能な曲毎に表示されてい
る。
要容量が空き容量以下となるように考慮しながら、リス
ト8上の適宜の部位に触れて(又はキーボード15bを
操作して)単数又は複数の希望の曲を選択し、「決定」
の部位に触れると、D707に進む。なお、このD70
6で、発売予定日が「□月□日」と表示された曲を選択
すると、ユーザーは発売前のその曲を予約することがで
きる。また、希望の曲を選択し、かつ「試聴」の部位に
触れると、ヘッドフォン19を装着したユーザーはその
曲を試聴することができる。
の曲名及び歌手名と共に、ユーザーに選択の正否を確認
する文字が表示され、ユーザーが「はい」の部位に触
れ、選択が正当である旨を回答すると、必要容量が空き
容量以下であるか否かの判断が行われる。このD707
でそれがNOと判断される場合には、D708でその旨
が表示されると共に、記録メディア7がメディア挿入・
排出口17aから排出される。一方、D707でそれが
YESと判断される場合には、D709に進む。なお、
D707でユーザーが「いいえ」の部位に触れ、選択が
正当でない旨を回答すると、D706(又はD704)
の選択画面に戻る。
か否かを問う文字が表示される。このD709でユーザ
ーが「はい」の部位に触れ、会員カード4を所有してい
る旨を回答すると、D710で会員カード4の挿入(受
付)を指示する文字と共に、暗証番号の入力(受付)を
指示する文字が表示され、ユーザーが「テンキー」の適
宜の部位に触れて暗証番号を入力すると、暗証番号が
「****」のように伏せ字で表示され、ユーザーが
「確認」の部位に触れると、正規の会員カード4である
か否かの判断が行われる。
と判断される場合には、D711でその旨が表示される
と共に、会員カード4がカード挿入・排出口13aから
排出される。一方、D710で正規の会員カード4であ
ると判断される場合には、D712で会員カード4及び
確認用レシート6の取出を指示する文字,及び書込の終
了予定(仕上がり予定)の時刻を報知する文字が表示さ
れ、ユーザーが会員カード4をカード挿入・排出口13
aから取り出すと共に、確認用レシート6をレシート排
出口20aから取り出すと、D714で受取の期限を示
す文字が表示され、「受付」工程が終了する。
部位に触れ、会員カード4を所有していない旨を回答す
ると、D713で引換カード5の取出を指示する文字,
及び書込の終了予定(ここでは仕上がり予定の時刻)を
報知する文字が表示され、ユーザーが引換カード5をカ
ード挿入・排出口13aから取り出すと、D714で受
取の期限を示す文字が表示され、「受付」工程が終了す
る。
6,又は引換カード5を受け取ったユーザーは、D71
2又はD713で書込の終了予定の報知を受けているの
で、書込の終了をその場で待つ必要はなく、仕上がり予
定の時刻まで食事や買い物等をすることができる。
関する後払い方式のキオスク端末10(及び10’)の
画面表示の一例を表す正面図である。
すD801(図15に示すD701と同様)でユーザー
が「引換」の部位に触れると、D802に進む。なお、
キオスク端末10’においては、以下に示す必要事項の
表示はディスプレイ15aにより行われ、必要事項の入
力はキーボード15bにより行われる。
5の挿入(受付)を指示する文字が表示され、ユーザー
が会員カード4又は引換カード5をカード挿入・排出口
13aに挿入すると、書込が終了しているか否か(即ち
受付情報と関連付けて書込済フラグが立てられているか
否か),及び会員カード4又は引換カード5が正当であ
るか否か(即ち受付情報が受け付けられているか否か)
の判断が行われる。
は会員カード4又は引換カード5が正当でないと判断さ
れる場合には、D803でその旨が表示されると共に、
会員カード4又は引換カード5がカード挿入・排出口1
3aから排出される。一方、D803で書込が終了して
おり、かつ会員カード4又は引換カード5が正当である
と判断される場合には、D804に進む。
名と共に、ユーザーに選択の正否を確認する文字が表示
され、ユーザーが「はい」の部位に触れ、選択が正当で
ある旨を回答すると、キオスク端末10ではD805に
進んで現金22による対価の支払が行われ、キオスク端
末10’ではD806に進んで電子マネー(ICカード
23),前払金(プリペイドカード24),預貯金(キ
ャッシュカード25),又は信用(クレジットカード2
6)による対価の支払が行われて、決済処理が行われ
る。
金22の挿入(受付)を指示する文字が表示され、ユー
ザーが現金22を紙幣挿入口22a及び硬貨挿入口22
bに挿入すると、図18に移り、D813で音楽データ
の対価が減算されると共に(挿入金額−料金=釣銭)、
釣銭の取出を指示する文字が表示され、ユーザーが釣銭
を釣銭排出口22cから取り出すと、図19に進む。
対価と共に、対価の支払方法を問う文字が表示され、ユ
ーザーが「a)ICカード(電子マネー)」又は「b)
プリペイドカード」の部位に触れるとD807に進み、
「c)キャッシュカード」又は「d)クレジットカー
ド」の部位に触れるとD810に進む。ここでユーザー
は、表示される音楽データの対価を見て、例えば低額の
場合にはa)又はb)の方法によって支払い、高額の場
合にはc)又はd)の方法によって支払うというよう
に、対価の高低を考慮して支払方法を選択することがで
きる。
3又はプリペイドカード24の挿入(受付)を指示する
文字が表示され、ユーザーがICカード23をICカー
ド挿入口23aに挿入するか、又はプリペイドカード2
4をプリペイドカード挿入口24aに挿入すると、正規
のICカード23又はプリペイドカード24であるか否
か,及び電子マネーの金額又は前払金の金額が音楽デー
タの対価以上であるか否かの判断が行われる。
プリペイドカード24でない、又は前記金額が前記対価
以上でない(即ち残高不足である)と判断される場合に
は、D808でその旨が表示されると共に、ICカード
23がICカード挿入口23aから排出され、又はプリ
ペイドカード24がプリペイドカード挿入口24aから
排出される。一方、D807で正規のICカード23又
はプリペイドカード24であり、かつ前記金額が前記対
価以上であると判断される場合には、D809で音楽デ
ータの対価が減算され(残高−料金=残金)、D814
でICカード23又はプリペイドカード24の取出を指
示する文字が表示され、ユーザーがICカード23をI
Cカード挿入口23aから取り出し、又はプリペイドカ
ード24をプリペイドカード挿入口24aから取り出す
と、図19に進む。
又はクレジットカード26の挿入(受付)を指示する文
字と共に、暗証番号の入力(受付)を指示する文字が表
示され、ユーザーがキャッシュカード25又はクレジッ
トカード26をカード挿入口25aに挿入し、キーボー
ド15bの「テンキー」の適宜の部位に触れて暗証番号
を入力すると、暗証番号が「****」のように伏せ字
で表示され、ユーザーが「確認」の部位に触れると、正
規のキャッシュカード25又はクレジットカード26で
あるか否か,及びユーザーの口座の預貯金の金額又は使
用限度が音楽データの対価以上であるか否かの判断が行
われる。
5又はクレジットカード26でない、又は前記金額・使
用限度が前記対価以上でない(即ち残高不足又は使用限
度超過である)と判断される場合には、D811でその
旨が表示されると共に、キャッシュカード25又はクレ
ジットカード26がカード挿入口25aから排出され
る。一方、D810で正規のキャッシュカード25又は
クレジットカード26であり、かつ前記金額・使用限度
が前記対価以上であると判断される場合には、D812
で音楽データの対価が減算され(残高−料金=残金)、
D814でキャッシュカード25又はクレジットカード
26の取出を指示する文字が表示され、ユーザーがキャ
ッシュカード25又はクレジットカード26をカード挿
入口25aから取り出すと、図19に進む。
に移り、会員カード4が受け付けられており会員カード
4が有る場合には、D815で会員カード4の取出を指
示する文字が表示され、会員カード4をカード挿入・排
出口13aから取り出すと、キオスク端末10ではD8
16に進み、キオスク端末10’ではD817に進む。
一方、引換カード5が受け付けられており会員カード4
が無い場合には、キオスク端末10ではD816に進
み、キオスク端末10’ではD817に進む。
の空き容量と共に、所定の記録メディアライタ17から
記録メディア7の取出を指示する文字が表示され、ユー
ザーが記録メディア7(ここではMD)をメディア挿入
・排出口17aから取り出すと、D818に進む。一
方、D817でも書込終了後の記録メディア7の空き容
量と共に、所定の記録メディアライタ17’(ここでは
○番)から記録メディア7の取出を指示する文字が表示
され、ユーザーが記録メディア7(ここではMD)をメ
ディア挿入・排出口17aから取り出すと、D818に
進む。D818では発行や支払に関する情報の他に音楽
データに関連する情報を記録した前記レシート9の取出
を指示する文字が表示され、ユーザーがレシート9をレ
シート排出口20aから取り出すと、「引換」工程が終
了する。
よれば、例えば複数の音楽データを選択してオリジナル
のMDを作成する場合や、長篇の映画を選択する場合、
あるいは前記「その都度配信」方式で配信された音楽デ
ータをハードディスク16に記憶せずに記録メディア7
に直接書き込む場合等において、それらを記録メディア
7に書き込むためにはある程度の待ち時間が必要とされ
るところ、その待ち時間を利用して、例えばファミリー
レストラン等で食事をしたり、コンビニエンスストア等
で買い物をしたりできるため、書込に要する待ち時間を
有効に活用でき、ユーザー及び店舗の双方にとってメリ
ットが大きい。
後に、本発明に係るデジタル情報提供装置の変形例につ
いて説明する。
から配信されるものには限られず、あたかもディスクチ
ェンジ式のカラオケ装置のように、記憶媒体(例えば読
出専用デジタル多用途ディスク(DVD−ROM)等)
に予め記憶され、キオスク端末10,10’に取り付け
られた記憶媒体から読み出されることにより提供され、
記憶媒体を取り替えることにより、音楽データの内容が
更新されるものでも良い。即ち、音楽データは、必ずし
も音楽配信サーバ40から配信されるものには限られな
い。
スプレイ15(ディスプレイ15a)に表示されるリス
ト8から選択されるものには限られず、あたかもカラオ
ケボックスにおける選曲のように、予め配布される歌本
に記載されたコード番号を入力することにより選択され
るものでも良い。
供されるものには限られず、例えば店舗と音楽配信サー
バ40とのタイアップにより,又は宣伝を目的として無
料で提供されるものでも良い。この場合には、前記音楽
データの対価はゼロとして計算される。
ジタル情報提供装置が、「選択受付」「記憶処理」「報
知」「書込」「受付情報受付」「提供」の各処理を行う
ので、選択されたデジタル情報(即ちデジタルコンテン
ツ)をユーザー(例えば顧客等)に提供(主として販
売)するにあたり、該デジタル情報を所定の記録メディ
アに書き込むために必要とされる待ち時間を利用して、
ユーザーが食事や買い物等を行うことができ、該待ち時
間を有効に活用できるようなデジタル情報提供装置を提
供することができる。
タル情報提供装置が、選択受付手段,記憶処理手段,受
付情報受付手段,記録メディア書込手段,及び報知手段
の各手段を備えるので、選択されたデジタル情報(即ち
デジタルコンテンツ)をユーザー(例えば顧客等)に提
供(主として販売)するにあたり、該デジタル情報を所
定の記録メディアに書き込むために必要とされる待ち時
間を利用して、ユーザーが食事や買い物等を行うことが
でき、該待ち時間を有効に活用できるようなデジタル情
報提供装置を提供することができる。
ば、ユーザーが、例えば食事や買い物の途中等の手すき
の時間を見計らってデジタル情報を選択しておき、その
後に仕上がり予定の時間,時刻,又は日時等の終了予定
の報知に基づいて、食事や買い物の終了後等の好みの時
間を見計らってデジタル情報が書き込まれた記録メディ
アの引換を行うことにより、デジタル情報の書込が終了
した記録メディアを直ちに受け取ることができ、またデ
ジタル情報の書込に要する待ち時間を利用して食事や買
い物等を行えるという効果を奏する。
項2に係る発明の効果に加えて、選択受付手段が表示手
段を有するので、選択可能なデジタル情報のリストを見
ながら、デジタル情報を容易に選択することができると
いう効果を奏する。
項2又は3に係る発明の効果に加えて、デジタル情報提
供装置が記録媒体発行手段を備え、受付情報記憶手段が
受付特定用記録媒体に記録された受付特定情報を受付情
報として記憶するための処理を行い、受付情報受付手段
が該受付特定情報を読み取ることにより受付情報が受け
付けられるので、例えば会員でないユーザーに対して受
付情報を容易に特定できる手段を付与することができ、
会員でなくとも利用可能なデジタル情報提供装置を構成
できるという効果を奏する。
項2〜4のいずれか1つに係る発明の効果に加えて、デ
ジタル情報提供装置が複数の記録メディア書込手段を備
えるので、デジタル情報を複数の記録メディアに書込で
きる。従って、複数の記録メディアを受け付けた場合に
も書込待ちが生じないので、書込を効率良く行えるとい
う効果を奏する。
項2〜5のいずれか1つに係る発明の効果に加えて、デ
ジタル情報提供装置が記録メディア貯留手段を備えるの
で、複数の記録メディアを貯留できる。従って、記録メ
ディアを貯留して次なる記録メディアを受け付けること
ができるので、書込を効率良く行えるという効果を奏す
る。
項2〜6のいずれか1つに係る発明の効果に加えて、デ
ジタル情報提供装置が複数種類の記録メディア書込手段
を備えるので、様々な種類の記録メディアの受付,及び
該記録メディアへのデジタル情報の書込ができるという
効果を奏する。
項1〜7のいずれか1つに係る発明の効果に加えて、デ
ジタル情報提供装置が呼出手段と接続されているので、
書込の終了後であって終了予定後に所定時間を経過した
場合に、ユーザーを呼び出しできる。従って、記録メデ
ィアの引換を促すことができるので、ユーザーにとって
便利であると共に、記録メディアの滞留を防止できるの
で、デジタル情報提供装置の稼働率を上げることができ
るという効果を奏する。
項1〜8のいずれか1つに係る発明の効果に加えて、記
録メディアが内部留保又は強制排出されるので、書込の
終了後であって終了予定後に所定時間を経過した場合
に、排出されていない記録メディアを処分できる。従っ
て、記録メディアの滞留を防止できるので、デジタル情
報提供装置の稼働率を上げることができるという効果を
奏する。
求項1〜9のいずれか1つに係る発明の効果に加えて、
デジタル情報提供装置が、受付情報を受け付けた後であ
って記録メディアを提供する前に、デジタル情報の対価
を決済するための処理を行うので、デジタル情報の引換
の際に決済処理が行われる後払い方式のデジタル情報提
供装置を提供することができるという効果を奏する。
求項1〜9のいずれか1つに係る発明の効果に加えて、
デジタル情報提供装置が、選択の受付後であって受付情
報を受け付ける前に、デジタル情報の対価を決済するた
めの処理を行うので、デジタル情報の選択の受付の際に
決済処理が行われる先払い方式のデジタル情報提供装置
を提供することができるという効果を奏する。
求項10又は11に係る発明の効果に加えて、デジタル
情報の対価が、ユーザーが所有している現金によって支
払可能であるので、通常の買い物と同様の方法によって
対価の支払ができるという効果を奏する。
求項10又は11に係る発明の効果に加えて、デジタル
情報の対価が、ユーザーが所有している有価価値の大き
さを特定可能な情報が記録された記録媒体の記録情報を
読み取ることにより特定される該有価価値の大きさ(例
えば電子マネー,前払金,又は預貯金等)によって支払
可能であるので、現金を所持していなくても多様な方法
によって対価の支払ができるという効果を奏する。
求項1〜13のいずれか1つに係る発明の効果に加え
て、選択可能なデジタル情報として発売前のデジタル情
報も含むので、ユーザーにとって便利であると共に、ユ
ーザーが受付と引換の少なくとも二回に亘って来店し、
食事や買い物等をする機会が増えるため、デジタル情報
提供装置を設置する店舗にとっても有利であるという効
果を奏する。
求項1〜14のいずれか1つに係る発明の効果に加え
て、デジタル情報が事前配信されるので、その都度デジ
タル情報の配信を受ける必要がなく、通信費の削減や、
デジタル情報の迅速なダウンロードを図ることができる
という効果を奏する。
求項1〜14のいずれか1つに係る発明の効果に加え
て、デジタル情報がその都度配信されるので、最新のデ
ジタル情報(例えば報道記事や報道写真等)を提供でき
るという効果を奏する。
求項1〜16のいずれか1つに係る発明の効果に加え
て、デジタル情報が、デジタル音楽情報,デジタル文字
情報,及びデジタル画像情報から選択される一種以上か
らなる情報であるので、様々な場面に応じて、多様なデ
ジタル情報を提供することができるという効果を奏す
る。
求項17に係る発明の効果に加えて、デジタル情報提供
装置が試聴手段を備えるので、デジタル情報がデジタル
音楽情報を含む場合に、ユーザーがそのデジタル音楽情
報の内容を確かめることができるという効果を奏する。
求項1〜18のいずれか1つに係る発明の効果に加え
て、デジタル情報提供装置が発行手段を備えるので、歌
詞やジャケット写真等の選択されたデジタル情報に関連
する情報を、例えばレシートに印刷し、あるいはデジタ
ルデータとして記録メディアに記録して提供できるとい
う効果を奏する。
請求項1〜19のいずれか1つに係る発明の効果に加え
て、終了予定の報知が、ユーザーが目視可能なように所
定の記録媒体(例えば引換カードや確認用レシート等)
に記録されることにより行われるので、ユーザーが仕上
がり予定の日時等を容易に確認することができるという
効果を奏する。
施形態を表す機能ブロック図である。
施形態を表す斜視図である。
施形態を表す機能ブロック図である。
第二実施形態を表す斜視図であり、図4(b)は、記録
メディアライタの一例を表す正面図である。
であり、図5(b)は、引換カードの一例を表す正面図
であり、図5(c)は、確認用レシートの一例を表す正
面図である。
す正面図であり、図6(b)は、レシートの一例を表す
正面図である。
ンを表すフローチャートである。
ル情報提供装置の動作の一例を表すフローチャートであ
る。
ジタル情報提供装置の動作の一例を表すフローチャート
である。
おける「決済処理」に関するデジタル情報提供装置の動
作の一例を表すフローチャートである。
によって支払う場合における「決済処理」に関するデジ
タル情報提供装置の動作の一例を表すフローチャートで
ある。
ド)によって支払う場合における「決済処理」に関する
デジタル情報提供装置の動作の一例を表すフローチャー
トである。
ド)又は信用(クレジットカード)によって支払う場合
における「決済処理」に関するデジタル情報提供装置の
動作の一例を表すフローチャートである。
払い方式のデジタル情報提供装置の画面表示の一例を表
す正面図である。
払い方式のデジタル情報提供装置の画面表示の一例を表
す正面図である。
Claims (20)
- 【請求項1】選択されたデジタル情報をユーザーに提供
するための処理を行う装置であって、 前記デジタル情報の選択を受け付け、該選択の受付後
に、該受付を特定可能な受付情報を記憶するための処理
を行うと共に、該デジタル情報の書込の終了予定を報知
して、該デジタル情報を所定の記録メディアに書き込
み、 前記受付情報を受け付けた後に、前記デジタル情報が書
き込まれた前記記録メディアを提供することを特徴とす
るデジタル情報提供装置。 - 【請求項2】選択されたデジタル情報をユーザーに提供
するための処理を行う装置であって、 前記デジタル情報の選択を受け付ける選択受付手段と、 該受付を特定可能な受付情報を記憶するための処理を行
う受付情報記憶手段と、 前記選択されたデジタル情報の書込の終了予定を報知す
る報知手段と、 該デジタル情報を書き込むための所定の記録メディアを
受け付け、該デジタル情報を該記録メディアに書き込む
記録メディア書込手段と、 該デジタル情報の対価の支払を受け付ける支払受付手段
と、 前記受付情報を受け付ける受付情報受付手段と、 を備えることを特徴とするデジタル情報提供装置。 - 【請求項3】請求項2に記載したデジタル情報提供装置
であって、 前記選択受付手段は、選択可能な前記デジタル情報のリ
ストを表示する表示手段を有することを特徴とするデジ
タル情報提供装置。 - 【請求項4】請求項2又は3に記載したデジタル情報提
供装置であって、 前記デジタル情報の選択の受付を特定可能な受付特定情
報が記録された受付特定用記録媒体を発行する記録媒体
発行手段を備え、 前記受付情報記憶手段は、前記受付情報として、前記受
付特定情報を記憶するための処理を行い、 前記受付情報受付手段は、前記受付特定用記録媒体の前
記受付特定情報を読取可能であることを特徴とするデジ
タル情報提供装置。 - 【請求項5】請求項2〜4のいずれか1つに記載したデ
ジタル情報提供装置であって、 前記選択されたデジタル情報を複数の前記記録メディア
に書込可能な複数の前記記録メディア書込手段を備える
ことを特徴とするデジタル情報提供装置。 - 【請求項6】請求項2〜5のいずれか1つに記載したデ
ジタル情報提供装置であって、 複数の前記記録メディアを貯留可能な記録メディア貯留
手段を備えることを特徴とするデジタル情報提供装置。 - 【請求項7】請求項2〜6のいずれか1つに記載したデ
ジタル情報提供装置であって、 前記記録メディアの種類に応じた複数種類の前記記録メ
ディア書込手段を備えることを特徴とするデジタル情報
提供装置。 - 【請求項8】請求項1〜7のいずれか1つに記載したデ
ジタル情報提供装置であって、 該デジタル情報提供装置は、前記ユーザーを呼出可能な
呼出手段と接続され、 前記書込の終了後であって前記終了予定後に所定時間を
経過した場合に、前記ユーザーの呼出を行うための信号
を前記呼出手段に送信することを特徴とするデジタル情
報提供装置。 - 【請求項9】請求項1〜8のいずれか1つに記載したデ
ジタル情報提供装置であって、 前記書込の終了後であって前記終了予定後に所定時間を
経過した場合に、排出されていない前記記録メディアを
内部留保又は強制排出することを特徴とするデジタル情
報提供装置。 - 【請求項10】請求項1〜9のいずれか1つに記載した
デジタル情報提供装置であって、 前記受付情報を受け付けた後であって前記記録メディア
を提供する前に、前記デジタル情報の対価を決済するた
めの処理を行うことを特徴とするデジタル情報提供装
置。 - 【請求項11】請求項1〜9のいずれか1つに記載した
デジタル情報提供装置であって、 前記選択の受付後であって前記受付情報を受け付ける前
に、前記デジタル情報の対価を決済するための処理を行
うことを特徴とするデジタル情報提供装置。 - 【請求項12】請求項10又は11に記載したデジタル
情報提供装置であって、 前記対価は、前記ユーザーが所有している現金によって
支払可能であることを特徴とするデジタル情報提供装
置。 - 【請求項13】請求項10又は11に記載したデジタル
情報提供装置であって、 前記対価は、前記ユーザーが所有している有価価値の大
きさを特定可能な情報が記録された記録媒体の記録情報
を読み取ることにより特定される該有価価値の大きさに
よって支払可能であることを特徴とするデジタル情報提
供装置。 - 【請求項14】請求項1〜13のいずれか1つに記載し
たデジタル情報提供装置であって、 前記選択可能なデジタル情報として、発売前のデジタル
情報も含むことを特徴とするデジタル情報提供装置。 - 【請求項15】請求項1〜14のいずれか1つに記載し
たデジタル情報提供装置であって、 該デジタル情報提供装置は、デジタル情報配信手段と通
信可能に接続され、 前記デジタル情報が選択される前に、予め前記デジタル
情報配信手段から該デジタル情報の配信を受け、該デジ
タル情報を記憶するデジタル情報記憶手段を備え、 前記デジタル情報が選択された後に、前記デジタル情報
記憶手段から該デジタル情報を読み出すことを特徴とす
るデジタル情報提供装置。 - 【請求項16】請求項1〜14のいずれか1つに記載し
たデジタル情報提供装置であって、 該デジタル情報提供装置は、デジタル情報配信手段と通
信可能に接続され、 前記デジタル情報が選択された後に、その都度、選択さ
れた該デジタル情報の配信を要求する信号を前記デジタ
ル情報配信手段に送信し、該信号に基づいて該デジタル
情報配信手段から配信される該デジタル情報を受信する
ことを特徴とするデジタル情報提供装置。 - 【請求項17】請求項1〜16のいずれか1つに記載し
たデジタル情報提供装置であって、 前記デジタル情報は、デジタル音楽情報,デジタル文字
情報,及びデジタル画像情報から選択される一種以上か
らなる情報であることを特徴とするデジタル情報提供装
置。 - 【請求項18】請求項17に記載したデジタル情報提供
装置であって、 前記デジタル情報が前記デジタル音楽情報を含む場合
に、該デジタル音楽情報を再生して試聴するための試聴
手段を備えることを特徴とするデジタル情報提供装置。 - 【請求項19】請求項1〜18のいずれか1つに記載し
たデジタル情報提供装置であって、 前記選択されたデジタル情報に関連する情報を記録して
発行する発行手段を備えることを特徴とするデジタル情
報提供装置。 - 【請求項20】請求項1〜19のいずれか1つに記載し
たデジタル情報提供装置であって、 前記終了予定の報知は、前記ユーザーが目視可能なよう
に所定の記録媒体に記録されることにより行われること
を特徴とするデジタル情報提供装置。
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